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JP2008148504A - モータ制御装置およびモータ制御システム並びにモータ制御装置の制御演算処理方法 - Google Patents

モータ制御装置およびモータ制御システム並びにモータ制御装置の制御演算処理方法 Download PDF

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JP2008148504A JP2006335011A JP2006335011A JP2008148504A JP 2008148504 A JP2008148504 A JP 2008148504A JP 2006335011 A JP2006335011 A JP 2006335011A JP 2006335011 A JP2006335011 A JP 2006335011A JP 2008148504 A JP2008148504 A JP 2008148504A
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和博 浜砂
Mitsunori Kuzushima
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Abstract

【課題】 外部信号入力時の位置データを少ないハードウェア素子で求める。
【解決手段】モータ駆動回路(11)と、エンコーダの検出信号を受信して位置データを生成する受信回路(12)と、第1クロック信号をカウントし低周波の第2クロック信号をうけてカウント値を出力するカウンタ(13)と、入力された位置指令と位置データをモータの制御演算処理し第2クロック信号に同期して指令を出力するCPU(10)と、からなるモータ制御装置(1)において、カウンタは、外部信号Sdを入力するとその時の外部信号入力時カウント値Nxを出力し、CPU(10)は、カウンタが出力した外部信号入力時カウント値Nxと、外部信号Sdを入力する直前にカウンタが出力したカウント値N0およびそのときの位置データP0と、外部入力を受けた直後に出力したカウント値N1およびそのときの位置データP1とから、外部信号入力時の位置データPxを求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンコーダを備えたモータの回転位置を制御するモータ制御装置に関し、とくに、外部信号を入力した時点の回転位置を位置制御に使用するモータ制御装置に関する。
モータ回転を動力に使用するスライダなどで位置制御を行う場合、位置検出スイッチなどの外部信号を利用してスライダの物理的な位置を求めて位置制御に使用することが考えられる。
シリアルエンコーダを備えたモータを制御する従来のモータ制御装置は、エンコーダのシリアルデータを受信する受信回路の中に、シリアルデータを受信して位置データ(カウントデータのこと)に変換する回路と、エンコーダのカウントデータを模擬するアップダウンカウンタと、アップダウンカウンタのカウントデータをキャプチャするキャプチャ回路を内蔵している。そして、カウントデータを前記アップダウンカウンタにプリセットし、今回受信したカウントデータと前回までに受信したカウントデータの変化分から計算した周波数と方向によって前記アップダウンカウンタのカウントデータを変化させて実時間のカウントデータの推定値を導出しており、前記キャプチャ回路を使用して外部事象に同期したタイミングで前記アップダウンカウンタのカウントデータをキャプチャしている(特許文献1参照)。
このように、シリアルエンコーダを備えた従来のモータ制御装置は、外部信号が入力された位置を推定し、検出するために、複数の回路とハードウェア素子を使用しているのである。
特開2001−82983号公報(第2−4頁、図1)
ところが従来のモータ制御装置の場合、特許文献1の図1に示されているように、外部信号が入力された時点の位置を推定検出するには、複数の回路とハードウェア素子が必要となり、それだけ費用がかかるというような問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、シリアルエンコーダを備えたモータの位置を制御するモータ制御装置において、外部信号入力時の位置データを少ないハードウェア素子で求めることができ、その位置データに基づいてモータの位置を制御するモータ制御装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のようにしたのである。
