JP2008310410A - 生活習慣改善支援システムおよび生活習慣改善支援方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】利用者は個人情報としてサーバ3に入力し、サーバ3は入力された個人情報に基づいて行動項目を選択する。利用者はサーバ3が選択した行動項目の中から、少しの努力でできると判定した行動項目をさらに選択してサーバ3に登録する。サーバ3は行動項目の実行時間を電子メールで利用者に通知するなどの支援を実行し、利用者は、行動項目の実行の状況や生活習慣が改善された状態をサーバ3に入力して管理する。
【選択図】図1
Description
また、例えば特許文献2に、利用者の睡眠中の呼吸ガス流量などから睡眠中の生理的状態を把握する技術が開示されている。
さらに、例えば特許文献3には、利用者が入力する睡眠に関する情報に基づいて、睡眠を改善するための対応方法を提案する技術が開示されている。
また、特許文献3に開示された技術は、利用者の睡眠状態に基づいて、睡眠の状態を改善するための具体的な対応方法を提示するものではあるが、単に対応方法を示すだけであって、その対応方法が利用者にとって実行困難か否かまで管理するものではなく、実行困難な対応方法の提示によって利用者の実行意欲を喪失する場合があるという問題がある。
図1に示すように、本実施形態にかかる睡眠改善支援システムは、複数の端末装置1、1、・・・がインターネット4(ネットワーク)を介して、サーバ3と接続されて構成される。なお、端末装置1は、パーソナルコンピュータ等の固定端末1aであってもよいし、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末1bであってもよい。
なお、サーバ3は、例えばWEBサーバであって、情報やデータをHTML(HyperText Markup Language)文書や画像などで蓄積してホームページを構築し、HTTP(HyperText Transfer Protocol)で送出する構成とすればよい。この場合、端末装置1は、自身にインストールされるWEBブラウザ等のソフトウェアによって、サーバ3が送出する情報をホームページとして表示することができる。
なお、図3においては、説明の簡素化のため各時間帯の行動項目を3つとしたが、この数は限定されるものではない。
さらに、図3に示す生活改善行動一覧304aの行動項目は、例えば、本実施形態にかかる睡眠改善方法を実施するシステムの管理者によって、追加および削除できる構成であってもよい。このような構成にすることで、システムの管理者は、例えば新たな科学的知見に基づいた行動項目を新たに追加することもできるし、有効性が確認できない行動項目を削除することもできる。
有効性は、例えば睡眠の満足度の向上度合いとして示すことができ、具体的には、後記する図8に示す「睡眠の満足度」601の点数が向上する度合いとして示される。
また、後記するように、本システムは、サーバ3(図1参照)が選択した行動項目を利用者が選択して実行することになるが、例えばどれだけの利用者が選択したかの選択頻度で示される選択率や、利用者が当該行動項目をどの程度継続できたかの継続性、選択した行動項目を実行した割合で示される達成度などについての統計処理を実施し、前記した有効性、選択率、継続性および達成度の高い行動項目については、「おすすめ度」が高い行動項目とするなどのように、行動項目にランク付けをしてもよい。そして、行動項目をランキング順に表示する表示画面(図示せず)を備えてもよい。さらに、「おすすめ度」が低い行動項目は削除するようにしてもよい。
なお、図4においては、説明の簡素化のため各季節の行動項目を3つとしたが、この数は限定されるものではない。
