JP2008035389A - 撮像装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影者に対して撮影前情報は外光下でも見易くすることを可能とし、バルブ撮影時の情報は眩しくないようにすることを可能とした撮像装置を提供する。
【解決手段】デジタル一眼レフカメラは、システムコントローラ50、液晶モニタ28等を備える。システムコントローラ50は、撮影前情報を液晶モニタ28に表示する場合は、日中の屋外など周囲が明るい場合でも文字が見えやすいように白色の背景に黒色の文字を表示する。システムコントローラ50は、バルブ撮影時の累積露光時間を液晶モニタ28に表示する場合は、眩しさを抑えるために黒色の背景に白色の文字を表示する。
【選択図】図4
【解決手段】デジタル一眼レフカメラは、システムコントローラ50、液晶モニタ28等を備える。システムコントローラ50は、撮影前情報を液晶モニタ28に表示する場合は、日中の屋外など周囲が明るい場合でも文字が見えやすいように白色の背景に黒色の文字を表示する。システムコントローラ50は、バルブ撮影時の累積露光時間を液晶モニタ28に表示する場合は、眩しさを抑えるために黒色の背景に白色の文字を表示する。
【選択図】図4
Description
本発明は、表示手段を備えた撮像装置、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、バルブ撮影時における露光時間を累積した累積露光時間を表示する機能を有するカメラが提案されている。また、バルブ撮影時における累積露光時間の表示形態の一例としては、カメラで撮影した画像を表示する表示装置で累積露光時間を兼用して表示する表示形態が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−335427号公報
通常、バルブ撮影は暗いところで行われるものであるので、累積露光時間の表示形態によっては、使用者にとって表示が眩しく、わずらわしいという問題がある。しかし、上記従来例では、この点については、なんら開示されていない。
本発明の目的は、撮影者に対して撮影前情報は外光下でも見易くすることを可能とし、バルブ撮影時の情報は眩しくないようにすることを可能とした撮像装置、制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明の撮像装置は、バルブ撮影が可能な撮像装置であって、情報を表示する表示手段と、前記表示手段に撮影条件情報を表示する場合は薄色の背景に濃色の文字により前記撮影条件情報を表示し、前記表示手段にバルブ撮影動作情報を表示する場合は濃色の背景に薄色の文字により前記バルブ撮影動作情報を表示する制御を行う表示制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影条件情報は表示手段の薄色の背景に濃色の文字で表示し、バルブ撮影動作情報は表示手段の濃色の背景に薄色の文字で表示する。これにより、撮影者に対して、撮影条件情報は日中の屋外など周囲が明るい外光下でも見易くすることが可能となると共に、比較的暗いところで使用するバルブ撮影動作情報は眩しくないようにすることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置としてのカメラを前面側から見た撮影レンズユニットを外した状態を示す斜視図である。図2は、カメラの上面図である。図3は、カメラの背面図である。
図1乃至図3において、本実施の形態のカメラは、撮影レンズユニット(図4参照)を装着する機構、各種ボタン、表示装置等がカメラ本体100の各部に配設されたデジタル一眼レフカメラとして構成されている。カメラ本体100には、撮影時に撮影者がカメラを安定して握り易いように前方に突出したグリップ部501が設けられている。レンズマウント310は、撮影レンズユニットをカメラ本体100に着脱可能に装着するための機構である。
マウント接点311は、カメラ本体100と撮影レンズユニットとの間で送受される制御信号、状態信号、データ信号などを介在すると共に、撮影レンズユニット側に電力を供給する機能を有する。レンズロック解除ボタン504は、撮影レンズユニットをカメラ本体100から取り外す際に押し込む際に操作する。ミラーボックス502は、カメラ本体100内部に配設されている。カメラによる撮影に伴い撮影レンズを通過した撮影光束は、ミラーボックス502へ導かれる。
ミラーボックス502へ導かれた撮影光束は、ファインダ光学系へ向けてメインミラー1でその一部が反射される。カメラ本体100のグリップ部501に対して反対側の側面には、開閉可能な外部端子蓋506が設けられている。外部端子蓋506を開けた内部には、外部インタフェースとしてビデオ信号出力用ジャック(不図示)とUSB出力用コネクタ(不図示)が収納されている。
カメラ本体100の上部のグリップ部側には、シャッタボタン62、メイン電子ダイアル65が配置されている。シャッタボタン62は、撮影を開始する際の起動スイッチとなる。メイン電子ダイアル65は、撮影時の動作モードに応じてシャッタスピードやレンズ絞り値を設定する際に操作する。これらの操作部材の操作結果の一部は、後述する液晶モニタ28に表示される。シャッタボタン62は、第1ストロークでSW1・63(後述)がオンし、第2ストロークでSW2・64(後述)がオンする構成となっている。
カメラ本体100の上部中央には、カメラ本体100に対してポップアップするストロボユニット500と、フラッシュ取付け用のアクセサリシュー410と、フラッシュ接点411が配置されている。カメラ本体100の上部右寄りには、撮影モードダイアル60が配置されている。メインスイッチ61は、カメラの動作を起動(電源オン)もしくは停止(電源オフ)する際に操作する。
カメラ本体100の背面の上方部には、ファインダ接眼窓509が設けられ、更にカメラ本体100の背面の中央付近には、液晶モニタ28が設けられている。液晶モニタ28の周囲には、以下の各種設定ボタンが配置されている。液晶モニタの表示/非表示の切り替え等の操作を行うDISPLAY(以後、DISP)ボタン66。メニュー画面の呼び出し等の操作を行うMENUボタン67。メニュー画面のタブ切り替え等の操作を行うJUMPボタン68。撮影した画像の再生等の操作を行う再生ボタン69。撮影した画像の消去等の操作を行う消去ボタン70。
撮影した画像の印刷等の操作を行うイージーダイレクトボタン71。測距点選択ボタン72。AEロックボタン73。露出補正設定ボタン74。セルフタイマ撮影、連写、単写の選択等を行うドライブモード設定ボタン75。ISO感度設定ボタン76(上方向選択ボタン)。ホワイトバランス選択ボタン77(下方向選択ボタン)。測光モード選択ボタン78(左方向選択ボタン)。測距モード選択ボタン79(右方向選択ボタン)。写真表現や被写体に合わせて画像特性を選択するピクチャスタイル選択ボタン80。
ISO感度設定ボタン76、ホワイトバランス選択ボタン77、測光モード選択ボタン78、測距モード選択ボタン79は、液晶モニタ28に表示されるメニュー画面や各種設定画面ではそれぞれ上下左右方向の選択を行う方向選択ボタンとして機能する。また、ピクチャスタイル選択ボタン80は、メニュー画面や各種設定画面では選択した項目の確定を行うSETボタンとして機能する。
本実施の形態では、ドライブモード設定ボタン75、ホワイトバランス選択ボタン77、測光モード選択ボタン78、測距モード選択ボタン79は、液晶モニタ28に撮影条件選択画面(図22〜図27)の表示を指示する際に操作する。メイン電子ダイアル65、測光モード選択ボタン78、測距モード選択ボタン79は、撮影条件選択画面(図22〜図27)の中央帯状部分の後述のモードを選択(変更)する際に操作する。
また、本実施の形態では、撮影前情報(図21)と再生画像(図12)を液晶モニタ28で兼用して表示する。更に、撮影条件情報表示画面(図21)における撮影に関する設定表示領域(中央帯状部分)と、撮影条件選択画面(図22〜図27)における撮影に関する設定選択領域(中央帯状部分)とが略同一となるように設定されている。これにより、液晶モニタ28のように表示情報量の多い画面においても見易く且つ分り易い表示を実現している。
また、本実施の形態では、撮影条件選択画面から撮影条件情報表示画面へ移行する条件は、ピクチャスタイル選択ボタン(SETボタン)80の操作またはシャッタボタン62の操作(第1のシャッタスイッチSW1・63がオン)が行われた場合である。
