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JP2008306227A - 凹凸多層回路板モジュール及びその製造方法 - Google Patents

凹凸多層回路板モジュール及びその製造方法 Download PDF

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JP2008306227A JP2008246953A JP2008246953A JP2008306227A JP 2008306227 A JP2008306227 A JP 2008306227A JP 2008246953 A JP2008246953 A JP 2008246953A JP 2008246953 A JP2008246953 A JP 2008246953A JP 2008306227 A JP2008306227 A JP 2008306227A
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Naohito Fukuya
直仁 福家
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Abstract

【課題】安価に加工することができ、また強度の高い立体成形体とすることができ、また凹部で使用される回路の精度が高く、さらに凸部に部品を内蔵させることも、凹部に部品を実装することもできて広い用途で使用することができる凹凸多層回路板モジュールを提供する。
【解決手段】多層回路板1の少なくとも片面に積層された熱圧着可能な樹脂シート10の加圧成形により樹脂製の凸部2が形成されると共に多層回路板1の凸部2以外の部分に凹部3が形成される。凸部2には多層回路板1の回路4と導通が確保された回路5が形成される。凸部2に形成された回路5以外の回路は多層回路板1の表層の回路4が露出することにより形成される。凹部3には部品6が実装される。
【選択図】図1

Description

本発明は、表面が凹凸面として形成された立体回路基板などの凹凸多層回路板に、その凹部に部品を実装したり、その凸部に部品を内蔵したりして形成される凹凸多層回路板モジュール及びその製造方法に関するものである。
近年、配線基板の配線密度の向上により、基板の小型化、部品間の配線距離の短縮化が進み、電子機器の高機能化、小型薄型化が進展しているが、その反面、部品間のノイズによる機器の誤動作が多発しており、高周波ノイズ対策が急務である。また、回路板に部品を実装することにより、ある一定の機能を有する回路板モジュールを形成することが行われており、立体回路基板などの回路板においては部品を凹部に収めることにより、モジュール全体の高さを低くすることが行われている(特許文献1参照)。
具体的に低背化(高さを低くすること)を行うにあたって、回路板としてセラミック基板を用いる場合は、凹部を形成した焼成によりセラミック基板を形成することが行なわれており、その凹部に部品を収めて、モジュール全体の高さを低くしたり、その部品が発する高周波ノイズをその凹部に閉じ込めたりすることが一般的に行なわれている。その他に、特にLED基板に使用されている回路板では、LEDを実装する部分をザグリ工法により1穴1穴明けて機械加工している場合がある。さらに、一般的な樹脂成形品では、金型を使用してモールド樹脂を熱溶融させ、その表面に回路をメッキにより形成している場合もある。
しかし、上記のようなセラミック基板では、打ち抜いて穴の開いたグリーンシートを何枚も重ねて焼結することにより、凹凸基板を作成するが、焼結でかなりの収縮が発生するために寸法精度及び回路の精度は非常に悪く、部品実装時には位置合せに非常に苦労していた。更に1穴1穴ザグリ加工により凹部を形成する方法では、加工に時間がかかりコストアップになってしまうと言う問題があった。大きな凹部を形成することは更に難しいものであった。樹脂成形品では、小さな個片なら強度的な問題はないが、そもそも金型による大きな板状体を加工することは出来ないが、少しでも平らな板状体を加工すれば、強度が不十分で使用に耐えないものであった。
特開平11−54925号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、安価に加工することができ、また強度の高い立体成形体とすることができ、また凹部で使用される回路の精度が高く、さらに凸部に部品を内蔵させることも、凹部に部品を実装することもできて広い用途で使用することができる凹凸多層回路板モジュール及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る凹凸多層回路板モジュールは、多層回路板1の少なくとも片面に積層された熱圧着可能な樹脂シート10の加圧成形により樹脂製の凸部2が形成されると共に多層回路板1の凸部2以外の部分に凹部3が形成され、凸部2には多層回路板1の回路4と導通が確保された回路5が形成され、凸部2に形成された回路5以外の回路は多層回路板1の表層の回路4が露出することにより形成され、凹部3には部品6が実装されて成ることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る凹凸多層回路板モジュールは、請求項1において、凸部2に部品7を内蔵して成ることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係る凹凸多層回路板モジュールの製造方法は、多層回路板1の少なくとも片面に樹脂シート10を積層し、凹凸面を有する金型12で樹脂シート10を加圧成形することによって、多層回路板1に樹脂シート10を熱圧着すると共に樹脂シート10に凸部2と凹部3とを形成し、凹部3に部品6を実装することを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係る凹凸多層回路板モジュールの製造方法は、請求項3において、凹部3の底部で多層回路板1の表層の回路4を覆う樹脂層13を形成し、凸部2の表面に形成される回路5と多層回路板の回路4との導通を確保するための導通形成を行なった後、樹脂層13を除去することにより多層回路板1の表層の回路4を凹部3内に露出させることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係る凹凸多層回路板モジュールの製造方法は、請求項3又は4において、凸部2に内蔵される部品7が実装された多層回路板1を用いることを特徴とするものである。
本発明にあっては、従来から多層プリント配線板として用いられている一般的な多層回路板をベースとして、凹凸多層回路板を大面積で一度に加工することができ、コスト的にも非常に安価に加工することができるものである。また大面積の凹凸多層回路板であっても使用されている多層回路板により非常に強度の高い立体成形体とすることができるものである。また凹部で使用される回路は既に多層回路基板に施された回路を使用するために精度を非常に高くすることができるものである。さらに凸部に部品を内蔵させることも、凹部に部品を実装することもできるので、非常に広い用途で使用することができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1に本発明の凹凸多層回路板モジュールの一例を示す。この凹凸多層回路板モジュールは片面(上面)を凹凸面として形成したものであって、多層回路板1、凸部2及び凹部3、部品6などを備えて形成されている。
多層回路板1は従来から多層プリント配線板などとして用いられているものであって、絶縁基板の両面あるいは両面と内部に回路4を設けて形成されるものである。この多層回路板1は、例えば、リジットな両面銅張り積層板に回路形成工程を施したものを用いることができる。両面にある回路4、4同士あるいは両面と内部にある回路4、4同士はスルーホールやバイアホールなどの導通手段20により電気的に接続されている。
