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JP2009011073A - スイッチング電源装置 - Google Patents

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尚彦 諸田
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Abstract

【課題】スイッチング素子の発振周波数が高くなっても、2次巻線を流れる2次電流のオンデューティを一定に維持して、高精度な定電流垂下特性を実現するスイッチング電源装置を提供する。
【解決手段】2時電流オン期間検出回路6が、補助巻線113に発生するフライバック電圧から検出した2次電流のオフタイミングを示す信号を生成し、2次電流検出遅れ時間補正回路7が、スイッチング素子1がターンオフしてから所定期間が経過したタイミングを示す信号を生成し、2次電流オンデューティ制御回路8が、2次電流オン期間検出回路6が生成する信号と、2次電流検出遅れ時間補正回路7が生成する信号に基づき、2次電流のオンデューティが一定となるようにスイッチング素子1をターンオンさせるクロック信号を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、定電流垂下特性を実現するスイッチング電源装置に関する。
例えば、充電器用の電源装置には、2次側に出力電圧検出回路と定電流制御回路とフォトカプラを設けて、定電圧制御と定電流垂下特性を実現した小型のスイッチング電源装置が一般的に用いられている。
また、2次側に出力電圧検出回路と定電流制御回路とフォトカプラを設けずに、1次側でこれらの機能を実現することで、さらなる小型化を図ったスイッチング電源装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この従来のスイッチング電源装置は、トランスの補助巻線に発生するフライバック電圧の立ち下がりタイミングを検出することで、トランスの2次巻線を流れる2次電流が流れ終わるタイミング(2次電流のオフタイミング)を検出し、これにより、スイッチング素子がターンオフすると流れ始める2次電流が流れている期間(2次電流のオン期間)を検出しており、このように検出した2次電流のオン期間を示す信号(2次デューティ制御信号)V2_onを生成し、この信号V2_onのデューティレシオD2on´が一定になるようにスイッチング素子の発振周波数(スイッチング周波数)を制御することで、2次電流のデューティレシオD2onを一定にして、定電流垂下特性を実現している。
なお、2次電流のデューティレシオD2onは、2次電流のオン期間をt2on、スイッチング素子の発振周期をTとすると、
D2on=t2on/T
となる。
この従来のスイッチング電源装置の定電流領域における動作について、図6を用いて説明する。図6は、従来のスイッチング電源装置の定電流領域における各信号波形のタイミングチャートを示している。図6に示す各波形は上から順に、スイッチング素子を流れるドレイン電流Idsの波形、補助巻線に発生するフライバック電圧TRの波形、2次デューティ制御信号V2_onの波形、2次電流I2pの波形を示す。
従来のスイッチング電源装置は、補助巻線に発生するフライバック電圧TRの波形の立ち下りタイミングを検出して、ドレイン電流Idsの波形がオフしてからフライバック電圧TRの波形が立ち下るまでハイレベルとなり、その立ち下りタイミングから、スイッチング素子が次にターンオンして再度ターンオフするまでローレベルとなる2次デューティ制御信号V2_onを生成し、この信号V2_onのデューティレシオD2on´が一定となるようにスイッチング周波数を制御することで、2次電流I2pのデューティレシオD2onを一定にしていた。
なお、D2on´は、ドレイン電流Idsの波形がオフしてからフライバック電圧TRの波形が立ち下るまでの期間をtron、スイッチング素子の発振周期をTとすると、
D2on´=tron/T
となる。
しかしながら、このようにD2on´が一定となるようにスイッチング素子の発振周波数を制御するのみでは、高精度な定電流垂下特性を実現できない。以下、その理由について説明する。
補助巻線に発生するフライバック電圧TRは、2次電流I2pが流れ終わってから低下し始め、その波形は、トランスのインダクタンスとスイッチング素子の容量とによる共振波形になるので、なだらかである。また、フライバック電圧TRの立ち下りタイミングを検出する設定電圧は、入力電圧変動に対応するために、通常は低い電圧に設定される。したがって、2次電流I2pの流れ終わりから、フライバック電圧TRの立ち下りタイミングの検出までに検出遅れ時間Δtrが発生する。
この検出遅れ時間Δtrは出力によらず一定であり、トランスのインダクタンスLと、スイッチング素子を構成するパワーMOSFETのドレイン−ソース間容量Cとで定義され、(LC)1/2に比例する。一方、D2on´が一定となるようにスイッチング周波数を制御する定電流領域では、出力電圧が高いほどスイッチング周波数が高くなる。したがって、定電流領域では、出力電圧が高くなるほど、検出遅れ時間Δtrによる影響で、2次電流I2pのデューティレシオD2onが小さくなる。その結果、出力電流が小さくなる。
図7に、従来のスイッチング電源装置における出力特性を示す。図7に示すように、従来のスイッチング電源装置では、定電流領域において、出力電圧Voが高いほど、スイッチング周波数が高くなり、検出遅れ時間Δtrの影響により出力電流Ioが小さくなる。逆に、出力電圧Voが低いほど、スイッチング周波数が低くなり、検出遅れ時間Δtrの影響が小さくなり、D2onがD2on´に近づき、出力電流Ioが大きくなる。
以上のように、D2on´を一定に制御しても、2次電流I2pのデューティレシオD2onは負荷によって変動する。そのため、出力電流Ioが負荷によって変動することになり、高精度な定電流垂下特性を得ることができなくなる。
また、スイッチング電源の小型化のためにはスイッチング周波数の高周波化が有効であるが、上述したように、従来のスイッチング電源装置では検出遅れ時間Δtrの影響を排除できず、高周波化するほど高精度な定電流特性を得ることができないため、より一層の小型化を図ることが難しかった。
欧州特許出願公開第1211794号明細書
本発明は、上記問題点に鑑み、スイッチング素子の発振周波数が高くなっても、2次巻線を流れる2次電流のオンデューティを一定に維持して、高精度な定電流垂下特性を実現するスイッチング電源装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載のスイッチング電源装置は、
