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JP2008222021A - 車両用シート - Google Patents

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JP2008222021A JP2007063017A JP2007063017A JP2008222021A JP 2008222021 A JP2008222021 A JP 2008222021A JP 2007063017 A JP2007063017 A JP 2007063017A JP 2007063017 A JP2007063017 A JP 2007063017A JP 2008222021 A JP2008222021 A JP 2008222021A
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Abstract

【課題】本発明は、均一な衝撃吸収性能を有する衝撃吸収構造を備えた車両用シートを、シンプルな構造で安定的に提供することを目的とする。
【解決手段】後端を支点として、車体側に対し回動可能に連結された座部と、当該座部の前端に連結され、該座部に対し一定以上の上向き荷重が作用したときに破断して衝撃を吸収する衝撃吸収プレート31とを有する車両用シートであって、前記衝撃吸収プレート31は、車体の前後方向に向けて延びる複数の脆弱部に挟まれた引き剥がし部を有し、前記座部は、衝撃吸収プレート31における脆弱部の略延長上に設定した支点で折れ曲がることにより該座部の回動方向を規制する規制ブラケット81によって保持され、当該規制ブラケット81における支点よりも後方部を車体側に固定すると共に、該規制ブラケット81又は座部の前端を前記衝撃吸収プレート31における引き剥がし部の前端と連結して、当該衝撃吸収プレート31における少なくとも後端部を車体側に固定したものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両衝突時に生ずる衝撃エネルギーを吸収して乗員に及ぶ影響を低減する車両用シートに関し、特に、一定以上の負荷を受けた際に破断して衝撃エネルギーを吸収する「衝撃吸収プレート」を備えた車両用シートに関するものである。
車両衝突時に生ずる衝撃エネルギーを吸収して、乗員に及ぶ影響を低減する技術に関して従来より種々提案されている。とりわけ「車両用シート」に衝撃吸収構造を設けた場合には、乗員に最も近い部位で衝撃を低減できるので、特に効果的といえる。
斯様な「衝撃吸収構造を備えた車両用シート」に関しては、特許文献1に記載の技術が代表例として挙げられる。この特許文献1に記載の技術とは、図11に示すように、車体と車両用シートの間に、一定以上の負荷を受けた際に破断して衝撃エネルギーを吸収する「衝撃吸収プレート」を介在させたものである。当該特許文献1に記載の「シートマウント100」は、車体側に固定されるシートブラケット101と、該シートブラケット101の上面102uに配置されるレール103と、該レール103にスライド可能に設けられるレールアッパ110と、前記シートブラケット101の下面102sに溶接することによって固定される衝撃吸収プレート104F, 104Rとを備えるものである。尚、レールアッパ110側にはシートの座部が取り付けられることとなる。
レール103の前部及び後部には貫通孔103h, 103hが設けられ、シートブラケット101の上面102uの前部及び後部にはスロット孔101f, 101rが設けられ、衝撃吸収プレート104F, 104Rには貫通孔104h, 104hが設けられている。そして、これらの貫通孔103h, 101f, 104hにボルト105を通すと共に、衝撃吸収プレート104Fの下方からナット106で締め付けてなるものである。貫通孔103h, 101r, 104hも同様に、ボルト105を通しナット106で締め付けてなるものである。
かかる技術によれば、当該車両が他の車両に追突されてしまい、上記衝撃吸収プレート104F, 104Rに対して後方から前方に向けて衝撃荷重が及んだ場合には、ボルト105, 105が衝撃吸収プレート104F, 104Rを破断させることとなり、効果的に衝撃を吸収することができるため、有効な技術であるといえる。