凸部2は上記多層回路板1の片面に形成されるものであって、多層回路板1の片面に突出して部分的に設けることができる。凸部2は樹脂あるいは樹脂と無機フィラーを含む樹脂組成物の硬化物で形成することができ、多層回路板1の厚みと同等かあるいはこれよりも薄い厚みの層状に形成することができるが、これに限定するものではない。また、凸部2の表面には回路5が設けられており、この回路5はスルーホールやバイアホールなどの導通手段20により多層回路板1の表層の回路4に電気的に接続されている。
凹部3は、凸部2を設けた側の多層回路板1の片面において、凸部2を設けていない部分で形成されるものであって、例えば、隣り合う凸部2、2の間の部分を凹部3とすることができる。また、凹部3の底面は多層回路板1の上面で形成することができると共に凹部3には多層回路板1の上面に設けた表層の回路4が露出して設けられている。
そして、本発明の凹凸多層回路板モジュールは、上記のように多層回路板1の片面に凸部2と凹部3とを設けて形成される凹凸多層回路板14に、チップ抵抗やチップコンデンサなどの部品(電子部品)6を実装することによって形成することができる。この場合、凹凸多層回路板14の上面側(凹凸面側)においては、部品6は凹部3内に露出した回路4に直接接合した状態で凹部3内に納めるようにして実装する。また、凹凸多層回路板14の下面側においては、部品6は多層回路板1の下面に露出した回路4に直接接合した状態で実装する。
図1に示す上記のような凹凸多層回路板モジュールを形成するあたって、以下のようにして行う。
まず、図2(a)に示すように、多層回路板1の上面に樹脂シート10を積層すると共にこの樹脂シート10の上面に金属層11を積層し、さらに金属層11の上に金型12を載置する。多層回路板1としては例えば厚み400μm程度のものを用いることができるが、これに限定するものではない。樹脂シート10が載置される前に多層回路板1の上面には表層の回路4が形成されている。樹脂シート10としてはフィラー高充填樹脂シート材料を用いることができ、例えば、厚み300〜500μm程度で、低線膨張率化のために、シリカやアルミナなどのフィラーを60〜95wt%程度含有した熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂など)シートを用いることができる。金属層11としては金属箔を用いることができ、例えば、厚み18μm程度の銅箔などを用いることができ、凹凸を吸収して良く延びる銅箔を選定するのが好ましい。金型12としてはステンレスプレートなどを用いることができ、その下面に設けた凸成形部22を樹脂シート10側になるようにして積層する。
次に、上記のような積層状態で真空引きを行った後に、樹脂シート10を熱溶融して熱圧着成形を行う。この時、金型12の凸成形部22が多層回路板1の表面近傍にまで達した状態で樹脂シート10の硬化を完了させる。このようにして図2(b)に示すように、樹脂シート10を金型12で成形しながら硬化させることにより凸部2と凹部3とを形成することができる。ここで凸部2の上面と側面及び凹部3の底面は金属層11により覆われている。また、凹部3の底部は多層回路板1の表層の回路4を覆う樹脂層13として形成されている。また、上記の熱圧着成形の条件は適宜設定可能であるが、例えば、圧力0.2〜5MPa、温度100〜150℃、時間60〜600秒とすることができる。
次に、図2(c)に示すように、硬化後の凸部2及び多層回路板1にスルホール加工やビア加工を行い、さらにスルーホールやビアホールにメッキを施すことにより、金属層11と多層回路板1の回路4との導通処理を施す。
この後、図3(a)に示すように、金属層11の凹部3内にある部分を除いて、金属層11の表面及び多層回路板1の下面の金属層29をエッチングレジスト(保護層)25で被覆する。次に、図3(b)に示すように、金属層11の凹部3内にある部分のみをエッチング処理し、樹脂層13を露出させる。次に、デスミア処理を行って、樹脂層13の下側に存在する多層回路板1の表層の回路4が完全に露出する程度まで薄っすらと樹脂層13を除去する。これにより、図3(c)に示すように、多層回路板1の表層の回路4を凹部3の底面に露出させる。尚、デスミア処理は内層の多層回路板1の絶縁層が粗化処理されないように管理する必要があり、プラズマ洗浄による樹脂の除去も有効な手段である。