1次巻線と2次巻線とを有するトランスと、
前記1次巻線に接続するスイッチング素子と、
前記スイッチング素子のスイッチング動作を制御して、前記1次巻線を介して前記スイッチング素子に入力される第1の直流電圧をスイッチング制御する制御回路と、
前記スイッチング素子のスイッチング動作によって前記2次巻線に発生する電圧を第2の直流電圧に変換して、前記第2の直流電圧を負荷に供給する出力電圧生成部と、
を備えるスイッチング電源装置であって、
前記制御回路は、
前記スイッチング素子に流れる電流が設定値に達すると、前記スイッチング素子をターンオフさせる信号を生成するドレイン電流制限回路と、
前記スイッチング素子がターンオフすると前記2次巻線を流れる2次電流が流れ終わるタイミングを、前記スイッチング素子のスイッチング動作によって前記トランスの各巻線に発生する電圧から検出し、その検出した2次電流のオフタイミングを示す信号を生成する2次電流オン期間検出回路と、
前記スイッチング素子がターンオフしてから所定期間が経過したタイミングを示す信号を生成する2次電流検出遅れ時間補正回路と、
前記2次電流オン期間検出回路が生成する信号と、前記2次電流検出遅れ時間補正回路が生成する信号に基づき、前記2次電流が流れている第1期間と前記2次電流が流れていない第2期間とからなる第3期間に対する前記第1期間のオンデューティ比が一定値に維持されるように前記スイッチング素子をターンオンさせるクロック信号を発振する2次電流オンデューティ制御回路と、を備える
ことを特徴とする。
また、本発明の請求項2記載のスイッチング電源装置は、請求項1記載のスイッチング電源装置であって、前記2次電流オンデューティ制御回路は、前記2次電流検出遅れ時間補正回路が生成する信号により、前記所定期間、ディセーブル状態となることを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載のスイッチング電源装置は、請求項1もしくは2のいずれかに記載のスイッチング電源装置であって、前記2次電流オンデューティ制御回路は、前記所定期間が経過してから、前記2次電流オン期間検出回路により検出された2次電流のオフタイミングまでの期間をtron、前記2次電流オン期間検出回路により検出された2次電流のオフタイミングから、次に前記スイッチング素子がターンオフするまでの期間をtroffとした場合に、tronとtroffとの比が一定となるように、前記スイッチング素子をターンオンさせるクロック信号を発振することを特徴とする。
また、本発明の請求項4記載のスイッチング電源装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載のスイッチング電源装置であって、前記2次電流検出遅れ時間補正回路は、前記2次電流オン期間検出回路の検出遅れ時間をΔtr、前記所定期間をΔt、前記所定期間Δtが経過してから、前記2次電流オン期間検出回路により検出された2次電流のオフタイミングまでの期間をtron、前記2次電流オン期間検出回路により検出された2次電流のオフタイミングから、次に前記スイッチング素子がターンオフするまでの期間をtroff、tronとtroffとの比をαとした場合に、
Δt=Δtr(1+α)/α
の関係を満たすように、前記所定期間が設定されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項5記載のスイッチング電源装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載のスイッチング電源装置であって、前記制御回路は、さらに、前記スイッチング素子をターンオンさせるクロック信号を発振するとともに、そのクロック信号の周波数を、前記第2の直流電圧が一定値で維持されるように、前記第2の直流電圧に応じて変化させるPFM制御回路と、前記PFM制御回路が発振するクロック信号と前記2次電流オンデューティ制御回路が発振するクロック信号のうち周波数の低い方のクロック信号を選択し、その選択したクロック信号により前記スイッチング素子をターンオンさせるクロック信号選択回路と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項6記載のスイッチング電源装置は、請求項1ないし5のいずれかに記載のスイッチング電源装置であって、前記2次電流オン期間検出回路は、前記2次電流のオフタイミングとして、前記スイッチング素子がターンオフした後に前記1次巻線に最初に現れる電圧の極性反転のタイミングを検出することを特徴とする。
また、本発明の請求項7記載のスイッチング電源装置は、請求項1ないし5のいずれかに記載のスイッチング電源装置であって、前記トランスは、さらに補助巻線を有し、前記2次電流オン期間検出回路は、前記2次電流のオフタイミングとして、前記スイッチング素子がターンオフした後に前記補助巻線に最初に現れる電圧の極性反転のタイミングを検出することを特徴とする。
また、本発明の請求項8記載のスイッチング電源装置は、請求項1ないし7のいずれかに記載のスイッチング電源装置であって、前記スイッチング素子と前記制御回路が同一半導体基板上に形成された半導体素子であることを特徴とする。
また、本発明の請求項9記載のスイッチング電源装置は、請求項8記載のスイッチング電源装置であって、前記2次電流検出遅れ時間補正回路の一部が、前記半導体素子の外部部品により構成され、前記外部部品により、前記所定期間の設定が可能であることを特徴とする。
また、本発明の請求項10記載のスイッチング電源装置は、請求項8もしくは9のいずれかに記載のスイッチング電源装置であって、前記半導体素子は、外部接続端子として、少なくとも、前記スイッチング素子の高電圧入力端子と、前記スイッチング素子の出力端子と、前記2次電流オン期間検出回路の入力端子と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項11記載のスイッチング電源装置は、請求項8もしくは9のいずれかに記載のスイッチング電源装置であって、前記半導体素子は、外部接続端子として、前記スイッチング素子の高電圧入力端子と、前記スイッチング素子の出力端子とを少なくとも備え、前記スイッチング素子の高電圧入力端子が前記2次電流オン期間検出回路の入力端子を兼ねることを特徴とする。
本発明の好ましい形態によれば、スイッチング素子の発振周波数が高くなっても、2次巻線を流れる2次電流のオンデューティを一定に維持して、高精度な定電流垂下特性を実現することができる。したがって、2次側に出力電圧検出回路や、定電流制御回路、フォトカプラを設けることなく、少ない部品点数で高精度な充電器用スイッチング電源を構成でき、充電器用スイッチング電源の低コスト化、小型化を実現できる。
