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JP2008255508A - 畝状ダブルラッセル地およびその製造方法 - Google Patents

畝状ダブルラッセル地およびその製造方法 Download PDF

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JP2008255508A JP2007096764A JP2007096764A JP2008255508A JP 2008255508 A JP2008255508 A JP 2008255508A JP 2007096764 A JP2007096764 A JP 2007096764A JP 2007096764 A JP2007096764 A JP 2007096764A JP 2008255508 A JP2008255508 A JP 2008255508A
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Abstract

【課題】片面側に畝部を有する畝状ダブルラッセル地として、畝部にゆがみがなく、且つ畝部がコース方向にずれることがなく、耐スクラッチ性の良好な編地を提供する。
【解決手段】表裏2枚の地組織とこれらを連結する連結糸とからなり、少なくとも一方の地組織の側に複数の畝部4を有する畝状ダブルラッセル地10であり、一列の畝部4につき一本の割合で配された挿入糸5を、所定の振り幅でコース毎に畝部の端部に編成係止して挿入し、少なくとも一部のコースにおいて挿入糸5を隣り合う二列の畝部4,4に橋渡し挿入して両畝部の外側両端部に編成係止して、畝部を構成する編目列7を結束するように編成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、表裏2枚の地組織とこれらを連結する連結糸とからなるダブルラッセル地に関するものであって、特には、少なくとも一方の地組織の側に複数の畝部を有する構成とした畝状ダブルラッセル地に関するものである。
従来、表裏2枚の地組織とこれらを連結する連結糸とからなるダブルラッセル地は、そのクッション性や反発力の利点から、衣料、産業資材、車両内装材などの用途に多く使用されている。
近年、このようなダブルラッセル地において更なる意匠効果を呈するものとして、表裏一方側において複数の畝状の突出部すなわち畝部を有する畝状編地について提案されている。
例えば、特許文献1では、三次元立体編物の表編地を、連続した複数ウエルにおける編目の連綴によってウエル方向(編方向)に伸びた帯状編地部を形成し、これら帯状編地部の隣同士が相互に離間して配置されることによって、帯状編地部と連結糸とで構成される突出状の畝部がウエル方向に沿って多数形成された三次元立体編物とし、隣り合う帯状編地部同士がウエル方向に断続的に接結されることによって着座感を向上させることや、連結糸の一部を隣り合う畝部を構成している帯状編地部の直下領域に対応する位置で裏編地に連結することにより偏座屈を効果的に防止することが開示されている。
特許文献2では、表裏2枚の地組織とこれらを連結する連結糸とからなるダブルラッセル地において、表側に帯状細幅部を適宜の間隔を持って並設し、この帯状細幅部を連結糸で裏地組織部に連結して畝状凸部を形成した畝状ダブルラッセル地とし、畝状凸部において連結糸を斜め方向に張り出し、コース方向(編地幅方向)断面において台形形状であることにより、上からの押圧力に対し横ずれが生じず、また、帯状細幅部が編地内側に巻き込みコース方向断面において楕円形状を成していることによって、通気性とクッション性を両立できることが開示されている。
