JP2009015704A - 駐車装置の保守点検システム - Google Patents
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Abstract
【課題】点検項目に対する点検漏れや点検結果の判定の記載ミスを防止でき、報告書作成時間の短縮並びに報告書の見栄え向上を図ることができ、点検結果の集計や傾向の分析を容易に行い得ると共に、執務場所の省スペース化を図り得る駐車装置の保守点検システムを提供する。
【解決手段】サービスセンターのコンピュータ11と、駐車装置12が設置されている現場に持参可能な携帯情報端末13と、点検報告書を印刷可能なモバイルプリンタ14とを有し、コンピュータ11においてデータ管理を行い、コンピュータ11から携帯情報端末13に点検内容をダウンロードし、携帯情報端末13を現場に持参し、その表示に従って点検を行いつつ点検結果を入力し、モバイルプリンタ14で点検報告書を印刷し、点検終了後、携帯情報端末13から点検結果をコンピュータ11にアップロードし、電子データとして保存する。
【選択図】図1
【解決手段】サービスセンターのコンピュータ11と、駐車装置12が設置されている現場に持参可能な携帯情報端末13と、点検報告書を印刷可能なモバイルプリンタ14とを有し、コンピュータ11においてデータ管理を行い、コンピュータ11から携帯情報端末13に点検内容をダウンロードし、携帯情報端末13を現場に持参し、その表示に従って点検を行いつつ点検結果を入力し、モバイルプリンタ14で点検報告書を印刷し、点検終了後、携帯情報端末13から点検結果をコンピュータ11にアップロードし、電子データとして保存する。
【選択図】図1
Description
本発明は、駐車装置の保守点検システムに関するものである。
従来より、駐車施設の一形態としていわゆるタワーパーキングと呼ばれる垂直循環式駐車装置が知られている。
前記垂直循環式駐車装置は、図9に示される如く、建屋(図示せず)の上部に設置された上フレーム1に一対の上スプロケット2をその回転軸方向へ所要間隔をあけて回転自在に配設すると共に、前記建屋の下部に設置された下フレーム1´に一対の下スプロケット3をその回転軸方向へ所要間隔をあけて回転自在に配設し、前記上スプロケット2と下スプロケット3間に主務チェーン4を無端状に掛け回し、該二条の主務チェーン4によって多数のケージ5を支持してなる構成を有している。
前記上スプロケット2には、回転駆動系統6としてブレーキ7を備えたモータ8が減速機9を介して接続されており、該モータ8による上スプロケット2の回転駆動によって主務チェーン4を周回させ、前記ケージ5を循環させるようになっている。尚、図9には上下端に位置する二台のケージ5のみ示してあり、他のケージ5は省略してある。
前記ケージ5は、水平方向へ延びるケージ吊軸5aの両端部に、リング状のハンガー5bを吊り下げるように設け、該ハンガー5bの下辺間に車載用のパレット5cを掛け渡すように取り付けてなる構成を有し、前記ケージ吊軸5aの両端部を、主務チェーン4に取り付けられたアタッチメント10間に掛け渡すように連結してある。
このような駐車装置では、昇降駆動装置やチェーン等の各部の保守点検を行う必要がある。
従来においては、機種別に点検箇所、実施内容、実施月、判定等の欄が印刷された保守点検報告用の用紙を使用し、点検者が点検する駐車装置に合わせて点検箇所を選び、実施月毎に点検を行い、判定欄に印刷されているABCD(例えば、A:良好、B:調整・給油・処置済み、C:劣化の兆候あり、D:保全・修繕が必要)等のうちの該当するランクに丸印を付け、記入を完了した用紙そのものを客先に提出すると共に控えを執務場所に保管するようにしていた。
尚、駐車装置の管理をコンピュータシステムを用いて自動的に行うようにした一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2001−344698号公報
ところで、前記保守点検報告用の用紙には駐車装置の該当機種の点検項目が全て記述されており、客先の機械仕様によっては該当しないものもあり、該当しない点検項目については現場で点検者が斜線を引いて消すことにより対応していたが、消し間違えによるミスが生じる虞がある一方、前記点検項目は点検月がバラバラであり、点検該当月に点検し忘れるケアレスミスの虞もあった。
