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JP2006236818A - 照明装置 - Google Patents

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JP2006236818A
JP2006236818A JP2005050710A JP2005050710A JP2006236818A JP 2006236818 A JP2006236818 A JP 2006236818A JP 2005050710 A JP2005050710 A JP 2005050710A JP 2005050710 A JP2005050710 A JP 2005050710A JP 2006236818 A JP2006236818 A JP 2006236818A
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JP2005050710A
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Yasushi Kimura
安志 木村
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Kyocera Display Corp
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Kyocera Display Corp
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Abstract

【課題】
導光板の側辺に沿って配設される線光源の屈曲部などに配設された中間保持部材のスリット部から漏れる光量を減少させて導光板の輝度むらが生じることを防止する照明装置を提供する。
【解決手段】
照明装置は、導光板と、導光板の側辺に沿って配設されている蛍光管5と、蛍光管5の屈曲部に配設された中間保持部材7とを具備している。この中間保持部材7は、蛍光管5が貫通する透孔部7aと透孔部7a内に蛍光管5を嵌め込むためのスリット部7bとを有している。そして、スリット部7bは、透孔部7a内の蛍光管5から出射した光Lがスリット部7bを通して直接出射することのないような屈曲形状となっている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、液晶表示装置や電子看板などに用いられる照明装置に係り、特に、導光板の側方にL字状などの線光源を有するサイドライト方式の照明装置に好適に利用可能となる照明装置に関する。
従来から、文字や図形などの各種の画像を表示する表示装置の一種として、2枚の透明基板の間に液晶が密封されている液晶表示パネルを用いた液晶表示装置が知られている。液晶表示装置は、液晶表示パネルが自己発光機能を備えていないことから、液晶表示パネルの背面などに照明装置を備える必要がある。
照明装置としては、直下方式のものや、サイドライト方式(エッジライト方式)のものなどが用いられているが、特に、サイドライト方式の照明装置は、導光板の側辺に光源が配設されていることによって、照明装置の薄型化が容易に実現可能となる利点を有しているため、多くの液晶表示装置に利用されている。また、サイドライト方式の照明装置は、直線状またはL字状やU字状の冷陰極管(線光源)などを用いて冷陰極管自体の長さを伸ばし、その光量の増加を図ることが可能となっている。
以下、図5を用いて、L字状の冷陰極管を有するサイドライト方式の照明装置の一例を説明する。ここで、図5は、従来の液晶表示装置などに用いられるサイドライト方式の照明装置の一例を斜視的に示したものである。
この照明装置101は、液晶表示パネル102から遠ざかる方向の順に、プリズムシート(図示せず)、拡散シート(図示せず)、導光板104および反射シート(図示せず)(以下、これら4つの部材を単に「導光板」という。)を有している。導光板104は固定枠109に固定されており、L字状の冷陰極管105がその導光板104の側方に配設されている。そのため、導光板104の側方に位置する冷陰極管105の照射光は導光板104の照射面(液晶表示パネル102と対向する面)から面状光として出射されることが可能となっている。
ここで、この冷陰極管105は、外枠110(図8を参照)などの適切な位置に固定したり、外部からの衝撃を緩和したりするため、ゴムやエラストマー系樹脂などのゴム弾性を有する軟質合成樹脂を用いて形成された保持部材106A、106B、107を冷陰極管105の各部位に有している(特許文献1を参照)。そして、この保持部材106A、106B、107の形状は、その配設位置によって異なっている。冷陰極管105の端部に配設される端部保持部材106A、106Bは冷陰極管105の端部を差し込んで固定するための透孔部のみ(冷陰極管の配線用透孔部を除く)を有して形成されていればよいが、L字状に形成された冷陰極管105の屈曲部に配設される中間保持部材107は、図6に示すように、冷陰極管105が貫通する透孔部107aの他に、その透孔部107a内に冷陰極管105を嵌め込むためのスリット部107bを有する必要がある。
