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JP2008286873A - プロジェクタ及び天吊り構造 - Google Patents

プロジェクタ及び天吊り構造 Download PDF

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JP2008286873A
JP2008286873A JP2007129495A JP2007129495A JP2008286873A JP 2008286873 A JP2008286873 A JP 2008286873A JP 2007129495 A JP2007129495 A JP 2007129495A JP 2007129495 A JP2007129495 A JP 2007129495A JP 2008286873 A JP2008286873 A JP 2008286873A
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Abstract

【課題】ボルト、ナット等を別途準備することなく、筐体に天吊り用の取付具を取り付けることができるプロジェクタ及び天吊り構造を提供する。
【解決手段】プロジェクタ2の筐体21の底面部22に一体に倒立L字状の挿入凹部3aを夫々有する突出部3,3,…が並設されており、固定金具4下部の板状部41,41を、筐体21の背面部側から正面部側へレール26,26上を摺動させてストッパ27に当接するまで挿入凹部3a,3a,…に挿入し、次に、ランプドア24に一体に下方へ突設されている係止凸部51を板状部41の穴41aへ上方から挿入しつつ、ランプドア24で開口23を塞ぐ。この場合、ランプドア24を筐体21に固定するためにネジ10が使用されるが、固定金具4を筐体21に固定するためのボルト、ナット等は不要である。
【選択図】図2

Description

本発明は、上方の構造物(例えば天井、梁等)から吊り下げられるプロジェクタ、及びプロジェクタの天吊り構造に関する。
プロジェクタを天井から吊り下げた形態に保持するために、従来、プロジェクタの天吊り構造が開示されている(特許文献1参照)。
図6は、従来のプロジェクタの外観を示す斜視図であり、図7は、このプロジェクタの構成を示す分解斜視図である。
図中9はプロジェクタであり、プロジェクタ9は、正面部に投射レンズ91が配されている直方体状の筐体90を備える。プロジェクタ9は、天地逆転した姿勢で天吊りされるため、図7には、筐体90の底面部90aを含む一部分が図示されている。
図6に示すように、底面部90aの中央部には、4個のボルト93,93,…によって、天吊り用の固定金具92が取り付けられる。このために、底面部90aの中央部には、図7に示すように、4個のボス94,94,…が設けられており、各ボス94には、筐体90の内部側からナット95が圧入されている。
固定金具92の下部には板状部92a,92aが設けられており、板状部92a,92aには、ボス94,94,…の位置に対応する位置に貫通孔92b,92b,…が形成されている。
プロジェクタ9を天吊りする作業者は、例えば天井から垂下する取付アームの下端に板状部92a,92aを水平方向に配して固定金具92の上部を取り付け、更に、板状部92a,92aの貫通孔92b,92b,…がボス94,94,…の上側に位置するようプロジェクタ9を支持しつつ、ボルト93,93,…を、貫通孔92b,92b,…及びボス94,94,…を貫通させた状態で、ナット95,95,…に締結する。
つまり、天井から垂下する取付アームに取り付けられている固定金具92と筐体90の底面部90aとを固定することによって、プロジェクタ9は天地逆転した姿勢で天吊りされる。
ところで、筐体90は、投射レンズ91を介して壁面、スクリーン等へ画像を投射するための図示しないランプを収容し、また、このランプの取り付け/取り外しのための開口が底面部90aの筐体90正面部近傍に設けられており、図6及び図7に示すように、この開口はランプドア96によって塞がれる。ランプドア96は、図示しないネジを、筐体90に形成されている図示しないネジ穴にネジ留めすることによって、筐体90に固定される。
特開2000―122180号公報
従来の天吊り構造では、プロジェクタ9を天吊りするために、各複数個のボルト93,93,…及びナット95,95,…が必要であり、部品点数が多い。
また、作業者が、高い位置に立って、貫通孔92b,92b,…及びボス94,94,…の位置合わせをした状態でプロジェクタ9を一方の手で支持し、更に、他方の手でボルト93及びナット95の締結を複数回繰り返す必要があり、作業性が悪い。