第1の発明は、モータに電流を供給して駆動するモータ駆動回路と、モータの位置を検出するエンコーダの検出信号を受信して位置データを生成する受信回路と、第1クロック信号をカウントすると共に第1クロック信号より低周波の第2クロック信号をうけてカウント値を出力するカウンタと、位置指令と位置データを入力するとモータの制御演算処理をして第2クロック信号に同期してモータ駆動回路に指令を出力するCPUと、からなるモータ制御装置において、カウンタは、外部信号Sdを入力するとその時のカウント値である外部信号入力時カウント値Nxを出力し、CPUは、カウンタが出力した外部信号入力時カウント値Nxと、外部信号Sdを入力する直前にカウンタが出力したカウント値N0およびそのときの位置データP0と、外部入力を受けた直後に出力したカウント値N1およびそのときの位置データP1とから、外部信号入力時の位置データPxを求め、その位置データPxを基準位置としてモータの制御演算処理をすることを特徴としており、また、外部信号入力時の位置データPxは次の何れかの式で求められることを特徴としている。
Px=P1−(P1−P0)(N1−Nx)/(N1−N0) (1)
Px=P0+(P1−P0)(Nx−N0)/(N1−N0) (2)
ただし、N0:カウンタの前回カウント値
N1:カウンタの今回カウント値
Nx:カウンタの外部信号入力時のカウント値
P0:前回位置データ
P1:今回位置データ
Px:外部信号入力時の位置データ
第2の発明は、第1の発明においてエンコーダが位置を検出してから受信回路が検出信号を受信するまで通信遅れの時間が考慮されたことを特徴としている。
第3の発明は、エンコーダの信号がシリアルデータであり、そのシリアルデータを入力した受信回路はCPUが取り込める形式の位置データに変換して出力することを特徴としている。
第4の発明は、第1ないし第3の発明のモータ制御装置と、このモータ制御装置によって駆動されるモータと、モータの回転位置を検出してモータ制御装置に出力するエンコーダと、からなることを特徴としている。
第1ないし第4の発明によると、外部信号Sdを入力するとその時の外部信号入力時カウント値Nxをカウンタが出力し、カウンタが出力した外部信号入力時カウント値Nxと、外部信号を入力する直前にカウンタが出力したカウント値N0およびそのときの位置データP0と、外部信号を受けた直後に出力したカウント値N1およびそのときの位置データP1とから、外部信号入力時の位置データPxを求めているので従来のモータ制御装置に比べて回路やハードウェア素子を少なくすることができ、装置を安価にすることができるという効果がある。
以下、本発明の方法の具体的実施例について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明のモータ制御装置の構成を説明する図である。図において、1は本発明のモータ制御装置であり、2はモータ制御装置1が駆動するモータ、3はモータ2の回転位置検出用のシリアルエンコーダである。また10はモータ制御の演算を行うCPUであり、11はCPU10の演算結果に従ってモータ2に電流を印加するモータ駆動回路、12はシリアルエンコーダ3から伝送されるシリアルデータを受信してCPU10に入力できる形式の位置データPを作成して出力する受信回路、13は水晶振動子14のクロック信号Cを受けて第1クロック信号Ccと第2クロック信号Coを生成し、第1クロック信号Ccをカウントして第2クロック信号Coに同期してカウント値Nを出力するカウンタ、14はCPU10とカウンタ13にクロック信号Cを供給する水晶発振子である。モータ制御回路11には公知のものが使われる。第1クロック信号Ccは水晶振動子14のクロック信号Cを元にして分周するなどして得られ、クロック信号Cより低周波数である。同様に第2クロック信号Coは第1クロック信号Ccを元にして分周するなどして得られ、第1クロック信号Ccより低周波数である。図示していないが、第1クロック信号Ccと第2クロック信号CoはCPU10にも出力されている。
このように本発明のモータ制御装置は、CPU10とモータ駆動回路11、受信回路12、カウンタ13、水晶発振子14から構成されている。図中のカウンタ13は16bitあるいは32bitなどの決められたデータ長を持っており、第2クロック信号Coに同期してカウント値Nを出力するほか、外部信号Sdを入力したときもカウント値Nを出力するようになっている。