しかしながら上記特許文献1に記載の技術にあっては、衝撃吸収プレート104F, 104Rを破断させ衝撃を吸収する構造上、確実な衝撃吸収を実現するためには、衝撃吸収プレート104F, 104Rが備える「貫通孔104h, 104h」や「ボルト105, 105」の加工時に、厳密な寸法管理が要求されることとなる。のみならず、前記ボルトの締付トルク等、組立時においても厳密な管理が必要となる。そのため、衝撃荷重による破断を均一なものとし、確実な衝撃吸収を実現するためには、製造工程のあらゆる場面において厳密な管理が要求されることとなり、煩に堪えないという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みて、衝撃吸収プレートを押し潰すのではなく、衝撃吸収プレートの一部を脆弱部に沿って引き剥がす構成とすることにより、均一な衝撃吸収性能を有する衝撃吸収構造を安定的に提供できることに気付き案出されたものであり、その解決しようとする課題は以下の通りである。
特開2001-260726号公報(図5)
本発明の課題は、均一な衝撃吸収性能を有する衝撃吸収構造を備えた車両用シートを、シンプルな構造で安定的に提供することを目的とするものである。
上記課題を解決すべく、本発明が採った手段は以下の通りである。
まず、請求項1に係る発明は、後端を支点として、車体側に対し回動可能に連結された座部41と、当該座部41の前端に連結され、該座部41に対し一定以上の上向き荷重が作用したときに破断して衝撃を吸収する衝撃吸収プレート31とを有する車両用シート10であって、前記衝撃吸収プレート31は、車体の前後方向に向けて延びる複数の脆弱部51に挟まれた引き剥がし部52を有し、前記座部41は、衝撃吸収プレート31における脆弱部51の略延長上に設定した支点で折れ曲がることにより該座部41の回動方向を規制する規制ブラケット81によって保持され、当該規制ブラケット81における支点よりも後方部を車体側に固定すると共に、該規制ブラケット81又は座部41の前端を前記衝撃吸収プレート31における引き剥がし部52の前端と連結して、当該衝撃吸収プレート31における少なくとも後端部を車体側に固定したことを特徴とするものである。
次に、請求項2に係る発明は、請求項1に記載した車両用シート10において、当該車両用シート10における座部41は、乗員が着座するシートクッションと、当該シートクッションが載置されるスライダーと、当該スライダーに対し長手方向へ摺動自在に係合するレールとからなるものであって、衝撃吸収プレート31は、前記レールの下側に連結された規制ブラケット81とフロア面との間に設置したことを特徴とするものである。
また、請求項3に係る発明は、請求項1に記載した車両用シート10において、当該車両用シート10における座部41は、乗員が着座するシートクッションからなるものであって、衝撃吸収プレート31は、シートクッションの下側に連結された規制ブラケット81と当該規制ブラケット81が載置されるスライダーとの間に設置したことを特徴とするものである。
さらに、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載した車両用シート10において、衝撃吸収プレート31の前部であって脆弱部51の前方には切断部45が形成され、この切断部45の内側に上方に膨出して形成され前記座部41の前端を取り付ける凸部35が設けられ、この凸部35の下面に前記座部41の荷重を受ける荷重受け部47が付設されていることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載した車両用シート10において、衝撃吸収プレート31の下面であって引き剥がし部52の周囲を、車体側に溶接してなることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載した車両用シート10において、衝撃吸収プレート31の上面であって引き剥がし部52の周囲に対し、補強部材を溶接してなることを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6の何れかに記載した車両用シート10において、脆弱部51は、車両前後方向に断面積が変化する不等断面積溝であることを特徴とするものである。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載した車両用シート10において、不等断面積溝は、車両後方に向かって幅が狭くなる又は溝が浅くなるテーパー溝であることを特徴とするものである。
請求項9に係る発明は、請求項1乃至請求項8の何れかに記載した車両用シート10において、衝撃吸収プレート31は、脆弱部51に沿って穿設した貫通孔55を有することを特徴とするものである。
請求項10に係る発明は、請求項9に記載した車両用シート10において、衝撃吸収プレート31に穿設した貫通孔55は、2本の脆弱部51上に対し左右交互に配置したことを特徴とするものである。
請求項11に係る発明は、請求項1乃至請求項10の何れかに記載した車両用シート10において、規制ブラケット81における支点はヒンジ構造からなり、該規制ブラケット81がヒンジ構造の回転軸を中心として折れ曲がることにより、座部41を回動可能としたことを特徴とするものである。
