JP2007329826A - 放送受信装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】視聴予約をした番組に対し予約通知時に、速やかにその番組のチャンネルへ移行させることやその視聴予約をキャンセルすることが可能な放送受信装置を提供する。
【解決手段】放送受信装置1に、視聴予約手段16で受けた視聴予約をチャンネル及び時刻の情報を少なくとも含んだ予約情報として記憶する予約情報記憶手段17と、そこに記憶された予約情報が示す時刻(開始時刻)が到来する所定時間前にその予約情報の一部又は全部を表示する予約情報表示手段15と、そこで表示された予約情報に対し、その予約情報が示すチャンネルに移行させるための移行操作を、そのチャンネルの番号に拘わらない所定操作でユーザから受け付ける移行操作受付手段19と、この所定操作を受け付けた際に、所定操作を受け付けた時点又は予約情報が示す開始時刻に、CH選択手段12に対して予約情報が示すチャンネルに切り替えるよう指示する移行指示手段18とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】放送受信装置1に、視聴予約手段16で受けた視聴予約をチャンネル及び時刻の情報を少なくとも含んだ予約情報として記憶する予約情報記憶手段17と、そこに記憶された予約情報が示す時刻(開始時刻)が到来する所定時間前にその予約情報の一部又は全部を表示する予約情報表示手段15と、そこで表示された予約情報に対し、その予約情報が示すチャンネルに移行させるための移行操作を、そのチャンネルの番号に拘わらない所定操作でユーザから受け付ける移行操作受付手段19と、この所定操作を受け付けた際に、所定操作を受け付けた時点又は予約情報が示す開始時刻に、CH選択手段12に対して予約情報が示すチャンネルに切り替えるよう指示する移行指示手段18とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、放送受信装置、及びその装置に組み込むためのプログラムに関する。
従来から、放送受信装置においては、視聴者が複数のチャンネルの中からリモートコントローラ(以下、リモコンと略す)によって視聴したい番組のチャンネルを選局することで、そのチャンネルの放送信号を表示部及び音声出力部で再生するようになっている。また、視聴予約や録画予約の際に視聴者が新聞のテレビ欄などを確認しながら選局する手間を省くために、多数の番組の内容を示す電子番組ガイド(以下、EPGと略す)によって、番組内容を確認しながら選局するといった技術も一般的に採用されている。
特許文献1には、視聴者の視聴したい番組に関する情報を番組開始前に予告通知し、視聴者が当該番組を確実に視聴させる番組情報通知装置が開示されている。この番組情報通知装置は、リモコンによって入力された番組特定情報(視聴者が視聴したい番組に関する情報)を受け付ける受付手段と、インターバル時間を割り付ける割付手段と、番組特定情報及びインターバル時間に基づいて、予告時刻を求める予告時刻演算手段と、予告時刻演算手段によって求められた予告時刻を設定する設定手段と、現在時刻を計時する計時手段と、現在時刻が予告時刻に到達したか否かを判断する判断手段と、現在時刻が予告時刻に到達したとき、番組開始の予告を視聴者に通知する予告通知手段とを備える。
上述のごとく特許文献1に記載の装置では、視聴者が視聴したい番組をリモコンによって入力し、視聴したい番組が始まる前に番組開始までの残存時間を視聴者に通知する。また、特許文献1には、開始時間を経過したときには経過時間を表記することも開示されている。
特開2000−78494号公報
しかしながら、特許文献1をはじめとする従来技術では、ユーザが視聴したい番組に対し、開始時刻までの残存時間や番組が開始してからの経過時間を表示することは可能であるが、開始時刻前に速やかにそのチャンネルに切り替えるためにはリモコンでそのチャンネルを選局する必要がある。
また、ユーザが或るチャンネル及び時間帯の番組に対して視聴予約を行っていた場合であっても、ユーザはその視聴予約番組の開始前などに他のチャンネルで他の番組を視聴していることが多く、ユーザは視聴中の番組に興味を惹かれ、視聴予約番組より現在視聴中の番組を引き続き視聴したい欲求にかられることもある。このような場合、視聴予約をキャンセルする必要があるが、そのためには視聴予約したのと同様の作業でキャンセルする必要があって手間がかかる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、視聴予約をした番組に対し予約通知時に、速やかにその番組のチャンネルへ移行させることやその視聴予約をキャンセルすることが可能な放送受信装置、その装置に組み込むためのプログラムを提供することをその目的とする。
本発明は、上述のごとき課題を解決するために、以下の各技術手段でそれぞれ構成される。
第1の技術手段は、放送信号を受信する放送受信手段と、該放送受信手段で受信した放送信号を再生する放送再生手段と、前記放送受信手段で受信し前記放送再生手段で再生対象とするチャンネルを選択するチャンネル選択手段とを備えた放送受信装置において、ユーザから視聴予約を受け付ける視聴予約手段と、該視聴予約手段で受け付けた視聴予約を、チャンネル及び時刻の情報を少なくとも含んだ予約情報として記憶する予約情報記憶手段と、前記予約情報記憶手段で記憶された予約情報が示す時刻が到来する所定時間前に該予約情報の一部又は全部を表示する予約情報表示手段と、該予約情報表示手段で表示された予約情報に対し、該予約情報が示すチャンネルに移行させるための移行操作を、該チャンネルの番号に拘わらない所定操作でユーザから受け付ける移行操作受付手段と、該移行操作受付手段で前記所定操作を受け付けた際に、前記所定操作を受け付けた時点又は前記予約情報が示す時刻に、前記チャンネル選択手段に対して前記予約情報が示すチャンネルに切り替えるよう指示する移行指示手段とを備えたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記移行指示手段は、前記予約情報記憶手段に記憶された予約情報に対し、該予約情報が示す時刻が到来しても前記移行操作受付手段で前記所定操作が受け付けられなかった場合、前記予約情報記憶手段に対して前記予約情報を削除するよう指示する手段を有することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記移行操作受付手段は、前記予約情報表示手段で表示された予約情報に対し、該予約情報が示す視聴予約をキャンセルするキャンセル操作をユーザから受け付ける手段を有し、前記移行指示手段は、前記キャンセル操作を受け付けた時点で、前記予約情報記憶手段に対して前記予約情報を削除するよう指示する手段を有することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1乃至第3のいずれかの技術手段において、前記放送受信手段で受信した放送信号からCMを検出するCM検出手段を備え、前記予約情報表示手段は、前記予約情報の一部又は全部を、前記所定時間以内で且つ前記CM検出手段でCMを検出したときのみに表示することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1乃至第4のいずれかの技術手段において、前記予約情報表示手段は、前記所定時間前から前記予約情報が示す時刻まで、前記表示の色を段階的に変更する手段を有することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1乃至第5のいずれかの技術手段において、前記予約情報表示手段は、前記予約情報記憶手段で記憶された複数の予約情報のうち或る予約情報が示す時刻が到来する所定時間前になったとき、該或る予約情報の一部又は全部を、前記予約情報記憶手段に記憶された他の予約情報のうち時刻が所定期間内に含まれる予約情報の一部又は全部を併せて、リストとして表示する手段を有することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第6の技術手段において、前記リストは、表示対象となった予約情報を開始時刻順に並べたものであることを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第6又は第7の技術手段において、前記視聴予約手段は、前記予約情報記憶手段に記憶する複数の予約情報のそれぞれに対し、前記所定時間及び/又は前記所定期間を異ならしめて視聴予約する手段を有することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第6乃至第8のいずれかの技術手段において、前記視聴予約手段は、前記予約情報記憶手段に記憶する複数の予約情報のうち開始時刻から終了時刻が重なる予約情報に対し、優先順位を付して視聴予約する手段を有し、前記予約情報表示手段は、前記リストを前記優先順位を付して表示を行うことを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第1乃至第9のいずれかの技術手段において、ユーザから録画予約を受け付ける録画予約手段と、該録画予約手段で受け付けられた録画予約を実行するための録画手段とを備え、前記放送受信手段は、複数の放送信号を同時に受信可能とし、前記移行操作受付手段は、前記予約情報表示手段で表示された予約情報に対し、該予約情報が示すチャンネル及び時刻に前記録画手段で録画させるための録画操作を、該チャンネルの番号に拘わらない他の所定操作でユーザから受け付け、前記移行指示手段は、前記移行操作受付手段で前記他の所定操作を受け付けた際に、前記予約情報が示す時刻に、前記チャンネル選択手段に対して前記予約情報が示すチャンネルに切り替える指示及び前記録画手段に対して録画を実行する指示を行うことを特徴としたものである。
第11の技術手段は、放送信号を受信して再生する放送受信装置に組み込むためのプログラムであって、前記放送受信装置の制御部に、ユーザから視聴予約を受け付ける視聴予約ステップと、該視聴予約ステップで受け付けた視聴予約を、チャンネル及び時刻の情報を少なくとも含んだ予約情報として記憶する予約情報記憶ステップと、前記予約情報記憶ステップで記憶された予約情報が示す時刻が到来する所定時間前に該予約情報の一部又は全部を表示する予約情報表示ステップと、該予約情報表示ステップで表示された予約情報に対し、該予約情報が示すチャンネルに移行させるための移行操作を、該チャンネルの番号に拘わらない所定操作でユーザから受け付ける移行操作受付ステップと、該移行操作受付ステップで前記所定操作を受け付けた際、前記所定操作を受け付けた時点又は前記予約情報が示す時刻に、前記予約情報が示すチャンネルに切り替えるステップとを実行させることを特徴としたものである。
本発明によれば、視聴予約をした番組に対し予約通知時に、速やかにその番組のチャンネルへ移行させることやその視聴予約をキャンセルすることが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置の一構成例を示すブロック図で、図2は、図1の放送受信装置における視聴予約確認画面の一例を示す図である。図1及び図2において、1は放送受信装置、2は表示画面、11は放送受信手段、12はチャンネル(CH)選択手段、13は放送再生手段、14は計時手段、15は予約情報表示手段、16は視聴予約手段、17は予約情報記憶手段、17tは予約管理テーブル、18は移行指示手段、19は移行操作受付手段、20は視聴予約確認情報である。
本発明の一実施形態に係る放送受信装置1は、放送信号を受信する放送受信手段11、放送受信手段11で受信した放送信号を再生する放送再生手段13、及び、ユーザ操作やデフォルト値に基づき、放送受信手段11で受信し放送再生手段13で再生対象とするチャンネルを選択するCH選択手段12に加え、本発明の主たる特徴として、予約情報表示手段15、視聴予約手段16、予約情報記憶手段17、移行指示手段18、及び移行操作受付手段19を少なくとも備えるものとする。
