JP2009004066A - モールド構造体及びそれを用いたインプリント方法、並びに磁気記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】円板状の基板と、該基板の表面に、該表面を基準として複数の凸部が配列されることによって形成された凹凸部を有し、凸部における頂部の配列方向における断面形状が、丸味を帯びた形状を有するモールド構造体である。該凸部における頂部の曲率半径が2nm以上である態様、該凸部の底面積Aと、凸部における頂部の被転写体との接触面積Bとの比率〔(B/A)×100〕が、10%〜90%である態様などが好ましい。
【選択図】図1
Description
ハードディスクドライブの記録密度を高めるためには、磁気記録媒体の高性能化、及び磁気ヘッド幅の狭小化という手法が用いられてきたが、データトラック間隔を狭めることによる隣接トラック間の磁気の影響(クロストーク)、熱揺らぎの影響が無視できなくなり、磁気ヘッドの狭小化などによる面記録密度の向上には限界があった。
また、前記インプリント法を用いて、ハードディスク、光ディスク等の情報記録媒体を得る場合、インプリントプロセスにて形成された有機物レジストパターンをマスクとして、ウェットエッチング方式又はドライエッチング方式によって、微細パターン加工が行われる。
しかし、これら微細パターン加工前には、インプリントプロセス後のレジストパターンで生じる残膜の除去が必要となる。そのため、残膜を極力低減することに加えて、基板全面での残膜の均一性が重要となる。
このような残膜の低減、及び残膜の均一性を向上させるため、インプリントプロセスでの加圧均一性を狙った各種インプリント装置が開発されている。ただし、これらインプリント装置を用いた場合でも、残膜は用いるモールドの凹凸パターンに依存してしまう。例えば、非特許文献1、特許文献4及び特許文献5に記載されている断面形状が矩形の凹凸パターンでは、インプリントレジスト層に押し当てる際に、該レジスト層を充分な押圧力で押し出すことができず、また、凸部の中央部に比べて両端部に応力が集中するため、凸部の中央部の残膜が厚くなる傾向にある。更に、パターンの粗密により、微細エリアでの残膜の不均一性が生じてしまうという問題がある。
<1> 円板状の基板と、該基板の表面に、該表面を基準として複数の凸部が配列されることによって形成された凹凸部を有するモールド構造体であって、
前記凸部における頂部の配列方向における断面形状が、丸味を帯びた形状を有することを特徴とするモールド構造体である。
<2> 凸部における頂部の曲率半径が2nm以上である前記<1>に記載のモールド構造体である。
<3> 凸部の底面積Aと、凸部における頂部の被転写体との接触面積Bとの比率〔(B/A)×100〕が、10%〜90%である前記<1>から<2>のいずれかに記載のモールド構造体である。
<4> 凸部の配列方向の長さが100nm以下である前記<1>から<3>のいずれかに記載のモールド構造体である。
<5> 石英、金属、及び樹脂のいずれかの材料からなる前記<1>から<4>のいずれかに記載のモールド構造体である。
<6> 前記<1>から<5>のいずれかに記載のモールド構造体を、磁気記録媒体の基板上に形成されたインプリントレジスト組成物からなるインプリントレジスト層に押圧して前記モールド構造体に形成された凹凸部に基づく凹凸パターンを転写する転写工程を少なくとも含むことを特徴とするインプリント方法である。
<7> 前記<1>から<5>のいずれかに記載のモールド構造体を、磁気記録媒体の基板上に形成されたインプリントレジスト層に押圧して前記モールド構造体に形成された凹凸パターンを転写する転写工程と、
前記凹凸パターンが転写されたインプリントレジスト層をマスクにして、前記磁気記録媒体の基板の表面に形成された磁性層をエッチングして、前記凹凸パターンに基づく磁性パターン部を前記磁性層に形成する磁性パターン部形成工程と、
前記磁性層上に形成された凹部に非磁性材料を埋め込む非磁性パターン部形成工程と、を少なくとも含むことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法である。
<8> 磁気記録媒体が、ディスクリート型磁気記録媒体、及びパターンドメディア型磁気記録媒体の少なくともいずれかである前記<7>に記載の磁気記録媒体の製造方法である。
<9> 前記<7>から<8>のいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法を用いて製造されたことを特徴とする磁気記録媒体である。
<10> ディスクリート型磁気記録媒体、及びパターンドメディア型磁気記録媒体の少なくともいずれかである前記<9>に記載の磁気記録媒体である。
