JP2008183796A - Sealing pump-up device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パンクした空気入りタイヤをシールするためのシーリング剤を空気入りタイヤ内へ注入するシーリング装置に関する。 The present invention relates to a sealing device that injects a sealing agent for sealing a punctured pneumatic tire into the pneumatic tire.
近年、空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際に、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修するシーリング・ポンプアップ装置が普及している。この種のシーリング・ポンプアップ装置においては、シーリング剤を収容する液剤容器は、装置とは別体とされている。 In recent years, when a pneumatic tire (hereinafter, simply referred to as “tire”) is punctured, a sealing / pump-up device that repairs the tire with a sealing agent without replacing the tire and the wheel has become widespread. In this type of sealing / pump-up device, the liquid container that contains the sealing agent is separated from the device.
例えば、特許文献1に記載されたシーリング・ポンプアップ装置では、パンクシーリング剤が収容されかつ、その取出し口がアルミ箔等からなり破通可能な蓋部(シール部材)により密閉された収納部を、収容容器に取付ける構成とされている。
このように、シーリング剤を収容する液剤容器と装置とを別体とすると、液剤容器へシーリング剤を充填した後に、液剤容器をシーリング・ポンプアップ装置に装填しなければならなかった。この場合、液剤容器と装置側のシーリング剤流路との接合性を確保する必要があり、接合性の確保をしながらの装填は容易ではなかった。 As described above, when the liquid container containing the sealing agent is separated from the apparatus, it has been necessary to load the liquid container into the sealing / pump-up device after the liquid agent container is filled with the sealing agent. In this case, it is necessary to ensure the bondability between the liquid agent container and the sealing agent flow path on the apparatus side, and it is not easy to load while ensuring the bondability.
本発明の目的は、上記事実を考慮して、シーリング剤の漏れを防止して簡単に構成することの可能なシーリング・ポンプアップ装置を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a sealing / pump-up device that can be easily configured in consideration of the above-mentioned fact and preventing leakage of a sealing agent.
請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置は、筐体と、前記筐体と一体的に構成され、シーリング剤を収容するシーリング剤収容室、前記シーリング剤を充填するための充填口、及び、前記シーリング剤を吐出するための吐出口が形成されたシーリング剤貯留部と、前記充填口を閉鎖する蓋部材と、前記吐出口を前記シーリング剤収容室側から覆って塞ぐシール部材と、前記筐体と一体的に構成され、前記吐出口から吐出された前記シーリング剤を液剤ホースとの接続部へ導くシーリング剤流路、及び、圧縮空気の入り口となるエアホース接続部と連通され、前記圧縮空気を前記吐出口から前記シーリング剤収容室内へ導くエア流路、を構成する流路部材と、前記シール部材を破って前記吐出口と前記シーリング剤流路及び前記エア流路と、を連通させる穿孔部材と、前記圧縮空気を供給するための空気供給手段を含んで構成されたポンプアップユニットと、を含んで構成されている。 The sealing / pump-up device according to claim 1 is configured integrally with the casing, the sealing agent storage chamber for storing the sealing agent, the filling port for charging the sealing agent, and A sealing agent reservoir in which a discharge port for discharging the sealing agent is formed; a lid member that closes the filling port; a seal member that covers and closes the discharge port from the sealing agent storage chamber side; and the housing The compressed air is configured to be integrated with a body and communicated with a sealing agent flow path for guiding the sealing agent discharged from the discharge port to a connecting portion with a liquid hose, and an air hose connecting portion serving as an inlet for compressed air, A flow path member that constitutes an air flow path that guides the discharge port from the discharge port into the sealing agent accommodation chamber, and breaks the seal member to discharge the discharge port, the sealing agent flow path, and the air flow. When it is configured to include a piercing member which communicates, and a pump-up unit configured to include an air supply means for supplying the compressed air.