さらに、図4に示す睡眠環境改善行動一覧304bの行動項目は、例えば、本実施形態にかかる睡眠改善方法を実施するシステムの管理者によって、追加および削除できる構成であってもよい。このような構成にすることで、システムの管理者は、例えば新たな科学的知見に基づいた行動項目を新たに追加することもできるし、有効性が確認できない行動項目を削除することもできる。さらに、前記した生活改善行動一覧の場合と同様に「おすすめ度」を設定して、行動項目を「おすすめ度」のランキング順に表示する表示画面(図示せず)を備えてもよいし、「おすすめ度」が低い行動項目は削除するようにしてもよい。
なお、図5においては、説明の簡素化のため心理的要因改善行動一覧304cの行動項目を3つとしたが、この数は限定されるものではない。
さらに、図5に示す心理的要因改善行動一覧304cの行動項目は、例えば、本実施形態にかかる睡眠改善方法を実施するシステムの管理者によって、追加および削除できる構成であってもよい。このような構成にすることで、システムの管理者は、例えば新たな科学的知見にもとづいた行動項目を新たに追加することもできるし、有効性が確認できない行動項目を削除することもできる。さらに、生活改善行動一覧の場合と同様に「おすすめ度」を設定して、行動項目を「おすすめ度」のランキング順に表示する表示画面(図示せず)を備えてもよいし、「おすすめ度」が低い行動項目は削除するようにしてもよい。
個人詳細情報入力画面5には、サーバ3が付与する「ログインID」501と「パスワード」502、利用者が登録した「メールアドレス」512が表示されている。そして、テキストボックス503aで入力される「ニックネーム」503、ラジオボックス504aで選択される「性別」504、3つのテキストボックス505aで入力される「生年月日」505、テキストボックス506aで入力される「住所(お住まい)」506、プルダウンメニュー507aで選択される「職業(お仕事)」507、テキストボックス508aで入力される「身長」508、テキストボックス509aで入力される「体重」509、プルダウンメニュー510aで選択される「アルコール摂取量」510、プルダウンメニュー511aで選択される「喫煙量」511、テキストボックス513aで入力される「携帯メールアドレス」513、テキストボックス514aで入力される「ブログ(ウェブログ)のURL(Uniform Resource Locator)」514の各項目で構成される。
「アルコール摂取量」510のプルダウンメニュー510aに登録される摂取量は、限定されるものではなく、例えば「飲まない」、「1日一合未満」、「1日一合以上二合未満」などの項目であればよい。
「喫煙量」511のプルダウンメニュー511aに登録される摂取量は、限定されるものではなく、例えば「吸わない」、「1日10本未満」、「1日10本以上20本未満」などの項目であればよい。
サーバ3が利用者の端末装置1に個人詳細情報入力画面5を表示すると(ステップS501)、利用者は前記のように、テキストボックスにはキーボード等から必要な文字を入力し、プルダウンメニューはマウス等の操作によって項目を選択することで、個人詳細情報を入力する。
なお、図8では、「睡眠の満足度」601として4つの例を示したが、これは限定されるものではなく、「お肌の状態」、「体の健康度」、「心の健康度」、「便通の状態」、「ストレス対処力」などの項目があってもよい。
また、図示はしないが、体重、体脂肪率、BMIなどに関しての数値目標を入力する欄を設けて、達成率を評価する構成であってもよい。
そして、図8に示される個人睡眠情報入力画面6で、利用者はマウス等の操作によって、「睡眠の満足度」601の各項目の点数をプルダウンメニュー601aから選択したり、該当する項目のチェックボックス605a、606aにチェックを付けたりすることで、個人睡眠情報を個人情報として入力し、サーバ3(図1参照)に登録する。
サーバ3が、個人睡眠情報入力画面6を利用者の端末装置1に表示すると(ステップS601)、利用者は前記のように、マウス等の操作によって、「睡眠の満足度」601の各項目の点数をプルダウンメニュー601aから選択することで、個人睡眠情報を入力する。
