JP2007331152A - プレキュアトレッドを用いたタイヤの更生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】台タイヤの周りに貼り合わせたプレキュアトレッドがその表面に、それの幅方向に延びる溝を有している場合であっても、パターン溝内の空気の全てを十分に、かつ円滑にエンベロップの外側に排出することができる、プレキュアトレッドを用いたタイヤの更生方法を提供する。
【解決手段】台タイヤ1の周りに配役したプレキュアトレッド3を、それらを囲繞するエンベロップ9内の減圧雰囲気で、クッションゴム2を介して台タイヤ1に加硫接着させるに当り、プレキュアトレッド3とエンベロップ9との間に、プレキュアトレッド3の表面をそれの全周にわたって覆うガス抜きシート8を配役し、たとえば、そのガス抜きシート8を経てエンベロップ9内の抜気を行う。
【選択図】図1
【解決手段】台タイヤ1の周りに配役したプレキュアトレッド3を、それらを囲繞するエンベロップ9内の減圧雰囲気で、クッションゴム2を介して台タイヤ1に加硫接着させるに当り、プレキュアトレッド3とエンベロップ9との間に、プレキュアトレッド3の表面をそれの全周にわたって覆うガス抜きシート8を配役し、たとえば、そのガス抜きシート8を経てエンベロップ9内の抜気を行う。
【選択図】図1
Description
この発明は、台タイヤの周りに張り合わせた、予め金型内で加硫成形されたプレキュアトレッドを、それらを囲繞するエンベロップとともに装入した加硫缶内で、エンベロップを介した加圧下にてその台タイヤに加硫接着させる、プレキュアトレッドを用いたタイヤの更生方法に関するものであり、少なくとも、プレキュアトレッドの表面に形成されたパターン溝内の空気を、エンベロップの外側へ十分に排出して、エンベロップ、ひいては、プレキュアトレッドの、台タイヤへの所期した通りの密着を可能とする技術を提案するものである。
台タイヤの周りに配設したプレキュアトレッドを、それらを囲繞するエンベロップ内の減圧雰囲気で、クッションゴムを介して台タイヤに加硫接着させる、従来のタイヤ更生方法では、プレキュアトレッドとエンベロップとの間に、プレキュアトレッドの表面を円周方向の一部分でだけ覆うガス抜きシートを配役して、少なくとも、加硫缶内でのクッションゴムの加硫工程で、そのガス抜きシートを経てエンベロップ内の抜気を行うことで、プレキュアトレッド表面のパターン溝内の空気および、クッションゴムからの発生ガス等をエンベロップの外側へ排出し、この結果として、内側を減圧雰囲気とされるエンベロップ、すなわち、内側が外側より低圧とされるそのエンベロップを、プレキュアトレッドおよび台タイヤの周りに密着させて、プレキュアトレッドの、台タイヤへの所要の押付力を発生させることとしていた。
米国特許明細書 第5007978号
ガス抜きシートを、プレキュアトレッドの円周方向の一部分だけを覆って配役するこの従来技術では、プレキュアトレッドの表面のパターン溝が、円周方向に連続して延びる周溝だけであるときは、円周方向の一部分だけに配役したそのガス抜きシートによっても、周溝の連続性の故に、パターン溝内の空気の全てを、十分にかつ円滑にエンベロップの外側へ排出することが可能であるも、プレキュアトレッドの表面パターン溝が、円周方向および幅方向のそれぞれの方向に延在するものであって、それの表面にブロックを区画するものである場合等には、プレキュアトレッドの円周方向の一部分にだけガス抜きシートを配役する従来技術では、とくには、幅方向に延びる溝内の空気の全てを、エンベロップの外側へ、円滑にかつ十分に排出することが困難であり、このことは、円周方向に延びる周溝および幅方向溝の少なくとも一方に、溝幅の狭窄部分がある場合および、周溝に開口しない幅方向溝が存在する場合等にとくに重大であった。
そして、これらのことに起因して、溝内空気の十分なる排出を行い得ない場合には、エンベロップの内外の内圧差を所期したほどに高めることができず、この結果として、クッションゴムの加硫工程で、プレキュアトレッドを台タイヤに対して所定の力で押圧することができなくなるため、そのプレキュアトレッドを台タイヤ、直接的にはクッションゴムに十分に密着させて加硫接着させることができなくなり、結果として、クッションゴムと台タイヤとの間および/またはクッションゴムとプレキュアトレッドとの間に非接着部分が存在することになるという問題があった。
