JP2008151048A - 燃料噴射弁およびノズル - Google Patents
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Abstract
【課題】コマンドピストンまたはノズルニードルの摺動性悪化による噴射量精度の低下を抑制する。
【解決手段】高圧燃料経路261から制御室216に高圧燃料がスパイラル状に流入するように、高圧燃料経路261からの燃料の吐出向きを設定し、コマンドピストン23の一端面側に、制御室216に流入する高圧燃料の流れを受けてコマンドピストン23に回転モーメントを与える受圧面を形成する。これにより、コマンドピストン23が回転してコマンドピストン23とホルダボデー21との接触面が変化するため、コマンドピストン23とホルダボデー21は全周が略均一に摩耗し、偏摩耗が防止される。
【選択図】図2
【解決手段】高圧燃料経路261から制御室216に高圧燃料がスパイラル状に流入するように、高圧燃料経路261からの燃料の吐出向きを設定し、コマンドピストン23の一端面側に、制御室216に流入する高圧燃料の流れを受けてコマンドピストン23に回転モーメントを与える受圧面を形成する。これにより、コマンドピストン23が回転してコマンドピストン23とホルダボデー21との接触面が変化するため、コマンドピストン23とホルダボデー21は全周が略均一に摩耗し、偏摩耗が防止される。
【選択図】図2
Description
本発明は、燃料を内燃機関に噴射するための燃料噴射弁およびノズルに関する。
従来の燃料噴射弁は、ノズルボデーに形成された噴孔をノズルニードルにて開閉するノズル、制御室の圧力を制御してノズルの開閉作動を制御する制御弁、制御室の圧力に基づく力をノズルニードルに伝達するコマンドピストン等を備えている。また、コマンドピストンはホルダボデーに摺動自在に保持されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−186646号公報
しかしながら、従来の燃料噴射弁においては、コマンドピストンとホルダボデーは常に同じ面で接して摺動するため、特定の部位において摩耗が著しく進行し、それにより摺動性が悪化し噴射量精度の低下を招くという問題がある。また、ノズルニードルとノズルボデーも常に同じ面で接して摺動するため、同様の問題が発生する。
本発明は上記点に鑑みて、コマンドピストンまたはノズルニードルの摺動性悪化による噴射量精度の低下を抑制することを目的とする。
本発明の第1の特徴では、高圧燃料経路(261)から制御室(216)に高圧燃料がスパイラル状に流入するように、高圧燃料経路(261)からの燃料の吐出向きを設定し、コマンドピストン(23)の一端面側に、制御室(216)に流入する高圧燃料の流れを受けてコマンドピストン(23)に回転モーメントを与える受圧面(234)を形成している。
このような構成では、コマンドピストン(23)が回転してコマンドピストン(23)とホルダボデー(21)との接触面が変化するため、コマンドピストン(23)とホルダボデー(21)は全周が略均一に摩耗し、偏摩耗が防止される。したがって、摺動性の悪化を抑制して、噴射量精度の低下を抑制することができる。
この場合、高圧燃料経路(261)からの燃料の吐出向きを、コマンドピストン(23)の軸方向に見たときにコマンドピストン(23)の軸(B)からずれるようにすれば、高圧燃料経路(261)から制御室(216)に高圧燃料をスパイラル状に流入させることができる。
また、この場合、コマンドピストン(23)に、ホルダボデー(21)に摺動自在に保持される第1円柱部(231)と、第1円柱部(231)よりも小径で且つ第1円柱部(231)よりも制御室(216)側に設けられた第2円柱部(232)とを設け、非摺動部である第2円柱部(232)に受圧面(234)を形成すれば、摺動部であって高い寸法精度が要求される第1円柱部(231)に受圧面(234)を形成する場合よりも、第1円柱部(231)の加工性が向上する。
本発明の第2の特徴では、高圧燃料通路(111)から燃料溜り(112)に高圧燃料がスパイラル状に流入するように、高圧燃料通路(111)からの燃料の吐出向きを設定し、ノズルニードル(12)の外周面のうち燃料溜り(112)に面する部位に、燃料溜り(112)に流入する高圧燃料の流れを受けてノズルニードル(12)に回転モーメントを与える受圧面(127)を形成している。
このような構成では、ノズルニードル(12)が回転してノズルニードル(12)とノズルボデー(11)との接触面が変化するため、ノズルニードル(12)とノズルボデー(11)は全周が略均一に摩耗し、偏摩耗が防止される。したがって、摺動性の悪化を抑制して、噴射量精度の低下を抑制することができる。
この場合、高圧燃料通路(111)からの燃料の吐出向きを、ノズルニードル(12)の軸方向に見たときにノズルニードル(12)の軸(F)からずれるようにすれば、高圧燃料通路(111)から燃料溜り(112)に高圧燃料をスパイラル状に流入させることができる。