図4は、カメラの電気的な構成を示すブロック図である。
図4において、カメラ本体100は、システムコントローラ50、液晶モニタ28等を備えており、記録媒体200、撮影レンズユニット300、外付けストロボ400が着脱可能となっている。カメラ本体100において、メインミラー1は、ファインダ観察状態では撮影光路内に斜めに配置(斜設)され、撮影状態では撮影光路外に退避する。また、メインミラー1は、ハーフミラーとなっており、撮影光路内に斜設されているときは、後述する焦点検出光学系へ被写体からの光線の一部を透過させる。ピント板2は、後述の撮影レンズ301で結像された被写体の光学像が投影される。
サブミラー3は、メインミラー1と共に、ファインダ観察状態では撮影光路内に斜設され、撮影状態では撮影光路外に退避する。サブミラー3は、斜設されたメインミラー1を透過した光線を下方に折り曲げて、焦点検出部8の方に導くものである。焦点検出部8は、公知の位相差方式で焦点検出を行う。ペンタプリズム4は、ファインダ光路を変更する。アイピースレンズ5は、撮影者がアイピースレンズ5を通してピント板2を観察することで撮影画面を観察することができる。
測光レンズ6及び測光センサ7は、ファインダ観察画面内の被写体輝度を測定するためのものである。測光センサ7は、公知の対数圧縮回路を内蔵しているので、その出力は対数圧縮されたものとなる。シャッタ9は、フォーカルプレーン型のシャッタである。撮像素子14は、CCD、CMOS等から構成されており、被写体の光学像を電気信号に光電変換する。ミラー位置検出部11は、フォトインタラプタやフォトリフレクタ、或いは機械的にオン/オフするスイッチ(SW)等から構成されており、メインミラー1が動作状態の時に所定の位置にあることを検出する。
ディスプレイオフセンサ10は、投光IRED(不図示)と受光センサ(不図示)から構成されている。投光IREDから赤外光を投光し、被写体(人物)の顔面から反射した赤外光を受光センサで検知することにより、顔面の近接を検知可能なように構成されている。A/D変換器16は、撮像素子14から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。タイミング発生回路18は、撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するものであり、メモリ制御回路22及びシステムコントローラ50により制御される。
画像処理回路20は、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20は、撮像素子14で撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、第1のメモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いは第1のメモリ30に書き込まれる。画像表示メモリ24は、液晶モニタ28に表示する画像データを記憶する。D/A変換器26は、デジタル信号をアナログ信号に変換する。
液晶モニタ28は、再生画像、撮影条件情報表示画面(図21)、撮影条件選択画面(図22〜図27)等の表示を行う。液晶モニタ28は、透過型のTFT液晶及びその表示を照明するバックライトから構成されており、暗黒中でも表示が視認可能な自発光型の表示装置である。画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介して液晶モニタ28により表示される。ここで、撮影条件情報は、撮影準備状態で撮影者に提示される情報(シャッタ速度、絞り値、撮影可能枚数等を含む)であり、撮影情報は、実際の撮影のために撮影者により設定される情報である。
尚、本実施の形態では、カメラの表示装置としてバックライトを有する液晶モニタ28を使用した場合を例に挙げているが、これに限定されるものではなく、他の方式(例えば有機EL等の自己発光型)の表示装置を用いてもよい。
第1のメモリ30は、撮影した画像データを格納するものであり、所定枚数の静止画像データを格納するのに十分な記憶量を備えている。また、第1のメモリ30は、システムコントローラ50の作業領域としても使用することが可能である。圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮/伸長するものであり、第1のメモリ30に格納された画像データを読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えた画像データを第1のメモリ30に書き込む。
シャッタ制御部(露光制御部)40は、フォーカルプレーン型のシャッタ9を制御する。ミラー制御部41は、メインミラー1をアップ/ダウンさせるためのモータと駆動回路から構成されている。システムコントローラ50は、カメラ本体100の全体を制御するものであり、液晶モニタ28を含む各表示部の表示制御、後述の光学フィルタ44表面に付着した異物を除去する制御等を行う。また、システムコントローラ50は、プログラムに基づき後述の各フローチャートに示す処理を実行する。第2のメモリ52は、システムコントローラ50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。
光学フィルタ44は、水晶の複屈折板から構成されており、位相板と赤外カットフィルタを積層した光学素子と合わせて光学ローパスフィルタとして機能するものであり、撮像素子14の光電変換面の前方に配置されている。圧電素子43は、積層型として構成されており、システムコントローラ50に指令を受けた圧電素子駆動回路42により所定の駆動パターンで加振され、その振動を光学フィルタ44に伝える。これにより、光学フィルタ44表面に付着した塵埃等の異物を除去する動作(以後、異物除去動作と表記)を実施可能となっている。
内蔵ストロボ(内蔵閃光装置)120は、カメラ本体100に内蔵され、被写体に対して閃光を発するものであり、Xe(キセノン)管121、反射笠122、発光制御回路123、充電回路124を備えている。発光制御回路123は、Xe管121の発光を制御するIGBT等から構成されている。充電回路124は、Xe管121に給電する300V程度の電圧を発生する。
ファインダ内表示部54は、システムコントローラ50におけるプログラムの実行に応じて、カメラの動作状態やメッセージ等を表示する、バックライトを有する液晶表示装置として構成されている。ファインダ内表示部54は、撮影者がファインダを観察した際にピント板2の下部に見えるように構成されている。ファインダ内表示部54の表示内容としては、合焦表示、AEロック/FEロック表示、フラッシュ充電表示、赤目緩和設定表示、シャッタ速度表示、絞り値表示、露出レベル/露出補正表示、連続撮影可能枚数表示等がある。不揮発性メモリ56は、データを電気的に消去/記録することが可能であり、例えばEEPROM等が用いられる。
カメラの操作系は、システムコントローラ50に対する各種の動作指示を入力するものであり、スイッチ、ダイアル、レバー等から構成されている。モードダイアル60は、上述のとおり、撮影モードを切り替える設定を行うことができる。第1のシャッタスイッチSW1・63は、シャッタボタン62(図2)の半押しでオンとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理等の動作開始を指示する。
また、第1のシャッタスイッチSW1・63のオンで所定時間の測光タイマが起動する。測光タイマの動作中は、測光結果より演算されたシャッタ速度、絞り値、露出レベル表示がファインダ内表示部54や液晶モニタ28に表示される。測光タイマは、第1のシャッタスイッチSW1・63のオンの継続や、メイン電子ダイアル65、AEロックボタン73等の操作部材の操作により更新される。
第2のシャッタスイッチSW2・64は、シャッタボタン62(図2)の全押しでオンとなり、以下の一連の処理の動作開始を指示する。撮像素子14から読み出された信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介して第1のメモリ30に画像データを書き込む露光処理。画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算結果を用いた現像処理。第1のメモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200に画像データを書き込む記録処理。