あるいは、例えば個人睡眠情報入力画面6の「具体的な不満」605における「a.遅くまで眠れない」という質問に対しては、生活改善行動一覧304aの行動項目である「(D1)よく動いたり、頭を使ったりと積極的に活動する」、睡眠環境改善行動一覧304bの行動項目である「(C2)遮音カーテンなどで室外の音の侵入を防ぐ」・・・、を対応させるなどのように、個人睡眠情報入力画面6の各項目と行動項目とを予め対応させておく。
また、個人睡眠情報入力画面6で、利用者が「a.遅くまで眠れない」を選択した場合は、サーバ3は、テーブルデータ60の「項目」61における「遅くまで眠れない」に対応する「行動項目一覧」63を参照する。そして、「行動項目一覧」63に格納されている「D1」、「D2」、「N3」、「C2」を行動項目として選択する。
サーバ3は、チェック画面7を利用者の端末装置1に表示すると(ステップS701)、利用者は前記のように、マウス等の操作によってラジオボタン701aをクリックすることで、各行動項目の実行可能性を入力する。
または、例えば事後のアンケートなどで、有効性が高いと回答の多い行動項目については、有効性の高い行動項目としてランク付けしてもよい。
そして、例えば図10に示すチェック画面7を構成するとき、選択されることが多いとランク付けされた行動項目や、有効性が高いとランク付けされた行動項目を優先的に選択する構成としてもよい。
選択されることが多いとランク付けされた行動項目は、利用者が実行しやすい行動項目である場合が多いことから、チェック画面7によって、利用者は実行しやすい行動項目を優先的に選択することができ、その結果、利用者は睡眠改善が実行しやすくなる。
有効性の高い行動項目は、その実行によって睡眠改善の効果が現れやすい行動項目である場合が多いことから、利用者は効果的に睡眠改善を実行できる。
そして、図示はしないが、選択されることが多いとランク付けされた行動項目や、有効性が高いとランク付けされた行動項目をランキング表示する画面を備えてもよい。
サーバ3が利用者の端末装置1に目標設定画面8を表示すると(ステップS801)、利用者は前記のように、目標設定画面8に表示される行動項目から5つを選択して、マウス等の操作によってチェックボックス801aをクリックしてチェックマークを付け、チェックマークを付けた行動項目の配信時刻を設定する。
また、本実施形態においては、図13に示す目標設定画面8で「配信時刻」81の設定をする構成としたが、マイスリープメニュー確認画面9に、図示しないプルダウンメニュー等を備え、「配信時刻」を設定する構成であってもよい。
利用者が「修正」ボタン902をクリックしたら、サーバ3(図1参照)は、例えば図6に示す個人詳細情報入力画面5を再表示する構成とすればよい。これにより、利用者は最初からマイスリープメニュー901を作成しなおすことができる。また、利用者は、例えばWEBブラウザに備わる「戻る」ボタンの操作によって、目標設定画面8(図13参照)に戻すことができる。または、「修正」ボタン902をクリックしたら、サーバ3は、図13に示す目標設定画面8を再表示して、修正する構成としてもよい。
また、利用者が「登録」ボタン903をクリックしたら、サーバ3は、マイスリープメニュー確認画面9に表示されたマイスリープメニュー901を、記憶装置304(図2参照)に登録する。
または、「ショッピングリスト」に表示される商品名をマウスでクリックすると、サーバ3(図1参照)は、当該商品を購入可能なホームページを開く構成としてもよい。利用者は、ホームページによって当該商品を容易に購入でき、行動項目が実行しやすくなる。さらに、サーバ3は、利用者ごとの商品の購入履歴を管理する構成とすれば、利用者は必要に応じて商品の購入履歴を確認できる。
利用者が「マイスリープメニューを作成する」ボタン1001をクリックすると、サーバ3(図1参照)は、個人詳細情報入力画面5(図6参照)を利用者の端末装置1(図1参照)に表示し、利用者が「マイデータを入力する」ボタン1002をクリックすると、サーバ3は、後記する「マイデータ入力画面」11(図19参照)を利用者の端末装置1に表示する。また、利用者が「マイデータを表示する」ボタン1003をクリックすると、サーバ3は、後記する「マイデータ表示画面」12(図20参照)を表示する
