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JP2008219699A - 低雑音増幅器回路、高周波回路、高周波部品及び通信装置 - Google Patents

低雑音増幅器回路、高周波回路、高周波部品及び通信装置 Download PDF

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JP2008219699A JP2007056711A JP2007056711A JP2008219699A JP 2008219699 A JP2008219699 A JP 2008219699A JP 2007056711 A JP2007056711 A JP 2007056711A JP 2007056711 A JP2007056711 A JP 2007056711A JP 2008219699 A JP2008219699 A JP 2008219699A
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Keisuke Fukamachi
啓介 深町
Hirotaka Satake
裕崇 佐竹
Shigeru Kenmochi
茂 釼持
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Abstract

【課題】無線通信装置等において信号の増幅に用いられる低雑音増幅器回路においてゲイン特性を平坦化し、広帯域の使用に好適な低雑音増幅器回路並びにそれを用いた高周波回路、高周波部品および通信装置を提供する。
【解決手段】トランジスタ1と、前記トランジスタ1のベースに接続される入力経路と、前記トランジスタ1のコレクタに接続される出力経路とを有する低雑音増幅器回路であって、前記出力経路のノード2と前記入力経路のノード3とを抵抗RL2を介して接続するフィードバック回路を有し、前記入力経路のノード3と前記トランジスタ1のベースとの間にキャパシタCL1を接続したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子電気機器間における無線伝送を行う無線通信装置等において信号の増幅に用いられる低雑音増幅器回路、並びにそれを用いた高周波回路、高周波部品および通信装置に関する。
現在、IEEE802.11規格に代表される無線LANによるデータ通信が広く一般化している。例えばパーソナルコンピュータ(PC)、プリンタやハードディスク、ブロードバンドルータなどのPCの周辺機器、FAX、冷蔵庫、標準テレビ(SDTV)、高品位テレビ(HDTV)、カメラ、ビデオ、携帯電話等々の電子機器、自動車内や航空機内での有線通信に代わる信号伝達手段として採用され、それぞれの電子電気機器間において無線データ伝送が行われている。
無線LANの規格として、IEEE802.11aは、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiples:直交周波数多重分割)変調方式を用いて、最大54Mbpsの高速データ通信をサポートするものであり、その周波数帯域は5GHz帯が利用される。またIEEE802.11bは、DSSS(Direct Sequence Spread Spectrum:ダイレクト・シーケンス・スペクトル拡散)方式で、5.5Mbps、11Mbpsの高速通信をサポートするものであり、無線免許なしに自由に利用可能な、2.4GHzのISM(Industrial,Scientific and Medical:産業、科学及び医療)帯域が利用される。またIEEE802.11gは、OFDM変調方式を用いて、最大54Mbpsの高速データ通信をサポートするものであり、IEEE802.11bと同様に2.4GHz帯域が利用される。
以下の説明ではIEEE802.11b、IEEE802.11gを第1の通信システム(11bg)とし、IEEE802.11aを第2の通信システム(11a)として説明する。