本発明のモールド構造体は、円板状の基板と、該基板の表面に、該表面を基準として複数の凸部が配列されることによって形成された凹凸部を有してなり、更に必要に応じてその他の構成を有してなる。
前記データ部は、略同心円状の凸パターンからなり、データを記録する領域である。
前記サーボ部は、凸部面積の異なる複数種類の凸パターンからなる。
前記サーボ部としては、トラッキングサーボ制御用の信号に対応するものであり、例えばプリアンブル、サーボタイミングマーク、アドレスパターン、バーストパターン、などで主に構成されている。
前記プリアンブルパターンは、アドレスパターン領域等から各種制御信号を読み取るための基準クロック信号を生成する部位である。
前記サーボタイミングマークは、アドレス、バーストパターンを読み取るためのトリガー信号である。
前記アドレスマークは、セクタ(角度)情報、トラック(半径)情報で構成されており、ディスクの絶対位置(アドレス)を示している。
前記バーストパターンは、磁気ヘッドがオントラック状態にあるとき、ヘッド走行位置を微調整し、高精度な位置決めを達成する機能を有している。
前記曲率半径は、例えば凸部の平面の接点と凸部の壁面の接点がいずれも円弧上にあるとした場合の円の半径から求めることができる。
前記金属としては、例えばNi、Cu、Al、Mo、Co、Cr、Ta、Pd、Pt、Au等の各種金属、又はこれらの合金を用いることができる。これらの中でも、Ni、Ni合金が特に好ましい。
前記樹脂としては、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリカーボネート(PC)、低融点フッ素樹脂、ポリメタアクリル酸メチル(PMMA)、トリアセテートセルロース(TAC)、などが挙げられる。
図1に示すように、本発明のモールド構造体1は、円板状をなす基板2の一方の表面2a(以下、基準面2aということがある)に、該表面2aを基準として、複数の凸部3a及び凹部3bが同心円状に形成されてなる。この場合、凸部3aと、複数の凸部3a間に形成された凹部3bとを総称して凹凸部3とする。
前記凸部3aにおける頂部4の配列方向(凸部3aが列設されている方向)における断面形状は、図2に示すように、丸味を帯びた形状(鋭角な箇所がなく)を有しており、頂部以外の部分は特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができ、例えば矩形などが挙げられる。
なお、前記凸部3aの断面形状は、矩形に限られず、目的に応じて、後述するエッチング工程を制御することにより、任意の形状を選択することができる。
本発明において、前記凸部3aの「断面(形状)」とは、特に断りがない限り、凸部の配列方向(凸部3aが列設されている方向)における断面(形状)を指す。
前記凸部の配列方向の長さLは、100nm以下が好ましく、70nm以下がより好ましい。前記凸部の配列方向の長さが100nmを超えると、記録部分が少なくなり、記録密度を高めることができないことがある。
前記凸部の配列方向の長さは、例えば走査型電子顕微鏡(SEM)、又は原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope;AFM)にて断面形状を計測し、高さ規格の半値幅により求めることができる。
また、基板2の厚みは、0.5mm以上10mm以下であることが好ましい。
前記比率〔(B/A)×100〕が、10%未満であると、磁性層の溝に相当する部分が少なく隣接するパターンの加工が困難であるとともに、凸部の先端が鋭利となりインプリント時の耐久性が得られないことがあり、90%を超えると、本発明の目的であるレジスト流動による残膜低減が困難となることがある。
ここで、前記凸部の底面積は、例えば走査型電子顕微鏡(SEM)、又は原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope;AFM)にて、断面及びトップビューを計測し、凹部の底面と凸部壁面の接線の交点を凹部、凸部の境界とし、鉛直上方からの投影面積のうち、凹部面積を除く箇所が凸部の底面積となる。
前記凸部における頂部の被転写体との接触面積は、例えば走査型電子顕微鏡(SEM)、又は原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope;AFM)にて、断面及びトップビューを計測し、凸部の頂部平面と、凸部壁面の接線の交点を境界とし、凸部の頂部平面の面積である。
なお、モールド構造体の凸部の底面積、及び被転写体との接触面積は、いずれもデータエリアにおける500nm角エリア(250,000nm2)で計測した値である。
