Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2007058414A - 計算機のログ管理プログラム、そのログ管理方法、及び計算機システム - Google Patents

計算機のログ管理プログラム、そのログ管理方法、及び計算機システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007058414A
JP2007058414A JP2005241144A JP2005241144A JP2007058414A JP 2007058414 A JP2007058414 A JP 2007058414A JP 2005241144 A JP2005241144 A JP 2005241144A JP 2005241144 A JP2005241144 A JP 2005241144A JP 2007058414 A JP2007058414 A JP 2007058414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
log
data
processing
log information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005241144A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Ichikawa
正也 市川
Hirofumi Nagasuga
弘文 長須賀
Hidetomo Sanpei
英智 三瓶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2005241144A priority Critical patent/JP2007058414A/ja
Priority to US11/299,827 priority patent/US20070050425A1/en
Publication of JP2007058414A publication Critical patent/JP2007058414A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0766Error or fault reporting or storing
    • G06F11/0775Content or structure details of the error report, e.g. specific table structure, specific error fields
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0706Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment
    • G06F11/0709Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment in a distributed system consisting of a plurality of standalone computer nodes, e.g. clusters, client-server systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0706Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment
    • G06F11/0715Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment in a system implementing multitasking
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0766Error or fault reporting or storing
    • G06F11/0784Routing of error reports, e.g. with a specific transmission path or data flow
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0766Error or fault reporting or storing
    • G06F11/0787Storage of error reports, e.g. persistent data storage, storage using memory protection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】 計算機システムを構成しているいずれかの計算機が動作不能になっても、分散処理の一連の流れを追跡できるようにする。
【解決手段】 計算機100AのアプリケーションP120が、一連の処理中の一部の処理を計算機100Bに依頼する(S106)。一連の処理に対して発行されたIDが付されている計算機100Aのログ情報は、計算機100Aのログ送信P152により、計算機Bに送られ(S110)、計算機100Bのログ情報受信P153がこのログ情報を受信してログバッファ160に格納する(S221,222)。計算機100BのアプリケーションP120は依頼された処理を実行し、この処理結果を計算機100Aに返す(S206)。依頼された処理の実行で生じた前記IDが付されている計算機100Bのログ情報は、計算機100Bのログ送信P152により、計算機100Aに送られ(S210)、計算機100Aのログ情報受信P153がこのログ情報を受信してログバッファ160に格納する(S121,222)。
【選択図】 図12

Description

本発明は、一連の処理を複数の計算機で分散処理する計算機システム、これらの計算機での処理実行過程で生成されるログ情報を管理する計算機のログ管理プログラム、計算機のログ管理方法に関する。
多くの計算機システムは、処理履歴をログという形で保存している。障害発生時には、このログを参照し、原因を分析するための手段として利用している。近年、計算機システムの構成は、複雑化しており、一つのタスクを複数の計算機で処理する、つまり分散処理するケースも見られるようになってきている。このような分散処理を行う計算機システムでは、障害発生時に複数の計算機毎の各ログを参照して処理の流れを追跡する必要があり、保守作業が極めて複雑で面倒である。
分散処理を行う計算機システムのログの参照を容易にし、保守作業を支援する技術として、以下の特許文献1に記述されている技術がある。この技術は、複数の計算機の各ログを一台の保守用計算機に収集し整形して表示させる技術である。この技術により、保守員は複数の計算機に跨るタスクにおいても一元化されたログを参照できるため、保守性の向上、ひいては障害復旧の時間短縮という効果が期待できる。
特開2004−227360号公報
しなしながら、ログ参照は、その多くがシステム障害時に行うにも関わらず、特許文献1に記載の技術では、計算機システムを構成している複数の計算機のうちのいずれかの計算機に障害が発生して動作不能になっていると、その計算機のログを参照できず、処理の流れを途中までしか追跡できないという問題点がある。
そこで、本発明は、このような従来技術の問題点に着目し、計算機システムを構成しているいずれかの計算機が動作不能になっても、分散処理の一連の流れを追跡することができるログ管理プログラム、ログ管理方法、及び計算機システムを提供することを目的とする。