放送受信手段11で受信する放送信号は、基本的に地上波,衛星,ケーブル等の伝送手段も問わず、またアナログ,デジタル,双方を問わない。CH選択手段12としては、リモコンのボタンに対して選局するチャンネルを割り当てたプリセットチャンネルに基づき、チャンネル選択を可能とするとよい。このような放送受信装置では、リモコンの選局ボタンと選局すべきチャンネルのチャンネル番号や周波数との対応付けを行うプリセットチャンネル管理リストを設けて、特定の選局ボタンが押された際には、このチャンネル管理リストを参照して対応するチャンネルを判別し、選局動作を行う。また、多数の番組の内容を示すEPGによって、番組内容を確認しながら選局するようにしてもよい。
また、放送再生手段13としては、放送受信装置1が映像表示装置やスピーカを具備する場合には、その映像表示装置(映像処理回路も含む)やスピーカ(アンプも含む場合も有り)が該当し、それらを具備しない場合には、映像処理信号を出力する映像出力端子や音声処理信号を出力する音声出力端子(アンプ内蔵の如何に関わらない)などが該当することとなる。
視聴予約手段16は、ユーザから視聴予約を受け付ける。視聴予約手段16としては、例えば、放送再生手段13で表示又は音声出力しながらユーザ対話形式で視聴予約を受け付けるとよい。より具体的には、Gコード予約、或いは番組情報を取得する手段を具備しておきそこで取得した番組情報から電子番組表を生成するなどして画面上にOSD(On Screen Display)表示等で表示してユーザ選択させるEPG予約、或いはチャンネル及び時間帯をリモコンで入力する直接入力予約などを行う手段が、視聴予約手段16として採用できる。このように、ここでの視聴予約は番組単位の予約に限らず、チャンネル及び時間指定のみの予約も含まれる。また、EPGは、例えばデータ放送として取得した番組情報に基づく番組プログラム、或いはネットワーク経由で取得した番組プログラムとして表示すればよい。
予約情報記憶手段17は、視聴予約手段16で受け付けた視聴予約を、チャンネル及び時刻の情報を少なくとも含んだ予約情報として記憶する。予約情報記憶手段17は、各種メモリ(ハードディスクであってもよい)で構成でき、またメモリへは予約管理テーブル17tとしてデータベース形式で記憶させることが好ましい。
予約情報表示手段15は、予約情報記憶手段17で記憶された予約情報が示す時刻(開始時刻)が到来する所定時間前にその予約情報の一部又は全部を表示する。以下の説明では、予約情報のうち予約情報表示手段15で表示する部分(「所定時間(開始までの残り時間)」表示時にはその時間も含む)を、視聴予約確認情報という。ここで、時間の取得については、内部に計時手段14を具備して取得してもよいし、ネットワーク経由又は放送信号からの分離などによって取得してもよい。また、所定時間としては、1分、3分、5分など適宜決めておけばよい。
移行操作受付手段19は、予約情報表示手段15で表示された予約情報に対し、その予約情報が示すチャンネルに移行させるための移行操作を、そのチャンネルの番号に拘わらない所定操作でユーザから受け付ける。この所定操作としては、リモコンの決定キーの押下などの予め定められた操作が該当し、一般的なチャンネル選択キー(チャンネルに相当する数字キー等)を押下する操作などとは異なる。所定操作としては、特に、熟練者でなくてもリモコンを見ずに操作できるような操作であることが好ましい。
移行指示手段18は、移行操作受付手段19で所定操作を受け付けた際に、所定操作を受け付けた時点又は予約情報が示す開始時刻に、CH選択手段12に対して予約情報が示すチャンネルに切り替えるよう指示する。
図2の表示画面2を例に挙げ、視聴予約確認情報20の表示方法、並びに所定操作の受け付け方法について説明する。視聴予約確認情報20としては、上述の所定時間(又は開始時刻までの時間)の情報21と共に、視聴予約した番組のタイトル情報22などを、OSD表示により映像と重畳して表示する。視聴予約確認情報20としては、さらに、「確認」のための選択領域23、「確認(即移行)」のための選択領域24、「キャンセル」のための選択領域25、「録画」のための選択領域26などを表示するとよい。そして、各選択領域23〜26は、リモコン等によってその領域が選択可能となっている。但し、上述のごとく所定操作を含めた操作は簡易であることが望まれるので、選択の際にはリモコンの上下キー或いはジョグダイアルキー(十字キーでもよい)で1つの選択領域を選び、決定キーで選択するようにするとよい。
この例では、上述した所定操作としては、「確認」選択領域23を選択する操作、或いは「確認(即移行)」選択領域24を選択する操作が該当する。前者の場合には、移行指示手段18は予約情報が示す開始時刻にCH選択手段12に対して予約情報が示すチャンネルに切り替えるよう指示する。後者の場合には、移行指示手段18は所定操作を受け付けた時点でCH選択手段12に対して予約情報が示すチャンネルに切り替えるよう指示する。なお、視聴予約のキャンセル及び視聴予約から録画予約への変更に関する説明は、他の実施形態として後述する。
上述のごとき構成により、例えば視聴予約し視聴したいテレビ番組のチャンネルを意識することなく、喩え開始時刻前であっても簡単な操作で速やかに視聴したいテレビ番組へ切り替えることができる。視聴したい番組は、何チャンネルであるかを考えなくて済み、またリモコンのチャンネルを押下ボタンを考えずに(決まったキーだけで)操作できる。このように、本発明によれば、視聴予約をした番組に対し予約通知時に、速やかにその番組のチャンネルへ移行させることが可能となる。
また、本発明の他の実施形態として、上述の実施形態において、移行指示手段18は、予約情報記憶手段17に記憶された予約情報に対し、その予約情報が示す時刻が到来しても移行操作受付手段19で所定操作が受け付けられなかった場合、予約情報記憶手段17に対して予約情報を削除するよう指示する手段を有する。例えば、図2の選択領域23〜26のいずれも選択されなかった場合などがこの場面に相当する。
