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JP2007034615A - 情報処理装置、印刷装置、印刷システム及びそれらの方法 - Google Patents

情報処理装置、印刷装置、印刷システム及びそれらの方法 Download PDF

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JP2007034615A JP2005215978A JP2005215978A JP2007034615A JP 2007034615 A JP2007034615 A JP 2007034615A JP 2005215978 A JP2005215978 A JP 2005215978A JP 2005215978 A JP2005215978 A JP 2005215978A JP 2007034615 A JP2007034615 A JP 2007034615A
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Yoshio Kimura
欣生 木村
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Abstract

【課題】 ユーザが真に必要なドキュメントのみを好適に探し出して印刷させることができる情報処理装置、印刷装置、印刷システム及びそれらの方法を提供する。
【解決手段】 印刷装置340と少なくとも1つ以上の情報処理装置(クライアントコンピュータ)310等とがネットワーク300を介して接続されている。情報処理装置で、印刷データを生成し、ドキュメントの受け手を含む受け取り条件を付加する。そして、当該印刷データをサーバコンピュータ330に出力する。印刷装置340では、印刷ジョブの利用者の認証を行い、情報処理装置330から実行すべき実行時間が付与された印刷ジョブのリストを取得する。そして、印刷装置340は、その印刷ジョブのリストの中から印刷させる印刷データの指定を受け付けてサーバコンピュータ330へそのジョブの送信を要求し、所望の印刷ジョブを受信して印刷する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、印刷ジョブを印刷装置で印刷処理させるための情報処理装置、印刷装置、印刷システム及びそれらの方法に関する。
近年、ネットワーク等を介して複数のクライアントコンピュータ等によって一又は複数の印刷装置を共有して使用する印刷システムが増加している。複数の使用者がクライアントコンピュータを介して印刷装置を共有して使用する場合、印刷開始時にクライアントコンピュータから印刷装置に印刷ジョブを送信した利用者が、印刷装置から離れたところにいる場合が多い。そのため、印刷された出力データが第三者の目に触れる可能性があり、機密を十分に保持できないという問題があった。
これに対し、第三者の目に触れることに対する対策が施された印刷装置が提案されている。例えば、印刷ジョブの利用者は、暗証番号やパスワードを付加した印刷ジョブをクライアントコンピュータから印刷装置に対して送信する。そして、印刷装置が暗証番号やパスワードが付加された印刷ジョブを受信すると、印刷装置内のメモリやハードディスク等の記憶媒体に印刷ジョブを保存する。そして、利用者が印刷装置の操作パネル上から暗証番号やパスワードを入力することにより印刷ジョブの実行開始される。このように、利用者が印刷装置の前に実際に赴いてから印刷が開始されるため、利用者の知らないうちに自分の印刷ジョブによる印刷物が第三者の目に触れる可能性がほとんどない(例えば、特許文献1参照。)。
尚、特許文献1のように、印刷装置の前で印刷を開始させるためには、利用者は印刷装置に保存されている複数の印刷ジョブの中から、利用者が送信した印刷ジョブを特定する必要がある。通常は、印刷装置の画面で複数の印刷ジョブの一覧表を表示させ、利用者の印刷ジョブを選択し、パスワード入力を行って印刷ジョブの実行を開始させる方法が考えられる。また、印刷ジョブを操作パネルにて選択させる代わりに、IDカードを使用して印刷ジョブを自動的に選択する方法も提案されている。この方法では、IDカードに利用者を識別するためのID情報を記憶させておき、IDカードに記憶されたID情報を印刷装置に読み取らせ、読み取ったID情報と一致する印刷ジョブを利用者の印刷ジョブとして選択する(例えば、特許文献2参照。)。
また、利用者が印刷ジョブを一旦サーバコンピュータに送信して保管しておき、印刷装置にスマートカードを装着する。そして、これによって、サーバコンピュータに保管させておいたユーザの印刷ジョブを印刷装置にダウンロードして印刷させるという技術も開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開平11−212744号公報 特開平11−150559号公報 特開平11−296327号公報
しかしながら、例えばIDカードを使用した印刷では、印刷装置にIDカードが装着されるとIDカードに記憶されているID情報に対応するすべての印刷ジョブが自動で印刷されることとなる。
例えば、会議の主催者が会議で使用する資料をあらかじめ上述したような印刷装置に印刷ジョブとして予め送信しておく場合を考える。この場合、会議の出席者が会議室に入室した後に、会議室内にある印刷装置印刷ジョブを実行させて会議に使用する資料を出力させることができるのが好ましい。ところが、資料を印刷するために印刷装置にIDカードを装着した場合に、会議に関係のない資料まで印刷されてしまうことがある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、次のような情報処理装置、印刷装置、印刷システム及びそれらの方法を提供することを目的とする。すなわち、印刷ジョブの利用者を識別する使用者識別情報にかかる印刷ジョブを、印刷ジョブに対応付けられている実行時間に応じて適切に印刷処理させるようにする。
上記課題を解決するために、本発明は、
情報処理装置から印刷ジョブを受信して印刷処理を実行する印刷装置であって、
前記印刷ジョブの利用者を識別する利用者識別情報を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブの送信を前記情報処理装置へ要求する要求手段と、
前記要求手段の要求に関連する時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、一致した印刷ジョブを前記情報処理装置から受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する印刷手段と
を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明は、
印刷処理を実行する印刷装置へ印刷ジョブを送信する情報処理装置であって、
前記印刷ジョブを記憶する記憶手段と、
前記印刷装置から前記印刷ジョブの利用者を識別する利用者識別情報にかかる印刷ジョブの送信要求を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記送信要求に関連する時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、該一致した印刷ジョブを前記記憶手段から前記印刷装置に送信する送信手段と
を備えることを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するために、本発明は、
印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する印刷システムであって、
前記印刷ジョブの利用者を識別する利用者識別情報を入力する入力手段と、
前記印刷ジョブを記憶する記憶手段と、
前記入力手段による前記利用者識別情報の入力に関連する時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、一致した印刷ジョブを印刷する印刷手段と
を備えることを特徴とする。
さらにまた、上記課題を解決するために、本発明は、
情報処理装置から印刷ジョブを受信して印刷処理を実行する印刷装置における印刷方法であって、
前記印刷ジョブの利用者を識別する利用者識別情報を入力する入力ステップと、
前記入力ステップにより入力された前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブの送信を前記情報処理装置へ要求する要求ステップと、
前記要求ステップの要求に関連する時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、一致した印刷ジョブを前記情報処理装置から受信する受信ステップと、
前記受信ステップが受信した前記印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する印刷ステップと
を有することを特徴とする。
さらにまた、上記課題を解決するために、本発明は、
印刷処理を実行する印刷装置へ印刷ジョブを送信する情報処理装置の情報処理方法であって、
前記印刷ジョブを記憶する記憶ステップと、
前記印刷ジョブの利用者を識別する利用者識別情報にかかる印刷ジョブの送信要求を受信する受信ステップと、
前記受信ステップが受信した前記送信要求に関連する時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、一致した印刷ジョブを前記印刷装置に送信する送信ステップと
を有することを特徴とする。
さらにまた、上記課題を解決するために、本発明は、
印刷処理を実行する印刷システムにおける印刷方法であって、
前記印刷ジョブを記憶する記憶ステップと、
前記印刷ジョブの利用者を識別する利用者識別情報を入力する入力ステップと、
前記入力ステップによる前記利用者識別情報の入力に関連した時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、一致した印刷ジョブを印刷する印刷ステップと
を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷ジョブの利用者を識別する使用者識別情報にかかる印刷ジョブを、印刷ジョブに対応付けられている実行時間に応じて適切に印刷処理させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態印刷システムを詳細に説明する。
<実施例1>
図3は、本発明の一実施形態に係る印刷システムのネットワーク構成を示す概要図である。本実施形態では、図3に示すように、1台の印刷装置をネットワークを介して接続された複数のコンピュータ(外部装置)で共有する印刷システムについて説明する。
図3において、300は、例えばTCP/IPプロトコルをサポートするネットワークである。また、310及び320は、ユーザが使用しているクライアントコンピュータである。さらに、330は情報処理装置(サーバコンピュータ)である。そして、340は印刷装置として機能する複合機であり、情報処理装置330から印刷ジョブを受信して印刷処理を実行する。
本実施形態では、例えば、クライアントコンピュータ310、320は、アプリケーションによって電子文書を作成し、電子文書から印刷ジョブを生成する。そして、クライアントコンピュータ310、320は、印刷ジョブに印刷ジョブの利用者を識別する利用者ID(利用者識別情報)と印刷ジョブを実行すべき実行時間を付加してサーバコンピュータ330へ送信しておく。そして、印刷ジョブの利用者は、印刷装置340に自身の利用者IDが記憶されたICカードを装着してユーザ認証を行う。印刷装置340は、その利用者が印刷すべき印刷ジョブがあるかを判定し、印刷を行わせることによって指定された利用者のみが印刷物を取得することができる。
尚、上述したネットワーク構成は、一般的な構成を概念図にしただけであって、一般ユーザが使用するコンピュータや複合機が複数台接続されていてもよい。また、印刷させる装置が複合機である必要はなく、スキャナ、プリンタ、FAX等の単体デバイスがネットワークに接続されているものであってもよい。さらに、サーバコンピュータを置かずに、クライアントコンピュータ上で印刷ジョブを一時保存しておいても良いことは言うまでもない。さらにまた、サーバコンピュータを置かずに、複合機に印刷ジョブを一時保存しておいても良い。
図1は、本発明の一実施形態に係る印刷システムにおける印刷装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示す印刷装置では、中央処理装置(CPU)101が、ROM(Read Only Memory)102又はハードディスク103から読み出した制御プログラムに従って、装置各部の駆動条件や管理データ等の各種情報を記憶する。また、CPU101は、動作する上で必要なデータを記憶するRAM(Random Access Memory)104を利用して、制御部105に後述する各種機能を実行させる。
また、図1において、表示部106は、駆動条件、装置状態、或いは入力情報等の各種情報を表示する。操作部107は、ユーザによる設定や命令等の入力操作を行うためのテンキーやスタートキー等のキー、又はその全部或いは一部が表示部106内にあるタッチパネル等である。
通信制御部108は、イントラネット又はインターネットに接続して、画像データを含む文書データや制御コマンドの他装置との送受信を実行する。尚、網制御装置109は、PSTN(Public Switched Telephone Network)に接続し、発着信の際に所定の回線制御を実行して回線接続或いはその切断を行う。本複合機は、画像データや制御信号を内蔵するモデム装置により変復調し、網制御装置109を介してファクシミリ送受信を実行する。
読み取り装置110は、送信、複写、又は保存する原稿に、照射した光の画像に応じた反射光を光電変換して画像データを読み取る。記録装置111は、読み取り、又は受信した画像データを、或いは受信した印字データを永久可視像として記録紙(記録媒体)に形成して記録紙を出力する。画像記憶部112は、読み取り、又は受信した画像データを、或いは受信した印字データを一時的に蓄積する。尚、当該画像記憶部112は、機器や状態によっては、ハードディスク103内であっても良い。
画像処理部113は、送信する画像データをデータ圧縮して符号化したり、受信した画像データを伸長して複合化したり、受信した印字データを画像データに変換したりする。また、画像処理部113は、保存する画像データを適切な、又はユーザから指定されたPDFフォーマット等にフォーマット変換したり、読み取り装置110の光学応答特性やセンダーのばらつき等に応じた画像補正処理を行ったりする。更に、画像処理部113は、ユーザが操作部107から入力操作する画像の変倍処理等の画像加工処理を行ったり、記録装置111の書き込み特性等に適した画像データにする画像最適化処理等を要求に応じて行う。
認証処理部114は、操作部107を介して入力される印刷ジョブの利用者を識別する利用者IDと、ハードディスク103等に記憶されている印刷ジョブに付加された利用者IDとが一致するかを判定することで、ユーザ認証を行う。尚、ユーザ認証を行う方法は、操作部107を介して利用者IDを入力する方法に限られない。例えば、認証処理部114にICカードの情報を読み取る機能を設け、ICカードに記憶された利用者IDを読み取ることで、利用者IDを入力してもよい。そして、バス115は、上述したCPU101、ROM102、ハードディスク103、RAM104、制御部105、表示部106を互いに接続している。バス115はそれらに加え、操作部107、通信制御部108、読み取り装置110、記録装置111、画像記憶部112、画像処理部113、及び認証処理部114も互いに接続している。
すなわち、本実施形態に係る印刷装置は、読み取り画像データを伝送するファクシミリ通信や文書管理サーバコンピュータにデータ転送する転送機能と、読み取り画像データを記録出力する複写機能を備えている。また、印刷装置は、受信画像データをファクシミリ受信する受信印刷機能と、クライアントコンピュータからの印刷データを受信して印刷する印刷機能を備えている。すなわち、印刷装置は、単に印刷装置としてだけではなく、ファクシミリ装置、プリンタ装置、スキャナ装置としても利用することが可能である。
尚、不図示の記憶媒体制御部に、例えば部門番号やパスワードが登録された磁気カード等の認証カードを装着し、あらかじめ設定しておいた部門番号とパスワードをROM102やハードディスク103から読み出すようにシテも良い。そして、認証処理部114において認証を行った後に、各種機能が実現できるようなユーザ認証機能を備えるようにしてもよい。或いは、磁気カード等の認証カードを使用せずに、ユーザに操作部107において部門番号やパスワードを入力させて認証処理部114において認証を行うようにしてもよい。
また、記録装置111は、電子写真記録方式以外にも、例えばインクジェット方式、サーマルヘッド方式、ドットインパクト方式等のその他どのような方式で記録するものであってもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係るクライアントコンピュータの概略構成を示すブロック図である。図2において、クライアントコンピュータは、ROM202或いはハードディスク(HD)210に記憶された、或いはフレキシブルディスクドライブ(FD)209より供給される本発明の一実施形態に係るプログラムを実行するCPU201を備える。CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスを総括的に制御する。
図2において、203はRAM(Random Access Memory)であり、CPU201の主メモリやワークエリア等として機能する。また、208はユーザコマンド入力コントローラ(KBC)で、キーボード(KB)212や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。207はCRTコントローラ(CRTC)であり、CRTディスプレイ(CRT)211の表示を制御する。206はディスクコントローラ(DKC)であり、各種アプリケーション、ユーザファイル、そしてインストールプログラム作成プログラム等を記憶するハードディスク(HD)210及びフレキシブルディスク(FD)209とのアクセスを制御する。205はホストインタフェース(I/F)であり、ローカルプリンタ、ネットワークプリンタ、他のネットワーク機器或いは他のPCと双方向にデータをやりとりする。
以下、上述した印刷システムを用いた印刷制御処理の実施例について詳細に説明する。
図4は、本発明の実施例1に係るクライアントコンピュータで行われる印刷ジョブの印刷装置340への送信処理手順を説明するためのフローチャートである。
まず、クライアントコンピュータではアプリケーションを起動して、印刷を行う前処理として、例えば用紙サイズの指定や、カラー印刷を行うと言った印刷設定を行う(ステップS401)。また、今から印刷を行う印刷ジョブの利用者と、その印刷ジョブを実行すべき実行時間を設定する(ステップS402)。尚、利用者の設定方法としては、利用者のメールアドレスを入力する方法や、ディレクトリ・サービスより取得する方法、アドレス帳から選択する方法等、利用者を識別する情報を入力する方法であれば特に制限はない。その後、利用者を識別する利用者IDと印刷ジョブの実行時間に関する情報が付加された印刷ジョブを生成して(ステップS403)、サーバコンピュータへ送信する(ステップS404)。
次に、図8を用いてサーバコンピュータで行われる印刷ジョブの送受信処理について説明する。
図8は、サーバコンピュータで行われる印刷ジョブの送受信処理を説明するためのフローチャートである。
まず、サーバコンピュータ330は、クライアントコンピュータから印刷ジョブを受信したか否かを判定し、受信したと判定した場合はステップS802へ進む(ステップS801)。ステップS802で、サーバコンピュータ330は、受信した印刷ジョブをサーバコンピュータ330が備えるハードディスク等の記憶媒体に記憶する。尚、サーバコンピュータ330は、受信した印刷ジョブに対してユニークなジョブID(例えば、印刷ジョブを受信する毎に1つずつカウントアップされるカウント値等)を付与して、複数の印刷ジョブを各々識別できるように管理する。
次に、サーバコンピュータ330は、印刷装置340から印刷ジョブの利用者を識別するための利用者IDを受信したか否かを判定する(ステップS803)。
ステップS804で、サーバコンピュータ330は、ステップS803にて印刷装置340から受信した利用者IDと一致する印刷ジョブがハードディスクに記憶されているかどうかを判定する。そして、サーバコンピュータ330は、一致する印刷ジョブが記憶されていればステップS805へ進み、記憶されていなければこのフローを終了する。
ステップS805で、サーバコンピュータ330は、ステップS803にて印刷装置340から受信した利用者IDと一致する印刷ジョブの全てをリストにした印刷ジョブリストを印刷装置340へ送信する。尚、印刷ジョブリストは、印刷ジョブを特定するジョブIDとジョブIDにより特定される印刷ジョブに付与されている利用者ID、実行時間に関する情報とがセットになっている。
ステップS806で、サーバコンピュータ330は、印刷装置340へ送信した印刷ジョブリストにある印刷ジョブについての送信要求を印刷装置340から受信したか否かを判定する。尚、送信要求は、印刷ジョブを特定するジョブIDを含む情報である。
ステップS807で、サーバコンピュータ330は、送信要求にかかる印刷ジョブ(ジョブIDで特定される印刷ジョブ)を印刷装置340へ送信する。
次に、図9を用いて印刷装置で行われる印刷ジョブの受信処理について説明する。図9は、印刷装置で行われる印刷ジョブの受信処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS901で、印刷装置340は、操作パネル107を介して、認証処理部114に利用者IDが入力されたか否かを判定する。利用者IDが入力されたと判定された場合はステップS902へ進む。
ステップS902で、印刷装置340は、認証処理部114を介して入力された利用者IDを、印刷ジョブが蓄積されているサーバコンピュータ330へ送信する。尚、利用者IDをサーバコンピュータ330へ送信するのは、利用者IDと一致する印刷ジョブの送信をサーバコンピュータ330へ要求するためである。
ステップS903で、印刷装置340は、ステップS902にて利用者IDを送信したサーバコンピュータ330から、利用者IDと一致する印刷ジョブの印刷ジョブリストを受信する。この印刷ジョブリストには、前述したように、印刷ジョブを特定するジョブIDとジョブIDにより特定される印刷ジョブに付与されている利用者ID、実行時間に関する情報とがセットになっている。
ステップS904で、印刷装置340は、現在の時刻を参照し、受信した印刷ジョブリストにある印刷ジョブに付与されている実行時間に、現在の時刻と一致している印刷ジョブがあるかどうかを判定する。尚、印刷ジョブに付与されている実行時間とは、例えば図5に示すように所定の時間間隔を有するものであってもよい。この場合、印刷装置340は、現在の時刻が所定の時間間隔(例えば、2005年3月31日の15:00〜16:00)に含まれるのであれば、現在の時刻と実行時間が一致しているものと判定する。そして、現在の時刻は、ステップS904の判定をする際に印刷装置340が有する計時部(不図示)により計時する時刻であればよい。また、現在の時刻は、実行時間との比較をできればよいので、ステップS901でYESと判定したタイミングや、ステップS902のタイミングや、ステップS903のタイミングであっても構わない。
ステップS905で、印刷装置340は、実行時間が現在時刻と一致した印刷ジョブの送信をサーバコンピュータ330へ要求する。具体的には、印刷ジョブリストにあるジョブID(送信を要求する印刷ジョブに対応するものに限る)と印刷装置340を特定する情報(IPアドレス等)をサーバコンピュータ330へ送信する。
ステップS906で、印刷装置340は、ステップS905で送信を要求した印刷ジョブをサーバコンピュータ330から受信したか否かを判定し、受信した場合はステップS907へ進む。
ステップS907で、印刷装置340は、ステップS906で受信した印刷ジョブをハードディスク103へ格納するとともに、画像処理部113等で所定の処理を行った上で記録装置111にて印刷処理を実行する。
図5は、本発明の実施例1において印刷ジョブに利用者(印刷ジョブの受け取り者)と印刷ジョブを実行すべき実行時間(受け取り日時)を付加させるクライアントコンピュータにおけるプリンタドライバのユーザインタフェース(UI)の一例を示す図である。図5に示すプリンタドライバのUIの受け取り設定タブ501を開くことにより、利用者と実行時間の設定が可能になる。
印刷ジョブは、常時受け取り設定を行うと限らないので、502を用いて、受け取り設定を行うかどうかの切り替え機能がある。尚、本実施例では、502はチェックボックスになっており、チェック時に受け取り設定を行い、未チェック時に受け取り設定を行わないように機能する。より解りやすくするために、未チェック時は、本タブの各種コントロールがDisable状態であることが一般的である。
印刷ジョブの利用者を設定するには、アドレス帳部503からアドレス帳に登録されているユーザを選択し、ボタン504を押すことにより、受け取り者リストである505に追加される。受け取り日時を設定するには、日時フィールド506に受け取り日時を入力し、ボタン507を押すことにより、受け取り日時フィールド508に追加される。受け取り日時は、利便性を向上させるために、本実施例では範囲で指定可能にしている。
以上、印刷ジョブの利用者だけではなく、受け取り日時を指定して印刷ジョブを送信することが可能となることにより、受け取り者が印刷装置の前でユーザ認証を行った時、受け取り日時により自動で送信されていた印刷ジョブを受け取ることが可能となる。特に、会議主催者が会議で使う資料をあらかじめ印刷装置に送っておく場合を想定する。この場合、会議出席者が会議室に入室すると、会議室内にある印刷装置から会議で使用する資料が出力されると言った会議システムと連携する場合、会議で使用する資料だけを出力させることが可能となる。
<実施例2>
上述した実施例1では、印刷時に、プリンタドライバの設定で受け取り者と受け取り日時を指定するという例について説明した。しかしながら、印刷時にのみ、本設定が必要である必要はなく、一旦サーバへ送信後、設定プログラムを使ってサーバに一時保存されている印刷ジョブの設定を行うとしても良いことは言うまでもない。
図6は、本発明の実施例2におけるクライアントコンピュータ又はサーバコンピュータで行われる印字データに受け取り者と受け取り日時を付加させるツールのユーザインタフェース(UI)の一例を示す図である。図6に示すツール(UI)は、ジョブリスト部601と、604や605等の各種ボタンで構成されている。尚、これらの印刷ジョブは、有効期限順に並べるようにして表示してもよい。
図6で表示されているジョブリストでは、602と603の二つのジョブは、受け取り者設定と、受け取り日時設定がされており、残りのジョブが受け取り者設定と受け取り日時設定がされていないことになる。そして、受け取り者設定を含め、各種設定変更を行うためには、602のようにリストからジョブを選択し、605ボタンを押す。その他の機能として、例えば606のジョブの削除等がある。
図7は、本発明の実施例2における図6のボタン605が押下された後に表示されるユーザインタフェース(UI)の一例を示す図である。印刷ジョブには、部数設定やフィニッシング設定等各種設定がなされており、本ユーザインタフェースにより、それら各種設定の変更を可能にする。図7では、タブ701を選択した時に表示される受け取り設定に関して変更する一例を示している。
受け取り者を設定するには、アドレス帳部702からユーザを選択し、ボタン703を押すことにより、受け取り者リストである704に追加される。また、受け取り日時を設定するには、日時フィールド705に受け取り日時を入力し、ボタン706を押すことにより、受け取り日時フィールド707に追加される。尚、受け取り日時については、利便性を向上させるために、本実施例では範囲で指定可能にしている。
以上、印刷前に受け取り者と受け取り日時を設定してから印刷するのではなく、サーバコンピュータへ一時保存しておき、ツールを使用して一時保存された印刷ジョブの設定変更という形で、受け取り者と受け取り日時が設定することが可能となる。
<実施例3>
上述した実施例1では、印刷ジョブを一旦サーバへ保存し、複合機前で認証した後、印刷ジョブをサーバから受け取って印刷するというものであった。しかしながら、近年の複合機は大容量のハードディスク、高度なOS、及び高速CPUを搭載し、サーバ機能を十分に持つことが可能である。よって、サーバ機能付き印刷装置として動作しても良く、印刷装置Aに一時保存し、印刷装置Aから印刷ジョブを受け取るだけではなく、印刷装置Aに一時保存し、印刷装置Bから印刷ジョブを受け取るとしても良いことは言うまでもない。
この場合、実施例1においてサーバコンピュータ330が実行している機能が、印刷装置340に全て組み込まれることとなる。すなわち、クライアントコンピュータは、印刷ジョブの利用者と印刷ジョブを実行すべき実行時間を付与した印刷ジョブを印刷装置340へ送信する。そして、印刷装置340は、印刷装置340に入力された利用者IDと一致する印刷ジョブであり、現在時刻と実行時間が一致する印刷ジョブを印刷処理する。
<実施例4>
上述した実施例において、印刷データを送信したユーザと印刷ジョブを受け取るユーザが異なる場合、印刷データを送信したことをユーザに気が付かれずに受け取り日時を超過することも考えられる。これに対応するため、印刷データを送信した場合に電子メール等の連絡方法により、送信相手に通知するようにしても良いことは言うまでもない。
<実施例5>
特に、印刷データを送信したユーザと、印刷ジョブを受け取るユーザが異なる場合、受け取り者が印刷ジョブを受け取り日時内に受け取ったかどうか解らないということが考えられる。この場合、印刷ジョブを受け取った場合に電子メール等の連絡方法により、送信元に通知しても良いことは言うまでもない。
<実施例6>
上述した実施例1では、受け取り者が現在必要な印刷物を受け取るために、印刷ジョブの受け取り者に加えて受け取り日時を指定させることにより実現した。しかしながら、例えば会議で必要な書類を会議が開催される会議室に置かれた複合機で受け取る場合、日時より、印刷する複合機を指定した方が良い場合も考えられる。
このように、受け取り者と特定された複合機情報を指定して印刷ジョブを送信するとしても良いことは言うまでもない。
<実施例7>
より必要な印刷物を受け取るために、実施例1と実施例6を組み合わせ、受け取り者と受け取り日時と複合機情報を指定して印刷ジョブを送信しても良いことは言うまでもない。
<実施例8>
実施例1では、受け取り者が複合機にログインすると、現在必要であろうドキュメントを自動印刷するというものであった。しかしながらユーザによっては、自動機能が信用できない場合や、印刷前にレイアウトを変更してから印刷を行いたい等、自動印刷を好まない場合も考えられる。
この場合、受け取り者が複合機にログインすると、複合機のユーザインタフェースに、受け取り者宛てに保存されているジョブリストを表示させ、今現在必要であろうジョブから順に表示し、受け取り者が容易に選択可能にすれば良いことは言うまでもない。
尚、この場合、ジョブリストにドキュメント名や送信元を表示するだけではなく、受け取り日時も表示しても良いことは言うまでもない。また、受け取り日時でソートされるようなユーザインタフェースにしても良いことは言うまでもない。
上述したような実施例に代表されるように、本発明の一実施形態に係る印刷システムによれば、ユーザ認証後、今現在必要な印刷物を自動印刷することが可能となる。或いは、ユーザ認証後、今現在必要な印刷物を容易に見つけ出すことが可能となる。特に、会議主催者が会議で使う資料をあらかじめ印刷装置に送っておく場合を想定する。この場合、会議出席者が会議室に入室すると、会議室内にある印刷装置から、会議で使用する資料が出力されると言った会議システムと連携させ、会議で使用する資料だけを出力されると言ったことが可能となる。
<その他の実施形態>
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。ここで、プログラムとは、実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラムを示す。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムは、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのものをダウンロードすることによっても供給できる。また、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる方法もある。この方法では、鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。また、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる方法が考えられる。この場合、書き込まれたプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の一実施形態に係る印刷システムにおける画像形成装置として機能する複合機の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る印刷システムにおける情報処理装置として機能するクライアントコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る印刷システムのネットワーク構成を示す概要図である。 本発明の実施例1に係るクライアントコンピュータで行われる印刷ジョブの印刷装置への送信処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例1において印字データに受け取り者と受け取り日時を付加させるクライアントコンピュータにおけるプリンタドライバのユーザインタフェース(UI)の一例を示す図である。 本発明の実施例2におけるクライアントコンピュータ又はサーバコンピュータで行われる印字データに受け取り者と受け取り日時を付加させるツールのユーザインタフェース(UI)の一例を示す図である。 本発明の実施例2における図6のボタン605が押下された後に表示されるユーザインタフェース(UI)の一例を示す図である。 本発明の実施例1に係るサーバコンピュータで行われる印刷ジョブの送受信処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例1にかかる印刷装置で行われる印刷ジョブの受信処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
300 ネットワーク
310、320 クライアントコンピュータ
330 サーバコンピュータ
340 印刷装置

Claims (17)

  1. 情報処理装置から印刷ジョブを受信して印刷処理を実行する印刷装置であって、
    前記印刷ジョブの利用者を識別する利用者識別情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブの送信を前記情報処理装置へ要求する要求手段と、
    前記要求手段の要求に関連する時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、一致した印刷ジョブを前記情報処理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する印刷手段と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記入力手段は、前記利用者識別情報が記憶された記憶媒体から前記使用者識別情報を読み取ることで、前記利用者識別情報を入力することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記実行時間は、所定の時間間隔を有し、
    前記受信手段は、前記受信時間が前記所定の時間間隔に含まれる場合に、一致した印刷ジョブを前記情報処理装置から受信することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記利用者識別情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記利用者識別情報を前記情報処理装置が受信した受信時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、一致した印刷ジョブに関する印刷ジョブ情報を前記情報処理装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記印刷ジョブ情報に基づいて、前記印刷手段に印刷処理させるべき印刷ジョブを選択する選択手段とをさらに備え、
    前記要求手段は、前記選択手段が選択した印刷ジョブを前記情報処理装置から受信すべく、選択した前記印刷ジョブの送信を前記情報処理装置に要求する
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記送信手段は、前記印刷装置を特定する印刷装置特定情報を前記情報処理装置へ送信し、
    前記受信手段は、前記情報処理装置が前記印刷装置特定情報に基づいて送信する前記印刷ジョブを前記情報処理装置から受信する
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 印刷処理を実行する印刷装置へ印刷ジョブを送信する情報処理装置であって、
    前記印刷ジョブを記憶する記憶手段と、
    前記印刷装置から前記印刷ジョブの利用者を識別する利用者識別情報にかかる印刷ジョブの送信要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記送信要求に関連する時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、該一致した印刷ジョブを前記記憶手段から前記印刷装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記印刷装置は、前記利用者識別情報を入力する入力手段を有し、
    前記受信手段は、前記入力手段により入力された前記利用者識別情報を前記印刷装置から受信する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記入力手段は、前記利用者識別情報が記憶された記憶媒体から前記利用者識別情報を読み取ることで、前記利用者識別情報を入力することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記実行時間は、所定の時間間隔を有し、
    前記送信手段は、前記受信時間が前記所定の時間間隔に含まれる場合に、一致した印刷ジョブを前記記憶手段から前記印刷装置に送信する
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の情報処理装置。
  10. 前記受信手段が前記利用者識別情報を受信した受信時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、一致した印刷ジョブに関する印刷ジョブ情報を前記印刷装置へ報知する報知手段と、
    前記印刷装置から、前記印刷装置が前記印刷ジョブ情報に基づいて選択した印刷ジョブの受信要求を取得する取得手段とをさらに備え、
    前記送信手段は、前記取得手段が取得した受信要求にかかる印刷ジョブを前記印刷装置に送信する
    ことを特徴とする請求項6から9までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する印刷システムであって、
    前記印刷ジョブの利用者を識別する利用者識別情報を入力する入力手段と、
    前記印刷ジョブを記憶する記憶手段と、
    前記入力手段による前記利用者識別情報の入力に関連する時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、一致した印刷ジョブを印刷する印刷手段と
    を備えることを特徴とする印刷システム。
  12. 前記入力手段は、前記利用者識別情報が記憶された記憶媒体から前記利用者識別情報を読み取ることで、前記利用者識別情報を入力することを特徴とする請求項11に記載の印刷システム。
  13. 前記実行時間は、所定の時間間隔を有し、
    前記印刷手段は、前記入力時間が前記所定の時間間隔に含まれる場合に、前記一致した印刷ジョブを印刷する
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の印刷システム。
  14. 前記入力手段が前記利用者識別情報を入力した入力時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、一致した印刷ジョブに関する印刷ジョブ情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段が表示した前記印刷ジョブ情報に基づいて、前記印刷手段に印刷処理させるべき印刷ジョブを選択する選択手段とをさらに備え、
    前記印刷手段は、前記選択手段が選択した印刷ジョブを印刷する
    ことを特徴とする請求項11から13までのいずれか1項に記載の印刷システム。
  15. 情報処理装置から印刷ジョブを受信して印刷処理を実行する印刷装置における印刷方法であって、
    前記印刷ジョブの利用者を識別する利用者識別情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにより入力された前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブの送信を前記情報処理装置へ要求する要求ステップと、
    前記要求ステップの要求に関連する時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、一致した印刷ジョブを前記情報処理装置から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップが受信した前記印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する印刷ステップと
    を有することを特徴とする印刷方法。
  16. 印刷処理を実行する印刷装置へ印刷ジョブを送信する情報処理装置の情報処理方法であって、
    前記印刷ジョブを記憶する記憶ステップと、
    前記印刷ジョブの利用者を識別する利用者識別情報にかかる印刷ジョブの送信要求を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップが受信した前記送信要求に関連する時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、一致した印刷ジョブを前記印刷装置に送信する送信ステップと
    を有することを特徴とする情報処理装置の情報処理方法。
  17. 印刷処理を実行する印刷システムにおける印刷方法であって、
    前記印刷ジョブを記憶する記憶ステップと、
    前記印刷ジョブの利用者を識別する利用者識別情報を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップによる前記利用者識別情報の入力に関連した時間が、前記利用者識別情報にかかる印刷ジョブを実行するように指定された時間であって、該印刷ジョブに対応付けられている実行時間に一致する場合に、一致した印刷ジョブを印刷する印刷ステップと
    を有することを特徴とする印刷方法。
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