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JP2008108278A - アニメーションを処理する通信端末 - Google Patents

アニメーションを処理する通信端末 Download PDF

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JP2008108278A JP2008000010A JP2008000010A JP2008108278A JP 2008108278 A JP2008108278 A JP 2008108278A JP 2008000010 A JP2008000010 A JP 2008000010A JP 2008000010 A JP2008000010 A JP 2008000010A JP 2008108278 A JP2008108278 A JP 2008108278A
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Abstract

【課題】 ユーザがアニメーションを処理できる通信端末および方法を提供する。
【解決手段】 プロセッサ、無線ネットワークを介して通信するトランシーバ手段、およびディスプレイを有する通信端末。プロセッサは、画像シーケンスを表示することにより、ディスプレイにアニメーションを生成することができる。アニメーションを生成する前に、複数の画像の少なくとも1つを編集する手段が提供される。画像間に予め決められた間隔を置いて、予め決められた順序で画像シーケンスを連続的に表示する手段が提供される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ディスプレイに表示されるアニメーションを処理する通信端末に関する。
近年、アニメーションが携帯電話で使用されるようになった。最初は、アニメーションは、例えば、バッテリのバーを反復的に長くし、最後に消滅させることによって充電の進行を示すなど、現在進行中の動作を示すために使用されていた。アニメーションは、また、電話機の電源のオン/オフ時にも使用されてきた。また、アニメーションは、ある動作が進行中であることを示すためにも使用された。また、アニメーションは、メニュー項目画面の様子を改善するためにも使用されてきた。
しかし、ユーザがアニメーションを選択し、編集し、それを自分独自の方法で使用できるように、ユーザが通信端末でアニメーションを処理できるようにする必要がある。基本的には、アニメーションは、一連の絵、画像またはフレームを表示することにより生成される動きのシミュレーションと見なすことができる。テレビで放映される漫画は、アニメーションの一例である。コンピュータおよび通信端末上のアニメーションは、マルチメディアを使ったプレゼンテーションの主要素の1つである。自分でコンピュータ・モニタ上に表示させることができるアニメーションを自分で生成することを可能にする多くのソフトウェア・アプリケーションが市販されている。アニメーションは、独立した画像からスタートするが、連続して動作しているように見せるために、これらの画像は一緒に組み合わされる。
本発明の好適な態様によれば、通信端末に画像シーケンスを表示することにより、アニメーションを生成する方法が提供される。この方法は、アニメーションを生成する前に、複数の画像の少なくとも1つを編集するステップと、画像間に予め決められた間隔を置いて、予め決められた順序で、画像シーケンスを連続的に表示するステップとを含む。これにより、ユーザはWAP(無線アプリケーション・プロトコル)アプリケーションによってアニメーションを自分の電話機にダウンロードし、通信端末でアニメーションを使用するアプリケーションの能力に適合するように、アニメーションのサイズを変更できる。アニメーションを使用するアプリケーションとしては、電話機が数秒間アイドル・モードでいる間にアニメーションを表示する「スクリーン・セーバ」アプリケーションがある。さらに、アニメーションを、Nokia3210という商標で発売された電話機と一緒に導入された画像メッセージで使用する静止画の代わりに使用することもできる。
