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JP2007523539A - マイクロホン−電池共通空洞を備えた長期着用耳道デバイス - Google Patents

マイクロホン−電池共通空洞を備えた長期着用耳道デバイス Download PDF

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JP2007523539A JP2006552329A JP2006552329A JP2007523539A JP 2007523539 A JP2007523539 A JP 2007523539A JP 2006552329 A JP2006552329 A JP 2006552329A JP 2006552329 A JP2006552329 A JP 2006552329A JP 2007523539 A JP2007523539 A JP 2007523539A
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Abstract

態様は、耳道の骨性部分に置かれるようなサイズである受信機アセンブリ、電池アセンブリ、およびマイクロホンアセンブリを含む、耳道内に完全に(entirely)着用される連続着用聴覚デバイスを提供する。受信機アセンブリは、鼓膜へ音響信号を供給するための受信機を含む。電池アセンブリは、受信機アセンブリに連結され、かつ金属空気電池および電池通気口を含む。マイクロホンアセンブリは、電池アセンブリに連結され、かつマイクロホンおよびマイクロホン音声ポートを含む。音声ポートは、耳道に対して内側方向に向いている。耳道におけるマイクロホンの向きおよび位置は、耳垢によるポートの汚れを軽減するように構成される。マイクロホンアセンブリの位置は、マイクロホンアセンブリと電池アセンブリとの間に配置される空洞を規定し、ポートおよび通気口が流体的に空洞に連結される。

Description

発明の分野
本発明の態様は、長期着用聴覚デバイスに関する。さらに詳しくは、態様は、汚染物質耐性マイクロホンアセンブリを有する長期着用CIC補聴器に関する。態様は、耳道(ear canal)が閉塞する際に補聴器電池の稼動のための空気だめを提供する空洞を有した長期着用CIC補聴器にも関する。
関連出願の相互参照
本出願は、2004年2月5日に出願された米国特許仮出願第60/542,776号(代理人整理番号022176-001800US)の優先権の恩典を主張し、その両方の全開示は参照として本明細書に組み入れられる。本出願は以下に関する:2002年10月29日に付与された、同一出願人による特許である米国特許第6,473,513号;1998年11月25日に出願された、同一出願人による同時係属中の特許出願である米国特許出願第09/199,669号;2005年1月26日に出願された米国特許出願第11/___,___号(代理人整理番号022176-001710US);および以下の同一出願人による出願:2005年2月7日に出願された米国特許出願第11/___,___号(代理人整理番号022176-001910US);および2005年2月14日に出願された米国特許出願第11/___,___号(代理人整理番号022176-003000US)。
発明の背景
多くの補聴器デバイスは耳道に合うように適合されていることから、耳道の解剖学に関する簡単な記載を、図示の目的のためにここで示す。耳道の形および構造、または形態は、人によって違うが、特定の特徴はすべての個人に対して共通である。ここで図1、図2に関して、外耳道(耳道)は、概して狭くかつ図1の冠状面図に示されるような外形を示す。耳道10は、外耳孔17から鼓膜(tympanic membrane)18(鼓膜(eardrum))の中心までの長さが、約25mmである。耳道の(鼓膜から離れた)外側部の軟骨性部位11は、下層をなす軟骨性組織のために比較的軟らかい。耳道10の軟骨性部位11は、会話、あくび、咀嚼などの間に生じる下顎(顎)の動きに応じて、変形し動く。(鼓膜に向かう)内側部の、鼓膜に近位の骨性部位13は、下層をなす骨性組織のために硬い。骨性部位13の皮膚14は、(軟骨性部位の皮膚16と比べて)薄く、接触または圧に対してより敏感である。骨性軟骨性結合19(本明細書において骨性結合と呼ばれる)は大体が特徴的な屈曲15を生じ、軟骨性部位11と骨性部位13を分ける。この屈曲の規模は個人間で変化する。
耳道10は、内側で鼓膜18に終結する。耳道の外側および外部は、耳甲介腔2および耳介3であり、両方とも軟骨性である。外耳孔17における耳甲介腔2と耳道の軟骨性部位11との間の結合は、耳道の第一屈曲として公知の特徴的な屈曲12によって規定もされる。耳道における体毛5および残屑4は、主に軟骨性部位11に存在する。生理学的な残屑は、耳垢(耳あか)、汗、朽ちた体毛、および軟骨性部位における皮膚下の様々な腺から産出される油を含む。非生理学的な残屑は、主に耳道に進入する環境粒子からなる。耳道残屑は、外側上皮細胞移動のプロセスによって耳の外へ自然に押し出される(例えば、Ballachanda, The Human ear Canal, Singular Publishing, 1995, pp. 195(非特許文献1)を参照されたい)。耳道の骨性部位には、耳垢産出も体毛もない。
典型的な耳道10の断面図(図2)は、概して卵形で下方に(下側に)尖った形を示す。長径(DL)は垂直軸に沿っており、短径(DS)は水平軸に沿っている。これらの寸法は個人間で変化する。