この発明は、従来技術が抱えるこのような問題点を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、台タイヤの周りに貼り合わせたプレキュアトレッドがその表面に、円周方向に連続する周溝の他、それの幅方向に延びる溝を有していない場合はもちろん、有している場合にあってなお、パターン溝内の空気の全てを十分に、かつ円滑にエンベロップの外側へ排出することができる、プレキュアトレッドを用いたタイヤの更生方法を提供するにある。
この発明に係る、プレキュアトレッドを用いたタイヤの更生方法は、台タイヤの周りに配役したプレキュアトレッドを、それらを囲繞するエンベロップ内の減圧雰囲気、たとえば、エンベロップの内側を、それの外側より100kPaの程度低圧にした雰囲気下で、クッションゴムを介して台タイヤに加硫接着させるに当って、プレキュアトレッドとエンベロップとの間に、プレキュアトレッドの表面をそれの全周にわたって覆うガス抜きシートを配設し、たとえばエンベロップの装着から、クッションゴムに対する加硫の終了に到るまで、そのガス抜きシートを経てエンベロップ内の抜気を行うにある。
ここで、プレキュアトレッドは、それの表面に、たとえばブロックパターンタイヤの如くのブロックを有するものとすることができる。
かかる更生方法において、より好ましくは、表裏両面にガス流路形成用の凹凸部を有するガス抜きシートでプレキュアトレッドの表面を覆うこととし、さらに好ましくは、ガス抜きシートが、複数の表裏貫通孔を有するものとする。
また好ましくは、ガス抜きシートで、少なくとも、プレキュアトレッドの表面から、クッションゴムを介装した側部域までを覆うこととし、そしてまた好ましくは、円周方向の少なくとも一個所で、ガス抜きシートにより、プレキュアトレッドの表面から、台タイヤのビートトウまでの領域を覆うこととする。
そしてさらに、プレキュアトレッドの表面は、ゴム、プラスチックもしくは布からなるガス抜きシートで覆うことが好ましい。
ところで、プレキュアトレッドは、表面溝のみならず、背面溝および、その背面面からトレッド表面まで達する複数のトレッド貫通孔をも有するものとすることもできる。
この発明に係るタイヤの更生方法では、ガス抜きシートで、プレキュアトレッドの表面を、台タイヤ上の、それの全周にわたって覆うことにより、少なくとも加硫中に、パターン溝内の空気を、そのガス抜きシートを経て、それらを囲繞するエンベロップの外側へ排出するに当り、パターン溝の延在方向および溝幅のいかんにかかわらず、また、幅方向溝が周溝に開口することなく終了するものであっても、ガス抜きシートの作用下で、それに接触する空気、発生ガス等の全てを、エンベロップの外側へ十分に、かつ円滑に排出することができるので、エンベロップの内外の圧力差を常に所期した通りのものとして、エンベロップ内で、パターン溝内その他に空気等が残留することに起因する問題の発生を有効に防止することができる。
従って、この方法によれば、プレキュアトレッドがその表面に、周方向に連続する周溝だけを有する場合はもちろん、周溝の他に幅方向溝をも有し、これにより、プレキュアトレッド表面が、ブロックパターンタイヤ、リブ・ブロックパターンタイヤ等のようなブロックを有する場合にあっても、エンベロップ外への、確実にして十分な排気を確保することができる。
そしてこれらのことは、表裏両面にガス流路形成用の凹凸部を有するガス抜きシートによってプレキュアトレッドの表面を覆う場合に、一層円滑に行うことができる。
すなわち、ガス抜きシートと、プレキュアトレッドおよび台タイヤとの間のそれぞれの間の空気等を、外側エンベロップに設けた吸引口を経て加硫缶の外側へ十分に排気することができる。
すなわち、ガス抜きシートと、プレキュアトレッドおよび台タイヤとの間のそれぞれの間の空気等を、外側エンベロップに設けた吸引口を経て加硫缶の外側へ十分に排気することができる。
そしてこれらのことは、プレキュアトレッドの表面を、複数の表裏貫通孔を有するガス抜きシートで覆い、パターン溝内の空気等の、それらの貫通孔への通過を自由ならしめて、それらの空気等の、流動抵抗のより小さいいずれかの面側での流動を許容した場合により効果的である。
またここで、ガス抜きシートで、少なくともプレキュアトレッドの表面から、クッションゴムを介装した側部域までを覆った場合は、クッションゴムと、プレキュアトレッドとの間および台タイヤとの間のそれぞれの空気等を、ガス抜きシートを介してそれぞれ円滑に逃がすことができる。そしてまた、円周方向の少なくとも一個所で、ガス抜きシートにより、プレキュアトレッドの表面からビードトゥまでの領域を覆った場合には、ガス抜きシートを介して逃がした空気等を、外側エンベロップの一個所に設けた吸引口を経て、加硫缶の外側へより円滑に、かつ十分に排気することができる。
