JP2006313961A - テレビ - Google Patents
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Abstract
【課題】テレビ専用のリモコンが存在しないときであっても所定のミュート音量まで音量を容易に低下させ得るテレビを提供する。
【解決手段】音量を低下させるスイッチ操作に伴って操作部から出力される操作信号に従って音量を低下させる音量制御部を備え、音量制御部は、音量調整処理30を実行して、規定時間内に規定回数の操作信号が操作部から出力されたときに(ステップ41)、所定のミュート音量となるように音量を低下させる(消音する:ステップ42)。
【選択図】図2
【解決手段】音量を低下させるスイッチ操作に伴って操作部から出力される操作信号に従って音量を低下させる音量制御部を備え、音量制御部は、音量調整処理30を実行して、規定時間内に規定回数の操作信号が操作部から出力されたときに(ステップ41)、所定のミュート音量となるように音量を低下させる(消音する:ステップ42)。
【選択図】図2
Description
本発明は、音声ミュート機能を有するテレビに関するものである。
この種のテレビとして、ミュートスイッチ等が配設された専用のリモコンからの赤外線信号に従って制御装置がテレビの各部を総括的に制御するテレビジョン受信装置(以下「テレビ」ともいう)が特開2003−125299号公報に開示されている。このテレビでは、ミュートスイッチの操作に対応する赤外線信号がリモコンから出力されたときに、制御装置が音声の出力を停止させる(消音させる)。これにより、ミュートスイッチが再び操作されるまで消音状態が維持される。一方、特開平5−130181号公報には、テレビ用のリモコンからミュート操作時に出力される赤外線信号と同様の赤外線信号を出力可能に構成された移動電話機が開示されている。この移動電話機では、例えば外線着信時にミュート信号(ミュート操作に対応する赤外線信号)が出力される。これにより、テレビやステレオ等のAV機器からの音声の出力が停止されて、AV機器からの音声が通話の妨げとなる事態が回避される。
特開2003−125299号公報(第4−8頁)
特開平5−130181号公報(第4−5頁)
ところが、従来のテレビや移動電話機には、以下の問題点がある。すなわち、従来のテレビでは、専用のリモコンに配設されたミュートスイッチの操作によって音声の出力を停止させる構成が採用されている。この場合、近年では、ビデオデッキやDVDプレーヤ等の再生装置から出力された信号を再生するモニターとしてテレビを利用する機会が増えており、テレビ専用のリモコンではなく、再生装置等の外部機器の付属品であるリモコン(外部機器用のリモコン)を使用してテレビを遠隔操作する使用形態が一般化している。しかし、外部機器用のリモコンのなかには、上記のミュートスイッチ(消音スイッチ)が配設されていないものが数多く存在する。このため、従来のテレビには、電話の着信時や、来客時(ドアホンが鳴ったとき)に、テレビ専用のリモコンを探してミュートスイッチを操作するか、外部機器用のリモコンにおける音量低下スイッチを押し続けて(長押しして)音量を所望の状態まで徐々に低下させる必要があり、これらが非常に煩雑であるという問題点が存在する。
一方、従来の移動電話機では、外線着信時等に移動電話機からミュート信号が出力されてAV機器からの音声の出力が自動的に停止するため、外線着信時等には、テレビ専用のリモコンを探したり、外部機器用のリモコンにおける音量低下スイッチを長押ししたりする必要がなくなっている。しかし、従来の移動電話機では、例えばドアホンが鳴ったとしてもAV機器からの音声の出力を停止させることができないため、前述した従来のテレビと同様にして、来客時などには、例えば外部機器用のリモコンにおける音量低下スイッチを長押しして音量を所望の状態まで徐々に低下させる必要がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、テレビ専用のリモコンが存在しないときであっても所定のミュート音量まで音量を容易に低下させ得るテレビを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係るテレビは、音量を低下させるスイッチ操作に伴って操作部から出力される操作信号に従って当該音量を低下させる音量制御部を備え、規定時間内に規定回数の前記操作信号が前記操作部から出力されたときに、前記音量制御部が所定のミュート音量となるように前記音量を低下させる音量低下処理を実行する。なお、本発明における「音量を低下させるスイッチ操作」とは、操作回数に応じて音量を段階的に低下させる音量調整スイッチの操作を意味する。また、本発明における「所定のミュート音量」としては、無音状態(消音状態)に限定されず、電話の着信音や来客の有無を確認し得る程度の十分に低い音量が含まれる。
