JP2008162363A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トレッド踏面1のパターンセンタ域に、円周方向に連続して延びるセンタリブ2を設けるとともに、このセンタリブ2の両側から矢筈状に延在してトレッド踏面端に開口する複数対の傾斜溝3を設けてなる、方向性パターンを有するものにおいて、前記センタリブ2に、傾斜溝3に沿ってトレッド踏面端側へ突出する三角翼状の側方突部4aを円周方向に間隔をおいて形成するとともに、各側方突部4aの表面高さを、トレッド踏面端側に向けて漸次減少させ、円周方向での、それぞれの側方突部4aの形成部分間で、傾斜溝3にて区画されるリブ部分2aの両側域に、三角翼状側方突部4aの後縁8bと対応する位置から円周方向に遠去かるにつれて、表面高さおよび幅のそれぞれをともに漸減させた三角状凹部5aを形成してなる。
【選択図】図1
Description
なお、ここでいう空気は、窒素ガス等の不活性ガスその他に置換することも可能である。
なお、三角翼状の「側方突部」は、非対称トレッドパターンを考慮して、少なくとも一方につき、センタリブの幅中心位置から、トレッド踏面の側方側へ、トレッド踏面幅の1/8〜1/4の範囲内で突出させることができる。
また、「傾向的に円周方向に延びる」とは、トレッド円周方向への延在長さがトレッド幅方向への延在長さより長い延在態様をいうものとする。
すなわち、その平均角度が15°未満では、排水性能は向上するも、側方突部の剛性が低くなりすぎるおそれがあり、一方、50°を越えると、剛性は確保できても、所要の排水性能を発揮させ得なくなるおそれがある。
いいかえれば、平均角度が20°未満では、側方突部の剛性の低下が否めず、75°を越えると、逆に、排水性能の低下が否めない。
ところで、長辺部分と傾斜溝との平均挾角が5°未満では、製造上の困難、不具合等が発生するおそれが高く、一方、それが30°を越えると、三角状凹部を経た排水の、傾斜溝内の排水との交流部分に乱流が発生して、排水性能が低下するおそれがある。
また、長辺部分と短辺部分との平均挾角が10°未満では、三角状凹部の平面積が小さくなりすぎて排水性能が低下するおそれがあり、45°を越えると、短辺部分の延在方向がトレッド幅方向に近づきすぎることになって、これも排水性能が低下するおそれが生じることになる。
なお、タイヤの内部補強構造等は、一般的なラジアルタイヤのそれと同様であるので、図示を省略する。
ここで、各側方突部4aの、センタリブ2の幅中心位置からトレッド踏面1の側方側への突出量wは、トレッド踏面幅Wの1/8〜1/4の範囲内とすることができる。
なお、図示のこの三角状凹部5aは、三角翼状側方突部4aの後縁と対応する位置でリブ幅方向の最大幅dを有するものとする。
その結果を、表1に、従来タイヤをコントロールとして指数をもって示す。なお、この指数値は大きいほどすぐれた結果を示すものとした。
トレッド踏面幅(W)=225mm
リブ本体部分幅(w)=30mm
側方突部の前縁平均角度(α)=20°
側方突部の後縁平均角度(β)=45°
三角状凹部の長辺部分と傾斜溝との平均狭角(γ)=15°
三角状凹部の長辺部分と短辺部分との平均狭角(δ)=40°
傾斜溝全長の円周方向に対する平均角度=70°
傾斜溝の溝幅=2〜12mm
特許文献1に示される、図3(a)に示すトレッドパターンを有するものとした。
なお、タイヤのトレッド踏面幅は225mm、リブ幅は25mmとし、また、傾斜溝の平均角度は70°、傾斜溝の溝幅は7〜15mmとした。
◎比較例タイヤ
実施例タイヤから、側方突部および三角状凹部のそれぞれを省いた、図3(b)に示すトレッドパターンを有するものとした。
2 センタリブ
2a 本体部分
3 傾斜溝
4a 側方突部
5a 三角状凹部
6a 長辺部分
6b 短辺部分
8a 前縁
8b 後縁
9 傾斜陸部
9a 先細り鋭角部分
e トレッド踏面端
W トレッド踏面幅
w リブ本体部分幅
d 最大幅
α、β 平均角度
γ、δ 平均狭角
Claims (5)
- トレッド踏面のパターンセンタ域に、円周方向に連続して延びるセンタリブを設けるとともに、このセンタリブの両側から矢筈状に延在してトレッド踏面端に開口する複数対の傾斜溝を設けてなる、方向性パターンを有する空気入りタイヤにおいて、
前記センタリブに、傾斜溝に沿ってトレッド踏面端側へ突出する、三角翼状の側方突部を円周方向に間隔をおいて形成するとともに、各側方突部の表面高さを、トレッド踏面端側に向けて漸次減少させ、円周方向での、それぞれの側方突部の形成部分間で、傾斜溝にて区画されるリブ部分の両側域に、三角翼状側方突部の後縁と対応する位置から円周方向に遠去かるにつれて、表面高さおよび幅のそれぞれをともに漸減させた三角状凹部を形成してなる空気入りタイヤ。 - 側方突部の表面高さを、トレッド幅方向の外側に向けて凸曲面状に漸減させるとともに、三角状凹部の表面高さを、それの狭幅突端側に向けて凸曲面状に漸減させてなる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 三角翼状側方突部の後縁の延長線上に、三角状凹部の一の辺部分を位置させてなる請求項1もしくは2に記載の空気入りタイヤ。
- 三角翼状側方突部の、直線状もしくは曲線状に延びる前縁の、円周方向に対する平均角度を5〜50°の範囲とするとともに、その側方突部の、直線状もしくは曲線状に延びる後縁の、円周方向に対する平均角度を20〜75°の範囲としてなる請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 傾斜溝と、直線状もしくは曲線状に延在する長辺部分および短辺部分とで囲繞される三角状凹部の、傾向的に円周方向に延びる長辺部分と傾斜溝との平均挟角を5〜30°の範囲とするとともに、その長辺部分と短辺部分との平均挟角を10〜45°の範囲としてなる請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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