上述のとおり、メインスイッチ61は、カメラの電源をオン/オフする際に操作する。また、メイン電子ダイアル65は、撮影に関する選択/設定を行う際に操作する。メイン電子ダイアル65を1クリック回転操作することにより、位相のずれた2ビットの信号をシステムコントローラ50に送る。これにより、システムコントローラ50によりメイン電子ダイアル65の回転方向と回転クリック数が検出される。
操作部101は、以下に示す各種ボタン類から構成されている。各種ボタン類としては、DISPボタン66、MENUボタン67、JUMPボタン68、再生ボタン69、消去ボタン70、イージーダイレクトボタン71、測距点選択ボタン72、AEロックボタン73、露出補正設定ボタン74がある。各種ボタン類としては、更に、ドライブモード設定ボタン75、ISO感度設定ボタン76、ホワイトバランス選択ボタン77、測光モード選択ボタン78、測距モード選択ボタン79、ピクチャスタイル選択ボタン80がある。
電源制御部85は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御部85は、カメラ本体100に対する電源部86の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。更に、電源制御部85は、前記検出結果及びシステムコントローラ50の指示に基づいて内部のDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧(電力)を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部端子87は、カメラ本体側の端子である。電源部端子88は、電源部側の端子である。電源部86は、アルカリ電池・リチウム電池等の一次電池、NiCd電池・NiMH電池・Li電池等の二次電池、ACアダプタ等から構成されている。
インタフェース部90は、記録媒体200とのインタフェースを司る。カメラ本体側記録媒体コネクタ92は、記録媒体200と接続を行う。インタフェース部90及びカメラ本体側記録媒体コネクタ92としては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成している。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、カメラ本体100とのインタフェースを司るインタフェース部204、カメラ本体100と接続を行うコネクタ206を備えている。
通信部110は、USB、IEEE1394、無線通信等の通信機能を有する。コネクタ112は、通信部110を介してカメラ本体100を他の機器と接続する。
通信線399は、撮影レンズユニット300とカメラ本体100側のシステムコントローラ50との間の通信を司る。通信線499は、外付けストロボ400とカメラ本体100側のシステムコントローラ50との間の通信を司る。
撮影レンズユニット300は、撮影レンズ301、フォーカス制御部302、被写体距離検出部303、絞り制御部305、レンズ制御マイクロコンピュータ306等を備えている。撮影レンズ301は、被写体の光学像を通過させ、撮像素子14に結像させる。フォーカス制御部302は、撮影レンズ301を光軸方向に駆動してピントを合わせるためのモータ及びモータ駆動回路から構成されている。被写体距離検出部303は、撮影レンズ301の位置から被写体までの距離を検出するエンコーダから構成されている。
絞り304は、シャッタ9との組み合わせで撮影時の撮像素子14への露光量を調整する。絞り制御部305は、絞り304を駆動するモータ及びモータ駆動回路から構成されている。レンズ制御マイコン306は、フォーカス制御部302、絞り制御部305等を制御すると共に、カメラ本体100側のシステムコントローラ50との通信を制御する。
撮影レンズユニット300は、図1で説明したようにレンズマウント310を介して着脱可能にカメラ本体100に装着される。また、撮影レンズユニット300は、電気的にはシリアル通信線と電源部からなるマウント接点311を介してカメラ本体100に接続される。
外付けストロボ(外付け閃光装置)400は、カメラ本体100に外付けされ、被写体に対して閃光を発するものであり、Xe管401、反射笠402、発光制御回路403、充電回路404、電源部405、ストロボ制御マイコン406を備えている。発光制御回路403は、Xe管401の発光を制御するIGBT等から構成されている。充電回路404は、Xe管401に給電する300V程度の電圧を発生する。電源部405は、充電回路404に給電する電池等から構成されている。ストロボ制御マイコン406は、外付けストロボ400の発光・充電等を制御すると共に、カメラ本体100側のシステムコントローラ50との通信を制御する。
外付けストロボ400は、アクセサリシュー410を介して着脱可能にカメラ本体100に装着される。また、外付けストロボ400は、電気的にはシリアル通信線とX端子(発光端子)からなるフラッシュ接点411を介してカメラ本体100に接続される。
本実施の形態では、システムコントローラ50は、撮影者によるカメラの電源オン操作に連動して、圧電素子駆動回路42により圧電素子43を加振し光学フィルタ44表面の異物を除去する異物除去動作を実行させる。また、システムコントローラ50は、撮影者によるカメラの電源オフ操作に伴い異物除去動作を実行させる(自動的な異物除去動作)。また、システムコントローラ50は、撮影者による液晶モニタ28のメニュー画面での設定に伴い異物除去動作を実行させる(手動操作に基づく異物除去動作)。
次に、上記構成を有する本実施の形態のデジタル一眼レフカメラの各種動作について詳細に説明する。
まず、カメラ本体100の電源オン時の液晶モニタ28表示の動作を図5のフローチャートに基づいて説明する。尚、本実施の形態では液晶モニタ28をTFT液晶方式としているため、図5以下のフローチャートでは液晶モニタ28をTFTと図示している。
撮影者がカメラのメインスイッチ61をオン操作し電源がオン状態となると、システムコントローラ50は、ステップS50から本処理を開始する。システムコントローラ50は、ステップS51にて液晶モニタ28の表示設定を確認し、ステップS52に進む。液晶モニタ28の表示設定は、カメラ内に予め記憶されているメニューに基づき行うことが可能である。
ここで、図6は液晶モニタ28の表示設定画面である。この画面は、カメラ本体100のメインスイッチ61により電源をオン状態にしたとき、液晶モニタ28が常に点灯するように設定する様子を示す画面である。また、図7も図6と同じく液晶モニタ28の表示設定画面である。この画面は、カメラ本体100のメインスイッチ61により電源をオン状態にしたとき、液晶モニタ28の点灯の有無が、前回カメラ本体100をオフ状態にしたときの液晶モニタ28の表示設定となるように設定する様子を示す画面である。
システムコントローラ50は、ステップS52で液晶モニタ28の表示設定が常に表示するように設定されている場合はステップS53に進み、それ以外の場合はステップS54に進む。システムコントローラ50は、ステップS53では液晶モニタ28を点灯し、撮影条件情報を表示する。
具体的には図8に示すように、種々の情報を表示する。801はシャッタ速度であり、802は絞り値である。シャッタ制御部40および絞り制御部305は、これらの設定値に基づいて制御を行う。803はISO感度であり、撮像素子14から出力される信号の増幅率に関する。804は発音体のON/OFFを表す表示であり、この表示が成されているときには、例えば第1のシャッタスイッチSW1の操作により電子音が発せられる。805は赤目緩和表示であり、内蔵ストロボ120の発光に関し、この表示が成されているときには、赤目緩和のための制御が行われる。
806は、記録媒体200の残量から算出される記録可能枚数(撮影可能枚数)を表す。この枚数は、808で表される設定画質に従って変化する。808は、具体的には、可逆圧縮ファイル形式であることを示す「RAW」や、不可逆圧縮ファイル形式であって、画像サイズを示す「L」「M」「S」などによって表される。807は、電源部86の充電状態を示す。809はホワイトバランスの設定を示し、810は選択されている撮影モードを示す。このような撮影条件情報を表示することにより、撮影者はカメラの状態や設定を確認することができる。
