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JP2008109175A - テレビ受信機能付き通信機器 - Google Patents

テレビ受信機能付き通信機器 Download PDF

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JP2008109175A JP2006287162A JP2006287162A JP2008109175A JP 2008109175 A JP2008109175 A JP 2008109175A JP 2006287162 A JP2006287162 A JP 2006287162A JP 2006287162 A JP2006287162 A JP 2006287162A JP 2008109175 A JP2008109175 A JP 2008109175A
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Munehito Matsuda
宗人 松田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】保存した或いは保存しようとした受信番組の番組映像を放送波以外から再取得することが可能なテレビ受信機能付き通信機器を提供する。
【解決手段】CPU209は、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像をメモリ(FlashROM218或いはメモリカード3など)に保存する。CPU209は、前記受信映像を保存することに支障があるかどうかを判断する。CPU209は、少なくとも前記支障有りと判断されたときに受信番組を特定する情報及び保存対象映像を特定する情報をメモリに保持する。CPU209は、PHSデータカード4を用いて、ネット上のサーバに接続し、回線を介してサーバとの間で情報通信を行い、受信番組を特定する情報及び保存対象映像を特定する情報を前記サーバに送信して番組映像の送信を要求する。
【選択図】図1

Description

この発明は、テレビ受信機能付き通信機器に関する。
従来より、携帯型のテレビジョン受信装置が提供されており、かかる装置は内蔵の小型チューナによって地上波アナログ放送を受信し、液晶表示パネルに受信映像を映し出すようになっている。また、地上波ディジタル放送においても同様に小型装置で受信することが可能である(特許文献1,特許文献2)。
特開2004−274651号公報 特開2005−217972号公報
このように、映像の符号化技術の高度化や機器の小型化によって、外出先でも手軽に映像を楽しむことができるが、場所や環境によってはテレビ放送波を受信できない場合があり、番組映像を記録媒体に保存する際に画像の欠落を生じたり画質が悪い画像が保存されてしまうことがある。更に、メモリの空き容量が少ないために画像保存が行えないことも生じる。
この発明は、上記の事情に鑑み、保存した或いは保存しようとした受信番組の番組映像を放送波以外から再取得することが可能なテレビ受信機能付き通信機器を提供することを目的とする。
この発明のテレビ受信機能付き通信機器は、上記課題を解決するために、テレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記受信映像を保存することに支障があるかどうかを判断する判断手段と、前記支障有りと判断された場合には該保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、を備えたことを特徴とする。
上記の構成であれば、保存した或いは保存しようとした受信番組の番組映像を放送波以外(外部機器)から再取得することができる。
また、この発明のテレビ受信機能付き通信機器は、テレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記受信映像の画質が所定の閾値以下かどうかを判断する判断手段と、前記画質が所定の閾値以下であると判断された場合でも前記第1保存手段による受信映像保存を行わせ、該保存を行った受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、を備えたことを特徴とする。
上記の構成であれば、前記受信番組の画質が悪化した場合において、受信番組の番組映像を放送波以外(外部機器)から再取得される。
また、この発明のテレビ受信機能付き通信機器は、テレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記記録媒体の残容量が所定の閾値以下かどうかを判断する判断手段と、前記残容量が所定の閾値以下であると判断された場合には前記第1保存手段による受信映像保存を実行させずに、該保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、を備えたことを特徴とする。
上記の構成であれば、前記記録媒体の残容量が少なくなった場合において、受信番組の番組映像を放送波以外(外部機器)から再取得できる。
