JP2007211242A - フィラメント強化の接着テープ - Google Patents
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Abstract
【課題】 繊維またはフィラメントで強化された接着テープから繊維またはフィラメントが引き抜かれるのを防止する。
【解決手段】 本発明は、少なくとも片面に接着剤が適用され且つ長さ方向の強度が組込まれたまたは付加された繊維またはフィラメントで強化されている裏打ち材を有する耐引裂け伝播性であって、接着テープが少なくとも1つの長い端において刻み目を有し、この刻み目が長い端当たりで切断端に実質的に平行に配列している少なくとも1つのフィラメントを切断する、該接着テープに関する。
【選択図】 図3a
【解決手段】 本発明は、少なくとも片面に接着剤が適用され且つ長さ方向の強度が組込まれたまたは付加された繊維またはフィラメントで強化されている裏打ち材を有する耐引裂け伝播性であって、接着テープが少なくとも1つの長い端において刻み目を有し、この刻み目が長い端当たりで切断端に実質的に平行に配列している少なくとも1つのフィラメントを切断する、該接着テープに関する。
【選択図】 図3a
Description
本発明は、フィラメント強化の接着テープに関する。
布の加工と関連して、個々の繊維は布を直線的でなく、その代わりにジグザグ形で切断することによって引き抜かれ(pullout)が防止できることは長い間公知であった。この結果、切断端に平行な糸は規則的な間隔で斜め横断的に切り取られ、より長い糸切れとして抜き取られることがなくなる。抜ける短い糸切れは、長い糸よりもかなり低減された程度で、引き抜かれの続く過程を中断する傾向を示し、そのために許容されている。この理由のために、文献はそのような鋸歯刻みを作り出す多くの道具を開示した。繊維の引き抜かれを防止する他の方法は、切断中または後に、布の熱融着を行なうことである。しかしながらこれは熱可塑性材料、例えばポリエステル、ナイロンまたはポリプロピレンを用いた場合だけ応用でき、例えば天然繊維、ガラス繊維またはアラミド繊維の場合には応用できない。しかし、布がコ−ティング、含浸、または熱で固定される場合には、繊維の引き抜かれの危険はもはや或いは無視できる程度でしか存在しないので、鋸歯刻みのような対策は講じられない。
並びに、繊維の引き抜かれを防止するためと同様に、布の手による引裂き性を改善する目的で鋸歯刻みが利用できる。布の多くは、個々の繊維の強度及び布の柔軟性のために、手による真直ぐな切断端での引裂きが殆ど不可能であり或いはかなりの努力でしか達成できないという程度で、手による引裂きの試みに耐えうる。しかしこの手による引裂きは、例えばロール形のプラスタ−または感圧接着テープの多頻度での使用の場合には取扱いを容易にするために望ましいから、ここでも鋸歯刻みが有利に使用しうる。この時引裂けは、典型的には接着テープの中央方向に向くジグザグのカット部分の内側の角から始まる。引裂けは、一端始まると、切断の方向に依存して縦糸または横糸に平行に、密な布においても努力しないで普通進行し続ける。この布に対して手による引裂きを達成する技術は、一方でそのような材料の引張り強度を非常に減じるという欠点を持つ。これに対する理由は、高負荷下における引裂けの開始が上述したようにカット部分の内側の角で優先的に起こり、引裂けの連続する力(引裂け伝播力)が布の端において或いは布内において(内部引裂け)引裂けを生じさせる力よりも実質的に低いということである。多くの場合、この欠点は例えば上述したロ−ルプラスタ−の場合のように許容できることもある。
フィルムに基づく材料を用いても、同一の理由から、例えばカ−ペットを固定するための両面接着テープの場合のように鋸歯刻みが有利に使用できる。特許文献1は、特にカ−ペット配置テープとしての用途のあるPP裏打ち材を持つ両面自己接着テープの縦の切断に対する鋸歯ナイフの使用を開示している。鋸歯カッタ−の鋸歯刻みは好ましくは0.3−6mm、特に0.4−1mmの高さを有する。得られる切断端の鋸歯形は接着テープの手による引裂き性を向上させる。
(自己)接着テープの領域において使用される裏打ち材は、ポリマ−フィルム及び紙に基づく材料ばかりでなく、織り及び不織の布に基づくものを含む。この織り布の分野は、広い意味においてフィラメント接着テープと呼ばれるものの形で、随意の支持フィルム及び折り重ねられておらず且つ絡ませられていない、或いは折り重ねられており且つ絡ませられている長さ方向に組込まれたフィラメントで構成されているか、又は、随意の支持フィルム及び折り重ねられておらず且つ絡ませられていないか、或いは折り重ねられており且つ絡ませられているフィラメントからなる目の粗い(open)、織ったまたは配置された(laid)布で構成されている裏打ち材を含んでなる布も包含する。フィラメントは一般に低破断伸張(low breaking extension)の高強度繊維、例えばガラス繊維、或いは延伸できるポリマ−繊維、例えばポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリアミド繊維またはアラミド繊維で構成される。