前記問題点を解決するためのログ管理プログラムに係る発明は、
一連の処理を複数の計算機で分散処理する際に、該一連の処理の実行過程で生成される各処理毎のログ情報を管理する計算機のログ管理プログラムにおいて、
前記計算機の処理過程で生成されるログ情報を該計算機内の記憶領域に記憶する自処理ログ記憶ステップと、
前記計算機が他の計算機にデータを送信して該データを他の計算機に処理させた際に、該他の計算機による該データに関連する処理で生成されたログ情報を該他の計算機から受信し、及び、他の計算機が該計算機にデータを送信して該データを該計算機に処理させる際に、該他の計算機による該データに関連する処理で生成されたログ情報を該他の計算機から受信するログ受信ステップと、
前記ログ受信ステップで受信した前記ログ情報を前記記憶領域内に記憶する他処理ログ記憶ステップと、を前記計算機に実行させることを特徴とする。
ここで、前記ログ管理プログラムにおいて、
前記計算機が他の計算機にデータを送信して該データを該他の計算機に処理させる際に、該計算機による該データに関連する処理で生成されたログ情報を該他の計算機に送信し、及び、他の計算機が該計算機にデータを送信して該データを該計算機に処理させた際に、該計算機による該データに関連する処理で生成されたログ情報を該他の計算機に送信するログ送信ステップを前記計算機に実行させることが好ましい。
また、前記問題点を解決するための計算機のログ管理方法に係る発明は、
一連の処理を複数の計算機で分散処理する際に、該一連の処理の実行過程で生成される各処理毎のログ情報を管理する計算機のログ管理方法において、
前記計算機の処理過程で生成されるログ情報を該計算機内の記憶領域に記憶する自処理ログ記憶工程と、
前記計算機が他の計算機にデータを送信して該データを他の計算機に処理させた際に、該他の計算機による該データに関連する処理で生成されたログ情報を該他の計算機から受信し、及び、他の計算機が該計算機にデータを送信して該データを該計算機に処理させる際に、該他の計算機による該データに関連する処理で生成されたログ情報を該他の計算機から受信するログ受信工程と、
前記ログ受信工程で受信した前記ログ情報を前記記憶領域内に記憶する他処理ログ記憶工程と、を含むことを特徴とする。
前記問題点を解決するための計算機システムは、
複数の計算機を備え、一連の処理を複数の該計算機で分散処理する際に、該一連の処理の実行過程で生成される各処理毎のログ情報を管理する計算機システムにおいて、
複数の前記計算機のうちの第一の計算機は、プロセッサと記憶領域とを備え、
前記第一の計算機の前記プロセッサは、
前記第一の計算機の処理過程で生成されるログ情報を該第一の計算機内の前記記憶領域に記憶する自処理ログ記憶ステップと、
複数の前記計算機のうちの第二の計算機に未処理データを送信する処理データ送信ステップと、
前記第二の計算機から未処理データを受信する処理データ受信ステップと、
前記処理データ送信ステップで前記第二の計算機に前記未処理データを送信したことにより、該第二の計算機による該未処理データに関連する処理で生成されたログ情報を、該第二の計算機から受信し、及び、前記第二の計算機が前記未処理データを送信する過程で、該第二の計算機による該未処理データに関連する処理で生成されたログ情報を、該第二の計算機から受信するログ受信ステップと、
前記ログ受信ステップで受信した前記ログ情報を前記記憶領域内に記憶する他処理ログ記憶ステップと、
を実行し、
前記第二の計算機は、プロセッサを備え、
前記第二の計算機の前記プロセッサは、
前記第一の計算機から送信された前記未処理データを受信する処理データ受信ステップと、
前記第一の計算機に前記未処理データを送信する処理データ送信ステップと、
前記第二の計算機の前記処理データ受信ステップで受信した前記第一の計算機からの前記未処理データに関連する処理で生成された前記ログ情報を前記第一の計算機に送信し、前記第二の計算機の前記処理データ送信ステップで前記未処理データを送信する過程で、該未処理データに関連する処理で生成されたログ情報を該第一の計算機に送信するログ送信ステップと、
を実行することを特徴とする。
本発明によれば、一連の処理を分散処理する複数の計算機のうち、ある計算機と他の計算機との間で、一方の計算機の処理中に生成されたログ情報を互いに冗長的に保存するため、いずれかの計算機が動作不能になっても、分散処理の一連の流れを追跡することができる
以下、本発明に係る計算機システムの一実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態の計算機システムは、図1に示すように、複数の計算機100A,100B相互がネットワーク200で接続されているものである。このネットワーク200には、同図では、以下の説明を簡略化するために、二台の計算機100A,100Bが接続されているようにしか描いていないが、さらに多くの計算機が接続されていてもよいし、他の機器が接続されていてもよい。
各計算機100A,100Bは、いずれも、メインプロセッサ101と入出力プロセッサ(以下、IOP:Input Output Processor)102と通信アダプタ103とディスク制御装置104とディスク装置105とメモリ110とを備えている。
メモリ110には、メインプロセッサ101が実行する、アプリケーションプログラム120、ID発行プログラム130、処理データ転送プログラム140、ログ管理プログラム150等が記憶されている。また、このメモリ110には、ログ管理テーブルが展開されるログバッファ160の領域、通信先管理テーブル170の領域も確保されている。
アプリケーションプログラム120は、1つまたは複数存在し、トランザクション処理などの業務を行う。なお、実際には、このアプリケーションプログラム120を実行するメインプロセッサ101がトランザクション処理などの業務を行うのであるが、ここでは、説明を簡便化するためにプログラムを主体として説明している。また、以下の説明においても、プログラムの実行によるメインプロセッサ101の動作説明に関して、同様とする。
ID発行プログラム130は、アプリケーションプログラム120が外部から処理要求を受けたとき、この要求で実行する一連の処理、つまりトランザクションに対し計算機システム全体で識別可能な処理IDを割り当てるプログラムである。なお、全てのアプリケーションプログラム120自身が処理IDを割り当てる場合には、このID発行プログラム130は不要であることは言うまでもない。
処理データ転送プログラム140は、アプリケーションプログラム120が他の計算機のアプリケーションプログラムに処理を要求する場合に、未処理データを送受信する、さらに、他の計算機のアプリケーションプログラムで処理した処理結果データを送受信するプログラムである。この処理データ転送プログラム140は、データの送受信の際、IOP102を用いて通信アダプタ102を制御し、ネットワーク20を介してデータを送受信する。なお、通信のためのデバイスドライバが別に存在し、介在する構成であってもよい。
この処理データ転送プログラム140は、より具体的には、図2に示すように、処理データ送信プログラム141と処理データ受信プログラム142とを有している。処理データ送信プログラム141は、アプリケーションプログラム120により呼び出され、他の計算機のアプリケーションプログラム120が処理する未処理データを、又は自計算機のアプリケーションプログラム120が処理した処理結果データを、他の計算機の処理データ受信プログラム142に送信する。処理データ受信プログラム142は、他の計算機の処理データ送信プログラム141から送信されてきた未処理データ又は処理結果データを受信し、アプリケーションプログラム120に渡す。