本実施形態は、次のような場面で特に有用となる。例えば、ユーザが或るチャンネル及び時間帯の番組に対して視聴予約を行い、且つ、ユーザがその視聴予約番組の開始前などに他のチャンネルで他の番組を視聴している場合に、ユーザが視聴中の番組に興味を惹かれ、視聴予約番組より現在視聴中の番組を引き続き視聴したい欲求にかられる場面がそれに該当する。このような場面では、視聴予約をキャンセルする必要があるが、本実施形態ではそのキャンセル操作を容易に実行することができる。このように、本実施形態によれば、視聴予約をした番組に対し予約通知時に、速やかにその番組のチャンネルへ移行させることだけでなく、その視聴予約をキャンセルすることも可能となる。
また、本発明の他の実施形態として、上述のごとき予約情報の削除処理と独立して(或いはその削除処理と併用して)、ユーザ操作に基づく別の削除処理も実行可能とすることが好ましい。そのため、本実施形態では、移行操作受付手段19に、予約情報表示手段15で表示された予約情報に対し、その予約情報が示す視聴予約をキャンセルするキャンセル操作をユーザから受け付ける手段を有するとよい。例えば、図2の「キャンセル」選択領域25を選択する操作により受け付けるとよい。
移行指示手段18は、キャンセル操作を受け付けた時点で、予約情報記憶手段17に対して予約情報を削除するよう指示する手段を有する。本実施形態によっても同様に、視聴予約をした番組に対し予約通知時に、速やかにその番組のチャンネルへ移行させることだけでなく、その視聴予約をキャンセルすることが可能となる。
また、本発明の他の実施形態として、上述の各実施形態において、放送受信手段11で受信した放送信号からCM(コマーシャルメッセージ)を検出するCM検出手段を備えることが好ましい。そして、予約情報表示手段15は、視聴予約確認情報を、所定時間以内で且つCM検出手段でCMを検出したときのみに表示するとよい。CM中に表示を行うことで、ユーザの視聴を妨げることなく確認が可能となるだけでなく、予約情報を大きく表示することが可能となる。なお、CM検出手段としては、例えば、放送信号に付属の信号から検出してもよいし、放送信号のステレオ/モノラルの切り替えに基づき検出してもよいし、映像信号そのものから映像の特徴を抽出するなどして検出してもよい。
また、本発明の他の実施形態として、上述の各実施形態において、予約情報表示手段15は、所定時間前から予約情報が示す時刻まで、表示の色を段階的に変更する手段を有することが好ましい。例えば、30分前には緑色のアイコン、10分前にはオレンジ色のアイコン、5分前には赤色のアイコン、といった具合にそれぞれ表示を行うことで、色の違いによって何分前に差し掛かっている視聴予約番組かをユーザに視認させることが可能となる。
また、本発明の他の実施形態として、上述した各実施形態において、録画予約に対応でき、且つ放送受信手段11もダブルチューナ等によって複数の放送信号を同時に受信可能とすることが好ましい。録画予約に対応するためには、放送受信装置1に、ユーザから録画予約を受け付ける録画予約手段と、録画予約手段で受け付けられた録画予約を実行するための録画手段とを備えるとよい。
そして、本実施形態における移行操作受付手段19は、予約情報表示手段15で表示された予約情報に対し、その予約情報が示すチャンネル及び時刻に録画手段で録画させるための録画操作を、そのチャンネルの番号に拘わらない他の所定操作でユーザから受け付けることを可能としておく。例えば、予約情報表示手段15は、予約情報と共に、その予約情報が示す視聴予約を録画予約に変更するための選択領域(図2の「録画」選択領域26等)も表示しておいてもよい。移行指示手段18は、移行操作受付手段19で上述の「他の所定操作」を受け付けた際に、予約情報が示す時刻に、CH選択手段12に対して予約情報が示すチャンネルに切り替える指示及び録画手段に対して録画を実行する指示を行う。
本実施形態によれば、視聴予約から録画予約へ簡単な操作で予約開始前に切り替えることができ、視聴予約のキャンセルに関して説明したような場面でもキャンセルする必要がなくその予約を録画予約に回すことが可能となる。
また、本発明の他の実施形態として、上述の各実施形態において、予約情報表示手段15で複数の予約情報をリスト表示するようにしてもよく、この実施形態について図3及び図4を併せて参照しながら説明する。なお、この実施形態において、表示の色を時間的に段階的に変更する実施形態との併用としては、リストの文字や罫線の全部又は一部の色を段階的に変更するなどすればよい。
図3は、図1の放送受信装置における予約管理テーブルの一例を示す図で、図4は、図3の予約管理テーブルに基づき表示される視聴予約確認情報の一例を示す図である。図3及び図4において、3は予約管理テーブル、4は視聴予約確認情報である。
本実施形態における予約情報表示手段15は、予約情報記憶手段17で記憶された複数の予約情報(例えば予約管理テーブル3内の予約情報)のうち或る予約情報(例えば「番組B」の予約情報)が示す時刻が到来する所定時間前になったとき、その或る予約情報の一部又は全部(視聴予約確認情報4)を、予約情報記憶手段17に記憶された他の予約情報のうち時刻が所定期間内に含まれる予約情報の視聴予約確認情報4を併せて、リストとして表示する手段を有する。ここで、リストは、表示対象となった予約情報を開始時刻順に並べたものであることが好ましい。
