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JP2007149580A - スイッチ装置 - Google Patents

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Hidekazu Oya
秀和 大矢
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Fuji Industrial Co Ltd
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Fuji Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】通常時にはスイッチが目立つことがないし、スイッチを確実に操作できるようにしたスイッチ装置とする。
【解決手段】スイッチ2と光源4を被覆材5で被覆して表面から見えないようにし、前記スイッチ2は被覆材5の操作領域5aに指が接することで操作されるタッチスイッチとし、前記被覆材5の操作領域5aは光源4が消灯している時には表面から目視で認識できずに点灯した時に目視で認識できるようにし、前記スイッチに人が接近したことを検出する人感スイッチ6と、この人感スイッチ6の検出信号で前記光源4を点灯する制御部7を設けたスイッチ装置で、使用者がスイッチ2を操作しようとスイッチ2に接近すると被覆材5の操作領域5aを使用者が目視で認識でき、スイッチ2を確実に操作することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気機器を動作制御するためのスイッチ装置に関する。
レンジフードとしては、フード内に電動式ファンを設け、そのフードを調理用コンロの上方位置に設置し、その電動式ファンを駆動することで調理時に発生した油煙を捕集して屋外に排出するのが一般的に知られている。
このようなレンジフードにおいては、フードの前面にスイッチを取付け、そのスイッチを使用者が操作することで電動式ファンを駆動、停止するようにしている。
例えば、特許文献1に開示したように、レンジフードのフードの前面板にスイッチを取付けている。
特開平10−132351号公報
前述のように、フードの前面に取付けしたスイッチは使用者が目視確認できるように目立つようにしてある。
近年、レンジフードを油煙の屋外排出の機能のみではなく、室内のインテリアの一部として考えるようになっている。
しかし、従来のレンジフードはスイッチが目立つので、レンジフードの意匠がスイッチのために制約を受け、自由な意匠のレンジフードとすることができない。
このことを解消するには、スイッチが目立つことがないようにすることが考えられるが、スイッチが目立つことがないと使用者がスイッチを操作する際に、そのスイッチを目視確認できないので、そのスイッチを操作できないことになる。
このことは、レンジフードのスイッチに限ることはなく扇風機、洗濯機、冷蔵庫、室内照明などの使用者がスイッチを操作することで電動モータ、ランプ等の電気機器を動作制御するスイッチに共通することである。
本発明の目的は、通常時にはスイッチが目立つことがなく、使用者が操作する際にはスイッチを確実に操作できるようにしたスイッチ装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、電気機器8を動作制御するためのスイッチ2を備えたスイッチ部3と、光源4と、
前記スイッチ2と光源4を覆う被覆材5と、前記スイッチ2に人が接近したことを検出する人感センサ6と、制御部7を有し、
前記スイッチ2は、被覆材5の操作領域5aに使用者の指が接することで操作されるタッチスイッチで、
前記被覆材5は、スイッチ2、光源4が表面から見えないように被覆すると共に、その操作領域5aは光源4が消灯している時には表面から目視で認識できない状態で、かつ前記光源4が点灯している時には表面から目視で認識できる状態となるようにし、
前記制御部7は人感センサ6の検出信号が入力されることで光源4を点灯することを特徴とするスイッチ装置である。
第2の発明は、第1の発明において、スイッチ2の機能を表示する機能表示部10を設け、
この機能表示部10は、通常時には表面から目視できずに、光源4が点灯した時に表面から目視できるようにしたスイッチ装置である。
第3の発明は、第2の発明において、被覆材5の操作領域5a又は操作領域5aの近くに機能表示部10を設け、この機能表示部10と他の部分の光透過率を異ならせて光源4が点灯することで機能表示部10を目視できるようにしたスイッチ装置である。
第1の発明によれば、スイッチ2、光源4が被覆材5で被覆されて表面から見えないし、通常時には光源4が消灯しているから被覆材5の操作領域5aが表面から目視で認識できないので、これらが相俟って、通常時にスイッチが目立つことがない。
したがって、スイッチのために意匠の制約を受けることがなく、被覆材5の形状等を変更することによって任意の意匠とすることが可能であり、このスイッチ装置をレンジフードのフードに用いることで、レンジフードの意匠を任意とすることができる。