しかも、ボス94,94,…に圧入されているナット95,95,…夫々は一般に金属製であり、一方、筐体90は合成樹脂製であるため、プロジェクタ9を廃棄する際、筐体90とナット95,95,…との分別が必要となり、リサイクル性が悪い。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、プロジェクタの筐体に一体形成されている挿入凹部に、取付具の板状部をスライド挿入し、筐体の開口の蓋に一体形成されている係止凸部を、板状部の穴に挿入する構成とすることにより、ボルト、ナット等を別途準備することなく、筐体に天吊り用の取付具を取り付けることができるプロジェクタ、及びプロジェクタの天吊り構造を提供することにある。
本発明の他の目的は、挿入凹部が設けられている突出部が、筐体の底面部から突出していることにより、筐体に取付具を容易に取り付けることができるプロジェクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、蓋に一体に形成されている支持部から柱状の係止凸部が突設されていることにより、筐体に取付具を簡易に取り付けることができるプロジェクタを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、蓋に一体に形成されている支持部からテーパ面を有する係止凸部が突設されている構成とすることにより、筐体に取付具を更に簡易に取り付けることができるプロジェクタを提供することにある。
本発明に係るプロジェクタは、画像を投射するためのランプを収容し、該ランプを着脱するための開口が一面部に設けられている筐体と、前記開口の開閉が可能な蓋とを備え、前記一面部に取り付けられる場合に水平方向に配され、穴が形成されている板状部が設けられている取付具を介して上方の構造物から吊り下げられるプロジェクタにおいて、上方に向けられた前記一面部に沿って前記板状部をスライド挿入することが可能な倒立L字状の挿入凹部が、前記一面部に一体に形成されており、閉じられている前記蓋で前記取付具を係止するために、前記穴に挿入される係止凸部が前記蓋に一体に形成されていることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタは、前記一面部は、据置きのための複数の脚部が突出している底面部であり、前記挿入凹部は、前記脚部の前記底面部からの突出量よりも小さい突出量を有して前記底面部から突出している倒立L字状の突出部の内側に設けられていることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタは、前記蓋は前記一面部に沿う方向にして閉じられ、また、前記蓋は前記係止凸部を支持すべく、前記蓋に略平行に配されている支持部を一体に有し、前記係止凸部は、前記支持部から前記蓋に交差する方向に一体に突設されている柱状であることを特徴とする。
本発明に係るプロジェクタは、前記蓋は前記一面部に沿う方向にして閉じられ、また、前記蓋は前記係止凸部を支持すべく、前記蓋に略平行に配されている支持部を一体に有し、前記係止凸部は、前記支持部から前記蓋に交差する方向に一体に突設されており、前記板状部の前記挿入凹部に対する挿入方向の上流側から下流側へ、前記支持部からの突設量が増大するテーパ面を有することを特徴とする。
本発明に係る天吊り構造は、画像を投射するためのランプを収容し、該ランプを着脱するための開口が一面部に設けられている筐体と、前記開口の開閉が可能な蓋とを備えるプロジェクタを、該プロジェクタに取り付けられる取付具を介して、上方の構造物から吊り下げる天吊り構造であって、前記一面部には、前記取付具をスライド挿入するために、倒立L字状の挿入凹部が一体に形成されており、前記蓋には、閉じられている該蓋で前記取付具を係止するために、係止凸部が一体に形成されており、前記取付具には、穴が形成されている板状部が設けられており、水平方向に配された前記板状部が、上方に向けられた前記一面部に沿って、前記挿入凹部に挿入されており、前記係止凸部が前記穴に挿入されていることを特徴とする。
本発明にあっては、作業者が、筐体の一面部を上方に向け、また、取付具に設けられている板状部を水平方向に配して、筐体の一面部に一体に形成されている挿入凹部へ、この一面部に沿ってスライド挿入する。
挿入凹部は倒立L字状であるため、筐体に対して相対的に取付具を上方へ移動させても、挿入凹部に挿入された板状部は倒立L字の横部に当接して、この横部よりも上方へ移動することができなくなる。この結果、筐体は、取付具に対して相対的に下方向への移動を制限されるため、取付具から下方向へ脱落することがない。
また、作業者は、筐体の開口の蓋に一体に形成されている係止凸部を、取付具の板状部に形成されている穴に挿入する。板状部の穴は鉛直方向に形成されるため、この穴に係止凸部が鉛直方向に挿入されることによって取付具が蓋で係止され、且つ、蓋が閉じられていることによって、取付具が蓋(延いては筐体)に対して相対的に横方向の移動を制限されるため、筐体が取付具から横方向へ脱離することがない。
取付具は、上方の構造物に対して直接的又は間接的に取り付けられるため、プロジェクタは、取付具を介して、上方の構造物から吊り下げられる。