このような無線LANを用いたマルチバンド通信装置が特許文献1に記載されている。このマルチバンド通信装置に用いられる高周波回路は、通信周波数帯が異なる2つの通信システム(IEEE802.11a、IEEE802.11b)で送受信が可能な2個のデュアルバンドアンテナと、送信側回路、受信側回路との接続を切り替える4つのポートを備えた高周波スイッチと、高周波スイッチの一つのポートと送信側回路との間に配置される分波回路と、高周波スイッチの他のポートと受信側回路との間に配置される分波回路とを備え、ダイバーシティ受信可能なものが開示されている。特に、特許文献1の図20には、第一の受信端子と第二の受信端子に、微弱な受信信号を増幅し、受信感度を向上させるローノイズアンプ回路が設けられている構成が開示されている。
特許文献2の図2には低雑音増幅器(ローノイズアンプ回路)の一例が開示されている。特許文献2の図2に開示の低雑音増幅器は、増幅器の入力と出力の間に結合されたフィードバックネットワークを備え、該フィードバックネットワークはDCブロッキング要素と、該DCブロッキング要素に直列に接続された抵抗要素を含む。特許文献2では、かかる構成により高いゲインが得られるとされている。
WO2006/003959号公報 特開2004−248252号公報
特許文献2に示されたローノイズアンプでは、高いゲインが期待できる。しかしながら、低雑音増幅器(ローノイズアンプ)を、異なる周波数帯域を使用するマルチバンド通信装置のように広帯域で用いようとする場合は、低い周波数においては高いゲイン特性が得られるが、高い周波数においてはローノイズアンプの周波数特性により低いゲイン特性しか得られない場合があった。また、入力飽和電力はゲイン特性に比例するため、ゲイン特性が高すぎる場合、低雑音増幅器自体の飽和により受信信号を効率良く増幅する事の妨げとなる。このため、ゲイン特性の周波数依存性が平坦であることが必要とされる。このような要求に対しては、前記ローノイズアンプの構成は必ずしも十分なものとは言えず、ゲイン特性が平坦な低雑音増幅器が望まれていた。
本発明は上述の問題点に鑑み、無線通信装置等において信号の増幅に用いられる低雑音増幅器回路においてゲイン特性を平坦化し、広帯域の使用に好適な低雑音増幅器回路並びにそれを用いた高周波回路、高周波部品および通信装置を提供するものである。
本発明の低雑音増幅器回路は、トランジスタと、前記トランジスタのベースに接続される入力経路と、前記トランジスタのコレクタに接続される出力経路とを有する低雑音増幅器回路であって、前記出力経路のノードと前記入力経路のノードとを抵抗を介して接続するフィードバック回路を有し、前記入力経路のノードと前記トランジスタのベースとの間にキャパシタを接続したことを特徴とする。かかる構成によれば、低雑音増幅器回路のゲイン特性の平坦化を図ることができる。
また、前記低雑音増幅器回路において、前記フィードバック回路の前記抵抗に直列にインダクタンス素子が接続されていることが好ましい。前記インダクタンス素子のインピーダンスは高い周波数では大きくなるため、低い周波数よりも高い周波数におけるフィードバック量を小さくする事が可能となる。従って該構成によれば高い周波数でのゲイン特性を高く設定でき、ゲイン特性の周波数依存性を更に平坦にする事が可能となる。
さらに、前記低雑音増幅器回路において、前記入力経路に前記ノードを挟んで前記キャパシタとは反対側に直流カットキャパシタを有し、前記キャパシタの容量値は前記直流カットキャパシタの容量値よりも小さいことが好ましい。直流カットキャパシタは、使用周波数帯域では、ほぼショートになるように容量値が設定される。前記キャパシタの容量値を前記直流カットキャパシタの容量値よりも小さくしておくことによって、使用周波数帯域において前記キャパシタを整合回路の一部として有効に機能させることができる。また、特許文献2の図2に示された様なフィードバック回路にキャパシタを設ける場合と比較して、キャパシタの容量値を小さくできるため、前記トランジスタのベース電圧のONOFF制御による信号の立ち上がりを速めることができる。
また、本発明の高周波回路は、送受信が可能なアンテナと接続するアンテナ端子と、送信信号が入力される送信端子と、受信信号が出力される受信端子と、前記アンテナ端子と、前記送信端子又は前記受信端子との接続を切り替えるスイッチ回路とを有し、前記スイッチ回路と前記受信端子との間に前記いずれかの低雑音増幅器回路を設けたことを特徴とする。前記構成を有する低雑音増幅器回路を用いれば、広帯域の送受信に好適な高周波回路を提供することが可能となる。また、該高周波回路における信号の立ち上がり時間を短縮することができる。