特許文献3では、表裏の少なくとも一方の面が経畝構造であるダブルラッセル地において、経畝部の組織が鎖編と挿入編からなり、且つ、鎖編は少なくとも異なる2組の筬から供給する2本の経糸で編成し、隣接する経畝間の所々で鎖編を編成する一方の筬の経糸が右隣の経畝と、他方の筬の経糸が左隣の経畝と結接構造を形成することにより、経畝部の編目列がひも状に収束せず、表面がフラットで外観が良好であり、地糸切れがない経畝構造のダブルラッセル地について開示されている。
しかしながら、特許文献1については、接結部分が畝部(帯状編地部)と同様の組織で形成されているため、接結部分が太くなってしまい経畝状というよりはメッシュ状となり目的とする意匠が得られないという問題や、連結糸が張り出して形成されているため、畝と畝の間に連結糸が露出し意匠に制約を与えるという問題や、突起物によって露出された連結糸が引き出されやすく所謂耐スクラッチ性が悪くなるという問題があった。また、畝部(帯状編地部)がデンビ編組織やコード編組織によって形成されているため、畝部に張力が働きフラットな表面を持つ畝部が得られず、例えば起毛加工などを行なった場合には畝部の頂点のみが起毛されてしまい、畝部を均一に起毛できないという問題があった。
特許文献2については、畝状凸部において連結糸を斜め方向に張り出しコース方向断面において台形形状としているため、畝と畝の間に連結糸が露出し意匠に制約を与えるという問題や、突起物によって露出された連結糸が引き出されやすく所謂耐スクラッチ性が悪くなるという問題があり、さらに畝部(帯状細幅部)が編地内側に巻き込みコース方向断面において楕円形状を成しているため、例えば起毛加工などを行なった場合には畝部の頂点のみが起毛されてしまい畝部を均一に起毛できないという問題があった。
特許文献3については、畝部を形成する経糸を左右に移動させることによって接結構造を形成しているため、畝部を形成する組織が部分的に切り替わるため、切り替わり部分に凹凸が生じ畝部に段差ができ意匠性に影響したり、経糸が左右に移動することによる張力で畝部がゆがんだりする虞がある。また、起毛加工を行なう場合は、畝部を形成する組織が部分的に切り替わっているため均一に起毛されないという問題や、接結構造が畝部の経糸によって形成されているため、起毛時に畝部のみならず接結構造部分も起毛されるという問題があった。
特開2002−138352号公報 特開2003−113562号公報 特開2004−232109号公報
本発明は、表裏2枚の地組織とこれらを連結する連結糸とからなり、少なくとも一方の地組織の側に複数の畝部を有する畝状ダブルラッセル地において、畝部にゆがみがなく、且つ畝部がコース方向にずれることがなく、耐スクラッチ性の良好な畝状ダブルラッセル地を提供する。さらに好ましくは、畝部表面がフラットで、起毛性の良好な畝状ダブルラッセル地を提供する。
本発明は、表裏2枚の地組織とこれらを連結する連結糸とからなり、少なくとも一方の地組織の側に複数の畝部が形成されている畝状ダブルラッセル地であって、上記の課題を解決するために、前記畝部が形成されている側の地組織には、前記畝部の幅に応じた間隔をおいて一列の畝部につき一本の割合で配された挿入糸が、所定の振り幅でコース毎に畝部の端部に編成係止されて挿入されており、少なくとも一部のコースにおいて前記挿入糸が隣り合う二列の畝部に橋渡し挿入され、且つ該二列の畝部の外側両端部に編成係止された部分を有することを特徴とする。
前記発明の畝状ダブルラッセル地において、前記挿入糸が、前記畝部を形成する編目列のウエル数に応じた間隔をおいて配され、前記畝部のウエル数の2倍の振り幅で隣り合う二列の畝部に橋渡し挿入され、他のコースでは前記畝部のウエル数と同じ振り幅で挿入されてなるものである。
前記各発明の畝状ダブルラッセル地において、下記式で表される前記挿入糸の橋渡し挿入部分のコース数に対する割合は20〜100%であるものが好適である。
橋渡し挿入部分の割合(%) = A/B×100
A:繰返し単位において挿入糸を隣り合う二列の畝部に橋渡し挿入した部分の数
B:繰返し単位におけるコース数