この場合、穴を有する板状部は取付具に設けられており、挿入凹部は筐体の一面部に一体に設けられており、係止凸部が一体に設けられている蓋は筐体に付属しているため、取付具と筐体との取付けのためにボルト、ナット等の別部材を別途準備する必要はない。
ところで筐体は、画像を投射するためのランプを収容し、筐体の開口は、筐体に対してランプを着脱するために、筐体の一面部(即ち取付具が取り付けられる面)に設けられている。作業者は、蓋を開けて開口からランプを出し入れし、再び蓋を閉じる。
本発明にあっては、筐体の取付具が取り付けられる一面部は底面部であり、筐体の底面部からは、プロジェクタの据置きのための複数の脚部が突出している。
プロジェクタが床上、机上等に据置きされた場合、床、机等から筐体の底面部までは、各脚部の底面部からの突出量だけ離隔している。つまり、床、机等と筐体の底面部との間には空隙が設けられている。
ところで、筐体の底面部からは、倒立L字状の突出部が突出している。つまり、突出部は筐体の外部(例えば床、机等と筐体の底面部との間の空隙)に配され、筐体の内部には配されない。このため、例えば挿入凹部が筐体の底面部に溝状に凹設されている場合と比較して、作業者が、筐体の側方から突出部、延いては挿入凹部を視認し易く、しかも、筐体の形状が単純であるため筐体を製造し易い。
また、突出部の底面部からの突出量は、各脚部の底面部からの突出量よりも小さいため、筐体の底面部から突出する突出部がプロジェクタの安定した据置きを阻害することはない。この結果、床、机等と筐体の底面部との間の空隙が有効利用される。
仮に、筐体の正面部、背面部、側面部、又は天面部から突出部が突出している場合、この突出部が、例えば据置きされているプロジェクタを操作する使用者の手の動きを阻害することが考えられ、また、床、机等と筐体の底面部との間の空隙を有効利用することができない。
本発明にあっては、筐体の開口の蓋が、柱状の係止凸部と、この係止凸部を支持する支持部とを有し、蓋は、筐体の一面部に沿う方向にして閉じられる。
一方、支持部は蓋に略平行に配されている。つまりこの支持部は、蓋が閉められているとき、筐体の一面部に沿って配される。また、この支持部は蓋に一体に形成されており、支持部から蓋に交差する方向(即ち蓋が閉められているとき、筐体の一面部に交差する方向)に係止凸部が突設されている。
作業者は、まず、筐体の開口の蓋を開けておき(例えば筐体から蓋を取り外しておき)、次に、筐体の挿入凹部に、取付具の板状部をスライド挿入し、最後に、筐体の開口の蓋を閉める(この場合、筐体に蓋を取り付ける)ときに、係止凸部を、板状部の上方又は下方から、板状部の穴に挿入する。
一般に、開口の蓋を閉める作業は容易である(何故ならば、多数のボルト及びナットの締結のような煩雑な作業が不要である)。このため、穴に対する係止凸部の挿入を行なって蓋を閉める作業は容易である。
本発明にあっては、筐体の開口の蓋が、テーパ面を有する係止凸部と、この係止凸部を支持する支持部とを有し、蓋は、筐体の一面部に沿う方向にして閉じられる。
一方、支持部は蓋に略平行に配されている。つまりこの支持部は、蓋が閉められているとき、筐体の一面部に沿って配される。また、この支持部は蓋に一体に形成されており、支持部から蓋に交差する方向(即ち蓋が閉められているとき、筐体の一面部に交差する方向)に係止凸部が突設されている。
係止凸部のテーパ面は、取付具の板状部を筐体の挿入凹部に挿入する方向の上流側から下流側へ、支持部からの突設量が増大する。
作業者は、筐体の開口の蓋を閉めた状態で、筐体の挿入凹部に、取付具の板状部を挿入する。このとき、板状部がテーパ面に摺動して、板状部が支持部の下側へ滑らかに挿入されることによって、係止凸部が板状部の上方又は下方から穴に挿入される。
このため、穴に対する係止凸部の挿入を行なって蓋を閉める作業は不要である。
本発明のプロジェクタ及び天吊り構造による場合、取付具と筐体とを取り付けるためのボルト、ナット等が不要であるため、部品点数を減少させることができる。この結果、天吊り作業の準備を簡易に行なうことができ、作業者の利便性を向上させることができる。
しかも、取付具と筐体とを位置合わせした状態でボルト及びナットの締結を複数回繰り返す必要がないため、作業性を向上させることができる。
また、取付具の板状部を倒立L字状の挿入凹部に挿入することによって、筐体が取付具から下方向へ脱落することがなくなる。このため、作業者が筐体を手で支持する労力を軽減させることができる。
しかも、挿入凹部は筐体の一面部に一体に設けられており、係止凸部は蓋に一体に設けられているため、プロジェクタを廃棄する際に、例えば筐体と挿入凹部とを分別する必要がなく、リサイクル性を向上させることができる。
本発明のプロジェクタによる場合、作業者が、筐体の側方から挿入凹部を視認し易いため、筐体に取付具を容易に取り付けることができる。