特開2003−195295号公報
しかしながら、中間保持部材107に冷陰極管105を嵌め込むためのスリット部107bを形成すると、図7に示すように、冷陰極管105から出射した光Lがそのスリット部107bを通って中間保持部材107の外部に漏れてしまうという問題があった。これは、図8に示すように、中間保持部材107に隣位した導光板104の角部に所望しない光Lが入射するため、導光板104に輝度むらを生じる原因となっていた。
なお、この問題は、中間保持部材107の内側(導光板104の側方と対向する側)にスリット部107bの開口部107cが形成されている場合(図5および図6を参照)だけでなく、中間保持部材107の上側(液晶表示パネル102と対向する側)、下側、外側などの導光板104と対向しない側にスリット部107bの開口部107cが形成されている場合にも生じる。これは、漏れた光Lが外枠110などの他の部材と乱反射して導光板104に入射することによって、導光板104に輝度むらを生じさせることとなるためである。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、L字状の冷陰極管のように、導光板の側辺に沿って配設される線光源の屈曲部などに配設された中間保持部材のスリット部から漏れる光量を減少させて導光板の輝度むらが生じることを防止する照明装置を提供することを本発明の目的としている。
前述した目的を達成するため、本発明である照明装置の第1の態様は、導光板と、前記導光板の側辺に沿って配設されている線光源と、前記線光源が貫通する透孔部と前記透孔部内に前記線光源を嵌め込むためのスリット部とを有し、前記線光源が前記スリット部で嵌め込まれている中間保持部材とを具備する照明装置であって、前記スリット部は、前記透孔部内の前記線光源から出射した光が該スリット部を通して直接出射することのないような屈曲形状を有していることを特徴としている。
第1の態様によって、中間保持部材内の線光源から出射する光は、スリット部を通して直接出射することがないようになるため、中間保持部材から出射される光量を少なくすることが可能となる。
本発明の第2の態様は、第1の態様の照明装置において、前記スリット部の屈曲形状が屈曲点を1つ以上有する形状とされている。また、第3の態様は、第1又は2の態様の照明装置において、前記スリット部の屈曲形状はクランク形状とされている。
第2および3の態様によって、中間保持部材内の線光源から出射する光は、スリット部内を通過する際に反射により減衰するため、さらに直接出射することがないようになる。このため、中間保持部材から出射される光量を少なくすることが可能となる。
本発明の第4の態様は、第1から3の態様の照明装置において、前記線光源は、前記導光板における隣り合う側辺の角部に沿った屈曲部を1以上有し、前記中間保持部材は、前記スリット部により前記線光源の屈曲部に嵌め込まれている。
第4の態様によって、前記中間保持部材が前記線光源の屈曲部に嵌め込まれている場合において、中間保持部材から出射される光量を少なくすることが可能となる。
本発明の第5の態様は、第1から4の態様の照明装置において、前記中間保持部材は、黒色材料を用いて形成されているか、もしくは、前記スリット部が黒色材料でコーティングされている。
第5の態様によって、中間保持部材内の線光源から出射する光は、スリット部内を通過する際に反射および吸収されることにより減衰するため、さらに直接出射することがないようになる。このため、中間保持部材から出射される光量をさらに少なくすることが可能となる。
本発明の照明装置によって、線光源が嵌め込まれてた中間保持部材のスリット部を通して漏れる光を減衰もしくは除去することが可能となるため、導光板から照射される光の輝度むらを抑える効果を奏する。
以下、図1から図4を用いて、本発明の照明装置の実施形態を説明する。ここで、図1は本実施形態の照明装置を斜視的に示している。なお、本実施形態の照明装置は液晶表示装置に配設されることを想定して形成されているため、図1の中に液晶表示パネル2が図示されている。図2は本実施形態の照明装置に用いられている中間保持部材を斜視的に示している。図3は中間保持部材に保持された線光源としての蛍光管のスリット部からの漏光状態を観念的に示している。そして、図4は中間保持部材に形成されているスリット部をクランク形状としたものを示している。
本実施形態の照明装置1は、液晶表示装置に配設されるバックライトを想定して形成されている。この照明装置1は、図1に示すように、矩形状の導光板4と、矩形状の導光板の角に対応した屈曲部を有するL字状の蛍光管5と、蛍光管5を固定して外部応力や振動により破損することを防止するための保持部材6A、6B、7とを有している。