第一世代聴覚デバイスは、主に耳後部(Behind-The-Ear(BTE))型であった。しかしながらそれらは三つの型がある耳道内((In-The-Canal)ITC)聴覚デバイスに大きく取って代わられた。耳内((In-The-Ear)ITE)デバイスは主に耳甲介に置かれ、すぐ近くにいる人にとってかなり目立ち、着用するには比較的かさばるという不利点を有する。より小さいITCデバイスは、部分的に耳甲介におよび部分的に耳道に合っていて目立たないが、それでも聴覚デバイスの実質的な部分を露出したままにする。
最近、全面耳道内((Completely-In-The-Canal)CIC)聴覚デバイスがより多く使用されるようになった。これらのデバイスは耳道の深部に合い、かつ本質的に外側からの視界から隠され得る。CIC聴覚デバイスが提供する明らかな審美的優位性に加えて、それらは、より大きく外部に取り付けられたデバイスが提供しない、いくつかの性能優位性をも有する。聴覚デバイスを耳道の深部および鼓膜(鼓膜)の近位に置くことは、デバイスの周波数応答を改善し、顎の押し出しによる変形を軽減し、閉塞効果の発生を軽減し、かつ全体的な音の忠実度を改善する。
しかしながらそれらの優位性にもかかわらず、現在のCIC補聴器のマイクロホンおよびその他の構成要素は、耳垢およびその他の汚染物質によって頻繁に汚れる。これは、現在のCICデバイスが、マイクロホンを、耳垢が産出されて集まる耳道の軟骨性部分の外に向かう方向(例えば、外側方向)に置くという事実に部分的には起因する。使用者が耳を引っ掻く際に、耳垢はマイクロホンに押し付けられてマイクロホンを汚す。マイクロホンを反対の向きに(例えば、内側向きに)置くことは、マイクロホンおよび従って補聴器の性能を音響的に落とすと考えられるという見解のために、製品は耳道に対してマイクロホンを外側方向に置く。また、金属空気電池を利用する聴覚デバイスは、電池の空気口が汚れたり、または耳道が閉塞した場合に、電池に酸素が到達するのが妨げられて電池の酸素欠乏を引き起こし、故障する可能性がある。マイクロホンまたは電池通気口の汚れに耐性があり、かつ耳道の閉塞による金属空気電池の故障を防ぐための手段を提供するCIC補聴器が必要である。
Ballachanda, The Human ear Canal, Singular Publishing, 1995, pp. 195
発明の概要
本発明の態様は、デバイスが連続的に全面に耳道(CIC)に着用される際に、長期間の信頼性ならびに汚染および損傷への耐性を有する長期着用聴覚デバイスを提供する。より詳細には、態様は、耳道に挿入された物体による損傷と同様に耳垢およびその他の耳道残屑による汚れに耐性のある内側向きマイクロホンアセンブリを有する長期着用CIC補聴器を提供する。様々な態様は、耳道が水またはその他の残屑によって閉塞した場合に、金属空気補聴器電池の酸素必要量を長期間供給し得る空気だめを有する長期着用CIC補聴器も提供する。
一つの態様は、耳道の骨性部分に置かれるようなサイズである受信機アセンブリ、マイクロホンアセンブリ、および電池アセンブリを含む、着用者の耳道内に完全に(entirely)着用されるように適合された連続着用聴覚デバイスを提供する。受信機アセンブリは、着用者の鼓膜へ音響信号を供給するための受信機を含む。受信機およびマイクロホンアセンブリは、フィードバックを防ぐための音響減衰を提供するだけでなく、聴覚デバイスを耳道における位置に保持するための密閉固定器具を含み得る。
電池アセンブリは、受信機に連結され、かつ金属空気電池および電池通気口を含む。好ましい態様において、電池は亜鉛空気電池であるが、別の態様においては、電池はリチウム電池のような金属空気電池以外の電池であり得る。マイクロホンアセンブリは、電池アセンブリに連結され、かつマイクロホンおよびマイクロホン音声ポートを含む。音声ポートは、耳道に対して実質的に内側方向に向いている。耳道におけるマイクロホンの向きおよび位置は、耳垢による、および油、体毛屑などのようなその他の汚染物質による音声ポートの汚れを軽減するように構成される。マイクロホンアセンブリは、マイクロホンアセンブリと電池アセンブリとの間に配置される空洞を規定するようにも置かれ、マイクロホン音声ポートおよび電池通気口は空洞に流体的に連結される。また、マイクロホンアセンブリおよび電池アセンブリの一つまたは両方は、空洞への空気接続のための少なくとも一つのポートを含み得るハウジングに少なくとも部分的に包含され得る、またはそうでなければ連結され得る。
多くの態様において、マイクロホン音声ポートおよび電池通気口は、空洞に対して空間的に向かい合う関係にある。しかしながら別の態様においては、これらの二つの機構は、互いに外方を向いていても、または選択可能な角度で置かれてもよい。典型的には、空洞は、音波および空気が進入し得る一つまたは複数のポートまたは入口(例えば、電池アセンブリまたはマイクロホンアセンブリによって形成される)を含む。空洞は、空洞ポートを介したマイクロホン音声ポートへの音響伝導性経路が、聴覚デバイスの縦軸に実質的に垂直であるように構成され得る。これは、一つの態様において、空洞の一つまたは複数の側面にポートを置くことによって成し遂げられ得る。
様々な態様において、空洞は、耳道が流動体またはその他の物質によってすっかり閉塞される際に(例えば、水泳またはシャワーの間に)、聴覚デバイスに電力を供給するために電池の酸素必要量を満たすための空気だめを提供するように構成される。特定の態様において、空洞は、2時間までまたはさらに長い間、電池の酸素要求量を満たすための空気だめを提供するように構成され得る。空洞は、例えば、小さいポートサイズを使用することにより、または空洞が狭い奥行きを有するように構成することにより、音声ポートまたは電池通気口の一つまたは両方への耳垢の流入を軽減するようにも構成され得る。関連する態様において、音および空気は空洞に接続するが、液体水、耳垢、およびその他の汚染物質の進入に対して保護するような周辺膜によって、空洞は保護され得る。
