JP2008179243A - バンパ位置決め構造 - Google Patents
バンパ位置決め構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008179243A JP2008179243A JP2007014039A JP2007014039A JP2008179243A JP 2008179243 A JP2008179243 A JP 2008179243A JP 2007014039 A JP2007014039 A JP 2007014039A JP 2007014039 A JP2007014039 A JP 2007014039A JP 2008179243 A JP2008179243 A JP 2008179243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- garnish
- spacer
- flange
- positioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
【解決手段】バンパ位置決め構造は、スペーサ60と、位置合わせ凹部と、掛け止め爪67と、バンパ40のフランジ42と、掛け止め孔44とからなる。スペーサは、サイドガーニッシュ32の端部32bのうち、バンパの端部41aに対向する対向面52に取付けられる。位置合わせ凹部は、スペーサの一端面61aと対向面との間に所定の間隔を有して形成される。掛け止め爪は、スペーサの一端面から対向面へ向かって突出し、対向面へ向かって付勢される。フランジは、バンパの端部から位置合わせ凹部に嵌合する。掛け止め孔は、フランジが位置合わせ凹部に嵌合されたときに、掛け止め爪に掛け止まるように、フランジに形成される。
【選択図】図4
Description
サイドガーニッシュ103は、車体101の前後方向に細長く形成され、後端部に縦壁状の位置決め壁部105を有する。位置決め壁部105は複数の位置決め孔106を有する。一方、リヤバンパ104における端部107は、位置決め壁部105に対向した、ストッパ片108を有する。ストッパ片108は、先端に尖部109を有している。尖部109は位置決め孔106に挿入するものである。
先ず、サイドアウタパネル102にサイドガーニッシュ103を取付ける。
次に、位置決め孔106に尖部109を挿入しながら、位置決め壁部105にストッパ片108を当てる。この結果、サイドガーニッシュ103に対してリヤバンパ104が位置決めされる。
次に、サイドガーニッシュ103に対するリヤバンパ104の位置決め状態を、仮保持する。仮保持しないと、サイドガーニッシュ103からリヤバンパ104が抜け落ちる。
最後に、仮保持されているリヤバンパ104を車体101に取付ける。
しかし、単に、位置決め孔106に掛け止め爪を掛け止めるだけでは、仮保持された状態が不安定である。サイドガーニッシュ103に対するリヤバンパ104の位置決め精度を維持した状態で、仮保持することはできない。このため、別の手段によって、リヤバンパ104の位置決め状態を、仮保持する必要がある。やはり、組付け工数が増す要因となる。
また、掛け止め爪は、スペーサの一端面から対向面へ向かって付勢された部材である。このため、対向面に対して直交する方向への外力がバンパに作用しても、掛け止め爪は外力の影響を受けない。掛け止め爪と掛け止め孔の掛け止め状態は、確実に維持される。従って、位置合わせ凹部に嵌合されたフランジは確実に抜け止めされる。
図1は、本発明に係るサイドガーニッシュを備えた車両を左側から見た斜視図である。図2は、図1に示された車両の左後部周りの斜視図である。
車体11を側方から見たときに、後部のホイールハウス21の一部は、リヤドア13における下辺部のコーナ側へ張り出している。リヤドア13のコーナには、ホイールハウス21の縁部に沿って円弧状に切り欠かれた円弧部を有する。
ドア用ガーニッシュ33は、下辺部に沿って配置された下辺部用ガーニッシュ34と、円弧部に沿って配置された円弧部用ガーニッシュ35とからなる、一体成形品である。ドア用ガーニッシュ33の後端部33aは、オーバーフェンダガーニッシュ32の前端部32aの近傍まで延びている。
図3は、図2に示されたサイドガーニッシュからバンパを外した状態の分解斜視図である。図4は、図3に示されたバンパ位置決め構造の分解斜視図である。図5は、図2の5−5線に沿った断面図である。図6は、図3に示されたサイドガーニッシュにスペーサを取付けた状態の斜視図である。図7は、図4に示されたスペーサの斜視図である。図8は、図2の8−8線に沿った断面図である。
図4に示すように、ガーニッシュ32の後端部32bとバンパ40の前端部41aは、車体11に臨む面が開放された、概ね樋形状(略コ字状断面、略U字状断面)に形成されている。
スペーサ本体61を一端面61a側から見たときに、複数の面位置合わせ部65と複数の掛け止め爪67とは、交互に配列されている。また、スペーサ本体61を一端面61a側から見たときに、複数の面位置合わせ部65と、複数のガーニッシュ径位置決め凸部66と、複数のバンパ径位置決め凸部68とは、同じ位相に配列されている。
先ず、図6に示すように、ガーニッシュ32の後端部32bにスペーサ60を取付ける。
次に、図6に示すように、サイドアウタパネル15にガーニッシュ32を取付ける。例えば、サイドアウタパネル15にスペーサ60を取付けることによって、サイドアウタパネル15にガーニッシュ32を取付けることができる。
なお、図4に示すように、必要に応じて、第2フランジ42にスリット42aを設ければ、前端部41aを弾性変形させることが、一層容易である。このようにすれば、位置合わせ凹部81に第2フランジ42を押し込む作業が、一層容易になる。
最後に、図9に示すように、バンパ40の他の部分を車体に取り付けて、作業を完了する。
本発明のバンパ位置決め構造は、図4〜図8に示すように、ガーニッシュ32の対向面52に取り付けられたスペーサ60と、スペーサ60の一端面61aと対向面52との間に所定の間隔h1を有して形成された位置合わせ凹部81と、スペーサ60の一端面61aから対向面52へ向かって突出するとともに対向面52へ向かって付勢された掛け止め爪67と、バンパ40の前端部41aから位置合わせ凹部81に嵌合するように延びる平板状の第2フランジ42と、第2フランジ42が位置合わせ凹部81に嵌合されたときに掛け止め爪67に掛け止まるように第2フランジ42に形成された掛け止め孔44とからなる。
