JP2008177861A - Speaker unit - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、薄型テレビの裏側又は側面に取り付けてオーディオ信号の音声再生を行うスピーカ装置に関するものである。 The present invention relates to a speaker device that is attached to the back or side of a flat-screen television and reproduces audio signals.
近年、奥行きのあるCRTディスプレイを搭載するテレビ(表示装置)に代わって、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイパネル(PDP)を装備するテレビが普及し始めている。これらのディスプレイは、画面の大きさに比べ奥行きが小さく薄型の構造にできる。
このようなテレビの音声は、内蔵スピーカ装置又は外付けのスピーカ装置で再生されることになるが、内蔵スピーカ装置の場合はディスプレイとの相互位置関係により内蔵場所が決定される。薄型ディスプレイによりテレビ本体は薄型になるのでスピーカ装置の内蔵場所の制約が大きくなり、奥行きは当然小さく、スペースの制約から縦と横の寸法も余裕を持って決められない。また、ディスプレイを納めた外装寸法(正面から見た寸法)も、できるだけ小さくすることが求められているのが現状である。
CRTディスプレイを内蔵する従来のテレビは、スピーカ装置を奥行き方向に配置するものがあり、例えば、特許文献1及び特許文献2に示すものがあった。特許文献1のスピーカ装置は、スピーカを2箇所に内蔵し、一方のスピーカは、フロントスピーカとしてコーン形スピーカを設置し、そこから出た音は前方に開口するホーン状の音道を経て導かれ、他方のスピーカは、上部スピーカとして上向きに開口する全方位性のコーン形スピーカであった。また、特許文献2のスピーカ装置は、テレビの両サイドにコーン形スピーカと扁平なホーン状音道で構成されていた。
In recent years, televisions equipped with a liquid crystal display or a plasma display panel (PDP) have started to spread in place of televisions (display devices) equipped with a deep CRT display. These displays can be made thin with a small depth compared to the size of the screen.
Such TV sound is reproduced by a built-in speaker device or an external speaker device. In the case of a built-in speaker device, the built-in location is determined by the mutual positional relationship with the display. A thin display makes the TV main body thin, so that the restriction on the location of the speaker device is large, the depth is naturally small, and the vertical and horizontal dimensions cannot be determined with sufficient space due to space restrictions. In addition, at present, it is required to make the exterior dimensions (dimensions as viewed from the front) in which the display is accommodated as small as possible.
Some conventional televisions having a built-in CRT display have speaker devices arranged in the depth direction. For example, there are those shown in
従来のスピーカ装置は以上のように構成され、ディスプレイ前面の幅の狭い箇所から音を放射させる構造を採っているが、幅の狭い箇所から音を放射させるために、奥行き方向(または上下方向)に大きな寸法を確保しなければならない構造のものであり、更には、スピーカユニット自体が奥行きのあるコーン形スピーカを採用している。従って、従来のスピーカ装置は薄型テレビディスプレイに搭載することは困難、或いは、かなり制約が出ることになり、表示装置の奥行きが小さい場合にスピーカ装置を設置することができないという課題があった。 The conventional speaker device is configured as described above and has a structure in which sound is emitted from a narrow part on the front surface of the display. In order to emit sound from a narrow part, the depth direction (or vertical direction) is used. In addition, the speaker unit itself employs a cone-shaped speaker having a depth. Therefore, it is difficult to mount the conventional speaker device on a thin television display, or there is a problem that the speaker device cannot be installed when the depth of the display device is small.
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、表示装置の奥行きが小さい場合でも設置可能なスピーカ装置を得ることを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object thereof is to obtain a speaker device that can be installed even when the depth of a display device is small.
この発明に係るスピーカ装置は、矩形の振動板を有する複数のスピーカと、複数のスピーカを内蔵し、複数のスピーカからの音を放射するスリット状の放音孔を開口する開口面を有するキャビネットとを備え、キャビネットの開口面に対する奥行きの寸法が装着される表示装置の奥行きの寸法以下であること、又は上記キャビネットの開口面の横幅の寸法が表示装置の奥行きの寸法から表示装置を構成するディスプレイの奥行きの寸法を除いた寸法以下であるものである。 A speaker device according to the present invention includes a plurality of speakers having a rectangular diaphragm, a cabinet having a plurality of speakers and an opening surface that opens slit-like sound emission holes that radiate sound from the plurality of speakers. A display whose depth dimension with respect to the opening surface of the cabinet is equal to or smaller than the depth dimension of the display device to be mounted, or whose horizontal width dimension of the opening surface of the cabinet constitutes the display device from the depth dimension of the display device The dimension is less than the dimension excluding the depth dimension.