導光板4は、無色透明のアクリルなどの透明なプラスチックを用いて矩形状に形成されている。この導光板4は、液晶表示パネル2と対向する面(以下、「照射面」という。)に拡散シート(図示せず)を有しており、その拡散シート(図示せず)の上面にプリズムシート(図示せず)を有している。また、この導光板4は、蛍光管5と対向する面(以下、「入射面」という。)および照射面の2種の面以外の面に、反射シート(図示せず)を有している。また、プリズムシート、拡散シート、導光板4および反射シートを固定するため、導光板4の外周に固定枠9が配設されている。
蛍光管5は、導光板4の隣り合う2つの側辺に沿って、一の屈曲部を有するL字状に形成されている。この蛍光管5としては、冷陰極管が用いられている。これは、従来より頻繁に用いられているという理由であり、他の種類の蛍光管を用いても良い。なお、導光板4の隣り合う側辺の角部に沿って蛍光管5を配置する場合には、2箇所の屈曲部を有する角U字状のものを用いても良い。また、導光板4が五角形や六角形などの多角形であるならば、その導光板4の角に対応させながら屈曲した蛍光管5を用いることが好ましい。
保持部材6A、6B、7は、ゴムやエラストマー系樹脂などのゴム弾性を有する軟質合成樹脂を用いて形成されている。また、保持部材6A、6B、7は、光を吸収する彩色を有する材料、具体的には、黒色材料を用いて形成されるか、もしくは、スリット部が黒色材料でコーティングされていることが好ましい。そして、これら保持部材6A、6B、7の形状は、その配設位置によって異なっている。
蛍光管5の端部に配設される端部保持部材6A、6Bは、蛍光管5の端部を差し込んで固定するための透孔部のみ(蛍光管5の配線用透孔部を除く)を有して形成されている。この透孔部は、蛍光管5がはめやすく抜けにくい適度な直径を有して形成されている。
L字状に形成された蛍光管5の屈曲部に配設される中間保持部材7は、図2に示すように、蛍光管5を貫通させるための透孔部7aと、その透孔部7aに蛍光管5を嵌め込むためのスリット部7bとを有している。この透孔部7aは、蛍光管5がはめやすく抜けにくい適度な直径を有し、かつ、その蛍光管5の屈曲部に対応させて形成されている。また、スリット部7bは、蛍光管5を透孔部7aに嵌め込むために必要な大きさを有する限りにおいて、その開口面積が最も小さくなるように形成されている。そして、このスリット部7bは、中間保持部材7のスリット部7bを介して蛍光管5の出射光が直接出射することができないような屈曲形状、たとえば傾斜角θの屈曲点を有した形状とされている。この傾斜角θについて以下に説明する。
傾斜角θとは、図3に示すように、透孔部7a内の蛍光管5から出射した光Lがスリット内に入射する光軸と、スリット部7bの屈曲部での屈曲方向との間のなす角θのことである。この傾斜角θは、蛍光管5の軸方向に対して垂直方向に切断された中間保持部材7の断面図(図3を参照)において、出射光Lがスリット部7bを通して直接出射することのないような角度となっている。この傾斜角θの角度としては、図3に示すように、スリット部7bの開口面積や中間保持部材7の肉厚などを考慮して適切な角度を決定することが好ましい。また、図4に示すように、スリット部7bの屈曲形状をクランク形状とすることによって、スリット部7bの開口面積や中間保持部材7の肉厚などを考慮しなくとも適切な角度の屈曲点を有するスリット部7bを得ることが可能である。他の例としては、同様の方向からみて、スリット部7bの屈曲形状は湾曲させた形状とされていてもよい。
なお、図2においては、このスリット部7bが導光板4の入射面方向に開口しているが、中間保持部材7のどの方向に開口していても本実施形態と同様の作用を得ることが可能である。
次に、本実施形態の照明装置1の作用を説明する。
L字状の蛍光管5が光を出射すると、導光板4の入射面からその出射光が導光板4に入射する。その際、蛍光管5の直線部から照射された光のみを入射し、蛍光管5の屈曲部から照射した光を遮光することによって、導光板4の照射面から照射される光の輝度むらを抑えることが可能となる。その屈曲部に位置する中間保持部材7は、防振や保持の目的の他に、遮光機能を有することによって、輝度むら抑制の効果を発揮することが可能となる。
本実施形態においては、中間保持部材7のスリット部7bが、図2または図4に示すような、中間保持部材内の蛍光管5の出射光Lがスリット部7bを通して直接出射することのないような屈曲形状とされている。そのため、中間保持部材7内の蛍光管5から出射する光Lは、図3に示すように、スリット部7bを通る際に必ず反射もしくは吸収されて減衰することとなる。これによって、スリット部7bを通して出射する光Lの光量を従来よりも非常に少なくすることが可能となる。