ログ管理プログラム150は、アプリケーションプログラム120から記録要求されたログ情報をログバッファ160に記録すると共に、このログ情報を他の計算機に送信し、他の計算機からログ情報を受信するプログラムである。このログ管理プログラム150は、ログ情報を送信する際、送信先を通信先管理テーブル170の内容に基づき決定し、また、他の計算機からログ情報を受信した際には、当該ログ情報を自計算機のアプリケーション120のログ情報とマージしてログバッファ160に記録する。
このログ管理プログラム150は、より具体的には、図3に示すように、ログ記録プログラム151とログ送信プログラム152とログ受信プログラム153とを有している。ログ記録プログラム151は、アプリケーションプログラム120からログ情報の記録要求を受け、ログバッファ160にログ情報を格納する。ログ送信プログラム152は、処理データ転送プログラム140からの送信要求を受けて、ログバッファ160に記憶されているログ情報を他の計算機へ送信する。ログ受信プログラム153は、他の計算機から送信されてきたログ情報を受信し、ログバッファ160に、自計算機のログ情報とマージして格納する。
ログバッファ160は、自計算機内で生成されたログ情報および他の計算機で生成され送信されてきたログ情報を格納するメモリ110上の領域である。ログバッファ160内の記録内容は、後述するように、他の計算機からログ情報を受信して、このログバッファ160にこのログ情報を格納した際に、ディスク装置105へ格納される。
ログ情報61は、図4に示すように、ID発行プログラム130が発行したID、つまり一つのトランザクションに対し計算機システム全体で識別可能な処理IDデータ62と、一連の処理での各処理毎の処理内容を表すログコンテンツ64と、一連の処理内での各処理の処理順を示す連番データ63と、を有している。このログ情報61は、パケット化された状態で送受信される。このパケットで、処理IDデータ62、連番データ63、ログコンテンツ64以外の領域61,65には、他の情報を格納しもよい。
以上のログ情報61が格納されるログバッファ160やディスク装置105には、図5に示すように、ログ管理テーブル161が展開されている。このログ管理テーブル161には、ログ情報61を構成する処理ID62、連番63及びログコンテンツ64を格納するために、処理IDデータ欄162、連番データ欄63、ログコンテンツ欄64が設けられている。さらに、このログ管理テーブル161には、ログ情報を送信したか否かを示す送信済みフラグ欄165も設けられている。この送信済みフラグ欄165には、未送信のログ情報に対して「0」が格納されて、送信済みのログ情報に対しては「1」が格納される。
通信先管理テーブル170は、ID発行プログラム130が発行した処理IDと、未処理データ又は処理結果データの送信先となる計算機との関連付けを管理するテーブルである。この通信先管理テーブル170の内容は、処理データ転送プログラム140及びログ管理プログラム150によって更新される。また、この通信先管理テーブル170のテーブルエントリは、図6に示すように、ID発行プログラム130が発行した処理ID172と、未処理データ又は処理結果データの送信先となる計算機ID173とを有している。なお、このエントリの空き171には、他の情報を格納してもよい。
次に、各プログラムの動作、正確には各プログラムを実行した際のプロセッサ101の動作について説明する。
まず、図7に示すフローチャートに従って、処理データ転送プログラム140の処理データ送信プログラム141での処理手順について説明する。
処理データ送信プログラム141は、アプリケーションプログラム120から未処理データ又は処理結果データの送信要求に伴って、このアプリケーションプログラム120から、このデータ自体と、このデータの処理ID及び送信先の計算機IDとを受け付ける(S10)。続いて、この処理データ送信プログラム141は、通信先管理テーブル170の先頭エントリを参照する(S11)。この際、参照すべきエントリが無い、又はテーブルが空きの場合(S12)は、全エントリを検索したものとしてステップ15に進む。また、参照すべきエントリがある場合には、このエントリの処理IDとステップ10で受け付けた処理IDとが同じであるか否か、及び、このエントリの計算機IDとステップ10で受け付けた計算機IDとが同じであるか否かを判断し、いずれも同じでればステップ16に進み、いずれか一方でも同じでなければステップ14に進んで次のエントリを参照し、ステップ12に戻る。
ステップ12の判断で、全エントリを検索したと判断し、ステップ15に進むと、通信先管理テーブル170にエントリを追加し、このエントリに、ステップ10で受け付けた処理ID及び計算機IDを格納し、ステップ16に進む。以上のように更新された通信先管理テーブル170は、後述するように、ログ情報の送信時の送信先データとして使用される。
ステップ16では、ステップ10で受け付けたデータを、計算機IDが示す計算機に送信する。この際、送信するデータには、このデータの処理ID、送信元である自計算機IDも含ませる。
最後に、ステップ10で受け付けた処理IDをパラメータとして、ログ送信プログラム152を呼び出して、処理データの送信処理を終了する。なお、このログ送信プログラム152の呼び出しは、後述するように、データの送信に同期させて、このデータ送信先の計算機に、自計算機のログを送信させるためである。
次に、図8に示すフローチャートに従って、処理データ転送プログラム140の処理データ受信プログラム142の処理手順について説明する。
処理データ受信プログラム142は、他の計算機から未処理データ又は処理結果データ及びその処理IDを受信すると(S20)、このデータ及び処理IDをアプリケーションプログラム120に渡して処理を終了する(S21)。なお、アプリケーションプログラム120にデータや処理IDを渡す際、自計算機IDや、このデータの転送元の計算機IDをアプリケーションプログラム120に渡すようにしてもよい。
次に、図9に示すフローチャートに従って、ログ管理プログラム150のログ記録プログラム151の処理手順について説明する。
ログ記録プログラム151は、アプリケーションプログラム120のログコンテンツ生成を契機に、このアプリケーションプログラム120から、ID発行プログラム130が発行した処理ID、及びログコンテンツを受け取る(S30)。ログ記録プログラム151は、処理ID及びログコンテンツを受け取ると、図5に示すログ管理テーブル161から、ステップ30で受け取った処理IDと同じ処理IDのエントリを検索し(S31)、ログ管理テーブル161内に同じ処理IDが無ければ(S32)、ステップ30で受け取った処理IDは新たな処理IDであるとして、連番を1に設定する(S33)。また、ログ管理テーブル161内に同じ処理IDが有れば(S32)、この処理IDが付されているエントリのうちで最後の連番が付されているエントリを捜し、この最後の連番に+1した値を連番として設定する(S34)。最後に、ログ管理テーブル161にエントリを追加し、ステップ30で受け付けた処理ID及びログコンテンツを追加エントリに格納するいと共に、ステップ33又はステップ34で生成された連番を追加エントリに格納する(S35)。