本発明のモータ制御装置が従来のモータ制御装置と異なるのは、シリアルエンコーダ3から伝送されるシリアルデータを受信してCPU10に入力できる形式の位置データPに変換して出力する受信回路12と、上記のような機能を備えたカウンタ13が、外部信号入力時の位置データを検出するために備えられた点である。このため従来のモータ制御装置に比べて使用するハードウェア素子が少なくなっている。
このようなモータ制御装置が動作するときは次のようになる。モータ制御装置1がモータ2を駆動している時、シリアルエンコーダ3はモータ2の回転位置を検出してシリアルデータを出力し、モータ制御装置1に伝送する。このシリアルデータを受信回路12が受信すると、CPU10が取込むことができる形式の位置データPを作成して出力する。受信回路12が出力して第2クロック信号に同期してCPU10に入力されたこの位置データPは制御演算処理に使用される。CPU10は第2クロック信号Coに同期して出力されたカウンタ13のカウント値を、そのときの位置データPとともに次の第2クロック信号Coに同期して出力されるカウンタ13のカウント値が入力されるまで保持する。
次に図2と図3を用いて外部信号Sdが入力されたときの位置データPxを算出する方法について説明する。
図2は、第1クロック信号Ccと第2クロック信号Co、外部信号Sdおよび時間等の関係を示すチャートである。この図の例では、時刻t1と時刻t2で第2クロック信号がLoからHiになっており、時刻t1におけるカウンタ13のカウント値がN0、そのときにCPU10が受信回路12から受け取った位置データがP0であり、時刻t2におけるカウンタ13のカウント値がN1、そのときにCPU10が受信回路12から受け取った位置データがP1であり、時刻t1と時刻t2の間にある時刻txと時刻tx’の間に外部信号Sdが入力されている状況を示している。時刻txと時刻tx’は第1クロック信号Ccに同期した時刻である。
図3は、時刻txと時刻tx’の間で外部信号Sdを受けた時点の位置データPxを求める方法を説明する図である。横軸はカウンタ13のカウント値を示す軸であり時間軸でもある。縦軸は位置データを示す軸である。図2の説明から、カウンタ13のカウント値がN0からN1まで、すなわち時刻t1から時刻t2までは位置データがP0であり、カウンタ13のカウント値がN1以降すなわち時刻t2以降は位置データがP1となって階段状になっている。時刻t1〜t2間が一定であるので、図の(N0、P0)と(N1、P1)を結ぶ破線を引き、時刻txすなわちカウント値Nxの交点を求めれば位置データPxを得ることができる。図3によると、Pxは(1)または(2)式によって算出することができる。
Px=P0+(P1−P0)(Nx−N0)/(N1−N0) (1)
Px=P1−(P1−P0)(N1−Nx)/(N1−N0) (2)
ここで、N1は時刻t2におけるカウンタ13のカウント値、
N0は時刻t1におけるカウンタ13のカウント値、
Nxは時刻txにおけるカウンタ13のカウント値、
P1は時刻t2においてCPU10に入力された位置データ、
P0は時刻t1においてCPU10に入力された位置データ、である。
この式からわかるように、カウント値N1、N0、Nxから、制御演算周期に対する外部信号Sd入力時の時間的割合を演算し、位置データP1、P0の差分にその時間的割合を乗じたものを位置データP1から減じるか、あるいは位置データP0に加算して外部信号入力時の位置データを導出している。このようにして外部信号入力時の位置Pxを推定検出することができる。
次に第2のモータ制御装置について説明する。第2のモータ制御装置は図1に示した第1のモータ制御装置と同じ構成であるが、CPU10の処理方法が少し異なっている。
図4はシリアルエンコーダ3がモータ2の位置を検出してから受信回路12がシリアルデータを受信するまでの間に通信遅れがある場合の図3に対応する図であり、図3と同様に、カウンタ13が外部信号Sdを入力した時の位置データPxを求める方法を説明する図である。上半分は縦軸と横軸が図3と同じになっており、下半分に時間軸が追加されている。
