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JP2009010026A - 光通信モジュール - Google Patents

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Katahiro Ogawa
堅博 小川
Hirotake Iwadate
弘剛 岩舘
Kenichiro Uchida
健一郎 内田
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Abstract

【課題】フレームグランドに対する放射ノイズの影響を効果的に低減すること。
【解決手段】この光トランシーバモジュール2は、パッケージ8aと該パッケージ8aに電気的に接続されたリードピン12aを含む複数のリードピン12a,12b,12c,12dとを有するTOSA4aと、リードピン12a,12b,12c,12dをTOSA駆動用の電子回路24及びSG電極に電気的に接続するための導電部20a,20b,20cを有する主回路基板5aと、主面M3上に設けられた導電部30と主面M2上に設けられた導電部28との間に容量成分が形成されており、導電部28と主回路基板5aの導電部20aとが対面した状態で電気的に接続されるように主回路基板5a上に搭載された副回路基板5bとを備え、リードピン12aは、主面M3に向けて延びることによって導電部30に対して電気的に接続されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、光伝送媒体を介して光送信信号を送信する光通信モジュールに関するものである。
従来から、プリント基板に接続されたケーブルから発生する放射ノイズがフレームグランド(FG)に及ぼす影響を低減するための放射ノイズ低減装置が知られている(下記特許文献1参照)。この放射ノイズ低減装置は、プリント基板に設けられておりシールドケーブルに接続されたFG電極と、SG電極(SG:シグナルグランド)と、FG電極及びSG電極の間に設けられたコンデンサ素子とを有しており、放射ノイズにより発生しフレームグランドに流れるノイズ電流をシグナルグランドに分流する。
特開2003−283177号公報
一般に光トランシーバモジュール等の光通信モジュールはGHzオーダで高速に動作するので、上述のような放射ノイズがフレームグランドに及ぼす影響(ノイズ電流の発生)を低減させるには、FG電極及びSG電極の間に挿入するコンデンサの容量を数pF以上に設定するのが望ましい。しかしながら、光通信モジュールで用いられるチップタイプのコンデンサは上記のような容量を有しておらず、そのようなコンデンサの開発も困難である。
また、光トランシーバモジュールのパッケージ(FG)に接続されたケースピンとプリント基板とを接続する際には、規格や製造効率の観点からケースピン及びプリント基板の位置関係に関して制約を受ける場合がある。このような制約によりケースピンがある程度の長さが必要になる場合には、ケースピンがインダクタンス成分を持つ結果、FGとSGとの間の容量成分及びケースピンによりLC直列共振回路に近い構成が生じることがある。その結果、ある周波数以上では容量成分がノイズフィルタとして機能しにくくなる場合があった。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものであり、フレームグランドに対する放射ノイズの影響を効果的に低減できる光通信モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の光通信モジュールは、光伝送媒体を介して光送信信号を送信する光通信モジュールであって、金属製のパッケージと該パッケージに電気的に接続されたグランド用リードピンを含む複数のリードピンとを有し、複数のリードピンを介して印加された電気信号に応じて光送信信号を生成する光送信モジュールと、複数のリードピンを光送信モジュール駆動用の回路部及びグランド電位に電気的に接続するための導電部を有する主回路基板と、第1の主面上に設けられた第1の導電部と第2の主面上に設けられた第2の導電部との間に容量成分が形成されており、第2の導電部と主回路基板の導電部とが対面した状態で電気的に接続されるように主回路基板上に搭載された副回路基板とを備え、グランド用リードピンは、第1の主面に向けて延びることによって第1の導電部に対して電気的に接続されている。