すなわち、図7のステップS501に示すように、個人詳細情報入力面5を利用者の端末装置1に表示する。そして、図7のステップS502からステップS506のステップにしたがって、個人詳細情報が入力される。
ここで、図7のステップS501で個人詳細情報入力画面5を表示するときに、個人詳細情報が入力された個人詳細情報入力画面5が記憶装置304に記憶されているときは、サーバ3は記憶されている個人詳細情報入力画面5を利用者の端末装置1に表示する。
このように、個人詳細情報が入力された個人詳細情報入力画面5を表示することで、利用者は支援ページに2回目以降にログインしたときに、個人詳細情報を修正することができる。
すなわち、図9のステップS601に示すように、個人睡眠情報入力画面6を利用者の端末装置1に表示する。そして、図9のステップS602からステップS606のステップにしたがって、個人睡眠情報が入力される。
ここで、図9のステップS601で個人睡眠情報入力画面6を表示するときに、個人睡眠情報が入力された個人睡眠情報入力画面6が記憶装置304に記憶されているときは、サーバ3は記憶されている個人睡眠情報入力画面6を利用者の端末装置1に表示する。
このように、個人睡眠情報が入力された個人睡眠情報入力画面6を表示することで、利用者は支援ページに2回目以降にログインしたときに、個人睡眠情報を修正することができる。
すなわち、図12のステップS701に示すように、チェック画面7を利用者の端末装置1に表示する。そして、図12のステップS702からステップS706のステップにしたがって、行動項目の実行可能性が入力される。
ここで、図12のステップS701でチェック画面7を表示するときに、個人睡眠情報入力画面6で入力される個人睡眠情報が更新されていなければ、サーバ3は、記憶装置304に記憶されているチェック画面7を利用者の端末装置1に表示する。一方、個人睡眠情報が更新されたときは、サーバ3は更新された個人睡眠情報に基づいて、チェック画面7を再構成して表示する。
このように、個人睡眠情報が更新されないときに、記憶されているチェック画面7を表示することで、利用者は支援ページに2回目以降にログインしたときに、チェック画面7を修正することができる。
すなわち、図14のステップS801に示すように、目標設定画面8を端末装置1に表示する。そして、図14のステップS802からステップS806のステップにしたがって、行動項目が選択される。
ここで、図14のステップS801で目標設定画面8を表示するときに、チェック画面7で入力される各項目の実行可能性が更新されていなければ、サーバ3は、記憶装置304に記憶されている目標設定画面8を利用者の端末装置1に表示する。一方、チェック画面7において実行可能性が更新されたときは、サーバ3は更新された実行可能性に基づいて、目標設定画面8を再構成して表示する。
このように、各項目の実行可能性が更新されないときに、記憶されている目標設定画面8を表示することで、利用者は支援ページに2回目以降にログインしたときに、目標設定画面8を修正することができる。
マイスリープメニュー確認画面9で「修正」ボタン902がクリックされたら(ステップS106→Yes)、サーバ3は制御をステップS101に戻す。一方、「修正」ボタン902がクリックされず(ステップS106→No)、「登録」ボタン903がクリックされたら(ステップS107→Yes)、サーバ3はマイスリープメニュー確認画面9に表示されたマイスリープメニュー901を記憶装置304に記憶して登録する(ステップS108)。このように、サーバ3はマイスリープメニュー901を作成できることから、請求項に記載のメニュー作成手段を有する。
そして、サーバ3は、構成したマイスリープメニュー901に基づいて利用者の睡眠改善支援を実行する。