図3で示した例では、予約管理テーブル3の予約情報として、番組ID31、チャンネル32、タイトル33、放送日34、開始時刻35、終了時刻36、通知時間37、優先順位38等の情報を、番組A〜E等に対して格納している。そして、図4で示した例では、視聴予約確認情報4のリストとして、予約情報のうちチャンネル41、タイトル42、放送日時43、開始時刻までの時間44、及び優先順位45を表示している。また、図4の視聴予約確認情報4では、所定時間を5分とし、それに相当する番組B(及び番組C)の予約情報をリスト表示すると共に、予約管理テーブル3において番組C(18:30〜2300)に対する通知時間37において「重複する他の予約情報も表示する」ことを意味する「重複」の情報が含まれているため、その時間帯に重複する番組A,Dも共にリスト表示している。なお、当然、通知時間37とは別にこの「重複」を採用するか否かの情報を管理テーブル3に記述してもよい。また、図4の例では、上述の所定期間として1日を採用しており、2006年1月1日18:30から1日以内ではない番組Eに関する情報はリストアップされていない。
また、リスト表示を行うに際して、視聴予約手段16は、予約情報記憶手段17に記憶する複数の予約情報のそれぞれに対し、所定時間及び/又は所定期間を異ならしめて視聴予約する手段を有することが好ましい。図3の例では、番組Aは所定時間として5分前(〜30分後)、番組Bは所定時間として5分前(〜5分後)、番組Eは所定時間として10分前(〜0分後)を挙げている。このように、リストを時系列に表示し、ユーザが視聴したい番組と何分前に表示するかというリストを複数、予め作成しておき、それを表示するとよい。また、図4の符号46で例示したように、過ぎてしまったデータは、表示しないか、或いは斜線や色付けで表示するとよい。また、既に開始した番組の番組情報はリスト(データ)から削除するようにしてもよい。
また、リスト表示を行うに際し、視聴予約手段16は、予約情報記憶手段17に記憶する複数の予約情報のうち開始時刻から終了時刻が重なる予約情報に対し、優先順位を付して視聴予約する手段を有することが好ましい。そして、予約情報表示手段15は、リストを優先順位を付して表示を行うとよい。図3の例では、番組B〜Dの視聴予約が時間帯として重複するため、視聴予約時のユーザインターフェースで優先順位を設定可能としておき、その設定を予約管理テーブル3に記憶し、リスト表示の際も図4のように優先順位45を表示するとよい。
また、図2で例示した「確認」選択領域23、「確認(即移行)」選択領域24、「キャンセル」選択領域25、及び「録画」選択領域26のような選択操作は、リスト表示の場合、まず対象となる視聴予約を選択する必要がある。選択された視聴予約(図4の例では枠47でユーザ視認可能に表示)に対して、操作キーを示す模式図40を併せて表示するなどしてユーザ操作を容易にする。この模式図40及びそれに従った操作は、ユーザがリモコンを見なくても操作できるようなキーであるとよく、ここでは十字キーを例示している。十字キーの中でも、一番操作する可能性の高い「確認」を決定キーに割り当て、次に操作する可能性の高い「即移行」を次に操作し易い右キーに割り当てるなど、操作可能性を考慮したキーの割り当てを行っておくことが好ましい。また、優先順位45の内容がある場合には、優先順位1位の視聴予約を図4に示すように枠47でユーザ視認可能にしておき、操作によりその枠47を移動できるようにするとよい。
その他、視聴予約の所定時間前が電源スタンバイ状態のときには、電源オン後、OSD表示或いはOSD表示及び報知音を鳴らすなどすればよい。
以上、本発明に係る放送受信装置について説明したが、本発明は、放送信号を受信する放送受信手段11、放送受信手段11で受信した放送信号を再生する放送再生手段13等を備えた放送受信装置1に組み込み、上述した各実施形態に係る放送受信装置1として機能させるためのプログラム(以下、視聴予約確認プログラムという)の形態、さらには、その視聴予約確認プログラムの一部又は全部を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(DVD,CD等)の形態も採用可能である。この詳細は、基本的に上述した思想に沿ったものであって上述の説明から容易に実現可能であるが、図5乃至図7を参照し、その概要と共に、その視聴予約確認プログラムを組み込んだ放送受信装置の適用例を具体的に説明する。
なお、本発明に係る放送受信装置や視聴予約確認プログラムとしては、図5で図示するようなテレビ受像機をはじめテレビ録画装置や予約録画装置など、様々な機器や機器内のプログラムに適用可能である。
図5は、本発明を適用したテレビ受像機の一構成例を示すブロック図で、図中、5は放送受信装置の一例としてのテレビ受像機、51は地上波チューナ、52はBS(放送衛星)デジタルチューナ、53は地上波受信回路、54はBSデジタル受信回路、55は番組情報デコード部、56はメモリ、56aは予約管理テーブル、56bはEPGデータ、57は制御部、58は計時部、59は入力信号切換部、60はチャンネル選局部、61はOSD処理部、62は入力処理部、63は映像信号処理部、64は音声信号処理部、65は録画処理部、66は記憶部、67は表示部の一例としての液晶表示部、68はスピーカ、70はリモコン、71は電源ボタン、72はチャンネル選局ボタン、73は移動・決定ボタン(十字キー)である。
ここで、地上波チューナ51は地上波テレビ信号の電波を受信するチューナ、BSデジタルチューナ52はBSデジタルテレビ信号の電波を受信するチューナ、地上波受信回路53は地上波チューナ51に入力された信号を受信する回路、BSデジタル受信回路54はBSデジタルチューナ52に入力された信号を受信する回路である。入力信号切換部59は、地上波受信回路53からの映像・音声信号とBSデジタル受信回路54からの映像・音声信号とを切り換える。なお、ここでは、地上波放送及びBS放送を受信する例のみを示すが、図1の放送受信手段11の例としては、地上波チューナ51及び地上波受信回路53のみの構成、或いはBSデジタルチューナ52及びBSデジタル受信回路54のみの構成、或いは他のチューナ及び受信回路(例えば地上波デジタル放送用やケーブルテレビ放送用や通信衛星デジタル放送用など)のみの構成、或いはそれらのいずれかを組み合わせた構成であっても適用可能である。