このテレビでは、規定時間内に規定回数の操作信号が出力されたときに、音量制御部が所定のミュート音量となるように音量を低下させる音量低下処理を実行する。したがって、このテレビによれば、このテレビ専用のリモコンが手元に存在しないときであっても、テレビ本体に配設された操作部の音量調整スイッチや、外部機器用のリモコンにおける音量調整スイッチを例えば1秒間に3回以上操作する(規定時間内に規定回数だけ操作する)だけで、ミュート音量まで音量を低下させることができる。したがって、外線の着信時(着信音が鳴ったとき)や、突然の来客時(ドアホンが鳴ったとき)にテレビ専用のリモコンを探すことなく、例えば、手元に存在するDVDプレーヤ等の外部機器用のリモコンを操作して確実かつ容易にミュート音量まで低下させることができる。
また、本発明に係るテレビは、前記操作部が遠隔操作装置であり、当該遠隔操作装置から出力された前記操作信号を受信する受信部を備え、前記音量制御部が前記受信部によって受信された前記操作信号に従って前記音量低下処理を実行する。
このテレビでは、遠隔操作装置から出力されて受信部によって受信された操作信号に従って音量制御部が音量低下処理を実行する。したがって、このテレビによれば、ミュートスイッチが存在しない各種遠隔操作装置(リモコン)を使用してミュート音量まで音量を低下させることができる。
さらに、本発明に係るテレビは、前記遠隔操作装置が外部機器用遠隔装置であり、前記音量制御部が前記外部機器用遠隔装置から出力されて前記受信部によって受信された前記操作信号に従って前記音量低下処理を実行する。
このテレビでは、外部機器用遠隔操作装置から出力されて受信部によって受信された操作信号に従って音量制御部が音量低下処理を実行する。したがって、このテレビによれば、DVDプレーヤやビデオデッキ等の外部機器用のリモコン(ミュートスイッチが存在しない各種遠隔操作装置)を使用してミュート音量まで音量を低下させることができる。
以下、本発明に係るテレビの最良の形態について、添付図面を参照して説明する。図1に示すテレビ1は、テレビ映像や、再生装置(ビデオデッキやDVDプレーヤなどのAV機器)によって再生された映像等を表示可能に構成されたリアプロジェクション型のテレビであって、リモコン2に配設された各種操作スイッチの操作による各種遠隔操作(チャンネル切り替え操作や音量調整操作など)が可能に構成されている。この場合、リモコン2は、本発明における外部機器用遠隔操作装置に相当し、一例として、テレビ1に接続されたDVDプレーヤ等の各種再生装置(図示せず)の付属品であって、再生装置を遠隔操作するための各種スイッチに加えて、テレビ1のチャンネルを切り替え操作するチャンネル切り替えスイッチ、テレビ1の音量を調整する音量調整スイッチ、およびテレビ1に表示させる映像についての入力ソース切り替えスイッチなどが配設されている。また、リモコン2は、上記の各種スイッチのスイッチ操作に対応して操作内容を特定可能な操作信号S1(一例として赤外線信号)を出力する。
一方、テレビ1は、選局処理部11、プリセット情報記憶部12、チューナ13、信号入力部14、映像音声処理部15、音声信号出力部16、スピーカ17、映像信号出力部18、表示部19、音量制御部20、本体操作部21、受信部22、スイッチ操作処理部23およびタイマー24を備えている。選局処理部11は、スイッチ操作処理部23の制御に従ってチューナ13を制御することにより、利用者によって指定されたチャンネルの放送信号S3をチューナ13に受信させる。プリセット情報記憶部12は、電源遮断時に表示しているチャンネルについてのチャンネル情報(次回の電源投入時に表示すべきチャンネルについての情報)を記憶する。チューナ13は、選局処理部11の制御に従い、指定されたチャンネルの放送信号S3を図外のアンテナで受信して映像音声処理部15に出力する。信号入力部14は、DVDプレーヤ等の各種再生装置を接続可能に構成されて、再生装置からの再生信号S4(映像信号および音声信号)を映像音声処理部15に出力する。映像音声処理部15は、一例としてIF回路、音声検波回路、映像検波回路およびA/D変換部(いずれも図示せず)などを備え、チューナ13から出力された放送信号S3や信号入力部14から出力された再生信号S4に基づく音声信号および映像信号を音声信号出力部16および映像信号出力部18に出力する。
音声信号出力部16は、映像音声処理部15から出力された音声信号を音量制御部20の制御に従って増幅してスピーカ17に出力する。スピーカ17は、音声信号出力部16から出力された音声信号の信号レベルに応じた音量で音声信号に対応する音声を出力する。映像信号出力部18は、映像音声処理部15から出力された映像信号に対する映像処理を実行して表示用信号を生成し、表示部19に出力する。表示部19は、光学エンジンおよびスクリーンパネル等(図示せず)を備え、映像信号出力部18から出力された表示用信号に基づく各種画像を表示する。具体的には、表示部19は、出力された表示用信号に基づいて光変調した投射光をスクリーンパネルに背面側から投射することで各種画像をスクリーンパネルに表示する。この場合、上記の光学エンジンは、例えば、光源と、光変調素子(一例として、デジタルマイクロミラーデバイスや液晶ライトバルブ)と、投射レンズ(いずれも図示せず)とを備えて構成されている。