また、この発明のテレビ受信機能付き通信機器は、テレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記記録媒体の残容量が所定の閾値以下かどうかを判断する判断手段と、前記残容量が所定の閾値以下であると判断された場合には、前記残容量が所定の閾値以下でないと判断されたときの圧縮度合いよりも高い圧縮度合いで前記第1保存手段による受信映像保存を行わせ、該保存を行った受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、を備えたことを特徴とする。
上記の構成であれば、前記記録媒体の残容量が少なくなった場合において、受信番組の番組映像を高画質で放送波以外(外部機器)から再取得できる。
これらの構成において、前記記録媒体に保存されている受信映像の再生の指示がユーザによりなされたとき、或いは、前記記録媒体への保存は実行されなかったがユーザにより受信映像保存の操作がなされた受信映像の再生の再生の指示がユーザによりなされたときに、番組映像送信要求の操作をユーザに促すメッセージ表示処理を実行するようにしてもよい。或いは、ユーザに対してどの映像を再生させるかの選択を行わせるための受信映像一覧画面を表示する手段を備え、該受信映像一覧画面を表示するときに、前記記録媒体への保存は実行されなかった映像、前記高い圧縮度合いで保存された映像、画質が所定の閾値以下であると判断された映像について、番組映像送信要求の操作をユーザに促すメッセージ表示処理又は、番組映像送信要求の操作をユーザに促すことに相当する表示を実行するようにしてもよい。
前記記録媒体の残容量を検出する構成において、前記残容量が所定の閾値以下でなくなったときに、番組映像送信要求の操作をユーザに促すメッセージ表示処理を実行するようにしてもよい。ユーザは、前記残容量のせいで受信映像を保存できなかった場合に、前記メッセージに促されて外部機器から受信番組の番組映像を再取得しうる。
また、この発明のテレビ受信機能付き携帯通信機器は、ディジタルテレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できるかどうかを示す情報を前記ディジタルテレビ放送から取得する手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できるかどうかを告げるメッセージ表示処理を実行する手段と、を備えたことを特徴とする。
上記の構成であれば、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できるかどうかを告げるメッセージが表示される。従って、ユーザは、受信映像を保存できなかった場合や画質が低いと思ったときなどに、前記メッセージに促されて外部機器から受信番組の番組映像を再取得できる。
また、この発明のテレビ受信機能付き携帯通信機器は、ディジタルテレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できるかどうかを示す情報を前記ディジタルテレビ放送から取得する手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できる場合には、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できない場合に行われる画像圧縮度よりも高い画像圧縮度で、映像データ生成を行う手段と、を備えたことを特徴とする。
上記の構成であれば、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できる場合には、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できない場合に行われる画像圧縮度よりも高い画像圧縮度で、映像データ生成が行われるので、とりあえず低い画質で保存しておくことができ、後で外部機器から受信番組の番組映像を再取得できる。
また、この発明のテレビ受信機能付き携帯通信機器は、テレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できるかどうかを該外部機器に問い合わせる手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できるかどうかを告げるメッセージ表示処理を実行する手段と、を備えたことを特徴とする。
上記の構成であれば、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できるかどうかを告げるメッセージが表示される。従って、ユーザは、受信映像を保存できなかった場合や画質が低いと思ったときなどに、前記メッセージに促されて外部機器から受信番組の番組映像を再取得できる。
また、この発明のテレビ受信機能付き携帯通信機器は、テレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できるかどうかを該外部機器に問い合わせる手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できる場合には、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できない場合に行われる画像圧縮度よりも高い画像圧縮度で、映像データ生成を行う手段と、を備えたことを特徴とする。