図5に戻って、システムコントローラ50は、ステップS54で前回の電源オフ時の状態を確認しステップS55に進む。ステップS55で前回電源オフ時の状態が液晶モニタ28点灯であればステップS53に進み、液晶モニタ28を点灯する。一方、システムコントローラ50は、ステップS55で前回電源オフ時の状態が液晶モニタ28消灯であればステップS56に進み、図10に示すように液晶モニタ28は消灯したままの状態となる。
システムコントローラ50は、ステップS53の処理後、直ちにステップS57に移行する。ステップS57では、カメラ起動時における異物除去表示動作処理を行う。この動作は、異物除去の表示を行うと共に、異物除去動作処理を実行するものである。具体的には、図36等を用いて後述する。一方、システムコントローラ50は、ステップS56の処理後、ステップS58にてカメラ起動時(カメラ電源オン時)の異物除去動作処理を行う。異物除去動作処理は、システムコントローラ50が圧電素子駆動回路42により圧電素子43を加振することで光学フィルタ44表面に付着した異物を除去する処理である。ステップS57もしくはステップS58を終了すると、ステップS59にて電源オン時における一連の本処理を終了する。
本処理によれば、カメラの起動時に液晶モニタ28が表示される条件では、カメラの起動後すぐに撮影条件情報表示画面(図8)が液晶モニタ28に表示される。これにより、撮影者に対しカメラが起動したことと、撮影前のカメラの状態や設定をいち早く報知することができる。
次に、カメラ本体100の撮影準備状態においてDISPボタン66の状態変化に対する動作を図9のフローチャートに基づいて説明する。
カメラ本体100の撮影準備状態において撮影者がDISPボタン66を押下すると、システムコントローラ50は、図9のフローチャートを実行するプログラムを第2のメモリ52から呼び出し、ステップS100から本処理を開始する。システムコントローラ50は、ステップS101にてDISPボタン66の状態を確認し、DISPボタン66がオン状態であればステップS102に進み、液晶モニタ28の点灯状態を確認する。一方、システムコントローラ50は、ステップS101でDISPボタン66がオフ状態であればステップS105に進む。
システムコントローラ50は、ステップS102で図8に示すように液晶モニタ28が撮影条件情報を表示している状態の場合はステップS103に進み、図10に示すように液晶モニタ28を消灯する。一方、システムコントローラ50は、ステップS102で図10に示すように液晶モニタ28が消灯状態の場合はステップS104に進み、液晶モニタ28を点灯し図8に示すように撮影条件情報を表示する。ステップS105にて本処理を終了する。
次に、カメラ本体100において液晶モニタ28に画像を再生表示中に撮影者がDISPボタン66を押下した場合の動作(DISPボタン66の状態変化に対する動作)を図11のフローチャートに基づいて説明する。
カメラ本体100に接続された記録媒体200に記録されている画像は、撮影者がカメラ本体100の再生ボタン69を押下することで、液晶モニタ28に表示させ確認することができる。撮影者が再生ボタン69を押下すると、システムコントローラ50は、ステップS200から本処理を開始する。システムコントローラ50は、ステップS201にてDISPボタン66の状態を確認し、DISPボタン66がオン状態であればステップS202に進む。システムコントローラ50は、ステップS202にてカメラ本体100における再生表示設定の確認を行いステップS203に進む。
一方、システムコントローラ50は、ステップS201でDISPボタン66がオフ状態であればステップS211に進む。システムコントローラ50は、ステップS203にて画像再生の表示設定が簡易撮影情報表示の表示設定であればステップS204に進み、画像再生の表示設定を簡易撮影情報の表示設定に切り替える。更に、システムコントローラ50は、ステップS205にて図12に示すように液晶モニタ28内の所定の位置に簡易撮影情報を表示する。それ以外の場合はステップS206に進む。
システムコントローラ50は、ステップS206で画像再生の表示設定が撮影情報の表示設定であればステップS207に進み、画像再生の表示設定を撮影情報の表示設定に切り替える。更に、システムコントローラ50は、ステップS208にて図13に示すように液晶モニタ28内の所定の位置に詳細な撮影情報を表示する。
システムコントローラ50は、ステップS206で画像再生の表示設定が撮影情報の表示設定以外の表示設定である場合はステップS209に進み、画像再生の表示設定を画像のみの表示設定に切り替える。更に、システムコントローラ50は、ステップS210にて図14に示すように撮影情報を含まない画像のみの表示を行う。一連の画像表示を行って、ステップS211にて本処理を終了する。
次に、カメラ本体100の液晶モニタ28でメニュー表示あるいはINFO表示をしている状態でのDISPボタン66の状態変化に対する動作を図15のフローチャートに基づいて説明する。
カメラ本体100の撮影準備状態において撮影者がMENUボタン67を押下すると、システムコントローラ50は、液晶モニタ28の表示内容を図16に示すメニュー画面表示に切り替える。これにより、画像に関する設定、例えば記録画質や調光補正に関する設定、電子音の有無の設定など、種々の設定が可能になる。また、液晶モニタ28の表示内容がメニュー画面表示の状態で撮影者がDISPボタン66を押下すると、システムコントローラ50は、液晶モニタ28の表示内容を図17に示す画面表示に切り替える。これにより、日付や時刻、ホワイトバランス(WB)等の設定状態が液晶モニタ28に表示される(INFO表示)。
システムコントローラ50は、液晶モニタ28の表示内容がメニュー表示あるいはINFO表示をしている状態であるステップS300から本処理を開始する。システムコントローラ50は、ステップS301にてDISPボタン66の状態を確認し、DISPボタン66がオン状態であればステップS302に進み、DISPボタン66がオフであればステップS306に進む。
システムコントローラ50は、ステップS302にて液晶モニタ28の表示内容を確認しステップS303に進む。システムコントローラ50は、ステップS303で液晶モニタ28の表示内容がメニュー表示の場合はステップS304に進み、液晶モニタ28の表示内容をINFO表示(図17)にする。一方、システムコントローラ50は、ステップS303で液晶モニタ28の表示内容がメニュー表示以外(INFO表示)の場合はステップS305に進み、液晶モニタ28の表示内容をメニュー表示(図16)にする。そして、ステップS306にて本処理を終了する。
次に、カメラ本体100においてBULB撮影時のDISPボタン66の状態変化に対する動作を図18のフローチャートに基づいて説明する。
撮影者がモードダイアル60及びメイン電子ダイアル65を所定の状態へと操作することでシャッタ速度がBULB(バルブ)状態となり、長時間露光が可能になり、シャッタボタン62を押している間、シャッタ9が開いたままの状態での撮影が可能になる。システムコントローラ50は、シャッタ速度をBULB状態にし、撮影者がシャッタボタン62を押下して第2のシャッタスイッチSW2・64がオンした時であるステップS400から本処理を開始する。
システムコントローラ50は、ステップS401にてBULB撮影の露光を開始しステップS402に進む。システムコントローラ50は、ステップS402で液晶モニタ28が点灯状態であればステップS403に進み、液晶モニタ28が消灯状態であればステップS406に進む。システムコントローラ50は、ステップS403では図19に示すように液晶モニタ28に露光経過時間を表示する。このとき、露光経過時間の表示は液晶モニタ28内において黒色の背景に対して白色の文字で表示する。
システムコントローラ50は、次にステップS404にてDISPボタン66の状態を確認し、DISPボタン66がオン状態であればステップS405に進み、図10に示すように液晶モニタ28を消灯する。一方、システムコントローラ50は、ステップS404でDISPボタン66がオフ状態であればステップS408に進む。
システムコントローラ50は、ステップS406でDISPボタン66がオン状態であればステップS407に進み、図19に示すように液晶モニタ28内に露光経過時間を表示する。このときもステップS404と同様に、露光経過時間の表示は液晶モニタ28内において黒色の背景に対して白色の文字で表示する。一方、システムコントローラ50は、ステップS406でDISPボタン66がオフ状態であればステップS408に進む。