別の態様は、耳道の骨性部分に置かれるようなサイズである受信機アセンブリ、電池アセンブリ、およびマイクロホンアセンブリを含む、着用者の耳道内に完全に着用されるように適合された連続着用聴覚デバイスを提供する。受信機アセンブリは、着用者の鼓膜へ音響信号を供給するための受信機を含む。電池アセンブリは、受信機に連結され、かつ金属空気電池またはその他の電池、および電池通気口を含む。マイクロホンアセンブリは、電池アセンブリに連結され、かつマイクロホンおよびマイクロホン音声ポートを含み、マイクロホン音声ポートは耳道に対して内側方向に向いている。耳道におけるマイクロホンの向きおよび位置は、耳垢による音声ポートの汚れを軽減し、挿入または除去固定具、洗面タオル、Q-tips(登録商標)などのような耳道に挿入された物体による損傷からマイクロホンを保護するように構成される。また、マイクロホンの内側構成は、音声ポートへの音の伝導性を妨害しない、マイクロホンアセンブリへの挿入および/または除去固定具の接着を可能にする。さらに、この構成は、マイクロホンが、耳形態の音響集束の性質を活用するような耳の中における場所および向きに(例えば、耳道の軟骨性部分、内側に向けて)置かれることによって、パラボラマイクロホンと同様に機能することを可能にし、マイクロホンに音を集束させる。集束効果は、内側に向いたマイクロホンに音を反射して戻す、マイクロホンの周囲に置かれた湾曲した密閉固定器具の使用を介して促進され得る。これらの集束効果は、改善された感受性をもたらし、かつ音周波数の可聴範囲(例えば、250ヘルツから6000ヘルツ)を超えたフラッター周波数応答を引き起こす。
パラボラマイクロホンを有する聴覚デバイスを使用するための方法の例示的な態様において、聴覚デバイスは、マイクロホンが耳道の軟骨性部分に置かれてマイクロホン音声ポートが内側方向に向いた状態で、使用者の耳に挿入される。耳の形態の音響集束効果は、次いで、マイクロホンの音声ポートの上または近くで、入ってくる音波を集束するまたはそうでなければ方向付けるために利用される。次いで、信号はデバイスによって処理され、デバイス受信機によって鼓膜に供給される音響出力信号に変換される。集束効果は、耳道におけるデバイスの位置を調整することによって促進され得るが、使用者はテスト信号または均一な周囲の音を聞き、次いで、どの位置がより良い質の音(例えば、よりはっきりしているなど)をもたらすかに留意する。
発明の詳細な説明
本発明の態様は、デバイスが連続的に全面に耳道内(CIC)に着用される際に、長期間の信頼性および汚染物質への耐性を有する長期着用聴覚デバイスを提供する。より詳細には、態様は、耳道に挿入された物体による損傷と同様に、耳垢およびその他の耳道残屑による汚れに対して耐性のある、内側向きマイクロホンアセンブリを有する長期着用CIC補聴器を提供し、洗浄、電池交換、またはその他の維持のために除去することなくデバイスが長期間着用されるのを可能にする。これに関連して、長期着用は、数ヶ月のオーダーまたはより長く、連続的に(またはほとんど連続的に)着用することを指すと理解される。特定の態様において、本発明の態様は、3ヶ月、6ヶ月、またはさらに長く連続的に着用され得る長期着用聴覚デバイスを提供する。これらの期間は、大容量亜鉛空気電池、低電力回路(例えば、マイクロホンおよびスピーカーのための)、および内側向きマイクロホンのような耳垢/汚染物質耐性設計の使用を介して達成され得る。様々な態様は、耳道が水またはその他の残屑によって閉塞する際に、数時間またはより長く金属空気補聴器電池の酸素必要量を供給し得る空気だめを有する、長期着用CIC補聴器も提供する。
ここで図3から図6に関して、耳道10における配置および使用のために構成されたCIC補聴器デバイス38の態様は、受信機(またはスピーカー)アセンブリ32、マイクロホンアセンブリ42、および電池アセンブリ52を含み得る。好ましくは、デバイス38は、デバイス20と鼓膜18との間の耳道における空気の残留体積による音響閉塞効果が最小となるように、耳道10の骨性部位13におけるまたはその近くにおける配置および使用のために構成される。例えば、図3に示される態様において、デバイス38は骨性結合34から内側に置かれる。閉塞効果は、残留体積6に反比例する;それ故、それらは、体積6が最小となるように、デバイス20を骨性部位13に配置することによって最小にされ得る。
受信機アセンブリ32は、マイクロホンアセンブリから受けた音響信号をデバイスの着用者の鼓膜に供給するように構成される。マイクロホンアセンブリ42は、マイクロホン40と、マイクロホンに音波を入れるマイクロホン音声ポート44とを含む。マイクロホンは、入ってくる音響信号を受けるように構成される。受信機アセンブリまたはマイクロホンアセンブリの一つまたは両方は、本明細書において記載される密閉固定器具33および43を含み得る。電池アセンブリ52およびスピーカーアセンブリ32は、連結36によって連結されてもよく、本明細書において論じられる可撓性連結36fを含んでもよい。別の態様において、連結36、36fは、スピーカーアセンブリ32およびマイクロホンアセンブリ42を接合するように構成され得る(図5を参照されたい)。