上記構成のシーリング・ポンプアップ装置は、シーリング剤貯留部にシーリング剤を充填するための充填口が形成されており、この充填口からシーリング剤が充填される。まて、シーリング剤貯留部と流路部材とは、筐体と一体的に構成されている。したがって、シーリング剤貯留部を筐体に装填する必要がなく、シーリング・ポンプアップ装置を簡単に構成することができる。また、一体的な構成であることから接合部が吐出口付近に形成されていないので、吐出されたシーリング剤の漏れを防止することができる。 In the sealing / pump-up device configured as described above, a filling port for filling the sealing agent in the sealing agent reservoir is formed, and the sealing agent is filled from this filling port. The sealing agent reservoir and the flow path member are configured integrally with the housing. Therefore, it is not necessary to load the sealing agent reservoir in the housing, and the sealing / pump-up device can be easily configured. Moreover, since it is an integral structure, since the junction part is not formed in the vicinity of the discharge port, leakage of the discharged sealing agent can be prevented.
請求項2に記載のシーリング・ポンプアップ装置は、前記ポンプアップユニットが、前記筐体とは別体とされていること、を特徴とする。 The sealing / pump-up device according to claim 2 is characterized in that the pump-up unit is separated from the casing.
このように、加圧空気を供給するための空気供給手段を含んで構成されたポンプアップユニットを別体とすることにより、シーリング剤貯留部側を取り替えて、繰り返しポンプアップユニットを使用することができる。 In this way, by making the pump-up unit configured to include the air supply means for supplying pressurized air as a separate body, it is possible to replace the sealing agent reservoir and use the pump-up unit repeatedly. it can.
請求項3に記載のシーリング・ポンプアップ装置は、前記穿孔部材を前記シーリング剤収容室へ向かって押圧する押圧治具をさらに備え、前記穿孔部材は、前記エア流路内に嵌め込まれ、前記押圧治具で前記シーリング剤収容室側へ押圧されて前記シール部材を破り前記シーリング剤収容室へ押し出されること、を特徴とする。 The sealing / pump-up device according to claim 3, further comprising a pressing jig that presses the piercing member toward the sealing agent accommodation chamber, the piercing member being fitted into the air flow path, It is characterized by being pressed to the sealing agent storage chamber side by a jig to break the seal member and to be pushed out to the sealing agent storage chamber.
このように、押圧治具を用いて穿孔部材をシーリング剤収容室へ押し出すことにより、シール部材を破って吐出口とシーリング剤流路及びエア流路と、を連通させることができる。 In this way, by pushing the perforating member into the sealing agent storage chamber using the pressing jig, the sealing member can be broken to allow the discharge port, the sealing agent passage, and the air passage to communicate with each other.
本発明によれば、シーリング剤貯留部、シーリング剤流路、及び、エア流路が、筐体と一体的に構成されているので、シーリング剤貯留部を筐体に装填する必要がなく、シーリング・ポンプアップ装置を簡単に構成することができる。 According to the present invention, since the sealing agent reservoir, the sealing agent flow path, and the air flow path are integrally formed with the casing, there is no need to load the sealing agent reservoir in the casing. -The pump-up device can be easily configured.
以下、本発明の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置について説明する。 Hereinafter, a sealing / pump-up device according to an embodiment of the present invention will be described.