なお、追加エントリとしては、新たにメモリ領域に確保してもよいし、既に使用済みのエントリを流用してもよい。また、ここでは、ログ情報中に連番を含ませているが、これを含ませなくてもよく、例えば、アプリケーションプログラム120からログコンテンツと共に、ログコンテンツが示す内容を実行した時刻を受け取り、連番の替わりに、この時刻をログ情報に含ませてもよい。
次に、図10に示すフローチャートに従って、ログ管理プログラム150のログ送信プログラム152の処理手順について説明する。
ログ送信プログラム152は、処理データ送信プログラム141から、データ送信通知及びそのデータの処理IDを受け付けると(S40)、通信先管理テーブル170から、ステップ40で受け付けた処理IDのエントリを検索し(S41)、該当エントリが有れば(S42)該当エントリの計算機IDを抽出し(S43)、該当エントリが無ければ(S42)予め定められた計算機IDを取得する(S44)。
次に、ログ送信プログラム152は、図5に示すログ管理テーブル161から、ステップ20で受け付けた処理IDのエントリを検索し、さらに、このエントリのうちから送信済みフラグが「0」のエントリを検索する(S45)。そして、この検索で得たエントリの送信済みフラグを「1」に設定した後(S46)、ステップ43又は44で得た計算機IDの計算機へ、このエントリのログ情報と共に送信済みフラグのデータを送信する(S47)。この際、ステップ45の検索で得たエントリが複数、つまりログ情報が複数ある場合には、複数のログ情報の全てを送信する。
なお、ここでは、未処理データ又は処理結果データの送信に同期して、ログ情報を送信させるために、処理データ送信プログラム141からデータ送信通知を受けることで、ログ送信プログラム152が起動するようにしているが、未処理データ又は処理結果データの送信にログ情報を同期して送信させる必要は無く、例えば、タイマにより管理された一定時間間隔毎にログ情報を送信するようにしてもよいし、ログバッファ160での記憶データ量を管理しておき、この記憶データ量が予め定めたデータ量、例えば、新たなエントリを追加できなくなるデータ量になったときに、ログ情報を送信するようにしてもよい。さらに、このログ送信プログラム152に、データの送信に同期したタイミング、予め定められた時間間隔になったタイミング、ログバッファ160のデータ記憶量が予め定められた量になったタイミング、のいずれかのタイミングでログ情報を送信するかを外部から受け付ける送信タイミング受付ステップを含ませ、この送信タイミング受付ステップで受け付けたタイミングになると、ログ情報を送信するようにしてもよい。
次に、図11に示すフローチャートに従って、ログ管理プログラム150のログ受信プログラム153の処理手順について説明する。
ログ受信プログラム153は、他の計算機からログ情報を受け付けると(S50)、受け付けたログ情報の数量分のエントリをログバッファ160のログ管理テーブル161に追加し、追加エントリにログ情報を格納する(S51)。なお、このログ情報には、ログ情報を構成する処理ID、連番、ログコンテンツの他に、送信済みフラグのデータも含まれている。また、このログ情報の格納の際、ログ情報の連番に従って、ログ情報が順番に並ぶように、ログ情報をマージして格納する。
新たなログ情報をログバッファ160に格納すると、この新たなログ情報をディスク装置105のログ管理テーブルにも格納する(S52)。このディスク装置105への記憶形式は、ログバッファ160上のイメージをそのまま記憶してもよいが、他の形式に変換してから記憶してもよい。
なお、本実施形態では、受信したログ情報をログバッファ160に格納した際(S51)に、ログバッファ160の記憶内容をディスク装置105へ格納するようにしているが(S52)、ステップ51の後のステップ52の処理を省略してもよい。この場合、定期的に、又はログバッファ160に新たなエントリを追加できなくなった時点で、ログバッファ160の記憶内容をディスク装置105へ格納するとよい。
次に、図12を用いて、主要なデータ及びログ情報の流れについて説明する。なお、ここでは、計算機100Aが外部からの処理要求を受け、一連の処理の途中で、計算機100Bに処理を要求し、計算機100Bがこの処理を行って、この処理の結果を計算機100Aに返すことを想定して、主要なデータ及びログ情報の流れと共に各プログラムの処理について説明する。また、同図では、主要なデータの流れを実線で示し、ログ情報の流れを一点鎖線で示し、その他の要求やデータ等の流れを破線で示している。
計算機100Aのアプリケーションプログラム120が外部から処理要求を受けると(S100)、ID発行プログラム130に対して処理IDの発行を要求し、ID発行プログラム130から処理IDを受け取る(S101)。以下、特に断りがない限り、計算機100A内での処理である。
次に、アプリケーションプログラム120は、外部からの処理要求に応じて処理を行い、ログの記録事象が発生すると、ログ記録プログラム151にログ記録を要求する(S102)。このとき、アプリケーションプログラム120は、ステップ101で取得した処理IDとログコンテンツをログ記録プログラム151に渡す。
ログ記録プログラム151は、図9を用いて前述したように、ログバッファ160のログ管理テーブルにエントリを追加し、アプリケーションプログラム120から受け取ったログコンテンツに対する連番を付して、ログ情報として、この連番と共に、処理ID、ログコンテンツを、ログバッファ160のログ管理テーブルの追加エントリに格納する(S103)。
一方、アプリケーションプログラム120は、処理データ送信プログラム141に対し、計算機100Bへの未処理データ送信を要求する(S104)。このとき、アプリケーションプログラム120は、送信する未処理データ、その処理ID、送信先の計算機IDを処理データ送信プログラム141に渡す。
処理データ送信プログラム141は、図7を用いて前述したように、未処理データ、処理ID、計算機IDを受け取ると、まず、通信先管理テーブル170にエントリを追加し、この追加エントリに処理ID及び計算機IDを格納した後(S105)、未処理データ及びその処理IDを計算機100Bへ送信する(S106)。そして、ログ送信プログラム152にログ送信を要求する(S107)。このとき、処理データ送信プログラムは、ログ送信要求と共に、処理IDをログ送信プログラム152に渡す。
ログ送信プログラム152は、パラメータとして渡された処理IDを基に、通信先管理テーブル170から送信先の計算機IDを取得すると共に(S108)、ログバッファ160のログ管理テーブルから該当ログ情報を取得し(S109)、計算機IDが示す計算機100Bへこのログ情報を送信する(S110)。
例えば、ステップ100での外部からの処理要求が、あるデータのライト要求である場合、計算機100Aから計算機100Bへ送られる未処理データは、ライト要求と、ライトすべきデータ等である。この未処理データが計算機100Bへ送信された段階(S106)では、ログ管理テーブル161には、図5に示すように、例えば、
1)処理IDが「10AB」、連番が「1」、ログコンテンツが「計算機Aが外部からライト要求を受付」の第一のログ情報と、
2)処理IDが同じ「10AB」、連番が「2」、ログコンテンツが「計算機Aが計算機Bへライト要求を送信」の第二のログ情報と、
が、記憶されている。なお、この段階(S106)では、いずれのログ情報の送信済みフラグ欄165には、未送信を示す「0」が設定されている。