以下、本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置の一構成例を示すブロック図である。
図1において、スイッチング電源制御用の半導体装置(レギュレーション回路)100は、内部に、パワーMOSFETからなるスイッチング素子1と、スイッチング素子1のスイッチング動作を制御する制御回路を備える。また、外部接続端子として、スイッチング素子1の高電圧入力端子(DRAIN端子)、補助電源電圧入力端子(VCC端子)、後述する2次電流オン期間検出回路の入力端子である2次電流オフタイミング検出端子(TR端子)、スイッチング素子1の出力端子でもある制御回路のGND端子(SOURCE端子)の4端子を備える。
トランス110は、1次巻線111と、2次巻線112と、補助巻線113とを備える。1次巻線111と2次巻線112は極性が逆であり、当該スイッチング電源装置はフライバック型となっている。また、補助巻線113と2次巻線112は極性が同じであり、補助巻線113には、スイッチング素子1のスイッチング動作によって2次巻線112に発生する交流電圧(2次側交流電圧)に比例する交流電圧(補助側交流電圧)が発生する。
1次巻線111は半導体装置100のDRAIN端子に接続しており、制御回路は、スイッチング素子1のスイッチング動作を制御して、1次巻線111を介してスイッチング素子1に入力される第1の直流電圧(入力電圧)VINをスイッチング制御し、2次巻線112および補助巻線113に交流電圧を発生させる。第1の直流電圧VINは、例えば商用の交流電源が整流且つ平滑化されたものである。
2次巻線112には、ダイオード121とコンデンサ122とからなる出力電圧生成部が接続している。出力電圧生成部は、スイッチング素子1のスイッチング動作によって2次巻線112に発生する2次側交流電圧を整流且つ平滑化して第2の直流電圧(出力電圧)Voに変換し、その電圧Voを負荷130に供給する。
補助巻線113には、ダイオード141とコンデンサ142とからなる整流平滑化回路が接続している。この整流平滑化回路は、スイッチング素子1のスイッチング動作によって補助巻線113に発生する補助側交流電圧を整流且つ平滑化して補助電源電圧VCCに変換し、その電圧VCCを半導体装置100のVCC端子に供給する。補助電源電圧VCCは出力電圧Voに比例しており、この整流平滑化回路は、出力電圧検出部として活用される。さらに、この整流平滑化回路は、後述するレギュレータ15によって、半導体装置100の補助電源部としても活用される。
また補助巻線113には、2つの抵抗器151、152が接続しており、抵抗器151、152の接続点には半導体装置100のTR端子が接続している。したがって、TR端子には、補助側交流電圧を分圧した電圧(TR端子電圧VTR)が印加される。後述するように、半導体装置100は、スイッチング素子1がターンオフしてから2次巻線112を流れ始める電流(2次電流)が流れ終わるタイミング(2次電流のオフタイミング)として、TR端子電圧VTRの立ち下りのタイミングを検出する。
続いて、半導体装置100が備える制御回路について説明する。この制御回路は、スイッチング素子1のターンオフのタイミングを決定するターンオフ制御機能、スイッチング素子1のターンオンのタイミングを決定するターンオン制御機能、スイッチング素子1のスイッチング動作を制御するスイッチング制御機能、スイッチング素子1のターンオン時のスパイク電流によってスイッチング素子1がターンオフするのを防止する誤動作防止機能、並びに当該制御回路の内部電源電圧VDDを制御する内部電源電圧制御機能に大別される。さらに、ターンオン制御機能は、PFM制御による定電圧制御機能、ある負荷範囲において出力電流Ioを一定に制御する定電流制御機能、並びに定電圧制御機能および定電流制御機能によって発振される第1と第2のクロック信号のうちの一方を選択するとクロック信号選択機能に大別される。以下、ターンオフ制御機能、定電圧制御機能、定電流制御機能、クロック信号選択機能、スイッチング制御機能、誤動作防止機能、内部電源電圧制御機能の順に説明する。
まず、ターンオフ制御機能について説明する。この機能は、ドレイン電流検出回路2とドレイン電流制限回路3により実現する。ドレイン電流検出回路2はDRAIN端子に接続しており、スイッチング素子1に流れるドレイン電流Idsを検出し、その電流値に応じた電圧となるドレイン電流検出信号VCLを生成する。
ドレイン電流制限回路3は、予め設定された基準電圧(過電流保護基準電圧)VLIMITとドレイン電流検出信号VCLとを比較して、ドレイン電流検出信号VCLが過電流保護基準電圧VLIMITに達すると、スイッチング素子1をターンオフさせるためのリセット信号を生成し、フリップフロップ回路10をリセット状態にして、スイッチング素子1をターンオフさせる。
このように、ドレイン電流制限回路3は、ドレイン電流Idsが過電流保護基準電圧VLIMITで決まる設定値に達すると、スイッチング素子1をターンオフさせる信号を生成する。よって、ドレイン電流Idsのピーク値は、過電流保護基準電圧VLIMITで決まる設定値で一定となる。
続いて、PFM制御による定電圧制御機能について説明する。この機能は、誤差増幅器4とPFM制御回路5により実現する。VCC端子に入力される補助電源電圧VCCは、負荷130に供給する第2の直流電圧Voに比例しており、誤差増幅器4は、補助電源電圧VCCと安定化用基準電圧とを比較して、その差から誤差電圧信号VEAOを生成する。具体的には、負荷130が大きくなり、出力電圧Voが小さくなると、誤差電圧信号VEAOの信号レベル(電圧)は大きくなる。逆に、負荷130が小さくなり、出力電圧Voが大きくなると、誤差電圧信号VEAOの信号レベル(電圧)は小さくなる。
PFM制御回路5は、内部に第1のクロック信号set_1を発振する発振器を備え、スイッチング素子1をターンオンさせるための第1のクロック信号set_1を発振する一方で、その第1のクロック信号set_1の周波数を、出力電圧Voが一定値で維持されるように、誤差電圧信号VEAO(出力電圧Vo)に応じて変化させる。具体的には、誤差電圧信号VEAOが大きくなると、第1のクロック信号set_1の周波数を高くする。逆に、誤差電圧信号VEAOが小さくなると、第1のクロック信号set_1の周波数を低くする。この第1のクロック信号set_1が、定電圧領域におけるスイッチング素子1のターンオンのタイミングを制御しており、定電圧領域では、第1のクロック信号set_1により当該スイッチング電源装置の出力電圧Voが一定に保たれる。