これらのフィラメント接着テープに関する繊維の引き抜かれの危険は、用いるフィラメントが切断端に直接位置し、したがって長さ方向に切断される時、及び、個々の繊維がフィラメント中で互いに平行に及び近傍に位置するために、感圧接着剤または他の被覆物が完全に含浸されない時に、特に大きい。結果として、フィラメントの中央において個々の繊維はしばしば弛み且つ接合されず、フィラメントが切断端に平行に切断されるならば、特に問題のフィラメントが紡糸も、折り重ねも、絡ませもしてないフィラメントの場合には容易に抜き取られる。
離れた個々の繊維は、連続加工機の回転軸や他のウェッブ誘導具の周囲に実質的に簡単に巻き付き、究極的にはクリ−ニングの経費及び労力、接着テープの引裂け、更には製造の停止をもたらす。これは、経済的な理由のために許容できず、この種のフィラメント接着テープの連続運転での使用の可能性を非常に難しくし、或いはこの方法を排除することになろう。同時に上述した繊維の引き抜かれ対策を探求する場合、特に低延伸性と同時に特に高い引張り強度が必要な時に、該自己接着フィラメントテープの使用されることを気に留めておかねばならない。それゆえに引張り強度は、すべての環境下において大いに維持されなければならない。即ち接着テープの目的に反することであるから、内部引裂き力または引裂け伝播力の低下は許容されえない。
特許文献2は、引裂けがテープの個々の長さを取る方向に関して斜め横断的に(transversely)伝播しうるフィルム裏打ち材を有する接着テープを開示している。これによると、接着剤は、該裏打ち材の片面に単位面積当り少なくとも40g/m2の接着剤重量で適用され、他の面には接着剤に相対して全面積にわたって幅1000μm以下及び深さ100μm以下の、不規則的に且つ深さが異なって配置されたくぼみ(notch)を有する接着テープの、剥離する1つまたは両方の長さ方向の端が存在する。
特許文献3は、塗装中のマスキング及び装飾のための接着テープの使用法を記述している。この接着テープは、テープの個々の長さを取る方向に関して引裂けが斜め横断的に伝播しうるフィルム裏打ち材を有し、該裏打ち材の片面には接着剤が適用され、接着テープは有色及び/または不透明であり、そして接着テープの片または両方の長さ方向の端が全面積にわたって幅1000μm以下及び深さ100μm以下のくぼみを有し、但しこのくぼみは不規則的に且つ深さが異なって配置されている。
特許文献4は、引裂けがテープの個々の長さを取る方向に関して引裂が斜め横断的に伝播しうるフィルム裏打ち材を有する接着テープを開示している。接着剤は該裏打ち材の片または両面に適用され、2つの長さ方向の端の1つは全面積にわたって少なくとも1つ/mmの頻度でくぼみが存在するような粗い切断端を有し、くぼみが不規則的に且つ深さが異なって配置され、そして他の長さ方向の端が実質的に滑らかで、そのようなくぼみを持たず或いは非常に少ない数でしか有しない。
特許文献5は、1つの端が顕微鏡的くぼみを有する関連する接着テープを開示している。
独国特許第4318277C1号
独国特許第10223631A1号
独国特許第10223632A1号
独国特許第10223634A1号
仏国特許第1522942A号
本発明の目的は、適用及び/または使用時に、繊維またはフィラメントで強化された接着テープから破壊的な繊維またはフィラメントの引き抜かれを、引張り強度の実質的な低下なしに回避することである。
この目的は主たる特許請求項に示したような接着テープを用いて達成される。これに付随する特許請求項は本接着テープの有利な進歩を提供する。
本発明は、少なくとも片面に接着剤が適用され、且つ長さ方向の強度が、組込まれた若しくは付加された繊維または組み込まれた若しくは付加されたフィラメントで強化されている裏打ち材を有する接着テープであって、接着テープが少なくとも1つの長い端において刻み目、特に鋸歯刻みを有し、この刻み目または鋸歯刻みが、長い端毎に、切断端に実質的に平行に配列した少なくとも1つのフィラメントを切断している、該接着テープを提供する。