このような光通信モジュールによれば、FGに接続された光送信モジュールのグランド用リードピンが、副回路基板の第1の主面上に形成された第1の導電部と接続され、且つ副回路基板の第2の主面上に形成された第2の導電部が、主回路基板の導電部と対面して接続された状態で、副回路基板が主回路基板上に載置される。これにより、グランド用リードピンと主回路基板の導電部との間に副回路基板によって形成された容量成分が接続されることになり、ノイズフィルタの容量成分の確保が容易となる。また、配置の制約により主回路基板の導電部とグランド用リードピンとの距離が長くなる場合でも、副回路基板を経由して接続することでグランド用リードピン自体の長さを短くすることができるので、グランド用リードピンのインダクタンスが低減されて高周波ノイズをFGからSGへ効果的に逃がすことができる。その結果、パッケージ内におけるクロストーク等の放射ノイズの影響を十分に抑えることができる。
副回路基板は、複数の絶縁層が積層されてなり、第1及び第2の導電部は、それぞれ、複数の絶縁層上に独立して形成された複数層の第1及び第2の導電層を含み、複数の第1の導電層及び複数の第2の導電層のそれぞれが互いに電気的に接続され、且つ第1の導電層と第1の導電層に隣接する第2の導電層との間に絶縁層が配置されることにより容量成分が形成されることが好ましい。
この場合、副回路基板において複数の第1の導電層と複数の第2の導電層との間に絶縁層を配置することで容量成分が形成されているので、副回路基板を小型化しても容量成分の高容量化が容易となり、グランド用リードピンと主回路基板との間に介在する副回路基板が小さくても、パッケージ内におけるクロストーク等の放射ノイズの影響を十分に抑えることができる。また、副回路基板の厚さ及び面積を様々に変化させることができ、光送信モジュールと主回路基板との配置の自由度が高くなる。
また、複数の第1の導電層及び第2の導電層のそれぞれは、絶縁層を貫通するスルホールを介して互いに電気的に接続されていることも好ましい。かかる構成を採れば、副回路基板の厚さ又は基板の積層数が変化しても第1の導電層又は第2の導電層どうしを接続する際の加工が容易となる。
本発明の光通信モジュールによれば、フレームグランドに対する放射ノイズの影響を効果的に低減することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る光通信モジュールの好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の好適な一実施形態にかかる光トランシーバモジュール2の構成を示す一部破断斜視図である。光トランシーバモジュール2は、光送信モジュールであるTOSA4a(TOSA: Transmitter Optical Sub-Assembly)、光受信モジュールであるROSA4b(ROSA: Receiver Optical Sub-Assembly)、回路基板5及びケース6を備える小型光トランシーバである。TOSA4a及びROSA4bはケース6の側壁6aに固定されており、回路基板5はケース6内に収容されている。なお、ケース6は、金属材料から成りFGとしての役割を有する。回路基板5は、絶縁性のプリプレグを主材料として形成されており、その表面上には回路パターンが形成されている。
TOSA4aは、レーザダイオード7と、レーザダイオード7を収容する金属製のパッケージ8aとを有する光送信モジュールである。レーザダイオード7は、アノード端子とカソード端子(図示略)とを有しており、パッケージ8aの外部から供給/印加されるバイアス電流及び変調電流(電気信号)に応じてレーザ光(光送信信号)を生成する。パッケージ8aは金属材料から成る同軸型のパッケージであり、その側面にフランジ16a及びフランジ16bが形成され、フランジ16aとフランジ16bとの間には溝18が設けられている。このパッケージ8aは、TOSA4aが有する全ての電気素子(例えばレーザダイオード7)に対して電気的に絶縁されている。レーザダイオード7は、パッケージ8aの端部10aに収容されており、レーザダイオード7から発光されるレーザ光は、端部10aから光ファイバ等の光伝送媒体を介して外部に送信される。
また、TOSA4aは、パッケージ8aの他端部10に設けられたステム10aと、ステム10aから延びている4本のリードピン12a,12b,12c,12dとを更に有する。このリードピン12aは、パッケージ8aに電気的に接続されたFG用端子であり、パッケージ8aに収容されているTOSA4aの電気素子の何れに対しても絶縁されている。また、リードピン12b,12cは、それぞれ、レーザダイオード7のアノード端子及びカソード端子に接続された発光駆動用端子であり、リードピン12dは、レーザダイオード7の光出力をモニタするためのモニタ出力用端子である。