システムコントローラ50は、ステップS408で第1のシャッタスイッチSW1・63がオフ状態であればステップS409に進み、露光を終了する。一方、システムコントローラ50は、ステップS408で第1のシャッタスイッチSW1・63がオン状態のままであればステップS402に戻る。そして、ステップS410にて本処理を終了する。
本実施の形態では、撮影条件情報表示画面を液晶モニタ28に表示する場合は、日中の屋外など周囲が明るい場合においても文字が見えやすいように白色の背景に対して黒色の文字を表示する。一方、一般に周囲の環境が暗い状況で用いられることの多いバルブ撮影時に露光経過時間を液晶モニタ28に表示する場合は、黒色の背景に対して白色の文字を表示する。これにより、例えば天体撮影を行うような周囲が暗い状況下においても、液晶モニタ28の表示による眩しさを抑え、撮影者にとって視認性が良く使いやすいものとなる。
尚、本実施の形態では、撮影条件情報表示画面を液晶モニタ28に表示する時は白色の背景に黒色文字を表示し、バルブ撮影時に露光経過時間を液晶モニタ28に表示する時は黒色の背景に白色の文字を表示する設定としているが、特定の表示色に限定されない。撮影条件情報表示画面を液晶モニタ28に表示する場合は薄色の背景に濃色文字で表示を行い、バルブ撮影時に液晶モニタ28に露光経過時間を表示する場合は濃色の背景に薄色の文字で表示を行う設定としてもよい。
次に、カメラ本体100の測距モードの選択シーケンスを図20のフローチャートに基づいて説明する。
カメラ本体100の撮影準備状態において撮影者が右方向選択ボタンを兼用している測距モード選択ボタン79を操作することで、測距モード選択状態に入る。このとき、システムコントローラ50は、所定のタイミングでステップS700からの測距モード選択シーケンスを開始する。撮影準備状態では、液晶モニタ28に表示される図21に示す撮影条件情報表示画面において測距モード情報601は撮影条件表示領域に表示されている。
一方、測距モード選択状態になると、液晶モニタ28の画面は図22に示す測距モード選択画面(撮影条件選択画面)に移行する。測距モード選択画面では、撮影条件選択領域に、一連の選択可能な測距モードが測距モード選択領域(撮影条件選択領域)605に表示される構成となっている。ここで、測距モード選択画面における測距モード選択領域(撮影条件選択領域)605と、撮影条件情報表示画面における撮影条件表示領域とが、画面の高さ方向にほぼ同じ幅を有する帯状の領域となるように設定されている。したがって、撮影者は撮影条件情報表示画面から測距モード選択画面に遷移しても、測距モードが表示される位置を容易に認識することが可能である。
また、現在選択されている測距モードは反転表示される。更に、測距モード選択画面の最上部には測距モード選択中であることを示すガイダンス606が表示され、測距モード選択領域605の直上部には現在選択されている測距モードの名称を示すガイダンス607が表示される。ガイダンス606、607の表示により、撮影者は現在選択している項目を明確に理解することが可能である。
システムコントローラ50は、ステップS701にて左方向選択ボタン78の状態を確認し、左方向選択ボタン78がオンであればステップS702に進み、左方向選択ボタン78がオフであればステップS706に進む。システムコントローラ50は、ステップS702にて測距モードの状態遷移(推移)を行う。このとき、液晶モニタ28における測距モード選択画面(撮影条件選択画面)の測距モード選択領域605の表示は、「ONE SHOT」(図22)→「AI SERVO」(図24)→「AI FOCUS」(図23)の順番に状態遷移する。
システムコントローラ50は、次にステップS703に進み、選択されている測距モードを表示するよう液晶モニタ28の表示を更新し、ステップS704に進む。システムコントローラ50は、ステップS704では測距モード選択状態の終了が選択されているかを確認し、測距モード選択状態の終了が選択されていればステップS705に進み、液晶モニタ28の表示を撮影条件情報表示画面に更新する。そして、ステップS709にて本処理を終了する。
システムコントローラ50は、ステップS704で測距モード選択状態の終了が選択されていなければ、ステップS701へ戻る。ここで、「測距モード選択状態の終了が選択」とは、シャッタボタン62の操作(第1のシャッタスイッチSW1・63がオン)もしくはSETボタン80の操作によって終了が選択されることである。
システムコントローラ50は、ステップS706にて右方向選択ボタン79の状態を確認し、右方向選択ボタン79がオンであればステップS707に進み、右方向選択ボタン79がオフであればステップS704に進む。システムコントローラ50は、ステップS707にて測距モードの状態遷移(推移)を行う。このとき、液晶モニタ28における測距モード選択画面(撮影条件選択画面)の測距モード選択領域605の表示は、「ONE SHOT」(図22)→「AI FOCUS」(図23)→「AI SERVO」(図24)の順番に状態遷移する。
システムコントローラ50は、次にステップS708に進み、選択されている測距モードを表示するよう液晶モニタ28における測距モード選択画面(撮影条件選択画面)の測距モード選択領域605の表示を更新し、ステップS704に進む。
同様にホワイトバランス選択ボタン77を操作することで、ホワイトバランス設定状態に入る。ホワイトバランス設定状態に入ると、図25に示すホワイトバランス設定画面(撮影条件選択画面)が表示される。図25にて、ホワイトバランス設定画面のホワイトバランス選択領域(撮影条件選択領域)608には、設定可能なホワイトバランスアイコンが一列に並んで表示され、現在設定されているホワイトバランスアイコンが反転表示される。反転表示されるアイコンを説明するガイダンス609がホワイトバランス選択領域608よりも上の領域に表示される。ホワイトバランス選択領域(撮影条件選択領域)608は、撮影条件情報表示画面における撮影条件表示領域と画面の高さ方向にほぼ同じ幅を有する帯状の領域となるように設定されている。
測光モード選択ボタン78を操作することで、測光モード設定状態に入る。測光モード設定状態に入ると、図26に示す測光モード設定画面(撮影条件選択画面)が表示される。図26にて、測光モード設定選択領域(撮影条件選択領域)610には、設定可能な測光モードアイコンが一列に並んで表示され、現在設定されている測光モードアイコンが反転表示される。反転表示されるアイコンを説明するガイダンス611が測光モード選択領域610よりも上の領域に表示される。測光モード設定選択領域(撮影条件選択領域)610は、撮影条件情報表示画面における撮影条件表示領域と画面の高さ方向にほぼ同じ幅を有する帯状の領域となるように設定されている。
ドライブモード設定ボタン75を操作することで、ドライブモード設定状態に入る。ドライブモード設定状態に入ると、図27に示すドライブモード設定画面(撮影条件選択画面)が表示される。図27にて、ドライブモード設定選択領域(撮影条件選択領域)612には、設定可能なドライブモードアイコンが一列に並んで表示され、現在設定されているドライブモードアイコンが反転表示される。反転表示されるアイコンを説明するガイダンス613がドライブモード選択領域612よりも上の領域に表示される。ドライブモード設定選択領域(撮影条件選択領域)612は、撮影条件情報表示画面における撮影条件表示領域と画面の高さ方向にほぼ同じ幅を有する帯状の領域となるように設定されている。
なお、それぞれのモード選択動作、処理については、測距モードの選択方法と同様である。
次に、カメラ本体100におけるAF測距点の選択動作シーケンスを図28のフローチャートに基づいて説明する。
カメラ本体100の撮影準備状態において撮影者が測距点選択ボタン72を操作することで、測距点選択状態に入る。このとき、システムコントローラ50は、所定のタイミングでステップS600からの測距点選択シーケンスを開始する。撮影準備状態では、液晶モニタ28に表示される図29に示す撮影条件情報表示画面において測距点情報602は中央帯状部分の下方領域に表示されている。