本発明の目的に対して、「フィラメント」とは、文献ではマルチフィラメントとしてしばしば言及される、個々の、平行な、線状の繊維の束を意味する。適当な場合、この繊維の束は捩じりによって固有の強度を付与されていてよく、この時には紡糸または折り重ね(folded)フィラメントとして言及される。他に繊維束は、圧縮空気または水ジェットを用いて絡ませることにより固有に強化されていてもよい。以下の記述において、すべてのこれらの具体例に対して及び更に繊維強化具体例に対して、術語「フィラメント」だけはこの一般化された意味で使用されるであろう。
裏打ち材料を、もっぱら長さ方向において組込まれた/付加されたフィラメントにより強化する場合、得られる接着テープは、モノフィラメントテープとして言及される。本発明の主題のある有利な進展において、裏打ち材は目の開いた(open)フィラメント布で強化される。この場合、接着テープはクロス(cross)織りフィラメントテープとして言及される。適当な裏打ち材、即ち付加されたまたは組込まれたフィラメントとの組合わせによって特別な用途を可能にする材料は、ラミネ−ト、フィルム(例えばBOPP、MOPP、PP、PE、PET、PA、PU、PVC)、フォ−ム(foam)、及び発泡または金属化フィルムを含む。フィルムはそれ自体順次2つまたはそれ以上の層、例えばフィルムに共押出しされた層からなっていてもよい。エチレンと極性モノマ−、例えばスチレン、酢酸ビニル、メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、またはアクリル酸のコポリマ−も良いが、ポリオレフィンは好適である。このポリマ−はHDPE、LDPE、MDPEのようなホモポリマ−或いはエチレンと更なるオレフィン、例えばプロペン、ブテン、ヘキセン、またはオクテンのコポリマ−(例えばLLDPE、VLDPE)であってよい。更にポリプロピレン(例えばポリプロピレンホモポリマ−、ランダムポリプロピレンコポリマ−、またはブロックポリプロピレンコポリマ−)も適当である。
フィルムは未配向であってよい。本発明においてフィルムとして使用するのに際立って適当なものは、単軸及び二軸配向したフィルムである。単軸配向したポリプロピレンは、その非常に高い破断強さと長さ方向の低伸張性のために優れており、例えばストラッピングテ−プを製造するのに使用される。ポリエステルまたは特にポリプロピレンに基づくフィルムは特に好適である。
裏打ち材と組込まれたまたは付加されたフィラメントの組合わせ物は、好ましくは10N/cmの負荷で10%未満の伸張を有し、また350g/m2未満、好ましくは200
g/m2未満、より好ましくは150g/m2未満の坪量を有する。更に好適には、組込まれたまたは付加されたフィラメントを有する裏打ち材は、25%以下、好ましくは15%以下、より好ましくは10%以下の極限引張り応力を示す。
g/m2未満、より好ましくは150g/m2未満の坪量を有する。更に好適には、組込まれたまたは付加されたフィラメントを有する裏打ち材は、25%以下、好ましくは15%以下、より好ましくは10%以下の極限引張り応力を示す。
フィラメントを有しない裏打ち材は、普通厚さが200μmまでである。本発明のある特に有利な具体例では、フィラメントを有しない裏打ち材は10−100μm、特に20−40μmの厚さを有する。このフィルムは有色及び/または透明であってよい。
本発明の接着テープの接着剤は、天然ゴムまたは合成ゴムの群からの、或いは天然ゴム及び/または合成ゴムの所望の混合物からなる(自己)接着剤であってよい。この天然ゴム(単数または複数)は必要な純度及び粘度に依存して例えばクレ−プ(crepe)、RSS、ADS、TSRまたはCVグレードのようなすべての入手できるグレードから本質的に選択でき、また合成ゴム(単数または複数)はランダム共重合されたスチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、合成ポリイソプレン(IR)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(XIIR)、アクリレ−トゴム(ACM)、エチレン−酢酸ビニルコポリマ−(EVA)及びポリウレタン及び/またはこれらの混合物の群から選択しうる。
更に好適には、ゴムの加工性を、全弾性体画分に基づいて10−50重量%の重量画分である熱可塑性弾性体の添加によって改善してもよい。この点で言及できる代表例は、特に特別に相溶性のある(compatible)スチレン−イソプレン−スチレン(SIS)及びスチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)を含む。
更にスチレン−イソプレン−スチレン(SIS)に基づく100%の系は適当であることが判明した。