また、本発明の他の高周波回路は、二つ以上の異なる周波数帯域を選択的に用いて無線通信を行うマルチバンド無線装置に用いられる高周波回路であって、前記異なる周波数帯域において送受信が可能なアンテナと接続するアンテナ端子と、前記異なる周波数帯域の送信信号が入力される二つ以上の送信端子と、前記異なる周波数帯域の受信信号が出力される二つ以上の受信端子と、前記アンテナ端子と、前記送信端子又は前記受信端子との接続を切り替えるスイッチ回路と、前記スイッチ回路と前記二つ以上の受信端子との間に設けられた分波回路とを有し、前記スイッチ回路と前記分波回路との間に前記いずれかの低雑音増幅器回路を設けたことを特徴とする。ゲイン特性の平坦性に優れる前記低雑音増幅器回路を、マルチバンド無線装置に用いられる高周波回路の受信経路に設けることによって、ゲイン特性に優れた高周波回路を提供できる。
さらに、前記高周波回路において、前記二つ以上の異なる周波数帯域における前記低雑音増幅器回路ゲインの偏差が5dB以下であることが好ましい。かかる構成によれば、二つ以上の異なる周波数帯域を一つの低雑音増幅器回路で対応することができる。
また、本発明の高周波部品は、前記いずれかの高周波回路を有する高周波部品であって、前記高周波回路は、複数の層に電極パターンを形成し積層一体化してなる積層体と、前記積層体の表面に搭載された素子によって構成されていることを特徴とする。ゲイン特性の平坦性に優れる低雑音増幅器回路を用いれば、ゲイン特性に優れた高周波部品を提供することができる。また、使用する低雑音増幅器回路の数を減らすことができ、積層一体化と相俟って高周波部品の小型化に寄与する。
また、前記高周波部品を用いて通信装置を構成してもよい。
本発明によれば、無線通信装置等において信号の増幅に用いられる低雑音増幅器回路においてゲイン特性を平坦化し、広帯域の使用に好適な低雑音増幅器回路並びにそれを用いた高周波回路、高周波部品および通信装置を提供する。例えば、無線LANの2.4GHz帯を使用するIEEE802.11bおよび/あるいはIEEE802.11gと5GHz帯を使用するIEEE802.11aなどの2以上の通信システムで共用可能な低雑音増幅器回路、高周波回路、高周波部品、およびこれを用いた通信装置に好適な構成を提供する。
以下、本発明の実施態様を図面を参照して説明するが、本発明がこれに限定されるものではない。図1は本発明の一実施形態の低雑音増幅器回路の回路図を示す。該低雑音増幅器回路は、2.4GHz帯無線LAN(IEEE802.11bおよび/あるいはIEEE802.11g)と5GHz帯無線LAN(IEEE802.11aおよび/あるいはIEEE802.11h)の2つの通信システムを共用する場合を想定している。
図1に示す低雑音増幅器回路は、トランジスタ1を有し、該トランジスタ1のベースに接続される入力経路と、該トランジスタ1のコレクタに接続される出力経路を備える。さらに、前記低雑音増幅器回路は、出力の一部を入力にフィードバックして広帯域での入出力整合をとるフィードバック回路を有する。該フィードバック回路は、出力端子Out_LNAと前記コレクタとの間の出力経路のノード2と、入力端子IN_LNAと前記ベースとの間の入力経路のノード3とを、抵抗RL2を介して接続している。図1に示す低雑音増幅器回路では、さらに、前記入力経路のノード3とトランジスタ1のベースとの間にキャパシタCL1を接続してある。かかる点が本発明の特徴の一つである。ここで、従来の低雑音増幅器回路を図8に示す。図8に示す従来例では、キャパシタCL1はフィードバック回路に直列に接続されている。このキャパシタCL1はベース側の電圧とコレクタ側の電圧を分離し、さらに通過帯域の信号を低雑音増幅回路の出力側から入力側へフィードバックするために接続されているが、図8に示すようにフィードバック回路に配置しようとすると、例えば2〜6GHz帯においては15pF程度の大きな容量値にする必要がある。