JP2007017148A - 調湿装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 加湿運転中の調湿装置は、第2吸着熱交換器(82)が凝縮器となって残りの吸着熱交換器が蒸発器となる第1動作と、第3吸着熱交換器(83)が凝縮器となって残りの吸着熱交換器が蒸発器となる第2動作と、第1吸着熱交換器(81)が凝縮器となって残りの吸着熱交換器が蒸発器となる第3動作とを順に繰り返す。例えば、第1動作中には、蒸発器となっている第1吸着熱交換器(81)が第1空気中の水分を吸着する。また、凝縮器となっている第2吸着熱交換器(82)では、吸着剤が再生されて第2空気が加湿される。また、蒸発器となっている第3吸着熱交換器(83)では、第2吸着熱交換器(82)で水分と熱を付与された第2空気が冷却される。調湿装置は、第2吸着熱交換器(82)で加湿されて第3吸着熱交換器(83)で冷却された第2空気を室内へ供給する。
【選択図】 図5
Description
参考技術1について説明する。本参考技術は、湿度調節した空気を室内へ供給する調湿装置(10)である。
上記調湿装置(10)の構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。尚、ここでの説明で用いる「上」「下」「右」「左」「前」「後」「手前」「奥」は、何れも本参考技術の調湿装置(10)を前面側から見た場合のものを意味している。
上記調湿装置(10)は、冷媒回路(70)を備えている。この冷媒回路(70)は、冷媒が充填された閉回路であって、ケーシング(11)内に収納されている。
上記調湿装置(10)は、加湿運転を行う。加湿運転中の調湿装置(10)は、冷蔵倉庫から排出される庫内空気から水分を回収し、回収した水分で加湿した外気を冷蔵倉庫内へ供給する。加湿運転中の調湿装置(10)では、第1動作と第2動作と第3動作とが順に繰り返し行われる。
第1動作中の調湿装置(10)では、第1吸着熱交換器(81)が吸着動作の対象となり、第2吸着熱交換器(82)が再生動作の対象となり、第3吸着熱交換器(83)が冷却動作の対象となる。
調湿装置(10)は、第1動作を所定の時間(例えば5〜6分間)だけ行うと、第1動作を終了して第2動作を開始する。第1動作から第2動作への切り換えは、第1吸着熱交換器(81)が飽和状態となって水分を吸着できなくなったタイミングで行うのが望ましい。
調湿装置(10)は、第2動作を所定の時間(例えば5〜6分間)だけ行うと、第2動作を終了して第3動作を開始する。第2動作から第3動作への切り換えは、第2吸着熱交換器(82)が飽和状態となって水分を吸着できなくなったタイミングで行うのが望ましい。
本参考技術の調湿装置(10)では、再生動作の対象となっている吸着熱交換器で水分と熱を付与された第2空気を、吸着剤が既に比較的多くの水分を吸着している吸着熱交換器へ送っている。このため、既に水分を吸着している吸着熱交換器(81,82,83)を利用することで、水分と熱の両方を付与されてしまった第2空気から熱だけを奪い取ることができる。従って、本参考技術によれば、水分と熱を供給された空気をそのまま室内へ供給する従来の場合に比べ、加湿運転中の調湿装置(10)が室内へ供給する第2空気の温度を低下させることができる。そして、例えば冷蔵倉庫内を調湿装置(10)で加湿するような場合であっても、加湿に伴う冷却負荷の増大を抑制することができる。
上記調湿装置(10)の加湿運転では、庫外空気から水分を奪い取り、奪い取った水分で加湿した庫内空気を庫内へ送り返すようにしてもよい。ここでは、この加湿運転を行う場合の調湿装置(10)の動作について、庫内の換気を行う加湿運転中の動作と異なる点を説明する。
参考技術2について説明する。本参考技術は、上記参考技術1の調湿装置(10)において、冷媒回路(70)の構成を変更したものである。
本参考技術の調湿装置(10)においても、加湿運転中には、第1動作と第2動作と第3動作とが順に繰り返し行われる。ここでは、各動作時における冷媒回路(70)の動作について説明する。なお、各動作時における空気の流れは、上記参考技術1の場合と同様である。
第1動作中の調湿装置(10)では、第1吸着熱交換器(81)が吸着動作の対象となり、第2吸着熱交換器(82)が再生動作の対象となり、第3吸着熱交換器(83)が冷却動作の対象となる。
第2動作中の調湿装置(10)では、第1吸着熱交換器(81)が冷却動作の対象となり、第2吸着熱交換器(82)が吸着動作の対象となり、第3吸着熱交換器(83)が再生動作の対象となる。
第3動作中の調湿装置(10)では、第1吸着熱交換器(81)が再生動作の対象となり、第2吸着熱交換器(82)が冷却動作の対象となり、第3吸着熱交換器(83)が吸着動作の対象となる。
本発明の実施形態について説明する。本実施形態は、湿度調節した空気を室内へ供給する調湿装置(10)である。
加湿運転中の調湿装置(10)において、吸着側通路(91)へは第1空気としての庫外空気が取り込まれ、再生側通路(92)へは第2空気としての庫外空気が取り込まれる。