また、本発明の第1の特徴を備える燃料噴射弁に、本発明の第2の特徴を備えるノズルを用いるようにすれば、コマンドピストン(23)とホルダボデー(21)、およびノズルニードル(12)とノズルボデー(11)は、ともに偏摩耗が防止されるため、噴射量精度の低下をさらに抑制することができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る燃料噴射弁の全体構成を示す断面図、図2は図1の燃料噴射弁における要部の断面図である。
本発明の第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る燃料噴射弁の全体構成を示す断面図、図2は図1の燃料噴射弁における要部の断面図である。
燃料噴射弁は、内燃機関(より詳細にはディーゼルエンジン、図示せず)のシリンダヘッドに装着され、蓄圧器(図示せず)内に蓄えられた高圧燃料を内燃機関の気筒内に噴射するものである。
図1に示すように、燃料噴射弁は、開弁時に燃料を噴射するノズル1を備えている。このノズル1は、ノズルボデー11と、ノズルボデー11に摺動自在に保持されたノズルニードル12とを有している。
ノズルボデー11には、高圧燃料が流通する高圧燃料通路111、高圧燃料通路111を介して高圧燃料が供給される燃料溜り112、高圧燃料を内燃機関の気筒内に噴出させる噴孔113、噴孔113の上流側に設けられたテーパ状の弁座114、燃料溜り112と噴孔113とを連通させる連通路115、およびノズルニードル12が挿入されるノズルニードル収納孔116が形成されている。
ノズルニードル12には、噴孔113側から反噴孔側に向かって順に、テーパ状のシート部121、小径円柱部122、テーパ状の受圧部123、大径円柱部124、ピン部125が形成されている。
そして、シート部121が弁座114に接離することにより、噴孔113が開閉されるようになっている。また、小径円柱部122の外側に連通路115が位置している。受圧部123には燃料溜り112の燃料圧力が作用し、これにより、ノズルニードル12が開弁向きに付勢される。大径円柱部124はノズルニードル収納孔116に摺動自在にかつ液密に保持されている。
ノズル1の反噴孔側にチップパッキン20が配設され、このチップパッキン20の反ノズル側にホルダボデー21が配設され、ノズル1とチップパッキン20とホルダボデー21は、リテーニングナット22により結合されている。
チップパッキン20は、高圧燃料をノズルボデー11の高圧燃料通路111に導く高圧燃料通路201と、ピン部125が挿入されるピン挿入孔202が形成されている。
ホルダボデー21は、コマンドピストン23を摺動自在に且つ液密に保持するピストン収納孔211、プレッシャピン24およびノズルスプリング25が配設されるスプリング収納孔212、蓄圧器からの高圧燃料をチップパッキン20の高圧燃料通路201に導く高圧燃料通路213、この高圧燃料通路213から分岐して高圧燃料を制御室216に導く分岐燃料通路214、スプリング収納孔212にリークした燃料を図示しない燃料タンクに戻すための戻し燃料通路215が形成されている。
ピストン収納孔211における反ノズル側の端部には、制御弁3によって内部の燃料圧力が高圧と低圧に切り替えられる制御室216が形成されている。そして、コマンドピストン23は、制御室216の圧力を受けてノズルニードル12を閉弁させる向きに付勢され、その付勢力はプレッシャピン24を介してノズルニードル12に伝達される。また、ノズルスプリング25もノズルニードル12を閉弁向きに付勢している。
図2に示すように、ホルダボデー21の反ノズル側に配設されたオリフィスプレート26には、分岐燃料通路214からの高圧燃料を制御室216に導く高圧連通路261と、制御室216の燃料を後述する低圧連通路351を介して戻し燃料通路215に逃がすための逃がし通路262が形成されている。この逃がし通路262は、コマンドピストン23と同軸になっている。
制御弁3は、駆動電流が供給されるコイル32、コイル32により励磁されて電磁力を発生するステータ33、その電磁力により吸引されるアーマチャ34、このアーマチャ34を摺動自在に保持するバルブプレート35、アーマチャ34に接合されて逃がし通路262を開閉する弁体36、アーマチャ34を付勢するバルブスプリング37を備えている。また、バルブプレート35には、逃がし通路262と戻し燃料通路215とを連通させる低圧連通路351が形成されている。そして、アーマチャ34および弁体36は、電磁力により逃がし通路262を開く向きに吸引され、バルブスプリング37により逃がし通路262を閉じる向きに付勢されている。