本発明の第2の態様によれば、通信端末は、プロセッサ、無線ネットワークを介して通信するトランシーバ手段、およびディスプレイを備える。このプロセッサは、画像シーケンスを表示することにより、ディスプレイにアニメーションを生成できる。通信端末は、アニメーションを生成する前に、複数の画像の少なくとも1つを編集するための手段と、画像間に予め決められた間隔を置いて予め決められた順序で画像シーケンスを連続的に表示するための手段とを備える。それにより、通信端末は、アニメーションのサイズを変更したり、テキストを追加したり、またはアニメーションの細部を変更したりすることにより受信したアニメーションを自分好みに変えることができる。好適には、画像シーケンスは何回も反復して表示されることが好ましく、この場合、通信端末のユーザは、画像シーケンスの表示を反復すべき回数を設定する。
通信端末は、この画像シーケンスの表示を反復すべき回数を予め定められた数と比較することができる。この画像シーケンスの表示を反復すべき回数が、上記予め定められた数を超えた場合には、通信端末は、上記予め定められた回数だけ、表示シーケンスを繰返す。好適には、通信端末は、その後起動される時はいつでも、もう1度上記予め定められた回数だけ表示シーケンスを反復することが好ましい。
本発明の別の態様によれば、アニメーションを生成する前に複数の画像の少なくとも1つを編集するステップは、その画像のサイズをアニメーションが使用されるべき通信端末のアプリケーションに固有の表示サイズにサイズ変更するステップを含む。さらに、アニメーション生成前に複数の画像の少なくとも1つを編集するステップは、上記複数の画像をビットマップ・パターンとして表示するステップと、通信端末のユーザの制御下で上記ビットマップ・パターンを変更するステップと、編集済みの画像を格納するステップと、上記変更を上記残りの画像シーケンスにコピーするステップとを含む。本発明をもっとよく理解してもらうために、また、本発明を実行する方法を理解してもらうために、添付の図面を参照するが、これは単に例示としてのものに過ぎない。
図1は、本発明による電話機の好適な実施形態である。図を見れば分かるように、全体を参照番号1で示す電話機は、キーパッド2、ディスプレイ3、電源スイッチ4、スピーカ5(開口部だけを示す)、およびマイクロホン6(開口部だけを示す)を有するユーザ・インターフェースを備える。好適な実施形態の電話機1は、セルラネットワークを介した通信に適合しているが、コードレス・ネットワーク用に設計してもよい。
好適な実施形態の場合には、キーパッド2は、英数字キーのような第1のキーグループ7、2つのソフトキー8、およびナビゲーション・キー10を有する。さらに、キーパッドは、通話を開始および終了させる2つの呼処理キー9を含む。ソフトキー8の現在の機能は、キー8の真上のディスプレイ3の各フィールドに表示される。このキー・レイアウトは、例えば、Nokia6210(商標)電話機に固有のものである。
図2は、電話機の好適な実施形態の最も重要な部品の略図であり、この部品は、本発明を理解するために必要不可欠なものである。GSM端末ソフトウェアをサポートするプロセッサ18は、送受信回路19およびアンテナ20を介してネットワークとの通信を制御する。
マイクロホン6は、ユーザの音声をアナログ信号に変換する。この結果生成されたアナログ信号は、音声がオーディオ部14で符号化される前に、A/Dコンバータ(図示せず)でアナログ・デジタル変換される。符号化された音声信号は、プロセッサ18に転送される。プロセッサ18は、バス24を介して、RAMメモリ17aおよびフラッシュROMメモリ17b、SIMカード16、ディスプレイ3、およびキーパッド2(およびデータ、電源装置等)に接続している。電話帳23も、バス24を介してプロセッサ18に接続している。この電話帳23は、SIMカード16、および/またはRAMメモリ17aに格納できる。オーディオ部14は、信号を音声に復号化し、復号化された信号は、D/Aコンバータ(図示せず)を介して、プロセッサ18からイヤホン5に転送される。プロセッサは、スクリーンセーバ・アプリケーション22およびメッセージ処理アプリケーション25、および関連する画像ビューア・アプリケーション27を有するWAPブラウザ・アプリケーション26を制御する。表1は、英数字キー7のレイアウトを示す。
Figure 2008108278