これに対して、図1に示す実施形態における位置にキャパシタCL1を配置した場合は、フィードバック量は抵抗RL2のみで決定できるため、大きな容量値である必要性はない。また、キャパシタCL1はベース側の電圧とコレクタ側の電圧を分離する機能および入力整合回路の一部の機能を有し、例えば2.4GHz帯において2pF程度の低い容量値に設定する事により、キャパシタCL1を整合回路の一部として使用することができる。使用するキャパシタの容量値を小さくすることができるので、トランジスタのベース電圧のONOFF制御による信号の立ち上がりに要する時間を短縮することが可能である。図1に示すキャパシタCL1の配置を採用することは、さらに以下の重要な効果をもたらす。すなわち、キャパシタCL1を入力経路のノード3とトランジスタ1のベースとの間に接続することにより、低雑音増幅器回路のゲイン特性を平坦なものとすることが可能である。これは、キャパシタCL1のインピーダンスが周波数に対して反比例するためである。つまり、キャパシタCL1を適度な値に設定する事により、低い周波数では高インピーダンスとして働き、高い周波数では低インピーダンスとして働くため、ゲイン特性の周波数依存性を平坦にする事が可能となる。キャパシタCL2をフィードバック回路に設ける図8の構成では、ゲイン特性は山を持つため広帯域特性が必要な場合には不十分となる。これに対して、図1に示す前記構成を採用すれば、広帯域な低雑音増幅器回路を提供することができる。かかる構成はマルチバンド通信システムの受信信号の増幅に好適なものとなる。前記構成によって、2つ以上の異なる周波数帯域におけるゲインの偏差が5dB以下となるようにすれば、優れた受信側回路を有するマルチバンド通信用の高周波回路が実現できる。この高周波回路についてさらに後述する。図1に示す構成によれば、例えば2.4GHz帯無線LAN(IEEE802.11bおよび/あるいはIEEE802.11g)と5GHz帯無線LAN(IEEE802.11aおよび/あるいはIEEE802.11h)の2つの通信システムで共用する、優れた低雑音増幅器回路が実現される。
図1を用いて低雑音増幅器回路についてさらに説明する。図1の構成では、トランジスタ1のエミッタは接地されている。出力経路にはインダクタLL1を介して供給電源端子Vccが接続され、該端子から直流電流が供給される。インダクタLL1はチョークインダクタとして働き、接地キャパシタCL4との組み合わせにより通過帯の高周波信号が電源へリークする事を防ぐ。入力経路のキャパシタCL1とベースの間に、抵抗RL1を介して制御電源端子Vbが接続されている。抵抗RL1は低雑音増幅器回路の動作点を調整する。さらに、入力経路のノード3と入力端子In_LNAとの間にはDCカットキャパシタCL2が接続されている。また、一方出力経路のノード2と出力端子Out_LNAとの間にもDCカットキャパシタCL3が接続されている。なお、供給電源、制御電源に係る構成は図に示すものに限らず、他の構成を用いることもできる。例えば図2に示すように、1の供給電源端子Vccを備え、電源を共用する構成としてもよい。該構成では、1の供給電源端子Vccが抵抗RL1を介して入力経路に、インダクタLL1を介して出力経路に接続される。かかる構成によれば1の電源で低雑音増幅器回路のオンオフ制御が可能となり、回路が簡略化され、小型化、コスト低減に寄与する。
上記ように図1および図2の実施形態におけるキャパシタCL1は、従来の低雑音増幅器回路でも使用されているDCカットキャパシタCL2とは、配置も機能も異なる。すなわち、DCカットキャパシタを設ける構成としては、入力経路にノード3を挟んでキャパシタCL1とは反対側に直流カットキャパシタCL2を設ける構成となる。この場合、キャパシタCL1の容量値は直流カットキャパシタCL2の容量値よりも小さくする。直流カットキャパシタは、使用周波数帯域では、ショートとみなせるように容量値が設定されるが、前記キャパシタCL1は使用周波数帯域でキャパシタとして有効に機能させるため、インピーダンスを維持するよう容量値を設定する。