前記各発明の畝状ダブルラッセル地において、畝部を形成する編目列のウエル数が2〜10ウエルの範囲であるものが好ましい。
また、前記各発明の畝状ダブルラッセル地において、前記畝部が鎖編目列と挿入糸から形成されているものとするのがよい。
また、本発明は、表裏2枚の地組織とこれらを連結する連結糸とからなり、少なくとも一方の地組織の側に複数の畝部が形成されているダブルラッセル地の製造方法であって、前記畝部を形成する側の地組織において、畝部の幅に応じた間隔をおいて一列の畝部につき一本の割合で配した挿入糸を、所定の振り幅でコース毎に畝部の端部に編成係止しながら折り返して挿入し、少なくとも一部のコースで前記該挿入糸を隣り合う二列の畝部に橋渡し挿入し、且つ隣り合う二列の畝部の外側両端部に編成係止して挿入することを特徴とする。
本発明によれば、畝部にゆがみがなく、且つ畝部がコース方向にずれることがなく、耐スクラッチ性の良好な畝状ダブルラッセル地を提供できる。さらに、畝部を鎖編目列と挿入糸からなる地組織に限定することにより、畝部表面がフラットで、起毛性の良好な畝状ダブルラッセル地を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1はダブルラッセル編機の概略構成図、図2は本発明の畝状ダブルラッセル地の斜視断面の概略図である。図3は本発明における畝部の編目列と挿入糸による構成形態の説明図、図4(a)(b)は、それぞれ挿入糸による張力を説明する図であり、図5は耐スクラッチ性の測定サンプルを説明する図である。図6は実施例1の組織図、図7は実施例4の組織図、図8〜図11は実施例1〜4の畝部の編目列と挿入糸の説明図である。図12〜図14は比較例1〜3の編目列と挿入糸の説明図である。
本発明の畝状ダブルラッセル地10は、図2のように、表裏2枚の編地をなす地組織1,2と、これらを連結する連結糸3とからなり、少なくとも一方の地組織2の側に複数の畝部4が形成されており、前記畝部4の幅に応じた間隔をおいて一列の畝部4につき一本の割合で配された挿入糸5が、所定の振り幅でコース毎に畝部4の端部に編成係止されて反対方向に折り返すように横振り挿入されており、特に、少なくとも一部のコースにおいて前記挿入糸5が隣り合う二列の畝部4,4に橋渡し挿入され、且つ該二列の畝部4,4の外側両端に編成係止された部分を有することを特徴とする。
本発明の畝状ダブルラッセル地10は、例えば、図1に示すように編機幅方向に整列して前後に間隔をおいて配置された前後2列のニードル列を有し、且つ該ニードル列の上方に5枚の筬L1〜L5を有するダブルラッセル機を用いて編成することができる。
例えば、筬L1、L2に導糸された編糸A1,A2を地糸としてニードルN1により表裏の一方の非畝状の地組織1を編成し、筬L4、L5に導糸された編糸A4,A5を地糸としてニードルN2により他方の地組織2、すなわち後述するように畝状に突出した所謂畝部4を構成する畝状の地組織2を編成し、筬L3に導糸された編糸A3を連結糸3として前記両ニードルN1、N2により前記両地組織地1,2に順次編み込み、前記両地組織1,2を連結する。図中のB1〜B5は編糸供給用のビーム、G1〜G5は各筬L1〜L5のガイド、M1,M2は針釜を示す。
本発明の畝状ダブルラッセル地10を編成するにおいて、前記一方の非畝状の地組織1は、前記のように筬L1、L2に導糸された編糸A1,A2を用いて編成する。この地組織1の編組織は、特に限定はされないが、強度や保形性の観点から、凹凸が少なく、大きな開口部のない均一で一様な組織、例えば平編等の無地組織が好ましく用いられる。