なお、利用者はサーバ3から配信される電子メールをすぐに確認するという観点から、携帯電話、PDAなど携帯端末1b(図1参照)のメールアドレスを図6に示す個人詳細情報入力画面5の「携帯メールアドレス」513に入力し、電子メール配信先のメールアドレスとして登録することが好ましい。
「昨夜の就寝時刻」1102、「今朝の起床時刻」1103は、プルダウンメニュー1102a、1103aでたとえば15分間隔で就寝時刻と起床時刻を入力する。
「寝つきの満足度」1104、「睡眠中の満足度」1105、「寝起きの気分」1106は、それぞれの満足度を、例えばプルダウンメニュー1104a、1105a、1106aで、10点間隔の100点満点で入力する。
「体重」1107は、体重をテキストボックス1107aに入力する。
「昼寝・仮眠の合計時間」1108は、昼寝した時間と仮眠した時間の合計時間を、テキストボックス1108aに入力する。
「日中のスッキリ度」は、利用者が感じるスッキリ度を、例えばプルダウンメニュー1109aで、10点間隔の100点満点で入力する。
「生活メモ」1110は、テキストボックス1110aに、利用者がメモしたい内容など、自由に記入する項目である。
「目標の達成度」1111は、マイスリープメニュー901(図15参照)に設定された5つの目標の達成度を、例えば「○」、「△」、「×」の3段階で評価する項目で、利用者は例えばラジオボタン1111aによって評価する。なお、本実施形態において、目標の達成度は3段階で評価する構成としたが、例えば10点間隔の100点満点で評価する構成であってもよい。
「前の一週間」ボタン1204がクリックされると、サーバ3(図1参照)は、表示している1週間の直前の1週間のマイデータ表示画面12を利用者の端末装置1(図1参照)に表示し、「後の一週間」ボタン1204がクリックされると、サーバ3は、表示している1週間の直後の1週間のマイデータ表示画面12を利用者の端末装置1に表示する。
ここで、BMI(Body Mass Index)は身長と体重の関係を示す指標であって、体重/(身長2)で表される。サーバ3は、個人詳細情報入力画面5(図6参照)で入力される身長と、マイデータ入力画面11(図19参照)で入力される体重とから、BMIを算出することができる。「グラフ表示」ボタン1205がクリックされたら、サーバ3(図1参照)は、グラフ画面13を利用者の端末装置1(図1参照)に表示する。
なお、図21においては、1つの画面に全ての項目のグラフを表示したが、各項目ごとにグラフを表示する形態であってもよい。
この場合、例えば「グラフ表示」ボタン1205がクリックされると、サーバ3(図1参照)は、利用者の端末装置1(図1参照)にグラフ選択画面を表示する。図22は、グラフ選択画面の一例を示す図である。
そして、ラジオボタン130aのうち、「今週の推移」は、マイデータ表示画面12が表示する週における、選択した項目の成果の推移をグラフ表示する機能とし、「3週間の推移」は、マイデータ表示画面12が表示する週から過去3週間の週(先週と先々週)の、各週における平均の推移をグラフ表示する機能とする。
なお、目標の達成率に関しては、「3週間の推移」のみグラフ表示できるものとする。
例えば、利用者が「睡眠時間」の「今週の推移」を選択して、「表示」ボタン130bをクリックしたら、サーバ3(図1参照)は、図23の(a)に示す、1週間の睡眠時間の推移を示すグラフを、利用者の端末装置1(図1参照)に表示する。また、「睡眠中の満足度」の「3週間の推移」を選択して、「表示」ボタン130bをクリックしたら、サーバ3(図1参照)は、図23の(b)に示す、睡眠中の満足度の3週間の推移を示すグラフを、利用者の端末装置1(図1参照)に表示する。さらに、「目標1の達成率」の「3週間の推移」を選択して、「表示」ボタン130bをクリックしたら、サーバ3(図1参照)は、図23の(b)に示す、目標1の達成率の3週間の推移を示すグラフを、利用者の端末装置1(図1参照)に表示する。