この後、図3(d)に示すように、凹部3内に露出した回路4をエッチングレジスト26で被覆して保護する。次に、図3(e)に示すように、凸部2の表面において金属層11にエッチング処理を施して回路5を形成する。また、多層回路板1の下面の金属層29にもエッチング処理を施して回路4を形成する。次に、図3(f)に示すように、エッチングレジスト26を剥離して除去することによって、凹凸多層回路板14を形成することができる。そして、凹凸多層回路板14に部品6を実装することによって、図1に示すような凹凸多層回路板モジュールを形成することができる。尚、回路4に金メッキが施されている場合には、金メッキ表面を良く洗浄してから、部品6を搭載する必要がある。
また、図1に示すような凹凸多層回路板モジュールを形成するにあたって、図2(a)〜(c)の工程を経た後、図4(a)〜(c)の工程を行うようにすることもできる。すなわち、まず、図2(a)に示すように、多層回路板1の上面に樹脂シート10を積層すると共にこの樹脂シート10の上面に金属層11を積層し、さらに金属層11の上に金型12を載置する。次に、上記のような積層状態で真空引きを行った後に樹脂シート10を熱溶融して熱圧着成形を行うことによって、図2(b)に示すように、樹脂シート10を金型12で成形しながら硬化させることにより凸部2と凹部3とを形成する。ここで凸部2の上面と側面及び凹部3の底面は金属層11により覆われている。また、凹部3の底部は多層回路板1の表層の回路4を覆う樹脂層13として形成されている。次に、図2(c)に示すように、硬化後の凸部2及び多層回路板1にスルホール加工やビア加工を行い、さらにスルーホールやビアホールにメッキを施すことにより、金属層11と多層回路板1の回路4との導通処理を施す。
この後、図4(a)に示すように、凸部2の表面において金属層11にエッチング処理を施して回路5を形成する。また、多層回路板1の下面の金属層29にもエッチング処理を施して回路4を形成する。さらに、金属層11の凹部3内に位置する部分はエッチング処理にて除去し、樹脂層13を露出させる。次に、凸部2の表面の回路5及び多層回路板1の下面の回路4をエッチングレジスト25で被覆する。次に、デスミア処理を行って、樹脂層13の下側に存在する多層回路板1の表層の回路4が完全に露出する程度まで薄っすらと樹脂層13を除去する。これにより、図4(b)に示すように、多層回路板1の表層の回路4を凹部3の底面に露出させる。この後、図4(c)に示すように、エッチングレジスト25を剥離して除去することによって、凹凸多層回路板14を形成することができる。そして、凹凸多層回路板14に部品6を実装することによって、図1に示すような凹凸多層回路板モジュールを形成することができる。
また、図1に示すような凹凸多層回路板モジュールを形成するにあたって、金属箔で金属層11を形成せずに、メッキで金属層11を形成する方法も考えられる。すなわち、まず、図5(a)に示すように、多層回路板1の上面に樹脂シート10を積層すると共にこの樹脂シート10の上面に離型フィルム27を積層し、さらに離型フィルム27の上に金型12を載置する。多層回路板1、樹脂シート10、金型12は上記と同様のものを使用することができる。離型フィルム27は凹凸形状に沿いやすいように厚み20μm程度でPET(ポリエチレンテレフタレート)やポリテトラフルオロエチレン(テフロン(登録商標))などで形成されるものである。次に、上記のような積層状態で真空引きを行った後に樹脂シート10を熱溶融して熱圧着成形を行うことによって、図5(b)に示すように、樹脂シート10を金型12で成形しながら硬化させることにより凸部2と凹部3とを形成する。このように成形した後、凸部2の上面と側面及び凹部3の底面から離型フィルム27を剥離して除去する。また、凹部3の底部は多層回路板1の表層の回路4を覆う樹脂層13として形成されている。次に、図5(c)に示すように、硬化後の凸部2及び多層回路板1にドリルやレーザなどでスルホール加工やビア加工を行い、さらに樹脂シート10の上面全面(凸部2の表面と凹部3の側面及び底面(樹脂層13の表面))とスルーホールやビアホールに無電解銅メッキなどのメッキを施すことにより金属層11を形成すると共にこの金属層11と多層回路板1の回路4との導通処理を施す。
