JP2007159355A - 巻線界磁式回転電機の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【構成】この発明は、直流電源間に接続された界磁電流制御装置により界磁コイルへの界磁電流を所定の目標値に制御する巻線界磁式回転電機において、上記界磁電流制御装置を、直流電源間に挿入された界磁制御スイッチング素子と還流素子との直列接続体と、上記界磁制御スイッチング素子の制御電極に対して制御信号を出力する制御コントローラと、上記界磁コイルと還流素子との間で形成される還流ループに挿入され界磁コイルに流れる電流の大きさを測定するシャントとから構成し、上記直流電源間の還流ループ外に、過剰な電流により反応して界磁電流を遮断する電流制限素子を設置したものである。
【選択図】図1
Description
また、この電力変換装置の制御には上記回転電機の回転子に巻回された界磁コイルの界磁電流を界磁電流制御装置により制御することにより様々な動作を実行することができる巻線界磁型が多く使われている。
PN端子間に直列接続された界磁制御スイッチング素子26とフライホイールダイオード27と、上記界磁制御スイッチング素子26の制御電極に対して制御信号を出力する制御コントローラ25とから構成されている。回転電機100側には界磁コイル13が上記フライホイールダイオード27との間で還流ループを構成するように接続されている。なお、上記還流ループ内に界磁コイル13に流れる電流の大きさを測定するシャント28が挿入されている。
このような問題への対応例として特開2003−79195(特許文献1)に示されたものがある。特許文献1では、界磁電流を制御するスイッチング素子を複数個直列に搭載することで、仮に片方がオン故障をおこしても残りのスイッチング素子を制御することにより、界磁電流の制御を行い故障の被害を押さえることを提案している。
この発明は簡単・安価な構成で界磁電流の制御を行い、故障の被害を確実に押さえることができる巻線界磁式回転電機の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態1について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態1の回転電機用電力変換装置の界磁制御回路の主要回路図を示しており、図中、図8の従来装置と同一部分あるいは相当部分には同一符号を付して示している。図1において、界磁電流Ifは図示しない直流電源からP端子を通して界磁電流制御用半導体素子である界磁制御スイッチング素子26、界磁コイル13、界磁電流測定用シャント抵抗28を流れ、N端子を通して接地される。また界磁コイル13と並列にフライホイールダイオード27が配置されている。
次に、この発明の第2の実施形態について、図2を参照して説明する。図2は本発明の実施の形態2の電力変換装置の界磁制御回路の主要回路図を示しており、図中、図8の従来装置と同一部分あるいは相当部分には同一符号を付して示している。本実施の形態は、界磁制御スイッチング素子26の挿入位置が上記第1の実施形態と異なるのみである。すなわち、上記第1の実施形態では界磁制御スイッチング素子26をP端子側に挿入しているが、本実施の形態では界磁制御スイッチング素子26をN端子側に挿入している。
次にこの発明の実施の形態3について、図3を参照して説明する。図3の界磁制御回路の主要回路図においては、実施の形態1と類似しているが、フライホイールダイオードに代えて、MOSFETにて構成されたスイッチング素子(以下還流用スイッチング素子)31を用いている点で相違している。また界磁コイル13と直列に還流ループ外のN端子側にヒューズ29を配置しているのは同一である。
次にこの発明の実施の形態4について図4を参照して説明する。図4は本発明の実施の形態4の電力変換装置の界磁制御回路の主要回路図を示す。本実施の形態では、還流ループのP端子側にヒューズ29で構成された電流遮断素子を配置している。ヒューズ29の容量を最大電流の2〜3倍とすることで界磁回路全体の抵抗値を増やすことなく搭載できる。この場合の動作も上記と同様で、シャント抵抗で測定された界磁電流と指令値との偏差が一定値を超過した場合に界磁制御スイッチング素子のオン故障と判定し、還流用スイッチング素子31をオンにする。この結果、大電流がヒューズに流れて溶断し、直流側への発電出力を停止し、直流電源が過充電となることを防止することができる。これにより実施の形態3と同様の効果を得ることができる。