他方の地組織(畝状の地組織)2については、図3のように、筬L4に導糸された編糸A4を用いて編目ループ6が経方向に連綴された編目列7を形成するとともに、筬L5により導糸される編糸A5を、地糸のうちの編目形成せずに横振り挿入される所謂挿入糸5(以下、本発明では挿入糸とする)として、一列の畝部4の幅に応じた間隔、すなわち一列の畝部4を形成する編目列7のウエル数Nに応じた間隔をおいて適宜糸抜きし、前記ウエル数Nの編目列7よりなる一列の畝部4につき一本の割合にして1イン、(N−1)アウトで配し、前記畝部4の幅に応じた所定の振り幅でコース毎に交互に前記畝部4の端部の編目列7に編成係止するように反対方向に折り返して挿入し、前記ウエル数Nの編目列7をそれぞれ挿入糸5により結束することにより、一列の畝部4を構成する畝状の地組織2を形成する。
このとき、少なくとも一部のコースにおいては、例えば図3の上半部に示すように、一列の畝部4につき一本の割合で配された挿入糸5の振り幅を、前記一列の畝部4を形成する編目列7のウエル数Nの2倍(2N)の振り幅にして、隣り合う2列の畝部4,4に橋渡し挿入し、且つ、隣り合う2列の畝部4,4の外側両端部(橋渡し挿入部分からみて外側になる端部)の編目列7,7に交互に編成係止するように反対方向に折り返して編成する。
例えば、前記畝部4が図3のように4ウエルの編目列7よりなる場合は、前記挿入糸5を4ウエルにつき一本になるように1イン、3アウトで配して、前記のように畝部4のウエル数の2倍の8ウエルの振り幅で隣り合う二列の畝部4,4に橋渡し挿入し、両畝部4,4の外側両端部の編目列7に編成係止するように挿入する。また、前記以外の他の挿入部分は、図3の下半部に示すように、前記挿入糸5が一列の畝部4の両端の編目列7,7に交互に編成係止されてコース毎に折り返し挿入される。
これにより、図3の右図に示すように、各畝部4の編目列7が挿入糸5の張力で結束されて畝状に突出した形状の所謂畝部4が形成され、全体として畝状をなす地組織2が編成されるのである。図中の5aは前記挿入糸5の橋渡し挿入部分を示し、5bは前記挿入糸5を編成係止した部分を示している。
なお、筬L4に導糸される地糸である編糸A4については、畝部4を構成する編目列7が鎖編を基本として、これを挿入糸5により結束して畝状に形成する場合、糸抜きは不要である。また、前記畝部3を形成する地組織2が、デンビ編組織、コード編組織等の横に移動する地組織の場合は、前記畝部3と畝部3との間を分離するために、横に移動する針数に応じた糸抜きが必要になる。
前記のように挿入糸5が隣り合う二列の畝部4,4に橋渡し挿入されることにより、各畝部4には2本の挿入糸5,5が隣り合う二列の畝部4,4の外側両端で折り返されて編成係止されることになり、その結果、図4(a)の矢印のような張力が各畝部4,4を形成する編目列7に加わることになり、そのため各畝部4の編目列7が引き寄せられ、図4(a)の右図のように強固に結束される。このように挿入糸5の張力で畝部4が結束されるため、各畝部4において該畝部4を形成する編目列7の隙間が小さくなり、ひいては凹凸の少ないフラットな表面を有する畝部4を形成することが可能となり、図2に例示するような畝状ダブルラッセル地10が得られる。
これに対して、図4(b)のように、仮に、挿入糸5が一つの畝部4にのみ両側端部の編目列7で折り返すように編成係止されて挿入されているだけの場合には、挿入糸5による張力が小さくなり、畝部4を形成する編目列7を十分に結束することができなくなる。また、横方向にずれやすく、まっすぐな畝部4の形成が困難である。
なお、図13のように、挿入糸5が一つの畝部4に対して、複数本挿入された場合は、挿入糸5が畝部4に編成係止されて折り返すことによって生じる張力が相殺されてしまい、畝部4を形成する編目列7を十分に結束することができなくなる。また、前記挿入糸5の振り幅が、図14のように、前記畝部4を形成する編目列7のウエル数Nの整数倍でない場合、畝部4の端部以外の部分で挿入糸5が折り返されて編成係止されることになり、挿入糸5の張力により、畝部4を形成する編目列7は挿入糸5の編成係止された部分が開いて畝部4がゆがみ、さらには畝部4を形成することが困難となる虞がある。