また、スイッチ2に人が接近すると光源4が点灯して被覆材5の操作領域5aを表面から目視で認識できるので、誤操作することなくスイッチを確実に操作することができる。
また、スイッチ2、光源4を被覆材5で被覆したので、その被覆材5の表面を平坦面とすることでスイッチ装置の表面を清掃し易くできるので、レンジフードなどの汚れ易い部分に用いるスイッチ装置として好ましい。
第2の発明によれば、使用者がスイッチを操作しようとした時に、その使用者が機能表示部10を見ることで、そのスイッチの機能を知ることができる。
したがって、スイッチが複数ある場合に誤って他のスイッチを操作することがない。
また、使用者がスイッチを操作しない時には機能表示部10は表面から目視されないので、その機能表示部10によって意匠が制約されることがない。
第3の発明によれば、機能表示部10によってスイッチの機能を明確に表示することができる。
図1に示すように、スイッチ基板1にスイッチ2を取付けしたスイッチ部3と、このスイッチ部3に設けた光源4と、この光源4、スイッチ部3を覆う被覆材5と、人感センサ6と、制御部7でスイッチ装置を構成している。このスイッチ2、光源4はスイッチ基板1ではなく、他の部分に取付けるようにしても良い。
前記スイッチ2は、被覆材5の操作領域5aに使用者の指が接することで操作されるタッチスイッチである。例えば、使用者の指が接することで静電的にON,OFFする静電容量タイプのタッチスイッチ、使用者の指が強く接することで機械的にON,OFFする圧力感応タイプのタッチスイッチなどである。
前記被覆材5は、光源4、スイッチ部3が表面から見えないように被覆すると共に、その被覆材5の操作領域5aは光源4が消灯している時には表面から目視で認識できない状態で、光源4が点灯している時には表面から目視で認識することができる状態となる。
前記光源4はLEDであるが、他のランプなどでも良い。
前記人感センサ6はスイッチ部3(スイッチ2)に人が接近したことを検出し、その検出信号は制御部7に入力される。
例えば、人感センサ6は、赤外線を受光すると共に、その受光量が変化することで検出作動する赤外線検出タイプのセンサである。
前記制御部7は図2に示すように、人感センサ6からの検出信号が入力されることで前記光源4を点灯する。
この実施の形態では、制御部7はスイッチ2の操作信号が入力されることで電気機器8を動作制御する。例えば、電源9からの電流を電気機器8に通電制御する。
このようであるから、通常時にはスイッチ部3、光源4が被覆材5で覆われて表面から見えないと共に、被覆材5の操作領域5aを目視で認識できないので、被覆材5のみが目視される。
したがって、通常時にはスイッチ基板1、スイッチ2、光源4が目立つことがなく、それらのために意匠の制約を受けることがなく、被覆材5の形状等を変更することによって任意の意匠とすることが可能である。
また、スイッチ部3に人が接近すると人感センサ6が検出作動して制御部7が光源4を点灯するので、被覆材5の操作領域5aを表面から目視で認識することができる。例えば、操作領域5aを光源4が照らすことで明るくなる。
したがって、使用者がスイッチを操作する際には、被覆材5の操作領域5aを目視で認識し、その操作領域5aに指を接することでスイッチを確実に操作することができる。
前述の図1に示す実施の形態では、前記スイッチ部3のスイッチ2の機能を表示する機能表示部10を備えている。
この機能表示部10は通常時には表面から目視できずに、前述の光源4が点灯した時に表面から目視できるようにしてある。
例えば、被覆材5の操作領域5aに文字又は図形、絵などの機能表示部10を設け、この機能表示部10と他の部分の光透過率を異ならせて光源4が点灯することで機能表示部10を目視できるようにしてある。
具体的には、機能表示部10を打ち抜いて光が透るようにする。
前述の機能表示部10は被覆材5の操作領域5aに接近した位置に設けても良い。
この場合には操作領域5aを照射する光源4とは別に機能表示部10を照射する光源を設ける。
または、被覆材5の操作領域5aの光透過率を他の部分よりも高くし、1つの光源4で操作領域5aと機能表示部10を照射する。
前述の実施の形態はレンジフードのスイッチ装置を示し、スイッチ2は切スイッチ2a、タイマスイッチ2b、運転スイッチ2c、ランプスイッチ2dを備えている。
前記電気機器8はファンを駆動する電動モータ8aとランプ8bである。
前記被覆材5の操作領域5aは各スイッチ2a〜2dと対応してそれぞれ4つ備え、各操作領域5aに光源4がそれぞれ設けてある。
前記機能表示部10は切表示部10a、タイマ表示部10b、運転表示部10c、ランプ表示部10dを備えている。
このようであるから、レンジフードを使用しようとして使用者が接近すると、各光源4が点灯して各操作領域5aが明るくなると共に、各機能表示部10a〜10dが表示状態となるので、使用者は複数のスイッチの操作領域5aと機能を目視できる。