また、図20に示すマイデータ表示画面12は、システムの管理者などアクセス権限を有する操作者がアクセスできる構成としてもよい。このように構成することで、システムの管理者は、利用者が設定した行動項目を知ることができるとともに、設定した行動項目の実行状況やその結果(寝つきの満足度、睡眠中の満足度、体重の推移など)を知ることができる。そしてシステムの管理者は、知り得た結果に基づいてカルテなどの資料を作成し、利用者にアドバイスを与えることができる。
従前の技術は、利用者に対して睡眠習慣の改善方法を提示し、単にアドバイスを与えるのみであって、改善方法の実行可能性を利用者がチェックしたり、改善方法を選択する機能を有するものではない。したがって、利用者がすでに実行している内容や実行困難な内容が改善方法として提示される場合もある。特に、実行困難な内容が提示された場合は、利用者の実行意欲を喪失させ、提示された改善方法の実行を継続することが難しい場合が多い。
これに対して、本発明にかかる睡眠改善支援方法においては、行動項目の実行可能性のチェックや選択を利用者に委ねることから、利用者が実行しやすい行動項目のみを選択できることおよび、その実行を強制しないことが特徴であり、利用者は行動項目の実行を継続しやすいという、優れた効果を奏する。
「高めたい睡眠の満足度」604は、例えば「寝つき」、「睡眠中」、「目覚めの気分」、「日中のスッキリ度」の各項目の中から、利用者が満足度を高めたいと思う項目を、チェックボックス604aなどによって、1つ又は2つ以上選択する。
また、図示はしないが、年代別(例えば、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人、熟年者)や勤務形態別(例えば、日勤、夜勤、準夜勤、交代勤務)などを選択する項目があってもよい。そしてサーバ3(図1参照)は、年代や勤務形態に対応した行動項目を選択するように構成してもよい。
次に、本発明の変形例である、「滞在プログラム」による睡眠改善支援方法について説明する。前記した睡眠改善支援方法は、日常生活の行動を行動項目として選択し、日常生活において実行するものである。
これに対して、「滞在プログラム」は、例えばリゾート地など日常生活からかけ離れた環境に短期間滞在して、睡眠を改善する睡眠改善支援方法である。
さらに、申し込み画面14には、入力した内容を修正するためにクリアする「修正」ボタン1404と、入力した内容で快眠旅行を申し込む「申し込み」ボタン1405とを備える。
「宿泊施設」1402は、利用者が「滞在プログラム」を実行するための宿泊施設を、プルダウンメニュー1402aで選択する。プルダウンメニュー1402aには、例えば、本実施形態にかかる睡眠改善方法を実施するシステムの管理者と事前に契約を締結した宿泊施設の一覧が記載されていればよい。利用者は、プルダウンメニュー1402aに記載されている宿泊施設から選択することができる。
「人数」1403は、選択した宿泊施設に宿泊する人数を、例えば大人、子供それぞれにプルダウンメニュー1403aで設定する。
「修正」ボタン1404は、申し込み画面14に記入した内容を全てクリアすることができるボタンである。
「申し込み」ボタン1405は、申し込み画面14に記入した内容で「滞在プログラム」を申し込むボタンである。「申し込み」ボタン1405がクリックされると、サーバ3は、申し込み画面情報に入力されている情報に基づいて、選択された宿泊施設に申し込み者の個人情報(氏名、年齢、住所等)、滞在年月日および参加人数等の必要な情報を送信するなど、必要な処理を実行する。そして、「滞在プログラム」の申し込みが完了する
なお、滞在メニュー1501の「起床の予定」および「就寝の予定」は、例えばプルダウンメニュー1501aによって、起床する時刻および就寝する時刻を設定する。
また、「光が差し込む場所(明るい場所)で朝食をとる」などのように利用者が必ず実行する滞在スタイルや、2日目以降の「チェックイン」などのように実行できない滞在スタイルには、プルダウンメニュー1501aおよびチェックボックス1501bが配置されず、例えば図28に示すように「−」が表示され、利用者は該当する項目を選択できない構成とする。
