JP2006351079A - ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構成で、トレイの影響を受けないようにしてトラバースメカの組立及
び分解,メンテナンス時の作業性を向上させたディスク装置を提供する。
【解決手段】トラバースメカの昇降の方向及びピックアップユニットの移動方向に対し
て略直交する方向に移動できるようにシャーシに設けられたカムスライダーと、そのカム
スライダーとのカム係合によりトラバースメカを昇降させるようにそのトラバースメカに
設けられたシフトレバーとを備え、トラバースメカをシャーシの下側より該シャーシにビ
ス止め可能とした。
【選択図】 図5
び分解,メンテナンス時の作業性を向上させたディスク装置を提供する。
【解決手段】トラバースメカの昇降の方向及びピックアップユニットの移動方向に対し
て略直交する方向に移動できるようにシャーシに設けられたカムスライダーと、そのカム
スライダーとのカム係合によりトラバースメカを昇降させるようにそのトラバースメカに
設けられたシフトレバーとを備え、トラバースメカをシャーシの下側より該シャーシにビ
ス止め可能とした。
【選択図】 図5
Description
本発明は、CD,DVD等のディスクに対して記録或いは再生を行うディスク装置に関
するものであり、特に、トラバースメカの組み付け構造に関するものである。
するものであり、特に、トラバースメカの組み付け構造に関するものである。
従来より、ディスク装置として、ディスクを載置したディスクトレイを本体内に移動さ
せ、本体内に設けたディスクホルダ(クランパー)とターンテーブルとの間にディスクを
クランプして、ディスクに対して記録或いは再生を行うようにしたものが知られている。
さらに近年、組立時等における作業性改善を図ったものが、種々提案されてきている。
せ、本体内に設けたディスクホルダ(クランパー)とターンテーブルとの間にディスクを
クランプして、ディスクに対して記録或いは再生を行うようにしたものが知られている。
さらに近年、組立時等における作業性改善を図ったものが、種々提案されてきている。
例えば、オープン状態でのトレイの強度を維持しながら、組立時及び不良による解体作
業時の作業性を向上させることが可能なディスク装置が、特許文献1に開示されている。
具体的には、トレイ収納方向端部の中央部に、実質的にU字状の切り欠き部が設けられて
いるとともに、U字状の切り欠き部のコーナー部には、トラバースの取り付け部に対応す
る円弧状の逃がし部が2個所設けられている構成としている。
業時の作業性を向上させることが可能なディスク装置が、特許文献1に開示されている。
具体的には、トレイ収納方向端部の中央部に、実質的にU字状の切り欠き部が設けられて
いるとともに、U字状の切り欠き部のコーナー部には、トラバースの取り付け部に対応す
る円弧状の逃がし部が2個所設けられている構成としている。
また、メカニズムデッキの取り付け作業性を改善するとともに、外部から衝撃が加わっ
てもメカニズムデッキを正しく昇降させるとしたディスク記録又は再生装置が、特許文献
2に開示されている。具体的には、ターンテーブルを具えてスライド体に連繋して昇降す
るメカニズムデッキは、ターンテーブルが取り付けられたサブシャーシと、スライド体に
嵌合しサブシャーシを支持する枠体を具えており、シャーシには、シャーシの斜め上方か
ら挿入されてスライド体に嵌合した枠体を上下に揺動可能に支持する保持機構が設けられ
た構成としている。
てもメカニズムデッキを正しく昇降させるとしたディスク記録又は再生装置が、特許文献
2に開示されている。具体的には、ターンテーブルを具えてスライド体に連繋して昇降す
るメカニズムデッキは、ターンテーブルが取り付けられたサブシャーシと、スライド体に
嵌合しサブシャーシを支持する枠体を具えており、シャーシには、シャーシの斜め上方か
ら挿入されてスライド体に嵌合した枠体を上下に揺動可能に支持する保持機構が設けられ
た構成としている。
また、多種類の光ディスク装置を生産するに際して、部品管理やユニット管理を簡略化
するとともに、ディスク装置の組立工程の生産性を高めるとした光ディスク装置が、特許
文献3に開示されている。具体的には、基本ユニットを単独で使用する第1使用状態と、
該基本ユニットと付加部品ユニットとを一体的に組み付けて使用する第2使用状態とで、
使用状態を択一的に選択して使用に供される構成としている。
実用新案登録第3088159号公報
特開2003−196951号公報
特開2002−175659号公報