請求項12に係る発明は、請求項1乃至請求項10の何れかに記載した車両用シート10において、規制ブラケット81における支点は略V字形状の切り欠き部84からなり、該規制ブラケット81が切り欠き部84側に折れ曲がることにより、座部41を回動可能としたことを特徴とするものである。
請求項13に係る発明は、請求項1乃至請求項12の何れかに記載した車両用シート10において、座部41の前端が所定の高さにまで上昇したときに、それ以降の上昇を阻止するストッパ部材71を付設したことを特徴とするものである。
請求項14に係る発明は、請求項13に記載した車両用シート10において、ストッパ部材71は、弧状長穴73を有し車体側に立設固定したプレート71と、座部41の前端から側方に突出すると共に、その先端が前記長穴内に挿通するピン82とからなり、衝撃発生時に前記座部41の前端が所定の高さにまで上昇したときには、前記ピン82がプレート71の長穴上端に当接して、それ以降の上昇を阻止することを特徴とするものである。
請求項15に係る発明は、請求項14に記載した車両用シート10において、ストッパ部材71における弧状長穴73の上端の周縁には、緩衝部材を設けたことを特徴とするものである。
上記手段を採ったことにより、得られる効果は以下の通りである。
まず、請求項1における車両用シート10を構成する座部41は、その後端付近に「支点」を有する規制ブラケット81により保持されて、車体側に対し回動可能に連結されている。また、座部41の前端には、該座部41に対し一定以上の上向き荷重が作用したときに破断して衝撃を吸収する衝撃吸収プレート31が連結されている。当該衝撃吸収プレート31は、車両前後方向に延びる複数の脆弱部51に挟まれた引き剥がし部52を有するものである。該衝撃吸収プレート31は少なくともその後端部が車体側に連結され、該衝撃吸収プレート31における引き剥がし部52の前端が規制ブラケット81又は座部41の前端に連結されている。そして、これら脆弱部51の略延長上に、前記規制ブラケット81の「支点」が存在することとなる。
かかる構成の下、当該車両用シート10に衝撃荷重が及んだ場合には、座部41の前端を上昇させる方向に回動することとなる。このとき、当該座部41を保持する規制ブラケット81が、衝撃吸収プレート31における脆弱部51の略延長上に在る「支点」で折れ曲がるため、該座部41は車体の真後ろ方向に回動するよう(車体の左右方向には回動しないよう)規制されることとなる。そのため、当該座部41の前端に連結された引き剥がし部52が確実に上方へと引っ張られ、脆弱部51の前部から後部に向け順次破断して、荷重エネルギーを確実に吸収することができる。尚、当該衝撃吸収プレート31に形成した脆弱部51の寸法管理を厳密に行えば、衝撃荷重の吸収を簡便に且つ安定して行わせることができる。そのため、本請求項に係る発明によれば、均一な衝撃吸収性能を有する衝撃吸収構造を備えた車両用シート10を、シンプルな構造で安定的に提供することが可能となるのである。
次に、請求項2に係る発明においては、衝撃吸収プレート31をレールの下側に連結された規制ブラケット81とフロア面との間に設置するだけで、衝撃吸収が実現することとなる。よって、本請求項に係る発明によれば、衝撃吸収構造を少ない部品点数で実現できるため、組立が容易となり、安価に提供することができ、尚かつ、故障のリスクを抑えることもできる。また、衝撃吸収が少ない追加部品で実現することから、従来製品への適用も容易となる。
また、請求項3に係る発明において衝撃吸収プレート31は、シートクッションの下側に連結された規制ブラケット81と当該規制ブラケット81が載置されるスライダーとの間に設置しているため、当該スライダーの前後位置の如何にかかわらず、衝撃吸収プレート31へと及ぶ荷重の変化を少なく保つことができる。よって本請求項に係る発明によれば、スライダーの前後位置が何れの箇所に在ろうとも、ほぼ均一な衝撃吸収が可能となるのである。
請求項4に係る発明では、衝撃吸収プレート31の前部には切断部45が形成され、この切断部45の内側に座部41の前端を取り付ける凸部35が設けられ、この凸部35の下面に座部41の荷重を受ける「荷重受け部47」が付設されているので、凸部35が座部41の重さにより変形しないようにすることが可能となるのである。
請求項5に係る発明は、衝撃吸収プレート31の下面における「引き剥がし部52の周囲」を車体側に溶接しているため、本車両用シート10に衝撃荷重が及んだ際、該車両用シート10の座部41は、引き剥がし部52だけを確実に引き剥がすこととなるため、設計上の衝撃吸収性能を確実に発揮することが可能となるのである。