ログ送信プログラム152は、処理データ送信プログラム141から、処理ID「10AB」のログ情報の送信要求を受けると(S107)、先に説明したログ管理テーブル161から、処理ID「10AB」で、且つフラグ欄165に「0(未送信)」が設定されているログ情報、つまり、前述の第一のログ情報と第二のログ情報とを抽出し(S109)、これらのログ情報の送信済みフラグ欄165に「1(送信済み)」を設定する(図10のS45,S46)。そして、これらのログ情報と共にこれらのフラグデータを計算機100Bへ送信する(S110)。
以下の説明は、特に断りのない場合は計算機100Bの処理である。
計算機100Aの処理データ送信プログラム106が前述のステップ106で送信した未処理データ及びその処理IDは、計算機Bの処理データ受信プログラム142に受信され(S200)、アプリケーションプログラム120に渡される(S201)。
また、計算機100Aのログ送信プログラム152が前述のステップ110で送信したログ情報等は、計算機Bのログ受信プログラム153に受信され(S221)、ログバッファ160に格納された後(S222)、ディスク装置105に格納される(S223)。なお、この時点で、このディスク装置105内のログ管理テーブル161の記録内容は、同時点での計算機100Aのログバッファ160内のログ管理テーブの記録内容と同じで、計算機100Aの第一のログ情報及び第二のログ情報である。また、これらのログ情報の送信済みフラグ欄165は、送信済みを示す「1」になっている。
計算機100Bのアプリケーションプログラム120は、ステップ201で渡された未処理データを処理し、ログ記録事象が発生すると、ログ記録プログラム151に対し、ログ記録を要求する(S202)。このとき、アプリケーションプログラム120は、ステップ201で取得した処理IDとログコンテンツをログ記録プログラム151に渡す。
計算機100Bのログ記録プログラム151も、図9を用いて前述したように、ログバッファ160のログ管理テーブルにエントリを追加し、アプリケーションプログラム120から受け取ったログコンテンツに対する連番を付して、ログ情報として、この連番と共に、処理ID、ログコンテンツを、ログバッファ160のログ管理テーブルの追加エントリに格納する(S103)。
一方、アプリケーションプログラム120は、計算機100Aから渡された未処理データの処理が終了して、処理結果データを計算機100Aに返却できる状態になると、処理データ送信プログラム141に対し、計算機100Aへの処理結果データ送信を要求する(S204)。このとき、アプリケーションプログラム120は、送信する処理結果データ、その処理ID、送信先の計算機IDを処理データ送信プログラム141に渡す。
計算機100Bの処理データ送信プログラム141も、図7を用いて前述したように、処理結果データ、処理ID、計算機IDを受け取ると、まず、通信先管理テーブル170にエントリを追加し、この追加エントリに処理ID及び計算機IDを格納した後(S205)、処理結果データ及びその処理IDを計算機100Aへ送信する(S206)。そして、ログ送信プログラム152にログ送信を要求する(S207)。このとき、処理データ送信プログラムは、ログ送信要求と共に、処理IDをログ送信プログラム152に渡す。
ログ送信プログラム152は、パラメータとして渡された処理IDを基に、通信先管理テーブル170から送信先の計算機IDを取得すると共に(S208)、ログバッファ160のログ管理テーブルから該当ログ情報を取得し(S209)、計算機IDが示す計算機100Aへこのログ情報を送信する(S210)。
例えば、前述したように、ステップ100での外部からの処理要求が、あるデータのライト要求である場合、計算機100Bから計算機100Aへ送られる処理結果データは、ライト処理終了である。この処理結果データが計算機100Aへ送信された段階(S206)では、ログバッファ160のログ管理テーブル161には、図5に示すように、例えば、
1)連番が「1」の第一のログ情報と、
2)連番が「2」の第二のログ情報との他に、
3)処理IDが「10AB」、連番が「3」、ログコンテンツが「計算機Bが計算機Aからライト要求を受信」の第三のログ情報と、
4)処理IDが同じ「10AB」、連番が「4」、ログコンテンツが「計算機Bがライト処理終了」の第四のログ情報と、
5)処理IDが同じ「10AB」、連番が「5」、ログコンテンツが「計算機Bが計算機Aへライト処理終了を送信」の第五のログ情報と、
が記憶されている。なお、この段階(S206)では、第一及び第二のログ情報の送信済みフラグ欄165には、送信済みを示す「1」が設定されているものの、第三、第四及び第五のログ情報の送信済みフラグ欄165には、未送信を示す「0」が設定されている。
ログ送信プログラム152は、処理データ送信プログラム141から、処理ID「10AB」のログ情報の送信要求を受けると(S207)、先に説明したログ管理テーブル161から、処理ID「10AB」で、且つフラグ欄165に「0(未送信)」が設定されているログ情報、つまり、前述の第三、第四及び第五のログ情報とを抽出し(S209)、これらのログ情報の送信済みフラグ欄165に「1(送信済み)」を設定する(図10のS45,S46)。そして、これらのログ情報と共にこれらのフラグデータを計算機100Aへ送信する(S210)。
以下の説明は、特に断りのない場合は計算機100Aの処理である。
計算機100Bの処理データ送信プログラム106が前述のステップ206で送信した処理結果データ及びその処理IDは、計算機Aの処理データ受信プログラム142に受信され(S111)、アプリケーションプログラム120に渡される(S112)。このアプリケーションプログラム120は、処理結果データに基づき、処理を継続するか、又は、処理要求をした外部へ処理終了を通知する(S113)
また、計算機100Bのログ送信プログラム152が前述のステップ210で送信したログ情報等は、計算機Aのログ受信プログラム153に受信され(S121)、ログバッファ160に格納された後(S122)、ディスク装置105に格納される(S123)。
この時点で、このディスク装置105内のログ管理テーブル161の記録内容は、同時点での計算機100Bのログバッファ160内のログ管理テーブの記録内容と同じである。
以上のように、本実施形態では、外部からの処理要求を単位として分散処理を行う際、この処理要求を受けた計算機の他に、この処理要求に関連する他の計算機にログ情報を送信し、このログ情報を冗長記録しているので、分散処理を行ったいずれかの計算機が動作不能になっても、分散処理の一連の流れを追跡することができる。
なお、以上の実施形態は、二台の計算機100A,100Bで構成される計算機システムを例にしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、三台以上の計算機で構成される計算機システムに対しても、本発明を適用できることは言うまでもない。例えば、計算機Aが外部から処理要求を受け、計算機Bに処理の一部を実行させ、その後、計算日Cに処理の他の一部を実行させる場合に、本発明を適用すると、計算機Aには、自計算機Aのログ情報のほかに、計算機Bでの分散処理に関するログ情報と計算機Cでの分散処理に関するログ情報とが記憶され、計算機Bには、自計算機Bのログ情報のほかに、計算機Aのログ情報が記憶され、計算機Cには、自計算機Cのログ情報のほかに、計算機Aのログ情報が記憶される。
また、以上の実施形態では、アプリケーションプログラム120が実行した処理に関するログ情報を取り扱っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、他のプログラム、例えば、ID発行プログラム130、処理データ送信プログラム141、処理データ受信プログラム142、ログ記録プログラム151、ログ送信プログラム152、ログ受信プログラム153等のコンポーネントが実行した処理に関するログ情報に関しても、本実形態と同様に、他の計算機に送信、及び他の計算機から受信し、このようなログ情報を記憶するようにしてもよい。