するとともに、ディスク装置の組立工程の生産性を高めるとした光ディスク装置が、特許
文献3に開示されている。具体的には、基本ユニットを単独で使用する第1使用状態と、
該基本ユニットと付加部品ユニットとを一体的に組み付けて使用する第2使用状態とで、
使用状態を択一的に選択して使用に供される構成としている。
しかしながら、上記特許文献1に記載されているような構成においては、ターンテーブ
ルを昇降させるトラバースを、その四隅の取り付け部にてフレーム或いは昇降部材にビス
止めする構造であり、全て上方向からの組み付けとなっているため、問題が生じるおそれ
がある。
ルを昇降させるトラバースを、その四隅の取り付け部にてフレーム或いは昇降部材にビス
止めする構造であり、全て上方向からの組み付けとなっているため、問題が生じるおそれ
がある。
つまり、例えばディスクのトレイを駆動するギヤの噛み合い不良等が生じて、トレイを
スライドさせることができなくなった場合は、トラバースの取り付け部にトレイが覆いか
ぶさっているので、このままではビスを取り外せず、分解,メンテナンスが容易ではなく
なる。また、トレイにビス取り外しのためのドライバー用逃げ孔を開ける方法も考えられ
るが、製品の美観上、後部にしか設けられないので、実用的ではない。
スライドさせることができなくなった場合は、トラバースの取り付け部にトレイが覆いか
ぶさっているので、このままではビスを取り外せず、分解,メンテナンスが容易ではなく
なる。また、トレイにビス取り外しのためのドライバー用逃げ孔を開ける方法も考えられ
るが、製品の美観上、後部にしか設けられないので、実用的ではない。
また、上記特許文献2或いは特許文献3に記載されているような構成のものは、いずれ
もトレイの影響を考慮して組立,メンテナンス等の作業性改善を図ったものではなかった
。本発明は、このような問題点に鑑み、簡単な構成で、トレイの影響を受けないようにし
てトラバースメカの組立及び分解,メンテナンス時の作業性を向上させたディスク装置を
提供することを目的とする。
もトレイの影響を考慮して組立,メンテナンス等の作業性改善を図ったものではなかった
。本発明は、このような問題点に鑑み、簡単な構成で、トレイの影響を受けないようにし
てトラバースメカの組立及び分解,メンテナンス時の作業性を向上させたディスク装置を
提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、装置本体に固定のシャーシと、モータの駆動
により複数のギヤを介して前記シャーシに対して所定方向に昇降可能なトラバースメカと
、光ピックアップを有するとともに前記トラバースメカに設けられて前記モータの駆動に
より前記トラバースメカの昇降方向に略直交する方向に移動可能なピックアップユニット
とを備えたディスク装置であって、前記トラバースメカの昇降の方向及び前記ピックアッ
プユニットの移動方向に対して略直交する方向に移動できるように前記シャーシに設けら
れたカムスライダーと、前記カムスライダーとのカム係合により前記トラバースメカを昇
降させるように前記トラバースメカに設けられたシフトレバーとを備えたディスク装置に
おいて、前記トラバースメカを前記シャーシの下側より該シャーシにビス止め可能とした
ことを特徴とする。
により複数のギヤを介して前記シャーシに対して所定方向に昇降可能なトラバースメカと
、光ピックアップを有するとともに前記トラバースメカに設けられて前記モータの駆動に
より前記トラバースメカの昇降方向に略直交する方向に移動可能なピックアップユニット
とを備えたディスク装置であって、前記トラバースメカの昇降の方向及び前記ピックアッ
プユニットの移動方向に対して略直交する方向に移動できるように前記シャーシに設けら
れたカムスライダーと、前記カムスライダーとのカム係合により前記トラバースメカを昇
降させるように前記トラバースメカに設けられたシフトレバーとを備えたディスク装置に
おいて、前記トラバースメカを前記シャーシの下側より該シャーシにビス止め可能とした
ことを特徴とする。
また、前記シャーシに設けた板バネ部先端の突起部が前記カムスライダーに設けた凹部
に嵌合することにより、該カムスライダーが所定のスライド位置で仮止めされ、その仮止
め位置において前記カムスライダーに設けたカム溝の下端開放部と前記シャーシに設けた
縦溝とが連通し、前記シフトレバーより突設するボスがその連通部から前記カム溝に挿入
されるようにしたことを特徴とする。
に嵌合することにより、該カムスライダーが所定のスライド位置で仮止めされ、その仮止