通信端末1は、(標準形式を使用したり、「実行時間」の定義を含んだりなど)アニメ化されたGIF形式、または類似の画像圧縮形式をサポートするWAPブラウザ・アプリケーション26を含む。通信端末は、また、アニメ化されていないGIF画像もサポートする。これらのアニメーションは、アニメ化されたGIF画像を含むWAPページにアクセスする度に、「動いて」見える。また、これらのアニメーションは、「通常の」画像のようにスクロールすることができる(WBMP:無線ビットマップ)。ブラウズしている時には、現在ブラウズしているWMLデッキ内に含まれるすべての画像を見ることができる画像ビューア・オプション(View Picture)がユーザに与えられる。この機能は、アニメ化されていないWBMP画像に対して、またアニメ化された(およびアニメ化されていない)GIF画像に対して指定される。この画像ビューアからアニメーションを見ている場合には、アニメーションが「動く」。
画像ビューアから、ユーザは、どんなアニメーションまたは画像をも記憶・保存できる。サポートしているものより大きいアニメーション(または画像)を格納している時には、電話機は、「境界選択」オプションを提供し、それにより、ユーザは、自分が保存したいアニメーションの部分を切り取ったり、または選択したりできる。この場合でも、アニメーションは「動く」。画像が、サポートしているサイズより小さいか、等しい場合には、「境界選択」は表示されない。通信端末のあるアプリケーションにおいては、制限が72×28ピクセルのものがあり、一方、元々ダウンロードされた画像は、例えば、96×60ピクセルのようなフルサイズの端末画面用かもしれない。
WMLのある画像をダウンロードしている時、ファイルを「保存しない」タグに関連づけ、端末はこの「保存しない」タグを認識し、その画像またはアニメーションの保存を不正と判断して、それにより、端末はメニューを変更し、その結果、記憶・保存オプションが表示されなくなる。(寸詰まりになっているかもしれない)アニメーションは、電話機のメモリに格納される。1.5キロバイトに相当するメモリを使用することにより、5〜10のアニメーションを格納できなければならない。(しかし、アニメーションのサイズにより、もっと小さい場合もあるし、大きい場合もある)。新しいアニメーションを格納しようとする時に、使用可能なメモリがそれ以上ない場合には、ユーザは、既存のアニメーションに「上書き」するよう求められる。また、そのアニメーションの第1の画像のコピーは、画像メッセージ「インボックス」内に格納される。このインボックスは、(アニメーションでない)この画像を1つのショート・メッセージ(SMS−160文字)に基づいて、通常の画像メッセージとして送信するのに使用できる。しかし、ユーザがいくつかの個々のSMSメッセージからなる連結メッセージを使用することに同意した時には、端末は、例えば、1〜1.5キロバイトのアニメーションを含むメッセージを他のユーザへ送信することをユーザに許可すべきである。
(Nokia3310において周知のように)「スクリーン・セーバ」設定にアクセスしている時には、ユーザは、それ自体周知の静止画の1つおよび格納されたアニメーションの1つのどちらかを選択できる。アニメーションを選択すると、アイドル・ディスプレイでそれがどのように見えるかをユーザに示すために、アニメーションが「動く」。ユーザが、スクリーン・セーバにアニメーションを選択した場合には、周知のように、Nokia3310において既存の「静止画」スクリーン・セーバが動作するのと全く同様に、アニメーションが指定の時間が経過した後のアイドル・モードにおいてスタートする。アイドル・モードにおいて、アニメーションは、アニメ化されたGIFファイルに対する設定で指定された回数だけ動く。
アニメーションは、非常に多量の、または不定量の「動き」を示すので、アニメーションは、例えば、4回など所定回数だけ動いた後でいつも停止する。このように停止するのは、電力を節約するためである。(この所定回数は、電力消費試験後に定義しなければならない。約50回以上が妥当な場合もある。)
アニメーションが、アイドル・モードにおいて停止した場合には、アニメーションの最後の画像は、「永久に」表示される。この最後の画像は、通常のアニメ化されていないスクリーン・セーバのように表示される。