この後、図3(a)〜(f)に示す工程又は図4(a)〜(c)に示す工程を行うことにより、図1に示すような凹凸多層回路板モジュールを形成することができる。
また、本発明の凹凸多層回路板モジュールとしては、凸部2に部品7を内蔵したものも例示することができ、この場合は、部品7を表面(片面又は両面)に実装した多層回路板1を用いるのである。すなわち、図6(a)に示すように、多層回路板1の上面に樹脂シート10を積層すると共にこの樹脂シート10の上面に金属層11を積層し、さらに金属層11の上に金型12を載置する。多層回路板1としては例えば厚み400μm程度のものを用いることができるが、これに限定されるものではない。また、樹脂シート10が載置される前に多層回路板1の上面には表層の回路4が形成されている。また、多層回路板1の上面の凸部2が形成される位置にチップ抵抗やチップコンデンサなどの部品7が実装されている。この部品7は表層の回路4に直接接合されている。樹脂シート10、金属層11、金型12は上記と同様のものを使用することができる。
次に、上記のような積層状態で真空引きを行った後に、樹脂シート10を熱溶融して熱圧着成形を行う。この時、金型12の凸成形部22が多層回路板1の表面近傍にまで達した状態で樹脂シート10の硬化を完了させる。このようにして図6(b)に示すように、樹脂シート10を金型12で成形しながら硬化させることにより凸部2と凹部3とを形成することができる。ここで凸部2の上面と側面及び凹部3の底面は金属層11により覆われている。また、凹部3の底部は多層回路板1の表層の回路4を覆う樹脂層13として形成されている。さらに、凸部2には上記部品7が内蔵されている。また、熱圧着成形の条件は上記と同様に設定可能であるが、部品7の下への樹脂シート10の樹脂の充填を確実にしなければ、半田ブリッジ等の問題が発生する場合がある。また、部品7の搭載部分に凸成形部22が来ないように位置決めしてから積層する。
次に、図6(c)に示すように、硬化後の凸部2及び多層回路板1にスルホール加工やビア加工を行い、さらにスルーホールやビアホールにメッキを施すことにより、金属層11と多層回路板1の回路4との導通処理を施す。
この後、図7(a)に示すように、金属層11の凹部3内にある部分を除いて、金属層11の表面及び多層回路板1の下面の金属層29をエッチングレジスト(保護層)25で被覆する。次に、図7(b)に示すように、金属層11の凹部3内にある部分のみをエッチング処理し、樹脂層13を露出させる。次に、デスミア処理を行って、樹脂層13の下側に存在する多層回路板1の表層の回路4が完全に露出する程度まで薄っすらと樹脂層13を除去する。これにより、図7(c)に示すように、多層回路板1の表層の回路4を凹部3の底面に露出させる。尚、デスミア処理は内層の多層回路板1の絶縁層が粗化処理されないように管理する必要があり、プラズマ洗浄による樹脂の除去も有効な手段である。
この後、図7(d)に示すように、凹部3内に露出した回路4をエッチングレジスト26で被覆して保護する。次に、図7(e)に示すように、凸部2の表面において金属層11にエッチング処理を施して回路5を形成する。また、多層回路板1の下面の金属層29にもエッチング処理を施して回路4を形成する。次に、図7(f)に示すように、エッチングレジスト26を剥離して除去することによって、凹凸多層回路板14を形成することができる。そして、凹凸多層回路板14に部品6を実装することによって、部品7を凸部2に内蔵した凹凸多層回路板モジュールを形成することができる。