請求項6に係る発明は、衝撃吸収プレート31の上面における「引き剥がし部52の周囲」に対し、別部材の補強部材を溶接しているため、本車両用シート10に衝撃荷重が及んだ際、当該引き剥がし部52の周囲を補強部材が押さえ込むこととなる。従って、該車両用シート10の座部41は、引き剥がし部52だけを確実に引き剥がすこととなるため、設計上の衝撃吸収性能を確実に発揮することが可能となるのである。
請求項7に係る発明では、脆弱部51は、車両前後方向に断面積が変化する不等断面積溝であるので、衝撃吸収プレート31が破断するために必要な衝撃荷重を変化させることができる。よって本請求項に係る発明によれば、衝撃荷重を容易に変化させることができるため、破断の初期から後期に至るまで、必要な衝撃吸収性能を発揮することが可能となるのである。
請求項8に係る発明では、不等断面積溝は、車両後方に向かって幅が狭くなる又は溝が浅くなるテーパー溝であるので、破断が進むにつれて、破断に必要な衝撃荷重を高くすることができる。これにより、例えば、破断初期で、衝撃吸収プレート31の破断を起き易くして衝撃荷重の急激な立ち上がりを抑え、破断後期で、衝撃吸収プレート31の破断を起き難くして衝撃荷重の低下を抑えることができる。よって本請求項に係る発明によれば、衝撃荷重を安全かつ効果的に吸収することが可能となるのである。
請求項9に係る発明における衝撃吸収プレート31は、脆弱部51に沿って貫通孔55を穿設しているため、脆弱部51の機械的強度を任意に低減させることができる。脆弱部51の強度を低減させることにより「引き剥がししろ」を長い寸法にわたって有効に活用できるので、衝撃荷重を徐々に吸収することができる。特に、本発明の如き「引き剥がし」を用いた衝撃吸収構造において、乗員に与える衝撃が最大となるのは、衝撃吸収作用の終了直前時である。従って、当該衝撃吸収プレート31の脆弱部51における奥の方(「引き剥がししろ」の最終部分付近)に貫通孔55を穿設することにより、衝撃吸収作用の終了直前時の衝撃をも吸収することができる。そのため本請求項に係る発明によれば、乗員に及ぶ影響を更に低減させることが可能となるのである。
請求項10に係る発明における衝撃吸収プレート31には、2本の脆弱部51に対して左右交互に貫通孔55を穿設したため、前記「引き剥がし」が急停止することなく継続的に行わせることとなり、衝撃吸収作用の終了直前時の衝撃を漏れなく吸収することができる。そのため本請求項に係る発明によれば、乗員に及ぶ影響を更に一層低減させることが可能となるのである。
請求項11に係る発明における規制ブラケット81は、その支点がヒンジ構造からなるため、座部41の前端が上昇した際には、該規制ブラケット81がヒンジ構造の回転軸を中心として折れ曲がることとなる。従って、当該規制ブラケット81に保持された座部41は、前記ヒンジ構造の回転軸を中心とした軸心廻りにのみ回動する。そのため本請求項に係る発明によれば、規制ブラケット81の折れ曲がり方向が規制されるので、それに伴い、該規制ブラケット81に保持された座部41の回動方向を確実に規制することができるのである。
請求項12に係る発明における規制ブラケット81は、その支点が略V字形状の切り欠き部84からなるため、座部41の前端が上昇した際には、該規制ブラケット81が切り欠き部84側に折れ曲がることとなる。従って、当該規制ブラケット81に保持された座部41は、略V字形状の切り欠き部84の先鋭部分を支点として回動するのである。そのため本請求項に係る発明によれば、規制ブラケット81の折れ曲がり方向が規制されるので、それに伴い、該規制ブラケット81に保持された座部41の回動方向を確実に規制することができるのである。また、簡易な構造であるため容易且つ安価に製造できる。
請求項13に係る発明では、座部41の前端が所定の高さ以上に上昇してしまうのを防止するストッパ部材71が付設されているので、座部41の所定の高さ以上の回動を阻止することができる。座部41の所定値以上の回動を阻止できるため、衝撃による座部41の姿勢の乱れを抑えることができる。
請求項14に係る発明においてストッパ部材71は、車体側に立設固定したプレートに設けた弧状長穴73に、座部41の前端から側方に突出したピン82を挿通させてなる機構としたので、幅方向に薄く構成することができる。即ち本請求項に係る発明によれば、ストッパ部材71を薄く構成でき、配置に必要なスペースが少なくなるので、シート幅の拡大を最小限に抑えることができる。尚、本請求項におけるストッパ部材71は幅方向に薄く構成できることから、該ストッパ部材71をシートのサイドカバー内に納めることができ、乗員に危害感を与えることもない。
請求項15に係る発明において車体側に立設固定したプレートは、弧状長穴73の上端の周縁に緩衝部材を設けたので、当該緩衝部材によって、さらに衝撃を吸収することができる。