使用できる粘着付与樹脂は、例外なくすでに文献で公知の且つ文献に記述されているすべての粘着付与樹脂を含む。言及しうる代表例は、ロジン、その不均化、水素化、重合及びエステル化誘導体及び塩、脂肪族及び芳香族炭化水素樹脂、テルペン樹脂及びテルペン−フェノ−ル樹脂を含む。これらの及び更なる樹脂の所望の組合わせ物も、必要にしたがって、得られる接着剤の性質を調整するために使用できる。ドナタス・サタス(Donatas Satas)著「感圧接着剤ハンドブック」における技術の記述は、明快に参照することができる。
架橋は、適用後の接着テープの除去性を改善するのに有利であり、熱的にまたはUV光照射でまたは電子線照射で作ることができる。熱で誘導される化学的架橋には、すべての公知の熱で活性化できる化学的架橋剤、例えば促進(accelerated)硫黄または硫黄供与体系、イソシアネ−ト系、反応性メラミン、ホルムアルデヒド及び(随時ハロゲン化された)フェノ−ル−ホルムアルデヒド樹脂及び/または対応する活性化剤を含む反応性フェノ−ル樹脂系またはジイソシアネ−ト架橋系、エポキシ化ポリエステル樹脂及びアクリレ−ト樹脂、並びにこれらの組合わせ物が使用できる。
架橋剤は50℃を超える温度で、特に100−160℃の温度で、非常に好ましくは110−140℃の温度で活性化される。架橋剤の熱励起は、赤外線または高エネルギー交流場を用いても起こさせることができる。
溶媒、水、或いは他の物をベースとするホットメルト系としての接着剤は使用可能である。アクリレ−トホットメルトに基づく接着剤も適当である。これは少なくとも20のK値、特に30以上のそれを有し、ホットメルトとして取り扱える系を与えるような接着剤の濃縮で得られる。この濃縮は、適当な装備のタンクまたは押出し機で行なえる。脱揮発
物を伴う時には揮発物脱気押出し機が特に好適である。この種の接着剤は、その内容が本発明の参考文献として引用される独国特許第4313008A1号に記述されている。他にアクリレ−トホットメルトに基づく接着剤も化学的に架橋できる。
物を伴う時には揮発物脱気押出し機が特に好適である。この種の接着剤は、その内容が本発明の参考文献として引用される独国特許第4313008A1号に記述されている。他にアクリレ−トホットメルトに基づく接着剤も化学的に架橋できる。
更なる具体例において、使用される自己接着剤は(メタ)アクリル酸及び炭素数1−25を有するそのエステル、マレイン酸、フマル酸及び/またはイタコン酸及び/またはそのエステル、置換(メタ)アクリルアミド、無水マレイン酸及び他のビニル化合物、例えばビニルエステル、特に酢酸ビニル、ビニルアルコ−ル及び/またはビニルエ−テルのコポリマ−である。残存する溶媒量は1重量%未満であるべきである。
同様に適当であることが分かった1つの接着剤は、BASF社のアクレジン(acResin)UV又はアクロナル(AcronalR)、特にアクロナルDS3458の名で知られる種類の低分子量アクリレ−トホットメルト感圧接着剤である。この低K値の接着剤は、最終の照射誘導による化学的架橋によって適用適合性が得られる。
最後に、ポリウレタンに基づく接着剤も適当であると言える。
片面接着テープは、接着剤塗布量が好ましくは30−100g/m2、より好ましくは60−80g/m2で特に有利に使用できる。
裏打ち材は、更に及び好ましくは巻き戻し性を改善するために剥離コ−ティングを反対面に有することができる。接着剤及び裏打ち材間または剥離コ−ティング及び裏打ち材間の付着を向上させるために、裏打ち材をコロナ処理に供してもよい。
接着剤のフィルムへの付着を高めるために、そして適用後の残り滓のない除去性を改善するために、裏打ちフィルムと接着剤との間にプライマ−層を使用することは有利である。
接着テープに通常使用される接着剤及び更に剥離コ−ティング及びプライマ−に関する記述は、例えば前述のドナタス・サタス著「感圧接着剤ハンドブック」(Van Nostrand,1989)に見ることができる。
本接着テープは、1000−30000mのテープ長を有する。通常選択されるロール幅は10、15、19、25、及び30mmである。
裏打ち材に付加されるフィラメントは、低破断伸張を有する高強度繊維、折り重ね(folded)ヤ−ン、折り重ね混紡糸(union yarns)または糸である。
個々のフィラメントは、好ましくは連続フィラメントであり及び/または4−8dtex、好ましくは5dtexの綿密度を有する。ある有利な具体例において、フィラメントのすべては連続フィラメントである。ある好適な具体例において、幅cm当たり1−30本の、特に1−5本のフィラメントが裏打ち材に存在する。
更に個々のフィラメントが裏打ち材に平行な1本の配列で規則的に、または高々3本の配列で配置されているならば有利であることが分かった。各配列内において、フィラメントは互いに平行に並んで配置される。