この図において、時刻t1における第2クロック信号Coの立ち上がりでカウントしたカウンタ13のカウント値がN0、CPU10が受信回路12から入力した位置データがP0であり、時刻t2における第2クロック信号Coの立ち上がりでカウントしたカウンタ13のカウント値がN1、CPU10が受信回路12から入力した位置データがP1である。シリアルエンコーダ3から受信回路12までの間の伝送遅れをtdとすれば、外部信号Sdを入力した時刻txのときの位置データPxは、時刻txから時間td経過して受信回路12が受信してCPU10に位置データPを出力するので、時刻txから時間td経過した時点のカウンタ13のカウント値はPxになる。
したがって、伝送遅れを考慮したときの外部信号Sdが入力されたときの位置データPxは次のいずれかの式によって求めることができる。
Px=P1−(P1−P0)(N1−Nx−Nd)/(N1−N0) (3)
Px=P0+(P1−P0)(Nx−N0+Nd)/(N1−N0) (4)
ここで、Ndはシリアルエンコーダ3から受信回路12までの伝送遅れ時間に相当するカウンタ13のカウント値であり、その他は実施例1で述べたものと同じである。
この何れかの式によって、シリアル通信の遅れを補償した外部信号入力時の位置Pxを推定検出することができる。
このように、第2クロック信号Coの立ち上がりとその次の立ち上がりの間に入力された外部信号Sdの時間的な内分比率に応じて、第2クロック信号Coの立ち上がりとその次の立ち上がりの時点の位置データを用いて外部信号Sdの入力時の位置データPxを求めているので、用いる回路が受信回路12とカウンタ13だけでよく、従来技術に比べてハードウェア素子を削減してモータ制御装置を安価にすることができるのである。
なお、上記の説明ではクロック信号Cから第1クロック信号Ccと第2クロック信号Coをカウンタ13が作り出していたが、その機能を水晶発信子14に持たせ、カウンタ13とCPU10に第1クロック信号Ccと第2クロック信号Coを出力してもよい。
本発明の実施例を示すモータ制御装置のブロック図 本発明の第1実施例の動作を示すタイムチャート図 本発明の第1実施例の演算を説明する図 本発明の第2実施例の演算を説明する図
符号の説明
1 モータ制御装置 2 モータ 3 エンコーダ
10 CPU 11 モータ駆動回路 12 受信回路
13 カウンタ 14 水晶発振子

Claims (9)

  1. モータに電流を供給して駆動するモータ駆動回路と、
    前記モータの位置を検出するエンコーダの検出信号を受信して位置データを生成する受信回路と、
    第1クロック信号をカウントすると共に前記第1クロック信号より低周波の第2クロック信号をうけてカウント値を出力するカウンタと、
    位置指令と前記位置データを入力すると前記モータの制御演算処理をして前記第2クロック信号に同期して前記モータ駆動回路に指令を出力するCPUと、
    からなるモータ制御装置において、
    前記カウンタは、外部信号Sdを入力するとその時のカウント値である外部信号入力時カウント値Nxを出力し、
    前記CPUは、前記カウンタが出力した前記外部信号入力時カウント値Nxと、前記外部信号Sdを入力する直前に前記カウンタが出力したカウント値N0およびそのときの位置データP0と、前記外部入力を受けた直後に出力したカウント値N1およびそのときの位置データP1とから、前記外部信号入力時の位置データPxを求め、その位置データPxを基準位置として前記モータの制御演算処理をすることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記外部信号入力時の位置データPxは次の何れかの式で求められることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
    Px=P1−(P1−P0)(N1−Nx)/(N1−N0) (1)
    Px=P0+(P1−P0)(Nx−N0)/(N1−N0) (2)
    ただし、N0:カウンタの前回カウント値
    N1:カウンタの今回カウント値
    Nx:カウンタの外部信号入力時のカウント値
    P0:前回位置データ
    P1:今回位置データ
    Px:外部信号入力時の位置データ
  3. モータに電流を供給して駆動するモータ駆動回路と、
    前記モータの位置を検出するエンコーダの検出信号を受信して位置データを生成する受信回路と、
    第1クロック信号をカウントすると共に前記第1クロック信号より低周波の第2クロック信号をうけてカウント値を出力するカウンタと、
    位置指令と前記位置データを入力すると前記モータの制御演算処理をして前記第2クロック信号に同期して前記モータ駆動回路に指令を出力するCPUと、