入力信号切換部59からの映像信号、音声信号は、それぞれ映像信号処理部63、音声信号処理部64に出力され、各種映像処理、各種音声処理が施される。映像信号処理部63、音声信号処理部64の出力信号である映像信号、音声信号は、それぞれテレビ受像機5における表示手段であるディスプレイ(液晶表示部67で例示)、音声手段であるスピーカ68に供給される。映像信号処理部63、音声信号処理部64、液晶表示部67、及びスピーカ68が、図1の放送再生手段13に該当する。
リモコン70には、そのキー操作部に、電源ボタン71、チャンネル選局ボタン72、及びカーソルの移動・決定を行うための移動・決定ボタン73が設けられる。この移動・決定ボタン73はユーザにとって感覚として位置や操作が行い易く、従ってこのボタン73を上述の所定操作「確認」「確認(即移行)」や他の操作(キャンセルや録画への移行等)を行うためのボタンとするとよい。入力処理部62は、リモコン70からの操作信号を受信する受光部を含み、リモコン70及び本体側のコントロールパネルからの操作入力を処理する部分であり、制御部57に操作に対応する信号を送信する。
リモコン70、コントロールパネル、入力処理部62、及び制御部57は、上述の所定操作以外のユーザ操作も受け付け、音量や輝度や通常のチャンネル選択などの各種設定を行うこともできる。リモコン70又はコントロールパネルから設定内容が操作入力され、その操作入力が入力処理部62を介して制御部57に伝えられる。制御部57は、その設定内容に基づき、チャンネル選局部60、OSD処理部61、液晶表示部67、及びスピーカ68(或いは映像信号処理部63や音声信号処理部64)などに対して設定変更を指示することで、設定を反映させる。
番組情報デコード部55は、地上波受信回路53とBSデジタル受信回路54から番組情報をデコードする。例えばデータ放送の内容も番組情報デコード部55で抽出するとよい。計時部58は、図1の計時手段14に相当する部位であり、予約情報を表示する時間及び予約を実行する時間を計時して制御部57に伝える。チャンネル選局部60は、地上波受信回路53又はBSデジタル受信回路54でのチャンネル選局を行う部位であり、リモコン70、入力処理部62、及び制御部57等と共に図1のCH選択手段12をなす。この選局は、制御部57が入力処理部62を介してリモコン70のチャンネル選局ボタン72や本体のコントロールパネルにおける選局ボタンからの入力を受け付け、チャンネル選局部60に対して制御信号を伝送することで実行される。
メモリ56は、図1の予約情報記憶手段17の一例であり、予約管理テーブル17t(予約管理テーブル56a)を記憶するメモリである。メモリ56は、また、番組情報デコード部55で得た番組情報を記憶し、EPGデータ56bとして記憶する機能ももつ。
制御部57は、CPU(Central Processing Unit)或いはMPU(Micro Processing Unit)、本発明に係る視聴予約確認プログラム(視聴予約プログラムも含む)を記憶するROMやその実行領域であるRAMなどで構成され、チャンネル選局部60による選局を制御したり、GUI(グラフィカルユーザインターフェイス)を表示させるためのオンスクリーン表示データを生成し、OSD処理部61にデータを供給したりする。OSD処理部61は、視聴予約時の画面や予約情報表示時の画面や移行操作受付の画面などをはじめとした各種設定用のメニュー表示やチャンネル情報やEPGなどの表示のための信号を、メモリ56から読み出し、液晶表示部67(又は映像信号処理部63)に出力し、映像信号との重畳を可能にする。
録画処理部65は、制御部57からの録画予約又は録画指示に基づき、ハードディスクや各種記録媒体でなる記憶部66に対し、入力信号切換部59(又は映像信号処理部63及び音声信号処理部64)からの出力映像・音声信号をそのまま、或いはエンコードするなどして記録する処理を実行する。
上述の視聴予約確認プログラムは、テレビ受像機5の制御部57に、視聴予約ステップ、予約情報記憶ステップ、予約情報表示ステップ、移行操作受付ステップ、チャンネル切替ステップを実行させるプログラムであり、制御部57のROM等の記憶領域或いは制御部57へアクセス可能な記憶領域に、実行可能に格納される。但し、図1乃至図4を参照して説明したように、様々な実施形態が同様に適用できる。
ここで、視聴予約ステップは、図1でいう視聴予約手段16でのユーザから視聴予約を受け付けるステップであり、予約情報記憶ステップは、図1でいう予約情報記憶手段17での処理、すなわち視聴予約ステップで受け付けた視聴予約を、チャンネル及び時刻の情報を少なくとも含んだ予約情報として記憶する処理を実行するステップである。また、予約情報表示ステップは、図1でいう予約情報表示手段15での処理、すなわち予約情報記憶ステップで記憶された予約情報が示す時刻が到来する所定時間前にその予約情報の視聴予約確認情報を表示するステップであり、OSD処理部61に視聴予約確認情報の表示を命令するステップである。
また、移行操作受付ステップは、図1でいう移行操作受付手段19での処理、すなわち予約情報表示ステップで表示された予約情報に対し、その予約情報が示すチャンネルに移行させるための移行操作を、そのチャンネルの番号に拘わらない所定操作でユーザから受け付ける処理を行うステップで、予約確認情報の表示時に入力処理部62から受け付けた「確認」等のユーザ操作を受け付けるステップである。
チャンネル切替ステップは、図1でいう移行指示手段18での処理、すなわち移行操作受付ステップで所定操作を受け付けた際、所定操作を受け付けた時点又は予約情報が示す時刻に、予約情報が示すチャンネルに切り替えるステップである。例えば、「確認」のユーザ操作を受け付けた際にチャンネル選局部60に対して計時部58での時間情報からメモリ56から読み出した開始時刻の到来を検知し、チャンネル選局部60に対して同じくメモリ56から読み出したチャンネル番号に選局するよう命令する。「確認(即移行)」のユーザ操作を受け付けた際にチャンネル選局部60に対して直ぐにメモリ56から読み出したチャンネル番号に選局するよう命令する。「キャンセル」のユーザ操作を受け付けた際にメモリ56内の予約管理テーブル56から対応する予約情報を削除するよう命令する。「録画」のユーザ操作を受け付けた際にチャンネル選局部60に対して計時部58での時間情報からメモリ56から読み出した開始時刻の到来を検知し、チャンネル選局部60に対して同じくメモリ56から読み出したチャンネル番号に選局するよう命令すると共に、その開始時刻から終了時刻まで録画処理部65に対して録画処理を命令する。
