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JP2007025923A - 印刷システム - Google Patents

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JP2007025923A
JP2007025923A JP2005205070A JP2005205070A JP2007025923A JP 2007025923 A JP2007025923 A JP 2007025923A JP 2005205070 A JP2005205070 A JP 2005205070A JP 2005205070 A JP2005205070 A JP 2005205070A JP 2007025923 A JP2007025923 A JP 2007025923A
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Takao Shudo
孝夫 首藤
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Konica Minolta Business Technologies Inc
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Konica Minolta Business Technologies Inc
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Abstract

【課題】アプリケーションがメモ領域を付加する機能を持っていなかったとしても、自由にメモ領域を設けることが出来る印刷システムを提供する。
【解決手段】アプリケーションにおいて作成した文書をプリンタに出力する際に用いられるプリンタドライバにおいて、その設定画面中にメモ用紙の印刷設定を行う項目を有し、メモ用紙を印刷すると設定された場合には、メモ用紙となる空白領域をページ中に或いは新たなページとして挿入する

【選択図】
図4

Description

本発明は、プレゼンテーション用等において所望ページにメモ用紙を印刷することのできる印刷システムに関する。
マーケティングやリサーチの業務を行う中で、プレゼンテーションは仕事を自分の思った通りに進めたり、業務を獲得したりする上で大事なイベントである。このプレゼンテーションに先立って、作成する配布用の資料は、通常、特定のオフィスツールを用いて行われている。
配布用の資料は、参加者の注意を惹くように色々工夫されている。注目して欲しい箇所を着色するとか、太文字にするとか、字体を変えるとか、更にはメモ欄を付加するとかである。これらの内、多くのものは、複数のオフィスツールにおいてサポートされている。
ところが、メモ欄を付加する機能は、多くのアプリケーションにおいてサポートされておらず、特定のアプリケーションでしか行うことが出来ない。
なお、従来技術は、文献公知ではないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
このため、その機能を持たないアプリケーションでプレゼン資料を作成している際には、意識してメモ書きする領域を設ける必要があり、煩雑な作業を強いられることになり、効率が悪いと言う課題がある。
本発明は、上記課題に鑑み,アプリケーションがメモ領域を付加する機能を持っていなかったとしても、自由にメモ領域を設けることが出来る便利な手段を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、アプリケーションにおいて作成した文書をプリンタに出力する際に用いられるプリンタドライバにおいて、その設定画面中にメモ用紙の印刷設定を行う項目を有し、メモ用紙を印刷すると設定された場合には、メモ用紙となる空白領域をページ中に或いは新たなページとして挿入することを特徴
としている。
上記構成によれば、文書作成アプリケーションが、メモ挿入機能を備えていない場合においても、操作者は、希望するなら、メモ用紙を印刷シート上に作成することができ、文書作成アプリケーションによって定まる機能制約から解放される。このため、アプリケーション選択の自由度が高まるし、プレゼンテーション等の作業を魅力的にアレンジすることが出来る。