この発明によれば、表示装置の奥行きが小さい場合でも設置可能なスピーカ装置を得るができるという効果を奏する。 According to the present invention, it is possible to obtain a speaker device that can be installed even when the depth of the display device is small.
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による薄型テレビの斜視図である。薄型テレビ1は、ディスプレイ10と、スピーカ装置20により構成され、スピーカ装置20は、主スピーカ21と、副スピーカ22と、主スピーカ21と副スピーカ22を収納するキャビネット23と、キャビネット23に穿孔された放音孔24により構成され、放音孔24が開口するキャビネット23の面を開口面27とする。
図2は実施の形態1による薄型テレビの断面図であり、スピーカ装置20は、駆動するために増幅器30を接続コード31で接続し、薄型テレビ1の奥行きの寸法はL1であり、ディスプレイ10の奥行きの寸法はL2である。
図3はこの発明の実施の形態1によるスピーカ装置の斜視図であり、キャビネット23の開口面27に対する奥行きの寸法はL3であり、開口面27の横幅の寸法はL4である。
An embodiment of the present invention will be described below.
FIG. 1 is a perspective view of a flat-screen television according to
FIG. 2 is a cross-sectional view of the flat-screen television according to the first embodiment. In the
FIG. 3 is a perspective view of the speaker device according to
ここで主スピーカ21及び副スピーカ22は、全面駆動型スピーカ、静電型スピーカ、圧電型スピーカ等の奥行きの小さな扁平なスピーカであり、主スピーカ21及び副スピーカ22の厚さは10mm程度であり、従来使用しているコーン形スピーカに比べて薄く、スピーカ全体の容積を小さくすることができる。
Here, the
キャビネット23は、主スピーカ21及び副スピーカ22を内蔵し、主スピーカ21及び副スピーカ22の音を放射するスリット状の放音孔24を開口する開口面27を有し、ディスプレイ10の両サイドに取り付ける。例えば図1に示すように中央両サイドに取り付けることができ、また上辺両サイドや下辺両サイドにも取り付けることも可能である。実施の形態1のキャビネット23は、キャビネット23の開口面27に対する奥行きの寸法L3が装着される薄型テレビ1の奥行きの寸法L1以下である。開口面27と平行なキャビネット23の断面形状は、長方体、円形、楕円形、多角形等どのような構造でも可能である。キャビネット23の開口面27は、薄型テレビ1の前面,側面,背面の少なくともいずれかの方向に向くように取り付けることができる。放音孔24はキャビネット23にある細長いスリット状の孔であり、主スピーカ21及び副スピーカ22からの音が放射される。
The
図3に示すように、主スピーカ21をキャビネット23内の側面28又は側面29に密着させれば、キャビネット23自体の開口面27の横幅の寸法L4を小さくすることができ、薄型テレビ1の両サイドに装着しても薄型テレビ1の横幅を大きくすることを抑えることができる。また、主スピーカ21及び副スピーカ22の縦横比を自由に設定することにより、主スピーカ21や副スピーカ22は薄型テレビ1の奥行きの寸法L1やキャビネット23の開口面27に対する奥行きの寸法L3に合わせた構造にすることができる。
As shown in FIG. 3, when the
またキャビネット23は、主スピーカ21と副スピーカ22を納め、ディスプレイ10の両サイドに取り付けており、音は細長いスリット状の放音孔24から放射される。
2つのスピーカで構成されるスピーカ装置20は、主スピーカ21と副スピーカ22の協調動作によって放音孔24から放射される音の状態を制御することができる。例えば、図1と図2における主スピーカ21はキャビネット23の側面に装着され、副スピーカ22はキャビネット23の後面に装着されている。その構成において、放音孔24に近い主スピーカ21の音が主体となって放射されるが、後面装着の副スピーカ22の音が(図2の左から右へ)伝搬することによって、主スピーカ21の音を増強し放音孔24から出る音を拡げたり、伝搬過程での音の位置変化により放射方向も変えることが可能となる(図2では、音の方向が視聴者に向いている例を示している)。図1と図2では増幅器30で駆動する主スピーカ21と副スピーカ22に与える信号は同じとし、上記の効果はスピーカやキャビネット構成(構造)が主要因となる音伝搬性状によって得ている。
The
The
これに対して、電気的な手段によって音場を制御することも可能である。その例を図4、図5、図6によって説明する。図4はこの発明の実施の形態1による処理回路の接続図であり、図5はこの発明の実施の形態1による別の処理回路の接続図であり、図6はこの発明の実施の形態1による処理回路の位相特性を示す図である。 On the other hand, the sound field can be controlled by electric means. Examples thereof will be described with reference to FIGS. 4, 5, and 6. 4 is a connection diagram of a processing circuit according to the first embodiment of the present invention, FIG. 5 is a connection diagram of another processing circuit according to the first embodiment of the present invention, and FIG. 6 is a first embodiment of the present invention. It is a figure which shows the phase characteristic of the processing circuit by.
