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JP2007146731A - エンジン及び車両 - Google Patents

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武彦 白尾谷
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Abstract

【課題】従来に比べて高さを低減できるエンジン及び当該エンジンを備えた車両を提供する。
【解決手段】ステム部を有する吸気用又は排気用のバルブと、貫通穴が形成され、前記ステム部が固定されるスプリングリテーナであって、前記ステム部の、エンジンの燃焼室側に延伸する側とは反対側の一端が前記貫通穴内に位置するスプリングリテーナと、その外周側面が前記貫通穴の他方側の内周面に接し、前記内周面に沿って前記ステム部の軸方向に移動可能に設けられるとともに、前記ステム部の一端面に当接するシムと、を備えたエンジン及び当該エンジンを備えた車両とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、エンジン及び車両に関し、特にバルブクリアランスを調整するためのシムの配置に関する。
従来、エンジンの吸気用又は排気用のバルブのクリアランスを調整するためのシムは、例えば、特許文献1に記載のように、バルブステムの先端部分に取り付けられていた。
すなわち、バルブステムの先端部分には、シムをガイドするために高い精度で面出し加工が施されたストレート部分が延設され、有蓋円筒形状のシムの円筒内周面が、このストレート部分によってガイドされていた。
特開平4−91310号公報
しかしながら、上記従来の技術において、バルブステムのストレート部分の長さは、シムを確実にガイドするために一定値以上とする必要があるため、例えば、バルブを収納するシリンダヘッドの高さを低減する上で限界があった。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、従来に比べて高さを低減できるエンジン及び当該エンジンを備えた車両を提供することをその目的の一つとする。
上記課題を解決するための本発明の一実施形態に係るエンジンは、ステム部を有する吸気用又は排気用のバルブと、貫通穴が形成され、前記ステム部が固定されるスプリングリテーナであって、前記ステム部の、エンジンの燃焼室側に延伸する側とは反対側の一端が前記貫通穴内に位置するスプリングリテーナと、その外周側面が前記貫通穴の内周面に接し、前記内周面に沿って前記ステム部の軸方向に移動可能に設けられるとともに、前記ステム部の一端面に当接するシムと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、エンジンの高さを従来に比べて低減できる。したがって、本発明に係るエンジンを備えた自動二輪車においては、当該エンジンの周囲に、吸気用のダクトや電気配線等を配置するためのスペースや、当該エンジンに隣接して配置される燃料タンクの容量を、従来に比べて大きく確保できる。
また、本発明によれば、従来に比べてバルブの全長を低減できるため、バルブを軽量化することができる。したがって、本発明に係るエンジンにおいては、従来に比べて高速回転時のバルブの動作性を向上させることができる。
また、本発明の一態様では、前記シムは、前記ステム部の一端面に当接する天井部と、前記天井部から、前記貫通穴の内周面に沿って、前記燃焼室側に延びる縁部と、を有することとしてもよい。こうすれば、シムの外周側面と、スプリングリテーナの貫通穴の内周面と、の接触面積を大きくできるため、当該内周面によるシムのガイドをより確実に行うこともできる。また、この態様によれば、スプリングリテーナからのシムの脱落をより効果的に防止することもできる。また、この場合、さらに前記縁部は、円筒形状に形成され、前記縁部の円筒の内径は、前記ステム部の一端の外形より大きいこととしてもよい。こうすれば、ステム部の一端を、シムの縁部の円筒内に容易に挿入しつつ、スプリングリテーナの貫通穴の内周面によるシムのガイドを確実に行うこともできる。
また、本発明の一態様では、前記シムの外径は、前記ステム部の一端の外径より大きいこととしてもよい。こうすれば、スプリングリテーナの貫通穴の内周面と、シムの外周側面と、の面合わせをより簡便且つ確実に行うことができる。