図3(a)はオリフィスプレート26の正面断面図、図3(b)はオリフィスプレート26の下面図である。そして、図3のうち特に図3(b)から明らかなように、高圧燃料経路としての高圧連通路261の軸A、すなわち、高圧連通路261からの燃料の吐出向きは、コマンドピストン23(図2参照)の軸B方向に見たときにコマンドピストン23の軸Bからずれている。換言すると、高圧連通路261の軸Aは、コマンドピストン23の軸B方向に見たときにコマンドピストン23の軸Bと交差しない。このため、高圧連通路261から制御室216(図2参照)に高圧燃料がスパイラル状に流入する。
図4は、コマンドピストン23における制御室216(図2参照)側の部位を示す斜視図である。この図4に示すように、コマンドピストン23は、ホルダボデー21のピストン収納孔211(図2参照)に摺動自在に保持される第1円柱部231と、この第1円柱部231よりも小径で且つ第1円柱部231よりも制御室216側に設けられた第2円柱部232とを備えている。
この第2円柱部232における制御室216側の端面には、楔状の溝233が放射状に複数個設けられている。そして、溝233によって形成された面のうち、制御室216に流入する高圧燃料の流れCに対向する面(以下、受圧面という)234は、高圧燃料の流れCを受けてコマンドピストン23に回転モーメントを与えるようになっている。
次に、上記燃料噴射弁の作動を説明する。コイル32に駆動電流が供給されると、アーマチュア34および弁体36がステータ33に吸引されて逃がし通路262が開かれ、制御室216の燃料が、逃がし通路262、低圧連通路351および戻し燃料通路215を介して燃料タンクへ戻される。
これにより、制御室216の圧力が低下し、コマンドピストン23およびプレッシャピン24を介してノズルニードル12を閉弁向きに付勢する力が小さくなるため、受圧部123に作用する燃料溜り112の燃料圧力によってノズルニードル12が開弁向きに移動され、シート部121が弁座114から離れて噴孔113が開かれ、噴孔113から内燃機関の気筒内に燃料が噴射される。
その後、コイル32への駆動電流の供給が遮断されると、ステータ33の吸引力が消滅するため、アーマチュア34および弁体36がバルブスプリング37の付勢力により移動されて逃がし通路262が閉じられる。
これにより、分岐燃料通路214や高圧連通路261を介して供給される高圧燃料により制御室216の圧力が上昇し、コマンドピストン23およびプレッシャピン24を介してノズルニードル12を閉弁向きに付勢する力が大きくなるため、ノズルニードル12が閉弁向きに移動され、シート部121が弁座114に着座して噴孔113が閉じられ、燃料噴射が終了する。
ここで、高圧連通路261から制御室216に高圧燃料がスパイラル状に流入し、その高圧燃料の流れCが受圧面234に作用してコマンドピストン23に回転モーメントが与えられる。これにより、コマンドピストン23が回転してコマンドピストン23とホルダボデー21のピストン収納孔211との接触面が変化するため、コマンドピストン23とピストン収納孔211は全周が略均一に摩耗し、偏摩耗が防止される。したがって、摺動性の悪化を抑制して、噴射量精度の低下を抑制することができる。
また、摺動部である第1円柱部231は高い寸法精度が要求されるが、例えば第1円柱部231に受圧面234を形成した場合、受圧面234を形成した部位において高い寸法精度を確保することは容易ではない。したがって、本実施形態のように、非摺動部である第2円柱部232に受圧面234を形成すれば、第1円柱部231に受圧面234を形成する場合よりも、第1円柱部231の加工性が向上する。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図5(a)は本発明の第2実施形態に係る燃料噴射弁におけるノズルを示す平面図、図5(b)は図5(a)に示すノズルの正面断面図、図6は図5のノズルニードルを示すD−D断面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本発明の第2実施形態について説明する。図5(a)は本発明の第2実施形態に係る燃料噴射弁におけるノズルを示す平面図、図5(b)は図5(a)に示すノズルの正面断面図、図6は図5のノズルニードルを示すD−D断面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図5のうち特に図5(a)から明らかなように、高圧燃料通路111の軸E、すなわち、高圧燃料通路111からの燃料の吐出向きは、ノズルニードル12の軸F方向に見たときにノズルニードル12の軸Fからずれている。換言すると、高圧燃料通路111の軸Eは、ノズルニードル12の軸F方向に見たときにノズルニードル12の軸Fと交差しない。このため、高圧燃料通路111から燃料溜り112に高圧燃料がスパイラル状に流入する。