め位置において前記カムスライダーに設けたカム溝の下端開放部と前記シャーシに設けた
縦溝とが連通し、前記シフトレバーより突設するボスがその連通部から前記カム溝に挿入
されるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で、トレイの影響を受けないようにしてトラバースメカの
組立及び分解,メンテナンス時の作業性を向上させたディスク装置を提供することができ
る。
組立及び分解,メンテナンス時の作業性を向上させたディスク装置を提供することができ
る。
具体的には、準備工程でトラバースメカにシフトレバーを取り付けてアッセンブリ化し
、本工程ではそのトラバースメカをローダーシャーシの下側より取り付ける構成とするこ
とにより、作業性改善が可能となる。
、本工程ではそのトラバースメカをローダーシャーシの下側より取り付ける構成とするこ
とにより、作業性改善が可能となる。
また、ディスクのトレイを駆動するギヤの噛み合い不良等が生じて、トレイをスライド
させることができなくなった場合でも、トレイに影響されることなくトラバースメカをロ
ーダーシャーシの下側から取り外せるので、分解,メンテナンスが容易となる。
させることができなくなった場合でも、トレイに影響されることなくトラバースメカをロ
ーダーシャーシの下側から取り外せるので、分解,メンテナンスが容易となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るディスク装置のディスクローダーを示す図であり、ま
た図2は、同じディスク装置の主としてトラバースメカを示す図であって、それぞれ平面
図としている。このディスク装置は、ディスクを搬送するトレイ(不図示)と、トレイの
搬送方向(前後方向)に略垂直な方向に旋回して昇降可能なトラバースメカ2とがローダ
ーシャーシ1に設けられている。なお、ローダーシャーシ1は図示しない装置本体に固定
されている。
た図2は、同じディスク装置の主としてトラバースメカを示す図であって、それぞれ平面
図としている。このディスク装置は、ディスクを搬送するトレイ(不図示)と、トレイの
搬送方向(前後方向)に略垂直な方向に旋回して昇降可能なトラバースメカ2とがローダ
ーシャーシ1に設けられている。なお、ローダーシャーシ1は図示しない装置本体に固定
されている。
トラバースメカ2にはディスクの記録または再生を行う光ピックアップを有したピック
アップユニット3と、ピックアップユニット3をディスクの径方向に移動させるモータ4
とが設けられている。モータ4には複数の平ギヤから成る伝達手段5が取り付けられてお
り、モータ4の駆動力を減速して伝達する。伝達手段5がピックアップユニット3に形成
されたラック(不図示)と噛合することにより、モータ4によってピックアップユニット
3が移動できるようになっている。
アップユニット3と、ピックアップユニット3をディスクの径方向に移動させるモータ4
とが設けられている。モータ4には複数の平ギヤから成る伝達手段5が取り付けられてお
り、モータ4の駆動力を減速して伝達する。伝達手段5がピックアップユニット3に形成
されたラック(不図示)と噛合することにより、モータ4によってピックアップユニット
3が移動できるようになっている。
また、伝達手段5は前方のトレイギア8と噛合し、トレイギア8はトラバースメカ2の
前方でローダーシャーシ1側に配されたカムスライダー6と噛合可能になっている。カム
スライダー6は、トラバースメカ2の前部に設けられたシフトレバー7とカム係合し、ト
レイの搬送方向(前後方向)及びトラバースメカ2の昇降方向と略直交する方向(左右方
向)に移動できる。これにより、トラバースメカ2が昇降する。更に、トレイギア8はト
レイに形成されたラックと噛合可能になっており、所定の時期にトレイギア8とトレイと
が連結して、モータ4の駆動力がトレイに伝達されるようになっている。
前方でローダーシャーシ1側に配されたカムスライダー6と噛合可能になっている。カム
スライダー6は、トラバースメカ2の前部に設けられたシフトレバー7とカム係合し、ト
レイの搬送方向(前後方向)及びトラバースメカ2の昇降方向と略直交する方向(左右方
向)に移動できる。これにより、トラバースメカ2が昇降する。更に、トレイギア8はト
レイに形成されたラックと噛合可能になっており、所定の時期にトレイギア8とトレイと
が連結して、モータ4の駆動力がトレイに伝達されるようになっている。
上記構成のディスク装置において、トレイにディスクが載置されると、モータ4の駆動