ここで、前記メモ用紙はユーザが指定した任意のデータを利用可能とすることができる。例えば文書名、作成者名、作成日時などをメモ領域に印刷しておくと、メモ記入事項の一部となり、その分、メモ記入者の作業を軽減できる。
さらに、N枚の原稿を1枚のシート上に集約印刷する設定において、メモ用紙を挿入する場合は、N-M枚(N、Mは正の整数で、N>M)の原稿と原稿M枚分の空白ページとを集約して印刷するようにすることが出来る。
このようにすると、集約印刷の場合にも、各シートの一部に必ずメモ領域を設定できることになり、便利である。
原稿部分に十分な余白があると判断した場合には、該当ページに対してはメモ用紙の追加を行わない若しくは、該当ページの余白部分にメモエリアを自動的に作成する構成で実施することも出来る。
この構成とすれば、余白が十分にある場合においても、更に別途にメモ領域を確保するといった、無駄を無くすことが出来る。
また、章の先頭ページを奇数ページに配置して両面印刷を実行するCHAPTER機能を利用した印刷の場合において、メモ用紙の挿入は、章の最終ページに空白ページを設けることとする。
このようにすると、章単位でメモを残すことが出来、纏まりが良い。
また、原稿/メモ付き同時印刷が指示された場合には、原稿そのままの状態での印刷とメモ用紙を挿入する印刷とを交互に行う構成と
することができる。
この構成であると、原稿そのままの印刷はプレゼンテーション用として、メモ月印刷は、参加者に配布する資料として利用できる。
以下、本発明に係る印刷システムの実施の形態を、図面を用いて説明する。
[全体構成]
図1は、複数台の端末T1、T2、T3・・・がネットワークNを介してネットワークプリンタPと接続されてなる印刷システムを示している。
各端末T1、T2・・・とネットワークプリンタPとは、TCP/IPプロトコルにより通信可能とされている。
[端末の構成]
各端末T1、T2・・・は、図2に示すようにOSと、OS上で動作する文章編集アプリケーション1、プリンタドライバ2とから構成される。OSは、描画プログラム3、スプーラ4、ポートモニタ5、TCP/IPスタック6等からなる。
描画プログラム3は、円や、四角などの図形、文字、ビットマップなどを描画するために用意されたコマンドの集まりであって、アプリケーション1からの依頼に対して、図形や文字のデータを、EMF(Enhanced Metafile)形式で作成する。作成されたEMFデータは、スプーラ4によって一端、端末のハードディスクに保存される。一旦保存するのは、プリンタが複数の端末からの印刷データを同時に受け付けることができないからである。
プリンタ側が、例えばプリンタサーバを介してネットワークに繋がっている場合には、プリンタサーバに印刷データを保存することが出来るので、端末側でのデータの保存は不要で、描画プログラムが作成したEMFデータをプリンタドライバ2で変換後、直ちに送出することができる。
[プリンタドライバ]
プリンタドライバ2は、スプールされたEMFデータをプリンタPが解釈できるPDL等の形式(RAW)に変換する他、アプリケーション1ではサポートされていない印刷形式を設定、選択することが出来る。図3は、ユーザが印刷の依頼をすることによってプリンタドライバが起動された場合に、端末画面に表示されるプリンタドライバの設定画面である。この画面中のプロパティボタン21を押すと、図4に示すプロパティ画面が表示される。この画面において、「メモ用紙」タブ20を選択すると、同図に示すように「メモ用紙」を挿入するか否かの選択をするラジオボタン22、メモ用紙の「挿入形態」を選択するラジオボタン23、プルダウンメニュ24、「メモの形態」を選択するラジオボタン25、プルダウンメニュ26等を有した画面が表示される。メモ用紙を挿入しないラジオボタン22Bを押すと、「挿入形態」の入力、「メモの形態」の入力は出来なくなる。メモ用紙を挿入するラジオボタン22Aを押すと、「挿入形態」、「メモの形態」いずれにも入力できる。「挿入形態」で、各ページのラジオボタン23Aを押すと、印刷する各ページにメモ用紙が設定される。なお、ここでいうメモ用紙は、印刷用紙の例えば下側に確保された、メモを記入するのに必要な面積を持つ白紙領域を意味している。メモ用紙の位置、大きさは、随時設定できる。
「挿入形態」で、選択ページのラジオボタン23Bを押すと、プルダウンメニュ24から選択できるようになる。図5Aは、プルダウンメニュの項目を示している。この項目の中から、任意の1項目を選択することが出来る。自動のラジオボタン23Cを押すと、メモ用紙を挿入するか否かの判断まで自動的に行い、そのまま印刷すると、ページに余白がなくなると判断すると、途中から印字を止めて、メモ用の余白を確保するし、そのまま印字しても、余白が確保できるなら、別途にメモ用の領域を確保することはしない。