アニメーションが停止した場合には、キーガードが機能している場合を除いて、ユーザがアイドル・モードにおいてキーを押すと、何時でもアニメーションが再スタートする。キーガードが機能している場合には、アイドル・モードで停止したスクリーン・セーバ・アニメーションは、キーを押しても再スタートせず、スクリーン・セーバに対する指定の時間経過後に、アニメーションの最後の画像に戻る。これも、例えば、キーが偶然に押されることの多いポケット内に電話機を入れた場合に、電力を節約するためである。画像ビューアから、ユーザは、現在選択されているプロファイルに対するスクリーン・セーバとなるように、アニメーション(または画像)を直接割り当てるオプションを持つ。この場合、アニメーションは上記のように格納されるが、また、現在のプロファイルのスクリーン・セーバにも割り当てられる。このようにアニメーション(または画像)を選択している場合には、スクリーン・セーバは、現在のプロファイルに対して、(まだオフであった場合には)自動的にオンにならなければならない。時間制限は変わらない。
本発明によれば、移動電話機のような通信端末で使用するアニメーションは、パソコン上で生成でき、WAPホームページ、およびインターネットを介して利用可能なSMSゲートウェイを介して通信端末にダウンロードでき、あるいは、パソコンおよび通信端末間のデータ・ケーブルまたは赤外線リンクを介して通信端末にロードできる。通信端末の好適な実施形態によれば、スクリーン・セーバ・アプリケーションは、表2に示すパラメータをサポートする。
Figure 2008108278
電話機がある時間アイドル状態になると、アニメーションの表示が開始される。例えば、50ループの間、ルーピング・モードでアニメーションが動作した後、アニメーションは停止する。アニメーションの最後のフレームは、静的スクリーン・セーバとして表示される。このことは、アニメーション・シーケンスの最後のフレームは、それ自体有効な画像でなければならないことを意味する。
図8の電話機1のアイドル・モードにおいて(ステップ100)、ユーザは、メニュー構造および電話帳データベースにそれぞれアクセスするためのソフトキー8の2つのソフトキー・ラベル、「メニュー」と「名前」を有する。ユーザが、電話機のメニューからWAPブラウザ・アプリケーション26を起動すると(ステップ101)、WAPブラウザ・アプリケーション26が実行される(ステップ102)。2つのソフトキー・ラベルは、「オプション/選択」、および「戻る」である。上記のようにアニメーションをダウンロードすることにより、アニメーションがディスプレイ上で再生され、ユーザは、「オプション」ソフトキーを選択することにより画像ビューア27を選択できる(ステップ103)。
すでに説明したように、ユーザは、画像ビューア27においてVMLデッキ内のすべての画像を見ることができる(ステップ104)。ユーザは、「オプション」ソフトキーにより「保存」を選択でき(ステップ105)、次に、プロセッサが、図3のダウンロードしたアニメーション・ウィンドウ32を、電話機アプリケーションがアニメーションを使用して設定した許容アニメーション・ウィンドウ30と自動的に比較する(ステップ106)。これらのアプリケーションは、スクリーンセーバ・アプリケーションおよびメッセージ・アプリケーションを含むことができ、ユーザは、これらのアプリケーションによりアニメーションを自分の友人の1人に送信できる。
次に、ユーザは、ダウンロードしたアニメーション・ウィンドウ32に対して相対的に許容アニメーション・ウィンドウ30を移動させることができ、電話機の好適な実施形態によれば、キー「2/abc」、「4/ghi」、「6/mno」および「8/tuv」の1つを押すことにより、許容アニメーション・ウィンドウ30を、上、左、右および下にそれぞれ段階的に移動できる(ステップ107)。このステップ中、アニメーションをディスプレイの画面全体に表示することが好ましい。最初のレイアウトは、図3のシーケンスの第1の画像に相当する。このプロセス中、アニメーション31が再生され、したがって、ユーザは、アニメーションが許容アニメーション・ウィンドウ30の内部に位置するように、領域33のできるだけ広い領域が確実に使用されるようにすることができる。「5/jkl」キーを押すことにより、図3のシーケンスの第2の画像に対応するレイアウトに示すように、許容アニメーション・ウィンドウ30に対して現在マークされている領域を選択できる。