また、挿入凹部は筐体の内部には配されないため、挿入凹部が筐体の内部のレイアウトを阻害することなく、筐体の内部の空間を有効利用することができる。しかも、挿入凹部が設けられている突出部がプロジェクタの安定した据置きや使用者によるプロジェクタの操作等を阻害することはない。
本発明のプロジェクタによる場合、取付具の板状部の穴に対する蓋の係止凸部の挿入を行なって蓋を閉める作業が容易であるため、筐体に取付具を簡易に取り付けることができる。
本発明のプロジェクタによる場合、蓋を閉めた状態で、取付具の板状部の穴に対する蓋の係止凸部の挿入を行なうことができるため、穴に対する係止凸部の挿入を行なった後で蓋を閉める作業が不要であり、筐体に取付具を更に簡易に取り付けることができる。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態 1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの外観を示す斜視図である。また、図2は、このプロジェクタの構成を示す分解斜視図であり、図3は、このプロジェクタの蓋であるランプドアの構成を示す斜視図である。
図中1は天吊り構造であり、天吊り構造1は、図示しない上方の構造物(例えば天井、梁等)から、固定金具4を介して、天地逆転した姿勢でプロジェクタ2を吊り下げるようにしてある。
本発明に係る天吊り構造1の主な特徴は2つある。1つ目は、固定金具4に一体形成されている板状部41,41をプロジェクタ2の筐体21に一体形成されている挿入凹部3a,3a,…にスライド挿入することによって、プロジェクタ2を天吊りすることである。2つ目は、挿入凹部3a,3a,…に挿入されている板状部41をプロジェクタ2のランプドア24で係止することによって、天吊りされたプロジェクタ2の脱落を防止することである。
以下に、天吊り構造1の具体的な構成を説明する。
プロジェクタ2は、図1及び図2に示すように、正面部21aに投射レンズ20が配されている直方体状の筐体21を備え、筐体21の底面部22を上方(例えば天井側)に向けて(即ち天地逆転した姿勢で)天吊りされる。
以下では、プロジェクタ2の天面部と底面部22との対面方向を上下方向といい、鉛直方向に略等しいものとする。また、プロジェクタ2の正面部21aと背面部との対面方向を前後方向といい、プロジェクタ2の両側面部の対面方向を左右方向といい、前後方向及び左右方向夫々は水平方向に略等しいものとする。図3には、ランプドア24の下面側が示されている。
筐体21は合成樹脂製であり、図1及び図2に示すように、筐体21の底面部22からは、前端部に1個、後端部に左右1個ずつ、計3個の脚部251,252,253が突出している。前端部の脚部251と後端部の脚部252とは夫々底面部22からの突出量が調整可能であり、脚部251,252,253は、底面部22を下方(例えば載置台側)に向けてプロジェクタ2を据置きする際に用いられる。各後述する突出部3,3,…、レール26,26、ストッパ27及び閉じられているランプドア24の支持突起5夫々の底面部22からの突出量は、脚部251,252,253の底面部22からの最小突出量よりも小さい。
筐体21の底面部22の左右方向及び前後方向夫々の中央部には、固定金具4が取り付けられる。このために、筐体21の底面部22には、左右方向に適長離隔して対称形状に配されている合計6個の突出部3,3,…が一体形成されている。
各突出部3は倒立L字板状であり、突出部3の内面側に、倒立L字状の挿入凹部3aが設けられていて、この挿入凹部3aに、固定金具4の板状部41が、後述するように筐体21に対して相対的に前方向に移動しながら(即ち筐体21の背面部側から正面部21a側へ)スライド挿入される。
右側(又は左側)の3個の突出部3,3,…は、左右方向に略同一の位置に、前後方向に離隔並置されており、倒立L字の縦部が底面部22から上方へ突出し、倒立L字の横部は縦部から左方(又は右方)へ突出している。つまり、右側の突出部3,3,…の挿入凹部3a,3a,…と左側の突出部3,3,…の挿入凹部3a,3a,…とは左右方向に対向配置されている。
右側(又は左側)の突出部3の縦部の右面(又は左面)には、縦部を補強して無用な撓み、歪み等を抑制する補強板部が設けられている。
右側の最前の突出部3の近傍、且つ、この突出部3と左側の最前の突出部3とが対向する領域の最前端には、ストッパ27が底面部22から上方へ突設されている。このストッパ27も、筐体21に一体形成されており、前方向へ相対移動しながら挿入凹部3a,3a,…にスライド挿入される固定金具4の板状部41,41は、右側の板状部41がストッパ27に当接することによって、相対移動を停止する。
右側の突出部3,3,…と左側の突出部3,3,…との間には、左右方向に適長離隔して対称形状に配されている2本のレール26,26が筐体21に一体形成されている。レール26,26は細長矩形状であって、左右方向に対面して、底面部22から上方へ突設されている。前方向に相対移動しながら挿入凹部3a,3a,…に挿入される固定金具4の板状部41,41夫々の下面は、レール26,26夫々の上端面に摺動する。つまり、板状部41,41と筐体2との摩擦が小さく、板状部41,41の摺動は滑らかである。