電池アセンブリ52は、長期間の稼動のために聴覚デバイス38に電力を提供するように構成された電池50を含み、従って望ましくは大容量電池である。多くの態様において、電池50は、電気を生成するために酸素を利用する電気化学を有する金属空気電池である。従って、そのような態様において、電池アセンブリ52は、酸素を含む空気が電池に進入し得る電池通気口54を含み得る。実例の金属空気電池は、アルミニウム、カルシウム、鉄、リチウム、マグネシウム空気に基づく電池(magnesium-air based battery)を含むが、それらに限定されない。好ましい態様において、電池50は、当技術分野において公知の亜鉛空気電池である。別の態様において、電池50は、リチウム、リチウムポリマー、リチウムイオン、ニッケルカドミウム、ニッケル水素(nickel metal hydride)、もしくは鉛酸、またはそれらの組み合わせを含むが、それらに限定されない、当技術分野において公知の様々な電気化学を採用し得る。
多くの態様において、マイクロホンアセンブリ42は、マイクロホンアセンブリ42と電池アセンブリ52との間に配置される空洞または気積60を形成するように、電池アセンブリ52に対して連結されるまたはそうでなければ置かれる。音声ポート44および電池通気口54の両方は、望ましくは流体的に空洞60に連結される。それは、空洞に入る空気が音声ポート44および電池通気口54の両方に到達し得るように、それらが空洞60において空気に流体的に連結されるということである。これは、音波が音声ポートに到達し、かつ酸素が電池通気口に到達することを可能にする。空洞60は、音波を含む空気が空洞に進入し、かつ音声ポート44および電池通気口54に到達できる空洞開口部またはポート61を含む。空洞60の使用により、マイクロホンアセンブリおよび電池アセンブリをあらゆる向きに置き、それでも音声ポートおよび電池通気口を流体的に空洞に連結させることが可能になる。例えば、それらは互いに向かい合う可能性があり、または直角に置かれる可能性さえある。
空洞60は、いくつかの機能を遂行するように構成でき、第一に上に論じたように、空洞60は空気を電池通気口54に供給し、かつ音をマイクロホンポート44に伝導するための導管としての役目を果たし得る。空洞は、長期間の稼動のために聴覚デバイス38に電力を供給する際、金属空気電池50の酸素必要量を満たすための空気だめ60rを提供するように構成されてもよい。これは、入浴、水泳、または単なる長期間の着用を介するような活動に起因する流体、耳垢、またはその他の物質によって耳道が部分的にまたはさらにすっかり閉塞される場合に、デバイス38が正常な稼動(例えば、体積または周波数応答における大量の損失がない)を続けるのを可能にする。空気だめ60rは、電池が、電池の構成要素(例えば、陽極、陰極など)を損傷する可能性がある、またはそうでなければ電池の性能を落とす可能性がある、酸素欠乏になるのを防ぐことによって、電池の寿命を延ばしもする。特定の態様において、空洞の体積は、2時間までまたはさらに長い間(例えば、3時間または4時間)、亜鉛空気電池のような金属空気電池の酸素要求量を満たすための空気だめを提供するように構成され得る。より長い蓄積時間は、より大きな空洞体積によって達成され得る。最終的に、空洞は、耳垢およびその他の汚染物質の進入を防ぐために空洞ポート61および/または空洞間隔60Dのサイズを構成することによって、マイクロホンアセンブリおよび電池アセンブリへの耳垢の進入(ならびに次いで、音声ポートおよび電池通気口の汚れ)を軽減するように構成される可能性もある。これは、耳垢での汚れによるマイクロホンまたは電池の一つまたは両方の故障または性能低下の可能性を軽減することによって、聴覚デバイスの改善された信頼性および寿命をもたらす。特に、共通の空洞を有する態様は、マイクロホンの耳垢閉塞に起因する可能性がある「ゲイン滑り(gain slippage)」として公知の、また「ロールオフ(roll-off)」としても公知の現象を防ぐまたは軽減し得る。信頼性におけるさらなる改善は、本明細書において記載される周辺のバリアシステムの使用を介して達成され得る。
聴覚デバイスが空洞を有する多くの態様において、電池アセンブリと同様マイクロホンアセンブリは、ハウジング46としても公知である外側モジュール46に収容され得る、またはそうでなければ置かれ得る。一つの態様において、モジュール46は、連結されたマイクロホンアセンブリ42および電池アセンブリ52を含む。モジュール46は、マイクロホンアセンブリ42と電池アセンブリ42との間に配置される空洞60を含むことができ、かつ少なくとも部分的に規定もできる。モジュール46は、空洞60への空気および音波の進入を可能にするように構成された一つまたは複数のモジュールポート47も含む。ポート47はまた、ポート47からポート61を介して空洞60への空気および音波の進入を可能にするために、空洞ポート61を含み得る、またはそうでなければ実質的に流体的にポート61に連結され得る。ポート47は、非限定的にスロット形、長方形円形、卵形、およびそれらの組み合わせを含む様々な形およびサイズを有し得る。多くの態様において、ポート47、61は、空洞および次いで聴覚デバイス38の縦軸38Lに垂直である音響伝導経路への空気および音の側面接続を可能にするために、モジュール46の側面46s上に置かれ得る。本明細書において記載される一つの態様において、モジュール47の一部は、空洞60へのポート47として構成され得る一つまたは複数の穿孔91を有する穿孔キャップ90を含むキャップ90を含み得る。