ところで、プレキュアトレッドの表面を、ゴムまたはプラスチックからなるガス抜きシートで覆う場合は、それに対する成形加工に基く、ガス抜きシートの表裏面の所期した通りの凹凸部、ひいては、所要の形状および寸法のガス流路の形成下で、パターン溝内の空気等をエンベロップの外側へ、より迅速に、また、円滑かつ確実に排出することができる。
そしてこれらのことは、プレキュアトレッドの表面を、布製のガス抜きシートで覆う場合にもまた同様である。
そしてこれらのことは、プレキュアトレッドの表面を、布製のガス抜きシートで覆う場合にもまた同様である。
なおこの更生方法は、プレキュアトレッドが表面溝だけを有する場合のみならず、背面溝および、その背面溝からトレッド表面まで達する複数のトレッド貫通孔をも有する場合にもまた好適に用いることができ、この場合は、背面溝の延在形態のいかんにかかわらず、その背面溝内の空気等を、エンベロップの内外差圧に基いて、適宜に形成したそれぞれの貫通孔を経てプレキュアトレッドの表面側へ円滑に流動させ、そしてそれを、プレキュアトレッドの表面の全体を覆うガス抜きシートの作用下で、エンベロップの外側へ、前述したと同様に円滑に排気することで、背面溝内への空気等の残留をもまた効果的に防止することができる。
図1は、この発明に係る更生方法の基本工程を示す幅方向略線断面図であり、図中1は台タイヤを示し、この台タイヤ1は、使用済みのタイヤの、通常はトレッドゴムを切除等するとともに、その外周面にバフ加工を施してなる。
かかる台タイヤの1の外周面上には、未加硫の、所要の厚みのクッションゴム2を全周にわたって貼着配置し、また、このクッションゴム2上には、金型内で、予め平板状に加硫成形してなり、表面に所要のトレッドパターンを有するプレキュアトレッド3を全周にわたって貼付け配置して加硫前のタイヤを成型する。
ここで、このプレキュアトレッド3のトレッドパターンは、円周方向に連続する周溝だけを有するリブパターンからなるものとすることの他、たとえば、図2(a)に一部を展開平面図で示すように、ジグザグ状に折れ曲がって周方向に連続する複数本の周溝4aと、幅方向に延びて、隣接する周溝4aのそれぞれに開口する横溝4b等とによって区画されるブロック5からなるブロックパターンを有し、しかも、各ブロック5が、いずれの溝にも開口することなく、両端が、陸部内で終了する補助溝4cを有するものとすることもできる。
また、このプレキュアトレッド3は、図2(b)に幅方向断面図で例示するように、それの表面のトレッドパターンのいかんにかかわらず、トレッド表面の所定量以上の摩耗によって表面側に露出することになる背面溝6を有するものとすることもでき、その場合は、クッションゴム2の加硫に際して、これも延在形態のいかんを問わないその背面溝6内の空気等の、プレキュアトレッド3の表面側への円滑にして確実な流動を担保するべく、背面溝6からトレッド表面まで達する複数本のトレッド貫通孔7を、背面溝6の適宜の位置に形成する。
再び図1に示すところにおいて、未加硫のクッションゴム2上に全周にわたってプレキュアトレッド3を貼付けて成型してなるタイヤのそのプレキュアトレッド3の表面を、好ましくは、ゴム製、プラスチック製または布製のガス抜きシート8で全周にわたって覆い、また好ましくは、その覆い域を、プレキュアトレッド3の表面から、クッションゴム2を介装させた側部域、いいかえれば、プレキュアトレッド3の側縁と、台タイヤ1との間に介在させたクッションゴム部分を完全に覆う、成型タイヤの側部域までとする。
そしてこの、ガス抜きシート8による覆い域は、より好ましくは、図3に同様の断面図で示すように、円周方向の少なくとも一個所で、プレキュアトレッド3の表面から、成型タイヤ、より直接的には、台タイヤ1のビードトゥまでの領域の全体とする。
ここで、このように適用されるガス抜きシート8は、それの表裏の両面に、ガス流路形成用の凹凸部を有するものとすることが、それと接触する空気等を、エンベロップ外へ円滑に排出する上で好ましく、このことは、凹凸部を有するそのガス抜きシート8がさらに、複数の表裏貫通孔を有するものとして、空気等の、流動抵抗のより小さい面側への流動を自由にした場合により効果的である。
その後は、図4に例示するように、成型タイヤTを、ガス抜きシート8の所要の領域への配役下で、それの内外両面側からエンベロップ9をもって気密に包み込み、そして、このエンベロップ9に設けた吸引口に連結した排気チューブ11によって、空気等の内部ガスを、たとえば負圧の作用下で抜気しながら、成型タイヤTをそのエンベロップ9とともに加硫缶内へ装入して、多くは、95℃〜135℃の温度で加硫工程を行う。