フィラメントは有機または無機材料で構成されていてよい。即ち例えば及び好ましくは、ガラス繊維、炭素繊維、両繊維の組合わせ、アラミド繊維または特別なポリアミドで、或いは延伸ポリマ−繊維、例えばポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維で構成されていてよく、また更に強化繊維が裏打ち材を視覚的により魅力的にするために少なくとも部分的に着色されていてもよい。この場合には、強化裏打ち材を視覚的に差別することができる。この目的に特に適当なものは着色したガラス糸またはポリマ−糸である。
更に裏打ち材は好ましくはフィラメントと積層されている。このフィラメントは裏打ち材にしっかりと結合されていなければならない。これは繊維、糸、折り重ねヤ−ン、または折り重ね混紡糸を裏打ち材中に直接組込むまたは差し込むことにより、例えば織り布の場合それを織り込むことにより、ニットの場合それを編みこむことにより、或いはフィルム、ゲル、またはフォーム材料及び不織布の場合それを埋め込むまたは挿入することにより行なうことができる。
他に、フィラメントを後で裏打ち材に結合させることができる。例えば対応する結合層へのその融着または積層が言及できる。
付着される(attached)または導入される(introduced)糸及び/または高強度繊維の数は、主に意図する特別な最終用途に、また繊維を含む裏打ち材の、即ち接着テープの目標とする極限引張り応力強度及び極限引張り応力伸張に、それ自体の性質に、及び繊維および糸自体のそれぞれの強度に依存し、対応して広範に変えることができる。
強化を向上させるにつれて、裏打ち材はより大きな応力及び負荷に耐えることができる。更に強化材は、好ましくは裏打ち材への応力の方向に従って、即ち主に長さ方向に目的を持って挿入される。しかしながら、より適当であるならば、それらは横または斜め方向に或いは曲線、らせんまたはジグザグ形で或いは不規則的に更に延びていてもよい。この関連では、裏打ち材を、強化の配向に対して垂直に及び/または配向の方向に手で引裂けるようにすることが所望であり、達成することができる。
本発明の主題のある有利な具体例において、裏打ち材を強化するフィラメント布は、次の性質の組合わせが特徴である:
−ガラスから作られたフィラメント100%
−ガラス布の坪量39g/m2
−長さ方向に走るフィラメント数:90本/dm(横方向で測定)
−横方向に走るフィラメント数:25本/dm(長さ方向で測定)
=>メッシュ:1.11x4mm
−引張り強度:長さ方向950N/5cm
横方向250N/5cm
−伸張:長さ方向及び横方向にそれぞれ1.5%。
この布は、厚さ28μmのBOPPから作られた基部(base)担体と組合わせられる。
−ガラスから作られたフィラメント100%
−ガラス布の坪量39g/m2
−長さ方向に走るフィラメント数:90本/dm(横方向で測定)
−横方向に走るフィラメント数:25本/dm(長さ方向で測定)
=>メッシュ:1.11x4mm
−引張り強度:長さ方向950N/5cm
横方向250N/5cm
−伸張:長さ方向及び横方向にそれぞれ1.5%。
この布は、厚さ28μmのBOPPから作られた基部(base)担体と組合わせられる。
接着テープの切断端のプロフィールは、決まった間隔で裏打ち材料の両端の少なくとも1つに刻み目が存在するようなものである。この間隔は任意でよく、すべての刻み目が互いに直接隣り合うならば間隔はゼロ、即ち存在しない。各刻み目は、決められた点から始まり、最小(minimum)として言及される最低点まで延びる。この深さは接着テープの走行方向に直交する軸に関するものである。即ちこの軸は接着テープの側端から接着テープの中央線に方向に延びる。次いで、刻み目の深さはそれが進むにつれて、次の変異点(turning point)まで再び減少し、そして再び増加する。この点は最大(maximum)を表す。刻み目間の間隔において、最大(maxima)の形成は直線的であることが特記される。ある最大(maximum)は、端にあって、裏打ち材の
中央との関係において裏打ち材の中央から最も大きい距離にある点と必ずしも同一である必要はない。異なるデザイン及び異なる深さの刻み目を組合わせてもよく、その場合は相対的最大(maxima)が生ずる。各刻み目は2つの最大(maxima)により境界がつけられ、最小(minimum)はこれらの最大(maxima)の間に位置する。本発明の有利な具体例において、特に規則的な端部のプロフィールの場合、最大(maxima)のすべてと最小(minima)のすべてはそれぞれ1つの直線上に位置し、これらの直線は機械方向の裏打ち材の中心線に平行に配列している。接着テープの縁の領域における、即ち長さ方向の端の少なくとも1つにおける個々の刻み目は、規定された深さTと規定された幅Bを有する。この深さT(参照図4)は、刻み目の最外点から刻み目の最低点まで延びる。刻み目の幅は刻み目に隣接する2点間の距離、言い換えれば切断端のプロフィ−ルにおける2つの最大(maxima)間の距離として定義される。