によりトレイがディスクローダー内に搬送される。トレイが所定位置に配されると、トレ
イとトレイギア8との連結が解除され、カムスライダー6とトレイギア8とが連結される
。カムスライダー6はトレイの搬送方向に垂直な方向(左右方向)に移動し、トラバース
メカ2を上昇させる。これにより、トラバースメカ2がディスクに係合してディスクがチ
ャックされる。
によりトレイがディスクローダー内に搬送される。トレイが所定位置に配されると、トレ
イとトレイギア8との連結が解除され、カムスライダー6とトレイギア8とが連結される
。カムスライダー6はトレイの搬送方向に垂直な方向(左右方向)に移動し、トラバース
メカ2を上昇させる。これにより、トラバースメカ2がディスクに係合してディスクがチ
ャックされる。
ディスクのチャック部を具体的に説明すると、ローダーシャーシ1の上側に左右方向に
渡って略長板状のクランパーホルダー9が架設されており、その中央には略円板状のクラ
ンパー10が回転自在に設けられている。一方、図示しないスピンドルモータにより回転
駆動されるターンテーブル11が、トラバースメカ2から上方に突設している。上述した
ディスクのチャック時には、トラバースメカ2が上昇することによりディスクの中心孔が
ターンテーブル11に嵌合し、更にトラバースメカ2が上昇することによりディスクがタ
ーンテーブル11とクランパー10との間に挟み込まれる。
渡って略長板状のクランパーホルダー9が架設されており、その中央には略円板状のクラ
ンパー10が回転自在に設けられている。一方、図示しないスピンドルモータにより回転
駆動されるターンテーブル11が、トラバースメカ2から上方に突設している。上述した
ディスクのチャック時には、トラバースメカ2が上昇することによりディスクの中心孔が
ターンテーブル11に嵌合し、更にトラバースメカ2が上昇することによりディスクがタ
ーンテーブル11とクランパー10との間に挟み込まれる。
ディスクがチャックされると、トレイギア8とカムスライダー6との連結が解除され、
伝達手段5はピックアップユニット3と連結される。これにより、ピックアップユニット
3がディスクの径方向へ移動可能になり、ディスクの所定位置で記録または再生を行うこ
とができる。また、ディスクを取り出す際には上記と逆の動作が行われる。以下に、本発
明のディスク装置の組立手順を説明する。
伝達手段5はピックアップユニット3と連結される。これにより、ピックアップユニット
3がディスクの径方向へ移動可能になり、ディスクの所定位置で記録または再生を行うこ
とができる。また、ディスクを取り出す際には上記と逆の動作が行われる。以下に、本発
明のディスク装置の組立手順を説明する。
まず、準備工程として、図3に示すように、トラバースメカ2の前部下側に、シフトレ
バー7を取り付ける。具体的には、トラバースメカ2の前部で左右計2個所の取付部に、
ダンパー13を介してビス12を上側から挿入し、下側のシフトレバー7を螺合により固
定する。このとき、右側の取付部では伝達手段5前部の平ギヤ5aをトラバースメカ2と
シフトレバー7との間で挟み込むようになっている。なお、シフトレバー7から前方に、
長短計2本のボス7a,7bが突設している。
バー7を取り付ける。具体的には、トラバースメカ2の前部で左右計2個所の取付部に、
ダンパー13を介してビス12を上側から挿入し、下側のシフトレバー7を螺合により固
定する。このとき、右側の取付部では伝達手段5前部の平ギヤ5aをトラバースメカ2と
シフトレバー7との間で挟み込むようになっている。なお、シフトレバー7から前方に、
長短計2本のボス7a,7bが突設している。
次に、図4に示すように、ローダーシャーシ1にカムスライダー6を組み付ける。具体
的には、ローダーシャーシ1前部の左右に連設されるスリット1a,1bに、カムスライ
ダー6の左右端より下側に突設する側面視略L字状の係合部6a,6bをそれぞれ係合さ
せる。そして、図5に示すように、カムスライダー6をスリット1a,1bに沿って右側
に移動させると、図6に示すように、スリット1aの左後ろ側に設けた板バネ部1c先端
の突起部1caが、カムスライダー6の下面に設けた凹部6cに嵌合し、この位置でカム
スライダー6が仮止めされる。但し、同図では突起部1ca及び凹部6cを、カムスライ
ダー6の表面より透視した状態で描いてある。
的には、ローダーシャーシ1前部の左右に連設されるスリット1a,1bに、カムスライ
ダー6の左右端より下側に突設する側面視略L字状の係合部6a,6bをそれぞれ係合さ
せる。そして、図5に示すように、カムスライダー6をスリット1a,1bに沿って右側