図3には、本発明に係る他の実施形態を示す。図3に示す構成では、フィードバック回路の抵抗RL2に直列にインダクタンス素子LL2が接続されている。前記インダクタンス素子のインピーダンスは高い周波数では大きくなるため、低い周波数よりも高い周波数におけるフィードバック量を小さくする事が可能となる。従って図3の構成によれば高い周波数でのゲイン特性を高く設定でき、ゲイン特性の周波数依存性を更に平坦する事が可能ととなる。この時、ゲイン特性向上および周波数依存性の平坦化を実現する上では、前記インダクタンス素子として、自己共振周波数が使用する通過帯域より大きく、更に通過帯域におけるQ値が10以上の特性のものを使用する事が望ましい。
次に、上記低雑音増幅器回路を用いた高周波回路の実施形態を説明する。図4には、2以上の異なる周波数帯域を選択的に用いて無線通信を行うマルチバンド無線装置に用いられる高周波回路の具体例として、2.4GHz帯無線LANと5GHz帯無線LANを扱うデュアルバンドの高周波回路を示す。該高周波回路は、2.4GHzと5GHzの異なる周波数帯域において送受信が可能なアンテナと接続するアンテナ端子Antと、2.4GHzと5GHzの周波数帯域の送信信号がそれぞれ入力される送信端子Tx_b、Tx_aと、2.4GHzと5GHzの受信信号が出力される受信端子Rx_b、Rx_aを備える。さらに、該高周波回路は、アンテナ端子Antと、送信端子Tx_b、Tx_a又は受信端子Rx_b、Rx_aとの接続を切り替えるスイッチ回路(SPDT1)101と、スイッチ回路101と受信端子Rx_b、Rx_aとの間に設けられた分波回路(Dip1)103とを有する。スイッチ回路101と分波回路103との間には、例えば図1に示す本発明に係る低雑音増幅器回路(LNA)109を設ける。
図4に示す高周波回路についてさらに詳述する。図4に示す回路ブロックの高周波回路は、スイッチ回路101の送信経路側と分波回路103との間に検波回路(DET)102が接続されている。第1の分波回路103は、低周波側フィルタ回路と高周波側フィルタ回路から構成され、低周波側フィルタ回路は2.4GHz帯無線LANの送信信号を通過させ、5GHz帯無線LANの送信信号を減衰させる。一方、高周波側フィルタ回路は5GHz帯無線LANの送信信号を通過させ、2.4GHz帯無線LANの送信信号を減衰させる。この第1の分波回路103の低周波側フィルタ回路に第1のパワーアンプ回路(PA1)105が接続され、その第1のパワーアンプ回路105に第1のバンドパスフィルタ回路(BPF1)107が接続されて、2.4GHz帯無線LANの送信端子Tx_bに接続されている。ここで、バンドパスフィルタ回路107は送信信号に含まれる帯域外の不要なノイズを除去し、第1のパワーアンプ回路105は、2.4GHz帯無線LANの送信側回路から入力される送信信号を増幅し、第1の分波回路103の低周波側フィルタ回路は第1のパワーアンプ回路105にて発生する高調波信号を減衰する作用がある。そして、第1の分波回路103の高周波側フィルタ回路にはローパスフィルタ(LPF)104が接続され、さらに第2のパワーアンプ回路(PA2)106が接続され、第2のパワーアンプ回路106に第2のバンドパスフィルタ回路(BPF2)108が接続されて、5GHz帯無線LANの送信端子Tx_aに接続されている。ここで、バンドパスフィルタ回路108は送信信号に含まれる帯域外の不要なノイズを除去し、第2のパワーアンプ回路106は、5GHz帯無線LANの送信側回路から入力される送信信号を増幅し、ローパスフィルタ104は増幅された送信信号を通過させるが、第2のパワーアンプ回路106にて発生する高調波信号を減衰する作用がある。またスイッチ回路101の受信経路側に低雑音増幅器回路109が接続され、次いで第2の分波回路(Dip2)110が接続されている。この低雑音増幅器回路109は、2.4GHz帯無線LANの受信信号並びに5GHz帯無線LANの受信信号を増幅する。2.4GHz帯および5GHz帯の無線LANの受信信号を増幅可能なよう、広帯域をカバーするものとして本発明に係る低雑音増幅器回路を用いる事が望ましい。従来技術で一般的に使用される回路構成のように、分波回路で分岐した2つの受信経路のそれぞれに低雑音増幅器回路を設ける構成とすることも可能である。