これに対し、図6に示す凸部3aの頂部4が丸味を帯びておらず鋭角であるピラミッド形状は、本発明には含まれない。
また、図7及び図8に示す凸部3aの頂部4が丸味を帯びておらず平坦なものは、本発明には含まれない。
前記モールド構造体の凸部における頂部を鋭角のない丸みを帯びた形状とする方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、(1)描画パターン形成後、エッチング工程でのエッチングガス、エッチング加工条件を適宜調整する方法、(2)矩形のパターンを形成した後追加のエッチングプロセスで凸部の頂部を丸める方法、などが挙げられる。
−第1の実施形態−
図9は、本発明のモールド構造体の製造方法における原盤の作製の一例を示す断面図である。
図9のAに示すように、まず、円板状のSi基板10上に、スピンコート法等によりPMMAなどのフォトレジスト液を塗布し、フォトレジスト層21を形成する。前記フォトレジスト層の材料としては、ポジ型レジスト材料及びネガ型レジスト材料のいずれであってもよい。
次に、図9のBに示すように、Si基板10を回転させながら、データ記録用トラック及びサーボ情報の少なくともいずれかに対応して変調したレーザー光(又は電子ビーム)を照射し、フォトレジスト層全面に所定のパターン、例えば略同心円状の凸パターンからなるデータトラックパターンと、凸部面積の異なる複数種類の凸パターンからなるサーボパターンと、前記データトラックパターンと前記サーボパターンとの間に半径方向に繋がった略放射状の凸パターンからなる緩衝パターンとを露光する。
次に、図9のCに示すように、フォトレジスト層21を現像処理し、露光部分を除去して残ったフォトレジスト層21によって所望の凹凸パターンを形成する。
次に、図9のDに示すように、形成されたフォトレジスト層21のパターンをマスクにしてRIE(Reactive Ion Etching;反応性イオンエッチング)などにより選択エッチングを行い、基板10に凹凸パターンを形成する。
次に、図9のEに示すように、残余のフォトレジスト層21を除去して、凹凸形状を有する原盤11を作製する。
図10は、本発明のモールド構造体の製造方法におけるモールド構造体の作製の一例を示す断面図である。
図10のAに示すように、例えば光硬化性樹脂を含有するインプリントレジスト液を塗布してなるインプリントレジスト層24が一方の面に形成された被加工基板としての石英基板30に対して、原盤11を押し当て、原盤11上に形成された凸部のパターンがインプリントレジスト層24に転写される。
前記インプリントレジスト層は、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、及び光硬化性樹脂の少なくともいずれかを含有するインプリントレジスト組成物(以下、「インプリントレジスト液」ということがある)であって、基板や磁気記録媒体等に塗布することによって形成される層である。
インプリントレジスト層の厚さは、例えば、エリプソメーター等を用いた光学的な測定あるいは触針式段差計、原子間力顕微鏡(AFM)等の接触測定等により計測できる。
また、前記インプリントレジスト組成物としては、熱可塑性を有するもの、光硬化性を有するもの、あるいは、ゾルゲルなどが用いられる。それらの特徴を有し、かつドライエッチング耐性の高いノボラック樹脂、エポキシ樹脂、脂環式樹脂、剥離性の良好なフッ素系樹脂などが好適である。
また、前記「光透過性を有する」とは、具体的には、被加工基板にインプリントレジスト層が形成される一方の面から出射するように、前記被加工基板の他方の面から光を入射した場合に、インプリントレジストが十分に硬化することを意味しており、少なくとも、前記他方の面から前記一方の面への光透過率が50%以上であることを意味する。
また、前記「モールド構造体として機能する強度を有する」とは、磁気記録媒体の基板上に形成されたインプリントレジスト層に対して、平均面圧力が4kgf/cm2という条件下で押し当て、加圧しても耐えられるような強度を意味する。
なお、図10のCで矩形のパターンを形成した後、追加のエッチングプロセスにより凸部における頂部の配列方向における断面形状を丸味を帯びた形状とすることもできる。
作製したモールド構造体の凹凸面に剥離剤層を形成する。剥離剤はインプリント後にモールド構造体とインプリントレジスト層の界面で剥離できるよう、モールド構造体表面に形成することが好ましい。剥離剤材料としては、モールド構造体に付着、結合しやすく、インプリントレジスト層表面に吸着しにくいという目的に合致する中で、適宜選択できる。中でもレジスト層表面に吸着しにくいと言う点で、フッ素系樹脂が好ましい。
前記剥離剤層厚みとしては、厚いとパターン精度が劣化するため、可能な限り薄層化することが好ましく、具体的には10nm以下がより好ましく、5nm以下が更に好ましい。