に移動させると、図6に示すように、スリット1aの左後ろ側に設けた板バネ部1c先端
の突起部1caが、カムスライダー6の下面に設けた凹部6cに嵌合し、この位置でカム
スライダー6が仮止めされる。但し、同図では突起部1ca及び凹部6cを、カムスライ
ダー6の表面より透視した状態で描いてある。
ここで図7は、カムスライダー6の外観図であり、同図(a)は下面図、同図(b)は
背面図、同図(c)は平面図、同図(d)は正面図である。なお、側面図は図示を省略し
ている。同図(a)に示すように、カムスライダー6の下面左側には凹部6cが設けてあ
り、これに上記板バネ部1c先端の突起部1caが嵌合する。また、同図(b)に示すよ
うに、トラバースメカ2昇降用のカム溝6d,6eが設けてあり、それぞれシフトレバー
7のボス7a,7bと係合する。カム溝6dは、同図(d)より分かるように、貫通孔と
なっており、一方、カム溝6eは有底のものとなっている。なお、6fはトレイギア8と
噛合するラック部である。
背面図、同図(c)は平面図、同図(d)は正面図である。なお、側面図は図示を省略し
ている。同図(a)に示すように、カムスライダー6の下面左側には凹部6cが設けてあ
り、これに上記板バネ部1c先端の突起部1caが嵌合する。また、同図(b)に示すよ
うに、トラバースメカ2昇降用のカム溝6d,6eが設けてあり、それぞれシフトレバー
7のボス7a,7bと係合する。カム溝6dは、同図(d)より分かるように、貫通孔と
なっており、一方、カム溝6eは有底のものとなっている。なお、6fはトレイギア8と
噛合するラック部である。
図5に戻って、カムスライダー6が上述のように仮止めされた状態で、トラバースメカ
2をローダーシャーシ1の下側より組み付ける。このとき、カム溝6dの右下端開放部と
スリット1aの右後ろ側に設けた縦溝1dとが連通する位置関係となっているので、シフ
トレバー7のボス7aがこの連通部からカム溝6dにスムーズに挿入され、トラバースメ
カ2がローダーシャーシ1に容易に取り付けられる。
2をローダーシャーシ1の下側より組み付ける。このとき、カム溝6dの右下端開放部と
スリット1aの右後ろ側に設けた縦溝1dとが連通する位置関係となっているので、シフ
トレバー7のボス7aがこの連通部からカム溝6dにスムーズに挿入され、トラバースメ
カ2がローダーシャーシ1に容易に取り付けられる。
続いて、同図に示すように、トラバースメカ2の後部で左右計2個所の取付部に、ダン
パー13を介してビス12を下側から挿入し、トラバースメカ2を螺合によりローダーシ
ャーシ1に固定する。最後に、図8に示すように、カムスライダー6の上記仮止めを外し
つつ、これをスリット1a,1bに沿って更に右側に移動させると、板バネ部1c先端の
突起部1caが突出し、カムスライダー6の左端に当接するストッパーとなる。この状態
で、カムスライダー6が完全にローダーシャーシ1に取り付けられる。
パー13を介してビス12を下側から挿入し、トラバースメカ2を螺合によりローダーシ
ャーシ1に固定する。最後に、図8に示すように、カムスライダー6の上記仮止めを外し
つつ、これをスリット1a,1bに沿って更に右側に移動させると、板バネ部1c先端の
突起部1caが突出し、カムスライダー6の左端に当接するストッパーとなる。この状態
で、カムスライダー6が完全にローダーシャーシ1に取り付けられる。
以上のようにして、準備工程でトラバースメカにシフトレバーを取り付けてアッセンブ
リ化し、本工程ではそのトラバースメカをローダーシャーシの下側より取り付ける構成と
することにより、作業性改善が可能となる。また、ディスクのトレイを駆動するギヤの噛
み合い不良等が生じて、トレイをスライドさせることができなくなった場合でも、トレイ
に影響されることなくトラバースメカをローダーシャーシの下側から取り外せるので、分
解,メンテナンスが容易となる。
リ化し、本工程ではそのトラバースメカをローダーシャーシの下側より取り付ける構成と
することにより、作業性改善が可能となる。また、ディスクのトレイを駆動するギヤの噛
み合い不良等が生じて、トレイをスライドさせることができなくなった場合でも、トレイ
に影響されることなくトラバースメカをローダーシャーシの下側から取り外せるので、分
解,メンテナンスが容易となる。
1 ローダーシャーシ
2 トラバースメカ
3 ピックアップユニット
4 モータ
5 伝達手段
6 カムスライダー
7 シフトレバー
8 トレイギア
9 クランパーホルダー
10 クランパー
11 ターンテーブル
12 ビス
13 ダンパー