中央との関係において裏打ち材の中央から最も大きい距離にある点と必ずしも同一である必要はない。異なるデザイン及び異なる深さの刻み目を組合わせてもよく、その場合は相対的最大(maxima)が生ずる。各刻み目は2つの最大(maxima)により境界がつけられ、最小(minimum)はこれらの最大(maxima)の間に位置する。本発明の有利な具体例において、特に規則的な端部のプロフィールの場合、最大(maxima)のすべてと最小(minima)のすべてはそれぞれ1つの直線上に位置し、これらの直線は機械方向の裏打ち材の中心線に平行に配列している。接着テープの縁の領域における、即ち長さ方向の端の少なくとも1つにおける個々の刻み目は、規定された深さTと規定された幅Bを有する。この深さT(参照図4)は、刻み目の最外点から刻み目の最低点まで延びる。刻み目の幅は刻み目に隣接する2点間の距離、言い換えれば切断端のプロフィ−ルにおける2つの最大(maxima)間の距離として定義される。
少なくとも1つの長い端における刻み目は、不規則的に配置されていてもよい。この刻み目は、互いにある距離でまたは互いに直ぐ後ろに存在していてよい。しかしながら、刻み目は、互いにある距離にある刻み目と、互いに直ぐ後ろに存在する刻み目が交互に並んでいてもよい。
本発明の1つの有利な具体例において、刻み目は、好ましくは等しい長さの、またn個の点を互いに連結させる区域(section)から作られた連続区域(a train
of sections)によって形成される。但しこのnは1−無限大である。更に好適には、個々の区域間の角度は、同様にすべて同一の大きさである。
of sections)によって形成される。但しこのnは1−無限大である。更に好適には、個々の区域間の角度は、同様にすべて同一の大きさである。
nに対して、次の値は特に有利であることが判明した:
・刻み目が二等辺三角形の形を有するようにnは1に等しい、
・刻み目が不等辺四辺形の形を有するようにnは2に等しい、
・刻み目が半八角形の形を有するようにnは3に等しい、
・刻み目が曲線、特に半円形の形を有するようにnは無限大に等しい。
・刻み目が二等辺三角形の形を有するようにnは1に等しい、
・刻み目が不等辺四辺形の形を有するようにnは2に等しい、
・刻み目が半八角形の形を有するようにnは3に等しい、
・刻み目が曲線、特に半円形の形を有するようにnは無限大に等しい。
刻み目は一列に配列されて、各刻み目の点及び基線(base)間に単に短くて直線的な領域を有するまたは有しない、例えば正弦曲線に類似のプロフィ−ルをなす好ましくは規則的な波型を形成していてよい。
用いられる鋸歯刻みは、ある有利な具体例においては同一であり、また接着テープの長い端の少なくとも1つの上に存在する一連の鋸歯刻み切込みからなっていてよい。この切れ込みは特に接着テープの裏打ち材中へ出張った点において丸みがつけられており、言い換えれば半径の描く範囲であってよい。これは勿論個々の切込み間の外側に向いた点に対しても真実であり、これらの点は同様に丸みがつけられていることができる。この非常に規則的な切断端プロフィ−ルの場合、すべての最大(maxima)とすべての最小(minima)は、それぞれ裏打ち材の中央から同一の距離にある。
本発明の他の有利な具体例において、刻み目は、好ましくは等しい長さの、且つn点を互いに連結して作られた連続区域により規則的な間隔で端自体を形成させることによって作られる。但し、このnは1ないし無限大であり、かくして端の領域には裏打ち材の中央から外へ向いた半楕円、不等辺四辺形、または三角形が残り、それらの間に位置する領域が切り取られ、打ち抜かれる。更に好ましくは、個々の区域の間に存在する角度も、同様にすべて同一である。
ジグザグの切断はすでに言及した問題点を非常に効果的に解決するけれど、ある条件下では表面に適用された接着剤は、テープの端から、このテープ上に位置するまたはテープから剥がされる他の表面へ移行する。このように接着剤で汚れた表面は、続いて下流での
操作、例えば印刷工程を混乱させる。工業的な大量生産では、例えば厚紙包装の印刷では、これは経済的に不利な無効品を作り、精細な工程の停止をもたらす。
操作、例えば印刷工程を混乱させる。工業的な大量生産では、例えば厚紙包装の印刷では、これは経済的に不利な無効品を作り、精細な工程の停止をもたらす。