上記課題を解決するための本発明の一実施形態に係る車両は、吸気用又は排気用のバルブと、貫通穴が形成されたスプリングリテーナであって、前記バルブのステム部の一端が前記貫通穴内に位置するとともに、前記ステム部が前記貫通穴の一方側からエンジンの燃焼室側に延伸するよう、前記ステム部が固定されるスプリングリテーナと、その外周側面が前記貫通穴の他方側の内周面に接し、前記内周面に沿って前記ステム部の軸方向に移動可能に設けられるとともに、前記ステム部の一端面に当接するシムと、を有するエンジンを備えたことを特徴とする。本発明によれば、従来に比べて高さを低減したエンジンを備えた車両とすることができるため、当該エンジンの周囲に、他の部材を配置するためのスペース等を、従来に比べて大きく確保できる。なお、本発明に係る車両は、エンジンの動力によって走行するものであれば、特に限られず、自動二輪車(原動機付自転車(スクータ)を含む)、四輪バギー(全地形型車両)、スノーモービル等を含む。
以下に、本発明の一実施形態に係るエンジン及び車両について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態においては、本発明に係る車両を自動二輪車として実現した場合を例として説明する。
図1は、本実施形態に係る自動二輪車1の側面図である。この自動二輪車1は、車体に回転可能に軸支された前輪2及び後輪3、ライダーが着座するシート4、燃料を収容する燃料タンク5、車体の車幅方向外側を覆う車体カバー6、後輪3を駆動するための動力を発生させるエンジン10、を有する。エンジン10は、直列4気筒の4サイクルエンジンであり、車体カバー6内において燃料タンク5の下方に配置されている。
図2は、自動二輪車1の車幅方向に垂直な面で切断したエンジン10の断面図である。図2に示すように、エンジン10は、ピストン20のコンロッド21を支持するクランクシャフト22が収納されたクランクケース11と、ピストン20が収納されたピストンシリンダ12と、吸気ポート15及び排気ポート16が形成されるとともに、吸気バルブ30及び排気バルブ40が収納されたシリンダヘッド13と、シリンダヘッド13の上方を覆うヘッドカバー14と、を有している。自動二輪車1において、ピストンシリンダ12及びシリンダヘッド13は、車両前方(図1に示す矢印Fの指す方向)に傾斜しつつクランクケース11から車両上方に延びている(図1参照)。
図3は、図2に示すエンジン10のうち、シリンダヘッド13付近の一部分を拡大した断面図である。シリンダヘッド13の車両後方側に設けられた吸気ポート15は、燃料タンク5内の燃料をエンジン10に供給するためのインジェクタ(図示せず)及び燃料と混合する空気を供給するためのスロットルバルブ(図示せず)に連結されている。また、シリンダヘッド13の車両前方側に設けられた排気ポート16は、一端にマフラー(図示せず)が接続された排気管(図示せず)の他端に連結されている。吸気ポート15及び排気ポート16は、それぞれ吸気バルブ30及び排気バルブ40によって開閉可能となっている。
吸気バルブ30及び排気バルブ40は、それぞれ吸気ポート15及び排気ポート16の燃焼室17側の開口部分を閉塞可能な傘状の下端部31,41と、当該下端部31,41から上方に延びるステム部32,42と、を有している。吸気バルブ30及び排気バルブ40のステム部32,42は、シリンダヘッド13内に圧入されたバルブガイド50a,50bに挿入されるとともに、さらに燃焼室17側に延びて、それぞれ吸気バルブ30及び排気バルブ40内に突出している。なお、吸気バルブ30のステム部32の内部には、当該吸気バルブ30の軽量化のための空洞36が形成されている。
ステム部32,42の周囲には、第一のスプリング51a,51bが設けられ、さらに当該第一のスプリング51a,51bを囲むように、当該第一のスプリング51a,51bより径の大きな第二のスプリング52a,52bが設けられている。すなわち、ステム部32,42は、これら第一のスプリング51a,51b及び第二のスプリング52a,52b内に挿通されている。また、第一のスプリング51a,51b及び第二のスプリング52a,52bは、ステム部32,42の上端部分に固定されたスプリングリテーナ60a,60bと、当該スプリングリテーナ60a,60bより下方でシリンダヘッド13の台座部18a,18bに載置された受部53a,53bと、の間にそれぞれ挟まれて保持されている。