次にこの発明の実施の形態5について図5を参照して説明する。図5は本発明の実施の形態5の電力変換装置の界磁制御回路の主要回路図であり、図5では還流ループのP端子側にバイメタルサーモスタットで構成された電流遮断素子32を配置する。通常状態ではバイメタルによって界磁回路が接続されており、電流遮断素子が高温になるとバイメタルサーモスタットの動作によって回路が遮断される。
なお、上記のバイメタルサーモスタットを、一旦その動作により回路を遮断した場合に、温度が下がっても自動的に通電状態に復帰しないものを使用することもできる。
次にこの発明の実施の形態6について図6を参照して説明する。図6は本発明の実施の形態6の電力変換装置の界磁制御回路の主要回路図を示す。図6では還流ループのP端子側に温度上昇に伴い抵抗値が上昇する素子で構成された例えばサーミスタ等の電流制限素子33を配置する。ただし電流遮断素子33の抵抗は通常の使用温度範囲内では低くなるように設定し、設定温度以上で急激に抵抗が上昇する素子を使用する。
また、電流遮断素子33を還流ループのN端子側に配置しても同様の効果を得ることができる。
次にこの発明の実施の形態7について図6を参照して説明する。本発明の実施の形態7では還流ループ内の電流測定用シャント抵抗28がヒューズを兼ねた構造となっている。これにより実装面積を増加させること無く、界磁保護回路を搭載することができる。ヒューズは最大界磁電流の許容通電時間よりも長い時間で溶断するようなものを選択する。シャント抵抗28での界磁電流の測定と指令値に偏差が一定値を超過した場合に界磁制御スイッチング素子がオン故障したと判定する。この判定結果を運転手等に周知すると共に、ヒューズが溶断するまで界磁電流を流す。ヒューズが溶断されることにより、発電時は直流側への発電出力を停止でき、直流電源が過充電になったり、駆動時の回転電機の発火や直流電源の過放電を防止することができる。
26 界磁制御スイッチング素子、 27 フライホイールダイオード、
28 シャント抵抗、 29 ヒューズ、
30 界磁電流制御装置、 31 還流スイッチング素子、
32 電流遮断素子、 33 電流限流素子、
100 回転電機。
Claims (10)
- 直流電源間に接続された界磁電流制御装置により界磁コイルへの界磁電流を所定の目標値に制御する巻線界磁式回転電機において、上記界磁電流制御装置を、直流電源間に挿入された界磁制御スイッチング素子と還流素子との直列接続体と、上記界磁制御スイッチング素子の制御電極に対して制御信号を出力する制御コントローラと、上記界磁コイルと還流素子との間で形成される還流ループに挿入され界磁コイルに流れる電流の大きさを測定するシャントとから構成し、上記直流電源間の還流ループ外に、過剰な電流により反応して界磁電流を遮断する電流制限素子を設置したことを特徴とする巻線界磁式回転電機の制御装置。
- 上記還流素子を還流用スイッチング素子で構成すると共に、上記シャントにより検出される界磁電流値が所定値を超えた場合に、上記界磁制御スイッチング素子と還流用スイッチング素子を同時に導通して上記電流制限素子を溶断させることを特徴とする請求項1に記載の巻線界磁式回転電機の制御装置。
- 上記界磁制御スイッチング素子と還流用スイッチング素子は上記制御コントローラにより導通制御されるMOSFETにより構成されたことを特徴とする請求項2に記載の巻線界磁式回転電機の制御装置。
- 上記電流制限素子は電流遮断素子により構成されたことを特徴とする請求項1に記載の巻線界磁式回転電機の制御装置。
- 上記電流遮断素子はヒューズにより構成されたことを特徴とする請求項4に記載の巻線界磁式回転電機の制御装置。
- 上記電流制限素子はバイメタルサーモスタットにより構成されたことを特徴とする請求項1に記載の巻線界磁式回転電機の制御装置。
- 上記バイメタルサーモスタットは自動復帰しない素子により構成されたことを特徴とする請求項6に記載の巻線界磁式回転電機の制御装置。
- 上記電流制限素子は温度により抵抗が急峻に増大する素子により構成されたことを特徴とする請求項1に記載の巻線界磁式回転電機の制御装置。
- 上記温度により抵抗が急峻に増大する素子はサーミスタにより構成されたことを特徴とする請求項8に記載の巻線界磁式回転電機の制御装置。
- 前記還流ループ内の電流測定用シャント抵抗はヒューズを兼ねた構造としたことを特徴とする請求項1記載の巻線界磁式回転電機の制御装置。
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