続いて、定電流制御機能について説明する。この機能は、2次電流オン期間検出回路6、2次電流検出遅れ時間補正回路7、および2次電流オンデューティ制御回路8により実現する。この機能により、2次電流が流れている第1期間(2次電流のオン期間)と2次電流が流れていない第2期間(2次電流のオフ期間)とからなる第3期間、すなわちスイッチング素子1の発振周期に対する2次電流のオン期間のオンデューティ比(2次電流のデューティレシオ)が一定となるようにスイッチング素子1の発振周波数を制御して、ある負荷範囲において出力電流を一定に制御することができる。
2次電流オン期間検出回路6はTR端子に接続しており、TR端子電圧VTRから2次電流のオフタイミングを検出する。また2次電流オン期間検出回路6は、後述するゲートドライバ12が生成する駆動信号VGateから2次電流が流れ始めるタイミング(2次電流のオンタイミング)を検出する。このようにして、2次電流オン期間検出回路6は、2次電流のオン期間を検出する。そして、2次電流オン期間検出回路6は、その検出した2次電流のオンタイミングとオフタイミングを示す信号、すなわち2次電流のオン期間を示す信号V2_onを生成する。さらに、2次電流オン期間検出回路6は、信号V2_onの反転信号V2_offを生成する。ここでは、信号V2_onは、検出した2次電流のオン期間に信号レベルがハイレベルとなる論理信号であり、検出した2次電流のオフタイミングにおいてローレベルに反転する。
すなわち、フライバック型のスイッチング電源装置では、スイッチング素子1のオン期間に、トランス110の1次巻線111に電流が流れてトランス110にエネルギが蓄えられ、スイッチング素子1のオフ期間に、トランス110に蓄えられたエネルギが放出されてトランス110の2次巻線112に電流(2次電流)が流れる。その後、2次電流がゼロになると、トランス110のインダクタンスとスイッチング素子1の寄生容量による共振現象が起こる。この共振現象がトランス110の各巻線に現れるので、本実施の形態では、TR端子を補助巻線113に接続して、2次電流オン期間検出回路6において、2次電流のオフタイミングとして、スイッチング素子1がターンオフした後に補助側交流電圧の波形に最初に現れる立ち下がりのタイミング(電圧の極性反転のタイミング)を検出する。
また、2次電流はスイッチング素子1がターンオフすると流れ始めるので、2次電流オン期間検出回路6は、2次電流のオンタイミングとして、ゲートドライバ12が生成する駆動信号VGateの立ち下りを検出する。
2次電流検出遅れ時間補正回路7は、2次電流オン期間検出回路6が生成する信号V2_offを基に、スイッチング素子1がターンオフしてから所定期間が経過したタイミングを示す信号V2_off_dを生成する。具体的には、2次電流検出遅れ時間補正回路7は、2次電流オン期間検出回路6が検出した2次電流のオフタイミングでハイレベルとなり、スイッチング素子1がターンオフしてから所定期間が経過したタイミングでローレベルとなる信号V2_off_dを生成する。
2次電流オンデューティ制御回路8は、2次電流オン期間検出回路6が生成する信号V2_onと、2次電流検出遅れ時間補正回路7が生成する信号V2_off_dに基づき、2次電流のデューティレシオ(2次電流のオンデューティ)が所定値(一定値)に維持されるようにスイッチング素子1をターンオンさせるための第2のクロック信号set_2を発振する。
定電流領域では、この第2のクロック信号set_2が立ち上がる毎に、フリップフロップ回路10がセット状態となり、スイッチング素子1がターンオンする。よって、定電流領域では、第2のクロック信号set_2によりスイッチング素子1の発振周波数が決まる。第2のクロック信号set_2の周波数は、負荷130に流れる電流が大きくなり2次電流のオン期間が長くなるにつれて低くなる。
続いて、クロック信号選択機能について説明する。この機能は、クロック信号選択回路9により実現する。クロック信号選択回路9は、PFM制御回路5が発振する第1のクロック信号set_1と、2次電流オンデューティ制御回路8が発振する第2のクロック信号set_2のうち、周波数の低い方、つまり周期の長い方の信号を選択してフリップフロップ回路10のセット端子へ入力する。
したがって、クロック信号選択回路9は、2次電流のオンデューティが一定値に達していない定電圧領域では、第1のクロック信号set_1の周波数の方が第2のクロック信号set_2の周波数よりも低いため、第1のクロック信号set_1を選択する。一方、負荷130があるレベルより大きくなり、2次電流のオンデューティが一定値に達している定電流領域では、第2のクロック信号set_2の周波数の方が第1のクロック信号set_1の周波数よりも低くなるため、第2のクロック信号set_2を選択する。よって、2次側の負荷に応じて、定電圧制御と定電流制御が選択されることになる。
続いて、スイッチング制御機能について説明する。この機能は、フリップフロップ回路10、NAND回路11、ゲートドライバ12により実現する。フリップフロップ回路10は、クロック信号選択回路9が選択したクロック信号setをセット端子に入力し、クロック信号setが立ち上がるとセット状態になる。また、リセット端子に、AND回路14を介してリセット信号が入力されるとリセット状態になる。フリップフロップ回路10は、セット状態およびリセット状態に応じて、信号レベルがハイレベルとローレベルとの間で遷移する出力信号(第1論理信号)を生成する。すなわち、出力信号の信号レベルは、フリップフロップ回路10がセット状態になるとハイレベルとなり、リセット状態になるとローレベルとなる。
NAND回路11は、フリップフロップ回路10からの第1論理信号と、後述するレギュレータ15からの第2論理信号とを演算した結果を示す演算信号を生成する。後述するように、レギュレータ15からの第2論理信号はスイッチング素子1がスイッチング動作している間は信号レベルがハイレベルであるので、演算信号は、第1論理信号の信号レベルに応じて、すなわちフリップフロップ回路10の状態に応じて、信号レベルがハイレベルとローレベルとの間で遷移する。つまり、フリップフロップ回路10がセット状態になると演算信号はローレベルとなり、リセット状態になるとハイレベルになる。
ゲートドライバ12は、NAND回路11からの演算信号を基に、スイッチング素子1の制御端子(ゲート端子)を駆動する駆動信号VGateを生成する。具体的には、ゲートドライバ12は、演算信号がローレベルになると、駆動信号VGateの電圧レベルを第1レベルにして、スイッチング素子1をターンオンさせ、演算信号がハイレベルになると、駆動信号VGateの電圧レベルを第1レベルよりも低い第2レベルにして、スイッチング素子1をターンオフさせる。
このように、制御回路は、クロック信号setとリセット信号により、スイッチング素子1のゲート端子を駆動する駆動信号VGateの信号レベルを、スイッチング素子1をターンオンさせるターンオンレベル(第1レベル)と、スイッチング素子1をターンオフさせるターンオフレベル(第2レベル)との間で遷移させる。
スイッチング素子1は、ゲートドライバ12からの駆動信号VGateに従ってオン・オフ動作を繰り返し(スイッチング動作)、トランス110の1次巻線111へ入力される第1の直流電圧VINをスイッチング制御して、2次巻線112に2次側交流電圧を発生させるとともに補助巻線113に補助側交流電圧を発生させる。
続いて、誤動作防止機能について説明する。この機能は、オン時ブランキングパルス発生回路13とAND回路14により実現する。オン時ブランキングパルス発生回路13は、ゲートドライバ12が生成する駆動信号VGateが立ち上がってから(ターンオンレベルとなってから)設定時間の期間、AND回路14に入力する信号の信号レベルをローレベルにする。よって、スイッチング素子1がターンオンしてから設定時間の間は、ドレイン電流制限回路3においてリセット信号が生成されても、フリップフロップ回路10はリセットされず、ターンオン時のスパイク電流による誤検出動作を防止することができる。
続いて、内部電源電圧制御機能について説明する。この機能は、レギュレータ15により実現する。レギュレータ15は、DRAIN端子もしくはVCC端子のいずれか一方の端子から半導体装置100の内部回路用電源VDDへ電流を供給し、内部回路用電源VDDの電圧を一定値に安定化させる。
具体的には、レギュレータ15は、スイッチング素子1のスイッチング動作開始前は、DRAIN端子から内部回路用電源VDDへ電流を供給するとともに、VCC端子を介して補助電源部のコンデンサ142へも電流を供給して、補助電源電圧VCCおよび内部回路用電源VDDの電圧を上昇させる。また、この間、レギュレータ15は、NAND回路11に入力する第2論理信号の信号レベルをローレベルにして、スイッチング素子1がターンオンしないようにしている。
内部回路用電源VDDの電圧が一定値に達すると、レギュレータ15は、第2論理信号の信号レベルをハイレベルにして、スイッチング素子1のスイッチング動作を許可する。一方、内部回路用電源VDDの電圧が上昇すると、PFM制御回路5が備える発振器が発振を開始する。したがって、内部回路用電源VDDの電圧が一定値に達すると、スイッチング動作が開始される。
スイッチング素子1のスイッチング動作開始後は、補助電源電圧VCCの値によって内部回路用電源VDDへの電流供給端子が決まる。つまり、補助電源電圧VCCが一定値以上になると、レギュレータ15はVCC端子から内部回路用電源VDDへ電流を供給して、半導体装置100の消費電力を削減する。一方、補助電源電圧VCCが一定値を下回ると、レギュレータ15はDRAIN端子から内部回路用電源VDDへ電流を供給する。このようにして、レギュレータ15は、内部回路用電源VDDを一定値に安定化する。
続いて、本実施の形態に係るスイッチング電源装置の定電流制御機能について、より詳細に説明する。図2は、本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置の半導体装置100の一部を構成する2次電流オン期間検出回路6、2次電流検出遅れ時間補正回路7、および2次電流オンデューティ制御回路8の一構成例を示すブロック図である。
2次電流オン期間検出回路6は、ワンパルス信号発生回路21、23、コンパレータ22、およびフリップフロップ回路24からなり、図2に示すように各素子が接続されている。
ワンパルス信号発生回路21は、ゲートドライバ12が生成する駆動信号VGateを入力し、その駆動信号の立ち下りを検出したタイミング、すなわちスイッチング素子1のターンオフのタイミングでワンパルス信号を発生し、そのワンパルス信号をフリップフロップ回路24のセット端子に入力して、フリップフロップ回路24をセット状態にする。
また、コンパレータ22は、TR端子電圧VTRと、予め設定された基準電圧とを比較して、TR端子電圧VTRの立ち下り、すなわちスイッチング素子1がターンオフした後に補助巻線113に最初に現れる電圧の極性反転を検出する。ワンパルス信号発生回路23は、コンパレータ22においてTR端子電圧VTRの立ち下がりが検出されるとワンパルス信号を発生し、そのワンパルス信号をフリップフロップ回路24のリセット端子に入力して、フリップフロップ回路24をリセット状態にする。よって、基準電圧によりTR端子電圧VTRが検出されたタイミングにおいて、フリップフロップ回路24の出力信号V2_onと反転出力信号V2_offの信号レベルが反転する。
以上説明した構成により、スイッチング素子1がターンオフしてから、TR端子電圧VTRの立ち下りを検出するまでの期間、フリップフロップ回路24の出力信号V2_onの信号レベルはハイレベルとなり、反転出力信号V2_offの信号レベルはローレベルとなる。そして、TR端子電圧VTRの立ち下りを検出したタイミングで、フリップフロップ回路24の出力信号V2_onと反転出力信号V2_offの信号レベルが反転し、そのTR端子電圧VTRの立ち下がりを検出したタイミングから、スイッチング素子1が次にターンオンして再度ターンオフするまでの期間、信号V2_onの信号レベルはローレベルとなり、信号V2_offの信号レベルはハイレベルとなる。
2次電流検出遅れ時間補正回路7は、定電流源31、コンデンサ32、反転器33、スイッチ34からなり、図2に示すように各素子が接続されている。すなわち、スイッチ34の制御端子は、2次電流オン期間検出回路6内のフリップフロップ回路24が生成する信号V2_offにより駆動され、TR端子電圧VTRの立ち下がりが検出されてから、スイッチング素子1が次にターンオンして再度ターンオフするまでの期間、スイッチ34はオン状態となり、スイッチング素子1がターンオフしてから、TR端子電圧VTRの立ち下がりが検出されるまでの期間、スイッチ34はオフ状態となる。
また、スイッチ34の一方の端子は定電流源31およびコンデンサ32に接続し、他方の端子は接地されており、スイッチ34がオン/オフすることで、コンデンサ32は充放電される。すなわち、TR端子電圧VTRの立ち下がりのタイミングでスイッチ34がオンすると、コンデンサ32は放電され、スイッチング素子1がターンオフしたタイミングでスイッチ34がオフすると、コンデンサ32は充電される。このときの充放電電流は、定電流源31の定電流により決定される。