上記構成のTOSA4aは、ケース6の側壁6aが溝18に嵌め込まれることによって、側壁6aに固定される。このようにして、光トランシーバモジュール2のケース6と、TOSA4aのパッケージ8aとが電気的に接続されている。
ROSA4bは、フォトダイオード(図示せず)と、このフォトダイオードを収容する金属材料から成るパッケージ8bとを有する光受信サブアセンブリである(光受信サブアセンブリからスリーブを除いた部分は光受信モジュールに対応。)。このパッケージ8bは樹脂材料から成るスリーブにより覆われている。このパッケージ8bは、ROSA4bが収容する電気素子の何れに対しても電気的に絶縁されている。ROSA4bは、TOSA4aと同様に溝18aが設けられており、この溝18aにケース6の側壁6aが嵌め込まれている。これにより、ROSA4bが側壁6aに固定される。なお、ROSA4bのパッケージ8bは、このパッケージを覆う樹脂材料から成るスリーブによって側壁6aから絶縁されている。また、ROSA4bは、複数のリードピン12eを有しており、各リードピン12eは、回路基板5の主面M1に設けられた金属材料から成る複数の電極等に接続されている。
回路基板5は、TOSA4a及びROSA4bと後述する電子回路(回路部)24とを電気的に接続するための回路基板であり、主回路基板5aと副回路基板5bとにより構成されている。主回路基板5aの主面M1上には、金属材料から成る導電部20a〜20c等の複数の電極パターンが形成され、導電部20b、20cは、電子回路24と電気的に接続され、導電部20aは主回路基板5a内に設けられたSG電極と電気的に接続されている。この導電部20b,20cには、TOSA4aのリードピン12b,12cがそれぞれ、はんだ接合により電気的に接続されている。
電子回路24は、信号接地電位(SG電位)を有しており、導電部20a〜20cが設けられている回路基板5の主面M1上に設けられている。電子回路24は、ROSA4bからの受信信号を増幅するための増幅回路や、TOSA4aのレーザダイオード7を駆動するための駆動回路等を搭載する。
次に、副回路基板5bの構成について説明する。図2は、図1における副回路基板5bのTOSA4aの中心軸線方向に沿った縦断面図である。
副回路基板5bは、主回路基板5aの主面M1上に載置されており、シート状のプリプレグ等の絶縁性材料からなる基板(絶縁層)26a,26b,26c,26dが、主面M1側から見てこの順で積層されて構成されている。この副回路基板5bの主回路基板5a側の一方の主面M2上、すなわち基板26aの表面上には、金属材料からなる電極パターンである導電層28aが形成されており、副回路基板5bの他方の主面M3上、すなわち基板26dの表面上には電極パターンである導電層30aが形成されている。この導電層30aは、TOSA4aのリードピン12aの接続用の電極であり、導電層28aは、主回路基板5aの導電部20aとの接続用の電極である。
また、副回路基板5bには、基板26aと基板26bとの境界面上において基板26aを挟んで導電層28aと対面するように形成された金属製の導電層28bと、基板26cと基板26dとの境界面上において基板26b,26cを挟んで導電層28bと対面するように形成された金属製の導電層28cとがさらに形成されている。この導電層28cは、3つの基板26a,26b,26cを貫通するように形成されたスルホール32を介して導電層28a及び導電層28bと接続され、導電層28bは、基板26aを貫通するように形成されたスルホール34を介しても導電層28aと電気的に接続されている。このスルホール32,34は、内部に金属材料が充填されたものであってもよいし、内面のみに金属材料がコーティングされたものであってもよい。従って、導電層28a,28b,28cは、互いに電気的に接続された1つの導電部28を構成する。
さらに、副回路基板5bには、基板26bと基板26cとの境界面上において基板26c,26dを挟んで導電層30aと対面するように形成された金属製の導電層30bが形成されている。この導電層30bは、2つの基板26c,26dを貫通するように形成されたスルホール36を介して導電層30aと電気的に接続されている。このスルホール36は、内部に金属材料が充填されたものであってもよいし、内面のみに金属材料がコーティングされたものであってもよい。従って、導電層30a,30bは、互いに電気的に接続された1つの導電部30を構成する。