挿入凹部3a,3a,…にスライド挿入された板状部41,41は、レール26,26夫々の上端面と突出部3,3,…の横部の下面との間で挟持される。
仮に、レール26,26を設けない場合、前方向に相対移動しながら挿入凹部3a,3a,…に挿入される固定金具4の板状部41,41夫々の下面は、底面部22に摺動する。つまり、板状部41,41と筐体2との摩擦が大きく、板状部41,41の滑らかな摺動が阻害される。
ところで、筐体21は、投射レンズ20を介して壁面、スクリーン等へ画像を投射するための図示しないランプを収容する。このランプの取り付け/取り外しのために、筐体21の底面部22前部に矩形状の開口23が形成されており、開口23の蓋として、矩形板状のランプドア24が付属している。ここで、図1はランプドア24が閉じられている状態を示し、図2はランプドア24が開けられている状態を示している。
ランプドア24の開閉に係る構成及び開閉手順夫々は、従来のプロジェクタ9のランプドア96の開閉に係る構成及び開閉手順と略同様であり、作業者は、ランプドア24を開け、開口23を通してランプの取り付け/取り外しを行なってから、ランプドア24を閉じる。閉じられているランプドア24は、図1に示すように、筐体21の底面部22に沿う方向に配される。
具体的には、ランプドア24は合成樹脂製であり、筐体21に対して着脱可能に設けられている。このために、図2及び図3に示すように、ランプドア24の周端部の内、前端部にはL字板状の係合突起24a,24a,…が並設されており、開口23の周縁部の内、前縁部には係合突起24a,24a,…が係合する被係合孔23a,23a,…が並設されている。また、ランプドア24の後端部にはネジ10が挿通される貫通孔24bが形成されており、開口23の後縁部にはネジ孔23bが形成されている。
ランプドア24を開ける場合、作業者は、図1に示す状態のプロジェクタ2に対して、ランプドア24のネジ10を緩めて開口23後縁部のネジ孔23b及びランプドア24の貫通孔24bからネジ10を引き抜き、次に、ランプドア24の係合突起24a,24a,…を開口23前縁部の被係合孔23a,23a,…から引き抜く。このとき、プロジェクタ2は図2に示す状態となる。
ランプドア24を閉じる場合、作業者は、係合突起24a,24a,…を被係合孔23a,23a,…に挿入して開口23を覆うことによって両者を係合させ、更に、ネジ10を貫通孔24b及びネジ孔23bに挿入してネジ10を締めることによってネジ10のネジ頭と開口23後縁部との間でランプドア24を挟持固定する。このとき、プロジェクタ2は図1に示す状態となる。
図2及び図3に示すように、ランプドア24の後端面には、貫通孔24bに隣り合って、倒立L字板状の支持突起5が上方へ突設されている。支持突起5は、ランプドア24に一体に形成されており、柱状の係止凸部51と、ランプドア24に略平行に配されており、係止凸部51を支持する支持部52とを一体に有する。
支持部52は支持突起5の倒立L字の横板部であり、倒立L字の縦板部から後方へランプドア24に平行に突設されている。縦板部の前面には、支持部52を補強して無用な撓み、歪み等を抑制する補強板部が設けられている。即ち、支持部52は支持突起5、延いてはランプドア24に一体形成されている。
係止凸部51は支持部52の下面から一体に突設されている。つまり、係止凸部51は支持突起5、延いてはランプドア24に一体形成されており、支持部52からランプドア24に交差する方向に突設されている。また、係止凸部51は、後述するように、ランプドア24が閉じられることによって固定金具4の板状部41の穴41aに挿入される。
ランプドア24が閉じられている場合、支持突起5は、左側の最前の突出部3の近傍に配される。
固定金具4は天吊り用の取付具であって、略十字形の金属板を折り曲げてなり、図1及び図2に示すように、2枚の板状の上部4a,4aと、夫々L字に屈曲された2枚の板状の下部4b,4bと、矩形板状の中央部4cとが一体形成されている。
中央部4cは水平方向に配され、中央部4cの前後端部から上部4a,4aが立ち上がり、中央部4cの左右端部から下部4b,4bが垂下している。
上部4a,4aは、プロジェクタ2を天吊りする前に、例えば天井から垂下する取付アームの下端に予め固定される。
下部4b,4bには、プロジェクタ2を天吊りする際に、プロジェクタ2の筐体21が取り付けられる。
下部4b,4bは左右方向に対称形状に配されており、右側(又は左側)の下部4bは、L字の縦部が中央部4cから下方へ突設され、L字の横部である水平方向の板状部41が縦部から右方(左方)へ突設されている。板状部41,41夫々と中央部4cとは略平行に配されている。各板状部41には、板状部41を貫通する複数の穴41a,41a,…が互い違いに並設されている。各穴41aは円形状であり、穴41aの内径は係止凸部51の外径よりもやや長い。