そして、第一のスプリング51a,51b及び第二のスプリング52a,52bがスプリングリテーナ60a,60bを介して吸気バルブ30及び排気バルブ40を上方に付勢することにより、当該吸気バルブ30及び排気バルブ40は、それぞれ吸気ポート15及び排気ポート16を塞いでいる。すなわち、第一のスプリング51a,51b及び第二のスプリング52a,52bがスプリングリテーナ60a,60bを押し上げようとする力によって、吸気バルブ30及び排気バルブ40の下端部31,41は、それぞれ吸気ポート15及び排気ポート16の開口部分に設けられたリング状のバルブシート54a,54bに燃料室17側から当接する。この結果、吸気ポート15及び排気ポート16は、それぞれ吸気バルブ30及び排気バルブ40によって閉じられる。
また、ステム部32,42の上端面33,43には、それぞれ吸気バルブ30及び排気バルブ40のクリアランスを調整するために所定の厚みのシム70a,70bが載置されている。このシム70a,70bの上面75a,75bには、上下に揺動可能なロッカーアーム80a,80bの先端部分がそれぞれ当接している。そして、このロッカーアーム80a,80bが、その上方に設けられたカムシャフト81a,81b(図2参照)によって下方に押圧される場合には、当該ロッカーアーム80a,80bによってシム70a,70bもまた、第一のスプリング51a,51b及び第二のスプリング52a,52bの上方への付勢力に抗して、下方に押圧される。この場合、吸気バルブ30及び排気バルブ40は、そのステム部32,42をバルブガイド50a,50bに沿って滑らせつつ、下方に押し下げられる。この結果、吸気バルブ30及び排気バルブ40の下端部31,41はバルブシート54a,54bから離れて燃焼室17内に移動し、吸気ポート15及び排気ポート16が開く。
ここで、エンジン10の動作について簡単に説明する。まず、吸気工程においては、ピストン20が上死点から下降するとともに、吸気バルブ30がロッカーアーム80aにより押し下げられる。この結果、吸気ポート15が開いて、インジェクタから噴射された燃料と、スロットルバルブから導入された空気と、の混合気が、当該吸気ポート15を介して燃焼室17に吸い込まれる。
続く圧縮工程においては、吸気ポート15及び排気ポート16がそれぞれ吸気バルブ30及び排気バルブ40によって閉じられた状態で、ピストン20が下死点から上昇することにより、燃焼室17内で混合気が圧縮される。そして、燃焼行程においては、点火プラグ(図示せず)からの火花によって燃焼室17内の圧縮された混合気への点火が行われる。この結果、燃焼室17内で混合気が燃焼することにより、ピストン20が下方に押し下げられ、動力が得られる。排気工程においては、排気バルブ16がロッカーアーム80bにより押し下げられる。この結果、排気ポート16が開いて、燃焼後の排気ガスが、燃焼室17から当該排気ポート16を介してエンジン10外の排気管へと排出される。
次に、エンジン10におけるシム70a,70bの配置構造について詳しく説明する。ここでは、説明の便宜のため、吸気バルブ30及び排気バルブ40のうち、吸気バルブ30のクリアランスを調整するためのシム70aについて説明する。図4は、図3に示す吸気バルブ30の上端部分34を中心に示す拡大断面図である。図5及び図6は、それぞれ図3に示すスプリングリテーナ60a及びシム70aの断面図である。
図5に示すスプリングリテーナ60aには、その中央を上下に貫通する貫通穴61aが形成されている。この貫通穴61aの内周面62aは、吸気バルブ30のステム部32の上端部分34が固定されるテーパ面部63aと、シム70aが設けられるガイド面部64aと、を含む。テーパ面部63aは、貫通穴61aの内周面62aのうち下方側の部分であって、その径が下方に向けて減少するテーパ形状である。ガイド面部64aは、テーパ面部63aより上方に延びる、貫通穴61aの内周面62aのうち上方側の部分であって、その径D1は、上下方向において、テーパ面部63aの上端の径D2(すなわち、テーパ面部の最大の径)より大きい一定値である。