このように、副回路基板5bには、導電部28の導電層28b,28cと導電部30の導電層30b,30aとが、互いに対面して配列されるように形成されている。さらに、導電層28bとこの導電層28bに隣接する導電層30bとの間に絶縁性の基板26bが配置されることにより、導電層28bと導電層30bとの間に容量成分が形成されることになる。同様に、導電層28cとこの導電層28cに隣接する2つの導電層30a,30bとの間にはそれぞれ基板26d,26cが配置されることにより、導電層28cと導電層30a,30bとの間に容量成分が形成される。
図3は、副回路基板5bとTOSA4a及び主回路基板5aとの接続形態を示すTOSA4aの中心軸線に沿った縦断面図である。同図に示すように、副回路基板5bは、導電部20aと副回路基板5bの導電層28aとが対面した状態で主回路基板5aの主面M1上に載置され、導電部20aと導電層28aとは、はんだ接合により電気的に接続されている。この主回路基板5aの導電部20aは、スルホールを介して主回路基板5aの内部に形成されたSG電極に接続される。ここで、副回路基板5bは、その端部が主回路基板5aの主面M1上からTOSA4a側に向けてはみ出るように配置されている。さらに、TOSA4aは、そのリードピン12aが副回路基板5bの主面M3上の導電層30aに向けて主面M3に沿ってほぼ直線的に延びるように配設され、リードピン12aと導電層30aとははんだ接合により電気的に接続されている。
以上説明した光トランシーバモジュール2によれば、FGに接続されたTOSA4aのFG用リードピン12aが、副回路基板5bの主面M3上に形成された導電層30aと接続され、且つ副回路基板5bの主面M2上に形成された導電層28aが、主回路基板5aの導電部20aと対面して接続された状態で、副回路基板5bが主回路基板5a上に載置される。これにより、FG用リードピン12aと主回路基板5aの導電部20aとの間に副回路基板5bによって形成された容量成分が接続されることになり、ノイズフィルタの容量成分の確保が容易となる。また、配置の制約により主回路基板5aの導電部20aとFG用リードピン12aとの距離が長くなる場合でも、副回路基板5bを経由して接続することでFG用リードピン12a自体の長さを短くすることができるので、FG用リードピン12aのインダクタンスが低減されて高周波ノイズをFGからSGへ効果的に逃がすことができる。その結果、TOSA4aのパッケージ内におけるクロストーク等の放射ノイズの影響を十分に抑えることができる。特に、副回路基板5bがその端部が主回路基板5aの主面M1上からTOSA4a側にはみ出るように配置されているので、リードピン12aの長さをさらに短くすることができる。
また、副回路基板5bにおいて導電層30a,30bと導電層28b,28cとの間に絶縁層を配置することで容量成分が形成されているので、副回路基板5bを小型化しても容量成分の高容量化が容易となり、FG用リードピン12aと主回路基板5aとの間に介在する副回路基板5bが小さくても、TOSAパッケージ内におけるクロストーク等の放射ノイズの影響を十分に抑えることができる。また、副回路基板5bの厚さ及び面積を様々に変化させることができ、TOSA4aと主回路基板5aとの配置の自由度が高くなる。
さらに、導電部28及び導電部30のそれぞれは、絶縁層を貫通するスルホールを介して互いに電気的に接続されているので、副回路基板5bの厚さ又は基板の積層数が変化しても導電層どうしを接続する際の加工が容易となる。
ここで、図4には、従来の光トランシーバモジュールの接続形態を示している。ここで、小型光送受信器の業界標準規格であるSFP-MSA(Small Form Factor Pluggable Multi-Source Agreement)によれば、光通信モジュールの回路基板のコネクタ部の厚さは1mmと規定されている。従って、低コストで回路基板を作成するためには回路基板の厚さは1mmで統一することが望ましい。また、SFP-MSAでは、トランシーバの全高(本体の全高であり、ケージとの係合のために本体から突き出ている構造物を除く。)が8.6mm〜8.5mm、全幅(本体の全幅)が13.7mmと規定されており、使用するLCコネクタもレセプタクル底面から光軸までの高さが2.29mmと規定されている。従って、TOSAの外径を約5.5mm、FG用リードピンが直径4.0mmの円周上に配置されていると想定すると、リードピンはトランシーバ底面から最大で約4.5mmの高さに位置することとなる。