2 トラバースメカ
3 ピックアップユニット
4 モータ
5 伝達手段
6 カムスライダー
7 シフトレバー
8 トレイギア
9 クランパーホルダー
10 クランパー
11 ターンテーブル
12 ビス
13 ダンパー
Claims (3)
- 装置本体に固定のシャーシと、モータの駆動により複数のギヤを介して前記シャーシに
対して所定方向に昇降可能なトラバースメカと、光ピックアップを有するとともに前記ト
ラバースメカに設けられて前記モータの駆動により前記トラバースメカの昇降方向に略直
交する方向に移動可能なピックアップユニットとを備えたディスク装置であって、
前記トラバースメカの昇降の方向及び前記ピックアップユニットの移動方向に対して略
直交する方向に移動できるように前記シャーシに設けられたカムスライダーと、前記カム
スライダーとのカム係合により前記トラバースメカを昇降させるように前記トラバースメ
カに設けられたシフトレバーとを備えたディスク装置において、
前記トラバースメカを前記シャーシの下側より該シャーシにビス止め可能として、前記
トラバースメカにディスクを搬送するトレイのスライド位置に影響されずに前記トラバー
スメカを取り外しできるようにするとともに、
前記シャーシに設けた板バネ部先端の突起部が前記カムスライダーに設けた凹部に嵌合
することにより、該カムスライダーが所定のスライド位置で仮止めされ、その仮止め位置
において前記カムスライダーに設けたカム溝の下端開放部と前記シャーシに設けた縦溝と
が連通し、前記シフトレバーより突設するボスがその連通部から前記カム溝に挿入される
ようにしてなり、
更に前記カムスライダーを移動させることにより、前記板バネ部先端の突起部が突出し
て該カムスライダーの端部に当接可能となるようにしたことを特徴とするディスク装置。 - 装置本体に固定のシャーシと、モータの駆動により複数のギヤを介して前記シャーシに
対して所定方向に昇降可能なトラバースメカと、光ピックアップを有するとともに前記ト
ラバースメカに設けられて前記モータの駆動により前記トラバースメカの昇降方向に略直
交する方向に移動可能なピックアップユニットとを備えたディスク装置であって、
前記トラバースメカの昇降の方向及び前記ピックアップユニットの移動方向に対して略
直交する方向に移動できるように前記シャーシに設けられたカムスライダーと、前記カム
スライダーとのカム係合により前記トラバースメカを昇降させるように前記トラバースメ
カに設けられたシフトレバーとを備えたディスク装置において、
前記トラバースメカを前記シャーシの下側より該シャーシにビス止め可能としたことを
特徴とするディスク装置。 - 前記シャーシに設けた板バネ部先端の突起部が前記カムスライダーに設けた凹部に嵌合
することにより、該カムスライダーが所定のスライド位置で仮止めされ、その仮止め位置
において前記カムスライダーに設けたカム溝の下端開放部と前記シャーシに設けた縦溝と
が連通し、前記シフトレバーより突設するボスがその連通部から前記カム溝に挿入される
ようにしたことを特徴とする請求項2に記載のディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005173947A JP2006351079A (ja) | 2005-06-14 | 2005-06-14 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005173947A JP2006351079A (ja) | 2005-06-14 | 2005-06-14 | ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006351079A true JP2006351079A (ja) | 2006-12-28 |
Family
ID=37646769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005173947A Pending JP2006351079A (ja) | 2005-06-14 | 2005-06-14 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006351079A (ja) |
-
2005
- 2005-06-14 JP JP2005173947A patent/JP2006351079A/ja active Pending
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