上述した接着剤の移行の原因は、ジグザグ切断に至る切り取り操作中、接着剤が接着テープの裏打ち材と隣接して、必ずしも完全に取り除かれないためである。刃の構造様式、切断法及び適用法に依存して、切断操作後、より多いまたはより少ない量の接着剤が裏打ち材の端を越えて染み出す、或いは接着テープ裏打ち材の横の縁を汚すことがある。ジグザグの尖った部分において、これらの接着剤領域は、幾何的理由のために有意に、より弱く隣る接着剤領域にくっつく。特に低付着性接着剤の場合、一方で製品が適用された接着テープの上で擦れ合うまたは接着テープの上に位置する結果として特に高い機械的応力がかかり、他方で接着剤がジグザグの先端及び/または側部から離れ、擦れ合う製品の表面へ移行することが起こる。
この問題は、多かれ少なかれ尖った三角形型の連続したジグザグの代わりに、丸い凸部と凹部(波型と同義)または1つまたは2つまたはそれ以上の、多かれ少なかれ角が尖っていない角度を有する線状凹部を付与する場合に、完全に排除できる。この方式の本質として、一方で切込みを入れている間の、端の露呈された場所における接着剤への剪断負荷の減少、及び他方で接着テープの適用中または後における接着剤の横からの染みだしの減少を考慮することができる。
本発明の他の有利な具体例において、刻み目は裏打ち材の中央へ向かう接着テープの端から延びる切りとり(cuts)によって形成される。この各切り取りは切断端に実質的に平行に配列された少なくとも1つのフィラメントを切断する。切り取りは線状に延び、この場合接着テープの切り取り端の間で選択しうる角度は任意である。斜め方向に延びる、即ち端で直角を形成する切り取りは好適である。更に、切り取りは所望の規則的なまたは不規則的な曲線プロフィ−ルを有していてもよい。
刻み目/切込みの頻度は、好ましくは少なくとも1つ/30cm、より好ましくは少なくとも1つ/5cm、非常に好ましくは少なくとも1つ/1cmである。更に有利な態様は、10−30/cm、好ましくは15−25/cmの刻み目/切込みが存在する場合のものであることが分かった。この切込みは不規則的に配置されていても、異なる深さであってもよい。本発明のある更に有利な具体例においては、15−100μmの深さの刻み目/切込みが存在し、この切込みが更に好ましくはすべて同一の深さを有する。
本発明の接着テープは、概述した性質に基づいて、束ね、包装及びパレット化に使用できる。更にそれは、フィルムまたは紙、ダンボ−ル、または硬質板紙(solid board)の、好ましくは露呈された箇所、例えば握り、ハンドル、及び切り欠き(cutout)部での補強テープとして特に適当である。刻み目を作るのに必要とされる精度を有し及び/または所望の間隔を有する刻み目の導入に適当であるすべての商業化された通常の切断、切込み、または打ち抜き法を利用することができる。更にレーザーの使用は暫時重要になりつつある。
ある有利な具体例において、鋸歯刻みは以下に説明する方法で作られる。
接着剤の塗布されたウェッブの長さ方向の切込みに対しては、その切断模様に関してジグザグナイフとして設計された回転押しつけ切断ナイフが使用される(試料c−f)。試料a及びbは、真直ぐな側端を有する参照フィルムに相当する。但しこの切り取りはSまたはQ−切断片を用いて行なった。
ジグザグナイフの高さ: 0.2mm
歯の数: 604
切り取り相角度: 90°
刃の幅: 0.2mm
切り取り綿の幅: <0.05mm
ジグザグナイフの高さ: 0.2mm
歯の数: 604
切り取り相角度: 90°
刃の幅: 0.2mm
切り取り綿の幅: <0.05mm
図1及び2は用いた押しつけ切り取りナイフを示す。ナイフ1は604の歯2を有する。切り取り相角度αは90°である。刃の幅Aを下表に示す。切り取り面の幅Bは0.05mm以下である。
極限引張り応力
試料 歯の幅A 強度(N/cm) 破断伸張(%)
a 切込み切断 273 5.3
b 押しつけ切断 276 5.4
c 鋸歯刻み1mm 270 5.2
d 鋸歯刻み0.5mm 273 5.3
e 鋸歯刻み0.2mm 278 5.3
f 鋸歯刻み2.2mm 235 5.2
試料 歯の幅A 強度(N/cm) 破断伸張(%)
a 切込み切断 273 5.3
b 押しつけ切断 276 5.4
c 鋸歯刻み1mm 270 5.2
d 鋸歯刻み0.5mm 273 5.3
e 鋸歯刻み0.2mm 278 5.3
f 鋸歯刻み2.2mm 235 5.2
表に示す結果は、機械的性質、例えば破断伸張及び極限引張り応力強度が鋸歯刻みの結果としての裏打ち材の弱体化にもかかわらず殆ど完全に保持されることを示す。同時に長い端における切込みの結果として、この時切断端に実質的に平行に配列された高々1つのフィラメントを切断するが、非常に長い繊維の引き抜かれは避けられる。そのような引き抜かれは接着テープの機械的加工操作を妨害することがある。