また、部品7を凸部2に内蔵した凹凸多層回路板モジュールを形成するにあたって、図6(a)〜(c)の工程を経た後、図8(a)〜(c)の工程を行うようにすることもできる。すなわち、まず、図6(a)に示すように、部品7を表面に実装した多層回路板1の上面に樹脂シート10を積層すると共にこの樹脂シート10の上面に金属層11を積層し、さらに金属層11の上に金型12を載置する。次に、上記のような積層状態で真空引きを行った後に樹脂シート10を熱溶融して熱圧着成形を行うことによって、図6(b)に示すように、樹脂シート10を金型12で成形しながら硬化させることにより凸部2と凹部3とを形成する。ここで凸部2の上面と側面及び凹部3の底面は金属層11により覆われている。また、凹部3の底部は多層回路板1の表層の回路4を覆う樹脂層13として形成されている。次に、図6(c)に示すように、硬化後の凸部2及び多層回路板1にスルホール加工やビア加工を行い、さらにスルーホールやビアホールにメッキを施すことにより、金属層11と多層回路板1の回路4との導通処理を施す。
この後、図8(a)に示すように、凸部2の表面において金属層11にエッチング処理を施して回路5を形成する。また、多層回路板1の下面の金属層29にもエッチング処理を施して回路4を形成する。さらに、金属層11の凹部3内に位置する部分はエッチング処理にて除去し、樹脂層13を露出させる。次に、凸部2の表面の回路5及び多層回路板1の下面の回路4をエッチングレジスト25で被覆する。次に、デスミア処理を行って、樹脂層13の下側に存在する多層回路板1の表層の回路4が完全に露出する程度まで薄っすらと樹脂層13を除去する。これにより、図8(b)に示すように、多層回路板1の表層の回路4を凹部3の底面に露出させる。この後、図8(c)に示すように、エッチングレジスト25を剥離して除去することによって、凹凸多層回路板14を形成することができる。そして、凹凸多層回路板14に部品6を実装することによって、部品7を凸部2に内蔵した凹凸多層回路板モジュールを形成することができる。
本発明において、従来から行われている一般的なプロセスである凹部になる部分の樹脂シートをあらかじめ打抜き等でくり抜いてから、凹部内の回路に樹脂がにじまないように低圧で樹脂の流動を押さえて成形するという方法を用いない理由は、特に部品を内蔵する場合には、部品下等に発生するボイドによる致命的な問題になる可能性があるからである。金型内で充分な圧力により樹脂を流動させた成形を行い、信頼性の高いモジュールを製造するために、凹部3の下部に樹脂が成形時に付着するが、これを凹部3内の回路4の保護用に使用することで、解決しようとしたものである。よって、凹部3内の回路4上の樹脂層13はできるだけ薄くするのが望ましい。部品を内蔵させない場合においても、凹部3内の回路4との密着性確保の観点から適正な成形圧力で硬化成形することが信頼性の高いモジュール製造には不可欠である。凹部3内の回路4の表面を実装面として再利用するためには、樹脂の残渣は、あってはならないと考える。充分な樹脂除去を行うことが必要である。
また、上記では、多層回路板1の片面のみに凸部2や凹部3や部品6を具備したものを例示したが、これに限らず、図9に示すように、多層回路板1の両面に凸部2や凹部3や部品6を設けても良い。また、部品7を凸部2に内蔵させる場合でも多層回路板1の両面に形成した凸部2のそれぞれに部品7を内蔵させることができるものである。
以下本発明を実施例によって具体的に説明する。
(実施例1)
図2(a)〜(c)及び図3(a)〜(f)の工程に従って凹凸多層回路板14を形成した。すなわち、多層回路板1としての4層板(FR−4の厚み400μm)に、シリカフィラーを85wt%充填させたエポキシ樹脂シート(熱硬化性)で500μmの樹脂シート10と、金属層11として18μmの電解銅箔(品番:JTC−18、ジャパンエナジー製)を順に積層し、金型12として凸形状に加工したステンレスプレート(凸成形部22の高さが475μm、凸成形部22の面積が5mm□、合計厚み1mm)を準備する。また、厚みが500μmの枠体を準備して、樹脂シート10の樹脂が流出しないようにして成形した。次に、100℃の真空成形機に投入し、真空引きを開始して10分後に、実圧2.0MPa(20kg/cm)で加圧成形する。加圧時の加圧スピードは、3mm/分とした。成形後に冷却を30分間行ってから、取り出した。次に、ドリルで200μmφの穴を開けてから、メッキを行い、スルホール加工をしてから、凸部2の表層の回路5の形成を行った。次に凹部3以外に保護膜(エッチングレジスト25)を形成してから、プラズマ処理により厚み20μm程度付着していた樹脂層13を取り除き、凹部3内に多層回路板1の回路4を露出させた。このようにして凹凸多層回路板14を作製した。