しかし、前記回路構成によれば、2つの低雑音増幅器回路を使用する必要がないので、小型化、低コスト化が可能であり、さらには低雑音増幅器回路の入力側に分波回路およびバンドパス回路を使用する必要がないので、受信感度を向上できるなどの作用をもつ。第2の分波回路110は、低周波側フィルタ回路と高周波側フィルタ回路から構成され、低周波側フィルタ回路は2.4GHz帯無線LANの受信信号を通過させ、5GHz帯無線LANの受信信号を減衰させる。一方、高周波側フィルタ回路は5GHz帯無線LANの受信信号を通過させ、2.4GHz帯無線LANの受信信号を減衰させる。この作用により低雑音増幅器回路で増幅された信号は、第2の分波回路110により分波され、2.4GHz帯無線LANの受信信号は第3のバンドパスフィルタ回路(BPF3)111を介して2.4GHz帯無線LANの受信端Rx_bに出力され、5GHz帯無線LANの受信信号は5GHz帯無線LANの受信端Rx_aに出力される。
また検波回路102は、スイッチ回路101と第1の分波回路103の間に設けられている。この検波回路は、第1の分波回路103と各パワーアンプ回路105、106とのそれぞれの間に設けることもできるが、この場合は検波回路が2つ必要になり、小型化には向いていない。また、各パワーアンプ回路105、106内に検波出力を設けることもできる。この検波回路102では、カプラにより検出した送信信号を基に検波用ダイオードで高周波電力を検波し、この検出信号をRFIC回路などを介してフィードバックし、パワーアンプ回路105、106の制御に利用される。また、第1の分波回路103と第1のパワーアンプ回路105との間にローパスフィルタ回路を設けることもできる。これにより、第1のパワーアンプ回路105にて増幅された送信信号を通過させるが、第1のパワーアンプ回路105にて発生する高調波信号を減衰させることができる。また、第2の分波回路110と5GHz帯無線LANの受信端子Rx_aとの間にバンドパスフィルタ回路を設けることもできる。スイッチ回路101は、電界効果トランジスタ(FET)やダイオードなどのスイッチング素子を主構成とし、適宜インダクタンス素子、キャパシタンス素子を用いて構成することができ、SPDT(Single Pole Dual Throw)型のスイッチング機能を成すものを用いればよい。上記のように、フィルタ回路や検波回路の配置等は必要とされる特性に応じて変更することができる。
本発明に係る低雑音増幅器回路を用いた高周波回路は前記実施形態に限らない。デュアルバンドに限らず、トリプルバンドなど、2以上の異なる周波数帯域を選択的に用いて無線通信を行うマルチバンド無線装置用の高周波回路に適用できる。本発明に係る低雑音増幅器回路を用いることによって、2つ以上の異なる周波数帯域における低雑音増幅器回路のゲインの偏差を例えば5dB以下に抑えることが可能であり、優れた高周波回路を実現することができる。一方、マルチバンドに限らず、シングルバンドの無線装置に用いる高周波回路を構成することもできる。図5には1の周波数帯域を用いるシングルバンドの無線装置に用いる高周波回路を示してある。図5に示す高周波回路は、送受信が可能なアンテナと接続するアンテナ端子Antと、送信信号が入力される送信端子Txと、受信信号が出力される受信端子Rxと、アンテナ端子Antと、送信端子Tx又は受信端子Rxとの接続を切り替えるスイッチ回路101と有する。そして、スイッチ回路101と受信端子Rxとの間に本発明に係る低雑音増幅器回路109を設ける。図5に示す構成では、検波回路102とスイッチ回路101との間にローパスフィルタ回路104を接続している。その他の構成については図4に示す構成と同様なので、それについては説明を省略する。
上記高周波回路を、複数の層に電極パターンを形成し積層一体化してなる積層体と、前記積層体の表面に搭載された素子によって構成して高周波部品を提供することができる。前記積層体としては、例えばセラミック積層基板や樹脂基板などである。セラミック積層基板を例として高周波部品の構成を説明する。図6は、本発明に係る高周波部品の一実施態様であって、セラミック積層基板200に搭載部品を搭載した様子を示す斜視図である。図1に示す低雑音増幅器回路を構成するトランジスタ1、抵抗RL1、RL2、キャパシタCL1、インダクタLL1、DCカットキャパシタCL1、CL2は、スイッチ回路SPDT1、第1、第2のパワーアンプ回路PA1、PA2とともにセラミック積層基板200上に搭載されている。高周波スイッチ回路に用いられるフィルタ等の回路を構成するL、Cなどの回路素子の一部はセラミック積層基板200の内部に電極パターンによって形成され、残りの部分はセラミック積層基板200上にチップ部品として搭載されている。