「メモの形態」から空白作成ラジオボタン25Aを押すと、メモ用紙として空白領域が確保される。ユーザ指定ラジオボタン25Bを押すと、プルダウンメニュ26からいずれかの項目を選択することが出来る。図示例では、文書ファイル名/作成者名を付加する選択が出来るようにしている。その他、作成日時、印刷日時、プリンタ機種等の任意のデータを選択できるようにしても良い。
このようにプロパティ画面から印刷形態を選択し、OKボタンをおすと、設定内容が確定し、プリンタドライバ2から印刷データをプリンタに送付する際に、同時に印刷形態指定用のコントロール情報として送付される。
なお、従来のプリンタドライバは、上記のようにメモ用紙設定画面を備えてはいない。従って、既存のプリンタドライバのソフトウエアを編集して、上記設定画面を呼び出したり、表示させたり、ユーザが項目の選択をすれば、それに応じてプリンタへのコマンドを追加、修正する必要がある。ただし、プリンタドライバは、ユニバーサルドライバという一種の汎用ドライバを用いており、デバイスごとに異なる情報をパラメータとして与えることにより、特定プリンタに対応するプリンタドライバを容易に開発できるものである。OSがWINDOWS(登録商標) Ver.3.1では、SystemディレクトリのUNIDRV.DLLがユニバーサルドライバライブラリファイルであり、ここに、図4、図5A、Bに示した内容に対応するエスケープシーケンスを記述するだけで、後はユニバーサルドライバが適切なプリンタコードを生成する。従って、本実施の形態で用いるプリンタドライバは既存のドライバとは異なるが、ユニバーサルドライバを用いていることと、ユニバーサルドライバライブラリファイルに希望する処理を記述することにより、プリンタコードを自動生成することが出来るので、図4、5に示すプロパティ画面並びにその説明だけで、当業者であれば、希望するプリンタドライバを作成することが出来るものである。
[端末の動作]
次に、再び、図2を参照して、ポートモニタ5は、デバイスドライバの1つで、OSのプリントサービスと実際のプリンタとの間を仲介する。
TCP/IPスタック6は、インターネット等で標準的に用いられているプロトコルであり、OSI参照モデルの第3層と第4層に相当する。
上記端末T1、T2・・・の処理動作を要約すると、次の通りである。ユーザがアプリケーション1に印刷を指示すると、アプリケーション1は描画プログラム3にデータの作成を依頼する。この依頼に対して、描画プログラム3は、EMF形式でデータを作成し、一旦、スプーラ4によってハードディスクに保存する。スプールされたEMFデータは、プリンタドライバ2によって、RAWデータに変換され、ポートモニタを通じて、LAN経由でネットワークプリンタへ送信される。このとき、ユーザは、プロパティ画面で、メモ用紙に関する詳細な設定をしているので、その情報もRAWデータと共にプリンタに送出される。
[ネットワークプリンタ]
ネットワークプリンタPは、多機能プリンタであり、縮小/拡大コピーは勿論、2in1、4in1といった集約印刷、両面印刷、章の先頭を奇数ページに配置するCHAPTER機能、原稿とメモ付き原稿の同時印刷ができる原稿/メモ付き印刷といった広範な印刷が可能である。原稿/メモ付き同時印刷機能を除く、上記各機能をもったプリンタは既に公知である。原稿/メモ付き同時印刷機能は、それが選択されると、1部は原稿を印刷し、もう1部はメモ領域が確保された原稿を印刷することが出来る。これは、原稿はOHP用に、メモ付き原稿は視聴者の手元に配布するために用いるためである。
[ネットワークプリンタの動作]
図6は、プリンタPがいずれかの端末T1、T2、T3・・・から印刷データを受信したときに動作するプログラムの処理を示すフローチャートである。
印刷データを受信すると(S1)、そのデータにプリンタドライバによって付加されたコマンドを検出し、メモ用紙を挿入する指示があるか否か(S2)、指示がある場合において、各ページに挿入する設定か(S3)、自動判断により挿入する設定か(S4)、集約印刷での挿入か(S5)、CHAPTER印刷の指定か(S6)、原稿/メモ付きの同時印刷指示であるか(S7)を判断する。