図6は、図5のテレビ受像機における視聴予約確認処理の一例を説明するためのフロー図で、図7は、図5のテレビ受像機における視聴予約処理の画面例を示す図である。
図6の処理例は、テレビ受像機5でEPG表示する操作がなされたときからの処理例である。まず、リモコン70の電源ボタン71の押下操作により電源がオンになっている場面で、リモコン70のEPG表示操作(或るキーの押下操作)により、入力処理部62が操作を受け付けて制御部57へ伝送する。制御部57は、これによりEPGデータ56bをメモリ56から読み出してOSD処理部61に対して表示するよう命令する。この命令に基づきOSD処理部61は、映像信号に重畳するように液晶表示部67に図7のEPG80を表示させる(ステップS1)。EPG80には、各番組が時間帯及びチャンネル毎に表示されており、例えば番組81で示すように、放送局、放送日、開始時刻、終了時刻、ジャンル、番組名、放送回数、出演者、及び放送内容などの情報と共に、「視聴予約」選択領域82及び「録画予約」選択領域83が表示されている。
続いて、リモコン70における所定操作(EPG80上の視聴したい番組81の「視聴予約」選択領域82の選択操作)により視聴予約操作があったか否かを制御部57が判定し(ステップS2)、あった場合にはその視聴予約を予約情報としてメモリ56の予約管理テーブル56aに書き込む(ステップS3)。ステップS2で視聴予約操作がなかった場合、及びステップS3に引き続き、制御部57は計時部58から時間情報を取得し(ステップS4)、メモリ56の予約管理テーブル56aを参照して、所定時間前になった視聴予約が有るか否かを判定する(ステップS5)。
ステップS5の判定の結果、該当する視聴予約がなかった場合にはステップS2へ戻り、新たな視聴予約操作の入力を待つ。一方、該当する視聴予約があった場合には、制御部57は、その予約情報(或いは重複表示を許可する場合には他の予約情報も)を予約管理テーブル56aから読み出して、OSD処理部61に対して図2で例示したような視聴予約確認情報20又は図4で例示したようなリストでの視聴予約確認情報4の表示を実行させる(ステップS6)。
ステップS6の表示状態で、制御部57はリモコン70の移動・決定ボタン73での操作を待ち(ステップS7)、該当するユーザ操作が有った場合には、その操作が「キャンセル」であるのか(ステップS8)、「録画への移行」であるのか(ステップS9)、「即移行」であるのか(ステップS10)、その他である(すなわち「確認」)のかを判定する。
ステップS8〜S10で「確認」であると判定された場合、制御部57は予約管理テーブル56a及び計時部58から得ている時間情報を参照して、その予約情報が示す開始時刻が到来したか否かを判定し(ステップS11)、到来しなければ時間情報を計時部58から再度取得し(ステップS12)、ステップS11へ戻る。ステップS11で到来したと判定された場合には、制御部57はその予約情報が示すチャンネルに切り替えるようチャンネル選局部60へ指示を送る(ステップS13)。また、ステップS10でYESの場合、すなわち即移行操作であった場合にも、制御部57は開始時刻に関係なく直ぐにステップS13の処理を実行する。
ステップS9でYESの場合、すなわち「録画への移行」であると判定された場合、制御部57は予約管理テーブル56a及び計時部58から得ている時間情報を参照して、その予約情報が示す開始時刻が到来したか否かを判定し(ステップS14)、到来しなければ時間情報を計時部58から再度取得し(ステップS15)、ステップS14へ戻る。ステップS14で到来したと判定された場合には、制御部57はその予約情報が示すチャンネルに切り替えるようチャンネル選局部60へ指示を送ると共に、録画処理部65に対して記憶部66にその映像及び音声データを記録するように指示を送る(ステップS16)。
また、ステップS8でYESの場合、すなわちキャンセル操作であった場合にも、制御部57は予約管理テーブル56aにおける該当する予約情報を削除するようメモリ56に対して指示する(ステップS17)。
一方、ステップS7で該当するユーザ操作がなされていないと判定された場合には、制御部57は予約管理テーブル56a及び計時部58から得ている時間情報を参照して、その予約情報が示す開始時刻が到来したか否かを判定し(ステップS18)、到来しなければ時間情報を計時部58から再度取得し(ステップS19)、ステップS7へ戻る。ステップS18で到来したと判定された場合には、制御部57はステップS17の処理を実行する。
以上、図6及び図7を参照して説明した処理例は、いずれの処理例も図1乃至図4で説明した各実施形態の一部であって全てを説明するものでないが、同様に説明できる。
1…放送受信装置、2…表示画面、3…予約管理テーブル、4,20…視聴予約確認情報、5…テレビ受像機、11…放送受信手段、12…チャンネル(CH)選択手段、13…放送再生手段、14…計時手段、15…予約情報表示手段、16…視聴予約手段、17…予約情報記憶手段、17t,56a…予約管理テーブル、18…移行指示手段、19…移行操作受付手段、51…地上波チューナ、52…BSデジタルチューナ、53…地上波受信回路、54…BSデジタル受信回路、55…番組情報デコード部、56…メモリ、56b…EPGデータ、57…制御部、58…計時部、59…入力信号切換部、60…チャンネル選局部、61…OSD処理部、62…入力処理部、63…映像信号処理部、64…音声信号処理部、65…録画処理部、66…記憶部、67…液晶表示部、68…スピーカ、70…リモコン、71…電源ボタン、72…チャンネル選局ボタン、73…移動・決定ボタン。