又、点検者が報告書を現場で手書きして作成することは、手間と時間がかかり、非効率的であると共に、手書きの報告書では見栄えも良いとは言えなかった。
更に又、報告書は紙での管理のため、点検結果の集計や傾向を分析することに手間がかかると共に、紙の報告書では、保管スペースの確保が大変になるという欠点を有していた。
尚、特許文献1に開示されたコンピュータシステムによる駐車場自動管理方法では、駐車場の車両の状態を検出する光電管等のセンサからの情報、パレット等の停止位置を検出するエンコーダからの情報、ドアプロテクタや出入口扉の開閉確認用のセンサからの情報等を集めることにより、各構成要素がそれぞれ所定の停止位置等の範囲内で運転しているか否かを監視し、これらの情報から異常発生をリアルタイムで検出し、サービスエンジニアの緊急出動等で迅速に対応することができるようになっているものの、各構成要素の異常発生前の保守点検に関する管理については考慮されていなかった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、点検項目に対する点検漏れや点検結果の判定の記載ミスを防止でき、報告書作成時間の短縮並びに報告書の見栄え向上を図ることができ、点検結果の集計や傾向の分析を容易に行い得ると共に、執務場所の省スペース化を図り得る駐車装置の保守点検システムを提供しようとするものである。
本発明は、サービスセンターに設置されたコンピュータに対し、駐車装置の機種別点検情報が盛り込まれた雛型ファイルを駐車装置の機種毎に予め登録しておくと共に、該雛型ファイルに基づき対応する駐車装置の物件毎に前記機種別点検情報が修正されて物件別点検情報として盛り込まれた点検ファイルを駐車装置の物件毎に登録し、
前記コンピュータに登録された点検ファイルの物件別点検情報を携帯情報端末にダウンロードし、該携帯情報端末を駐車装置が設置されている現場に持参し、前記携帯情報端末の表示に従って点検を行いつつ、点検結果を入力し、必要に応じて点検報告書を印刷し、
点検終了後、前記携帯情報端末をサービスセンターに持ち帰り、点検結果をコンピュータにアップロードし、前記点検ファイルを更新し、電子データとして保存することを特徴とする駐車装置の保守点検システムにかかるものである。
前記コンピュータに登録された点検ファイルの物件別点検情報を携帯情報端末にダウンロードし、該携帯情報端末を駐車装置が設置されている現場に持参し、前記携帯情報端末の表示に従って点検を行いつつ、点検結果を入力し、必要に応じて点検報告書を印刷し、
点検終了後、前記携帯情報端末をサービスセンターに持ち帰り、点検結果をコンピュータにアップロードし、前記点検ファイルを更新し、電子データとして保存することを特徴とする駐車装置の保守点検システムにかかるものである。
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
前述の如く構成すると、携帯情報端末には、コンピュータに登録された点検ファイルの物件別点検情報がダウンロードされ、これを駐車装置が設置されている現場に点検者が持参し、前記携帯情報端末の表示に従って点検を行いつつ、点検結果を入力し、必要に応じて点検報告書を印刷すれば良いため、従来のように、駐車装置の該当機種の点検項目が全て記述されている保守点検報告用の用紙を点検者が現場に持参し、客先の機械仕様によって該当しない点検項目について現場で点検者が斜線を引いて消す必要がなくなるため、消し間違えによるミスが生じる虞がなくなる一方、前記点検項目の点検月がバラバラであっても、点検該当月に点検し忘れるケアレスミスの虞もなくなる。
又、点検者が報告書を現場で手書きして作成しなくて済み、手間と時間がかからず、効率が良くなると共に、報告書の見栄えも良くなる。
更に又、点検終了後、前記携帯情報端末は点検者によってサービスセンターに持ち帰られ、点検結果がコンピュータにアップロードされ、前記点検ファイルが更新され、電子データとして保存されるため、従来のように報告書を紙で管理するのとは異なり、点検結果の集計や傾向を分析することが容易になると共に、紙の報告書の保管スペースを確保しなくて済み、執務場所の省スペース化が可能となる。
前記駐車装置の保守点検システムにおいては、コンピュータ及び携帯情報端末の各画面上で、点検項目毎に、点検を要する点検予定月であるか否かを色分け表示すると共に、未点検項目と点検済み項目とを色分け表示することができ、このようにすると、点検項目毎の点検予定月の確認、並びに未点検項目と点検済み項目との判別が視覚的により行いやすくなり、点検項目に対する点検漏れの防止に一層役立つこととなる。