また、反転器33は、コンデンサ32の電圧を監視して、TR端子電圧VTRの立ち下がりのタイミングでハイレベルとなり、スイッチング素子1がターンオフしてから所定期間経過後にローレベルとなる信号V2_off_dを生成する。この所定期間は、定電流源31の定電流およびコンデンサ32の容量によって設定される。
2次電流オンデューティ制御回路8は、スイッチ41、42、コンデンサ(容量)43、定電流源44、NchMOSFET45、46、コンパレータ(比較回路)47、基準電圧源48、AND回路49、およびワンパルス信号発生回路50からなり、図2に示すように各素子が接続されている。
スイッチ41は、2次電流オン期間検出回路6内のフリップフロップ回路24からの信号V2_onの信号レベルがハイレベルになるとオンし、ローレベルになるとオフする。また、スイッチ42は、2次電流検出遅れ時間補正回路7内の反転器33からの信号V2_off_dの信号レベルがハイレベルになるとオンし、ローレベルになるとオフする。
また、信号V2_onと信号V2_off_dは共に、2次電流検出遅れ時間補正回路7で設定された所定期間、ハイレベルとなるので、この所定期間においては、スイッチ41とスイッチ42は共にオン状態となる。
このスイッチ41とスイッチ42からなる充放電回路は、スイッチ41がオンし、スイッチ42がオフしている期間に、定電流源44の定電流によりコンデンサ43を充電する。また、スイッチ41がオフし、スイッチ42がオンしている期間に、コンデンサ43を放電する。また、スイッチ41とスイッチ42が共にオンしている所定期間は、コンデンサ43に対する充放電は行われない。したがって、その所定期間、2次電流オンデューティ制御回路8はディセーブル状態となる。
以上のように、スイッチング素子1がターンオフした後、所定期間が経過してから、2次電流オン期間検出回路6により検出された2次電流のオフタイミング(TR端子電圧VTRの立ち下りタイミング)までの期間、定電流源44の定電流によりコンデンサ43が充電され、コンデンサ43の電圧VCが上昇する。このときの充電電流は、定電流源44の定電流により決定される。
また、2次電流オン期間検出回路6により検出された2次電流のオフタイミング(TR端子電圧VTRの立ち下りタイミング)から、次にスイッチング素子1がターンオフするまでの期間、コンデンサ43は放電され、コンデンサ43の電圧VCが減少する。このときの放電電流は、定電流源44の定電流およびNchMOSFET45、46からなるカレントミラー回路により決定される。
コンパレータ47は、減少するコンデンサ43の電圧VCを、基準電圧源48にて発生する基準電圧(設定電圧)Vrefにより検出したタイミングで、スイッチング素子1をターンオンさせるための信号を生成して、ワンパルス信号発生回路50にワンパルス信号を発生させる。このワンパルス信号が第2のクロック信号set_2となる。AND回路49は、2次電流オン期間検出回路6内のフリップフロップ回路24からの信号V2_offがハイレベルの間にのみ、ワンパルス信号発生回路50においてワンパルス信号が発生するようにしている。
このように、2次電流オンデューティ制御回路8は、スイッチング素子1がターンオフした後、所定期間を経過してから、2次電流オン期間検出回路6により検出された2次電流のオフタイミング(TR端子電圧VTRの立ち下りタイミング)までの期間に、コンデンサ43を充電し、2次電流オン期間検出回路6により検出された2次電流のオフタイミング(TR端子電圧VTRの立ち下りタイミング)からコンデンサ43の放電を開始し、コンデンサ43の電圧VCを基準電圧Vrefにより検出すると、スイッチング素子1をターンオンさせる。また、スイッチング素子1がターンオンした後も、ドレイン電流Idsのピーク値が一定値に達してスイッチング素子がターンオフするまでは、コンデンサ43を放電し続ける。
以上説明した構成により、2次電流オンデューティ制御回路8は、2次電流のオンデューティが所定値に維持されるようにスイッチング素子1をターンオンさせるための第2のクロック信号(ワンパルス信号)set_2を発振する。
続いて、図3を用いて、本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置の定電流領域における動作を説明する。図3は、本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置の定電流領域における各信号波形のタイミングチャートを示している。図3に示す各波形は上から順に、スイッチング素子を流れるドレイン電流Idsの波形、2次電流オンデューティ制御回路8内のコンデンサ43の電圧VCの波形、2次電流オン期間検出回路6内のフリップフロップ回路24が生成する信号V2_on、V2_offの波形、2次電流検出遅れ時間補正回路7内の反転器33が生成する信号V2_off_dの波形、2次電流I2pの波形、TR端子電圧VTRの波形を示す。
TR端子電圧VTRは、スイッチング素子1がターンオフすると立ち上がり、2次電流I2pが流れ終わると低下し始める。この低下時の波形は、トランス110のインダクタンスLとスイッチング素子1を構成するパワーMOSFETのドレイン−ソース間容量CによるLC共振波形となり、なだらかである。一方、TR端子電圧VTRの立ち下りタイミングの検出は、入力電圧(第1の直流電圧VIN)の変動に対応するために、低い電圧に設定されている。したがって、2次電流オン期間検出回路6は、TR端子電圧VTRがある程度低下したタイミングを検出するので、信号V2_onは、正確には2次電流I2pのオン期間よりも一定の時間長くハイレベルとなる。この検出遅れ時間をΔtrとする。
2次電流検出遅れ時間補正回路7が生成する信号V2_off_dは、スイッチング素子1がターンオフして、信号V2_offがローレベルに反転した後も、一定の遅延時間(所定期間)Δtだけ長くハイレベルの状態を維持する。この結果、スイッチング素子1がターンオフした後、2次電流検出遅れ時間補正回路7で設定された所定期間Δtが経過するまで、2次電流オンデューティ制御回路8内のスイッチ41、42が共にオンし続けるので、図3に示すように、コンデンサ43の電圧VCは、所定期間Δtにおいて一定の電圧で保持される。
コンデンサ43の充電は、所定期間Δtが経過してから開始され、TR端子電圧VTRが立ち下り、信号V2_onが反転したタイミングで停止する。そして、この信号V2_onが反転したタイミングからコンデンサ43の放電が開始される。コンデンサ43に対する充電電流と放電電流の比は、図2に示すNchMOSFET45、46からなるカレントミラー回路のミラー比によって決定される。この放電は、スイッチング素子1がターンオフするまで続けられる。