メモ無しの指示の場合は(S2)、通常の印刷処理(S8)を行う。メモ付き指示があって各ページに挿入する設定であると(S2&S3)、図7の処理に進む。先ず、1ページ分の印刷データを取得する(S11)。このステップS11の処理を少し詳しく解説する。
[メモ領域確保処理]
印刷データはジョブ単位に端末からIPパケットに格納して、LAN経由で送られて来る。1ジョブの印刷データが1ページの場合は、1ページ分相当のパケット数で送られるし、1ジョブが複数ページに亘っている場合はそのページ分相当のパケット数で送られてくる。プリンタは最後のパケットを受信することにより、1ジョブ当たりの印刷データの受信を終了する。このため、プリンタは、ジョブ単位に印刷データを一時保存する。ステップS11の1ページ分の印刷データの取得は、一時保存した1ジョブ当たりの印刷データから、印刷を実行する1ページ分を切り出す処理を意味している。
そして、切り出した1ページ分の印刷データを、80%に縮小する(S12)。縮小によって、用紙に20%の余白が出来、これをメモ領域として利用する。用紙上のどの位置に余白を配置するかは、任意であるが、この実施例では、用紙の下部に配置することとしている。
メモ領域を確保できたら、続いて、メモ形態の設定を行う(S13)。この処理は、図4の印刷設定画面において「メモの形態」で選択された状態に応じて、設定をするものである(S61)。印刷データと共に送られてくる、コマンド中に、空白指定のコマンドがあれば、何らの設定をすることなく、直ちにリターンする。一方、コマンド中に、文書ファイル名/作成者名を記入するコマンドがあれば、それらの情報を印刷データから或いは受信したパケットのヘッダから取得し(S62)、メモ領域にそれらの情報を配置する(S63)。なお、前記情報がパケットヘッダにも無い場合は、依頼端末に問い合わせ、編集アプリケーション1の保存する書誌的事項を送付してもらうことも可能である。
[メモ枠設定]
また、メモの形態がメモ枠を印刷する設定になっていれば、印刷モードがカラーかモノクロかに応じて(S64)、枠色を決定する(S65)。
上記いずれかの設定が完了すれば、処理は、図7のステップS14に進み、印刷を行う。図13(A)は、メモの形態として空白を設定した場合の、印刷結果を示す。図中、D1は、80%に縮小された印刷データ、D2は、空白のメモ領域である。図13(B)は、文書ファイル名等をメモ領域に配置した例を示している。図13(C)は、メモ枠を記載した例を示している。D3がメモ領域で、Lがメモ枠である。
以上のようにして残りページがなくなるまで(S15)、1ページずつ印刷を行い、残りページがなくなった段階で印刷処理を終了する。
[メモ挿入の自動判断]
次に、図6に戻って、メモ挿入が自動判断に委ねられている場合は(S4)、図8に進む。この自動判断は、既述したように印刷データに余白がある場合は、新たなメモ領域は作成しないで、余白が無い場合にメモ領域を作成するものである。
図8において、先ず、1ページ分の印刷データを取得して(S21)、そのページにメモ領域相当の余白があるか否か判定する。この判定は、文字数から判定してもいいし、連続する無文字領域の縦サイズ、横サイズを求め、その大きさから判定することも出来る。これらの処理は、画像処理技術においては困難性無く、実施できる。
メモ領域相当の大きさの余白がある場合は、改めて余白を確保することなくメモ形態の設定へ進む(S24)。一方、余白が無い場合は、図7の目も領域設定処理と同様、印刷データを80%に縮小して、余白を強制的に確保し(S23)、メモ形態設定処理に進む(S24)。メモ形態設定処理は、図12に示したとおりであり、既に説明したので、繰り返しの説明は省略する。この後、1ページ分の印刷データの印刷を行う(S25)。そして、印刷データが残っている限り(S26)、S21から25までの処理を繰り返し、残存データがなくなると、印刷処理を終了する。
[集約印刷]
次に、図6において、集約印刷が選択されている場合には(S5)、処理は図9に進む。集約印刷として、ここでは「4in1」が選択され、4ページ分の印刷データを1ページの用紙に縮小して印刷する設定になっている場合を例にとって説明する。従って、N=4である。先ず、プリンタ内に保存している全印刷データから3ページ分の印刷データを取得し(S31)、各ページを1/4に縮小する(S321)。そして、縮小後の印刷データ3ページ分と1/4に縮小された空白ページ1ページ分との合計4ページ分を仮想の用紙サイズ内に配置する(S33)。この後、メモ形態設定を行って(S34)、印刷する(S35)。保存している印刷データがある限り、S31〜S35の処理を繰り返し、残存データがなくなれば(S36)、印刷を終了する。図14は、集約印刷された例を示している。図中、D5・・・は、印刷データ、D6はメモ領域である。