ここで、中間保持部材7が黒色材料を用いて形成されているか、もしくは、黒色材料でスリット部がコーティングされていると、中間保持部材7内の蛍光管から出射する光をスリット部7b内において積極的に吸収することが可能となる。そのため、スリット部7bを通して直接出射する光量を少なくすることが可能となる。また、中間保持部材7のスリット部7bの屈曲形状をクランク形状とすると、中間保持部材7内に配設された蛍光管5から出射する光Lは、中間保持部材7のスリット部を通して光が直接漏れる前に、スリット部7bにて多数の反射を繰り返す必要がある。これは、光は直進するという光の指向性を利用している。このため、中間保持部材ののスリット部を通して光が直接出射する光量をより少なくすることが可能となる。
すなわち、本発明の照明装置は、その光量を上げるためにL字状やU字状などの屈曲部を有する蛍光管を用いた場合においても、輝度むらのない均一な面状光を導光板の照射面から照射することが可能となっている。
なお、図1および図2に示すように、本実施形態においては、スリット部7bの開口部7cが中間保持部材7の内側(導光板4の側辺と対向する側)に形成されているが、中間保持部材7の上側(液晶表示パネル2と対向する側)、下側、外側などの導光板4と対向しない側にスリット部7bの開口部7cが形成されているものを用いることができる。これは、中間保持部材7から光Lが漏れたとしても、その光Lが外枠(図8を参照)などの他の部材と乱反射するため、導光板4に光Lが直接入射するよりも導光板4に輝度むらを生じさせることが少なくなるためである。
また、本発明は、前述した実施形態などに限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、L字状の蛍光管の屈曲部に中間保持部材を配置しているが、中間保持部材を前記屈曲部の近傍において、導光板の隣り合う角側辺に対向する位置に1つずつ配置するようにしても良い。
本実施形態の照明装置を示す斜視図 本実施形態の照明装置に用いられる中間保持部材を示す斜視図 本実施形態の照明装置に用いられる中間保持部材を蛍光管の軸方向に対して垂直に切断した断面図 本実施形態の照明装置に用いられる中間保持部材のスリット部をクランク状に形成したものを示す断面図 従来の照明装置の一例を示す斜視図 従来の照明装置に用いられる中間保持部材を示す斜視図 従来の照明装置に用いられる蛍光管の軸方向に対して垂直に切断した断面図 従来の照明装置が輝度むらを生じる場合を概念的に示す正面図
符号の説明
1 照明装置
2 液晶表示パネル
4 導光板
5 蛍光管
6 端部保持部材
7 中間保持部材
7a 透孔部
7b スリット部
7c 開口部
9 固定枠
L 光
θ 光のスリット部内への光軸とスリット部の屈曲方向とのなす角

Claims (5)

  1. 導光板と、
    前記導光板の側辺に沿って配設されている線光源と、
    前記線光源が貫通する透孔部と前記透孔部内に前記線光源を嵌め込むためのスリット部とを有し、前記線光源が前記スリット部で嵌め込まれている中間保持部材と
    を具備する照明装置であって、
    前記スリット部は、前記透孔部内の前記線光源から出射した光が該スリット部を通して直接出射することのないような屈曲形状を有している
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記スリット部の屈曲形状は、屈曲点を1つ以上有する形状とされている請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記スリット部の屈曲形状は、クランク形状とされている請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記線光源は、前記導光板における隣り合う側辺の角部に沿った屈曲部を1以上有し、前記中間保持部材は、前記スリット部により前記線光源の屈曲部に嵌め込まれている請求項1から3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記中間保持部材は、黒色材料を用いて形成されているか、もしくは、前記スリット部が黒色材料でコーティングされている請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009043663A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Minebea Co Ltd 面状照明装置
JP2010092832A (ja) * 2008-09-12 2010-04-22 Nippon Seiki Co Ltd 照明装置及び表示装置
WO2021008417A1 (zh) * 2019-07-18 2021-01-21 京东方科技集团股份有限公司 阵列基板、显示面板和显示装置

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