前記剥離剤層の形成手段としては、塗布又は蒸着手段を用いることができる。更に、剥離剤層を形成した後、ベーキング等の手段によりモールド構造体への吸着性を高める等の工程を付与してもよい。
<<原盤の作製>>
図11A〜図11Bは、第2の実施形態におけるモールド構造体の作製方法を示す断面図である。図11Aに示すように、第1の実施形態と同様に凹凸パターンを有する原盤11を作製した。なお、図11A〜図11Bにおいて、モールド構造体などの凸部の丸味を帯びた形状は略して記載している。
<<モールド構造体の作製>>
図11Bに示すように、原盤11の表面にスパッタリング法により、導電膜22を形成し、該導電膜22が付与された原盤11を、Ni電鋳浴に浸漬させて電鋳処理を行い、Niモールド構造体23を作製した。
前記原盤11の凹凸パターン上への導電膜22の形成は、導電材料を真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等の真空成膜手段、メッキ法などを用いて行うことができる。
前記導電材料としては、後工程(電鋳)に応じて適宜選択できるが、Ni系、Fe系、Co系の金属又は合金材料等が好ましい。電鋳処理により得られたNiモールド構造体の厚みは、20〜800μmの範囲が好ましく、40〜400μmがより好ましい。
<<剥離層形成工程>>
前記第1の実施形態と同様にNiモールド構造体の表面に剥離剤層を形成することが好ましい。
<<原盤の作製>>
図12A〜図12Bは、第3の実施形態におけるモールド構造体の作製方法を示す断面図である。図12Aに示すように第1の実施形態と同様に凹凸パターンを有する原盤11を作製した。なお、図12A〜図12Bにおいて、モールド構造体などの凸部の丸味を帯びた形状は略して記載している。
<<モールド構造体の作製>>
図12Bに示すように、熱可塑性樹脂シート31に対して、前記原盤11を押し当てる。その後、加熱して樹脂の軟化点以上の温度とすることで、樹脂の粘度が低下し原盤11上に形成された凸部のパターンが樹脂シート31に転写された。その後、冷却して転写されたパターンを硬化させ、原盤から樹脂シートを剥離することで、凹凸形状を有する樹脂モールド構造体1を作製した。
ここで、樹脂材料としては、熱可塑性、光透過性を有し、モールド構造体として機能する強度を有する材料であれば、特に制限されることなく、目的に応じて適宜選択され、例えば、PET、PEN、ポリカーボネート、低融点フッ素樹脂、PMMA等が挙げられる。
また、前記「光透過性を有する」とは、具体的には、被加工基板にインプリントレジスト層が形成される一方の面から出射するように、前記被加工基板の他方の面から光を入射した場合に、インプリントレジストが十分に硬化することを意味しており、少なくとも、前記他方の面から前記一方の面への光透過率が50%以上であることを意味する。
また、前記「モールド構造体として機能する強度を有する」とは、磁気記録媒体の基板上に形成されたインプリントレジスト層に対して、平均面圧力が4kgf/cm2という条件下で押し当て、加圧しても耐えられるような強度を意味する。
<<剥離層形成工程>>
前記第1の実施形態と同様に樹脂モールド構造体の表面に剥離剤層を形成することが好ましい。
本発明の磁気記録媒体の製造方法は、本発明の前記モールド構造体を、磁気記録媒体の基板上に形成したインプリントレジスト層に押圧して前記モールド構造体に形成された凹凸パターンを転写する転写工程と、
前記インプリントレジスト層に転写された凹凸パターンを硬化させ、モールド構造体を剥離する硬化工程と、
前記凹凸パターンが転写されたインプリントレジスト層をマスクにして、前記磁気記録媒体の基板の表面に形成された磁性層をエッチングして、前記凹凸パターンに基づく磁性パターン部を前記磁性層に形成する磁性パターン部形成工程と、
前記磁性層上に形成された凹部に非磁性材料を埋め込む非磁性パターン部形成工程と、を少なくとも含み、更に必要に応じてその他の工程を含んでなる。
以下、ディスクリートトラックメディア、パターンドメディア等の磁気記録媒体を製造方法の一例について図13を参照して説明する。
図13のAに示すように、アルミニウム、ガラス、シリコン、石英等の基板40上に、Fe又はFe合金、Co又はCo合金等の磁性層50を有する磁気記録媒体中間体の磁性層50上にポリメタアクリル酸メチル(PMMA)等のインプリントレジスト液を塗布してなるインプリントレジスト層24を形成したレジスト層付き磁気記録媒体中間体に対して、表面に凹凸パターンが形成されたモールド構造体1を押し当て、加圧することにより、モールド構造体上に形成された凹凸パターンをインプリントレジスト層24に転写する。