音量制御部20は、スイッチ操作処理部23およびタイマー24と相俟って本発明における音量制御部を構成し、音量を低下させる旨のスイッチ操作に対応してリモコン2や本体操作部21から出力される操作信号S1,S2(以下、「音量低下を指示する操作信号S1,S2」ともいう)をスイッチ操作処理部23が受信したときに、後述する音量調整処理30(図2参照)を開始してスピーカ17から出力している音声の音量を低下または消音させる。この場合、音量制御部20は、音量低下を指示する操作信号S1,S2がリモコン2または本体操作部21から規定時間内(一例として、1秒以内)に規定回数以上(例えば3回以上)出力されたときに、音声信号出力部16を制御して所定のミュート音量(一例として、消音状態)となるように音量を調整する。また、音量制御部20は、音量低下を指示する操作信号S1,S2が規定時間内に規定回数未満(この例では、2回以下)だけ出力されたとき、または、規定時間を超えて操作信号S1,S2が出力され続けたときには、操作信号S1,S2の出力に従って音声信号出力部16を制御して音量を調整させる。本体操作部21は、本発明における操作部の他の一例であって、電源スイッチ、チャンネル切り替えスイッチおよび音量調整スイッチなどの各種操作スイッチを備え、これらの操作に対応する操作信号S2をスイッチ操作処理部23に出力する。
受信部22は、上記のリモコン2やテレビ1専用のリモコン(図示せず)から出力される操作信号S1(赤外線信号)を受信してスイッチ操作処理部23に出力する。スイッチ操作処理部23は、リモコン2からの操作信号S1の出力や本体操作部21からの操作信号S2の出力を監視し、操作信号S1,S2に従って、選局処理部11、信号入力部14および音量制御部20を制御する。具体的には、チャンネルを切り替える旨の操作信号S1,S2が出力されたときには、選局処理部11を制御して指定チャンネルの放送信号S3を受信させ、テレビ1をモニタとして使用する旨の操作信号S1,S2(ソース切り替え操作に対応する操作信号)が出力されたときには、信号入力部14を制御して再生装置からの再生信号S4を映像音声処理部15に出力させる。また、スイッチ操作処理部23は、音量を調整する旨の操作信号S1,S2が出力されたときには、音量制御部20に音量制御信号S5を出力して音量を変更させる。さらに、スイッチ操作処理部23は、音量低下を指示する操作信号S1,S2が出力されたときに、音量制御部20の制御に従ってタイマー24を制御して計時を開始させる。タイマー24は、スイッチ操作処理部23の制御に従って計時(規定時間のカウント:この例では、1秒)を開始し、規定時間の経過時点においてスイッチ操作処理部23にタイマー信号S6を出力する。
次に、テレビ1の全体的な動作について、図面を参照して説明する。このテレビ1では、リモコン2または本体操作部21の電源スイッチが操作された際に、チューナ13が選局処理部11の制御に従って直前の電源遮断時に選局されていたチャンネル(プリセット情報記憶部12に記憶されているチャンネル情報に対応するチャンネル)の放送信号S3を受信して映像音声処理部15に出力する。これに応じて、映像音声処理部15が、放送信号S3に基づく音声信号を音声信号出力部16に出力すると共に映像信号を映像信号出力部18に出力する。この際に、音声信号出力部16は、音量制御部20の制御に従い、映像音声処理部15から出力された音声信号を所定の音量となるように増幅してスピーカ17に出力する。また、映像信号出力部18は、映像音声処理部15から出力された映像信号に基づいて生成した表示用信号を表示部19に出力する。これにより、テレビ映像が表示部19のスクリーンパネルに表示されると共に、テレビ映像に対応する音声が所定の音量でスピーカ17から出力される。
一方、例えばDVDプレーヤによってDVDソフトを再生して視聴するには、リモコン2の入力ソース切り替えスイッチを操作する。この際には、リモコン2から入力ソースを切り替える旨の操作信号S1が出力され、これに応じて、スイッチ操作処理部23が信号入力部14を制御してDVDプレーヤからの再生信号S4を映像音声処理部15に出力させる。また、映像音声処理部15は、再生信号S4に基づく音声信号を音声信号出力部16に出力すると共に映像信号を映像信号出力部18に出力する。この際に、音声信号出力部16は、音量制御部20の制御に従い、映像音声処理部15から出力された音声信号を所定の音量となるように増幅してスピーカ17に出力する。また、映像信号出力部18は、映像音声処理部15から出力された映像信号に基づいて生成した表示用信号を表示部19に出力する。これにより、DVDプレーヤから出力された再生信号S4に基づく映像が表示部19のスクリーンパネルに表示されると共に、この映像に対応する音声が所定の音量でスピーカ17から出力される。