前記挿入糸5の畝部4を形成する編目列7への挿入は、上述したように、隣り合う二列の畝部4,4に挿入されている場合は、それぞれの畝部4の外側両端部、すなわち両畝部4,4が近接する内側端部とは反対側の端部の編目列7,7に対し、また、一列の畝部4にのみ挿入されている場合は、該畝部4の両端部の編目列7,7に対し、挿入糸5が編成係止されて折り返し挿入されることが、前記の各畝部4の編目列7を結束する上で必要である。なお、隣り合う三列以上の畝部に跨って挿入される場合には、畝部4を形成する編目列7のウエル数によっては編成が困難になり、実施上好ましくない。
本発明のダブルラッセル地10において、橋渡し挿入部分5aの割合は20〜100%の範囲、更には20〜70%の範囲であることが好ましい(例えば図8〜図10)。橋渡し挿入部分5aの割合が20%未満である場合は、隣り合う二列の畝部4,4同士の橋渡しが少なくなり、畝部4がコース方向(編地幅方向)にずれる虞がある。
本発明における橋渡し挿入部分5aの割合は、下記式によって求められる。また、繰返し単位において挿入糸5を隣り合う二列の畝部4,4に橋渡し挿入した部分の数(コース数)Aと、繰返し単位におけるコース数Bを図3に示す。
橋渡し挿入部分の割合(%) = A/B×100
A:繰返し単位において挿入糸を隣り合う二列の畝部に橋渡し挿入した部分の数
B:繰返し単位におけるコース数
本発明の畝部4を形成する編目列7としては、特に限定はなく、鎖編組織、デンビ編組織、コード編組織など従来公知の編組織からなる編目列を、その目的や用途に応じて適宜選択可能である。例えば、畝状ダブルラッセル地10に起毛を行なう場合には、畝部4の表面をよりフラットに形成し均一に起毛が行なえるという観点から、鎖編組織からなる編目列7と挿入糸5の組み合わせによって畝部4を形成することが好ましい。
さらに、鎖編組織からなる編目列7と挿入糸5の組み合わせによって畝部4を形成する場合は、図7の編組織及び図11の説明図のように、畝部4を形成する側の地組織2の編成において、鎖編の編目列7に対し一列の畝部につき一本の割合で配されて挿入される挿入糸5について、編成係止して折り返すウエル位置を、ウエル方向(編方向)に適宜間隔(適宜コース数の間隔)毎に、例えば畝部4を形成する編目列7のウエル数Nの1/2Nのウエル分コース方向(編地幅方向)に移動させて、該挿入5糸で結束する編目列7を変更することにより、図11のように畝部4が市松模様調をなす畝状ダブルラッセル地10を形成することも可能である。
本発明の畝部4を形成する一組の編目列7のウエル数Nは、2〜10ウエルの範囲、更には3〜7ウエルの範囲が好ましい。前記編目列7のウエル数Nが2ウエル未満の場合は、畝部4の形成が困難で、目的とする意匠が得られない虞がある。前記編目列7のウエル数Nが10ウエルを超える場合は、編目列に対して挿入糸5による張力が小さく畝部4を形成する編目列7を十分に結束できず、畝部4の編目列7の隙間が大きくなったり、表面がフラットにならなかったりして、畝部4がゆがむ虞がある。
上記のようにして得られる図2に示す本発明の畝状ダブルラッセル地10において、前記挿入糸5が隣り合う二列の畝部4,4に適宜の間隔で橋渡し挿入されることにより、畝部4,4同士が互いに挿入糸5によって橋渡しされるため、畝部4のコース方向(編地幅方向)に対してのずれが防止され、まっすぐな畝部4を形成することができる。
また、本発明の畝状ダブルラッセル地10において、前記挿入糸5は、前記畝部4を形成する編目列7に対して下部(連結糸3側)に位置することになるため、該畝部4の意匠への影響が無く、また畝状ダブルラッセル地10を起毛する場合には、該畝部4を形成する編目列だけを起毛することが可能である。
さらに、例えば畝状ダブルラッセル地10に垂直方向に負荷を加えて連結糸3が屈曲して畝部4と畝部4との間から突出しそうな場合においても、挿入糸5の橋渡し挿入部分5aにより連結糸3の突出が防止されるため、耐スクラッチ性が良好である。