図4において、接続コード31の副スピーカ22側に処理回路40を接続するものである。処理回路40は、コンデンサ、コイル、抵抗等の受動素子で構成することにより設計が簡単で安価であり、機能としては、信号のレベル(振幅)は位相を変化させたり、さらには、帯域制限用のフィルターとすることもできる。
図5では、主スピーカ21側にも処理回路41を接続するものであり、図4と同等またはそれ以上の機能を持たせることができる。
図6は、コンデンサ1個、コイル1個、オールパスフィルタをそれぞれ接続した場合の位相特性を表す図であり、主スピーカ21または副スピーカ22を一つの抵抗(R)とした場合の特性である(コイルとコンデンサはスピーカに直列接続)。例えば、静電容量がCのコンデンサを接続した場合の特性が42の曲線であり、接続しないときに対する接続したときの位相差は1/(ωCR)(radian)である。低域から高域に周波数が変化すると、進相状態から0に変化する。インダクタンスがLのコイルの場合は、位相差−ωL/R(radian)の43の特性となり、低域から高域にかけて0から遅相状態になる。コンデンサとコイルの場合は、信号レベルには周波数依存性が存在し、コンデンサでは低域のレベルが低下し、コイルでは高域のレベルが低下する。図6のもう一つの特性44はオールパスフィルタ(All-pass filter)の場合であり、位相は±π(radian)で変化するが、信号レベルは変化しないものである。以上、処理回路に使う素子を適当に選ぶことによって、周波数帯域に合わせて位相やレベルを設定することができる。これにより、放射音のコントロールができるようになる。
In FIG. 4, the
In FIG. 5, the
FIG. 6 is a diagram showing the phase characteristics when one capacitor, one coil, and an all-pass filter are connected to each other, and shows the characteristics when the
以上のように、実施の形態1によれば、矩形の振動板を有する主スピーカ21,副スピーカ22と、主スピーカ21,副スピーカ22を内蔵し主スピーカ21,副スピーカ22からの音を放射するスリット状の放音孔24を開口する開口面27を有するキャビネット23とを備え、キャビネット23の開口面27に対する奥行きの寸法L3が装着される薄型テレビ1の奥行きの寸法L1以下であることにより、奥行きが小さいスペースにも設置可能なスピーカ装置20を得ることができるという効果を奏する。
As described above, according to the first embodiment, the
また、実施の形態1によれば、主スピーカ21,副スピーカ22のうち少なくとも1つは、受動素子から構成される処理回路が接続されていることにより、処理回路に使う素子を適当に選ぶことによって、周波数帯域に合わせて位相やレベルを設定することができ、これにより、放射音のコントロールができるという効果を奏する。
Further, according to the first embodiment, at least one of the
また、実施の形態1によれば、主スピーカ21,副スピーカ22として、全面駆動型スピーカ,静電型スピーカ,圧電型スピーカの少なくともいずれか一つを用いることにより、奥行きが小さいスペースにも設置可能なスピーカ装置20を得ることができるという効果を奏する。
Further, according to the first embodiment, as the
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2による薄型テレビの断面図である。
図7で示すように実施の形態2は、実施の形態1と同様のスピーカ装置20であるが、実施の形態1のスピーカ装置20は開口面27が薄型テレビ1の前面になるように取り付けられているが、実施の形態2のスピーカ装置20は開口面27が薄型テレビ1の側面になるように取り付けられている。実施の形態2の開口面27は、薄型テレビ1の側面に取り付けられているが、放音孔24がスリット状に細長く開口しているので、矩形開口でも寸法の小さいスリット幅方向には広い指向性となり、薄型テレビ1正面でも十分な音量が得られる。キャビネット23の開口面27の短辺は薄型テレビ1の奥行きと同じ方向であるので、キャビネット23は薄型テレビ1の側端面から内側にずらして取り付けることができ、さらに、ディスプレイ10の背面に近くに配置、或いは、密着させることができるので、キャビネット23の取り付けの自由度が増す。また実施の形態2のキャビネット23の開口面27の横幅の寸法L4が装着される薄型テレビ1の奥行きの寸法L1からディスプレイ10の奥行きの寸法L2を除いた寸法以下である。
Embodiment 2. FIG.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a flat-screen television according to Embodiment 2 of the present invention.