本発明に係る一実施形態における計算機システムのブロック構成図である。 本発明に係る一実施形態における処理データ転送プログラムの構成を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態におけるログ管理プログラムの構成を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態におけるログ情報の構成を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態におけるログ管理テーブルの構成を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態における通信先管理テーブルエントリの構成を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態における処理データ送信プログラムの処理内容を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態における処理データ受信プログラムの処理内容を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態におけるログ記録プログラムの処理内容を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態におけるログ送信プログラムの処理内容を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態におけるログ受信プログラムの処理内容を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態における主要データ及びログ情報の流れを示す説明図である。
符号の説明
100A,100B:計算機、101:メインプロセッサ、105:ディスク装置、110:メモリ、120:アプリケーションプログラム、130:ID発行プログラム、140:処理データ転送プログラム、141:処理データ送信プログラム、142:処理データ受信プログラム、150:ログ管理プログラム、151:ログ記録プログラム、152:ログ送信プログラム、153:ログ受信プログラム、160:ログバッファ、161:ログ管理テーブル

Claims (10)

  1. 一連の処理を複数の計算機で分散処理する際に、該一連の処理の実行過程で生成される各処理毎のログ情報を管理する計算機のログ管理プログラムにおいて、
    前記計算機の処理過程で生成されるログ情報を該計算機内の記憶領域に記憶する自処理ログ記憶ステップと、
    前記計算機が他の計算機にデータを送信して該データを他の計算機に処理させた際に、該他の計算機による該データに関連する処理で生成されたログ情報を該他の計算機から受信し、及び、他の計算機が該計算機にデータを送信して該データを該計算機に処理させる際に、該他の計算機による該データに関連する処理で生成されたログ情報を該他の計算機から受信するログ受信ステップと、
    前記ログ受信ステップで受信した前記ログ情報を前記記憶領域内に記憶する他処理ログ記憶ステップと、
    を前記計算機に実行させることを特徴とするログ管理プログラム。
  2. 請求項1に記載のログ管理プログラムにおいて、
    前記計算機が他の計算機にデータを送信して該データを該他の計算機に処理させる際に、該計算機による該データに関連する処理で生成されたログ情報を該他の計算機に送信し、及び、他の計算機が該計算機にデータを送信して該データを該計算機に処理させた際に、該計算機による該データに関連する処理で生成されたログ情報を該他の計算機に送信するログ送信ステップ、
    を前記計算機に実行させることを特徴とするログ管理プログラム。
  3. 請求項1及び2のいずれか一項に記載のログ管理プログラムにおいて、
    前記ログ情報には、外部からの処理要求で実行させる一連の処理に対して付され、他の一連の処理と区別し得る一意な処理識別子を含み、
    前記自処理ログ記憶ステップ及び前記他処理ログ記憶ステップでは、前記処理識別子を含むログ情報を前記記憶領域に記憶する、
    ことを特徴とするログ管理プログラム。
  4. 請求項3に記載のログ管理プログラムにおいて、
    一連の処理の実行過程で生成される各処理毎のログ情報の連番を、該ログ情報に含ませる連番発行ステップを前記計算機に実行させ、
    前記連番発行ステップでは、ログ情報に連番を含ませる際、該ログ情報の処理識別子と同じ処理識別子のログ情報のうちで最後の連番を含むログ情報の連番に1を加えた値を、該ログ情報の連番とし、該ログ情報の処理識別子と同じ処理識別子のログ情報がない場合には、連番としての最初の番号を該ログ情報の連番とする、
    ことを特徴とするログ管理プログラム。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のログ管理プログラムにおいて、
    前記ログ送信ステップでは、予め定められた時間間隔になったタイミング、前記データの送信に同期したタイミング、前記記憶領域内のデータ記憶量が予め定められた量になったタイミング、のいずれかのタイミングで、前記ログ情報を送信する、
    ことを特徴とするログ管理プログラム。
  6. 請求項5に記載のログ管理プログラムにおいて、
    前記ログ送信ステップは、予め定められた時間間隔になったタイミング、前記データの送信に同期したタイミング、前記記憶領域内のデータ記憶量が予め定められた量になったタイミング、のいずれかのタイミングでログ情報を送信するかを外部から受け付ける送信タイミング受付ステップを含み、該送信タイミング受付ステップで受け付けたタイミングになると、前記ログ情報を送信する、
    ことを特徴とするログ管理プログラム。
  7. 一連の処理を複数の計算機で分散処理する際に、該一連の処理の実行過程で生成される各処理毎のログ情報を管理する計算機のログ管理方法において、
    前記計算機の処理過程で生成されるログ情報を該計算機内の記憶領域に記憶する自処理ログ記憶工程と、
    前記計算機が他の計算機にデータを送信して該データを他の計算機に処理させた際に、該他の計算機による該データに関連する処理で生成されたログ情報を該他の計算機から受信し、及び、他の計算機が該計算機にデータを送信して該データを該計算機に処理させる際に、該他の計算機による該データに関連する処理で生成されたログ情報を該他の計算機から受信するログ受信工程と、
    前記ログ受信工程で受信した前記ログ情報を前記記憶領域内に記憶する他処理ログ記憶工程と、
    を含むことを特徴とするログ管理方法。
  8. 請求項7に記載のログ管理方法において、
    前記計算機が他の計算機にデータを送信して該データを該他の計算機に処理させる際に、該計算機による該データに関連する処理で生成されたログ情報を該他の計算機に送信し、及び、他の計算機が該計算機にデータを送信して該データを該計算機に処理させた際に、該計算機による該データに関連する処理で生成されたログ情報を該他の計算機に送信するログ送信工程、
    を含むことを特徴とするログ管理方法。
  9. 複数の計算機を備え、一連の処理を複数の該計算機で分散処理する際に、該一連の処理の実行過程で生成される各処理毎のログ情報を管理する計算機システムにおいて、