(シーリング・ポンプアップ装置の構成)
図1には、本発明の実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置10が示されている。シーリング・ポンプアップ装置10は、自動車等の車両に装着された空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際、そのタイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修するものである。
(Configuration of sealing / pump-up device)
FIG. 1 shows a sealing / pump-up
図1に示されるように、シーリング・ポンプアップ装置10は、シーリング剤ユニット12及びポンプアップユニット14を備えている。シーリング剤ユニット12とポンプアップユニット14とは別体とされ、不図示の係合部材で互いに接合可能とされている。
As shown in FIG. 1, the sealing / pump-up
ポンプアップユニット14は、外殻部として箱状のケーシング20を備えており、ケーシング20正面側は、開閉可能な扉20Aとされている。このケーシング20の内部には、モータ、エアコンプレッサ、電源回路、制御基板等(いずれも不図示)が配置されている。エアコンプレッサには、耐圧ホース64(図3参照)が接続されている。また、ケーシング20の内部には、電源回路からユニット外部へ延出する電源ケーブル22が備えられている。この電源ケーブル22の先端部に設けられたプラグ24を、例えば、車両に設置されたシガレットライターのソケットに差込むことにより、車両に搭載されたバッテリにより電源回路を通してモータ等へ電源が供給可能になる。さらに、ケーシング20の内部には、ジョイントホース60が備えられている。ジョイントホース60は、一端が後述する液剤ホース接続部41の先端部のニップル41Aに接続される。ジョイントホース60の他端には、タイヤ100のタイヤバルブ102に着脱可能に接続されるバルブアダプタ62が設けられている。
The pump-up
ケーシング20の上部には、作動スイッチ66、及び、圧力ゲージ68が配置されている。作動スイッチ66は、シーリング・ポンプアップ装置10の作動及び停止を支持するためのスイッチである。圧力ゲージ68は、ジョイントホース60に接続されており、タイヤ100の内圧を計測可能とされている。
An
なお、ポンプアップユニット14は、そのエアコンプレッサにより修理すべきタイヤ100(図2参照)の種類毎に規定された指定圧よりも高圧(例えば、300kPa以上)の圧縮空気を発生可能とされている。
The pump-
図3に示されるように、シーリング剤ユニット12は、筐体30、シーリング剤貯留部32、蓋部材34、流路部材40、穿孔部材44、及び、押圧治具46を備えている。
As shown in FIG. 3, the
筐体30は、シーリング剤ユニット12の外殻部を構成する。シーリング剤貯留部32は、筐体30と一体的に構成され、シーリング剤ユニット12の外殻部を構成する部分は筐体30と共通とされている。
The
シーリング剤貯留部32の内部には、シーリング剤Sを収容可能なシーリング剤収容室34が構成されている。シーリング剤貯留部32の上部は開放されており、シーリング剤Sを充填するための充填口35が構成されている。シーリング剤貯留部32の充填口側の外面には、蓋部材34を螺合可能な雄ねじ35Nが形成され、シーリング剤貯留部32の上端面には、環状の溝33Aが構成されている。シーリング剤Sを充填する時には、蓋部材34を取り外して充填口35を開放し、充填完了後に蓋部材34で充填口35を閉鎖する。溝33Aには、Oリング33が嵌め込まれている。Oリング33により、蓋部材34とシーリング剤貯留部32との間のシールが行われる。シーリング剤貯留部32の下部には、シーリング剤Sを吐出するための吐出口36が構成されている。
A sealing
吐出口36は、上側のシーリング剤収容室34を構成する部分よりも小径とされ、シーリング剤収容室34側から吐出口36を塞ぐようにシール部材38で覆われている。シール部材38としてはアルミシールなどを用いることができる。シール部材38は、その外周縁部が吐出口36の外側のシーリング剤収容室34側に接着等により全周に亘って固着されている。
The
蓋部材34は、円板状とされて充填口35閉鎖する蓋部34A、及び、蓋部34Aの外周から下側に突出され、内側に雄ねじ35Nと螺合する雌ねじ34Nが形成された環状の係合部34Bで構成されている。
The
シーリング剤収容室34には、シーリング・ポンプアップ装置10により修理すべきタイヤ100の種類、サイズ等に応じた規定量(例えば、200g〜400g)よりも若干多めのシーリング剤Sが充填されている。シーリング剤Sの装填は、蓋部材34を取り外し、充填口35から直接行うことができる。このように、筐体30内に構成されたシーリング剤収容室34へ直接シーリング剤Sを充填できるので、一旦ボトル等へシーリング剤を充填した後にボトルを筐体内にセットする必要がない。
The sealing