これにより、図3のシーケンスの第3の画像に対応するレイアウトに示すように、アニメーションの第1の画像が許容アニメーション・ウィンドウ30内に表示される。この場合、電話機のアイコン34およびソフトキーのラベルは、許容アニメーション・ウィンドウ30の周囲に表示される。ユーザが、アニメーションの保存を決定した場合には、メモリ空間が十分あるかどうかがチェックされ(ステップ108)、そのメモリ空間が使用可能な場合、アニメーションが保存される(ステップ110)。ユーザは、そのアニメーションに名称タグを付加するか、または、推奨されている名称タグが利用可能な場合にはこれを編集することができる。使用可能な自由なメモリ空間が十分ない場合には、ユーザに対して、既存のアニメーションに上書きしてもよいかという問い合わせが行われる(ステップ109)。ユーザが、既存のアニメーションへの上書きを認めない場合には、電話機はアニメーションを保存しないで、画像ビューア(ステップ104)に戻る。そうでない場合には、アニメーションは保存され、電話機はステップ104に戻る。
図4は、アニメーションの好適な実施形態の構造を示す。好適な実施形態によれば、アニメーションは、72×28ピクセルのサイズを有するN個(例えば、8個)の個々の画像38から構成される。使用される形式は、GIFまたはWBMP(各ピクセルに対して1ビットの黒/白)である。アニメーションの再生中、各画像は、短い時間の間、好適には0.1秒より長い時間ディスプレイ上に表示されるが、この持続時間は各画像またはフレームに対して個別に設定できる。画像ビューア27(ステップ104)により、ユーザは、すでに格納されているアニメーションをチェックすることができ、このチェックにより、持続時間(リフレッシュ周期)T−T、およびアニメーションが再生されるループ数(R,39)を個別に設定できる。
以下の説明は、図9を参照しながら行う。本発明の好適な実施形態によれば、電話機に格納されているアニメーションをメニューから使用できる。「アニメーション」のサブメニュー120において、ユーザは、利用可能なアニメーションのタイトルを見て、スクロール・キー10によりリスト内をスクロールし、見たいタイトルを強調表示させて「選択」ソフトキーを押すことにより、アニメーションを選択できる。アニメーションの1つ、例えば、「ランニングしている男」を選択すると、ユーザは、その画像を処理したり、持続時間Tを設定したり、ループの数を設定したり、画像のサイズ変更をしたり、アニメーションに動きを追加したりできる。ユーザが、画像処理を選択した場合には、ユーザは、「画像」メニュー122へ進む。
この場合、ユーザは、「画像」メニュー122において「画像編集」メニューを入力することにより、アニメーションの画像を1つずつピクセル毎に編集することができる。図7は、拡大図であり、単に例示としてのものに過ぎない。ここで、ユーザは、それぞれ、上、左、右および下に移動させるために、キー「2/abc」、「4/ghi」、「6/mno」および「8/tuv」の1つを押すことにより、点滅しているピクセル・カーソル42を段階的に移動させて、個々のピクセルを処理できる。「5/jkl」キーを押すことにより、強調表示されているピクセルを黒41から白43に、またはその反対に切り替えることができる。アニメーションは、輪郭44を持つ。
さらに、ユーザは、画像メニュー122において「テキスト追加」メニューを入力することにより、アニメーションにテキストを追加することができる。図5は、好適には静止したテキストをどのようにアニメーションに追加するかを示す。実際、テキストは、シーケンス内の第1の画像に追加され、シーケンス内の他の画像に直接コピーされる。電話機上に共通の自分達専用のスクリーン・セーバを持つことを楽しみにしている少数の人々のグループ、または画面上に自分自身の名前を表示させる個人には、この機能は魅力的である。ユーザが持続時間の設定を選択した場合には、ユーザは「持続時間設定」メニュー123に進む。ここには、設定項目がリストアップされ、ユーザは、設定項目の1つを選択し、その設定を編集できる。これにより、アニメーションの動きを遅くしたり、速くしたりできる。
「ループ設定」メニュー124においては、ユーザは、反復の回数を設定できる。「サイズ変更メニュー」125においては、ユーザは、例えば、アニメーションをメッセージとして送信する場合に、スペースを節減するために、新しい画像サイズを設定でき、次に、電話機は、図3のサイズ変更ウィンドウに進む。最小のものが送信側ウィンドウであるか受信側ウィンドウであるかに関係なく、最小ウィンドウは移動可能なウィンドウである。
「動き追加」メニュー126において、ユーザは、アニメーションに速度および方向を追加できる。図6は、例えば、好適には、左、右、上および下の4つの方向の1方向に、アニメーション・ループ当り20ピクセルだけアニメーションを移動させる速度を設定することにより、アニメーション・シーケンスに速度ベクトルを追加できる場合を示す。
この追加は、シーケンスのN個の画像をフラッシュROM17bに記憶させ、RAMメモリ17aにN個の新しい画像を生成することにより行うことができる。起点が画像の左端の外側に位置していて、移動方向が右方向である場合には、第1の新しい画像は、完全に白になり、表示時間はTになる。次の周期中に、(例えば、ループ・シーケンス当り20ピクセルのような)速度に相当する多数のコラムに第1の画像の持続時間が掛けられ、N個の画像の全持続時間で割られる。ループPにおける画像mの移動距離Dは、下式で表される。
Figure 2008108278
ここで、Tはシーケンスのk番目の要素の持続時間である。第1のループの場合、シーケンスPは1であり、第2の項はゼロである。第1のループ・シーケンスの後に、RAM内に8個全部の画像が記憶されると、指定の方向に、上記速度(ループ当りのピクセル数)でピクセルを移動させることにより、画像が順次更新される。最後に、ユーザは、メニュー121から編集したアニメーションをプレビューすることができる。WBMP形式およびGIF形式を参照しながら、本発明を説明してきたが、ディスプレイにグレースケールおよびカラーを使用する場合には、他の形式を関連させることができる。
本願の親出願である特願2002−052223の出願当初の明細書の特許請求の範囲に記載される、本願発明の好適な実施形態は以下の通りである。
(1)通信端末に画像シーケンスを表示することによりアニメーションを生成する方法であって、アニメーションを生成する前に、前記画像の少なくとも1つを編集するステップと、前記画像間に予め決められた間隔を置いて、予め決められた順序で、前記画像シーケンスを連続的に表示するステップとを含むことを特徴とする方法。
(2)上記(1)に記載の方法において、前記画像シーケンスが複数回反復して表示され、前記通信端末のユーザが、前記画像シーケンスの表示を反復すべき回数を設定することを特徴とする方法。
(3)上記(2)に記載の方法において、前記通信端末が、前記画像シーケンスの表示を反復すべき前記回数を予め決められた数と比較し、前記画像シーケンスの表示を反復すべき前記回数が前記予め決められた数を超える場合には、前記通信端末が、前記予め決められた回数だけ前記シーケンスの表示を反復することを特徴とする方法。
(4)上記(3)に記載の方法において、前記通信端末が、後で前記通信端末が起動される時はいつでも、もう一度前記予め決められた回数だけ前記シーケンスの表示を反復することを特徴とする方法。
(5)上記(1)に記載の方法において、前記アニメーション生成前に前記画像の少なくとも1つを編集するステップが、前記画像のサイズを、前記アニメーションを使用すべき前記通信端末のアプリケーションに固有の表示サイズに変更するステップを含むことを特徴とする方法。
(6)上記(5)に記載の方法において、ユーザが、前記画像の1つだけをサイズ変更するステップを制御し、前記通信端末が、自動的に残りの画像サイズを変更することを特徴とする方法。
(7)上記(1)に記載の方法において、前記アニメーションの生成前に前記画像の少なくとも1つを編集するステップが、前記画像をビットマップ・パターンとして表示するステップと、前記通信端末のユーザの制御下で前記ビットマップ・パターンを変更するステップと、前記編集した画像を格納するステップと、前記変更を前記残りの画像シーケンスにコピーするステップとを含むことを特徴とする方法。
(8)プロセッサと、無線ネットワークを介して通信するトランシーバ手段と、ディスプレイとを有する通信端末であって、前記プロセッサは、画像シーケンスを表示することにより前記ディスプレイにアニメーションを生成させ、前記アニメーションの生成前に前記画像の少なくとも1つを編集する手段と、前記画像間に予め決められた間隔を置いて、予め決められた順序で前記画像シーケンスを連続的に表示する手段とをさらに備えることを特徴とする通信端末。
(9)上記(8)に記載の通信端末において、前記画像シーケンスが複数回反復して表示され、前記通信端末が、前記画像シーケンスの表示を反復すべき回数を設定する手段を有することを特徴とする通信端末。
(10)上記(9)に記載の通信端末において、前記プロセッサが、前記画像シーケンスの表示を反復すべき前記回数を予め決められた数と比較するように動作可能であり、前記プロセッサが、前記画像シーケンスの表示を反復すべき前記回数が前記予め決められた数を超えると判断した場合には、前記予め決められた回数だけ前記シーケンスの表示を反復するように動作可能であることを特徴とする通信端末。
(11)上記(10)に記載の通信端末において、前記プロセッサが、後で前記通信端末が起動される時はいつでも、もう一度前記予め決められた回数だけ前記シーケンスの表示を反復するように動作可能であることを特徴とする通信端末。
(12)上記(8)に記載の通信端末において、前記プロセッサが、前記アニメーション生成前にユーザが前記画像の少なくとも1つを編集することによって前記ディスプレイにプレビュー・ウィンドウを提供するように動作可能であって、前記編集するステップが、前記画像のサイズを、前記アニメーションを使用すべき前記通信端末のアプリケーションに固有の表示サイズに変更するステップを含むことを特徴とする通信端末。
(13)上記(12)に記載の通信端末において、ユーザが、前記ディスプレイの前記プレビュー・ウィンドウにより、前記画像の1つだけをサイズ変更するステップを制御でき、前記通信端末が、自動的に残りの画像サイズを変更するように動作可能であることを特徴とする通信端末。
(14)上記(8)に記載の通信端末において、ユーザが、前記ディスプレイの前記プレビュー・ウィンドウにより、前記アニメーション生成前に前記画像の少なくとも1つを編集可能であり、前記画像をビットマップ・パターンとして表示する手段と、前記通信端末のユーザの制御下で前記ビットマップ・パターンを変更する手段と、前記編集した画像を格納する手段と、前記変更を前記残りの画像シーケンスにコピーする手段とを含むことを特徴とする通信端末。
本発明による携帯電話機の好適な実施形態の略図である。 例えば、セルラネットワークと通信する電話機の主要部品の略図である。 本発明の好適な実施形態による、アニメーションのサイズ変更方法を示す2つのディスプレイである。 個々の画像からアニメーションが提供される方法を示す図である。 アニメーションにテキストを追加することにより編集される2つの画像の略図である。 図4で説明したアニメーションに基づいてムービング・アニメーションを提供する方法を示す図である。 本発明の別の実施形態によるアニメーション・エディタの動作方法を示す略図である。 本発明の好適な実施形態による、アニメーションのダウンロード、サイズ変更および保存方法を示すフローチャートである。 本発明の好適な実施形態によるアニメーション・メニューのメニュー構造を示す図である。
符号の説明
1:電話機
2:キーパッド
3:ディスプレイ
4:電源スイッチ
5:スピーカ
6:マイクロホン
7:キーグループ
8:ソフトキー
9:呼処理キー
10:ナビゲーション・キー
14:オーディオ部
16:SIMカード
17a:RAM
17b:フラッシュROM
18:プロセッサ
19:送受信回路
20:アンテナ
22:スクリーンセーバ・アプリケーション
23:電話帳
24:バス
25:メッセージ処理アプリケーション
26:WAPブラウザ・アプリケーション
27:画像ビューア・アプリケーション
30:許容アニメーション・ウィンドウ
31:アニメーション
32:アニメーション・ウィンドウ
33:領域
34:アイコン
38:画像
39:ループ数
41:ピクセル(黒)
42:ピクセル・カーソル
43:ピクセル(白)
44:輪郭

Claims (8)

  1. プロセッサと、無線ネットワークを介して通信するトランシーバ手段と、ディスプレイとを有する、ハンドポータブルな無線通信端末であって、
    前記プロセッサは、複数の画像からなる画像シーケンスを表示することにより前記ディスプレイにアニメーションを生成させ、
    前記アニメーションの生成前に前記複数の画像の少なくとも1つを編集する手段と、
    前記画像間に予め決められた間隔を置いて、予め決められた順序で前記画像シーケンスを連続的に表示する手段とをさらに備え、
    前記無線通信端末は、前記複数の画像の1つのサイズが前記アニメーションを使用すべき前記無線通信端末のアプリケーションに固有の表示サイズに変更されると、自動的に前記複数の画像の残りの画像のサイズを変更するように構成される、
    ことを特徴とする無線通信端末。
  2. プロセッサと、無線ネットワークを介して通信するトランシーバ手段と、ディスプレイとを有する、ハンドポータブルな無線通信端末であって、
    前記プロセッサは、複数の画像からなる画像シーケンスを表示することにより前記ディスプレイにアニメーションを生成させ、さらに、
    前記アニメーションの生成前に前記複数の画像の少なくとも1つを編集する手段と、
    前記画像間に予め決められた間隔を置いて、予め決められた順序で前記画像シーケンスを連続的に表示する手段とを備え、
    前記アニメーション生成前に前記複数の画像の少なくとも1つを編集する手段は、前記複数の画像の1つをビットマップ・パターンとして表示する手段と、前記無線通信端末のユーザの制御下で前記ビットマップ・パターンを変更する手段と、前記変更を前記複数の画像の残りの画像にコピーする手段とを含むことを特徴とする無線通信端末。
  3. プロセッサと、無線ネットワークを介して通信するトランシーバ手段と、ディスプレイとを有する、ハンドポータブルな無線通信端末であって、
    前記プロセッサは、複数の画像からなる画像シーケンスを表示することにより前記ディスプレイにアニメーションを生成させ、さらに、
    前記アニメーションの生成前に前記複数の画像の少なくとも1つを編集する手段と、
    前記画像間に予め決められた間隔を置いて、予め決められた順序で前記画像シーケンスを連続的に表示する手段とを備え、
    さらに、前記アニメーションのシーケンスに対して、該アニメーションをループあたり所定のピクセルだけ移動させる速度を設定することにより、速度ベクトルを追加する手段と、
    を備える無線通信端末。
  4. 前記ビットマップ・パターンを変更する手段は、前記ディスプレイに前記ビットマップの個々のピクセルの上を移動可能なカーソルを表示すると共に、前記無線通信端末に備えられる第1のキーの操作に応じて前記カーソルを前記ディスプレイ上で移動させ、前記無線通信端末に備えられる第2のキーの操作に応じて、前記カーソルの位置に対応する位置のピクセルの色を変化させるように構成される、請求項2に記載の無線通信端末。
  5. 前記画像シーケンスの表示を所定回数反復しうるように構成されると共に、前記所定回数の表示し終えた場合には、前記画像シーケンスの最後の画像を表示し続ける第1の状態を保つように構成され、さらに、前記第1の状態において前記無線通信端末に備えられるキーが押下されると、キーガード機能が動作している場合を除いて前記画像シーケンスの表示を再開するように構成される、請求項1から4のいずれかに記載の無線通信端末。
  6. 前記画像シーケンスが複数回反復して表示され、前記無線通信端末が、前記画像シーケンスの表示を反復すべき回数を設定する手段を有することを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の無線通信端末。
  7. 前記プロセッサが、前記画像シーケンスの表示を反復すべき前記回数を予め決められた数と比較するように動作可能であり、前記プロセッサが、前記画像シーケンスの表示を反復すべき前記回数が前記予め決められた数を超えると判断した場合には、前記予め決められた回数だけ前記シーケンスの表示を反復するように動作可能であることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の無線通信端末。
  8. 前記プロセッサが、後で前記無線通信端末が起動される時はいつでも、もう一度前記予め決められた回数だけ前記画像シーケンスの表示を反復するように動作可能である、請求項1から7のいずれかに記載の無線通信端末。
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