[CHAPTER印刷]
次に図6において、CHAPTER印刷でメモ付き指示があった場合(S6)、処理は図10に進む。
CHAPTER印刷は、複数ページを両面印刷する場合において、原稿の何ページと何ページを表面に印刷する旨の指定がある場合の印刷モードをいう。例えば原稿の1ページ目と4ページ目とを表面にする指定がされていると、1ページ目が表面に印刷され、2ページ目をその裏面に、3ページ目を2枚目の用紙の表面に、と印刷した後、4ページ目を印刷する場合には、3ページ目の裏面を空白で残して、3枚目の用紙の表面に印刷する。あたかも、3ページ目までが第1章、4ページから後が次の章というように章構成をとるところからこのように呼ばれている。
図10において、先ず、1章分の印刷データを取得する(S41)。上記例であると、3ページまでの印刷データが取得されることになる。取得した章の最終ページが奇数か偶数回収の判定を行い(S42)、奇数ページの場合は、直接メモ用紙の設定処理へ進む(S44)。偶数ページの場合は、メモ用シートを1枚繰り出す指示をして後(S43)、メモ用紙設定処理を行う(S44)。1章が奇数ページであると、最後の用紙の裏面は余白となるので、これをメモ用紙と利用することが出来る。一方、偶数ページの場合は、最後の用紙の裏面まで印刷データが存在する。このため、余分に1ページ繰り出して、メモ用紙とするのである。この場合は、最後の用紙の裏表2ページが空白になる。
上記のようにしてメモ用紙を確保した後、1章分の印刷をする(S45)。これが終われば次の章について同様な処理を行い、最後の章に至るまでこれを繰り返す(s46)。全ての章の印刷が完了すれば、処理を終了する。
[原稿/メモ付き同時印刷]
図6に戻って、原稿/メモ付き同時印刷が選択されていると(S7)、処理は図11に進む。
原稿/メモ付き同時印刷は、既述したように、1枚は原稿そのままの印刷、もう1枚はメモ付き原稿を印刷する処理である。印刷枚数は原稿枚数の2倍になる。
図11において、1ページ分の印刷データを取得すると(S51)、そのまま印刷する(S52)。これによって、原稿のコピーが印刷される。続いて、その印刷に用いたと同じ印刷データを、80%に縮小し(S53)、余白20%部分にメモ領域を設定する。そして、メモ形態の設定を行い(S54)、設定後の印刷データを印刷する(s55)。以下、残存印刷データが無くなるまで、S51〜S55の処理を繰り返し、残存データが無くなると(S56)、処理を終了する。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものでは無く、本発明の技術思想の範囲内で、改変実施可能である。そのような例を以下に列挙する。
・ メモ用紙は、実施の形態では、シートの下側20%の領域に設定しているが、場所としては、上側でも、中央でも、或いは左右いずれかの端部でも構わない。また、領域の広さも、シートの10%程度でも、30%程度でもよく、原稿の種類とか印刷条件等に応じて適宜選択することが出来る。
・ 印刷モードにカラーとモノクロがある場合には、メモ用紙はカラー用として、例えばメモ領域が赤の枠で囲まれたシートを、モノクロ用として、メモ領域が黒の枠で囲まれたシートをあらかじめ用意し、カラーモードに応じて適切なメモ用紙のシートが繰り出されるようにすることができる。或いは、
・ 実施の形態においては、N枚の原稿を1枚のシート上に集約印刷する設定において、メモ用紙を挿入する場合は、N-1枚の原稿と1枚の空白ページとを集約して印刷するようにしているが、メモ用紙は、複数ページ設定することも出来る。
・ 原稿/メモ付き同時印刷が指示された場合には、原稿そのままの状態での印刷とメモ用紙を挿入する印刷とを交互に行う構成としているが、これに加えて、原稿画像についてはOHPへの出力とし、メモ付き原稿の画像については通常用紙というように異なる用紙への出力を指定を可能と摺ることも出来る。
文章作成ソフトがサポートしていない場合でも、プリンタドライバによりメモ用紙を印刷文書中に作成できる。