又、前記駐車装置の保守点検システムにおいては、携帯情報端末の画面上で、表示された前回点検時の判定や計測値や所見を確認しながら今回点検時の判定を入力することができ、このようにすると、今回の点検結果が前回点検時の判定と食い違っているような場合に、点検者に今回の点検結果が本当に正しいかどうか再確認させることを促すことができ、点検結果の判定の記載ミスを未然に防止することが可能となる。
更に又、前記駐車装置の保守点検システムにおいては、電子データを集約管理可能なサーバに、前記各サービスセンターのコンピュータをネットワーク接続し、前記サーバに、前記各サービスセンターのコンピュータに保存された電子データをバックアップすると共に、該電子データを社内WEBにて閲覧可能とすることが、社内において電子データを共有する上で有効となる。
本発明の駐車装置の保守点検システムによれば、点検項目に対する点検漏れや点検結果の判定の記載ミスを防止でき、報告書作成時間の短縮並びに報告書の見栄え向上を図ることができ、点検結果の集計や傾向の分析を容易に行い得ると共に、執務場所の省スペース化を図り得るという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図8は本発明を実施する形態の一例であって、システムの基本構成としては、図1及び図2に示す如く、サービスセンターに設置された共通のコンピュータ11と、駐車装置12が設置されている現場に持参可能な携帯情報端末13(PDA:Personal Digital Assistant)と、点検報告書を印刷可能なモバイルプリンタ14とを有しており、前記コンピュータ11においてデータ管理を行い、該コンピュータ11から携帯情報端末13に点検内容をダウンロードし、該携帯情報端末13を駐車装置12が設置されている現場に持参し、前記携帯情報端末13の表示に従って点検を行いつつ、点検結果を入力し、必要に応じて前記モバイルプリンタ14で点検報告書を印刷し、点検終了後、前記携帯情報端末13をサービスセンターに持ち帰り、点検結果をコンピュータ11にアップロードし、電子データとして保存するようにしている。
図3は本発明を実施する形態の一例においてコンピュータ11で行われる物件の登録の流れを示すフローチャートであって、前記コンピュータ11には、駐車装置12の機種別点検情報が盛り込まれた雛型ファイルが駐車装置12の機種毎に予め登録されており、ステップS1において先ず該当する駐車装置12の雛型ファイルを選択し、該雛型ファイルに盛り込まれている駐車装置12の機種別点検情報の点検項目が全てその物件に該当するものであるか否かをステップS2において判別し、不要な点検項目がある場合にはステップS3においてその点検項目を削除し、前記雛型ファイルに盛り込まれている駐車装置12の機種別点検情報の点検項目の他に必要な点検項目があるか否かをステップS4において判別し、必要な点検項目がある場合にはステップS5においてその点検項目を新規作成し、登録を完了する。これにより、前記雛型ファイルに基づき、対応する駐車装置12の物件毎に前記機種別点検情報が修正されて物件別点検情報として盛り込まれた点検ファイルが、駐車装置12の物件毎に前記コンピュータ11に登録されるようにしてある。
図4は本発明を実施する形態の一例においてコンピュータ11と携帯情報端末13との間で行われる点検結果の処理の流れを示すフローチャートであって、前記コンピュータ11に登録された点検ファイルの物件別点検情報をステップS10において携帯情報端末13にダウンロードし、該携帯情報端末13を駐車装置12が設置されている現場に持参し、前記携帯情報端末13の表示に従って点検を行いつつ、ステップS11において点検結果を入力し、点検終了後、前記携帯情報端末13をサービスセンターに持ち帰り、ステップS12において点検結果をコンピュータ11にアップロードし、該コンピュータ11では、ステップS13において前記アップロードにより点検結果が追加されたか否かを判別し、追加されている場合には、ステップS14において点検結果のデータベースへの追加を行い、ステップS15において、次回の点検項目を演算し、点検すべき項目を赤色表示し、点検の必要ない項目を灰色表示し、更に、点検時の参照用としての前回値データを更新し、これにより、前記点検ファイルが更新され、電子データとして保存されるようにしてある。