また、上述のように挿入糸5の橋渡し挿入部分5aによって畝部4のコース方向(編地幅方向)に対してのずれを防止できるため、本発明の畝状ダブルラッセル地10の連結糸3は畝状の地組織2と非畝状の地組織1を直交して連結することが可能である。これにより、畝部4と畝部4の間に連結糸3が露出することのない、意匠性に優れた畝状ダブルラッセル地10を提供することが可能である。
本発明において用いられる繊維の素材は特に限定されるものではなく、天然繊維、再生繊維、半合成繊維、合成繊維など、従来公知の繊維を用途に応じて適宜選択することが可能であるが、物性に優れるという理由により合成繊維が好ましく、ポリエステルがより好ましい。
本発明において用いられる糸条の形態は特に限定されるものでなく、紡績糸、マルチフィラメント糸、モノフィラメント糸、加工糸など従来公知の形態の糸条を用途に応じて適宜選択することが可能である。なかでも、畝部を形成する糸としては、起毛性に優れるという理由によりマルチフィラメント糸が好ましく、嵩高加工されたマルチフィラメント糸がより好ましい。一方、連結糸としては、保型性に優れるという理由によりモノフィラメント糸が好ましい。
本発明において用いられる糸条の繊度は特に限定されるものでないが、33〜440dtexであることが好ましい。糸条の繊度が33dtex未満であると、ダブルラッセル地の物性を満足できない虞がある。糸条の繊度が440dtexを越えると、編成が困難になったり、ダブルラッセル地の風合いや触感が損なわれたりする虞がある。
また、糸条がマルチフィラメント糸である場合の単糸繊度も特に限定されるものでないが、0.5〜3dtexであることが好ましい。単糸繊度が0.5dtex未満であると、ダブルラッセル地の物性を満足できない虞がある。単糸繊度が3dtexを越えると、ダブルラッセル地の風合いや触感、起毛性が損なわれる虞がある。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、実施例中における各評価は以下の方法に従った。
(1)畝部の歪
畝状ダブルラッセル地を目視評価し、以下の基準に従って判定した。
○:歪がほとんど無い
△:歪が若干目立つ
×:歪がかなり目立つ、または明瞭な畝部が形成されない
(2)起毛性
起毛された畝状ダブルラッセル地を目視評価し、以下の基準に従って判定した。
○:畝部のみが均一に起毛されている
△:畝部の中央のみが起毛されている
×:畝部以外の部分も起毛されている
(3)耐スクラッチ性
幅50mm、長さ220mmの試験片をタテ・ヨコ方向から各3枚採取し、図5に示す形状にカットする。次に畝状の地組織を上にして、摩擦試験機I形(クロックメーター:安田精機製作所製)の試験片台上に固定する。
摩擦子の先端に25mm×25mmの面ファスナー(YKKクロックロンADNマッシュルームタイプ:YKK製)を貼り付け、摩擦子荷重を200gfとして、試験片上100mmの間を毎分30回往復の速度で、6往復摩擦し、試験片の状態を確認する。
試験片の状態は、目視にて確認し、以下の基準に従って判定した。
5級:全く外観に変化が無く、糸抜けが無い
4級:わずかに外観に変化が認められるが、糸抜けが無い
3級:明らかに外観変化が認められ、ループが発生している(糸が抜けかかった状態)
2級:外観変化がやや著しく、糸抜けが有る
1級:外観変化が著しく、糸抜けが有る
[実施例1]
ダブルラッセル編機(RD6DPLM−77E−22G、カールマイヤー社製)を使用して、図6に示すように、筬L1、L2で導糸する編糸により非畝状の地組織を編成し、筬L4、L5で導糸する編糸により畝状の地組織を編成し、筬L3で導糸する編糸により両地組織を連結して畝状ダブルラッセル地を編成した。このとき、筬L4で導糸する編糸により畝部を形成する鎖編の編目列を編成し、筬L5により1イン、4アウト(すなわち、1本糸入れ、4本糸抜きの配列)で導糸する編糸を挿入糸として、図8のように、前記鎖編の編目列7が結束されて畝部4となるように、所要のコースで畝部4のウエル数Nの2倍の振り幅にして隣り合う二列の畝部4に橋渡し挿入し、畝部端部のウエル位置で折り返すように挿入編成した。