以上のような固定金具4は、従来の天吊り構造の固定金具92と略同様の構成を有する。つまり、天吊り構造1を構成するために、従来の固定金具92を流用することが可能である。
最後に、プロジェクタ2の天吊り手順を説明する。
プロジェクタ2を天吊りする前に、作業者は、天井から垂下する取付アームの下端に固定金具4の上部4a,4aを固定する。このとき、板状部41は水平方向に配される。
次いで作業者は、ランプドア24を開けてから、筐体21を両手で支持して、固定金具4の前方に配置し、挿入凹部3a,3a,…と固定金具4の板状部41,41との位置関係を前方又は側方から見て確認しながら、筐体21を後方向へ移動させることによって板状部41,41夫々の下面をレール26,26夫々の上端面に摺動させる。このとき、板状部41,41の左右方向先端部が左右の挿入凹部3a,3a,…にスライド挿入され、右側の板状部41の前端部がストッパ27に当接したとき、板状部41,41は6個の挿入凹部3a,3a,…の全てに挿入される。
板状部41,41の挿入凹部3a,3a,…への挿入によって、挿入凹部3a,3a,…の倒立L字の横部とレール26,26夫々の上端面との間で板状部41,41の鉛直方向の相対移動が制限される。即ち、固定金具4と筐体21との鉛直方向の相対移動が制限される。このため、板状部41,41が6個の挿入凹部3a,3a,…全てに挿入された状態で作業者が筐体21から手を離しても、プロジェクタ2が下方へ脱落することはない。
ところで、固定金具4が固定される取付アームは、一般に、画像を投射すべき壁面、スクリーン等と対面する壁面の近傍に設けられるため、この壁面と、取付アームの下端に固定されている固定金具4との間隙(即ち固定金具4の後方の間隙)は狭い。しかしながら、固定金具4と画像を投射すべき壁面、スクリーン等との間隙(即ち固定金具4の前方の間隙)は広いため、筐体21を固定金具4の前方に配置して筐体21を後方へ移動させつつ固定金具4に取り付ける作業は筐体21を固定金具4の後方に配置して筐体21を前方へ移動させつつ固定金具4に取り付ける作業よりも容易である。
突出部3,3,…を板状部41,41に係止させた後で、作業者はランプドア24を閉める。このために、係合突起24a,24a,…を被係合孔23a,23a,…に挿入して開口23を覆うことによって両者を係合させ、ネジ10を貫通孔24b及びネジ孔23bに挿入してネジ10を締めることによってネジ10のネジ頭と開口23後縁部との間でランプドア24を挟持固定する。このとき、ランプドア24に設けられている係止凸部51が、左側の板状部41に形成されている穴41a,41a,…の内の1個に上方から挿入される。
下方へ突設されている係止凸部51が、上下方向に形成されている穴41aへ挿入されることによって、たとえ筐体21に対して底面部22に沿う方向に外力が加えられたとしても、係止凸部51が穴41aの内面に当接するため、固定金具4と筐体21との水平方向の相対移動が制限される。
以上のように、板状部41,41を筐体21の挿入凹部3a,3a,…に挿入しただけでもプロジェクタ2は天吊りされるが、固定金具4の筐体21に対する相対的な位置ズレをランプドア24の係止凸部51で制限することによって、プロジェクタ2の脱落が防止される。
ランプドア24を閉じるためには1本のネジ10を用いたネジ留めが必要であるが、従来のプロジェクタ9のように、複数のボルト93,93,…を夫々ナット95,95,…に締結する必要はなく、また、板状部41,41の挿入凹部3a,3a,…への挿入によって筐体21の固定金具4に対する係止が成されており、このことによって作業者が筐体21を手で支持する労力が軽減されるため、ランプドア24のネジ留め作業は容易である。なお、ランプドア24をネジ留め以外の更に簡易な手段で筐体21に固定する構成でもよい。
ここで、プロジェクタ2の天吊りを解除するためには、ランプドア24を開けて係止凸部51を穴41aから抜き取り、筐体21を前方へ移動させて板状部41,41を挿入凹部3a,3a,…から抜き取ればよい。
以上のようなプロジェクタ2は、筐体21及び固定金具4夫々に一体形成されている各部を用いてプロジェクタ2を天吊りし、固定金具4及びプロジェクタ2に付属しているランプドア24夫々に一体形成されている各部を用いて、天吊りされたプロジェクタ2の脱落を防止する。このため、作業者は、天吊りすべきプロジェクタ2と固定金具4とを準備すればよく、ボルト、ナット等の別部材を準備する必要がない。この結果、天吊りのコストが減少する。
また、プロジェクタ2を廃棄する際に、合成樹脂製の筐体21に組み付けられている金属製のナットを筐体21から取り外す作業が不要であるため、リサイクルのコストが減少する。
更に、筐体21の固定金具4に対する取付けは簡単であり、また、取付作業中の筐体21の脱落も抑制されているため、作業者の作業性及び安全性が向上されている。
実施の形態 2.