好ましい態様において、マイクロホンアセンブリ42の音声ポート44は、内側向きを有するように、鼓膜19に向かうように置かれ得る。図4は、電池アセンブリ52の電池通気口54に対するマイクロホンアセンブリ42のマイクロホン40のマイクロホン音声ポート44の相対的な位置を図示する。図示を簡単にするために、図4では密閉固定器具33および43を省略する;しかしながら、両器具はこの示された態様に含まれ得る。示された態様において、マイクロホンアセンブリ42のマイクロホン40は、マイクロホンの孔が外側から入ってくる音に向けられた(すなわち鼓膜に背く向きの)先行技術の設計におけるものに対して「逆の」位置にある。結果として、電池通気口54およびマイクロホン音声ポート44が共通の空洞60を共有するように、電池通気口54は最小の間隔でマイクロホン音声ポート44に向かうように置かれる。これらの態様および関連する態様において、マイクロホン音声ポート44および電池通気口54への接続は、聴覚デバイス38の縦軸38lに垂直な方向においてここで達成され得る。望ましくは、マイクロホン音声ポートと電池アセンブリとの間の間隔60Dは、マイクロホンアセンブリと電池アセンブリとの間の音響反射を防ぐのに十分である。様々な態様において、間隔60Dは、0.010インチの特定の態様を伴って、約0.007インチから約0.015インチの範囲であり得る。
耳道における位置とともに音声ポートにおける内側向きは、聴覚デバイスの態様の改善された音質および/または信頼性をもたらすいくつかの機能を遂行するために用いられ得る。これらは以下を含む:i)耳垢および汚染物質によるマイクロホンの進入および汚れを軽減すること;ii)挿入された物体による損傷からマイクロホンを保護すること;iii)マイクロホンがパラボラマイクロホンとして使用される/機能することを可能にすること;iv)音がマイクロホンに到達するのを妨害しない挿入および除去固定具の使用を可能にすること;v)より機械的に頑丈な挿入および除去固定具の使用を可能にすること;およびvi)デバイスの挿入および除去を容易にする付加的な挿入および除去固定具の使用を可能にすること。汚れの軽減は、耳垢およびその他の生物学的な残屑がマイクロホンに接触、かつ進入する可能性が低い位置および向きにマイクロホンを置くことによって達成される。耳垢、細胞、およびその他の生物学的な残屑は、本明細書において記載されるように、耳道からはがれて耳道の開口部に集まりながら外側に移動する。使用者が耳を引っ掻く、Q-tipを使用する、または補聴器に押し付ける際に、この物質は耳道に押し戻され、外側に向いたマイクロホンに直ちに押し付けられ、マイクロホンを汚す可能性がある。しかしながら、マイクロホン音声ポートが内側方向である場合には、音声ポートへの圧縮は解消されるまたは著しく軽減される。同様の理由から、マイクロホン音声ポートにおける内側向きは、異物(例えばQ-tip、指など)の挿入によって引き起こされる損傷、または挿入もしくは除去道具を使用して聴覚デバイスを挿入もしくは除去する間に生じる損傷からマイクロホンを保護する役目も果たす。
自然の耳形態の音響集束効果を活用するようにマイクロホンを耳内の場所および向きに置き、マイクロホン音声ポートの領域上にまたは領域内に音を収束することによってマイクロホン40をパラボラマイクロホン40pとして機能するように構成するために、前述のように、音声ポート44における内側向きが用いられ得る。望ましい集束効果は、マイクロホンを耳道の軟骨性部分11に、例えば体の部分の接触面の近くに置くことによって達成され得る。特定の態様においては、最大集束効果のための耳道における最適な位置を決定するために、個々の使用者の耳において音響測定がなされることがあり、ハウジング46およびデバイス38の形およびサイズをそれに応じて改変することができる。集束効果/パラボラマイクロホン機能は、本明細書において論じられるように、内側に向いたマイクロホンへと音を反射して戻す、マイクロホンアセンブリの周囲に置かれた湾曲した密閉固定器具の使用を介して促進され得る。これらの集束効果は、改善された補聴器感受性および音周波数の可聴範囲(例えば、250ヘルツから6000ヘルツ)を超えたフラッター周波数応答を引き起こす。
様々な態様において、ハウジング46および/またはマイクロホンアセンブリ42は、耳道からのデバイス38の挿入または除去を容易にするように適合された固定具を含み得る。図4は、音声ポート44が内側に向いたマイクロホンアセンブリ42の外側端42Lに連結された挿入タブ70および除去ループ80を含むデバイス38の態様を示す。音声ポート44が内側向きのため、これらの固定具は、このように音声ポート44への音の伝導を妨害しないように置かれる。具体的には、それらは、ポートへの音波の伝導を減衰、抑制、またはそうでなければ妨害しないほど十分に音声ポートから離れて置き換えられ得る。音声ポート44における内側向きは、挿入の間にアセンブリ42にかかる力をより均一に分配するように、固定具70および80をマイクロホンアセンブリ上で中心に設置するまたはそうでなければ均一に配置するのを可能にもし、挿入および除去を容易にし、かつ構成要素の故障の危険性を軽減する。内側向きにより、固定具を設計上より機械的に頑丈とすること、例えば、より大きな剛性、強度など、が可能にもなり、またデバイス38をより簡単かつより安全に挿入および除去することが可能にもなる。また、磁石および磁石板、コードなど、およびそれらの組み合わせを含むその他の機械的な特徴またはデバイスは、マイクロホンの音の伝達または磁気特性を妨害することなく、除去またはその他の機能(例えば、聴覚デバイスへの無線通信)のために使用され得る。従って、使用の際に、内側向きのマイクロホンポート44は、使用者または医者によって聴覚デバイスを挿入および除去する際の、安全性(例えば、改善された信頼性)および簡単さを改善するための手段を提供する。除去固定具、システム、および関連する除去道具に関するさらなる記載は、同時に出願された米国特許出願第11/___,___号(代理人整理番号022176-001910US)に見出される。