本実施形態の調湿装置(10)では、再生側通路(92)を流れる間に水分と熱を付与された第2空気を、吸着ロータ(90)のうち吸着側通路(91)で水分を吸着した部分が移動してくる冷却側通路(93)へ送り、吸着ロータ(90)のうち冷却側通路(93)を横断する部分を通過させている。このため、吸着ロータ(90)のうち既に水分を吸着している部分を利用することで、水分と熱を付与された第2空気から熱だけを奪い取ることができる。従って、本実施形態によれば、水分と熱を供給された空気をそのまま室内へ供給する従来の場合に比べ、加湿運転中の調湿装置(10)が室内へ供給する第2空気の温度を低下させることができ、調湿装置(10)が第2空気を供給する冷蔵倉庫内の冷却負荷の増大を抑制できる。
上記参考技術1及び2の調湿装置(10)には、顕熱交換器を追加してもよい。この顕熱交換器は、第1空気として取り込まれた直後の庫内空気と、加湿され冷却されて庫内へ供給される直前の第2空気とを熱交換させる。このような顕熱交換器を追加すれば、換気のために庫内から排出される庫内空気をも第2空気の冷却に利用できる。
91 吸着側通路
92 再生側通路
93 冷却側通路
94 加熱用熱交換器(再生手段)
Claims (6)
- 表面に担持された吸着剤を空気と接触させる複数の吸着用素子(81,82,83)と、該吸着用素子(81,82,83)の吸着剤を加熱して再生するための再生手段(70)とを備え、
上記各吸着用素子(81,82,83)について、第1空気中の水分を吸着剤に吸着させる吸着動作と、上記再生手段(70)により吸着剤を再生して第2空気を加湿する再生動作と繰り返し行い、
加湿された第2空気を室内へ供給して除湿された第1空気を室外へ排出する加湿運転が可能となっている調湿装置であって、
上記加湿運転中には、上記再生動作が行われている一の吸着用素子で加湿された第2空気を、上記吸着動作が終了して再生動作が始まる前の他の吸着用素子を通過させて冷却する冷却動作が行われる
ことを特徴とする調湿装置。 - 表面に担持された吸着剤を空気と接触させる第1,第2及び第3の吸着用素子(81,82,83)と、上記各吸着用素子(81,82,83)の吸着剤を加熱して再生するための再生手段(70)とを備え、
第1空気中の水分を第1の吸着用素子(81)に吸着させ、上記再生手段(70)により再生される第2の吸着用素子(82)で加湿した第2空気を第3の吸着用素子(83)で冷却する第1動作と、
第1空気中の水分を第2の吸着用素子(82)に吸着させ、上記再生手段(70)により再生される第3の吸着用素子(83)で加湿した第2空気を第1の吸着用素子(81)で冷却する第2動作と、
第1空気中の水分を第3の吸着用素子(83)に吸着させ、上記再生手段(70)により再生される第1の吸着用素子(81)で加湿した第2空気を第2の吸着用素子(82)で冷却する第3動作とを順次繰り返して行い、
加湿されて冷却された第2空気を室内へ供給して除湿された第1空気を室外へ排出する加湿運転が可能となっている
ことを特徴とする調湿装置。 - 請求項2において、
通過する空気を熱媒体と熱交換させると共に空気側の表面に吸着剤を担持する吸着熱交換器(81,82,83)が上記吸着用素子として設けられ、
第1動作中には第2の吸着熱交換器(82)へ、第2動作中には第3の吸着熱交換器(83)へ、第3動作中には第1の吸着熱交換器(81)へそれぞれ加熱用の熱媒体を供給する熱媒体回路(70)が再生手段として設けられている
ことを特徴とする調湿装置。 - 請求項3において、
上記熱媒体回路(70)は、第1動作中には第1及び第3の吸着熱交換器(81,83)へ、第2動作中には第1及び第2の吸着熱交換器(81,82)へ、第3動作中には第2及び第3の吸着熱交換器(82,83)へそれぞれ冷却用の熱媒体を供給するように構成されている
ことを特徴とする調湿装置。 - 請求項4において、
熱媒体回路(70)は、圧縮機(71)と膨張機構(72,73,74)とを備えて熱媒体としての冷媒を循環させて冷凍サイクルを行い、圧縮機(71)から吐出された高圧冷媒を加熱用の熱媒体として、膨張機構(72,73,74)を通過した低圧冷媒を冷却用の熱媒体としてそれぞれ吸着熱交換器(81,82,83)へ供給するように構成されている
ことを特徴とする調湿装置。 - 除湿対象の第1空気が流通する吸着側通路(91)と、
加湿対象の第2空気が流通する再生側通路(92)と、
上記再生側通路(92)の終端に連続して第2空気が流通する冷却側通路(93)と、
上記吸着側通路(91)、上記再生側通路(92)、及び上記冷却側通路(93)を横断するように配置されて表面に担持された吸着剤を空気と接触させる吸着用素子(90)と、
上記吸着用素子(90)のうち上記再生側通路(92)を横断する部分の吸着剤を加熱して再生するための再生手段(94)とを備え、
上記吸着用素子(90)のうち吸着側通路(91)を横断していた部分が冷却側通路(93)と再生側通路(92)を順に通過してから吸着側通路(91)へ戻るように該吸着用素子(90)を移動させ、上記再生側通路(92)で吸着用素子(90)を通過する際に加湿された後に上記冷却側通路(93)で吸着用素子(90)を通過する際に冷却された第2空気を室内へ供給し、上記吸着側通路(91)で吸着用素子(90)を通過する際に除湿された第1空気を室外へ排出する加湿運転が可能となっている
ことを特徴とする調湿装置。
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