以下、本発明の実施形態を、添付した図1乃至図10を用いて説明する。
最初に本発明に係る『車両用シート10』は、「座部41」と「衝撃吸収プレート31」と「規制ブラケット81」と「ストッパ部材71」とを有するものである。以下、各構成要素毎に説明する。尚、以下の説明中、「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」は各々車両用シート10に座った乗員から見た方向を示す。
本発明において「座部41」は、少なくとも「乗員が着座するシートクッション」を含むものであって、その「後端」が規制ブラケット81(後述)を介して車両に対し回動可能に連結されるものである。尚、衝撃吸収プレート31(後述)を、レールの下側に連結された規制ブラケット81とフロア面との間に設置する実施形態を採用した場合、当該「座部41」は、前記シートクッションに加え、当該シートクッションが載置される「スライダー18」と、当該スライダー18に対し長手方向へ摺動自在に係合する「レール17」とを含むこととなる。
本発明において「衝撃吸収プレート31」は、図3又は図4に示すように、車両前後方向に延びる複数の「脆弱部51」に挟まれた「引き剥がし部52」を有するものであり、当該引き剥がし部52の前端が上記座部41(又は、後述の「規制ブラケット81」)の前端に連結されると共に、該衝撃吸収プレート31における少なくとも後端部が車体側に固定されるものである。そして、当該座部41の前端に対し一定以上の上向き荷重が作用した際には、前記引き剥がし部52の両側に形成された脆弱部51が順次破断することにより、衝撃が徐々に吸収されることとなる。
上記脆弱部51は、衝撃プレート31上に連続して穿設した貫通孔55として構成したり、或いは、該衝撃プレート31の上面に対しプレス加工を施すことにより形成した断面略V字形状の溝として構成することが考えられる。更には、図6又は図7の断面図に示すように、プレート31の上下両面からプレス加工を施すことにより形成した溝状の薄肉として構成する場合のみならず、図8の断面図に示すように、当該プレート31の一方の面からプレス加工を施すことにより形成した面状の薄肉として構成してもよい。
なお上記脆弱部51が、車両前後方向に断面積が変化する不等断面積溝からなる場合には、当該脆弱部51の破断に要する衝撃荷重が変化することとなる。この不等断面積溝を車両後方に向かって幅が狭くなる又は溝が浅くなるテーパー溝とした場合には、破断初期で衝撃吸収プレート31の破断を起き易くして衝撃荷重の急激な立ち上がりを抑え、破断後期で衝撃吸収プレート31の破断を起き難くして衝撃荷重の低下を抑えることが可能となる。
また、図4に示すように、上記脆弱部51に沿って貫通孔55を穿設した場合には、脆弱部51の機械的強度を任意に低減させることとなる。そのため、「引き剥がししろ」を長い寸法にわたって有効に活用できるので、衝撃荷重を徐々に吸収することができる。特に、本発明の如き「引き剥がし」を用いた衝撃吸収構造において、乗員に与える衝撃が最大となるのは、図5(b)のグラフに示すように、衝撃吸収作用の終了直前時である。何故なら、衝撃吸収作用の終了直前時は荷重エネルギーが小さくなっているため、前記衝撃吸収プレート31の脆弱部51の破断ができなくなり、前記「引き剥がし」が急停止して、残余の衝撃エネルギーが乗員へと及んでしまうからである。かかる事情に鑑み、当該衝撃吸収プレート31の脆弱部51における奥の方(「引き剥がししろ」の最終部分付近)に貫通孔55を穿設することにより、敢えて当該脆弱部51の強度を下げ、「衝撃吸収作用の終了直前時」の「小さな荷重エネルギー」によっても前記「引き剥がし」を継続的に行わせることが考えられる。かかる構成を採ることにより、図5(c)のグラフに示すように、衝撃吸収作用の終了直前時の衝撃をも吸収することができる。そのため、乗員に及ぶ影響を更に低減させることが可能となる。尚、図4に示すように、貫通孔55を2本の脆弱部51に対して左右交互に穿設することで、前記「引き剥がし」が急停止することなく継続的に行わせることとなり、衝撃吸収作用の終了直前時の衝撃を吸収することができる。そのため、乗員に及ぶ影響を更に一層低減させることが可能となる。
さらに、上記衝撃吸収プレート31は、その下面における「引き剥がし部52の周囲」を取付対象物に対して(又は、車体側に直接)溶接するとよい。かかる構成を採ることにより、本車両用シート10に衝撃荷重が及んだ際、該車両用シート10の座部41は、引き剥がし部52だけを確実に引き剥がすこととなるため、設計上の衝撃吸収性能を確実に発揮することが可能となる。
また、図2に示すように、当該衝撃吸収プレート31の前部に切断部45を形成すると共に、該切断部45の内側に、座部41の前端を取り付けるための凸部35を形成して、この凸部35の下面に座部41の荷重を受ける「荷重受け部47」を付設した場合には、座部41の重さによる前記凸部35の変形を防止できる。