そして、「滞在プログラム」の作成が終了した利用者が、「登録」ボタン1503をクリックしたら、サーバ3(図1参照)は、滞在プログラム作成画面15を記憶装置304(図2参照)に記憶することで、「滞在プログラム」を登録する。
また、利用者が「修正」ボタン1502をクリックしたら、サーバ3は滞在プログラム作成画面15に入力された情報を全てクリアする。
すなわち、本発明にかかる生活習慣改善支援方法は、行動項目の内容を変更することで、前記のようにダイエットの支援、食生活改善の支援、禁酒の支援および禁煙の支援など幅広い分野に応用可能であるという、優れた効果を奏する。
1a 固定端末
1b 携帯端末
3 サーバ(選択手段、電子メール送信手段、メニュー作成手段、メールアドレス登録手段、時刻登録手段)
304 記憶装置
304a 生活改善行動一覧
304b 睡眠環境改善行動一覧
304c 心理的要因改善行動一覧
4 インターネット
5 個人詳細情報入力画面
6、6a、6b 個人睡眠情報入力画面
9 マイスリープメニュー確認画面
901 マイスリープメニュー(生活習慣改善支援メニュー)
11 マイデータ入力画面
Claims (3)
- 生活習慣を改善するのに有効な行動の項目が、1つ以上登録されているサーバと、
前記サーバとネットワークを介して接続される、少なくとも1つの端末装置と、を含んで構成され、
利用者が前記端末装置を操作して、前記サーバに前記利用者個人の個人情報を登録することができる生活習慣改善支援システムであって、
前記サーバは、
前記利用者が登録する、前記利用者個人の個人情報に基づいて、前記行動の項目のなかから、前記利用者の生活習慣を改善するのに有効な行動の項目を選択する選択手段と、
前記選択手段が選択した前記行動の項目のなかで、前記利用者が努力次第で実行できると登録した行動の項目に基づいて、前記利用者専用の生活習慣改善支援メニューを作成するメニュー作成手段とを有することを特徴とする生活習慣改善支援システム。 - 生活習慣を改善するのに有効な行動の項目が、1つ以上登録されているサーバと、
前記サーバとネットワークを介して接続される、少なくとも1つの端末装置と、を含んで構成され、
前記サーバは、
前記利用者が登録する、前記利用者個人の個人情報に基づいて、前記行動の項目のなかから、前記利用者の生活習慣を改善するのに有効な行動の項目を選択する選択手段と、
前記選択手段が選択した前記行動の項目のなかで、前記利用者が努力次第で実行できると登録した行動の項目に基づいて、前記利用者専用の生活習慣改善支援メニューを作成するメニュー作成手段とを有するシステムを使用する生活習慣改善支援方法であって、
利用者が前記端末装置の操作によって、前記利用者個人の個人情報を前記サーバに登録したときに、前記利用者個人の個人情報に基づいて、前記利用者の生活習慣を改善するのに有効な行動の項目を、前記選択手段が選択するステップと、
前記選択手段が選択した前記行動の項目のなかで、前記利用者が努力次第で実行できると登録した行動の項目からなる、前記利用者専用の生活習慣改善支援メニューを、前記メニュー作成手段が作成するステップと、を有することを特徴とする生活習慣改善支援方法。 - 前記サーバは、
前記利用者のメールアドレスを登録するメールアドレス登録手段と、
前記メールアドレス登録手段によって登録された前記メールアドレスに電子メールを送信する電子メール送信手段と、
前記生活習慣改善支援メニューに含まれる前記行動の項目の実行を前記利用者が希望する時刻を登録する時刻登録手段と、をさらに有し、
前記電子メール送信手段は、前記時刻登録手段によって登録された前記時刻になったとき、前記メールアドレス登録手段によって登録された前記メールアドレスに、前記行動の項目の実行を促進する内容が含まれる前記電子メールを送信するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の生活習慣改善支援方法。
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