−光照射による硬化−
図13のBに示すように、インプリントレジスト層24を形成するインプリントレジスト組成物が、光硬化性樹脂を含む場合、紫外線などの電子線を透明性を有するインプリント用モールド構造体1を介してインプリントレジスト層24に照射し、該インプリントレジスト層が硬化することとなる。
ここで用いる光硬化性樹脂としては、ラジカル重合タイプとカチオン重合タイプがあるが、要求されるパターン形状精度や硬化速度に対し適宜選択することができる。
―加熱による硬化―
図13のBに示すように、インプリントレジスト層24を形成するインプリントレジスト組成物が、熱可塑性樹脂を含む場合、インプリントレジスト層にインプリント用モールド構造体1を押し当てる際に、系を前記レジスト液のガラス転移点(Tg)付近に維持しておき、転写後、前記レジスト液のガラス転移点よりも低下することによりインプリントレジスト層が硬化することとなる。更に、必要に応じて紫外線などを照射してパターンを硬化させてもよい。
なお、インプリントレジスト組成物が、熱硬化性樹脂を含む場合、室温あるいは加熱して流動性を示す状態でインプリントレジスト層にインプリント用モールド構造体1を押し当てて凹凸パターンを転写した後、樹脂の硬化温度まで加熱することにより、インプリントレジスト層が硬化することとなる。
次に、図13のCに示すように、凹凸部のパターンが転写されたインプリントレジスト層をマスクにして、ドライエッチングを行い、インプリントレジスト層に形成された凹凸パターン形状に基づく凹凸形状を磁性層に形成する。
前記ドライエッチングとしては、磁性層に凹凸形状を形成できるものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、イオンミリング法、反応性イオンエッチング(RIE)、スパッタエッチング、等が挙げられる。これらの中でも、イオンミリング法、反応性イオンエッチング(RIE)が特に好ましい。
前記イオンミリング法は、イオンビームエッチングとも言われ、イオン源にAr等の不活性ガスを導入し、イオンを生成した。これを、グリッドを通して加速して、試料基板に衝突させてエッチングするものである。前記イオン源としては、例えばカウフマン型、高周波型、電子衝撃型、デュオプラズマトロン源、フリーマン型、ECR(電子サイクロトロン共鳴)型、Closed drift型、などが挙げられる。
イオンビームエッチングでのプロセスガスとしてはAr、RIEのエッチャントとしてはCO+NH3、塩素ガス、CF系ガス、CH系ガス、又はこれらのガスに酸素、窒素、水素ガスを添加したものなどを用いることができる。
次に、図13のDに示すように、形成された凹部に非磁性材料70を埋め込み、表面を平坦化した後、必要に応じて、保護膜などを形成して磁気記録媒体100を作製することができる。
前記非磁性材料としては、例えばSiO2、カーボン、アルミナ、ポリメタアクリル酸メチル(PMMA)、ポリスチレン(PS)等のポリマー、円滑油などが挙げられる。
前記保護膜としては、ダイヤモンドカーボン(DLC)、スパッタカーボン等が好ましく、該保護膜の上に更に潤滑剤層を設けてもよい。
<モールド構造体の製造>
−原盤の作製−
図9のAに示すように、まず、Si基板10上に、電子線レジストをスピンコート法により、厚みが100nmとなるように塗布して、レジスト層を形成した。回転式電子線露光装置にて所望のパターンを露光し、現像することで、凹凸パターンを有するレジスト層付きSi基板を作製した。
その後、レジストパターンをマスクにして、以下の反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)を行い、Si基板上に凹凸形状を形成した。
−反応性イオンエッチングの条件−
・プラズマ源:ICP型(Inductively Coupled Plasma)
・ガス:CF系ガス、及び微量の水素ガス
・圧力:0.5Pa
・投入電力:ICP−300W、Bias−50W
この実施例に使用したパターンはデータ部とサーボ部に大別される。データ部は凸幅:120nm、凹幅:30nm(TP=150nm)のパターンとした。サーボ部は最内周でのサーボ基本ビット長が90nm、総セクタ数が240、プリアンブル(45bit)/サーボマーク(10bit)/SectorCode(8bit)、CylinderCode(32bit)/Burstパターンで構成した。
サーボマーク部は“0000101011”であり、SectorがBinary、CylinderはGray変換を用いる。Burst部は一般的な位相バースト信号(16bit)である。
次に、図10のAに示すように、石英基板30上に光硬化性アクリル系インプリントレジスト液(東洋合成工業株式会社製、PAK−01)を100nmの厚みとなるようにスピンコート法により塗布し、インプリントレジスト層24を形成した。