図5は本発明を実施する形態の一例において携帯情報端末13で行われる点検結果の入力処理(ステップS11参照)の流れを示すフローチャートであって、ステップS20において先ず物件の選択を行い、ステップS21において点検すべき項目を赤色表示し、点検の必要ない項目を灰色表示し、携帯情報端末13の表示に従って点検を行いつつ、ステップS22において点検結果を入力し、点検済み項目についてはステップS23において赤色表示を緑色表示に変換し、ステップS24において点検すべき項目が全て入力されたか否かを判別し、全ての入力が完了していない場合には、ステップS25において未点検項目を残したまま終了させる必要があるか否かを判別し、終了させる必要がない場合には、前記ステップS22に戻り、点検結果の入力を繰り返す一方、未点検項目を残したまま終了させる必要がある場合にはステップS26において未点検項目があることを警告表示する。前記ステップS24において点検すべき項目が全て入力された場合には、ステップS27において点検報告書を印刷するか否かを確認し、印刷する場合にはステップS28において未点検項目があるか否かを確認し、未点検項目がある場合にはステップS29において未点検項目があることを警告表示する。前記ステップS28において未点検項目がない場合には、ステップS30において点検報告書の印刷を行い、点検を終了するようにしてある。
ここで、前記携帯情報端末13の画面上では、図6に示す如く、点検項目毎に、点検を要する点検予定月であるか否かを色分け表示すると共に、未点検項目と点検済み項目とを色分け表示するようにしてある。因みに、本図示例の場合には、点検予定項目を赤色、点検済み項目を緑色、点検しなくても良い項目を灰色で表示するようにしてあるが、別の色を選定しても良いことは言うまでもない。尚、特に図示していないが、前記コンピュータ11の画面上においても、点検項目毎に、点検を要する点検予定月であるか否かを色分け表示すると共に、未点検項目と点検済み項目とを色分け表示するようにしてある。
又、前記携帯情報端末13の画面上では、図7に示す如く、表示された前回点検時の判定や計測値や所見を確認しながら今回点検時の判定を入力することができるようにしてある。
更に又、本図示例においては、図8に示す如く、電子データを集約管理可能なサーバ15に、前記各サービスセンターのコンピュータ11をネットワーク接続し、前記サーバ15に、前記各サービスセンターのコンピュータ11に保存された電子データをバックアップすると共に、該電子データを社内WEBにて閲覧可能としてある。
次に、上記図示例の作用を説明する。
前述の如く構成すると、携帯情報端末13には、コンピュータ11に記憶された点検ファイルの物件別点検情報がダウンロードされ、これを駐車装置12が設置されている現場に点検者が持参し、前記携帯情報端末13の表示に従って点検を行いつつ、点検結果を入力し、必要に応じて点検報告書を印刷すれば良いため、従来のように、駐車装置12の該当機種の点検項目が全て記述されている保守点検報告用の用紙を点検者が現場に持参し、客先の機械仕様によって該当しない点検項目について現場で点検者が斜線を引いて消す必要がなくなるため、消し間違えによるミスが生じる虞がなくなる一方、前記点検項目の点検月がバラバラであっても、点検該当月に点検し忘れるケアレスミスの虞もなくなる。
又、点検者が報告書を現場で手書きして作成しなくて済み、手間と時間がかからず、効率が良くなると共に、報告書の見栄えも良くなる。
更に又、点検終了後、前記携帯情報端末13は点検者によってサービスセンターに持ち帰られ、点検結果がコンピュータ11にアップロードされ、前記点検ファイルが更新され、電子データとして保存されるため、従来のように報告書を紙で管理するのとは異なり、点検結果の集計や傾向を分析することが容易になると共に、紙の報告書の保管スペースを確保しなくて済み、執務場所の省スペース化が可能となる。