また、掛け止め爪67は、スペーサ60の一端面61aから対向面52へ向かって付勢された部材である。このため、対向面52に対して直交する方向への外力がバンパ40に作用しても、掛け止め爪67は外力の影響を受けない。掛け止め爪67と掛け止め孔44の掛け止め状態は、確実に維持される。従って、位置合わせ凹部81に嵌合された第2フランジは確実に抜け止めされる。
しかも、図8に示すように、ガーニッシュ32の外表面32cに対して、バンパ40の外表面41cが合致したときに、掛け止め爪67が掛け止め孔44に掛け止まるように構成されている。
このため、ガーニッシュ32の外表面32cに対して、バンパ40の外表面41cを一層精度良く位置決めすることができる。
また、第2フランジ42は、図4に示すように連続した形状の他に、間欠した形状であってもよい。
Claims (3)
- 車体のサイドアウタパネルに取り付けられたサイドガーニッシュの端部に対して、バンパの端部を位置決めする、バンパ位置決め構造において、
前記サイドガーニッシュの端部のうち、前記バンパの端部に対向する対向面に取り付けられたスペーサと、
前記対向面と、この対向面に対向するように前記スペーサに有した一端面との間に、所定の間隔を有して形成された位置合わせ凹部と、
前記スペーサの一端面から前記対向面へ向かって突出するとともに、前記対向面へ向かって付勢された掛け止め爪と、
前記バンパの端部から前記位置合わせ凹部に嵌合するように延びている、平板状のフランジと、
このフランジが前記位置合わせ凹部に嵌合されたときに、前記掛け止め爪に掛け止まるように、前記フランジに形成された掛け止め孔と、
からなることを特徴としたバンパ位置決め構造。 - 前記位置合わせ凹部の間隔の大きさは、前記サイドガーニッシュの対向面に対して、前記バンパの端部が、接近する方向と離反する方向との、両方向に位置決めされる大きさに設定され、
前記スペーサは、全体が前記バンパの端部の内部に嵌合するように形成されるとともに、前記スペーサの径外方へ延びるバンパ径位置決め凸部を有しており、
このバンパ径位置決め凸部の先端は、前記サイドガーニッシュの外表面に対して、前記バンパの外表面が合致したときに、前記バンパの内周面が接するように形成され、
前記掛け止め爪は、前記サイドガーニッシュの外表面に対して、前記バンパの外表面が合致したときに、前記掛け止め孔に掛け止まるように形成されている、
ことを特徴とした請求項1記載のバンパ位置決め構造。 - 前記スペーサは、前記サイドアウタパネルにも取り付けられていることを特徴とした請求項1又は請求項2記載のバンパ位置決め構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007014039A JP4620692B2 (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | バンパ位置決め構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007014039A JP4620692B2 (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | バンパ位置決め構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008179243A true JP2008179243A (ja) | 2008-08-07 |
JP4620692B2 JP4620692B2 (ja) | 2011-01-26 |
Family
ID=39723485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007014039A Expired - Fee Related JP4620692B2 (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | バンパ位置決め構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4620692B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013129174A1 (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-06 | 日産自動車株式会社 | バンパー取付構造 |
JP2014108714A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Daihatsu Motor Co Ltd | バンパとサイドガーニッシュとの取付け構造 |
JP2015217699A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | トヨタ車体株式会社 | 車両のバンパカバー取付け構造 |
WO2016181534A1 (ja) * | 2015-05-13 | 2016-11-17 | 本田技研工業株式会社 | 車両の外装部品構造 |
CN115257610A (zh) * | 2022-07-26 | 2022-11-01 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种保险杠与运动套件飞翼组合结构及车辆 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6254073U (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-03 | ||
JPH11348693A (ja) * | 1998-06-09 | 1999-12-21 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車用合成樹脂部材の固定方法 |