図4は、本発明の実施の形態2に係るプロジェクタの構成を示す分解斜視図であり、図5は、このプロジェクタの蓋であるランプドアの構成を示す斜視図である。
本実施の形態の天吊り構造は、実施の形態1の天吊り構造1と同様に、図示しない上方の構造物(例えば天井、梁等)から、固定金具4を介して、天地逆転した姿勢でプロジェクタ2を吊り下げるようにしてある。
以下では、実施の形態1の天吊り構造1と異なる部分を主に説明し、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
ランプドア24には、実施の形態1の支持突起5の代わりに支持突起6が一体形成されている。図5には、支持突起6を有するランプドア24の下面側が示されている。
ランプドア24が閉じられている場合、支持突起6は、左側の最前の突出部3の近傍に配される。また、支持突起6は、係止凸部61と、係止凸部61を支持する支持部62とを有し、支持部62は、実施の形態1の支持部52と略同様の構成である。ただし、支持部62は、下方から上方へ外力が加えられた場合に僅かに上方へ撓み、この外力が消失した場合に元の形状に戻る弾性を有する。
係止凸部61は支持部62の下面から下方へ突設されている。また、係止凸部61には、後方から前方へ、即ち固定金具4の板状部42,42の挿入凹部3a,3a,…に対する挿入方向の上流側から下流側へ、支持部62の下面からの突設量が増大するテーパ面61aを有し、後述するように、ランプドア24が閉じられることによって固定金具4の板状部42の穴42aに挿入される。
固定金具4には、実施の形態1の板状部41,41の代わりに板状部42,42が設けられている。板状部42,42は実施の形態1の板状部41,41と略同様の構成であるが、穴41a,41a,…が形成されていない。ただし、左側の板状部42の前端部に、板状部42を貫通する矩形状の穴42aが形成されている。穴42aの内径は係止凸部61の外径よりもやや長い。
最後に、プロジェクタ2の天吊り手順を説明する。
プロジェクタ2を天吊りする前に、作業者は、天井から垂下する取付アームの下端に固定金具4の上部4a,4aを固定する。
次いで作業者は、ランプドア24を閉じたまま、筐体21を両手で支持して、固定金具4の前方に配置し、挿入凹部3a,3a,…と固定金具4の板状部42,42との位置関係を前方又は側方から見て確認しながら、筐体21を後方向へ移動させることによって板状部42,42夫々の下面をレール26,26夫々の上端面に摺動させる。このとき、板状部42,42の左右方向先端部が左右の挿入凹部3a,3a,…に挿入され、右側の板状部42の前端部がストッパ27に当接したとき、板状部42,42は6個の挿入凹部3a,3a,…全てに挿入される。
ところで、右側の板状部42の上面と係止凸部61のテーパ面61aとの接触によって、支持部62には、下方から上方への外力が加えられ、支持部62は僅かに上方へ撓む。板状部42の前端部は支持部62を上方へ徐々に撓ませながらテーパ面61aに摺動して滑らかに前方へ相対移動する。更に板状部42が相対移動して係止凸部61が板状部42の穴42aの真上に位置したときに、板状部42が係止凸部61に接触しなくなるため前述の外力が消失し、弾性復元力によって支持部62が元の形状に戻る。この結果、係止凸部61が穴42aに上方から自動的に挿入される。
下方へ突設されている係止凸部61が、上下方向に形成されている穴42aへ挿入されることによって、たとえ筐体21に対して底面部22に沿う方向に外力が加えられたとしても、係止凸部61が穴42aの内面に当接するため、固定金具4と筐体21との水平方向の相対移動が制限される。
以上のように、板状部42,42を筐体21の挿入凹部3a,3a,…に挿入し、固定金具4の筐体21に対する相対的な位置ズレをランプドア24の係止凸部61で制限することによって、プロジェクタ2は天吊りされ、しかも脱落が防止される。
以上のようなプロジェクタ2も、実施の形態1の天吊り構造1と同様、筐体21及び固定金具4夫々に一体形成されている各部を用いてプロジェクタ2を天吊りし、固定金具4及びプロジェクタ2に付属しているランプドア24夫々に一体形成されている各部を用いて、天吊りされたプロジェクタ2の脱落を防止する。
しかも、本実施の形態においては天吊り作業に伴うランプドア24の開閉作業が不要であるため、更に作業性が向上されている。
ところで、プロジェクタ2の天吊りを解除するためには、ランプドア24を開けるか支持部62を手動で撓ませて係止凸部61を穴42aから抜き取り、筐体21を前方へ移動させて板状部42,42を挿入凹部3a,3a,…から抜き取ればよい。