なお、本実施形態においては、空間を設けることなくシーリング剤Sが隙間無く充填されているが、シーリング剤Sの酸化、窒化等による変質を防止するため、出荷時にAr等の不活性ガスをシーリング剤Sと共にシーリング剤収容室34へ若干量封入するようにしても良い。
In this embodiment, the sealing agent S is filled without a space without providing a space. However, in order to prevent alteration of the sealing agent S due to oxidation, nitridation, etc., an inert gas such as Ar is sealed at the time of shipment. A small amount may be enclosed in the sealing
シーリング・ポンプアップ装置10では、シーリング剤収容室34内のシーリング剤Sが自重により、シール部材38を加圧した状態となる。
In the sealing / pump-up
シーリング剤貯留部32の吐出口36よりも下側には、吐出口36と連通するシーリング剤流路45、及び、吐出口36と連通するエア流路42、を構成する流路部材40がシーリング剤貯留部32と一体的に形成されている。流路部材40は円柱状とされ、筐体30の底部と一体的に連結されている。
Below the
なお、筐体30、シーリング剤貯留部32、及び流路部材40は、PP、PE等の樹脂材料により成形することができる。
In addition, the housing | casing 30, the sealing
流路部材40の側壁には、側壁から径方向外側に突出された液剤ホース接続部41が形成され、液剤ホース接続部41と逆側にはエア接続部43が形成されている。液剤ホース接続部41の先端部には、ニップル41Aが取り付けられている。エアホース接続部43の先端部には、ニップル43Aが取り付けられている。ニップル41Aには、ジョイントホース60が接続され、ニップル43Aには、コンプレッサからの加圧空気を供給する耐圧ホース64が接続される。
On the side wall of the
シーリング剤流路45は、流路部材40の上端面から下方に向かって形成され、液剤ホース接続部41の高さ位置で屈曲されて液剤ホース接続部41の先端方向へ向かい、流路部材40の上端面から液剤ホース接続部41の先端面までを貫通するように形成されている。
The sealing
エア流路42は、縦エア流路42A及び横エア流路42Bで構成されている。縦エア流路42Aは、流路部材40の上端面から下方に向かって筐体30の底面までを貫通するように形成されている。横エア流路42Bは、エアホース接続部43の先端面から水平方向に縦エア流路42Aへ向かって形成され、縦エア流路42Aと連通されている。
The
穿孔部材44は、栓部44A、及び、穿孔部44Bを備えている。栓部44Aは、縦エア流路42Aに挿入可能な円柱状とされ、周方向に2本の溝部44Cが形成されてOリング44Oが嵌め込まれている。栓部44Aは、縦エア流路42Aに吐出口36側から挿入されている。1本のOリング44Oは横エア流路42Bよりも上側に配置され、他方のOリング44Oは横エア流路42Bよりも下側に配置されている。
The piercing
穿孔部材44の穿孔部44Bは、栓部44Aの一端に設けられ栓部44Aよりも大径とされている。穿孔部44Bの先端には、シール部材38を突き破りやすくするための刃44Hが複数形成されている。穿孔部材44は、シール部材38と縦エア流路42Aとの間に構成される段部47に配置されている。
The piercing portion 44B of the piercing
押圧治具46は、円柱状の挿入部47と、挿入部47の一端部(底部)に形成され挿入部47よりも大径とされた円板状のベース部48を備えている。挿入部47には、その先端面からベース部48側に向けて延び、中間部で側面に向かって屈曲して構成され、側面に開口49Aを構成する治具連通路49が形成されている。
The
挿入部47の径は、縦エア流路42A−りもわずかに小さい径とされ、縦エア流路42Aへ挿入可能とされている。挿入部47の長さは、縦エア流路42Aの全路長とほぼ等しい長さとなっている。これにより、押圧治具46の挿入部47全体が縦エア流路42A内へ下側から挿入されると、図4に示されるように、穿孔部材44がシーリング剤収容室34へ押し出される。
The diameter of the
図4に示すように、治具連通路49の一端(挿入部47の側面側)の開口49Aは、挿入部47全体が縦エア流路42A内へ挿入された状態において、横エア流路42Bと連通される位置に形成されている。これにより、横エア流路42Bは、治具連通路49を介してシーリング剤収容室34と連通される。
As shown in FIG. 4, the
挿入部47の開口49Aよりも上側と下側には、周方向に一対の溝部47Aが形成され、Oリング47Oが各々に嵌め込まれている。挿入部47全体が縦エア流路42B内へ挿入された状態において、一対のOリング47Oのうちの1本は横エア流路42Bよりも上側に配置され、他方は横エア流路42Bよりも下側に配置される。