セラミック積層基板200は、例えば1000℃以下で低温焼結が可能なセラミック誘電体材料LTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)からなり、厚さが10μm〜200μmのグリーンシートに、低抵抗率のAgやCu等の導電ペーストを印刷して所定の電極パターンを形成し、複数のグリーンシートを適宜一体的に積層し、焼結することにより製造することが出来る。前記誘電体材料としては、例えばAl、Si、Srを主成分として、Ti、Bi、Cu、Mn、Na、Kを副成分とする材料や、Al、Si、Srを主成分としてCa、Pb、Na、Kを複成分とする材料や、Al、Mg、Si、Gdを含む材料や、Al、Si、Zr、Mgを含む材料が用いられ、誘電率は5〜15程度の材料を用いる。なお、セラミック誘電体材料の他に、樹脂積層基板や樹脂とセラミック誘電体粉末を混合してなる複合材料を用いてなる積層基板を用いることも可能である。また、前記セラミック基板をHTCC(高温同時焼成セラミック)技術を用いて、誘電体材料をAlを主体とするものとし、伝送線路等をタングステンやモリブデン等の高温で焼結可能な金属導体として構成しても良い。
以上説明した高周波回路あるいはこれをセラミック積層基板を用いた高周波部品を例えば2.4GHz帯無線LAN(IEEE802.11bおよび/あるいはIEEE802.11g)と5GHz帯無線LAN(IEEE802.11aおよび/あるいはIEEE802.11h)の2つの通信システムを共用可能なRFフロントエンド回路となし、これを備えた小型のマルチバンド通信装置を実現することが出来る。通信システムは上記した周波数帯域や通信規格に限るものではなく各種通信システムに利用可能である。また、2つの通信システムだけではなく、例えば高周波スイッチ回路を更に多段に切り替える態様をとることにより、より多数の通信システムに対応可能となる。マルチバンド通信装置としては、例えば携帯電話に代表される無線通信機器、パーソナルコンピュータ(PC)、プリンタやハードディスク、ブロードバンドルータ等のPCの周辺機器、FAX、冷蔵庫、標準テレビ(SDTV)、高品位テレビ(HDTV)、カメラ、ビデオ、等の家庭内電子機器などに展開が出来る。
図1の回路において、低雑音増幅器の周辺回路の定数CL1を2pF、RL2を560Ω、CL2、CL3を15pF、CL4を100pF、RL1を56kΩ、LL1を8.2nHで構成した場合(実施例1)と、定数CL1を2pF、RL2を560Ω、CL2、CL3を15pF、CL4を100pF、RL1を56kΩ、LL1を8.2nH、LL2を3.9nHで構成した場合(実施例2)のゲイン特性を図7に示す。また、図8に示した従来回路において、周辺回路の定数CL1を15pF、RL2を560Ω、CL2、CL3を15pF、CL4を100pF、RL1を56kΩ、LL1を8.2nHで構成した場合(比較例)の特性を図7に示す。比較例の構成では、2.4GHz〜5.85GHzの周波数範囲におけるゲイン偏差が5dBと大きく、トランジスタのベース電圧のONOFF制御による信号の立ち上がりも0.8μsecとなった。これに対して実施例1では、1〜2GHzの低周波側でのゲインの盛り上がりを抑え、2.4GHz〜5.85GHzの周波数範囲において、12dB以上を確保しつつ、ゲイン偏差は2dB以下、トランジスタのベース電圧のONOFF制御による信号の立ち上がりが0.1μsecであった。実施例1の構成により、2.4GHz帯および5GHz帯のデュアルバンドに好適な特性を得る事ができた。また、フィードバック回路にLL2を配置した実施例2では、5GHz付近のゲインが増加し、ゲイン偏差が1dB以下、トランジスタのベース電圧のONOFF制御による信号の立ち上がりが0.1μsecであった。すなわち、ゲイン偏差が小さく、ゲインの平坦性にいっそう優れた低雑音増幅器回路が実現された。さらに実施例2の構成では、2.4GHz〜5.85GHzの周波数範囲におけるゲインは13dB以上が得られている。このように本発明に係る図1の回路が従来の回路より優位であることは明らかである。