    からなるモータ制御装置において、
    前記カウンタは、外部信号Sdを入力するとその時のカウント値である外部信号入力時カウント値Nxを出力し、
    前記CPUは、前記カウンタが出力した前記外部信号入力時カウント値Nxと、前記外部信号Sdを入力する直前に前記カウンタが出力したカウント値N0およびそのときの位置データP0と、前記外部入力を受けた直後に出力したカウント値N1およびそのときの位置データP1と、前記エンコーダが位置を検出してから前記受信回路が前記検出信号を受信するまでの通信遅れの時間に相当する前記カウンタのカウント値Ndとから、前記外部信号入力時の位置データPxを求め、その位置データPxを基準位置として前記モータの制御演算処理をすることを特徴とするモータ制御装置。
  4. 前記外部信号入力時の位置データPxは次の何れかの式で求められることを特徴とする請求項3に記載のモータ制御装置。
    Px=P1−(P1−P0)(N1−Nx−Nd)/(N1−N0) (3)
    Px=P0+(P1−P0)(Nx−N0+Nd)/(N1−N0) (4)
    ただし、N0:カウンタの前回カウント値
    N1:カウンタの今回カウント値
    Nd:シリアル通信の遅れ時間に相当するラッチ機能付きカウンタ13の
    カウント値
    Nx:カウンタの外部信号入力時のカウント値
    P0:前回位置データ
    P1:今回位置データ
    Px:外部信号入力時の位置データ
  5. 前記エンコーダの信号がシリアルデータであり、そのシリアルデータを入力した前記受信回路は前記CPUが取り込める形式の位置データに変換して出力することを特徴とする請求項1または3に記載のモータ制御装置。
  6. 請求項1または3に記載のモータ制御装置と、このモータ制御装置によって駆動されるモータと、前記モータの回転位置を検出して前記モータ制御装置に出力するエンコーダと、からなることを特徴とするモータ制御システム。
  7. モータに電流を供給して駆動するモータ駆動回路と、
    前記モータの位置を検出するエンコーダの検出信号を受信して位置データを生成する受信回路と、
    第1クロック信号をカウントすると共に前記第1クロック信号より低周波の第2クロック信号をうけてカウント値を出力するカウンタと、
    位置指令と前記位置データを入力すると前記モータの制御演算処理をして前記第2クロック信号に同期して前記モータ駆動回路に指令を出力するCPUと、
    からなるモータ制御装置において、
    前記CPUは、
    第2クロック信号に同期して出力された前記カウンタの今回カウント値と前回カウント値を内分する外部信号入力時カウント値の内分比率を用い、今回位置データと前回位置データの間を内分して外部信号入力時位置データを求め、
    前記位置指令と前記外部信号入力時位置データを用いて前記モータの制御演算処理をする
    ことを特徴とするモータ制御装置の制御演算処理方法。
  8. モータに電流を供給して駆動するモータ駆動回路と、
    前記モータの位置を検出するエンコーダの検出信号を受信して位置データを生成する受信回路と、
    第1クロック信号をカウントすると共に前記第1クロック信号より低周波の第2クロック信号をうけてカウント値を出力するカウンタと、
    位置指令と前記位置データを入力すると前記モータの制御演算処理をして前記第2クロック信号に同期して前記モータ駆動回路に指令を出力するCPUと、
    からなるモータ制御装置において、
    前記CPUは、
    第2クロック信号に同期して出力された前記カウンタの今回カウント値と前回カウント値を内分する際に外部信号入力時カウント値と通信遅れ時間に相当するカウント値の和を用いて内分比率を求め、
    その内分比率によって今回位置データと前回位置データの間を内分して外部信号入力時位置データを求め、
    前記位置指令と前記外部信号入力時位置データを用いて前記モータの制御演算処理をする
    ことを特徴とするモータ制御装置の制御演算処理方法。
  9. 前記通信遅れ時間は、前記エンコーダが位置を検出してから前記受信回路が前記検出信号を受信するまでの時間であることを特徴とする請求項8に記載のモータ制御装置の制御演算処理方法。
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