この場合、音量制御部20は、テレビ1に電源が投入された状態において、音量低下を指示する操作信号S1,S2が本体操作部21またはリモコン2から出力されたか否かを常時監視する。また、音量制御部20は、音量低下を指示する操作信号S1,S2が出力されたときに、図2に示す音量調整処理30を開始する。この音量調整処理30では、音量制御部20は、まず、音量低下を指示する操作信号S1,S2が出力された旨を表す操作検出フラグをオンに制御すると共に、この操作信号S1,S2の検出回数を特定するための操作検出カウンタを0にリセットする(ステップ31)。次いで、音量制御部20は、音声信号出力部16を制御してスピーカ17から出力している音声を1段階だけ低下させると共に(ステップ32)、スイッチ操作処理部23を制御してタイマー24による計時を開始させる(ステップ33)。続いて、音量制御部20は、上記の操作検出フラグがオンであると判別して(ステップ34)、音量を低下させるスイッチの操作状態が維持されているか否か(音量低下を指示する操作信号S1,S2が出力され続けているか否か)を判別する(ステップ35)。
この際に、例えば、利用者が音量を低下させようとしてリモコン2の音量調整スイッチ(音量を低下させるスイッチ)を所望の音量となるまで押し続けたときには、音量制御部20は、ステップ35において操作状態が維持されていると判別する。次いで、音量制御部20は、タイマー24による計時結果が規定時間(この例では、1秒)に達した時点において(ステップ36)、この音量調整処理30を終了し、音量調整スイッチの操作時間(利用者が押し続けた時間)に応じて音量を低下させる。また、例えば、利用者が音量を低下させようとしてリモコン2の音量調整スイッチ(音量を低下させるスイッチ)を1回または2回だけ操作したときには、音量制御部20は、ステップ35において操作状態が維持されていないと判別する。この際に、音量制御部20は、操作検出フラグをオフにした後に(ステップ37)、ステップ36において規定時間を経過していないと判別してステップ34に戻る。また、音量制御部20は、ステップ34において操作検出フラグがオフであると判別し、音量を低下させる旨の新たなスイッチ操作があったか否か(音量低下を指示する新たな操作信号S1,S2の出力があったか否か)を判別する(ステップ38)。
この際に、利用者が音量を低下させようとしてリモコン2の音量調整スイッチを1回だけ操作したときには、音量制御部20は、ステップ38において新たなスイッチ操作がなかったと判別し、タイマー24による計時結果が規定時間(この例では、1秒)に達した時点において(ステップ36)、この音量調整処理30を終了する。一方、利用者が音量を低下させようとしてリモコン2の音量調整スイッチを2回に亘って操作したときには、音量制御部20は、ステップ38において新たなスイッチ操作があったと判別し、音声信号出力部16を制御してスピーカ17から出力している音声を1段階だけ低下させると共に(ステップ39)、操作検出フラグを再びオンに制御すると共に操作検出カウントを1だけカウントアップする(ステップ40)。この際には、音量制御部20は、操作検出カウンタが1であると判別し(ステップ41)、ステップ36において規定時間を経過していないと判別してステップ34に戻り、操作検出フラグがオンであると判別する。次いで、音量制御部20は、ステップ35において操作状態が維持されていると判別し、タイマー24による計時結果が規定時間(この例では、1秒)に達した時点において(ステップ36)、この音量調整処理30を終了する。
一方、利用者がスピーカ17からの音声の出力を停止させようとして(消音しようとして)リモコン2の音量調整スイッチを3回以上に亘って操作したときには、ステップ34において操作検出フラグがオフであると判別し、その後に、ステップ38において、利用者による3回の操作のうちの2回目の操作を検出されて新たなスイッチ操作があったと判別し、操作検出フラグを再びオンに制御すると共に操作検出カウントを1だけカウントアップする(ステップ40)。次いで、音量制御部20は、操作検出カウンタが1であると判別し(ステップ41)、ステップ36において規定時間を経過していないと判別してステップ34に戻り、操作検出フラグがオンであると判別する。続いて、音量制御部20は、上記のステップ35,37,36を経てステップ34に再び戻り、操作検出フラグがオフであると判別してステップ38に進む。