図3aは接着テープの少なくとも1つの端における切込みの幾何的形の種々の具体例を示す。この切込みは、規則的な間隔において、三角形、不等辺四辺形または半円形のような数学的図形が裏打ち材から切り取られまたは打ち抜かれることが特徴である。この最初の切断図形はいわゆる鋸歯刻みを表す。
本発明の他の具体例において、図3bのように、切込みは三角形、不等辺四辺形または半円形のような数学的図形を端の領域に残し、そしてそれらの間に位置する面積を切り取るまたは打ち抜くことによって形成される。
図3cは、切込みが接着テープの端から裏打ち材の中央方向へ、特に接着テープの横方向に延びる切り取りによって形成される。この切り取りは、端と直角を形成する。
図4に示される接着テープの端における図形は、特に有利であることが分かった。それぞれの場合、幅19mmの接着テープの端が示される。図4の数値はすべてmmである。
Claims (17)
- 少なくとも片面に接着剤が適用され、且つ長さ方向の強度が、組込まれたまたは付加された、繊維またはフィラメントで強化されている裏打ち材を有する接着テープであって、この接着テープが少なくとも1つの長い端上において刻み目を有し、この刻み目が長い端毎に、切断端に実質的に平行に配列した少なくとも1つのフィラメントを切断している、該接着テープ。
- 個々のフィラメントが、連続フィラメントであり、及び/または4−8dtexの線密度を有する、請求項1の接着テープ。
- 個々のフィラメントが1つの平行な配列でまたは多くとも3つの平行な配列で配置されている、請求項1または請求項2の接着テープ。
- 個々のフィラメントが、低破断伸張の高強度繊維、例えばガラス繊維または炭素繊維から、或いはポリマ−繊維、例えばポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリアミド繊維またはアラミド繊維からなる、請求項1−3の少なくとも1つの接着テープ。
- 裏打ち材料中にフィラメントが1−30本/cm幅、特に1−5本/cm幅存在する、請求項1−4の少なくとも1つの接着テープ。
- 裏打ち材料が目の開いたフィラメント布で強化されている、請求項1−5の少なくとも1つの接着テープ。
- 裏打ち材料が10−100μm、特に20−40μmの厚さを有する、請求項1−6の少なくとも1つの接着テープ。
- 裏打ち材に対する接着剤適用量が30−100g/m2、好ましくは60−80g/m2である、請求項1−7の少なくとも1つの接着テープ。
- 刻み目が、好ましくは等しい長さの、且つn個の点を互いに連結する区域から作られた連続区域で形成されており、但しnが1ないし無限大であってよい、請求項1−8の少なくとも1つの接着テープ。
- 刻み目が2等辺三角形を有するようにnが1に等しい、
刻み目が不等辺片四辺形を有するようにnが2に等しい、
刻み目が半八角形を有するようにnが3に等しい、または
刻み目が曲線形、特に半円形を有するようにnが無限大に等しい、
請求項9の接着テープ。 - 刻み目が、好ましくは等しい長さの、且つn個の点を互いに連結する区域から作られた連続区域により規則的な間隔で端自体を形成させることにより形成されており、但しnが1ないし無限大であってよく、それらの間に位置する領域が切り取られまたは打ち抜かれている、請求項1−10の少なくとも1つの接着テープ。
- 刻み目が、接着テープの端から裏打ち材の中央の方向に延びる切り取りで形成され、この各切り取りが切断端に実質的に平行に配列された少なくとも1つのフィラメントを切断している、請求項1−11の少なくとも1つの接着テープ。
- 刻み目が、互いにある距離をおいて若しくは互いに直ぐ後ろに位置し、または互いにある距離をおいての存在と互いの直ぐ後ろにおける存在が交互する、請求項1−12の少なくとも1つの接着テープ。
- 刻み目が、接着テープの端のプロフィ−ルがジグザグであるまたは正弦曲線の形となるように配置されている、請求項1−13の少なくとも1つの接着テープ。
- 刻み目がすべて等しい深さである、請求項1−14の少なくとも1つの接着テープ。
- 束ね、包装及びパレット化に対する請求項1−15の少なくとも1つの接着テープの使用。
- フィルムまたは紙、ダンボ−ルまたは硬質板紙の、好ましくは露呈された箇所、例えば握り、ハンドル及び切り欠き部分における強化テープとしての、請求項1−16の少なくとも1つの接着テープの使用。
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