本発明に係る低雑音増幅器回路の実施形態を示す図である。 本発明に係る低雑音増幅器回路の他の実施形態を示す図である。 本発明に係る低雑音増幅器回路の他の実施形態を示す図である。 本発明に係る高周波回路の実施形態を示す回路ブロックである。 本発明に係る高周波回路の他の実施形態を示す回路ブロックである。 本発明に係る高周波部品の実施形態を示す斜視図である。 低雑音増幅器回路のゲイン特性を示す図である。 従来の低雑音増幅器回路を示す図である。
符号の説明
1:トランジスタ
2、3:ノード
101:高周波スイッチ回路
102:検波回路
103、110:分波回路
104:ローパスフィルタ回路
105、106:パワーアンプ回路
107、108、111:バンドパスフィルタ回路
109、109a:低雑音増幅器回路
CL1〜4:キャパシタ、
RL1、2:抵抗
LL1、2:インダクタンス素子
Vb:制御電源端子
Vcc:供給電源端子
In_LNA:入力端子
Out_LNA:出力端子

Claims (8)

  1. トランジスタと、前記トランジスタのベースに接続される入力経路と、前記トランジスタのコレクタに接続される出力経路とを有する低雑音増幅器回路であって、
    前記出力経路のノードと前記入力経路のノードとを抵抗を介して接続するフィードバック回路を有し、
    前記入力経路のノードと前記トランジスタのベースとの間にキャパシタを接続したことを特徴とする低雑音増幅器回路。
  2. 前記フィードバック回路の前記抵抗に直列にインダクタンス素子が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の低雑音増幅器回路。
  3. 前記入力経路に前記ノードを挟んで前記キャパシタとは反対側に直流カットキャパシタを有し、前記キャパシタの容量値は前記直流カットキャパシタの容量値よりも小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の低雑音増幅器回路。
  4. 送受信が可能なアンテナと接続するアンテナ端子と、
    送信信号が入力される送信端子と、
    受信信号が出力される受信端子と、
    前記アンテナ端子と、前記送信端子又は前記受信端子との接続を切り替えるスイッチ回路とを有し、
    前記スイッチ回路と前記受信端子との間に請求項1〜3のいずれかに記載の低雑音増幅器回路を設けたことを特徴とする高周波回路。
  5. 二つ以上の異なる周波数帯域を選択的に用いて無線通信を行うマルチバンド無線装置に用いられる高周波回路であって、
    前記異なる周波数帯域において送受信が可能なアンテナと接続するアンテナ端子と、
    前記異なる周波数帯域の送信信号が入力される二つ以上の送信端子と、
    前記異なる周波数帯域の受信信号が出力される二つ以上の受信端子と、
    前記アンテナ端子と、前記送信端子又は前記受信端子との接続を切り替えるスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路と前記二つ以上の受信端子との間に設けられた分波回路とを有し、
    前記スイッチ回路と前記分波回路との間に請求項1〜3のいずれかに記載の低雑音増幅器回路を設けたことを特徴とする高周波回路。
  6. 前記二つ以上の異なる周波数帯域における前記低雑音増幅器回路のゲインの偏差が5dB以下であることを特徴とする請求項5に記載の高周波回路。
  7. 請求項4〜6のいずれかに記載の高周波回路を有する高周波部品であって、
    前記高周波回路は、複数の層に電極パターンを形成し積層一体化してなる積層体と、前記積層体の表面に搭載された素子によって構成されていることを特徴とする高周波部品。
  8. 請求項7に記載の高周波部品を用いたことを特徴とする通信装置。
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