得られた畝状ダブルラッセル地の挿入糸5の橋渡し挿入部分5aの割合は50%(A:6コース、B:12コース)であり、畝部4のウエル数は5であった。
上記畝状ダブルラッセル地を190℃で1分間プレセットした後、液流染色機にて130℃で30分間染色し、本発明の畝状ダブルラッセル地を得た。
次に、この畝状ダブルラッセル地を150℃で乾燥し、針布起毛機にて畝状の地組織を構成する地糸を起毛後、190℃で1分間仕上げセットを行い、本発明の畝状ダブルラッセル地の起毛品を得た。
得られた畝状ダブルラッセル地の性能を表1に示す。
[実施例2]
畝状の地組織の編成において、図9のように、挿入糸5の橋渡し挿入部分5aの割合を100%(A:2コース、B:2コース)とした以外は、実施例1と同様に実施し、本発明の畝状ダブルラッセル地およびその起毛品を得た。
得られた畝状ダブルラッセル地の性能を表1に示す。
[実施例3]
畝状の地組織の編成において、筬L4、L5によりそれぞれ3イン、3アウト(すなわち、3本糸入れ、3本糸抜きの配列)で交互に導糸する編糸により畝部を形成する1×3のコード編組織を編成し、筬L6により1イン、5アウト(すなわち、1本糸入れ、5本糸抜きの配列)で導糸する編糸を挿入糸として、図10のように、コード編組織の編目列7が畝部4となるように橋渡し挿入して編成した以外は、実施例1と同様に実施し、本発明の畝状ダブルラッセル地およびその起毛品を得た。得られた畝状ダブルラッセル地の挿入糸5の橋渡し挿入部分5aの割合は33%(A:4コース、B:12コース)であり、畝部4のウエル数は6であった。
得られた畝状ダブルラッセル地の性能を表1に示す。
[実施例4]
畝状の地組織の編成において、筬L5により1イン、3アウト(すなわち、1本入れ、3本糸抜きの配列)で導糸する編糸を挿入糸として、図11のように、鎖編の編目列7が結束されて畝部4となるように、畝部4のウエル数Nの2倍の振り幅にして隣り合う二列の畝部4,4に橋渡し挿入し、ウエル方向(編方向)に6コース編成後、鎖編の編目列7に対し編成係止して折り返すウエル位置をコース方向(編地幅方向)に移動して、再びウエル方向に6コース挿入編成した後、元の位置に戻すことを繰り返して挿入編成した以外は、実施例1と同様に実施し、本発明の畝状ダブルラッセル地およびその起毛品を得た。
得られた畝状ダブルラッセル地の挿入糸5の橋渡し挿入部分5aの割合は86%(A:12コース、B:14コース)であり、畝部4のウエル数は4であった。
得られた畝状ダブルラッセル地の性能を表1に示す。
[比較例1]
畝状の地組織の編成において、図12のように、挿入糸5を一列の畝部4のみに挿入し橋渡し挿入部分の割合を0%(A:0コース、B:2コース)とした以外は、実施例1と同様に実施し、畝状ダブルラッセル地およびその起毛品を得た。
得られた畝状ダブルラッセル地の性能を表1に示す。
[比較例2]
畝状の地組織の編成において、筬L4で導糸する編糸により畝部を形成する鎖編の編目列を編成し、筬L5により3イン、2アウト(すなわち、3本糸入れ、2本糸抜きの配列)で導糸する編糸を挿入糸として、図13のように、鎖編の編目列7が畝部に相当する組織をなすように、該畝部に相当する5ウエルの編目列7毎に3本の挿入糸5を挿入して、一部のコースにおいて橋渡し挿入して編成した以外は、実施例1と同様に実施し、ダブルラッセル地およびその起毛品を得た。本比較例においては、畝部が形成されなかった。
得られたダブルラッセル地の性能を表1に示す。
[比較例3]
畝状の地組織の編成において、筬L4により導糸する編糸によって畝部を形成する鎖編の編目列を編成し、筬L5に1イン、4アウト(すなわち、1本糸入れ、4本糸抜きの配列)で導糸する編糸を挿入糸5として、図14のように、一部のコースにおいて、畝部のウエル数Nの1.6倍の振り幅で隣り合う二列の畝部4,4のうちの一方の畝部4の中央部の編目列7に対し編成係止するように橋渡し挿入して編成した以外は、実施例1と同様に実施し、ダブルラッセル地およびその起毛品を得た。本比較例においては、明瞭な畝部が形成されなかった。