    複数の前記計算機のうちの第一の計算機は、プロセッサと記憶領域とを備え、
    前記第一の計算機の前記プロセッサは、
    前記第一の計算機の処理過程で生成されるログ情報を該第一の計算機内の前記記憶領域に記憶する自処理ログ記憶ステップと、
    複数の前記計算機のうちの第二の計算機に未処理データを送信する処理データ送信ステップと、
    前記第二の計算機から未処理データを受信する処理データ受信ステップと、
    前記処理データ送信ステップで前記第二の計算機に前記未処理データを送信したことにより、該第二の計算機による該未処理データに関連する処理で生成されたログ情報を、該第二の計算機から受信し、及び、前記第二の計算機が前記未処理データを送信する過程で、該第二の計算機による該未処理データに関連する処理で生成されたログ情報を、該第二の計算機から受信するログ受信ステップと、
    前記ログ受信ステップで受信した前記ログ情報を前記記憶領域内に記憶する他処理ログ記憶ステップと、
    を実行し、
    前記第二の計算機は、プロセッサを備え、
    前記第二の計算機の前記プロセッサは、
    前記第一の計算機から送信された前記未処理データを受信する処理データ受信ステップと、
    前記第一の計算機に前記未処理データを送信する処理データ送信ステップと、
    前記第二の計算機の前記処理データ受信ステップで受信した前記第一の計算機からの前記未処理データに関連する処理で生成された前記ログ情報を前記第一の計算機に送信し、前記第二の計算機の前記処理データ送信ステップで前記未処理データを送信する過程で、該未処理データに関連する処理で生成されたログ情報を該第一の計算機に送信するログ送信ステップと、
    を実行する、
    ことを特徴とする計算機システム。
  10. 請求項9に記載の計算機システムにおいて、
    前記第二の計算機は、記憶領域を備え、
    前記第二の計算機の前記プロセッサは、
    前記第二の計算機の処理過程で生成されるログ情報を該第二の計算機内の前記記憶領域に記憶する自処理ログ記憶ステップと、
    前記第二の計算機の前記処理データ送信ステップで前記第一の計算機に前記未処理データを送信したことにより、該第一の計算機による該未処理データに関連する処理で生成されたログ情報を、該第一の計算機から受信し、及び、前記第一の計算機が前記未処理データを送信する過程で、該第一の計算機による該未処理データに関連する処理で生成されたログ情報を、該第一の計算機から受信するログ受信ステップと、
    前記ログ受信ステップで受信した前記ログ情報を前記第二の計算機の前記記憶領域内に記憶する他処理ログ記憶ステップと、
    を実行し、
    前記第一の計算機の前記プロセッサは、
    前記第一の計算機の前記処理データ受信ステップで受信した前記第二の計算機からの前記未処理データに関連する処理で生成された前記ログ情報を前記第二の計算機に送信し、前記第一の計算機の前記処理データ送信ステップで前記未処理データを送信する過程で、該未処理データに関連する処理で生成されたログ情報を該第二の計算機に送信するログ送信ステップを実行する、
    ことを特徴とする計算機システム。
JP2005241144A 2005-08-23 2005-08-23 計算機のログ管理プログラム、そのログ管理方法、及び計算機システム Withdrawn JP2007058414A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005241144A JP2007058414A (ja) 2005-08-23 2005-08-23 計算機のログ管理プログラム、そのログ管理方法、及び計算機システム
US11/299,827 US20070050425A1 (en) 2005-08-23 2005-12-13 Log management program of a computer, log management method thereof, and computer system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005241144A JP2007058414A (ja) 2005-08-23 2005-08-23 計算機のログ管理プログラム、そのログ管理方法、及び計算機システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007058414A true JP2007058414A (ja) 2007-03-08

Family

ID=37805624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005241144A Withdrawn JP2007058414A (ja) 2005-08-23 2005-08-23 計算機のログ管理プログラム、そのログ管理方法、及び計算機システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20070050425A1 (ja)
JP (1) JP2007058414A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013105189A (ja) * 2011-11-10 2013-05-30 Ns Solutions Corp 高速情報処理システム

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4895908B2 (ja) * 2006-09-12 2012-03-14 株式会社リコー ログ転送装置、ログ転送プログラムおよび記録媒体
JP4961997B2 (ja) * 2006-12-22 2012-06-27 富士通株式会社 ストレージ装置、ストレージ装置の制御方法、及びストレージ装置の制御プログラム
US20080294705A1 (en) * 2007-05-24 2008-11-27 Jens Brauckhoff Performance Improvement with Mapped Files
DE102007058336B4 (de) * 2007-12-04 2010-01-14 Siemens Ag Fehlererfassung in einem vernetzten eingebetteten System
JP5451277B2 (ja) * 2009-09-14 2014-03-26 キヤノン株式会社 管理装置、情報処理装置、ログ情報管理方法、及びコンピュータプログラム
US8635617B2 (en) * 2010-09-30 2014-01-21 Microsoft Corporation Tracking requests that flow between subsystems using transaction identifiers for generating log data
JP6540204B2 (ja) * 2015-04-30 2019-07-10 富士通株式会社 中継装置
US10740170B2 (en) * 2016-12-08 2020-08-11 Nec Corporation Structure-level anomaly detection for unstructured logs
CN108733698B (zh) * 2017-04-19 2023-08-08 腾讯科技(深圳)有限公司 一种日志消息的处理方法及后台服务系统