(実施例2)
図5(a)〜(c)及び図3(a)〜(f)の工程に従って凹凸多層回路板14を形成した。すなわち、多層回路板1としての6層板(FR−4の厚み500μm)に、アルミナフィラーを90wt%充填させたエポキシ樹脂シート(熱硬化性)で300μmの樹脂シート10を積層し、金型12として凸形状に加工したステンレスプレート(凸成形部22の高さが275μm、凸成形部22の面積が10mm□、合計厚み1mm)、離型フィルム(PET製で厚み25μm)27を準備する。また、厚みが300μmの枠体を準備して、樹脂シート10の樹脂が流出しないようにして成形した。次に、100℃の真空成形機に投入し、真空引きを開始して10分後に、実圧2.0MPa(20kg/cm)で加圧成形する。加圧時の加圧スピードは、3mm/分とした。成形後に冷却を30分間行ってから、取り出した。次に、ドリルで100μφの穴を開けてから、メッキを行い、スルホール加工をしてから、凸部2の表層の回路5の形成を行った。次に凹部3以外に保護膜(エッチングレジスト25)を形成してから、凹部3のメッキ銅を除去して、樹脂層13を露出させてから、一般的なデスミア処理により、厚み30μm程度の樹脂層13を除去し、表層の回路4を露出させた。次に凹部3をエッチングレジスト25で保護してから、表層の回路4のパターニングを実施した。この後、アルカリ剥離によりレジストを剥離して凹凸多層回路板14を作製した。
(実施例3)
図6(a)〜(c)及び図7(a)〜(f)の工程に従って凹凸多層回路板14を形成した。すなわち、多層回路板1としての4層板(FR−4の厚み400μm)に、部品7として0402チップ抵抗とチップコンデンサを任意の評価パターンを使用して実装した。シリカフィラーを85wt%充填させたエポキシ樹脂シート(熱硬化性)で300μmの樹脂シート10と、金属層11として18μmの電解銅箔(品番:HLB、日本電解製)を順に積層し、金型12として凸形状に加工したステンレスプレート(凸成形部22の高さが275μm、凸成形部22の面積が3mm□、合計厚み1mm)を準備する。厚みが300μmの枠体を準備して、樹脂シート10の樹脂が流出しないようにして成形した。次に、100℃の真空成形機に投入し、真空引きを開始して10分後に、実圧4.0MPa(40kg/cm)で加圧成形する。加圧時の加圧スピードは、3mm/分とした。プレートの凹凸位置を正確に調整するためにピンラミネート成形を行った。成形後に冷却を30分間行ってから、取り出した。次に、ドリルで200μmφの穴を開け、更に二酸化炭素レーザで300μmφのビアを開けた。そこへメッキを行い、スルホール加工、ビア加工をしてから、表層の回路5の形成を行った。次に、凹部3以外に保護膜(エッチングレジスト25)を形成してから、プラズマ処理により厚み10μm程度付着していた樹脂層13を取り除き、凹部3内の回路4を露出させた。このようにして凹凸多層回路板14を作製した。
(実施例4)
図6(a)〜(c)及び図7(a)〜(f)の工程に従って凹凸多層回路板14を形成した。すなわち、多層回路板1としての4層板(FR−4の厚み300μm)に0603チップ抵抗とチップコンデンサを任意の評価パターンを使用して実装した。シリカフィラーを85wt%充填させたエポキシ樹脂シート(熱硬化性)で400μmの樹脂シート10と、金属層11として18μmの電解銅箔(品番:JTC−18、ジャパンエナジー製)を順に積層し、金型12として凸形状に加工したステンレスプレート(凸成形部22の高さが375μm、凸成形部22の面積が3mm□、合計厚み1mm)を準備する。厚みが400μmの枠体を準備して、樹脂シート10の樹脂が流出しないようにして成形した。100℃の真空成形機に投入し、真空引きを開始して10分後に、実圧2.0MPa(20kg/cm)で加圧成形する。加圧時の加圧スピードは、3mm/分とした。プレートの凹凸位置を正確に調整するためにピンラミ成形を行った。成形後に冷却を30分間行ってから、取り出した。次に、ドリルで200μmφの穴を開け、更に二酸化炭素レーザで300μmφのビアを開けた。そこへメッキを行い、スルホール加工、ビア加工をしてから、表層の回路5の形成を行った。次に凹部3以外に保護膜を形成してから、プラズマ処理により厚み20μm程度付着していた樹脂層13を取り除き、凹部3内の回路4を露出させた。このようにして凹凸多層回路板14を作製した。
(比較例1)
実施例2で使用した材料を用いて、シリカフィラーを85wt%充填させたエポキシ樹脂シートをプレートの凸部にあたる部分をあらかじめくり抜いてから、0.5MPa(5kg/cm)の圧力で、枠成形をせずに成形硬化させた。
そして、上記実施例1〜4及び比較例の凹凸多層回路板14の凹部3に部品6を実装して半田リフロー炉で実装を行った。
(評価試験と結果)
硬化完了した凹凸多層回路板14の断面観察を行い、凹凸部のボイドの有無を確認した。結果は、比較例1で試作したサンプルには部品下にボイドがあり、凹部3の周辺部には樹脂が滲み出しているが、凹部3の中央付近には樹脂の滲み出しはなかった。また、実施例1〜4と比較例1では上記のボイドの有無の観察及び樹脂の滲み出しに加えて、回路4、5の汚れや部品6の導通性を確認した。結果を表1に示す。実施例1〜4は全ての項目で良好な結果を示したが(表示「○」)、比較例1では全ての項目で問題となる結果となった(表示「×」)。
Figure 2008306227
本発明の凹凸多層回路板モジュールの一例を示す概略の断面図である。 同上の製造工程の一例を示し、(a)〜(c)は概略の断面図である。 同上の製造工程の一例を示し、(a)〜(f)は概略の断面図である。 同上の製造工程の一例を示し、(a)〜(c)は概略の断面図である。 同上の製造工程の一例を示し、(a)〜(c)は概略の断面図である。 同上の製造工程の一例を示し、(a)〜(c)は概略の断面図である。 同上の製造工程の一例を示し、(a)〜(f)は概略の断面図である。 同上の製造工程の一例を示し、(a)〜(c)は概略の断面図である。 同上の凹凸多層回路板モジュールの他例を示す概略の断面図である。
符号の説明
1 多層回路板
2 凸部
3 凹部
4 回路
5 回路
6 部品
7 部品
10 樹脂シート
11 金属層
12 金型
13 樹脂層

Claims (5)

  1. 多層回路板の少なくとも片面に積層された熱圧着可能な樹脂シートの加圧成形により樹脂製の凸部が形成されると共に多層回路板の凸部以外の部分に凹部が形成され、凸部には多層回路板の回路と導通が確保された回路が形成され、凸部に形成された回路以外の回路は多層回路板の表層の回路が露出することにより形成され、凹部には部品が実装されて成ることを特徴とする凹凸多層回路板モジュール。
  2. 凸部に部品を内蔵して成ることを特徴とする請求項1に記載の凹凸多層回路板モジュール。
  3. 多層回路板の少なくとも片面に樹脂シートを積層し、凹凸面を有する金型で樹脂シートを加圧成形することによって、多層回路板に樹脂シートを熱圧着すると共に樹脂シートに凸部と凹部とを形成し、凹部に部品を実装することを特徴とする凹凸多層回路板モジュールの製造方法。
  4. 凹部の底部で多層回路板の表層の回路を覆う樹脂層を形成し、凸部の表面に形成される回路と多層回路板の回路との導通を確保するための導通形成を行なった後、樹脂層を除去することにより多層回路板の表層の回路を凹部内に露出させることを特徴とする請求項3に記載の凹凸多層回路板モジュールの製造方法。
  5. 凸部に内蔵される部品が実装された多層回路板を用いることを特徴とする請求項3又は4に記載の凹凸多層回路板モジュールの製造方法。
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