上記の構成であれば、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できる場合には、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できない場合に行われる画像圧縮度よりも高い画像圧縮度で、映像データ生成が行われるので、とりあえず低い画質で保存しておくことができ、後で外部機器から受信番組の番組映像を再取得できる。
また、この発明のテレビ受信機能付き携帯通信機器は、ディジタルテレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記受信映像を保存することに支障があるかどうかを判断する判断手段と、前記保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、を備えており、前記第2保存手段は、番組受信に際してディジタルテレビ放送から取得した視聴を証明する情報を保存し、前記番組映像要求手段は、前記視聴を証明する情報も送信することを特徴とする。
上記の構成であれば、実際にテレビを視聴していた方に対してだけ、後で外部機器から受信番組の番組映像を再取得できるという利点を享受させることが可能になる。
また、この発明のテレビ受信機能付き携帯通信機器は、テレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記受信映像を保存することに支障があるかどうかを判断する判断手段と、前記保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、機器証明又は利用者証明となる情報が保存される保存部を備え、前記番組映像要求手段は、前記機器証明又は利用者証明となる情報も送信することを特徴とする。
上記の構成であれば、後で外部機器から受信番組の番組映像を再取得できるという利点をサービス契約者に対してだけ享受させることが可能になる。
この発明によれば、保存した或いは保存しようとした受信番組の番組映像を放送波以外から再取得することが可能になる。また、キャプチャ(録画)ときに画像が乱れたり、メモリが少なくても擬似的な保存を行うことで、保存画像の再生を可能にすること(再生前に外部機器から番組映像取得)が行えるという効果を奏する。
以下、この発明の実施形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
図1はこの実施形態のテレビ受信機能付き携帯通信機器(以下、放送受信移動端末という)2を示したブロック図である。放送受信移動端末2は、地上波ディジタルチューナ230による放送受信により得られた符号化映像音声データ、或いは、スロット201に差し込まれたメモリカード3等から読み出した符号化映像音声データにより、映像を液晶表示パネル202上に映し出すとともに、音声をスピーカ203から出力するようになっている。なお,この実施形態では符号化映像音声データはH.264データであるとする。また、図示はしていないが、アナログ放送を受信するチューナも備え、地上アナログ放送の視聴も行えるようにしている。
メモリカード3から読み出したH.264データは、PCMCIAインターフェイス220、及びシステムバス213を経てH.264ビデオデコーダ204に供給される。また、地上ディジタルチューナ230は、この地上ディジタル放送で放送されるH.264のビットストリームデータを取り出し、H.264ビデオデコーダ204やオーディオデコーダ(MPEG4−AAC)206に与える。
H.264ビデオデコーダ204は、H.264のビットストリームデータを復号して量子化係数や動きベクトルを求め、逆DCT変換や動きベクトルに基づく動き補償制御などを行うことによって得た映像データをグラフィックスコントローラ205に供給する。グラフィックスコントローラ205は映像データ(例えば、R,G,Bデータ)に対して色調整等の処理を施す。また、グラフィックスコントローラ205はCPU209から出力指示された文字等(操作ボタン、メニュー画面、メッセージ画面等)を液晶表示パネル202に表示するOSD(オンスクリーンディスプレイ)処理も行う。オーディオデコーダ206は、ビットストリーム中の音声符号データを復号して音声データを生成する。SDRAM210は、H.264ビデオデコーダ204の上記処理において利用される。
LCDコントローラ207は、グラフィックスコントローラ205から供給された映像データに基づいて液晶表示パネル202を駆動する。また、D/A変換器208は、オーディオデコーダ206から出力された音声データを受け取ってD/A変換を行い、右(R)音のアナログ信号及び左(L)音のアナログ信号を生成してスピーカ203に与える。
本体キー214は操作ボタン、十字キー(方向キー)、テンキー等である。この本体キー214に対する操作情報は、インターフェイス215、及びシステムバス213を介してCPU209に与えられる。なお、キーとしてタッチパネルを備えてもよい。CPU209は上記操作情報に基づいて必要な処理を実行する。また、FlashROM218やSDRAM219も備える。
CPU209は、スロット201にPHSデータカード4が装着された場合のネットワークを利用したデータ送受信、受信データに基づく各機能部の制御、FlashROM218やSDRAM219のリード/ライト制御なども行うようになっている。