一方、測距点選択状態にある時には、液晶モニタ28の表示は測距点情報602を抽出して拡大表示する図30に示す画面表示になる。更に、画面最上部には、測距点の選択中であることを示す情報が表示され、測距点情報表示の直上部には、現在自動選択と任意選択のいずれの状態にあるかの情報が表示される。これにより、測距点選択状態にあることが明白になり、また選択した測距点も分かりやすい。
システムコントローラ50は、ステップS601にてSETボタン80が押されたか否かを確認し、SETボタン80が押されたらステップS602に進み、SETボタン80が押されていなければステップS607に進む。システムコントローラ50は、ステップS602にてSETボタン80が押される前の測距点選択状態を確認し、測距点選択状態が自動選択であればステップS603に進み、測距点選択状態が任意選択であればステップS606に進む。
システムコントローラ50は、ステップS603では測距点を中央に移動すると共に測距点選択画面の測距点を図31に示す中央測距点選択の画面に更新し、任意選択状態としてステップS604に進む。システムコントローラ50は、ステップS606では測距点を自動選択とすると共に測距点選択画面の測距点を図30に示す測距点自動選択の画面に更新し、自動選択状態としてステップS604に進む。つまり、SETボタン80が押されることにより、自動選択から任意選択へ、任意選択から自動選択へ切り替わることになる。
システムコントローラ50は、ステップS604では測距点選択状態の終了が選択されているかを確認し、測距点選択状態の終了が選択されていればステップS605に進んで液晶モニタ28の表示を撮影条件情報表示画面に更新する。そして、ステップS619にて本処理を終了する。
システムコントローラ50は、ステップS604で測距点選択状態の終了が選択されていなければ、ステップS601へ戻る。ここで、「測距点選択状態の終了が選択」とは、シャッタボタン62の操作(第1のシャッタスイッチSW1・63がオン)もしくは測距点選択ボタン72の押下げ、または所定の測距点選択状態タイマの経過によって終了が選択されることである。
システムコントローラ50は、ステップS607にて上方向選択ボタン76が押されたか否かを確認し、上方向選択ボタン76が押されたならステップS608に進み、上方向選択ボタン76が押されていなければステップS610に進む。システムコントローラ50は、ステップS608にて上方向選択ボタン76が押される前の測距点選択状態を確認し、測距点選択状態が自動選択であったならばステップS603に進み、上方向選択ボタン76が押される前の測距点選択状態が任意選択であったならばステップS609に進む。システムコントローラ50は、ステップS609では測距点を上方に移動すると共に測距点選択画面の測距点を図32に示す上方測距点選択の画面に更新し、ステップS604に進む。
システムコントローラ50は、ステップS610にて下方向選択ボタン77が押されたか否かを確認し、下方向選択ボタン77が押されたならステップS611に進み、下方向選択ボタン77が押されていなければステップS613に進む。システムコントローラ50は、ステップS611にて下方向選択ボタン77が押される前の測距点選択状態を確認し、測距点選択状態が自動選択であったならばステップS603に進み、下方向選択ボタン77が押される前の測距点選択状態が任意選択であったならばステップS612に進む。システムコントローラ50は、ステップS612では測距点を下方に移動すると共に測距点選択画面の測距点を図33に示す下方測距点選択の画面に更新し、ステップS604に進む。
システムコントローラ50は、ステップS613にて左方向選択ボタン78が押されたか否かを確認し、左方向選択ボタン78が押されたならステップS614に進み、左方向選択ボタン78が押されていなければステップS616に進む。システムコントローラ50は、ステップS614にて左方向選択ボタン78が押される前の測距点選択状態を確認し、測距点選択状態が自動選択であったならばステップS603に進み、左方向選択ボタン78が押される前の測距点選択状態が任意選択であったならばステップS615に進む。システムコントローラ50は、ステップS615では測距点を左方に移動すると共に測距点選択画面の測距点を図35に示す左方測距点選択の画面に更新し、ステップS604に進む。
システムコントローラ50は、ステップS616にて右方向選択ボタン79が押されたか否かを確認し、右方向選択ボタン79が押されたならステップS617に進み、右方向選択ボタン79が押されていなければステップS604に進む。システムコントローラ50は、ステップS617にて右方向選択ボタン79が押される前の測距点選択状態を確認し、測距点選択状態が自動選択であったならばステップS603に進み、右方向選択ボタン79が押される前の測距点選択状態が任意選択であったならばステップS618に進む。システムコントローラ50は、ステップS618では測距点を右方に移動すると共に測距点選択画面の測距点を図34に示す右方測距点選択の画面に更新し、ステップS604に進む。
次に、カメラ本体100における液晶モニタ28が表示オン状態での起動時(電源オン操作時)の異物除去動作及び表示処理を図36のフローチャートに基づいて説明する。
システムコントローラ50は、図5のステップS57で図36の異物除去動作及び表示処理を呼び出し、ステップS800から本処理を開始する。システムコントローラ50は、まずステップS802で第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされたかどうかを確認する。第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされていない場合はステップS803に進み、第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされている場合はステップS810に進む。
システムコントローラ50は、ステップS803では異物除去自動実行(後述)が設定されているかどうかを判別する。異物除去自動実行が設定されている場合はステップS804に進む。異物除去自動実行が設定されていない場合はステップS816に進み、本処理を終了する。
システムコントローラ50は、ステップS804では圧電素子駆動回路42により圧電素子43を加振することで光学フィルタ44表面の異物を除去する異物除去動作を開始し、ステップS805に進む。システムコントローラ50は、ステップS805では液晶モニタ28の撮影条件情報表示画面の一部領域に異物除去動作中であることを示す表示を行い、ステップS806に進む。ステップS805での表示の詳細については後述する。尚、撮影条件情報表示画面の一部領域は、撮影前情報に含まれる露出情報を表示する領域とは無関係な領域である。
システムコントローラ50は、ステップS806では異物除去動作開始から所定の異物除去駆動時間が経過したかどうかを判定する。所定の異物除去駆動時間が経過していればステップS812に進み、所定の異物除去駆動時間が経過していないときにはステップS807に進む。システムコントローラ50は、ステップS812では異物除去動作を終了し、ステップS813に進む。
システムコントローラ50は、ステップS813では第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされたかどうかを確認する。第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされていない場合はステップS814に進み、第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされている場合はステップS810に進む。
システムコントローラ50は、ステップS814では異物除去動作表示開始から予め設定されている所定の表示時間が経過したかどうかを判定する。所定の表示時間が経過している場合はステップS815に進み、所定の異物除去駆動時間が経過していない場合はステップS813へ戻る。ここで、所定の表示時間としては、上述した所定の異物除去駆動時間(圧電素子駆動回路42による圧電素子43の駆動時間)よりも長い時間であり、撮影者が液晶モニタ28の表示を視認するのに充分な時間が設定されている。
システムコントローラ50は、ステップS815では異物除去動作表示を終了し、ステップS816にて本処理を終了する。ステップS815で異物除去動作表示を終了した状態の液晶モニタ28の表示は本処理が開始した状態での表示(図8)と同一となる。