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3497338B2 (ja) * 1997-01-08 2004-02-16 株式会社日立製作所 分散ログ一括管理機能付きネットワークシステム
CN100450176C (zh) * 2001-12-11 2009-01-07 艾利森电话股份有限公司 用于流媒体的数字权利管理方法和客户设备
US6928476B2 (en) * 2002-08-23 2005-08-09 Mirra, Inc. Peer to peer remote data storage and collaboration
JP4300808B2 (ja) * 2003-01-24 2009-07-22 株式会社日立製作所 統合ログ表示方法及びシステム
WO2004084474A1 (en) * 2003-03-17 2004-09-30 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method for obtaining information about a transmission capability
US7216178B2 (en) * 2003-04-04 2007-05-08 Gibson Guitar Corp. System and method for distributing music to customers over the internet using uniquely identified proprietary devices
JP4331203B2 (ja) * 2003-06-04 2009-09-16 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント ピアツーピアネットワークのためのコンテンツ分散型オーバーレイネットワーク
US20050171833A1 (en) * 2003-10-28 2005-08-04 Wolfram Jost Systems and methods for acquiring time-dependent data for business process analysis
US7209934B2 (en) * 2003-11-21 2007-04-24 Bellsouth Intellectual Property Corporation Methods, systems and computer program products for monitoring files
US20060069800A1 (en) * 2004-09-03 2006-03-30 Microsoft Corporation System and method for erasure coding of streaming media
US7707189B2 (en) * 2004-10-05 2010-04-27 Microsoft Corporation Log management system and method
WO2006131909A2 (en) * 2005-06-06 2006-12-14 Netbarrage Ltd. Method and system for monitoring and analyzing peer-to-peer users' activities over a data network

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013105189A (ja) * 2011-11-10 2013-05-30 Ns Solutions Corp 高速情報処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
US20070050425A1 (en) 2007-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4993913B2 (ja) 記憶制御装置及びそのデータ管理方法
KR100987746B1 (ko) 작업 관리 장치, 클러스터 시스템 및 작업 관리 프로그램을기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
JP2010134522A (ja) データベース管理方法、データベース管理プログラム、および、データベース管理装置
US20060236049A1 (en) Remote copy system and remote copy method
JP2007058414A (ja) 計算機のログ管理プログラム、そのログ管理方法、及び計算機システム
JP2006133894A (ja) アプリケーションフロー制御装置
JP2006277208A (ja) バックアップシステム、プログラム及びバックアップ方法
JP2004348701A (ja) 計算機システム間のデータ二重化制御方法
JP2002007182A (ja) 外部記憶装置の共有ファイル管理方式
US7099995B2 (en) Metadata access during error handling routines
JP2009009448A (ja) データ送信装置及びデータ送信方法及びプログラム
JP4246176B2 (ja) トランザクション処理方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した媒体
JP2009217587A (ja) バッチ処理装置及び方法
US7010650B2 (en) Multiple data management method, computer and storage device therefor
JP2013178685A (ja) 非同期バックアップ機能を有するデータ処理システム、フロントシステム、バックアップ方法、及びそのためのプログラム
JP2009169793A (ja) サービス管理方法とシステムおよびプログラム
US8775371B2 (en) Synchronizing an auxiliary data system with a primary data system
JP2006338197A (ja) トランザクション制御プログラム、トランザクション制御方法及びトランザクション処理システム
JP2007102794A (ja) フロントエンド処理機能を有する情報処理システム
JP5537917B2 (ja) 管理装置及びデータ処理制御装置及び管理方法及びデータ処理制御方法及びプログラム
JPH1185594A (ja) リモートコピー用情報処理システム
JP2010134583A (ja) データベース処理方法、データベース処理プログラム、および、データベース指示装置
JP2020095322A (ja) 分散ファイル装置、フェイルオーバ方法、プログラム及び記録媒体
JP2002099510A (ja) 複数トランザクション処理システム
KR100622621B1 (ko) 운영-대기(Active-Standby) 모드로이중화된 IP 통신 시스템에서 주 시스템과 부 시스템간구성 데이터를 동기화하기 위한 방법 및 그 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070711

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100108