A pair of
(シーリング・ポンプアップ装置の作用)
次に、本実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置10を用いてパンクしたタイヤ100を修理する作業手順を説明する。
(Operation of sealing / pump-up device)
Next, an operation procedure for repairing the punctured
タイヤ100にパンクが発生した際には、先ず、作業者は、図2に示すように、ジョイントホース60のバルブアダプタ62をタイヤ100のタイヤバルブ102にねじ止めする。
When puncture occurs in the
次いで、作業者は、押圧治具46の挿入部47をシーリング・ポンプアップ装置10の縦エア流路42Aに下側から挿入する。すると、穿孔部材44の栓部44Aの底側が押圧治具46に押されて、穿孔部材44が吐出口36側へ移動し穿孔部44Bがシール部材38に突き当たる。さらに押圧治具46を押し込むと、シール部材38は穿孔部44Bによって突き破られて、穿孔部材44がシーリング剤収容室34へ進入する。さらに、押圧治具46のベース部48を筐体30へ突き当てて、挿入部47の全体を完全に挿入すると、穿孔部材44の栓部44Aが縦エア流路42Aから抜け出てシーリング剤収容室34内へ放出される。
Next, the operator inserts the
押圧治具46は、縦エア流路42A内に留まる。そして、横エア流路42B2が治具連通路49を介してシーリング剤収容室34と連通され、コンプレッサからの加圧空気をシーリング剤収容室34内へ送り込むことが可能となる。
The
一方、シーリング剤流路45は、シール部材38が破られたことにより、シーリング剤収容室34と連通される。
On the other hand, the sealing
この状態で、作業者は、作動スイッチ66をオンにする。これにより、ポンプアップユニット14が作動し、ポンプアップユニット14からの加圧空気が、耐圧ホース64及び治具連通路49を経てシーリング剤収容室34内へ供給される。加圧空気がシーリング剤収容室34内に供給されると、この加圧空気がシーリング剤収容室34内で上方へ浮上し、空気層を形成する。この空気層の空気圧によりシーリング剤Sは、吐出口36からシーリング剤流路45へ吐出され、液剤ホース接続部41、ジョイントホース60を経てタイヤ100内へ注入される。
In this state, the operator turns on the
シーリング剤収容室34内のシーリング剤Sが全て排出された後は、加圧空気がジョイントホース60を介してタイヤ100内へ注入される。
After all the sealing agent S in the sealing
作業者は、圧力ゲージ68によりタイヤ100の内圧が指定圧になったことを確認したならば、作動スイッチ66をオフにしてコンプレッサを停止し、バルブアダプタ62をタイヤバルブ102から取り外す。
When the operator confirms that the internal pressure of the
作業者は、タイヤ100の膨張完了後一定時間内に、シーリング剤Sが注入されたタイヤ100を用いて一定距離に亘って予備走行する。これにより、タイヤ100内部にシーリング剤Sが均一に拡散し、シーリング剤Sがパンク穴に充填されてパンク穴を閉塞する。予備走行完了後に、作業者は、タイヤ100の内圧を再測定し、必要に応じて再びジョイントホース60のバルブアダプタ62をタイヤバルブ102にねじ止めし、コンプレッサを再作動させてタイヤ100を規定の内圧まで加圧する。これにより、タイヤ100のパンク修理が完了し、このタイヤ100を用いて一定の距離範囲内で一定速度以下(例えば、80Km/h以下)での走行が可能になる。
The worker travels preliminarily for a certain distance using the
本実施形態のシーリング・ポンプアップ装置10によれば、筐体30とシーリング剤貯留部32とが一体的に構成されているので、筐体30内へ直接シーリング剤Sを充填することができる。したがって、シーリング剤の容器が筐体と別体とされている場合のように、シーリング剤を容器に充填した後に筐体内へ装着する必要がない。また、シーリング剤貯留部32と流路部材40とが一体的に構成されているので、シーリング剤収容室34とシーリング剤流路45とをの間に接合部がなく、接合部からのシーリング剤の漏れを防止することができる。
According to the sealing / pump-up
なお、本実施形態では、シーリング剤ユニット12とポンプアップユニット14とを別体にしたが、必ずしも別体とする必要はない。特に、別体とすることにより、シーリング剤貯留部側を取り替えて、繰り返しポンプアップユニット14を使用することができる。
In this embodiment, the sealing