また、スプリングリテーナ60aは、貫通穴61aの周囲に、その半径方向外側に延び出るつば部65aを有している。このつば部65aは、半径方向内側に配置される第一のスプリング51a(図4参照)が下方から当接する第一下面部66aと、当該第一のスプリング51aの半径方向外側に配置される第二のスプリング52aが下方から当接する第二下面部67aと、を含んでいる。第一下面部66aと第二下面部67aとは、第二下面部67aが第一下面部66aより上方に位置するよう、互いに段差をもって環状に形成されている。そして、これら第一下面部66aと第二下面部67aとに、第一のスプリング51aの上端及び第二のスプリング52aの上端がそれぞれ係合することにより、当該第一下面部66a及び第二下面部67aは、それぞれ第一のスプリング51a及び第二のスプリング52aからの上方への付勢力を受け止める。
図6に示すシム70aは、円板状の天井部71aと、当該天井部71aの円周部分から下方に延びる円筒状の縁部72aと、を有する。天井部71aの厚みH1は、吸気バルブ30のクリアランスを所定の値に設定するために必要な厚みとなっている。したがって、吸気バルブ30のクリアランスは、この天井部71aの厚みH1を変えることによって調整される。すなわち、例えば、吸気バルブ30のクリアランスが所定の値から変化した場合には、当該変化前に使用されていたシム70aは、当該変化後にクリアランスを再び当該所定の値に維持するために必要な厚みの天井部を有する他のシムに交換される。
また、シム70aの外径D3(すなわち、シム70aの外周側面73aの外径)は、天井部71aから縁部72aに亘り、当該縁部72a内に挿入されるステム部32(図4参照)の軸方向において、スプリングリテーナ60aのガイド面部64aの内径D1(図5参照)と略等しい一定値となっている。また、縁部72aの内径D4は、ステム部32の上端部分34の外径D5(図4参照)より大きくなっている。
そして、エンジン10においては、図4に示すように、吸気バルブ30のステム部32のうち、エンジン10の燃焼室17側に延伸する下端部31側とは反対側の一端である上端部分34が、スプリングリテーナ60aの貫通穴61a内に位置するよう、当該ステム部32が当該スプリングリテーナ60aに固定されている。
すなわち、ステム部32の上端部分34は、当該上端部分34に形成された窪み35に嵌められた円筒形状のコッタ54aを介して、スプリングリテーナ60aのテーパ面部63aに、かしめ固定されている。この結果、ステム部32の上端面33は、貫通穴61a内で、当該ステム部の軸方向において、テーパ面部63aの上端より上方であって、ガイド面部64aの上端より下方に位置することとなる。また、ステム部32は、貫通穴61aの下方側からエンジン10の燃焼室17側に延伸し、吸気ポート15内に突出している(図3参照)。
また、シム70aは、スプリングリテーナ60aの貫通穴61a内において、その外周側面73aがガイド面部64aに接しつつ、天井部71aの下面74aが吸気バルブ30のステム部32の上端面33に当接するよう設けられている。そして、シム70aの外周側面73aと、スプリングリテーナ60aのガイド面部64aと、は互いに密接するよう、高い精度で面出し加工が施されているため、シム70aは、貫通穴61a内において、その外周側面73aをガイド面部64aに沿って滑らせることにより、吸気バルブ30のステム部32の軸方向に移動可能となっている。
このように、エンジン10においては、スプリングリテーナ60aに形成された貫通穴61aの内周面62aの上端部分であるガイド面部64aが、当該貫通穴61a内におけるシム70aの移動をガイドする役割を果たすとともに、シム70aの貫通穴61a外への脱落を防止している。このため、吸気バルブ30のステム部32にシム70aをガイドするための部分を延設する必要がない。したがって、エンジン10においては、吸気バルブ30の全長の低減及び吸気バルブ30の軽量化が可能となる。
また、スプリングリテーナ60aのガイド面部64aによるシム70aのガイドには、シム70aの天井部71aから延設された高さH2の縁部72aの外周側面のみならず、クリアランス調整用の厚みH1をもつ天井部71aの外周側面も利用できる。すなわち、天井部71aの厚みH1と縁部72aの高さH2との合計であるシム70aの全高H3の範囲内で、シム70aの外周側面73aがガイド面部64aによってガイドされることが可能である。このため、シム70aの高さH3は、ガイド面部64aによってその移動が確実にガイドされるために必要な最低限の高さとすることができる。したがって、このシム70aは、クリアランス調整用の厚みに加えてさらにガイド用の高さが必要とされていた従来のシムに比べて、その全高を低減することができる。なお、ここでは吸気バルブ30に関して説明したが、排気バルブ40に関しても同様であり、例えば、当該排気バルブ40のクリアランスを調整するためのシム70bは、スプリングリテーナ60bの貫通穴の内周面によりガイドされるよう当該貫通穴内に保持される(図3参照)。