次に、前記原盤をモールド構造体11として使用し、UVナノインプリントを行った。UVナノインプリントでは、1MPaの圧力で5秒間加圧してパターン転写した後、25mJ/cm2のUV光を10秒間照射してパターン硬化させた。
ナノインプリント後の凹凸レジストパターンを元に、以下に示すRIEにより選択エッチングを行い、石英基板上に凹凸形状を形成した。
−反応性イオンエッチングの条件−
・プラズマ源:ICP型(Inductively Coupled Plasma)
・ガス:CF系ガスとArガスを1:1、微量の水素ガス添加
・圧力:0.5Pa
・投入電力:ICP-300W、Bias-60W
得られたモールド構造体の凸部における頂部は、該凸部の配列方向における断面形状が、丸みを帯びた形状となっており、曲率半径は5nmであった。
作製したモールド構造体の凹凸面にウェット法により剥離剤層を形成した。剥離剤層材料としてはF13−OTCS(Tridecafluoro−1,1,2,2−tetrahydro−OctylTriChloroSilane)(Gelest社製)を用い、アサヒクリンAK225(旭硝子株式会社製)溶媒で0.1質量%の剥離層液を調整した。この剥離層液を用い、Dip法により1mm/sec.の引き上げ速度により、厚み5.25nmの剥離層を石英モールド上に形成した。
剥離層を形成したモールド構造体を90℃、80%RHの環境下に5時間暴露し、モールド構造体表面に剥離層材料を化学的に吸着させた(化学結合処理)。以上により、実施例1のモールド構造体を作製した。
2.5インチのガラス基板上に、以下のようにして、軟磁性層、第1非磁性配向層、第2非磁性配向層、磁気記録層、及び保護層をこの順に成膜した。軟磁性膜、第1非磁性配向層、第2非磁性配向層、磁気記録層、及び保護層はスパッタリング法で成膜した。なお、保護層上の潤滑剤層はディップ法で形成した。
まず、軟磁性層材料としてCoZrNbを厚みが100nmとなるように積層した。具体的には、ガラス基板をCoZrNbターゲットと対向させて設置し、Arガスを圧力が0.6Paになるように流入し、DC1,500Wで軟磁性層を成膜した。
次に、第1非磁性配向層としてPtを厚みが5nmとなるように積層した。具体的には、基板上に形成された軟磁性層をPtターゲットと対向設置し、Arガスを圧力が0.5Paになるように流入し、DC1,000Wで放電して、第1非磁性配向層を成膜した。
次に、第2非磁性配向層としてRuを厚みが10nmとなるように積層した。具体的には、基板上に形成された第1非磁性配向層をRuターゲットと対向させて設置し、Arガスを圧力が0.5Paになるように流入し、DC1,000Wで放電して、第2非磁性配向層を成膜した。
次に、磁気記録層としてCoPtCr−SiO2を厚みが15nmとなるように積層した。具体的には、基板上に形成された第2非磁性配向層をCoPtCr−SiO2ターゲットと対向させて設置し、Arガスを圧力が1.5Paになるように流入し、DC1000Wで放電し、磁気記録層を成膜した。
磁気記録層を形成した後、基板上に形成された磁気記録層をCターゲットと対向させて設置し、Arガスを圧力が0.5Paになるように流入し、DC1,000Wで放電し、厚み4nmの保護層を成膜した。以上により、磁気記録媒体中間体を作製した。得られた磁気記録媒体中間体の保磁力は、334kA/m(4.2kOe)であった。
作製した磁気記録媒体中間体に対して光硬化性アクリル系インプリントレジスト液(東洋合成工業株式会社製、PAK−01)を100nmの厚みとなるようにスピンコート法により塗布し、インプリントレジスト層を形成した。
得られたレジスト層付き磁気記録媒体中間体に対し、上記モールド構造体を対向させて配置し、磁気記録媒体中間体を1MPaの圧力で5秒間加圧してパターン転写した後、25mJ/cm2のUV光を10秒間照射してパターン硬化させた。その後、モールド構造体と磁気記録媒体中間体を剥離して、磁気記録媒体中間体上のレジスト層に凹凸パターンを形成した。
その後、凹凸部3のパターンが転写されたインプリントレジスト層25をマスクにして、Arイオンスパッタエッチ(ICP型、Arガス、0.2Pa、ICP/Bias=750W/300W)により選択エッチングを行い、モールド構造体1上に形成された凹凸部3のパターン形状に基づく凹凸形状を磁性層50に形成し、凹部に非磁性材料70(SiO2をCVD方式で形成)を埋め込み、表面を平坦化(CMP処理)した後、保護膜を形成(DLCからなる保護層をCVD方式で形成)して磁気記録媒体100を得た。以上により、実施例1のディスクリート型垂直磁気記録媒体を作製した。