この際に、音量制御部20は、新たなスイッチ操作(3回目の操作)があったと判別してスピーカ17から出力している音声を1段階だけ低下させた後に(ステップ39)、操作検出フラグをオン状態に維持すると共に操作検出カウントを1だけカウントアップする(ステップ40)。次いで、音量制御部20は、操作検出カウンタが2であると判別し(ステップ41)、音声信号出力部16を制御してスピーカ17からの音声の出力を停止させて(消音させて:ステップ42)、この音量調整処理30を終了する。このように、このテレビ1では、リモコン2などに配設された音量調整スイッチ(音量を低下させるスイッチ)を1秒間に1回または2回だけ操作したときや、1秒を超えて連続して操作し続けたときには、その操作状態に応じてスピーカ17から出力されている音声の音量が低下する。また、リモコン2などの音量調整スイッチ(音量を低下させるスイッチ)を1秒間に3回以上操作することにより、3回目の操作時点において、スピーカ17からの音声の出力が停止する(消音される)。
このように、このテレビ1によれば、規定時間内に規定回数の操作信号(音量を低下させる旨の操作信号S1)が出力されたときに、音量制御部20が所定のミュート音量となるように音量を低下させる音量調整処理30を実行することにより、テレビ1専用のリモコンが手元に存在しないときであっても、本体操作部21の音量調整スイッチや、外部機器としてのDVDプレーヤ用のリモコン2における音量調整スイッチを例えば1秒間に3回以上操作するだけで、スピーカ17からの音声の出力を停止させる(ミュート音量の一例である消音状態とする)ことができる。したがって、外線の着信時(着信音が鳴ったとき)や、突然の来客時(ドアホンが鳴ったとき)にテレビ1専用のリモコンを探すことなく、例えば、手元に存在するDVDプレーヤ用のリモコン2を操作して確実かつ容易に消音することができる。
また、このテレビ1によれば、リモコン2等から出力されて受信部22によって受信された操作信号S1に従って音量制御部20が音量調整処理30を実行することにより、ミュートスイッチが存在しない各種リモコンを使用してスピーカ17からの音声の出力を停止(消音)させることができる。
さらに、このテレビ1によれば、リモコン2等から出力されて受信部22によって受信された操作信号S1に従って音量制御部20が音量調整処理30を実行することにより、DVDプレーヤやビデオデッキ等の外部機器用のリモコン(ミュートスイッチが存在しない各種遠隔操作装置)を使用してスピーカ17からの音声の出力を停止(消音)させることができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、リアプロジェクション型のテレビについて上記したが、液晶表示器、プラズマ表示器および有機EL表示器等の各種表示器を備えたテレビに本発明を適用することができる。この場合、本発明におけるテレビとしては、表示器とチューナとが別体に構成された各種テレビが含まれる。また、モニター(チューナを備えていない表示装置)に本発明を適用することもできる。
1 テレビ、2 リモコン、16 音声信号出力部、17 スピーカ、20 音量制御部、21 本体操作部、23 スイッチ操作処理部、24 タイマー、30 音量調整処理、S1,S2 操作信号
Claims (3)
- 音量を低下させるスイッチ操作に伴って操作部から出力される操作信号に従って当該音量を低下させる音量制御部を備え、
前記音量制御部は、規定時間内に規定回数の前記操作信号が前記操作部から出力されたときに、所定のミュート音量となるように前記音量を低下させる音量低下処理を実行するテレビ。 - 前記操作部は、遠隔操作装置であり、当該遠隔操作装置から出力された前記操作信号を受信する受信部を備え、
前記音量制御部は、前記受信部によって受信された前記操作信号に従って前記音量低下処理を実行する請求項1記載のテレビ。 - 前記遠隔操作装置は、外部機器用遠隔装置であり、
前記音量制御部は、前記外部機器用遠隔装置から出力されて前記受信部によって受信された前記操作信号に従って前記音量低下処理を実行する請求項2記載のテレビ。
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Cited By (1)
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JP2021153296A (ja) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 映像出力装置 |
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2005
- 2005-05-06 JP JP2005134996A patent/JP2006313961A/ja not_active Withdrawn
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JP7394402B2 (ja) | 2020-03-24 | 2023-12-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 映像出力装置 |
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