As shown in FIG. 7, the second embodiment is a
実施の形態1は放音孔24が薄型テレビ1の前面に、実施の形態2は放音孔24が薄型テレビ1の側面に開口しているが、例えば、実施の形態1のスピーカ装置20の開口面27を薄型テレビ1の背面側に向けることにより、スピーカ装置20の放音孔24が薄型テレビ1の背面に開口することも可能である。
In the first embodiment, the
この実施の形態2においても、主スピーカ21と副スピーカ22とで構成すること、処理回路も実施の形態1と同様に接続できること、により実施の形態1と同様の音場制御の効果を得ることができる。
Also in the second embodiment, the configuration of the
以上のように、実施の形態1によれば、矩形の振動板を有する主スピーカ21,副スピーカ22と、主スピーカ21,副スピーカ22を内蔵し主スピーカ21,副スピーカ22からの音を放射するスリット状の放音孔24を開口する開口面27を有するキャビネット23とを備え、キャビネット23の開口面27の横幅の寸法L4が薄型テレビ1の奥行きの寸法L1から表示装置を構成するディスプレイ10の奥行きの寸法L2を除いた寸法以下であることにより、奥行きが小さいスペースにも設置可能なスピーカ装置20を得ることができるという効果を奏する。
As described above, according to the first embodiment, the
また、実施の形態2によれば、キャビネット23の開口面27が、薄型テレビ1の前面,側面,背面のいずれかの方向に向くように取り付けられることにより、薄型テレビ1の奥行きの寸法L1が小さい場合でも設置可能なスピーカ装置20を得ることができるという効果を奏する。
Moreover, according to Embodiment 2, the dimension L1 of the depth of the
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3によるスピーカ装置の断面図である。
図8に示すように実施の形態3は、実施の形態1のスピーカ装置20を変形したものあり、放音孔24近傍の断面積を絞ったキャビネット23の構造であり、キャビネット23の奥行き方向と垂直方向の開口面27側の断面積が、開口面27と相対するキャビネット23の奥側の面の断面積に比べて小さい。図8(A)の副スピーカ22は実施の形態1と同様に主スピーカ21と垂直の関係になるように配置された構造であり、図8(B)の副スピーカ22は放音孔24側に取り付けられた構造である。これらの構造にすれば、放音孔24近傍の横幅が小さいために、スピーカ装置20を取り付ける場合、薄型テレビ1の横幅を減少させることができる。
Embodiment 3 FIG.
FIG. 8 is a sectional view of a speaker device according to Embodiment 3 of the present invention.
As shown in FIG. 8, the third embodiment is a modification of the
以上のように、実施の形態3によれば、キャビネット23の奥行き方向と垂直方向の開口面27側の断面積が、開口面27と相対するキャビネット23の奥側の面の断面積に比べて小さくすることにより、放音孔24近傍の横幅が小さいために、スピーカ装置20を取り付ける場合、奥行きが小さいスペースにも設置可能なスピーカ装置20を得ることができるという効果を奏し、また薄型テレビ1の横幅を減少させることができるという効果を奏する。
As described above, according to the third embodiment, the sectional area of the opening
実施の形態4.
図9は、この発明の実施の形態4によるスピーカ装置の断面図である。
図9に示すように実施の形態4は、キャビネット23が放音孔を有する複数の空室を有し、主スピーカ21と副スピーカ22を別の空室に収納してそれぞれの放音孔24,放音孔25から音を放射する構造である。独立した放音孔24,放音孔25が隣接して開口することにより、放射音制御をより確実に行うことができる。また放音孔24,放音孔25がスリット状であれば、2個開口しても横幅は増大することはない。
Embodiment 4 FIG.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a speaker device according to Embodiment 4 of the present invention.