上記CPU209による処理を更に説明していく。CPU209は、例えば、本体キー214に設けられている録画ボタンが放送受信中に押下されたことを検出すると、受信番組の番組映像をメモリ(FlashROM218或いはメモリカード3など)に記録する。記録される番組映像は、録画ボタンが押下されたときの瞬間の画像(静止画)、録画ボタンが押下されてから所定時間の間画像(動画)、或いは、録画ボタンが押下されてから非押下状態となるまでの画像(動画)などである。また、スロット201にPHSデータカード4を装着することで、電子メールやインターネットを利用したページ閲覧等が行えるようになっている。従って、かかる放送受信移動端末2をテレビ視聴や映像再生機として使う他に、ネット端末として利用できる。また、図示はしていないが、ネット上には番組の番組映像を提供するサーバ(外部機器)が設置されており、放送受信移動端末2は前記サーバにアクセスして番組の番組映像の送信を要求し、該番組映像を取得(保存)することができる。前記サーバは、例えば、各放送局から放送番組の番組映像データの提供を受けてストレージに保存するものでもよいし、複数のチューナを備えて各放送局の番組を受信記録するものでもよい。
ところで、放送受信移動端末2による番組視聴中にテレビ放送波を受信できない場所(ビル陰など)に入ってしまったり、或いは、放送エリアから外れてしまうことがあり、このような場合には番組視聴(番組録画)が行えない。また、メモリの空き容量が無くなったときには、番組録画が行えない。従って、このような場合において番組の番組映像が再取得できるのであれば、再取得を行うこととする。また、ノイズの入った番組映像をそのまま保存しておくよりも、ノイズの入っていない高画質な番組映像を再取得できるのであれば、再取得を行うこととする。
この発明においては、このような場合に、前記サーバにアクセスし、受信していた番組で保存できなかった番組映像等を前記サーバから再取得する。このため、放送受信移動端末2は、前述したごとく、PHSデータカード4によって前記サーバにアクセスする。勿論、携帯電話機能による無線ネットワークによって前記サーバにアクセスすることとしてもよい。
以下、受信番組の番組映像記録にかかわる処理、前記サーバに対する番組映像の再取得のための処理について、更に説明していく。
(1)CPU209は、受信映像を保存することに支障があるかどうかを判断する。CPU209は、前記支障有りと判断されたときに受信番組を特定する情報及び保存対象映像を特定する情報をメモリ(FlashROM218或いはメモリカード3など)に保存する。CPU209は、自動的に(前記支障有りとの判断を得ると自動的に、或いは、メモリに所定の閾値を上回る空きができた時点で自動的に等)或いはユーザが番組映像取得のための操作を行ったときに、前記メモリに保存されている情報(受信番組を特定する情報及び保存対象映像を特定する情報)を前記PHSデータカード4を用いて前記サーバに送信して番組映像の送信を要求する。受信番組は、例えばチャンネル番号と時刻とにより特定することができる。保存対象映像も前記録画ボタンが押下された時点の時刻や押下時間等により特定することができる。すなわち、6chの16時5分00秒から16時5分10秒といった情報を前記サーバが得ることができれば、送信すべき番組映像を判断することができる。なお、チャンネルの番号から放送局名やそれぞれの放送局に付与されている放送局IDを知るための対応表を備え、放送局名や放送局IDを得た前記サーバがチャンネル番号を判断してもよい。また、ディジタル放送のPSI/SIから番組名等の番組情報を取得し、これをサーバに与え、サーバが前記番組名等から番組を判断することもできる。また、アナログ放送においても、電波を復調して得られたコンポジット映像信号の垂直基線期間にディジタルデータとして挿入されているEPGデータ(放送局名、番組名等)を取り出し、これをサーバに与えることもできる。なお、アナログ放送におけるEPGサービスとしては、ADAMS−EPGが知られている。
(2)CPU209は、前記メモリ(FlashROM218或いはメモリカード3など)の空き容量が少なくて(所定の閾値以下のとき)、受信映像を保存できないと判断したとき、或いは、受信障害が生じて映像受信が行えなかったときに、支障有りと判断し、このときには、前記メモリへの映像保存処理を実行しない。勿論、受信番組を特定する情報及び保存操作時点の映像を特定する情報は記録される。受信障害が生じて映像受信が行えなかったときとは、ディジタル放送であれば、映像デコードが行えなかったとき等であり、アナログ放送であれば、同期信号を検出できなかったとき等である。
(3)CPU209は、受信映像の画質レベルが所定の閾値以下である場合に支障有りと判断し、受信番組の映像保存処理を実行する。前記画質レベルは、放送電波の受信強度、トランスポートストリーム生成時における誤り発生率、S/N比等によって判断することができる。番組映像は一応取得できるので保存するのであるが、画質の悪い番組映像をそのまま保存しておくのは好ましくないので、この場合にも支障有りの場合と同様、前記サーバからの番組映像再取得を行う。受信映像の画質レベルが所定の閾値以下である番組映像を保存するときには、液晶表示パネル202に、受信映像の画質レベルが所定の閾値以下である番組映像であることを示すアイコンを表示することとしてもよい。このアイコン表示を、番組映像送信要求の操作をユーザに促すメッセージとすることもできる。
(4)CPU209は、受信映像の画質レベルが所定の閾値以下である場合に、番組映像送信要求の操作をユーザに促すメッセージ表示処理を実行する。メッセージとしては、「サーバから番組映像取得を試みて下さい」といった内容を挙げることができる。また、メッセージ表示処理はOSD処理により行うことができる。なお、前記サーバから番組映像の再取得ができなかったときには、再取得できなかったことをメッセージ表示することとしてもよい。
(5)CPU209は、受信番組の番組映像が前記サーバから取得可能かどうかを示す情報を前記サーバに問い合わせて取得する。CPU209は、受信番組の番組映像が前記サーバから取得できるかどうかを告げるメッセージ表示処理を実行する。メッセージとしては、「サーバから番組映像を取得できます」或いは「サーバには番組映像は存在しません」といった内容を挙げることができる。
(6)ディジタルテレビ放送を受信する場合には、CPU209は以下の処理を行うこともできる。CPU209は、受信番組の番組映像が前記サーバから取得できるかどうかを示す情報をディジタルテレビ放送から取得する。放送局側では、受信番組の番組映像が前記サーバから取得できるかどうかを示す情報をPSI/SI等に組み入れておけばよい。CPU209は、受信番組の番組映像が前記サーバから取得できるかどうかを告げるメッセージ表示処理を実行する。
上記のごとく、受信番組の番組映像が前記サーバから取得できる場合、該受信番組については、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できない場合に行われる画像圧縮度よりも高い画像圧縮度(少ないデータ量)で、映像データ生成が行われるようにしておいてもよい。これによれば、とりあえず低い画質で保存しておくことができ、後で外部機器から受信番組の番組映像を再取得できる。
(7)CPU209は、前記メモリの残容量が或る閾値を上回ったときに番組映像送信要求の操作をユーザに促すメッセージ表示処理を実行する。前記メモリの残容量が或る閾値を上回る状態は、ユーザ操作によって他の番組映像が削除されたとき、ユーザ操作によって幾つかの番組映像についてそのデータ量を少なくする番組映像圧縮処理が行われたときなどに生じる。前記メッセージとともに、保存可能な番組映像の大きさ(バイト数)、別言すれば、前記メモリの空き容量を表示することとしてもよい。
(8)CPU209は、ユーザが番組映像閲覧(番組映像再生)のための操作を実行したときに番組映像送信要求の操作をユーザに促すメッセージ表示処理を実行する。また、CPU209の処理により、保存されている受信番組の一覧(再生に先立ってどのような番組映像が存在するかをユーザに示す(アイコン、或いは番組名などの文字)ための画面)を表示することができる。この一覧表示において、受信できなかった番組、メモリ不足で保存しなかった番組、低画質で保存した番組を、他の正常に記録された番組とは異なる形態(色の相違、マーク等の相違)で表示してもよい。ユーザが番組映像閲覧のための操作を実行したときとは、例えば、メニュー画面上で番組映像フォルダを特定し、この特定した番組映像フォルダ内のサムネイルを表示し、表示されたサムネイルがユーザ操作で指定されて決定キーが押下されたときとすることができる。勿論、番組映像フォルダを特定した段階、或いは、サムネイル(番組映像が存在しなければ取得日時や番組名等の文字表記)が指定された段階が、ユーザが番組映像閲覧のための操作を実行したときとしてもよい。なお、前記サムネイルの枠の色を、画質レベルが所定の閾値以下の番組映像については赤色、そうでない番組映像については緑色といった色分けを行っておいてもよい。番組映像フォルダのなかの特定のサムネイルを指定せずに番組映像要求を行うときには、自動的に画質レベルが所定の閾値以下の番組映像についてだけ、番組映像要求を行うようにすればよい。
(9)ディジタルテレビ放送を受信する場合には、CPU209は以下の処理を行うこともできる。CPU209は、番組受信に際してディジタルテレビ放送から取得した視聴を証明する情報を前記メモリに保存する。そして、CPU209は、前記サーバに前記視聴を証明する情報も送信する。放送局側では、取得した視聴を証明する情報として、例えば、番組ごとに異なる数字列(鍵)をPSI/SI等に組み入れておけばよい。前記サーバは、要求された番組映像の番組における数字列(予め保持している)と端末2から送信されてきた数字列とが一致するときに番組映像送信要求に応じる。かかる構成は、例えば、番組を視聴して頂いた方にのみ番組映像の再取得サービスを提供する場合に有意義となる。
(10)CPU209は、機器証明又は利用者証明となる情報が保存される保存手段から前記機器証明又は利用者証明となる情報を取得し、この情報も前記サーバに送信することとしてもよい。前記保存手段としては、SIM(UIM)カードを用いることができる。かかるカードは電話加入権情報(電話番号)を書き込んだOS内蔵のCPUカードである。CPU209は、例えば前記カードのカードIDを機器証明又は利用者証明として前記サーバに送信する。また、前記保存手段としては、利用者の生体情報(指紋情報等)が書き込まれたメモリを用いることができる。かかる構成は、例えば、サービス提供契約をして頂いた方にのみ番組映像の再取得サービスを提供する場合に有意義となる。サービス提供契約をして頂いた方かどうかは、サーバ側で登録されている機器証明又は利用者証明と送信されてきた機器証明又は利用者証明とが一致するかどうかで判断する。或いは、サービス提供契約をして頂いた方かどうかは、サーバ側で登録されている生体情報と送信されてきた生体情報とが一致するかどうかで判断する。前記サーバは、予め登録されている機器証明や生体情報と端末2から送信されてきた機器証明や生体情報とが一致するときに番組映像送信要求に応じる。
(11)ディジタルテレビ放送を受信する場合には、CPU209は以下の処理を行うこともできる。CPU209は、受信番組の番組映像が前記サーバから取得できるかどうかを示す情報をディジタルテレビ放送から取得する。そして、CPU209は、前記サーバから取得できる番組映像についてはデータ量を削減(例えば、画素間引きなどの画像圧縮処理)して前記メモリに圧縮保存する。前記メモリの空き容量が所定の閾値以下のときには、かかる処理を行うのが望ましい。データ量が削減されていない番組映像を前記サーバから再取得できるので、必要なときに前記サーバから番組映像をダウンロードすればよい。
(12)CPU209は、前記メモリに保存されている番組映像のうち、ユーザにより指定された番組映像についてはデータ量を削減して圧縮保存する。前記メモリの空き容量がが所定の閾値以下のときには、そのメッセージを画面に表示して、かかる処理をユーザに促すのが望ましい。データ量が削減されていない番組映像を前記サーバから再取得できるので、必要なときに前記サーバから番組映像をダウンロードすればよい。
図2にCPU209の処理例を示す。放送映像を受信しているときに(ステップS1)、ユーザが録画ボタンを押下すると(ステップS2)、CPU209は前記メモリの空き容量が所定の閾値よりも多いかどうかを判断し(ステップS3)、空き容量が多ければ番組映像を前記メモリに保存する(ステップS5)。一方、空き容量が少なければ受信番組を特定する情報及び保存操作時点の映像を特定する情報(メタ情報)のみを作成し(ステップS4)、前記メモリに保存する(ステップS6)。
図3にCPU209の処理例を示す。ユーザが番組映像閲覧のための操作を行ったとき、具体的には、番組映像フォルダ上のサムネイル(番組映像が存在しなければ取得日時や番組名等の文字表記)が指定されると(ステップS11)、CPU209は番組映像が存在するかどうかを判断する(ステップS12)。番組映像が存在するときには番組映像が劣化しているかどうか(画質レベルが所定の閾値以下かどうか)を判断する(ステップS13)。番組映像が劣化しているときには、番組映像の更新(再取得)を促すメッセージを表示する(ステップS14)。次に、番組映像の更新(再取得)を実行する処理が行われたかどうかを判断する(ステップS15)。番組映像の更新を行わない場合、及び番組映像が劣化していないときには、メモリ(記録部)から番組映像を読み出し(ステップS16)、液晶表示パネル202に番組映像を表示する(ステップS17)。一方、番組映像の更新を行うとき(ステップS15でYES)及び番組映像が存在しないときには(ステップS12でNO)は、前記メモリ(記録部)からメタ情報を読み出す(ステップS18)。そして、前記サーバに前記メタ情報を送信する(ステップS19)。前記サーバから番組映像をダウンロードする処理を行う(ステップS20)。そして、前記メモリ(記録部)にダウンロードした番組映像を保存し(ステップS21)、ステップS16に進む。
この発明の実施形態の放送受信移動端末の構成を示したブロック図である。 この発明の実施形態の放送受信移動端末の処理内容を示したフローチャートである。 この発明の実施形態の放送受信移動端末の処理内容を示したフローチャートである。
符号の説明
2 放送受信移動端末
202 LCDパネル
205 グラフィックスコントローラ
207 LCDコントローラ
209 CPU
230 地上波ディジタルチューナ

Claims (13)

  1. テレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記受信映像を保存することに支障があるかどうかを判断する判断手段と、前記支障有りと判断された場合には該保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、を備えたことを特徴とするテレビ受信機能付き通信機器。
  2. テレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記受信映像の画質が所定の閾値以下かどうかを判断する判断手段と、前記画質が所定の閾値以下であると判断された場合でも前記第1保存手段による受信映像保存を行わせ、該保存を行った受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、を備えたことを特徴とするテレビ受信機能付き通信機器。
  3. テレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記記録媒体の残容量が所定の閾値以下かどうかを判断する判断手段と、前記残容量が所定の閾値以下であると判断された場合には前記第1保存手段による受信映像保存を実行させずに、該保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、を備えたことを特徴とするテレビ受信機能付き通信機器。
  4. テレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記記録媒体の残容量が所定の閾値以下かどうかを判断する判断手段と、前記残容量が所定の閾値以下であると判断された場合には、前記残容量が所定の閾値以下でないと判断されたときの圧縮度合いよりも高い圧縮度合いで前記第1保存手段による受信映像保存を行わせ、該保存を行った受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、を備えたことを特徴とするテレビ受信機能付き通信機器。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかにおいて、前記記録媒体に保存されている受信映像の再生の指示がユーザによりなされたとき、或いは、前記記録媒体への保存は実行されなかったがユーザにより受信映像保存の操作がなされた受信映像の再生の再生の指示がユーザによりなされたときに、番組映像送信要求の操作をユーザに促すメッセージ表示処理を実行するようにしたことを特徴とするテレビ受信機能付き携帯通信機器。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれかにおいて、ユーザに対してどの映像を再生させるかの選択を行わせるための受信映像一覧画面を表示する手段を備え、該受信映像一覧画面を表示するときに、前記記録媒体への保存は実行されなかった映像、前記高い圧縮度合いで保存された映像、画質が所定の閾値以下であると判断された映像について、番組映像送信要求の操作をユーザに促すメッセージ表示処理又は、番組映像送信要求の操作をユーザに促すことに相当する表示を実行するようにしたことを特徴とするテレビ受信機能付き携帯通信機器。
  7. 請求項3又は請求項4において、前記残容量が所定の閾値以下でなくなったときに、番組映像送信要求の操作をユーザに促すメッセージ表示処理を実行するようにしたことを特徴とするテレビ受信機能付き携帯通信機器。
  8. ディジタルテレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できるかどうかを示す情報を前記ディジタルテレビ放送から取得する手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できるかどうかを告げるメッセージ表示処理を実行する手段と、を備えたことを特徴とするテレビ受信機能付き通信機器。
  9. ディジタルテレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できるかどうかを示す情報を前記ディジタルテレビ放送から取得する手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できる場合には、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できない場合に行われる画像圧縮度よりも高い画像圧縮度で、映像データ生成を行う手段と、を備えたことを特徴とするテレビ受信機能付き通信機器。
  10. テレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できるかどうかを該外部機器に問い合わせる手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できるかどうかを告げるメッセージ表示処理を実行する手段と、を備えたことを特徴とするテレビ受信機能付き通信機器。
  11. テレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できるかどうかを該外部機器に問い合わせる手段と、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できる場合には、受信番組の番組映像が前記外部機器から取得できない場合に行われる画像圧縮度よりも高い画像圧縮度で、映像データ生成を行う手段と、を備えたことを特徴とするテレビ受信機能付き通信機器。
  12. ディジタルテレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記受信映像を保存することに支障があるかどうかを判断する判断手段と、前記保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、を備えており、前記第2保存手段は、番組受信に際してディジタルテレビ放送から取得した視聴を証明する情報を保存し、前記番組映像要求手段は、前記視聴を証明する情報も送信することを特徴とするテレビ受信機能付き通信機器。
  13. テレビ放送を受信して映像を表示する手段と、情報が保存される記録媒体と、ユーザによって保存操作がなされたときに受信映像を前記記録媒体に保存する第1保存手段と、前記記録媒体に保存されている受信映像を再生する手段と、前記受信映像を保存することに支障があるかどうかを判断する判断手段と、前記保存を行おうとした受信番組及び保存対象映像を特定する特定情報を前記記録媒体に記録する第2保存手段と、回線を介して外部機器との間で情報通信を行う通信手段と、前記記録媒体に保存されている前記特定情報を前記通信手段を用いて前記外部機器に送信して番組映像の送信を要求する番組映像要求手段と、機器証明又は利用者証明となる情報が保存される保存部を備え、前記番組映像要求手段は、前記機器証明又は利用者証明となる情報も送信することを特徴とするテレビ受信機能付き通信機器。
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