図4に示す従来の接続形態においては、上述した規格に従う場合、回路基板905の厚さD1が1mmに設定され、トランシーバ底面からTOSA904aの光軸までの距離D2が2.29mmに設定される。この場合、TOSA904aのリードピン912aの基端部から回路基板905の表面までの高さが数3mm程度となる。従って、リードピン912aが長くなり、FG用リードピン912aのインダクタンスが大きくなる結果、ある周波数以上ではTOSA904aのパッケージ内におけるノイズを十分に逃がすことができなくなる。
一方、リードピンを短くするためには、図4においてTOSA904aのステムと回路基板905とのTOSA904aの光軸方向の距離を短く設計する方法も考えられる。しかしながら、この場合はリードピン912aを回路基板905に向けて90度以上で曲げる必要があり、EMI(電磁雑音)を増大させてしまうので好ましくない。また、リードピン912aのフォーミングが不要になるようにステム上にピンを配置することも考えられるが、回路基板上の回路配置、及び電極パターンの配置は、特性改善のために随時修正が入る可能性があり、その修正の度にTOSAのピン配置を修正することはコスト的に現実的ではない。また、TOSA内部の部品配置の観点から、基板修正に追随したTOSAのピン配置の修正が不可能な場合もありうる。これに対して、光トランシーバモジュール2では、副回路基板5bを主回路基板5aとは別に作成した後に接続することができるので、製造コストの上昇を招くこと無しにリードピンの長さを短くすることができる。
本発明の好適な一実施形態にかかる光トランシーバモジュールの構成を示す一部破断斜視図である。 図1における副回路基板のTOSAの中心軸線方向に沿った縦断面図である。 図1の副回路基板とTOSA及び主回路基板との接続形態を示すTOSAの中心軸線に沿った縦断面図である。 従来の光トランシーバモジュールの接続形態を示す図である。
符号の説明
2…光トランシーバモジュール、5a…主回路基板、5b…副回路基板、8a…パッケージ、12a…FG用リードピン、12b,12c,12d…リードピン、20a,20b,20c…導電部、24…電子回路(回路部)、26a,26b,26c,26d…基板(絶縁層)、28,30…導電部、28a,28b,28c…導電層、30a,30b…導電層、32,34,36…スルホール、M2,M3…主面。

Claims (3)

  1. 光伝送媒体を介して光送信信号を送信する光通信モジュールであって、
    金属製のパッケージと該パッケージに電気的に接続されたグランド用リードピンを含む複数のリードピンとを有し、前記複数のリードピンを介して印加された電気信号に応じて光送信信号を生成する光送信モジュールと、
    前記複数のリードピンを前記光送信モジュール駆動用の回路部及びグランド電位に電気的に接続するための導電部を有する主回路基板と、
    第1の主面上に設けられた第1の導電部と第2の主面上に設けられた第2の導電部との間に容量成分が形成されており、前記第2の導電部と前記主回路基板の前記導電部とが対面した状態で電気的に接続されるように前記主回路基板上に搭載された副回路基板とを備え、
    前記グランド用リードピンは、前記第1の主面に向けて延びることによって前記第1の導電部に対して電気的に接続されている、
    を備えることを特徴とする光通信モジュール。
  2. 前記副回路基板は、複数の絶縁層が積層されてなり、
    第1及び第2の導電部は、それぞれ、前記複数の絶縁層上に独立して形成された複数層の第1及び第2の導電層を含み、
    前記複数の第1の導電層及び前記複数の第2の導電層のそれぞれが互いに電気的に接続され、且つ前記第1の導電層と前記第1の導電層に隣接する前記第2の導電層との間に前記絶縁層が配置されることにより前記容量成分が形成される、
    ことを特徴とする請求項1記載の光通信モジュール。
  3. 前記複数の第1の導電層及び前記第2の導電層のそれぞれは、前記絶縁層を貫通するスルホールを介して互いに電気的に接続されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の光通信モジュール。
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