様々な態様において、通気口54および音声ポート42を含む電池アセンブリ52およびマイクロホンアセンブリ42は、図3に示されているものに加えて多くの構成を有し得る。図5の39に示されている聴覚デバイスの別の態様において、マイクロホンアセンブリ42および電池アセンブリ52は、図3に示された態様におけるそれらの配置と比較して、互いに対して並列位置に置かれ得る。図5に図示されるように、マイクロホンアセンブリ42は、マイクロホンアセンブリ42が電池アセンブリ52と受信機との間または電池アセンブリ52とスピーカーアセンブリ32との間に配置されるように、電池アセンブリ52に対して内側に置かれてもよい。音声ポート44および電池通気口54は、それでも、マイクロホンアセンブリ42と電池アセンブリ52との間で体積を有して互いに向かい合い、図5において内側空洞60および空気だめ60rを形成する。図6は、聴覚デバイス39の態様における挿入タブ70および除去ループ80の配置を示す。再度、図示を簡単にするために、図6では密閉固定器具33および43を省略する;しかしながら、両器具はこの示された態様に含まれ得る。
前述のように、様々な態様において、受信機アセンブリまたはマイクロホンアセンブリの一つまたは両方は、密閉固定器具を含み得る。一つの態様において、受信機アセンブリ32は、スピーカーの周囲に同軸上に置かれた密閉固定器具リングを含み得る第一の密閉固定器具33を含み得る。同様に、マイクロホンアセンブリ42は、マイクロホンアセンブリの周囲に同軸上に置かれ得る第二の密閉固定器具43を含み得る。密閉固定器具は、音響減衰を提供してフィードバックを防ぐだけでなく、耳道内にデバイス38を保持するように構成され得る。固定器具は、耳道の形に対して組織適合性であってもよい。一つまたは両方の密閉具は、通気口Vによって通気もされ得る。
望ましくは、固定器具は、頭が動いている間(例えば、咀嚼、頭部回転などで)、耳道に聴覚デバイスを保持するための形、サイズ、および機械的な特性を有する。好ましい態様において、一つまたは両方の固定器具は、耳道10に置かれる際に、曲がった形状C(外側方向に外側へ窪んだ)を有するように構成された、少なくとも部分的に半球の形を有する。固定器具は、少なくとも部分的に耳道の形に適合するために組織適合性であってもよい。一つの態様において、マイクロホン固定器具43および/またはスピーカー固定器具の形状Cは、実質的にはパラボラまたはそうでなければマイクロホン音声ポート44に音を集束するもしくはそうでなければ方向付けるような形であり得る。これは、空洞ポート61を含むハウジング46に音を方向付けることによって成し遂げられ得る。
様々な態様において、固定器具は、選択可能な音響減衰量(例えば、10デシベルまたはそれより大きい)を有する可能性もある当技術分野において公知の生体適合性発泡体ポリマー(biocompatible foam polymer)またはその他の相応のポリマーから作られ得る。適切な発泡体ポリマーは、シリコン、ポリウレタン、およびそれらのコポリマーを含むが、それらに限定されない。発泡体材料は、当技術分野において公知の抗菌性化合物を含む可能性もある。また、固定器具は、特性の第一セットをもつ皮膚接触層、および特性の第二セットを有する第二層を含む多層膜を含み得る。例えば、皮膚接触層は、第一の弾力性または可撓性(例えば、組織適合性であるために耳道上皮10のそれに近似する)を有してもよく、かつ第二層はより小さい弾力性および/または可撓性を有してもよい。従って第一層は、組織適合層であってもよく、第二層は、耳道壁に対してスプリング力を働かせることによって耳内の配置にデバイスを維持するために、スプリング(例えば、リーフスプリング)として作動する層であってもよい。
上に論じたように、様々な態様において、電池アセンブリ52とスピーカーアセンブリ32との間の連結36は、可撓性連結または継手36fであり得る。適切な可撓性連結36fは、回り継手、関節継手、エラストマーまたはその他の可撓性チューブ、および当技術分野において公知のその他の可撓性連結を含み得るが、それらに限定されない。好ましい態様において、可撓性継手36fは、電池アセンブリおよびスピーカーアセンブリの端部分に合う、ネックのあるエラストマーチューブを含み得る。ネックのある部分36nは、拘束性Oリング36oを使用すること(図7を参照されたい)、または医療用チューブ/カテーテルの分野において公知のホットエアネッキング技術を使用することで達成され得る。特定の態様において、可撓性連結36fは、耳道内で電池アセンブリおよび受信機アセンブリが折れ曲がらないようにするために、スピーカーアセンブリに対して電池アセンブリ42の動きの範囲を限定するように構成され得る。様々な態様において、可撓性連結は、動きの範囲を90°以下に限定するように構成でき、特定の態様では、75°、60°、45°および30°以下である。選択した動きの範囲は、連結36fと一体の、またはそうでなければ連結36fに連結される機械的止め具の使用によって達成され得る。
いくつかの態様において、聴覚デバイス38は、周辺のバリアシステム62を含んでもよい。典型的には、バリアシステムは、空洞ポート61を含むハウジング46の周辺区域の周囲に置かれる膜を含む。バリアシステム62は、空洞に進入する液体および残屑から空洞60を保護するように構成されるが、音および空気を空洞へ、従って音声ポート44および電池通気口54へと接続するのを可能にする。バリアシステム62は、水、油、および耳垢が空洞60に浸入し電池通気口および音声ポートを汚すのを防ぐまたは最小にするために、好ましくは疎水性、疎油性、および疎耳垢性(cerumenophobic)である膜を含み得る。バリアシステムは、望ましくは聴覚的に透過性でもあり、妨げなくかつゆがみのない様式でのバリアシステムを介した音の伝達が可能となる。特性のこの組み合わせは、単層膜か、または異なる層が異なる特性を有する多層膜において達成され得る。バリアに対する適切な物質は、W. L. Gore & Associates (Flagstaff, Arizona)から入手可能な発泡PTFE膜のような多孔質のフッ素ポリマーを含むフッ素ポリマーを含む。聴覚デバイスが長期間にわたって、またはシャワー、水泳などの間に着用される際に、バリアが水または残屑によって一時的に閉塞した場合、空洞60は、マイクロホン40および電池50に対して、これらの構成要素の適当な機能を維持するために、空気だめ60r(本明細書において記載される)として機能する。バリア62は、水またはその他の流動体による空洞の浸水を防ぐことによって、空洞の空気だめの機能が維持されるように構成することができる。