本発明の実施の形態に係る印刷システムの構成を示す図である。 端末の構成を示す図である。 ユーザが印刷指示をしたときに表示されるプロパティ画面を示す。 メモ用紙設定のプロパティ画面である。 プルダウンメニュ内の項目を示す図である。 プリンタの印刷処理動作を制御するフローチャートである。 各ページにメモ用紙を設定する処理を示すフローチャートである。 自動判断によりメモ用紙を設定する処理を示すフローチャートである。 集約印刷をする場合にメモ用紙設定処理を示すフローチャートである。 CHAPTER印刷を行う場合のメモ用紙設定処理を示すフローチャートである。 原稿/メモ付き同時印刷を設定した場合の処理を示すフローチャートである。 メモ形態の設定処理を示すフローチャートである。 メモ用紙を設定した例を示す図である。 集約印刷の例を示す図である。
符号の説明
T1、T2、T3 端末
P プリンタ

アプリケーション
2 プリンタドライバ
3 描画プログラム
4 スプーラ
5 ポートモニタ
6 TCP/IPスタック
20 メモ用紙タブ、
21 プロパティボタン
22A、B、23A、B、C、25A、B ラジオボタン、
24 プルダウンメニュ

Claims (9)

  1. アプリケーションにおいて作成した文書をプリンタに出力する際に用いられるプリンタドライバにおいて、その設定画面中にメモ用紙の印刷設定を行う項目を有し、メモ用紙を印刷すると設定された場合には、メモ用紙となる空白領域をページ中に或いは新たなページとして挿入することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記メモ用紙はユーザが指定した任意のデータを利用可能としたことを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  3. N枚の原稿を1枚のシート上に集約印刷する設定において、メモ用紙を挿入する場合は、N-M枚(N、Mは正の整数で、N>M)の原稿と原稿M枚分の空白ページとを集約して印刷することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷システム。
  4. 前記Mが1であり、原稿が優先的に配置され、空白ページはの余白部分に配置されることを特徴とする請求項3に記載の印刷システム。
  5. 原稿部分に十分な余白があると判断した場合には、該当ページに対してはメモ用紙の追加を行わない若しくは、該当ページの余白部分にメモエリアを自動的に作成することを特徴とする請求項1、2、3に記載の印刷システム。
  6. 章の先頭ページを奇数ページに配置して両面印刷を実行するCHAPTER機能を利用した印刷の場合において、メモ用紙の挿入は、章の最終ページに空白ページを設けることであることを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  7. 原稿/メモ付き同時印刷が指示された場合には、原稿そのままの状態での印刷とメモ用紙を挿入する印刷とを交互に行うことを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  8. メモ欄には文書ファイル名/作成者名等の文書ファイル情報を文書ファイルから自動的に取得することにより付加することを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  9. メモ用紙の挿入機能はプリンタ側に有し、プリンタドライブからはプリンタに対してメモ用紙の挿入を意味するコマンドを送出することを特徴とする請求項1〜8に記載の印刷システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012208853A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Riso Kagaku Corp 印刷制御装置及びプリンタドライバプログラム
JP2012226678A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Konica Minolta Business Technologies Inc 情報処理装置、画像処理装置、画像形成装置、及び、プログラム
JP2018037777A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び画像形成方法

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