なお、筐体21の左右夫々に設けられている複数の突出部3,3,…に挿入凹部3a,3a,…が設けられている構成のみならず、左右各1個の前後方向に長い突出部3に挿入凹部3aが設けられている構成でもよい。また、突出部3,3,…が設けられておらず、左右の挿入凹部3a,3aが筐体21の底面部22に溝状に凹設されている構成でもよい。更に、板状部41,41(又は板状部42,42)を相対的に筐体21の後方から前方へスライドさせて挿入凹部3a,3a,…に挿入する構成のみならず、前方から後方へ、又は左方(若しくは右方)から右方(若しくは左方)へスライドさせる構成でもよい。また、筐体21の天面部に固定金具4を取り付ける構成でもよい。
本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの蓋であるランプドアの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るプロジェクタの構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るプロジェクタの蓋であるランプドアの構成を示す斜視図である。 従来のプロジェクタの外観を示す斜視図である。 従来のプロジェクタの構成を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 天吊り構造
2 プロジェクタ
21 筐体
22 底面部(一面部)
23 開口
24 ランプドア(蓋)
251,252,253 脚部
3 突出部
3a 挿入凹部
4 固定金具(取付具)
41,42 板状部
41a,42a 穴
51,61 係止凸部
52,62 支持部
61a テーパ面

Claims (5)

  1. 画像を投射するためのランプを収容し、該ランプを着脱するための開口が一面部に設けられている筐体と、前記開口の開閉が可能な蓋とを備え、
    前記一面部に取り付けられる場合に水平方向に配され、穴が形成されている板状部が設けられている取付具を介して上方の構造物から吊り下げられるプロジェクタにおいて、
    上方に向けられた前記一面部に沿って前記板状部をスライド挿入することが可能な倒立L字状の挿入凹部が、前記一面部に一体に形成されており、
    閉じられている前記蓋で前記取付具を係止するために、前記穴に挿入される係止凸部が前記蓋に一体に形成されていることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記一面部は、据置きのための複数の脚部が突出している底面部であり、
    前記挿入凹部は、前記脚部の前記底面部からの突出量よりも小さい突出量を有して前記底面部から突出している倒立L字状の突出部の内側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記蓋は前記一面部に沿う方向にして閉じられ、また、前記蓋は前記係止凸部を支持すべく、前記蓋に略平行に配されている支持部を一体に有し、
    前記係止凸部は、前記支持部から前記蓋に交差する方向に一体に突設されている柱状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記蓋は前記一面部に沿う方向にして閉じられ、また、前記蓋は前記係止凸部を支持すべく、前記蓋に略平行に配されている支持部を一体に有し、
    前記係止凸部は、前記支持部から前記蓋に交差する方向に一体に突設されており、前記板状部の前記挿入凹部に対する挿入方向の上流側から下流側へ、前記支持部からの突設量が増大するテーパ面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクタ。
  5. 画像を投射するためのランプを収容し、該ランプを着脱するための開口が一面部に設けられている筐体と、前記開口の開閉が可能な蓋とを備えるプロジェクタを、該プロジェクタに取り付けられる取付具を介して、上方の構造物から吊り下げる天吊り構造であって、
    前記一面部には、前記取付具をスライド挿入するために、倒立L字状の挿入凹部が一体に形成されており、
    前記蓋には、閉じられている該蓋で前記取付具を係止するために、係止凸部が一体に形成されており、
    前記取付具には、穴が形成されている板状部が設けられており、
    水平方向に配された前記板状部が、上方に向けられた前記一面部に沿って、前記挿入凹部に挿入されており、
    前記係止凸部が前記穴に挿入されていることを特徴とする天吊り構造。
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