ここで図7Aから図7Cに関して、ハウジング46の別の態様に関する議論が示され、ここではハウジングのすべてまたは一部が保護キャップ90を含む。キャップは、聴覚デバイス38の外側端38Lにおいて取り付けられるまたはそうでなければ連結されるように構成される。多くの態様において、キャップは、マイクロホンアセンブリ42のほとんどまたはすべてに取り付けられるように構成される。しかしながら、キャップはまた、電池アセンブリ52の一部およびさらに受信機アセンブリ32の一部に取り付けられるように構成され得る。好ましい態様において、キャップは、マイクロホンアセンブリ42のすべておよび電池アセンブリ52の一部に取り付けられるように構成される。特定の態様においては、キャップは、電池50のような電池アセンブリ52の一つまたは複数の構成要素に取り付けられ、さらにシール51を形成するように構成され得る。
キャップは、様々な形を有してもよく、円筒形、半球形、および指貫形を含むが、それらに限定されない。好ましい態様において、キャップは、実質的には円筒形の形であり、かつ上部92、および側壁部93、および内部または空洞部分95を含む。側壁部93は、空洞部分95への開口内側部分または開口部94を規定する。多くの態様において、キャップは、湿度軽減のための、電池への酸素供給のための通気用通路、および本明細書において論じられるような音響伝導のための通路としての役目を果たすように構成され得る一つまたは複数の穿孔91を含む。穿孔91は、キャップ全体で様々な場所に置くことができるが、キャップの上部および側面にパターンで(in patterns)優先的に置かれる。また、キャップ90のすべてまたは一部は、水、油、および耳垢が空洞90に進入するのを防ぐまたは最小にするために、疎水性、疎油性、および疎耳垢性に構成され得る保護コーティング90cを含み得る。
多くの態様において、キャップ内部95は、非限定的にマイクロホンアセンブリ42および関連する統合された回路アセンブリ、電池アセンブリ52、受信機アセンブリ32、および一つもしくは複数の補聴器構成要素に対する電気ハーネスまたは結線75を含む、補聴器38の様々な構成要素のための容器としての役目を果たすのに十分な体積および形を有する。一つの構成要素または複数の構成要素がキャップ内部95内に置かれた後、硬化材または封入材が付加され得る。好ましい態様において、マイクロホンが耳道の内側方向に向けられる場合、キャップは、マイクロホンアセンブリにとっての容器としての役目を果たすように構成される。そのような態様において、キャップは、補聴器が使用者に対して適正な機能(例えば、増幅、周波数応答など)を提供するように、マイクロホンアセンブリへ十分な音響伝送を提供するようにも構成される。キャップ90のさらなる記載は、参照により本明細書に全てが組み入れられる米国特許出願第11/___,___(代理人整理番号022176-003000US)に見出すことができる。
結論
本発明の様々な態様の前述の記載は、図示および記載の目的のために示されている。開示された厳密な形式に本発明を限定することは意図されていない。多くの修正、変形、および改良は、当業者にとって明白である。さらに、本発明の開示は、補聴器分野ならびにその他の分野において幅広い応用を有しており、当業者によって認識される。例えば、逆位マイクロホンは、マイクロホンを汚染または損傷などから保護することが望ましい場合に、任意の型の聴覚デバイスまたはさらにその他の音響デバイスに対して使用され得る。
一つの態様からの要素、特徴、または作動(act)は、本発明の範囲内で多数の付加的な態様を形成するために、その他の態様が提供する一つまたは複数の要素、特徴、または作動と直ちに組み換えてもよく、または置き換えてもよい。それ故に、本発明の範囲は、例示的な態様の詳細に限定されないが、その代わりに添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
外耳道の側面冠状面図である。 軟骨性部位における耳道の断面図である。 耳道の骨性部分に置かれた補聴器デバイスの態様を図示する耳道の側面図であり、デバイスは、共通の空洞内で互いに向かい合う、マイクロホンアセンブリおよび電池アセンブリのための孔を有する。 図3の聴覚デバイスのマイクロホンアセンブリおよび電池アセンブリの拡大図であり、それらの間の共通の体積内におけるマイクロホンの音声ポートおよび電池の空気ポートの相対的な位置を示す。 本発明に照らして骨性結合から内側に設置された聴覚デバイスの別の態様を示す耳道の側面図であり、マイクロホンアセンブリおよび電池アセンブリのための孔が同じ共通の体積内で互いに向かい合う。 図5の聴覚デバイスのマイクロホンアセンブリおよび電池アセンブリの拡大図であり、それらの間の共通の体積内におけるマイクロホンの音声ポートおよび電池の空気ポートの相対的な位置を示す。 図7Aは、長期着用補聴器の態様の構成要素上へのキャップアセンブリの態様についてのアセンブリを図示する側面図である。図7Bは、長期着用補聴器上に組み立てられた図7Aのキャップアセンブリを図示する斜視図である。図7Cは、耳道の骨性部分に置かれたキャップアセンブリを有する補聴器デバイスの態様を図示する側面図である。