したがって、図3に示すように、コンデンサ43の充電期間tronは、信号V2_off_dの信号レベルがローレベルの期間、すなわちスイッチング素子1がターンオフした後、2次電流検出遅れ時間補正回路7で設定された所定期間Δtが経過してから、2次電流オン期間検出回路6により検出された2次電流のオフタイミング(TR端子電圧VTRの立ち下りタイミング)までの期間と等しくなる。また、コンデンサ43の放電期間troffは、信号V2_onの信号レベルがハイレベルの期間、すなわち、2次電流オン期間検出回路6により検出された2次電流のオフタイミング(TR端子電圧VTRの立ち下りタイミング)から、次にスイッチング素子1がターンオフするまでの期間と等しくなる。
以上のように、本実施の形態に係るスイッチング電源装置は、コンデンサ43を充放電することで2次電流のオンデューティを所定値に維持しており、コンデンサ43の充電期間tronとコンデンサ43の放電期間troffの比を、
α=troff/tron ・・・ (1)
と表すと、αは常に一定となる。
続いて、2次電流のオンデューティを所定値で維持するための条件について説明する。2次電流のオンデューティを所定値で維持した場合、図3に示すように、実際の2次電流のオン期間t2onに、検出遅れ時間Δtrを加えた期間が、コンデンサ43の充電期間tronに所定期間(遅延時間)Δtを加えた期間に等しくなる。よって、
Δt+tron=t2on+Δtr ・・・ (2)
が成り立つ。
また、スイッチング素子1の発振周期をTとすると、発振周期Tは、
T=t2on+Δtr+troff ・・・ (3)
となる。
また、式(1)、(3)から、
T=t2on+Δtr+α・tron ・・・ (4)
となる。
したがって、式(2)、(4)から、
T=t2on+Δtr+α(t2on+Δtr−Δt)
=(1+α)t2on+(1+α)Δtr−αΔt
となり、
t2on=T/(1+α)−{(1+α)Δtr−αΔt}/(1+α)・・・ (5)
となる。
一方、2次電流のオンデューティD2onは、
D2on=t2on/T
で表されるので、式(5)から、
D2on=1/(1+α)−{(1+α)Δtr−αΔt}/(1+α)・T
となる。
したがって、
(1+α)Δtr−αΔt=0
であれば、2次電流のオンデューティD2onは常に一定となる。つまり、
Δt/Δtr=(1+α)/α
を満たすように、設定期間Δt、すなわち2次電流検出遅れ時間補正回路7内のコンデンサ32の容量を設定すると、2次電流のオンデューティD2onは常に一定となり、高精度な定電流垂下特性を得ることできる。
図4に、本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置の出力特性を示す。従来のスイッチング電源装置では、図7に示すように、定電流領域において、出力電圧Voが大きくなるほど出力電流Ioが減少していたが、本実施の形態に係るスイッチング電源装置によれば、定電流領域において、出力電圧Voにかかわらず出力電流Ioを一定に保つことができる。
このように、本実施の形態に係るスイッチング電源装置によれば、1次側で定電圧制御および定電流制御を実施でき、スイッチング電源装置の小型化のために高周波化した場合であっても、高精度な定電流特性を得ることができるので、充電器用スイッチング電源の低コスト化、小型化に有用である。
また、スイッチング素子1とその制御回路を同一半導体基板上に形成することで、スイッチング電源装置の回路を構成する部品点数を削減することができ、容易に小型化および軽量化さらにコスト低減を実現することができる。
続いて、本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置の他の例について説明する。
図5に、本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置の他の一例を示す。図5に示すように、2次電流オン期間検出回路6の入力端子としてDRAIN端子を用いる構成としてもよい。このように構成すれば、半導体装置100を3端子で構成でき、スイッチング電源装置の部品点数をより削減することができる。但し、2次電流オン期間検出回路6の入力回路には、高電圧デバイスが必要となる。
また、図示しないが、例えば、2次電流検出遅れ時間補正回路7のコンデンサ32を、半導体装置100の外部部品としてもよい。このように構成すれば、電源の仕様に応じて所定期間Δtを調整することができ、さまざまな仕様の電源に対応することができる。
本発明にかかるスイッチング電源装置は、スイッチング素子の発振周波数が高くなっても、2次巻線を流れる2次電流のオンデューティを一定に維持して、高精度な定電流垂下特性を実現することができる。したがって、出力電圧検出回路やフォトカプラ等の高価な部品を使用することなく、高精度な定電圧特性および定電流特性を得ることができ、携帯機器の充電器や、その他の電気機器の電源回路に用いられるスイッチング電源として有用である。
本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置の一構成例を示すブロック図 本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置の半導体装置の一部を構成する2次電流オン期間検出回路、2次電流検出遅れ時間補正回路、および2次電流オンデューティ制御回路の一構成例を示すブロック図 本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置の定電流領域における各信号波形のタイミングチャートを示す図 本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置の出力特性を示す図 本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置の他の一例を示すブロック図 従来のスイッチング電源装置の定電流領域における各信号波形のタイミングチャートを示す図 従来のスイッチング電源装置の出力特性を示す図
符号の説明
1 スイッチング素子
2 ドレイン電流検出回路
3 ドレイン電流制限回路
4 誤差増幅器
5 PFM制御回路
6 2次電流オン期間検出回路
7 2次電流検出遅れ時間補正回路
8 2次電流オンデューティ制御回路
9 クロック信号選択回路
10 フリップフロップ回路
11 NAND回路
12 ゲートドライバ
13 オン時ブランキングパルス発生回路
14 AND回路
15 レギュレータ
21、23 ワンパルス信号発生回路
22 コンパレータ