実施例1において、表1−1に示すように、原盤のエッチング加工条件を変えて、凸部の底面積、凸部の被転写体との接触面積、凸部の配列方向長さ、及び凸部における頂部の曲率半径を調整した以外は、実施例1と同様にして、実施例2〜5及び比較例1〜2のモールド構造体を作製した。
作製した各モールド構造体を用いて、実施例1と同様にして、インプリント法により磁気記録媒体を作製した。
図11A〜図11Bは、本実施例におけるモールド構造体の作製方法を示す工程図である。
表1−1に示すように、原盤のエッチング加工条件を変えた以外は、実施例1と同様にして凹凸形状を有する原盤を作製した(図11A参照)。
作製した原盤を用いて、図11Bに示すようにして、原盤の表面の凹凸パターンをもとに、この表面にスパッタリングにより、導電膜22を形成した。その後、導電膜22が付与された原盤を、下記組成のNi電鋳浴に浸漬させて50rpm〜150rpmの回転速度で回転させながら、電鋳処理を行い、厚み300μmのポジ状凹凸パターンを有するNi盤を作製した。その後、このNi盤を原盤から剥離し、残留するレジスト膜を除去し洗浄した。このようにして、Niモールド構造体が得られた。
−Ni電鋳浴組成及び温度−
・スルファミン酸ニッケル・・・600g/L
・ホウ酸・・・40g/L
・界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)・・・0.15g/L
・pH=4.0
・温度=55℃
得られたNiモールド構造体の凸部における頂部は、該凸部の配列方向における断面形状が、丸みを帯びた形状となっており、曲率半径は2nmであった。
実施例1と同様に作製した磁気記録媒体中間体に対してPMMA樹脂からなるインプリントレジスト液を100nmスピンコート法により形成した。
得られたレジスト層付き磁気記録媒体中間体に対し、上記Niからなるモールド構造体を対向させて配置し、150℃に加熱した状態で3MPaの圧力で30秒間加圧してパターン転写した後、60℃まで冷却してパターン硬化させた。その後、モールド構造体と磁気記録媒体中間体を剥離して、磁気記録媒体中間体上のレジスト層に凹凸パターンを形成した。
次いで、形成した凹凸パターンをマスクとしてエッチングを行い、凹凸形状を磁気記録層に形成した。それ以外は実施例1と同様に、垂直磁気記録媒体を作製した。
図12A〜図12Bは、本実施例におけるモールド構造体の作製方法を示す工程図である。
表1−1に示すように、原盤のエッチング加工条件を変えた以外は、実施例1と同様にして凹凸形状を有する原盤を作製した(図12A参照)。
作製した原盤11に、図12Bに示すようにして、PMMAからなる熱可塑性樹脂シート31を対向して配置し、150℃に加熱した状態で3MPaの圧力で30秒間加圧してパターン転写した後、60℃まで冷却してパターン硬化させた。その後、モールド構造体1と剥離することで、凹凸形状を有する樹脂モールド構造体を得た。
得られた樹脂モールド構造体の凸部における頂部は、該凸部の配列方向における断面形状が、丸みを帯びた形状となっており、曲率半径は2nmであった。
作製した樹脂モールド構造体を用いて、実施例1と同様にして、インプリント法により磁気記録媒体を作製した。
前記凸部の底面積は、走査型電子顕微鏡(SEM)、又は原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope;AFM)にて、断面及びトップビューを計測し、凹部の底面と凸部壁面の接線の交点を凹部、凸部の境界とし、鉛直上方からの投影面積のうち、凹部面積を除いた箇所の面積から求めた。
また、前記凸部における頂部の被転写体との接触面積は、走査型電子顕微鏡(SEM)、又は原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope;AFM)にて、断面及びトップビューを計測し、凸部の頂部平面と、凸部壁面の接線の交点を境界とし、凸部の頂部平面の面積から求めた。
なお、モールド構造体の凸部の底面積、及び被転写体との接触面積は、いずれもデータエリアにおける500nm角エリア(250,000nm2)で計測した値である。
凸部の配列方向長さは、走査型電子顕微鏡(SEM)、又は原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope;AFM)にて断面形状を計測し、高さ規格の半値幅により求めた。また、凸部における頂部の曲率半径は、凸部平面の接点と凸部壁面の接点がいずれも円弧上にあるとした場合の円の半径から求めた。
作製した各モールド構造体を用いて、基板側に形成したレジスト層に凹凸微細パターンを転写した際に、各モールド構造体の凸部の底面積位置でのレジスト層の樹脂残膜量を断面の透過型電子顕微鏡(TEM)にて測定し、その平均値を求め、下記基準で評価した。