得られたダブルラッセル地の性能を表1に示す。
Figure 2008255508
本発明の畝状ダブルラッセル地は、衣料、産業資材、車両内装材その他の用途に好適に使用できる。
ダブルラッセル編機の概略構成図である。 本発明の畝状ダブルラッセル地の斜視断面の概略図である。 本発明の畝部の編目列と挿入糸による構成形態の説明図である。 (a)(b)のそれぞれ挿入糸による張力を説明する図である。 耐スクラッチ性の測定サンプルを説明する図である。 実施例1の組織図である。 実施例4の組織図である。 実施例1の畝部の編目列と挿入糸の説明図である。 実施例2の畝部の編目列と挿入糸の説明図である。 実施例3の畝部の編目列と挿入糸の説明図である。 実施例4の畝部の編目列と挿入糸の説明図である。 比較例1の畝部の編目列と挿入糸の説明図である。 比較例2の編目列と挿入糸の説明図である。 比較例3の編目列と挿入糸の説明図である。
符号の説明
1…非畝状の地組織、2…畝状の地組織、3…連結糸、4…畝部、5…挿入糸、5a…橋渡し挿入部分、5b…編成係止した部分、6…編目ループ、7…編目列、10…畝状ダブルラッセル地、A…繰返し単位において挿入糸を隣り合う二列の畝部に橋渡し挿入した部分の数、B…繰返し単位におけるコース数

Claims (6)

  1. 表裏2枚の地組織とこれらを連結する連結糸とからなり、少なくとも一方の地組織の側に複数の畝部が形成されている畝状ダブルラッセル地であって、前記畝部が形成されている側の地組織には、前記畝部の幅に応じた間隔をおいて一列の畝部につき一本の割合で配された挿入糸が、所定の振り幅でコース毎に畝部の端部に編成係止されて挿入されており、少なくとも一部のコースにおいて前記挿入糸が隣り合う二列の畝部に橋渡し挿入され、且つ該二列の畝部の外側両端部に編成係止された部分を有することを特徴とする畝状ダブルラッセル地。
  2. 挿入糸が、畝部を形成する編目列のウエル数に応じた間隔をおいて配され、前記畝部のウエル数の2倍の振り幅で隣り合う二列の畝部に橋渡し挿入され、他のコースでは前記畝部のウエル数と同じ振り幅で挿入されてなる請求項1に記載の畝状ダブルラッセル地。
  3. 下記式で表される挿入糸の橋渡し挿入部分の割合が20〜100%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の畝状ダブルラッセル地。
    橋渡し挿入部分の割合(%) = A/B×100
    A:繰返し単位において挿入糸を隣り合う二列の畝部に橋渡し挿入した部分の数
    B:繰返し単位におけるコース数
  4. 畝部を形成する編目列のウエル数が2〜10ウエルの範囲であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の畝状ダブルラッセル地。
  5. 畝部が鎖編目列と挿入糸から形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の畝状ダブルラッセル地。
  6. 表裏2枚の地組織とこれらを連結する連結糸とからなり、少なくとも一方の地組織の側に複数の畝部が形成されている畝状ダブルラッセル地の製造方法であって、前記畝部を形成する側の地組織において、畝部の幅に応じた間隔をおいて一列の畝部につき一本の割合で配した挿入糸を、所定の振り幅でコース毎に畝部の端部に編成係止しながら折り返して挿入し、少なくとも一部のコースで前記該挿入糸を隣り合う二列の畝部に橋渡し挿入し、且つ隣り合う二列の畝部の外側両端部に編成係止して挿入することを特徴とする畝状ダブルラッセル地の製造方法。
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