この場合、プレキュアトレッド3は、加硫缶内での、たとえば0.5MPa〜0.7MPaの加圧力に基く、エンベロップ9の内外側の、エンベロップ9内からの抜気をも考慮したそれぞれの設定圧力の差(これもたとえば、0.4MPa〜0.55MPa)に基いて、台タイヤ1に十分大きな力で押圧されて、未加硫のクッションゴム2を介してそれに密着され、また、排気チューブ11からの抜気の継続に基いて、プレキュアトレッド3の表面溝内の空気は、背面溝があるときはその内部の空気と併せて、クッションゴム2の加硫の進行に伴って発生するガスとともに、エンベロップ9の外側、より好ましくは加硫缶の外側へ、十分にかつ円滑に排出されることになる。
この場合、プレキュアトレッド3は、加硫缶内での、たとえば0.5MPa〜0.7MPaの加圧力に基く、エンベロップ9の内外側の、エンベロップ9内からの抜気をも考慮したそれぞれの設定圧力の差(これもたとえば、0.4MPa〜0.55MPa)に基いて、台タイヤ1に十分大きな力で押圧されて、未加硫のクッションゴム2を介してそれに密着され、また、排気チューブ11からの抜気の継続に基いて、プレキュアトレッド3の表面溝内の空気は、背面溝があるときはその内部の空気と併せて、クッションゴム2の加硫の進行に伴って発生するガスとともに、エンベロップ9の外側、より好ましくは加硫缶の外側へ、十分にかつ円滑に排出されることになる。
従って、このようにして加硫を終えた後の、製品更生タイヤでは、溝内空気等が、加硫缶内で十分に抜気されずにそこに残留したままクッションゴム2が加硫されることに起因する、クッションゴムと、プレキュアトレッドとの間および台タイヤとの間に、十分に加硫接着されていない部分が残存するというタイヤ性能上の本質的な問題が発生するおそれを効果的に取り除くことができる。
1 台タイヤ
2 クッションゴム
3 プレキュアトレッド
4a 周溝
4b 横溝
4c 補助溝
5 ブロック
6 背面溝
7 トレッド貫通孔
8 ガス抜きシート
9 エンベロップ
10 吸引口
11 排気チューブ
T 成型タイヤ
2 クッションゴム
3 プレキュアトレッド
4a 周溝
4b 横溝
4c 補助溝
5 ブロック
6 背面溝
7 トレッド貫通孔
8 ガス抜きシート
9 エンベロップ
10 吸引口
11 排気チューブ
T 成型タイヤ
Claims (8)
- 台タイヤの周りに配設したプレキュアトレッドを、それらを囲繞するエンベロップ内の減圧雰囲気で、クッションゴムを介して台タイヤに加硫接着させるに当り、
プレキュアトレッドとエンベロップとの間に、プレキュアトレッドの表面をそれの全周にわたって覆うガス抜きシートを配設し、そのガス抜きシートを経てエンベロップ内の抜気を行うプレキュアトレッドを用いたタイヤの更生方法。 - プレキュアトレッドを、その表面にブロックを有するものとする請求項1に記載のプレキュアトレッドを用いたタイヤの更生方法。
- プレキュアトレッドの表面を、表裏両面にガス流路形成用の凹凸部を有するガス抜きシートで覆う請求項1もしくは2に記載のプレキュアトレッドを用いたタイヤの更生方法。
- プレキュアトレッドの表面を、複数の表裏貫通孔を有するガス抜きシートで覆う請求項3に記載のプレキュアトレッドを用いたタイヤの更生方法。
- ガス抜きシートで、少なくとも、プレキュアトレッドの表面から、クッションゴムを介装した側部域までを覆う請求項1〜4のいずれかに記載のプレキュアトレッドを用いたタイヤの更生方法。
- 円周方向の少なくと一個所で、ガス抜きシートにより、プレキュアトレッドの表面から、台タイヤのビードトゥまでの領域を覆う請求項1〜5のいずれかに記載のプレキュアトレッドを用いたタイヤの更生方法。
- プレキュアトレッドの表面を、ゴム、プラスチックもしくは布からなるガス抜きシートで覆う請求項1〜6のいずれかに記載のプレキュアトレッドを用いたタイヤの更生方法。
- プレキュアトレッドを、背面溝および、その背面溝からトレッド表面まで達するトレッド貫通孔を有するものとする請求項1〜7のいずれかに記載のプレキュアトレッドを用いたタイヤの更生方法。
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2006
- 2006-06-13 JP JP2006163385A patent/JP2007331152A/ja not_active Withdrawn
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