システムコントローラ50は、ステップS807では第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされたかどうかを確認する。第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされていない場合はステップS805に戻る。第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされている場合はステップS808に進み、異物除去動作を終了し、更にステップS809で液晶モニタ28の異物除去動作表示を終了する。
システムコントローラ50は、ステップS810では測光・測距処理を行い、ステップS811では図38に示すように撮影情報(測光値より演算した絞り値、シャッタ速度、露出レベル等)を表示する。図38の例では、撮影モードとしてマニュアルモードが選択されている状態であって露出がマニュアル設定されているため、本処理が開始された状態での表示(図8)に対して露出レベル604が表示されている。システムコントローラ50は、ステップS811の処理終了後、ステップS814に進み一連の処理を終了する。
図37は、ステップS805での液晶モニタ28の撮影条件情報表示画面の一例である。図37の撮影条件情報表示画面の右下部の撮影可能枚数等を表示する領域603に、異物除去動作中であることを示すアイコンが表示されている。シャッタ速度801、絞り値802、ISO感度803等の主要な撮影情報は、通常の撮影前情報(図8)と同様に表示されている。これにより、撮影者は撮影に必要な情報と異物除去動作中であることを同時に確認することができる。
また、本処理によれば、上述したようにステップS805の状態から第1のシャッタスイッチSW1・63をオンすることにより、すぐに撮影に入ることが可能である。ステップS805での表示形態(図37)は通常の撮影前情報表示(図8)と類似の表示形態となっているため、撮影者にとっても直感的に撮影可能な状態であることがわかりやすい表示となっている。また、異物除去動作中であることを示すアイコンの表示は、小さなアイコンでも撮影者が認識しやすいように実際の異物除去動作時間よりも長い時間表示されるように設定されている。
次に、カメラ本体100における液晶モニタ28の表示オフ状態での起動時(電源オン操作時)の異物除去動作及び表示処理を図39のフローチャートに基づいて説明する。
システムコントローラ50は、図5のステップS58で図39の異物除去動作処理を呼び出し、ステップS900から本処理を開始する。システムコントローラ50は、ステップS902で第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされたかどうかを確認し、ステップS803で異物除去自動実行が設定されているかどうかを判別し、それぞれ処理を振り分ける。図39のシーケンスについては、表示に関する処理がないことを除けば図36のシーケンスと同様であるので詳細な説明は省略する。
次に、カメラ本体100が電源オフ操作された場合の異物除去動作処理を図40のフローチャートに基づいて説明する。
撮影者がカメラ本体100のメインスイッチ61をオフ操作すると、システムコントローラ50は、ステップS1000から本処理を開始する。システムコントローラ50は、まずステップS1001で異物除去自動実行が設定されているかどうかを判別し、異物除去自動実行が設定されている場合はステップS1002に進み、異物除去自動実行が設定されていない場合はステップS1007に進む。
システムコントローラ50は、ステップS1002では圧電素子駆動回路42により圧電素子43を加振することで光学フィルタ44表面の異物を除去する異物除去動作を開始し、ステップS1003に進む。システムコントローラ50は、ステップS1003では液晶モニタ28の表示がオンであるかどうかを確認し、液晶モニタ28の表示がオンであればステップS1004に進み、液晶モニタ28の表示がオフであればステップS1005に進む。
システムコントローラ50は、ステップS1004で液晶モニタ28に異物除去動作中であることを示す画面を表示し、ステップS1005に進む。図41は、液晶モニタ28に表示される画面であり、黒地の画面に異物除去動作中であることを示すアイコンのみが表示されている。即ち、液晶モニタ28の画面全体を使用して異物除去動作中を表示する。このアイコンは画面略中央に大きく表示されるため、撮影者は異物除去動作中であることを容易に認識できる。また、異物除去動作中の表示は、例えば図8に示すような撮影前情報の表示形態とは全く異なる形態の表示であるため、撮影者は撮影動作が行えない状態であることを容易に認識できる。
システムコントローラ50は、ステップS1005で異物除去動作開始から所定時間経過するまで異物除去動作を継続し、所定時間が経過するとステップS1006に進む。システムコントローラ50は、ステップS1006では異物除去動作表示を終了し、ステップS1007に進む。システムコントローラ50は、ステップS1007では液晶モニタ28の表示を消灯し、続いてステップS1008でカメラ本体100のシャットダウン処理を行い、ステップS1009にて本処理を終了する。即ち、上記異物除去動作の終了後に自動的にカメラの電源が切断される。
本実施の形態では、カメラ本体100においては撮影者がメニュー操作で異物除去動作を任意に実行できるよう構成されている。
次に、カメラ本体100における撮影者のメニュー操作での異物除去動作実行の処理を図42のフローチャートに基づいて説明する。
撮影者が液晶モニタ28に表示される図43に示すメニュー画面から「センサクリーニング:自動」の項目を選択すると、システムコントローラ50は、ステップS1100から本処理を開始する。システムコントローラ50は、ステップS1101では液晶モニタ28にサブメニューとして図44に示す異物除去動作の設定メニュー画面を表示し、ステップS1102に進む。
システムコントローラ50は、ステップS1102で第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされているかどうかを確認する。第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされていない場合はステップS1103に進み、第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされている場合はステップS1112に進む。
システムコントローラ50は、ステップS1103で図44の設定メニュー画面で「今すぐ実行」が選択されたかどうかを判別する。「今すぐ実行」が選択されていればステップS1104に進み、「今すぐ実行」が選択されていなければステップS1114に進む。システムコントローラ50は、ステップS1104では圧電素子駆動回路42により圧電素子43を加振することで光学フィルタ44表面の異物を除去する異物除去動作を開始し、ステップS1105に進む。
システムコントローラ50は、ステップS1105では液晶モニタ28に異物除去動作中であることを示す表示を行い、ステップS1106に進む。ステップS1105における液晶モニタ28の表示画面は、図40のステップS1004における液晶モニタ28の表示画面(図41)と同一である。
システムコントローラ50は、ステップS1106では異物除去動作開始から所定時間経過したかどうかを判定する。所定時間が経過している場合はステップS1107に進み、所定時間が経過していない場合はステップS1108に進む。システムコントローラ50は、ステップS1107では液晶モニタ28に異物除去動作の設定メニュー画面(図44)を表示し、ステップS1117にて本処理を終了する。
システムコントローラ50は、ステップS1108では第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされているかどうかを確認する。第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされていない場合はステップS1105へ戻り、第1のシャッタスイッチSW1・63がオンされている場合はステップS1110に進む。