図5および図6に示すように、ノズルニードル12は、その外周面のうち燃料溜り112に面する部位に、ノズルニードル12の軸F方向に延びる溝126が複数個設けられている。そして、溝126によって形成された面のうち、燃料溜り112に流入する高圧燃料の流れGに対向する面(以下、受圧面という)127は、高圧燃料の流れGを受けてノズルニードル12に回転モーメントを与えるようになっている。
本実施形態によれば、高圧燃料通路111から燃料溜り112に高圧燃料がスパイラル状に流入し、その高圧燃料の流れGが受圧面127に作用してノズルニードル12に回転モーメントが与えられる。これにより、ノズルニードル12が回転してノズルニードル12とノズルボデー11のノズルニードル収納孔116との接触面が変化するため、ノズルニードル12とノズルニードル収納孔116は全周が略均一に摩耗し、偏摩耗が防止される。したがって、摺動性の悪化を抑制して、噴射量精度の低下を抑制することができる。
なお、第2実施形態のノズル1は、第1実施形態の燃料噴射弁、すなわち、高圧連通路261の軸Aがコマンドピストン23の軸Bからずれ、且つコマンドピストン23に受圧面234が形成された構成の燃料噴射弁に用いてもよい。また、第2実施形態のノズル1は、従来の燃料噴射弁に用いてもよい。
1…ノズル、11…ノズルボデー、12…ノズルニードル、21…ホルダボデー、23…コマンドピストン、113…噴孔、216…制御室、234…受圧面、261…高圧連通路(高圧燃料経路)。
Claims (8)
- 燃料を噴出させるための噴孔(113)を有するノズルボデー(11)内にノズルニードル(12)が摺動自在に設けられ、前記ノズルニードル(12)により前記噴孔(113)が開閉されるノズル(1)と、
内部の圧力が高圧と低圧に切り替えられる制御室(216)と、
前記制御室(216)に高圧燃料を導く高圧燃料経路(261)と、
前記制御室(216)の圧力が一端面に作用して前記ノズルニードル(12)を閉弁向きに付勢するコマンドピストン(23)と、
前記コマンドピストン(23)を摺動自在に保持するホルダボデー(21)とを備え、
前記高圧燃料経路(261)から前記制御室(216)に高圧燃料がスパイラル状に流入するように、前記高圧燃料経路(261)からの燃料の吐出向きが設定され、
前記コマンドピストン(23)の一端面側に、前記制御室(216)に流入する高圧燃料の流れを受けて前記コマンドピストン(23)に回転モーメントを与える受圧面(234)が形成されていることを特徴とする燃料噴射弁。 - 前記高圧燃料経路(261)からの燃料の吐出向きは、前記コマンドピストン(23)の軸方向に見たときに、前記コマンドピストン(23)の軸(B)からずれていることを特徴とする請求項2に記載の燃料噴射弁。
- 前記コマンドピストン(23)の一端面側に設けた溝(33)により前記受圧面(234)が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料噴射弁。
- 前記コマンドピストン(23)は、前記ホルダボデー(21)に摺動自在に保持される第1円柱部(231)と、前記第1円柱部(231)よりも小径で且つ前記第1円柱部(231)よりも前記制御室(216)側に設けられた第2円柱部(232)とを備え、
前記受圧面(234)は、前記第2円柱部(232)に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。 - ノズルボデー(11)内にノズルニードル(12)が摺動自在に設けられ、
前記ノズルボデー(11)は、高圧燃料が流通する高圧燃料通路(111)と、前記ノズルニードル(12)の周囲に設けられて、前記高圧燃料通路(111)を介して高圧燃料が供給される燃料溜り(112)と、前記燃料溜り(112)を介して供給される高圧燃料を前記ノズルニードル(12)がリフトした際に内燃機関の気筒内に噴出させる噴孔(113)とを備えるノズルにおいて、
前記高圧燃料通路(111)から前記燃料溜り(112)に高圧燃料がスパイラル状に流入するように、前記高圧燃料通路(111)からの燃料の吐出向きが設定され、
前記ノズルニードル(12)の外周面のうち前記燃料溜り(112)に面する部位に、前記燃料溜り(112)に流入する高圧燃料の流れを受けて前記ノズルニードル(12)に回転モーメントを与える受圧面(127)が形成されていることを特徴とするノズル。 - 前記高圧燃料通路(111)からの燃料の吐出向きは、前記ノズルニードル(12)の軸方向に見たときに、前記ノズルニードル(12)の軸(F)からずれていることを特徴とする請求項5に記載のノズル。
- 前記ノズルニードル(12)の外周面に設けた溝(126)により前記受圧面(127)が形成されていることを特徴とする請求項5または6に記載のノズル。
- 前記ノズル(1)は、請求項5ないし7のいずれか1つに記載のノズルであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
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