さらに、図3に示すように、上記衝撃吸収プレート31の上面における「引き剥がし部52の周囲」に対し、別部材の補強部材36を溶接した場合には、本車両用シート10に衝撃荷重が及んだ際、当該引き剥がし部52の周囲を補強部材36が押さえ込むこととなる。従って、該車両用シート10の座部41は、引き剥がし部52だけを確実に引き剥がすこととなるため、設計上の衝撃吸収性能を確実に発揮することが可能となる。尚、当該補強部材36に対し、上記荷重受け部47を一体に設けてもよい。
本発明において「規制ブラケット81」は、上記座部41を保持すると共に、当該座部41の前端が上昇したときに該座部41の後端付近に有する「支点」で折れ曲がることによって、該座部41を車体側に対し回動可能に連結するものである。尚、該規制ブラケット81における支点よりも後方の部分は車体側に固定されることとなる。当該規制ブラケット81における支点は、上記衝撃吸収プレート31における脆弱部51の略延長上に配置されるため、該規制ブラケット81の前端に連結された座部41の前端の上昇に伴って、該規制ブラケット81が支点において折れ曲がった場合には、前記座部41は車体の真後ろ方向へと回動することとなる。即ち、当該規制ブラケット81は、上記座部41が車体の左右方向には回動しないよう規制しているのである。何故なら、上記衝撃吸収プレート31における「引き剥がし部52」の引き剥がし方向が、脆弱部51に対して左右方向にズレた場合には当該脆弱部51の破断に更に大きな衝撃荷重を要することから、該脆弱部51の破断不足に由来する荷重エネルギーの吸収不良を防止する必要があるためである。上記作用を奏するものであれば当該規制ブラケット81は特段その形状・構造は限定されるものではないが、図2に示すように、底面部と一対の側壁からなり、両側壁における長手方向の略中央部に略V字形状の切り欠き部84からなる「支点」を設けた構成とすると、容易且つ安価に製造できて好適である。更に当該支点としては、ヒンジ構造(図示しない)を採用してもよい。
本発明において「ストッパ部材71」は、座部41が所定の高さ以上に回動してしまうのを防止して、衝撃による該座部41の姿勢の乱れを防止するものである。斯様な作用を奏するものであれば当該ストッパ部材71は特段その形状・構造は限定されるものではないが、図1及び図2に示すように、プレート状のストッパ部材71として構成すると好適である。かかるストッパ部材71は、弧状長穴73を有し車体側に立設固定したプレート72とからなるものである。当該長穴73内には、規制ブラケット81の前端から側方に突出するピン82が挿通することとなる。このプレート状のストッパ部材71によれば、図10(a),図10(b)に示すように、衝撃発生時に前記規制ブラケット81の前端(座部41の前端に相当)が所定の高さにまで上昇したときには、前記ピン82がプレート72の長穴73上端に当接して、それ以降の上昇を阻止することとなる。尚、弧状長穴73とピン82との間に摩擦を生じさせる構造を採ることにより、前記ピン82が弧状長穴73の上端に当接した際に生じる衝撃を低減させるものとしてもよい。また、特に図示はしないが、前記ストッパ部材71における弧状長穴73の上端の周縁に「緩衝部」を一体に設け、前記ピン82が弧状長穴73の上端に当接した際、「緩衝部」が塑性変形(或いは、破断)することにより、衝撃を低減させるものとしてもよい。更には、前記ストッパ部材71における弧状長穴73の上端の周縁に、別部材に係る「緩衝部材」を設け、前記ピン82が弧状長穴73の上端に当接した際に生じる衝撃を低減させるものとしてもよい。斯様な構成を採ることにより、乗員に及ぼす衝撃を更に低減させることが可能となる。尚、当該ストッパ部材71に関し、(図示しない)リンク機構を採用してもよい。本発明においてリンク機構は、車体側と規制ブラケット81の間に介在させて、通常時には折り畳まれているが、衝撃発生時であって、座部41の前端が所定の高さ上昇したときには伸びて、それ以降の上昇を阻止することとなる。
本発明を実施するための最良の形態を、添付図面に示す実施例を用いて説明する。
図1は、実施例1に係る車両用シート10を左斜め前方より示したものである。本実施例に係る車両用シート10は、車体11側に締結部材12,12を介して取り付けられるフロントシートブラケット13及びリヤシートブラケット14と、これらフロントシートブラケット13及びリヤシートブラケット14に取り付けられるレール17と、このレール17に係合してスライド可能に設けられるスライダー18と、このスライダー18の上部に取り付けられる規制ブラケット81と、この規制ブラケット81により下方から支持されるシート座部41及び背もたれ部43と、を基本構成とする。
図2は、図1に示す車両用シート10の衝撃吸収構造の分解斜視図であり、規制ブラケット81とスライダー18との間に介在させる衝撃吸収プレート31の取付構造を示す。尚、本実施例において当該スライダー18及びレール17は「車体側」に相当するものである。但し、上記衝撃吸収プレート31をレールの下側に連結された規制ブラケット81とフロア面との間に設置する実施形態を採用した場合、これらスライダー18及びレール17は「座部41」に相当するものとなる。本実施例では当該スライダー18の上面にプレート状のストッパ部材71が取り付けられ、このプレート状のストッパ部材71の上面に衝撃吸収プレート31が配置される。この衝撃吸収プレート31の前端に凸部35が形成されており、この凸部35に規制ブラケット81の前端が連結されている。
本実施例において衝撃吸収プレート31は、スライダー18上(車体側)に載置固定されるストッパ部材71上に配置され、該ストッパ部材71と共にリベット33,33によって前記スライダー18の上面に固定され、衝撃吸収プレート31の前端に形成した凸部35に締結部材(ボルト・ナット)を介して規制ブラケット81の前端が取り付けられている。
本実施例においてシート座部41は規制ブラケット81によって保持されている。この規制ブラケット81は底面部と一対の側壁からなり、該側壁のうち長手方向の略中央部には略V字形状の切り欠き部84を有している。また、当該規制ブラケット81の上面側には補強部材83が配置されているため、衝撃荷重の発生によりシート座部41の前端が上方へ引き上げられた際には、当該補強部材83の後端部が該規制ブラケット81の底面部を下方に押圧するため、該規制ブラケット81の底面部が側壁の切り欠き部84において折れ曲がることとなる。
上記規制ブラケット81は前記衝撃吸収プレート31の上側に配置されると共に、その前端は、当該衝撃吸収プレート31の凸部35に対し締結部材により固定されている。そのため上記規制ブラケット81の折れ曲がりに伴って、衝撃吸収プレート31における「引き剥がし部52」の引き剥がしが行われることとなる。この「引き剥がし」のプロセスは、図9(a),(b),(c)及び(d)に示す通りである。図9(a)は何等の衝撃荷重も及んでいない通常の状態である。そして、乗員が後方から衝撃を受けると慣性により背もたれ部43に後方向に力がかかり、車両用シート10を後方に移動させようとする。乗員が所定値以上の衝撃荷重を受けると、前述した衝撃吸収プレート31における凸部35が規制ブラケット81により引き上げられるため、図9(b)に示すように「引き剥がし」が開始され、図9(c),図9(d)へと「引き剥がし」が進むこととなる。
そして、本実施例においてはプレート状のストッパ部材71を有しているので、図10(a),図10(b)に示すように、衝撃発生時に前記規制ブラケット81の前端(座部41の前端に相当)が所定の高さにまで上昇したときには、前記ピン82がプレート72の長穴73上端に当接して、それ以降の上昇を阻止することとなる。そのため、衝撃による座部41の姿勢の乱れを抑えることができる。
本発明に係る車両用シート10は、四輪車に好適である。
実施例1に係る車両用シート10を左側前方より示した図である。 図1に示す車両用シート10の衝撃吸収構造の分解斜視図である。 衝撃吸収プレート31の他の実施形態を示す図である。 衝撃吸収プレート31の他の実施形態を示す図である。 衝突により乗員に及ぶ衝撃の大きさを示すグラフである。 衝撃吸収プレート31の他の実施形態を示す図である。 衝撃吸収プレート31の他の実施形態を示す図である。 衝撃吸収プレート31の他の実施形態を示す図である。 実施例1に係る車両用シート10の「引き剥がし」のプロセスを示す図である。 実施例1におけるストッパ部材71の説明図及びその作用図である。 特許文献1に記載された先行技術の基本構成を示す図である。
符号の説明
10 車両用シート
11 車体
31 衝撃吸収プレート
35 凸部
41 座部
45 切断部
47 荷重受け部
51 脆弱部
52 引き剥がし部
55 貫通孔
71 ストッパ部材
73 弧状長穴
72 プレート
81 規制ブラケット
82 ピン

Claims (15)

  1. 後端を支点として、車体側に対し回動可能に連結された座部と、
    当該座部の前端に連結され、該座部に対し一定以上の上向き荷重が作用したときに破断して衝撃を吸収する衝撃吸収プレートとを有する車両用シートであって、
    前記衝撃吸収プレートは、車体の前後方向に向けて延びる複数の脆弱部に挟まれた引き剥がし部を有し、
    前記座部は、衝撃吸収プレートにおける脆弱部の略延長上に設定した支点で折れ曲がることにより該座部の回動方向を規制する規制ブラケットによって保持され、
    当該規制ブラケットにおける支点よりも後方の部分を車体側に固定すると共に、当該規制ブラケット又は座部の前端を前記衝撃吸収プレートにおける引き剥がし部の前端と連結して、
    当該衝撃吸収プレートにおける少なくとも後端部を車体側に固定したことを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載した車両用シートにおいて、
    当該車両用シートにおける座部は、
    乗員が着座するシートクッションと、
    当該シートクッションが載置されるスライダーと、
    当該スライダーに対し長手方向へ摺動自在に係合するレールとからなるものであって、
    衝撃吸収プレートは、前記レールの下側に連結された規制ブラケットとフロア面との間に設置したことを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1に記載した車両用シートにおいて、
    当該車両用シートにおける座部は、乗員が着座するシートクッションからなるものであって、
    衝撃吸収プレートは、シートクッションの下側に連結された規制ブラケットと当該規制ブラケットが載置されるスライダーとの間に設置したことを特徴とする車両用シート。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載した車両用シートにおいて、
    衝撃吸収プレートの前部であって脆弱部の前方には切断部が形成され、この切断部の内側に上方に膨出して形成され前記座部の前端を取り付ける凸部が設けられ、この凸部の下面に前記座部の荷重を受ける荷重受け部が付設されていることを特徴とする車両用シート。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載した車両用シートにおいて、
    衝撃吸収プレートの下面であって引き剥がし部の周囲を、車体側に溶接してなることを特徴とする車両用シート。
  6. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載した車両用シートにおいて、
    衝撃吸収プレートの上面であって引き剥がし部の周囲に対し、補強部材を溶接してなることを特徴とする車両用シート。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載した車両用シートにおいて、
    脆弱部は、車両前後方向に断面積が変化する不等断面積溝であることを特徴とする車両用シート。
  8. 請求項7に記載した車両用シートにおいて、
    不等断面積溝は、車両後方に向かって幅が狭くなる又は溝が浅くなるテーパー溝であることを特徴とする車両用シート。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れかに記載した車両用シートにおいて、
    衝撃吸収プレートは、脆弱部に沿って穿設した貫通孔を有することを特徴とする車両用シート。
  10. 請求項9に記載した車両用シートにおいて、
    衝撃吸収プレートに穿設した貫通孔は、2本の脆弱部上に対し左右交互に配置したことを特徴とする車両用シート。
  11. 請求項1乃至請求項10の何れかに記載した車両用シートにおいて、
    規制ブラケットにおける支点はヒンジ構造からなり、該規制ブラケットがヒンジ構造の回転軸を中心として折れ曲がることにより、座部を回動可能としたことを特徴とする車両用シート。
  12. 請求項1乃至請求項10の何れかに記載した車両用シートにおいて、
    規制ブラケットにおける支点は略V字形状の切り欠き部からなり、該規制ブラケットが切り欠き部側に折れ曲がることにより、座部を回動可能としたことを特徴とする車両用シート。
  13. 請求項1乃至請求項12の何れかに記載した車両用シートにおいて、
    座部の前端が所定の高さにまで上昇したときに、それ以降の上昇を阻止するストッパ部材を付設したことを特徴とする車両用シート。
  14. 請求項13に記載した車両用シートにおいて、
    ストッパ部材は、弧状長穴を有し車体側に立設固定したプレートと、
    座部の前端から側方に突出すると共に、その先端が前記長穴内に挿通するピンとからなり、
    衝撃発生時に前記座部の前端が所定の高さにまで上昇したときには、前記ピンがプレートの長穴上端に当接して、それ以降の上昇を阻止することを特徴とする車両用シート。
  15. 請求項14に記載した車両用シートにおいて、
    ストッパ部材における弧状長穴の上端の周縁には、緩衝部材を設けたことを特徴とする車両用シート。
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