24 フリップフロップ回路
31 定電流源
32 コンデンサ
33 反転器
34 スイッチ
41、42 スイッチ
43 コンデンサ
44 定電流源
45、46 NchMOSFET
47 コンパレータ
48 基準電圧源
49 AND回路
50 ワンパルス信号発生回路
100 半導体装置
110 トランス
111 1次巻線
112 2次巻線
113 補助巻線
121、141 ダイオード
122、142 コンデンサ
130 負荷
151、152 抵抗器

Claims (11)

  1. 1次巻線と2次巻線とを有するトランスと、
    前記1次巻線に接続するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子のスイッチング動作を制御して、前記1次巻線を介して前記スイッチング素子に入力される第1の直流電圧をスイッチング制御する制御回路と、
    前記スイッチング素子のスイッチング動作によって前記2次巻線に発生する電圧を第2の直流電圧に変換して、前記第2の直流電圧を負荷に供給する出力電圧生成部と、
    を備えるスイッチング電源装置であって、
    前記制御回路は、
    前記スイッチング素子に流れる電流が設定値に達すると、前記スイッチング素子をターンオフさせる信号を生成するドレイン電流制限回路と、
    前記スイッチング素子がターンオフすると前記2次巻線を流れる2次電流が流れ終わるタイミングを、前記スイッチング素子のスイッチング動作によって前記トランスの各巻線に発生する電圧から検出し、その検出した2次電流のオフタイミングを示す信号を生成する2次電流オン期間検出回路と、
    前記スイッチング素子がターンオフしてから所定期間が経過したタイミングを示す信号を生成する2次電流検出遅れ時間補正回路と、
    前記2次電流オン期間検出回路が生成する信号と、前記2次電流検出遅れ時間補正回路が生成する信号に基づき、前記2次電流が流れている第1期間と前記2次電流が流れていない第2期間とからなる第3期間に対する前記第1期間のオンデューティ比が一定値に維持されるように前記スイッチング素子をターンオンさせるクロック信号を発振する2次電流オンデューティ制御回路と、を備える
    ことを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記2次電流オンデューティ制御回路は、前記2次電流検出遅れ時間補正回路が生成する信号により、前記所定期間、ディセーブル状態となることを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記2次電流オンデューティ制御回路は、前記所定期間が経過してから、前記2次電流オン期間検出回路により検出された2次電流のオフタイミングまでの期間をtron、前記2次電流オン期間検出回路により検出された2次電流のオフタイミングから、次に前記スイッチング素子がターンオフするまでの期間をtroffとした場合に、tronとtroffとの比が一定となるように、前記スイッチング素子をターンオンさせるクロック信号を発振することを特徴とする請求項1もしくは2のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記2次電流検出遅れ時間補正回路は、前記2次電流オン期間検出回路の検出遅れ時間をΔtr、前記所定期間をΔt、前記所定期間Δtが経過してから、前記2次電流オン期間検出回路により検出された2次電流のオフタイミングまでの期間をtron、前記2次電流オン期間検出回路により検出された2次電流のオフタイミングから、次に前記スイッチング素子がターンオフするまでの期間をtroff、tronとtroffとの比をαとした場合に、
    Δt=Δtr(1+α)/α
    の関係を満たすように、前記所定期間が設定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のスイッチング電源装置であって、
    前記制御回路は、さらに、
    前記スイッチング素子をターンオンさせるクロック信号を発振するとともに、そのクロック信号の周波数を、前記第2の直流電圧が一定値で維持されるように、前記第2の直流電圧に応じて変化させるPFM制御回路と、
    前記PFM制御回路が発振するクロック信号と前記2次電流オンデューティ制御回路が発振するクロック信号のうち周波数の低い方のクロック信号を選択し、その選択したクロック信号により前記スイッチング素子をターンオンさせるクロック信号選択回路と、を備える
    ことを特徴とするスイッチング電源装置。
  6. 前記2次電流オン期間検出回路は、前記2次電流のオフタイミングとして、前記スイッチング素子がターンオフした後に前記1次巻線に最初に現れる電圧の極性反転のタイミングを検出することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  7. 前記トランスは、さらに補助巻線を有し、前記2次電流オン期間検出回路は、前記2次電流のオフタイミングとして、前記スイッチング素子がターンオフした後に前記補助巻線に最初に現れる電圧の極性反転のタイミングを検出することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  8. 前記スイッチング素子と前記制御回路が同一半導体基板上に形成された半導体素子であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  9. 前記2次電流検出遅れ時間補正回路の一部が、前記半導体素子の外部部品により構成され、前記外部部品により、前記所定期間の設定が可能であることを特徴とする請求項8記載のスイッチング電源装置。
  10. 前記半導体素子は、外部接続端子として、少なくとも、前記スイッチング素子の高電圧入力端子と、前記スイッチング素子の出力端子と、前記2次電流オン期間検出回路の入力端子と、を備えることを特徴とする請求項8もしくは9のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  11. 前記半導体素子は、外部接続端子として、前記スイッチング素子の高電圧入力端子と、前記スイッチング素子の出力端子とを少なくとも備え、前記スイッチング素子の高電圧入力端子が前記2次電流オン期間検出回路の入力端子を兼ねることを特徴とする請求項8もしくは9のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
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