Claims (11)
- 放送信号を受信する放送受信手段と、該放送受信手段で受信した放送信号を再生する放送再生手段と、前記放送受信手段で受信し前記放送再生手段で再生対象とするチャンネルを選択するチャンネル選択手段とを備えた放送受信装置において、ユーザから視聴予約を受け付ける視聴予約手段と、該視聴予約手段で受け付けた視聴予約を、チャンネル及び時刻の情報を少なくとも含んだ予約情報として記憶する予約情報記憶手段と、前記予約情報記憶手段で記憶された予約情報が示す時刻が到来する所定時間前に該予約情報の一部又は全部を表示する予約情報表示手段と、該予約情報表示手段で表示された予約情報に対し、該予約情報が示すチャンネルに移行させるための移行操作を、該チャンネルの番号に拘わらない所定操作でユーザから受け付ける移行操作受付手段と、該移行操作受付手段で前記所定操作を受け付けた際に、前記所定操作を受け付けた時点又は前記予約情報が示す時刻に、前記チャンネル選択手段に対して前記予約情報が示すチャンネルに切り替えるよう指示する移行指示手段とを備えたことを特徴とする放送受信装置。
- 前記移行指示手段は、前記予約情報記憶手段に記憶された予約情報に対し、該予約情報が示す時刻が到来しても前記移行操作受付手段で前記所定操作が受け付けられなかった場合、前記予約情報記憶手段に対して前記予約情報を削除するよう指示する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
- 前記移行操作受付手段は、前記予約情報表示手段で表示された予約情報に対し、該予約情報が示す視聴予約をキャンセルするキャンセル操作をユーザから受け付ける手段を有し、前記移行指示手段は、前記キャンセル操作を受け付けた時点で、前記予約情報記憶手段に対して前記予約情報を削除するよう指示する手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の放送受信装置。
- 前記放送受信手段で受信した放送信号からCMを検出するCM検出手段を備え、前記予約情報表示手段は、前記予約情報の一部又は全部を、前記所定時間以内で且つ前記CM検出手段でCMを検出したときのみに表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放送受信装置。
- 前記予約情報表示手段は、前記所定時間前から前記予約情報が示す時刻まで、前記表示の色を段階的に変更する手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放送受信装置。
- 前記予約情報表示手段は、前記予約情報記憶手段で記憶された複数の予約情報のうち或る予約情報が示す時刻が到来する所定時間前になったとき、該或る予約情報の一部又は全部を、前記予約情報記憶手段に記憶された他の予約情報のうち時刻が所定期間内に含まれる予約情報の一部又は全部を併せて、リストとして表示する手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の放送受信装置。
- 前記リストは、表示対象となった予約情報を開始時刻順に並べたものであることを特徴とする請求項6に記載の放送受信装置。
- 前記視聴予約手段は、前記予約情報記憶手段に記憶する複数の予約情報のそれぞれに対し、前記所定時間及び/又は前記所定期間を異ならしめて視聴予約する手段を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の放送受信装置。
- 前記視聴予約手段は、前記予約情報記憶手段に記憶する複数の予約情報のうち開始時刻から終了時刻が重なる予約情報に対し、優先順位を付して視聴予約する手段を有し、前記予約情報表示手段は、前記リストを前記優先順位を付して表示を行うことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の放送受信装置。
- ユーザから録画予約を受け付ける録画予約手段と、該録画予約手段で受け付けられた録画予約を実行するための録画手段とを備え、前記放送受信手段は、複数の放送信号を同時に受信可能とし、前記移行操作受付手段は、前記予約情報表示手段で表示された予約情報に対し、該予約情報が示すチャンネル及び時刻に前記録画手段で録画させるための録画操作を、該チャンネルの番号に拘わらない他の所定操作でユーザから受け付け、前記移行指示手段は、前記移行操作受付手段で前記他の所定操作を受け付けた際に、前記予約情報が示す時刻に、前記チャンネル選択手段に対して前記予約情報が示すチャンネルに切り替える指示及び前記録画手段に対して録画を実行する指示を行うことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の放送受信装置。
- 放送信号を受信して再生する放送受信装置に組み込むためのプログラムであって、前記放送受信装置の制御部に、ユーザから視聴予約を受け付ける視聴予約ステップと、該視聴予約ステップで受け付けた視聴予約を、チャンネル及び時刻の情報を少なくとも含んだ予約情報として記憶する予約情報記憶ステップと、前記予約情報記憶ステップで記憶された予約情報が示す時刻が到来する所定時間前に該予約情報の一部又は全部を表示する予約情報表示ステップと、該予約情報表示ステップで表示された予約情報に対し、該予約情報が示すチャンネルに移行させるための移行操作を、該チャンネルの番号に拘わらない所定操作でユーザから受け付ける移行操作受付ステップと、該移行操作受付ステップで前記所定操作を受け付けた際、前記所定操作を受け付けた時点又は前記予約情報が示す時刻に、前記予約情報が示すチャンネルに切り替えるステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
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