しかも、本図示例においては、携帯情報端末13の画面上で、図6に示す如く、点検項目毎に、点検を要する点検予定月であるか否かを色分け表示すると共に、未点検項目と点検済み項目とを色分け表示し、その一例として点検予定項目を赤色、点検済み項目を緑色、点検しなくても良い項目を灰色で表示するようにしてあるため、点検項目毎の点検予定月の確認、並びに未点検項目と点検済み項目との判別が視覚的により行いやすくなり、点検項目に対する点検漏れの防止に一層役立つこととなる。尚、特に図示していないが、前記コンピュータ11の画面上においても、点検項目毎に、点検を要する点検予定月であるか否かを色分け表示すると共に、未点検項目と点検済み項目とを色分け表示するようにしてあるため、前述と同様の作用効果が得られる。
又、本図示例においては、携帯情報端末13の画面上で、図7に示す如く、表示された前回点検時の判定を確認しながら今回点検時の判定を入力するようにしてあるため、今回の点検結果が前回点検時の判定と食い違っているような場合に、点検者に今回の点検結果が本当に正しいかどうか再確認させることを促すことができ、点検結果の判定の記載ミスを未然に防止することが可能となる。例えば、ある点検項目において、前回点検時の判定がC(劣化の兆候あり)ランクで補修等が行われていないにもかかわらず、今回の点検結果がA(良好)ランクになっているようなケース、或いはブレーキライニングの摩耗寸法が前回点検時と比較して増加しているケース等に有効となる。
更に又、本図示例においては、図8に示す如く、電子データを集約管理可能なサーバ15に、前記各サービスセンターのコンピュータ11をネットワーク接続し、前記サーバ15に、前記各サービスセンターのコンピュータ11に保存された電子データをバックアップすると共に、該電子データを社内WEBにて閲覧可能としてあるため、社内において電子データを共有する上で有効となる。
こうして、点検項目に対する点検漏れや点検結果の判定の記載ミスを防止でき、報告書作成時間の短縮並びに報告書の見栄え向上を図ることができ、点検結果の集計や傾向の分析を容易に行い得ると共に、執務場所の省スペース化を図り得る。
尚、本発明の駐車装置の保守点検システムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、駐車装置としては、タワーパーキング(垂直循環式)に限らず、エレベータパーキング(エレベータ方式)、コンベイパーキング(円形循環方式)、ボックスコンベイパーキング(箱形循環方式)、スクエアパーキング(水平循環方式)、シャトルパーキング(平面往復方式)、二多段式パーキングといった駐車装置にも適用可能なこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
11 コンピュータ
12 駐車装置
13 携帯情報端末
14 モバイルプリンタ
15 サーバ
12 駐車装置
13 携帯情報端末
14 モバイルプリンタ
15 サーバ
Claims (4)
- サービスセンターに設置されたコンピュータに対し、駐車装置の機種別点検情報が盛り込まれた雛型ファイルを駐車装置の機種毎に予め登録しておくと共に、該雛型ファイルに基づき対応する駐車装置の物件毎に前記機種別点検情報が修正されて物件別点検情報として盛り込まれた点検ファイルを駐車装置の物件毎に登録し、
前記コンピュータに登録された点検ファイルの物件別点検情報を携帯情報端末にダウンロードし、該携帯情報端末を駐車装置が設置されている現場に持参し、前記携帯情報端末の表示に従って点検を行いつつ、点検結果を入力し、必要に応じて点検報告書を印刷し、
点検終了後、前記携帯情報端末をサービスセンターに持ち帰り、点検結果をコンピュータにアップロードし、前記点検ファイルを更新し、電子データとして保存することを特徴とする駐車装置の保守点検システム。 - コンピュータ及び携帯情報端末の各画面上で、点検項目毎に、点検を要する点検予定月であるか否かを色分け表示すると共に、未点検項目と点検済み項目とを色分け表示するようにした請求項1記載の駐車装置の保守点検システム。
- 携帯情報端末の画面上で、表示された前回点検時の判定や計測値や所見を確認しながら今回点検時の判定を入力するようにした請求項2記載の駐車装置の保守点検システム。
- 電子データを集約管理可能なサーバに、前記各サービスセンターのコンピュータをネットワーク接続し、前記サーバに、前記各サービスセンターのコンピュータに保存された電子データをバックアップすると共に、該電子データを社内WEBにて閲覧可能とした請求項1〜3のいずれか一つに記載の駐車装置の保守点検システム。
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