Claims (24)

  1. 音響信号を着用者の鼓膜へ供給するための受信機を含み、耳道(ear canal)の骨性部分に置かれるようなサイズである受信機アセンブリ;
    受信機アセンブリに連結された金属空気電池と、電池通気口とを含む電池アセンブリ;および
    マイクロホンとマイクロホン音声ポートとを含み、音声ポートは耳道に対して内側方向に向いており、耳道におけるマイクロホンの向きおよび位置は耳垢による音声ポートの汚れを軽減するように構成される、電池アセンブリに連結されたマイクロホンアセンブリ
    を含む、着用者の耳道内に完全に(entirely)着用されるように適合された連続着用聴覚デバイスであって、
    マイクロホンアセンブリの位置によりマイクロホンアセンブリと電池アセンブリとの間に配置される空洞が規定され、かつマイクロホン音声ポートおよび電池通気口は空洞に流体的に連結される、連続着用聴覚デバイス。
  2. マイクロホン音声ポートおよび電池空気口が、空洞に対して空間的に向かい合う関係に配置される、請求項1記載の聴覚デバイス。
  3. 空洞が、電池通気口またはマイクロホン音声ポートの少なくとも一つへの耳垢の流入を軽減するように構成される、請求項1記載の聴覚デバイス。
  4. 空洞の入口を介したマイクロホン音声ポートへの音響伝導経路が、聴覚デバイスの縦軸に実質的に垂直である、請求項1記載の聴覚デバイス。
  5. 選択した稼動期間の間、聴覚デバイスに電力を供給する際に、空洞が、電池の酸素必要量を満たすための空気だめを提供する、請求項1記載の聴覚デバイス。
  6. 期間が約2時間までである、請求項5記載の聴覚デバイス。
  7. 電池が亜鉛空気電池である、請求項1記載の聴覚デバイス。
  8. 音声ポートへの音響伝導を実質的には妨害しない、聴覚デバイスの挿入または除去のための固定具を含む、請求項1記載の聴覚デバイス。
  9. 固定具が、マイクロホンアセンブリの外側部分またはマイクロホンアセンブリを包含するハウジングの外側部分に連結される、請求項8記載の聴覚デバイス。
  10. マイクロホンアセンブリまたは受信機アセンブリの少なくとも一つが、耳道の骨性部分に位置するように構成された組織適合性の密閉固定器具を含む、請求項1記載の聴覚デバイス。
  11. 密閉固定器具が、マイクロホンアセンブリまたは受信機アセンブリの周囲に同軸上に置かれる、請求項10記載の聴覚デバイス。
  12. 密閉固定器具が実質的には輪または半球形である、請求項10記載の聴覚デバイス。
  13. マイクロホンアセンブリまたは電池アセンブリの少なくとも一つを少なくとも部分的に包含するまたは連結するハウジングをさらに含む、請求項1記載の聴覚デバイス。
  14. ハウジングが、空洞への空気接続のための少なくとも一つのポートを含む、請求項13記載の聴覚デバイス。
  15. 音響信号を着用者の鼓膜へ供給するための受信機を含み、耳道の骨性部分に置かれるようなサイズである受信機アセンブリ;
    受信機アセンブリに連結された金属空気電池と、電池通気口とを含む電池アセンブリ;および
    マイクロホンとマイクロホン音声ポートとを含み、マイクロホン音声ポートは耳道に対して内側方向に向いており、耳道におけるマイクロホンの向きおよび位置は耳垢による音声ポートの汚れを軽減しかつ耳道に挿入された物体による損傷からマイクロホンを保護するように構成される、電池アセンブリに連結されたマイクロホンアセンブリ
    を含む、着用者の耳道内に完全に着用されるように適合された連続着用聴覚デバイス。
  16. 音声ポートへの音響伝導を実質的には妨害しない、聴覚デバイスの挿入または除去のための固定具を含む、請求項15記載の聴覚デバイス。
  17. 固定具が、マイクロホンアセンブリの外側部分またはマイクロホンアセンブリを包含するハウジングの外側部分に連結される、請求項16記載の聴覚デバイス。
  18. マイクロホンが、耳の形態の音響集束効果を用いるパラボラマイクロホンとして機能するように構成される、請求項15記載の聴覚デバイス。
  19. 耳道におけるマイクロホンの向きおよび位置が、マイクロホンをパラボラマイクロホンとして機能させるように構成される、請求項18記載の聴覚デバイス。
  20. 音響信号を着用者の鼓膜へ供給するための受信機を含み、耳道の骨性部分に置かれるようなサイズである受信機アセンブリ;
    受信機アセンブリに連結された金属空気電池と、電池通気口とを含む電池アセンブリ;および
    マイクロホンおよびマイクロホン音声ポートを含み、電池アセンブリに連結されたマイクロホンアセンブリ
    を含む、着用者の耳道内に完全に着用されるように適合された連続着用聴覚デバイスであって、
    マイクロホンアセンブリの位置によりマイクロホンアセンブリと電池アセンブリとの間に配置される空洞が規定され、かつマイクロホン音声ポートおよび電池通気口が空洞に流体的に連結される、連続着用聴覚デバイス。
  21. マイクロホン音声ポートおよび電池空気口が、空洞に対して空間的に向かい合う関係に配置される、請求項20記載の聴覚デバイス。
  22. マイクロホン音声ポートが、耳道に対して内側方向に向いており、耳道におけるマイクロホンの向きおよび位置が、耳垢による音声ポートの汚れを軽減するように構成される、請求項20記載の聴覚デバイス。
  23. 選択した稼動期間の間、聴覚デバイスに電力を供給する際に、空洞が、電池の酸素必要量を満たすための空気だめを提供する、請求項20記載の聴覚デバイス。
  24. 期間が約2時間までである、請求項23記載の聴覚デバイス。
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