〔評価基準〕
○:残膜量の値がパターン高さの20%未満
×:残膜量の値がパターン高さの20%以上
作製した各モールド構造体を用いて、基板側に形成したインプリントレジスト層上に凹凸微細パターンを転写するプロセスを100回繰り返して実施し、該プロセス後に原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope;AFM)で各モールド構造体の半径位置25mm箇所で90°毎に4箇所の1μm角エリアを測定し、目詰まり、パターン倒れの有無を下記の基準で評価した。
〔評価基準〕
○:凹部の深さが所定の40%未満のパターン、又はパターン倒れが1点もない。
×:凹部の深さが所定の40%未満のパターン、又はパターン倒れが1点以上存在する。
作製した各磁気記録媒体について、再生トラック幅0.1μm、再生ギャップ0.06μmのGMRヘッドを搭載したハードディスク用磁気ヘッドテスタ(アイメス社製、BitFinder Model−YS 3300)により、再生信号の位置誤差信号(PES)測定を行い、下記評価基準に基づいて、評価した。
[評価基準]
◎:サーボフォローイングでき、かつPESがトラック幅の±10%以内の媒体
○:サーボフォローイングできたが、PESがトラック幅の±10%以上±20%以下の媒体
×:サーボフォローイングできなかった媒体
これに対し、凸部の先端が鋭っている比較例1では、該領域の残膜も低減できず、かつ耐久性も不良の結果であった。また、凸部が鉛直上方に立ち上がった比較例2では耐久性は確保できたものの残膜は低減できず、結果として所望のモールド構造体を得ることができなかった。
2 基板
3 凹凸部
3a 凸部
3b 凹部
4 頂部
24 インプリントレジスト層
40 磁気記録媒体用基板
50 磁性層
100 磁気記録媒体
Claims (8)
- 円板状の基板と、該基板の表面に、該表面を基準として複数の凸部が配列されることによって形成された凹凸部を有するモールド構造体であって、
前記凸部における頂部の配列方向における断面形状が、丸味を帯びた形状を有することを特徴とするモールド構造体。 - 凸部における頂部の曲率半径が2nm以上である請求項1に記載のモールド構造体。
- 凸部の底面積Aと、凸部における頂部の被転写体との接触面積Bとの比率〔(B/A)×100〕が、10%〜90%である請求項1から2のいずれかに記載のモールド構造体。
- 凸部の配列方向の長さが100nm以下である請求項1から3のいずれかに記載のモールド構造体。
- 石英、金属、及び樹脂のいずれかの材料からなる請求項1から4のいずれかに記載のモールド構造体。
- 請求項1から5のいずれかに記載のモールド構造体を、磁気記録媒体の基板上に形成されたインプリントレジスト組成物からなるインプリントレジスト層に押圧して前記モールド構造体に形成された凹凸部に基づく凹凸パターンを転写する転写工程を少なくとも含むことを特徴とするインプリント方法。
- 請求項1から5のいずれかに記載のモールド構造体を、磁気記録媒体の基板上に形成されたインプリントレジスト層に押圧して前記モールド構造体に形成された凹凸パターンを転写する転写工程と、
前記凹凸パターンが転写されたインプリントレジスト層をマスクにして、前記磁気記録媒体の基板の表面に形成された磁性層をエッチングして、前記凹凸パターンに基づく磁性パターン部を前記磁性層に形成する磁性パターン部形成工程と、
前記磁性層上に形成された凹部に非磁性材料を埋め込む非磁性パターン部形成工程と、を少なくとも含むことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。 - 請求項7に記載の磁気記録媒体の製造方法によって作製されたことを特徴とする磁気記録媒体。
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JPH1040590A (ja) * | 1996-07-24 | 1998-02-13 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 光記録媒体製造用スタンパー |
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-
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- 2008-01-15 JP JP2008005467A patent/JP2009004066A/ja not_active Abandoned
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