システムコントローラ50は、ステップS1110で異物除去動作開始から所定時間経過するまで異物除去動作を継続し、所定時間が経過するとステップS1111に進む。システムコントローラ50は、ステップS1111では異物除去動作表示を終了し、ステップS1112に進む。システムコントローラ50は、ステップS1112では測光・測距処理を行い、ステップS1113に進む。ステップS1113では液晶モニタ28に例えば図38に示すように撮影情報(測光結果より演算した絞り値、シャッタ速度、露出レベル等)を表示し、本処理を終了する。
システムコントローラ50は、ステップS1114では図44の設定メニュー画面で「設定」が選択されたかどうかを確認する。「設定」が選択されていればステップS1117に進み、「設定」が選択されていなければステップS1115に進む。システムコントローラ50は、ステップS1117では異物除去の自動実行のオン/オフの設定を受け付け、ステップS1101に戻る。
ここで、図45、図46は、ステップS1117で液晶モニタ28に表示される画面である。画面下部の文字アイコンがハイライト表示され、左方向選択ボタン78、右方向選択ボタン79によりアイコンを「する」→「しない」→「する」とトグルで切り替えることができる。SETボタン80により変更を受け付け確定する。「する」を選択すると異物除去の自動実行がオンに設定され、「しない」を選択すると異物除去の自動実行がオフに設定される。
システムコントローラ50は、ステップS1115ではMENUボタン67が押下されたかどうかを確認する。MENUボタン67が押下されていればステップS1116に進み、MENUボタン67が押下されていなければステップS1101に戻る。システムコントローラ50は、ステップS1116では異物除去動作の設定メニュー画面を抜けて1階層上のメニュー画面(図43)を液晶モニタ28に表示し、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、撮影条件情報表示画面を液晶モニタ28に表示する時は白色の背景に黒色の文字を表示し、バルブ撮影時に露光経過時間を液晶モニタ28に表示する時は黒色の背景に白色の文字を表示する。これにより、撮影者に対して、撮影前情報は日中の屋外など周囲が明るい外光下でも見易くすることが可能となると共に、比較的暗いところで使用するバルブ撮影時の情報は眩しくないようにすることが可能となる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、撮像装置としてデジタル一眼レフカメラを例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではない。デジタル一眼レフカメラ以外のカメラにも適用可能である。
上記実施の形態では、撮像装置としてデジタル一眼レフカメラを例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではない。デジタル一眼レフカメラ以外のカメラにも適用可能である。
また、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、以下の処理を行うことによっても達成される。即ち、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスクを用いることができる。また、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではなく、以下の場合も含まれる。即ち、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、以下の処理を行う場合も含まれる。即ち、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
10 ディスプレイオフセンサ
28 液晶モニタ(表示手段)
50 システムコントローラ(表示制御手段)
28 液晶モニタ(表示手段)
50 システムコントローラ(表示制御手段)
Claims (7)
- バルブ撮影が可能な撮像装置であって、
情報を表示する表示手段と、
前記表示手段に撮影条件情報を表示する場合は薄色の背景に濃色の文字により前記撮影条件情報を表示し、前記表示手段にバルブ撮影動作情報を表示する場合は濃色の背景に薄色の文字により前記バルブ撮影動作情報を表示する制御を行う表示制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記表示制御手段は、前記表示手段に前記撮影条件情報を表示する場合は白色の背景に黒色の文字により前記撮影条件情報を表示し、前記表示手段に前記バルブ撮影動作情報を表示する場合は黒色の背景に白色の文字により前記バルブ撮影動作情報を表示する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記撮影条件情報は、シャッタ速度、絞り値、撮影可能枚数を含むことを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
- 前記バルブ撮影動作情報は、露光時間を累積した累積露光時間を含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記表示手段は、前記撮像装置により撮像された画像の表示も兼用することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の撮像装置。
- 情報を表示する表示手段を備えると共にバルブ撮影が可能な撮像装置の制御方法であって、
前記表示手段に撮影条件情報を表示する場合は薄色の背景に濃色の文字により前記撮影条件情報を表示し、前記表示手段にバルブ撮影動作情報を表示する場合は濃色の背景に薄色の文字により前記バルブ撮影動作情報を表示する制御を行うことを特徴とする制御方法。 - 前記請求項6記載の撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006208650A JP2008035389A (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | 撮像装置、制御方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006208650A JP2008035389A (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | 撮像装置、制御方法、及びプログラム |
Publications (1)
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JP2008035389A true JP2008035389A (ja) | 2008-02-14 |
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ID=39124308
Family Applications (1)
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JP2006208650A Pending JP2008035389A (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | 撮像装置、制御方法、及びプログラム |
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JP (1) | JP2008035389A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010093392A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-22 | Canon Inc | 撮像装置、その制御方法及びプログラム |
-
2006
- 2006-07-31 JP JP2006208650A patent/JP2008035389A/ja active Pending
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JP2010093392A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-22 | Canon Inc | 撮像装置、その制御方法及びプログラム |
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