JP2003118516A (ja) * | 2001-10-15 | 2003-04-23 | Honda Motor Co Ltd | バンパーの取付構造 |
JP2006088792A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Suzuki Motor Corp | リヤバンパの取付部構造 |
-
2007
- 2007-01-24 JP JP2007014039A patent/JP4620692B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6254073U (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-03 | ||
JPH11348693A (ja) * | 1998-06-09 | 1999-12-21 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動車用合成樹脂部材の固定方法 |
JP2003118516A (ja) * | 2001-10-15 | 2003-04-23 | Honda Motor Co Ltd | バンパーの取付構造 |
JP2006088792A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Suzuki Motor Corp | リヤバンパの取付部構造 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013129174A1 (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-06 | 日産自動車株式会社 | バンパー取付構造 |
CN104136280A (zh) * | 2012-02-28 | 2014-11-05 | 日产自动车株式会社 | 保险杠安装构造 |
JP2014108714A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Daihatsu Motor Co Ltd | バンパとサイドガーニッシュとの取付け構造 |
JP2015217699A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | トヨタ車体株式会社 | 車両のバンパカバー取付け構造 |
WO2016181534A1 (ja) * | 2015-05-13 | 2016-11-17 | 本田技研工業株式会社 | 車両の外装部品構造 |
CN115257610A (zh) * | 2022-07-26 | 2022-11-01 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种保险杠与运动套件飞翼组合结构及车辆 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4620692B2 (ja) | 2011-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5353212B2 (ja) | 運転席用エアバッグ装置の取付構造及びステアリングホイール | |
US9200676B2 (en) | Fitting structure of cylindrical member | |
JP5216059B2 (ja) | ホイールアーチ構造の組立方法 | |
US8979166B2 (en) | Fender panel mounting structure for vehicle | |
JP4005591B2 (ja) | バンパーフェイスの締結構造 | |
US20060202449A1 (en) | Cover for air bag device | |
JP4620692B2 (ja) | バンパ位置決め構造 | |
US10967808B2 (en) | Interior cover mount assembly | |
JP2009062019A (ja) | 車両用ドアのドアライニング | |
JP5262760B2 (ja) | 部品合わせ構造および部品合わせ方法 | |
JP2007314067A (ja) | ピラーガーニッシュの上部合わせ構造 | |
CN113002465B (zh) | 外装部件的连接构造 | |
JP4342238B2 (ja) | 車両用内装部品の接合取付け構造 | |
JP5737150B2 (ja) | 自動車用ドアトリムの取付構造 | |
JP2010115985A (ja) | 自動車のシール部材 | |
JP2013103687A (ja) | 自動車用ドアトリムの取付構造 | |
JP2007106241A (ja) | ルーフレールの取り付け構造及びルーフレールの取り付け方法 | |
JP6256759B2 (ja) | メータークラスターの取り付け構造 | |
JP6472736B2 (ja) | ウインドデフレクタの取付構造 | |
JP5315541B2 (ja) | 車両用インストルメントパネルの取付構造 | |
JP5926174B2 (ja) | ディビジョンバー取付構造 | |
JP2007253747A (ja) | 自動車用部品の結合装置 | |
JP4069001B2 (ja) | エネルギー吸収部材の取付構造 | |
JPH106891A (ja) | バンパカバーとラジエータグリルの結合構造 | |
JP5988803B2 (ja) | 車両のバンパ取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20100720 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20100818 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101026 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101028 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |