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JP2007030329A - スクリーン印刷機 - Google Patents

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JP2007030329A JP2005216582A JP2005216582A JP2007030329A JP 2007030329 A JP2007030329 A JP 2007030329A JP 2005216582 A JP2005216582 A JP 2005216582A JP 2005216582 A JP2005216582 A JP 2005216582A JP 2007030329 A JP2007030329 A JP 2007030329A
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Abstract

【課題】 スクリーン印刷の際に、プリント基板を基板支持台に確実に密着させること。
【解決手段】 上流側装置より搬送されてきたプリント基板Pが基板ストッパ22に当接して停止する。次に、吸着治具3が上昇して、搬送コンベア1、1上の前記基板Pを上昇させた後に基板クランプ機構5の可動部7の押圧体7Bが前方へ移動し、基板Pを固定部6に押圧してクランプする。そして、シリンダ28が作動して揺動体25Aを押しやって支軸24を支点として基板押え部材27を揺動させ、揺動体25A、25Bに支持された支軸26に設けられた複数のローラー29が下方へ移動して基板Pを上方から吸着治具3に押圧する。この押圧後に、駆動モータ11の駆動によりネジ軸10が回動し、移動テーブル14及び第1取付体18と共に基板押え部材27の複数のローラー29が基板Pの搬送方向と直交する方向に該基板Pを押圧しながら移動する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、上流側装置から搬送されてきたプリント基板を基板クランプ機構によりクランプして、基板支持台上に吸着保持した状態の前記プリント基板にスキージの移動によりスクリーン版を介してクリーム半田を塗布して印刷するスクリーン印刷機に関する。
この種のスクリーン印刷機は、例えば特許文献1などで知られているが、一般に基板クランプ機構は一対のクランプ部材から構成し、基板支持台上に支持した状態の前記プリント基板にスキージをいずれかの前記クランプ部材方向に移動させることにより印刷するものである。
しかし、基板クランプ機構がプリント基板をクランプする際に、プリント基板を基板支持台上に吸着保持して、プリント基板の反りや歪みを矯正しているが、この反りや歪みが大きいと、吸着保持できないことがあるため、下降した基板押え部材でプリント基板を基板支持台に押えながら吸着している。
特開2002−29026号公報
しかし、基板押え部材でプリント基板を基板支持台に押える部分は点であって、プリント基板全体を押えるものでないため、十分にプリント基板を基板支持台に密着させることができず、スクリーン印刷の際のクリーム半田のにじみやブリッジの原因となっていた。
そこで本発明は、スクリーン印刷の際に、プリント基板を基板支持台に確実に密着させることを目的とする。
このため第1の発明は、上流側装置から搬送されてきたプリント基板を基板クランプ機構によりクランプして、基板支持台上に吸着保持した状態の前記プリント基板にスキージの移動によりスクリーン版を介してクリーム半田を塗布して印刷するスクリーン印刷機において、前記基板支持台上に吸着保持した状態の前記プリント基板を上方から押圧しながら移動する基板押え部材を設けたことを特徴とする。
第2の発明は、上流側装置から搬送されてきたプリント基板を基板クランプ機構によりクランプして、基板支持台上に吸着保持した状態の前記プリント基板にスキージの移動によりスクリーン版を介してクリーム半田を塗布して印刷するスクリーン印刷機において、往復移動可能に設けられた取付体に支軸を支点として揺動可能に設けられた基板押え部材を設け、駆動源により押圧されると前記基板押え部材が揺動してその一部を構成する複数のローラーが前記基板支持台上に吸着保持した状態の前記プリント基板を上方から押圧し、且つ複数の前記ローラーが該プリント基板を上方から押圧しながら移動することを特徴とする。
本発明は、スクリーン印刷の際に、プリント基板を基板支持台に十分に密着させ、プリント基板とスクリーン版との密着性を向上させることができるから、クリーム半田のにじみやブリッジが防止でき、特に薄いプリント基板や腰の弱いプリント基板、既にリフロー済みで反っているプリント基板などに好適である。
以下、図面に基づき、本発明のスクリーン印刷機の実施の形態を説明する。1、1はプリント基板Pを搬送するための一対の搬送コンベアで、上流側装置から受け継いだプリント基板Pを所定位置まで搬送するものである。2は図示しない昇降機構により上下動するバックアップベースで、このベース2上には天面に開口して真空源に連通する複数の多数の吸着孔が開設された基板支持台である吸着治具3が設けられる。
5は基板クランプ機構で、上流側装置から一対の前記搬送コンベア1、1を介して搬送されてきたプリント基板Pが上下動可能な基板ストッパ6に当接して停止した後にバックアップ用の前記吸着治具3が上昇し、その後にこのプリント基板Pをクランプするものである。この基板クランプ機構5はプリント基板Pの搬送方向と直交する方向のプリント基板Pの両端部をクランプするもので、機体前側に配設される一方のクランプ部材である固定部6と、この固定部6に対向するように機体後側に配設される他方のクランプ部材である可動部7とから構成され、前記可動部7は不動の脚体7Aとこの脚体7Aに沿って前後方向に移動可能な押圧体7Bとから構成される。従って、プリント基板Pをクランプする際には、図示しない駆動源により可動部7の押圧体7Bが前方へ(図1の右方へ)移動して、プリント基板Pを固定部6に押圧してクランプするものである。
10は駆動モータ11の運転によりカップリング12を介して回動するネジ軸で、このネジ軸10の回動によりナット13に固定された移動テーブル14下面のスライド15がガイド16に沿って摺動して移動テーブル14がプリント基板Pの搬送方向と直交する方向に移動する。従って、この移動テーブル14に固定された第1取付体18に固定された第2取付体19もナット13及び移動テーブル14と共にプリント基板Pの搬送方向と直交する方向に移動する。
なお、前記第2取付体19には認識カメラ20が固定され、この認識カメラ20によりスクリーン21Aとその支持枠21Bから成るスクリーン版21及びプリント基板Pに付された位置合わせマークが撮像される。22はその駆動源により上下動可能な基板ストッパで、下降すると上流側装置より一対の搬送コンベア1、1を介して搬送されてきたプリント基板Pがこの基板ストッパ22に当接して停止する。
27は前記第1取付体18に固定された一対の支持体23に揺動可能に支持された基板押え部材で、詳述すると、この基板押え部材27は一対の前記支持体23に支持された支軸24に回動可能に設けられたその揺動体25A、25Bに支持された支軸26により揺動可能に支持され、前記第1取付体18に固定されたシリンダ28のロッドが伸びて一方の前記揺動体25Aが押しやられると前記支軸24を支点として基板押え部材27が揺動して、下方へ移動して前記揺動体25A、25Bに支持された支軸26に間隔を存して回動可能に支持された複数のローラー29がプリント基板Pを上方から吸着治具3に押圧可能となる。
以上の構成により、以下スクリーン印刷機の動作について説明する。運転スタートボタンを押すと、上流側装置より一対の搬送コンベア1、1を介して搬送されてきたプリント基板Pが下降した基板ストッパ22に当接して停止する(図1、図2及び図3参照)。
次に、図示しない駆動源の駆動により吸着治具3が上昇して、搬送コンベア1、1上のプリント基板Pを上昇させ、この上昇後に図示しない駆動源により基板クランプ機構5の可動部7の押圧体7Bが前方へ移動し、プリント基板Pを固定部6に押圧してクランプする。そして、シリンダ28が作動して伸びたロッドが支軸24を支点として基板押え部材27を揺動させる。即ち、シリンダ28のロッドが伸びると、一方の前記揺動体25Aを押しやって前記支軸24を支点として基板押え部材27を揺動させ、前記揺動体25A、25Bに支持された支軸26に設けられた複数のローラー29が下方へ移動してプリント基板Pを上方から吸着治具3に押圧する(図4参照)。
この基板押え部材27の揺動後に、駆動モータ11の駆動によりネジ軸10が回動し、移動テーブル14下面のスライド15がガイド16に沿って摺動して移動テーブル14に固定された第1取付体18に固定された第2取付体19もナット13及び移動テーブル14と共にプリント基板Pの搬送方向と直交する方向に移動する。
そして、この移動により、複数のローラー29がプリント基板Pをほぼ全域にわたり押圧しながら移動することとなるので、プリント基板Pに多少の反りがあっても、吸着治具3の天面にプリント基板Pを密着させることができる。この場合、ローラー29の押圧移動動作は往復動作をしてもよいが、1プリント基板P当り1往動作のみの交互動作を行う。
このように支持した状態で、認識カメラ20も前述したように、駆動モータ11の駆動により移動することができ、スクリーン版21及びプリント基板Pに付された位置合わせマークが撮像される。
次いで、認識カメラ20及び基板押え部材27などを図示しない駆動源の駆動により後退させ、認識カメラ20により撮像された画像を認識処理装置が認識処理して、算出されたプリント基板Pと印刷スクリーン21Aとの位置ずれ量に基づいて制御装置(図示せず)が吸着治具3やスクリーン版21を補正移動させ、更に駆動源の駆動により吸着治具3を印刷位置(印刷レベル)まで上昇させる(図5参照)。
この吸着治具3の上昇及び図示しないスキージによりスクリーン21Aにプリント基板Pを押し付けて、スキージがスクリーン21Aの上面を摺動することにより、印刷スクリーン21A上に供給されているクリーム半田をプリント基板P上にパターン印刷する。この印刷が終了すると、吸着治具3の吸引動作を停止して版離れ動作を行い、バックアップベース2と共に吸着治具3が下降し、可動部7の押圧体7Bが固定部6から離間する方向に移動してプリント基板Pのクランプが解除される。次いで、コンベヤ1、1が駆動されてプリント基板Pがクランプ位置から排出されて、下流側装置に受け渡される。このような上述した動作が繰り返されて、多数枚のプリント基板Pに順次印刷処理が施されてゆく。
なお、前述したように、搬送コンベア1、1上のプリント基板Pを上昇させ、この上昇後に図示しない駆動源により基板クランプ機構5の可動部7の押圧体7Bが前方へ移動し、プリント基板Pを固定部6に押圧してクランプし、吸着治具3を印刷位置(印刷レベル)まで上昇させたが、このときのスクリーン21Aを前記固定部6及び可動部7の押圧体7Bに開設された複数の吸着孔を介して吸引して、プリント基板Pとスクリーン21Aとをより確実に密着させてもよい。
以上本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の代替例、修正又は変形を包含するものである。
上流側装置からプリント基板が搬送されて来る状態のスクリーン印刷機の左側面図である。 スクリーン印刷機の正面図である。 基板ストッパが下降した状態を示すスクリーン印刷機の正面図である。 吸着治具が上昇し、基板押え部材が揺動した状態を示すスクリーン印刷機の正面図である。 印刷のために吸着治具が上昇した状態を示すスクリーン印刷機の正面図である。
符号の説明
3 吸着治具
5 基板クランプ機構
6 固定部
7 可動部
21 スクリーン版
21A スクリーン
27 基板押え部材
29 ローラー

Claims (2)

  1. 上流側装置から搬送されてきたプリント基板を基板クランプ機構によりクランプして、基板支持台上に吸着保持した状態の前記プリント基板にスキージの移動によりスクリーン版を介してクリーム半田を塗布して印刷するスクリーン印刷機において、前記基板支持台上に吸着保持した状態の前記プリント基板を上方から押圧しながら移動する基板押え部材を設けたことを特徴とするスクリーン印刷機。
  2. 上流側装置から搬送されてきたプリント基板を基板クランプ機構によりクランプして、基板支持台上に吸着保持した状態の前記プリント基板にスキージの移動によりスクリーン版を介してクリーム半田を塗布して印刷するスクリーン印刷機において、往復移動可能に設けられた取付体に支軸を支点として揺動可能に設けられた基板押え部材を設け、駆動源により押圧されると前記基板押え部材が揺動してその一部を構成する複数のローラーが前記基板支持台上に吸着保持した状態の前記プリント基板を上方から押圧し、且つ複数の前記ローラーが該プリント基板を上方から押圧しながら移動することを特徴とするスクリーン印刷機。
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