このように、本実施形態に係るエンジン10においては、吸気バルブ30及び排気バルブ40のステム部32,42の長さの低減及びシム70a,70bの高さの低減により、シリンダヘッド13の高さを低減することができる。このため、エンジン10は、従来のエンジンに比べてコンパクト化が可能となる。また、このエンジン10を備えた自動二輪車1においては、例えば、エンジン10の上方に他の部材を配置するためのスペースを従来に比べて大きく確保でき、又はエンジン10の上方に配置される燃料タンク5の容量を従来に比べて増加させることもできる。また、吸気バルブ30及び排気バルブ40の軽量化により、エンジン10の高回転時における吸気バルブ30及び排気バルブ40の動作性能を向上させることもできる。
なお、本発明は、本実施形態に限られない。すなわち、例えば、シム70aは縁部72aを有しない、厚みが一定の円板であってもよい。また、例えば、スプリングリテーナ60a,60bによって保持されるスプリングは1つであってもよい。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 本発明の一実施形態に係るエンジンの断面図である。 図2に示すエンジンのシリンダヘッド部分を拡大した断面図である。 図3に示す吸気バルブの上端部分をさらに拡大した断面図である 本発明の一実施形態に係るスプリングリテーナの断面図である。 本発明の一実施形態に係るシムの断面図である。
符号の説明
1 自動二輪車、2 前輪、3 後輪、4 シート、5 燃料タンク、6 車体カバー、10 エンジン、11 クランクケース、12 ピストンシリンダ、13 シリンダヘッド、14 ヘッドカバー、15 吸気ポート、16 排気ポート、17 燃焼室、18 台座部、20 ピストン、21 コンロッド、22 クランクシャフト、30 吸気バルブ、40 排気バルブ、31,41 下端部、32,42 ステム部、33,43 上端面、50a,50b バルブガイド、51a,51b 第一のスプリング、52a,52b 第二のスプリング、53a,53b 受部、54a,54b バルブシート、60a,60b スプリングリテーナ、61a 貫通穴、62a 貫通穴の内周面、63a テーパ面部、64a ガイド面部、65a つば部、66a 第一下面部、67a 第二下面部、70a,70b シム、71a 天井部、72a 縁部、73a 外周側面、74a 天井部の下面、75a,75b シムの上面。

Claims (5)

  1. ステム部を有する吸気用又は排気用のバルブと、
    貫通穴が形成され、前記ステム部が固定されるスプリングリテーナであって、前記ステム部の、エンジンの燃焼室側に延伸する側とは反対側の一端が前記貫通穴内に位置するスプリングリテーナと、
    その外周側面が前記貫通穴の内周面に接し、前記内周面に沿って前記ステム部の軸方向に移動可能に設けられるとともに、前記ステム部の一端面に当接するシムと、
    を備えた
    ことを特徴とするエンジン。
  2. 前記シムは、
    前記ステム部の一端面に当接する天井部と、
    前記天井部から、前記貫通穴の内周面に沿って、前記燃焼室側に延びる縁部と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  3. 前記縁部は、円筒形状に形成され、
    前記縁部の円筒の内径は、前記ステム部の一端の外形より大きい
    ことを特徴とする請求項2に記載のエンジン。
  4. 前記シムの外径は、前記ステム部の一端の外径より大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  5. 請求項1に記載のエンジンを備えた
    ことを特徴とする車両。
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