As shown in FIG. 9, in the fourth embodiment, the
以上のように、実施の形態4によれば、主スピーカ21と副スピーカ22がキャビネット23内で個別の放音孔を有する空室に納められ、独立した放音孔24,放音孔25が隣接して開口することにより、奥行きが小さいスペースにも設置可能なスピーカ装置20を得ることができるという効果を奏し、また放射音制御をより確実に行うことができるという効果を奏する。
As described above, according to the fourth embodiment, the
実施の形態5.
図10はこの発明の実施の形態5によるスピーカ装置の断面図であり、図11はこの発明の実施の形態5による別のスピーカ装置の断面図である。
図10と図11で示すスピーカ装置20では、主スピーカ21と副スピーカ22を一辺で接するようにして例えば直角に配置している。図10では一つの放音孔24から主スピーカ21と副スピーカ22の音を放射させ、図11では二つの放音孔24,25から放射させている。図11では、主スピーカ21や副スピーカ22がキャビネット23内部の仕切りにすることを兼ねており、副スピーカ22の前面放射音或いは背面放射音を使って放音孔から音を放射する。図11(A)は、副スピーカ22の前面と背面の双方の音を使うものである。当然、片方だけの音を使う構成も可能であり、その場合は放音孔25側の音を使えばよい。図11(B)は、図11(A)の変形であり、特に放音孔25側へは音道26で導く構造を形成している。
Embodiment 5. FIG.
FIG. 10 is a cross-sectional view of a speaker device according to Embodiment 5 of the present invention, and FIG. 11 is a cross-sectional view of another speaker device according to Embodiment 5 of the present invention.
In the
以上のように、実施の形態5によれば、主スピーカ21と副スピーカ22を一辺で接するように構造することにより、奥行きが小さいスペースにも設置可能なスピーカ装置20を得ることができるという効果を奏する。
As described above, according to the fifth embodiment, the structure in which the
実施の形態1−5のスピーカ装置20は、実施の形態5の図11のスピーカ装置20を除いて、キャビネット22に収納する主スピーカ21,副スピーカ22の主に前面から放射される音を利用しているが、主スピーカ21または副スピーカ22の裏面から放射される音に対しては、主スピーカ21または副スピーカ22裏面に小容積の密閉空室を構成して裏面から放射されない構造にするか、放射されても放音孔23から出て行く音に影響を与えないキャビネット構造を用いて、薄型テレビ1外部や放音孔24に及ぶ音を小さくなるようにすればよい。
The
また、使用するスピーカは2個の実施の形態について述べたが、スピーカ個数が多いほど音放射を制御しやすくなり、種々の構成、構造を実現できる。 In addition, although two embodiments of the speakers to be used have been described, sound emission can be controlled more easily as the number of speakers increases, and various configurations and structures can be realized.
1 薄型テレビ、10 ディスプレイ、20 スピーカ装置、21 主スピーカ、22副スピーカ、23 キャビネット、24,25 放音孔、26 音道、27 開口面、28,29 側面、30 増幅器、31 接続コード、40,41 処理回路、L1 薄型テレビの奥行きの寸法、L2 ディスプレイの奥行きの寸法、L3 キャビネットの開口面に対する奥行きの寸法、L4 開口面の横幅の寸法。
DESCRIPTION OF
Claims (8)
上記複数のスピーカを内蔵し、上記複数のスピーカからの音を放射するスリット状の放音孔を開口する開口面を有するキャビネットとを備え、
上記キャビネットの開口面に対する奥行きの寸法が装着される表示装置の奥行きの寸法以下であること、又は上記キャビネットの開口面の横幅の寸法が上記表示装置の奥行きの寸法から上記表示装置を構成するディスプレイの奥行きの寸法を除いた寸法以下であることを特徴とするスピーカ装置。 A plurality of speakers having rectangular diaphragms;
A cabinet including the plurality of speakers, and having an opening surface that opens a slit-like sound emitting hole that radiates sound from the plurality of speakers.
A display in which the depth dimension with respect to the opening surface of the cabinet is equal to or less than the depth dimension of the display device to be mounted, or the horizontal width dimension of the opening surface of the cabinet is configured from the depth dimension of the display device. The speaker device is characterized by having a dimension equal to or less than the dimension excluding the dimension of the depth.
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