10 シーリング・ポンプアップ装置
12 シーリング剤ユニット
20 ケーシング
30 筐体
32 シーリング剤貯留部
34 シーリング剤収容室
34 蓋部材
35 充填口
36 吐出口
38 シール部材
40 流路部材
41 液剤ホース接続部
41A ニップル
42 エア流路
42B 横エア流路
43 エアホース接続部
43 エア接続部
43A ニップル
44A 栓部
44B 穿孔部
44 穿孔部材
45 シーリング剤流路
46 押圧治具
49 治具連通路
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記筐体と一体的に構成され、シーリング剤を収容するシーリング剤収容室、前記シーリング剤を充填するための充填口、及び、前記シーリング剤を吐出するための吐出口が形成されたシーリング剤貯留部と、
前記充填口を閉鎖する蓋部材と、
前記吐出口を前記シーリング剤収容室側から覆って塞ぐシール部材と、
前記筐体と一体的に構成され、前記吐出口から吐出された前記シーリング剤を液剤ホースとの接続部へ導くシーリング剤流路、及び、圧縮空気の入り口となるエアホース接続部と連通され、前記圧縮空気を前記吐出口から前記シーリング剤収容室内へ導くエア流路、を構成する流路部材と、
前記シール部材を破って前記吐出口と前記シーリング剤流路及び前記エア流路と、を連通させる穿孔部材と、
前記圧縮空気を供給するための空気供給手段を含んで構成されたポンプアップユニットと、
を備えたシーリング・ポンプアップ装置。 A housing,
A sealant storage chamber that is configured integrally with the casing and that includes a sealant storage chamber for storing a sealant, a filling port for filling the sealant, and a discharge port for discharging the sealant. And
A lid member for closing the filling port;
A sealing member that covers and closes the discharge port from the sealing agent storage chamber side;
It is configured integrally with the casing, and communicates with a sealing agent flow path that guides the sealing agent discharged from the discharge port to a connecting portion with a liquid hose, and an air hose connecting portion that becomes an inlet of compressed air, A flow path member constituting an air flow path for guiding compressed air from the discharge port to the sealing agent accommodation chamber;
A perforating member that breaks the seal member to communicate the discharge port with the sealing agent passage and the air passage;
A pump-up unit configured to include air supply means for supplying the compressed air;
Sealing and pump-up device with
前記穿孔部材は、前記エア流路内に嵌め込まれ、前記押圧治具で前記シーリング剤収容室側へ押圧されて前記シール部材を破り前記シーリング剤収容室へ押し出されること、を特徴とする請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置。 A pressing jig for pressing the piercing member toward the sealing agent storage chamber;
The piercing member is fitted into the air flow path, pressed by the pressing jig toward the sealing agent storage chamber, breaks the seal member, and is pushed out to the sealing agent storage chamber. The sealing pump-up device according to 1.
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