この実施の形態では、運転スイッチ2cは1度操作すると弱運転、2度操作すると中運転、3度操作すると強運転となるようにしてあるので、スイッチ部3のスイッチ基板1に弱用光源11、中用光源12、強用光源13を設けると共に、被覆材5に弱表示部14、中表示部15、強表示部16を設け、使用者が運転状態を目視で認識できるようにしてある。
なお、これに限ることはなく弱運転スイッチ、中運転スイッチ、強運転スイッチをそれぞれ設けても良い。
前記スイッチ部3と被覆部5の具体形状を図3と図4に基づいて説明する。
スイッチ基板1の表裏面に貫通した穴1aにスイッチ2をそれぞれ嵌め込んで取付ける。なお、スイッチ基板1をプリント基板としてスイッチ2をプリントするようにしても良い。このスイッチ2は静電容量タイプのタッチスイッチである。
この各スイッチ2は光源用の穴17をそれぞれ有し、その各穴17に光源4が挿入して設けてある。
前記被覆材5はガラス、アクリル等の透光性パネル、例えば、着色した明度の低い着色ガラスで、この被覆材5の裏面5bにスイッチ基板1が接着剤18で接着して取付けられる。なお、被覆材5とスイッチ2との間に隙間が合っても良い。
前記各光源4が消灯している時には、各スイッチ2、各光源4が被覆材5によって目視されない。
前記各光源4が点灯すると各光源4は被覆材5の操作領域5aを照射し、その光は被覆材5を透過するようにしてある。
なお、弱・中・強用光源11,12,13はスイッチ基板1の穴19に挿入して取付けてある。
また、各スイッチ2a〜2dの中央部に光源4を設けて操作領域5aの全体を均一に明るくするようにしてある。
次に、前述のスイッチ装置をレンジフードに取付けた状態を説明する。
図5に示すように、フード20の表面板21を前述の透光性パネルより成る被覆材5で形成する。この場合にはフード20の左右の側面板22,22を透光性パネルとすることが好ましい。
図6に示すように、フード20の表面板21に前述の被覆材5を接して取付ける。この場合には左右の側面板22,22にも透光性パネル5のみを接して取付けることが好ましい。
図7に示すように、フード20の表面板21の一部分に開口部21aを形成し、この開口部21aに前述の透光性パネルより成る被覆材5を嵌め込んで取付ける。この場合には表面板21の表面と被覆材5の表面を面一とすることが好ましい。
前述の各実施の形態では、複数のスイッチ2を有すると共に、その各スイッチ2毎に光源4を設けて各操作領域5aを照射するようにしたが、1つの光源4で各操作領域5aを照射するようにしても良い。この場合には操作領域5aの光透過率を他の部分よりも高くして光源4が点灯することで各操作領域5aを目視で認識できるようにする。
また、被覆材5をプラスチックフィルムなどの透光性シート、薄いアクリルプレートなどの可撓性を有するものとしても良い。この場合にはスイッチ2として圧力感応型のタッチスイッチを用いることが可能である。
以上の各実施の形態ではレンジフードのスイッチ装置として述べたが、これに限ることはなく扇風機、洗濯機、冷蔵庫、室内照明などの使用者が操作して電動モータ、ランプ等の電気機器を動作制御するスイッチ装置として用いることができる。
本発明の実施の形態を示すスイッチ装置の正面図である。 回路図である。 スイッチ装置のスイッチ部と被覆材の平面図である。 スイッチ装置のスイッチ部と被覆材の分解斜視図である。 レンジフードのフードに用いた状態の斜視図である。 レンジフードのフードに用いた状態の斜視図である。 レンジフードのフードに用いた状態の斜視図である。
符号の説明
1…スイッチ基板、2…スイッチ、3…スイッチ部、4…光源、5…被覆材、5a…操作領域、6…人感センサ、7…制御部、10…機能表示部。

Claims (3)

  1. 電気機器8を動作制御するためのスイッチ2を備えたスイッチ部3と、光源4と、
    前記スイッチ2と光源4を覆う被覆材5と、前記スイッチ2に人が接近したことを検出する人感センサ6と、制御部7を有し、
    前記スイッチ2は、被覆材5の操作領域5aに使用者の指が接することで操作されるタッチスイッチで、
    前記被覆材5は、スイッチ2、光源4が表面から見えないように被覆すると共に、その操作領域5aは光源4が消灯している時には表面から目視で認識できない状態で、かつ前記光源4が点灯している時には表面から目視で認識できる状態となるようにし、
    前記制御部7は人感センサ6の検出信号が入力されることで光源4を点灯することを特徴とするスイッチ装置。
  2. スイッチ2の機能を表示する機能表示部10を設け、
    この機能表示部10は、通常時には表面から目視できずに、光源4が点灯した時に表面から目視できるようにした請求項1記載のスイッチ装置。
  3. 被覆材5の操作領域5a又は操作領域5aの近くに機能表示部10を設け、この機能表示部10と他の部分の光透過率を異ならせて光源4が点灯することで機能表示部10を目視できるようにした請求項2記載のスイッチ装置。

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