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JP2006212185A - 生体判別装置および認証装置ならびに生体判別方法 - Google Patents

生体判別装置および認証装置ならびに生体判別方法 Download PDF

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JP2006212185A JP2005027587A JP2005027587A JP2006212185A JP 2006212185 A JP2006212185 A JP 2006212185A JP 2005027587 A JP2005027587 A JP 2005027587A JP 2005027587 A JP2005027587 A JP 2005027587A JP 2006212185 A JP2006212185 A JP 2006212185A
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Takeshi Fujimatsu
健 藤松
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Abstract

【課題】偽眼等の生体の眼と同様の構造の偽造物に対しても、効果的に生体判別を行うことのできる生体判別装置および認証装置ならびに生体判別方法を提供する。
【解決手段】被認証者30の眼を複数回撮影する撮影部2と、撮影部2で複数回撮影された被認証者30の眼が、それぞれ左右いずれの眼であるかを判定する眼判別部81と、眼判別部81で判定された結果にもとづいて、撮影部2が撮影を行った眼の順序を判定する順序判定部63と、順序判定部63が判定した、撮影部2が撮影を行った眼の順序にもとづいて、被認証者30が生体であるか否かを判定する生体判定部64を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体が生体であるか否かを判別する生体判別装置、および、被写体の個人認証を行う認証装置、ならびに、被写体が生体であるか否かを判別する生体判別方法に関する。
近年、入退出管理装置や個人情報等の重要な情報が記憶された情報装置等、高いセキュリティ性が求められる装置におけるアクセス時の本人認証の方法として、人体の指紋、虹彩、眼底血管、顔の特徴、手や腕の血管パターン等、その被認証者固有の情報、いわゆるバイオメトリクス情報を用いた様々な認証方法が実用化されてきている。
その中でも、本人認証率の高さや、他人受入率の低さ等の信頼性の高さから、眼の虹彩部分の皺の模様の違いを利用した認証方法(以下、このような方法を虹彩認証方法と記す)が提案され、特に高いセキュリティ性を必要とする機器において実用化されている(例えば、特許文献1を参照。)。
このような虹彩認証方法は、被認証者の眼の部分の画像(以下、この画像を眼画像と記す)から虹彩の部分を選択的にコード化し、得られた情報を認証情報として、あらかじめ登録された情報(以下、登録認証情報と記す)と比較照合し、互いに一致すると判定された場合には、被認証者があらかじめ登録された者であると認証する方法である。
虹彩認証方法においては、不正な者が虹彩パターンの印刷された印刷物や写真等を用いることによって、あらかじめ登録された者であるとして認証を受けることができてしまう、いわゆる「なりすまし」の問題を有することが指摘されており、このような問題を解決することが課題となってきている。
このような「なりすまし」を防止するために、例えば、生体の眼が略球体であることを利用して、LEDをその像を瞳孔に映りこませるような位置に配置して、瞳孔にLEDの像が映りこんだ場合には、被写体が生体の眼であると判定し、瞳孔にLEDの像が映りこまない場合には、被写体が写真等の偽造物であると判定する技術が提案されている(例えば、特許文献2を参照。)。
特許第3307936号公報 特開2000−298727号公報
しかしながら、前述のような技術においては、写真や印刷物等の平面状の偽造物に対しては、生体判別を行うことができるものの、偽眼等の、生体の眼と同様な構造の偽造物に対しては、生体判別を行うことが難しいという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、偽眼等の生体の眼と同様の構造の偽造物に対しても、効果的に生体判別を行うことのできる生体判別装置および認証装置ならびに生体判別方法を提供することを目的とする。
本発明の生体判別装置は、被写体の眼を複数回撮影する撮影部と、撮影部で複数回撮影された被写体の眼が、それぞれ左右いずれの眼であるかを判別する眼判別部と、眼判別部で判別された結果にもとづいて、撮影部が撮影を行った眼の順序を判定する順序判定部と、順序判定部が判定した、撮影部が撮影を行った眼の順序にもとづいて、被写体が生体であるか否かを判定する生体判定部を備えたことを特徴としている。
このような構成により、撮影部が撮影を行った眼の順序にもとづいて、被写体が生体であるか否かの判定を行うので、偽眼等の生体の眼と同様の構造の偽造物に対しても、効果的に生体判別を行うことのできる生体判別装置を提供することができる。
また、眼判別部の判別結果を用いて、被写体がまばたきした眼を検知するまばたき検知部を備え、順序判定部は、まばたき検知部で検知された結果にもとづいて、被写体がまばたきを行った眼の順序を判定し、生体判定部は、順序判定部が判定した、被写体がまばたきを行った眼の順序にもとづいて、被写体が生体であるか否かを判定する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、被写体に対して、まばたきをさせるという抵抗感の少ない方法により、効果的に生体判別を行うことが可能となる。
また、あらかじめ定められた、撮影またはまばたきを行うべき眼の順序を示す順序情報を記憶する順序記憶部を備え、順序判定部は、順序記憶部に記憶された順序情報にもとづいて順序の判定を行う構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、あらかじめ定められた撮影またはまばたきを行うべき眼の順序を示す順序情報を記憶するという簡易な構成により、よりセキュリティ性の高い構成を実現できる。
次に、本発明の認証装置は、本発明の生体判別装置と、撮影部で撮影された画像の少なくとも虹彩を含む部分から、撮影部の撮影の都度、認証情報を作成する認証情報作成部と、あらかじめ登録された者の右眼および左眼の登録認証情報を記憶する記憶部と、認証情報作成部で作成された認証情報と、記憶部に記憶された登録認証情報とを比較照合する照合部と、照合部における比較照合の結果にもとづいて、被写体があらかじめ登録された者であると認証できるか否かを判定する認証結果判定部とを備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、撮影部が撮影を行った眼の順序にもとづいて、被写体が生体であるか否かの判定を行うので、偽眼等の生体の眼と同様の構造の偽造物に対しても、効果的に生体判別を行うことのできる、よりセキュリティ性の高い認証装置を提供することができる。
また、本発明の生体判別装置は、被写体の眼を複数回撮影する撮影部と、撮影部で撮影された画像の少なくとも虹彩を含む部分から、撮影部の撮影の都度、認証情報を作成する認証情報作成部と、あらかじめ登録された者の右眼および左眼の登録認証情報を記憶する記憶部と、認証情報作成部で作成された認証情報と、記憶部に記憶された登録認証情報とを比較照合する照合部と、照合部における比較照合の結果にもとづいて、被写体があらかじめ登録された者であると認証できるか否かを判定する認証結果判定部と、認証結果判定部で複数回認証された被写体の眼が、左右いずれの眼であるかを判別する眼判別部と、眼判別部で判別された結果にもとづいて、認証結果判定部が認証を行った眼の順序を判定する順序判定部と、順序判定部が判定した、認証結果判定部が認証を行った眼の順序にもとづいて、被写体が生体であるか否かを判定する生体判定部を備えた構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、眼画像を用いた本人認証を行いながら、その結果にもとづいて生体判別を行うことのできるセキュリティ性の高い構成を実現することができる。
また、記憶部には、登録認証情報が識別情報とともに記憶され、認証結果判定部は、照合部が、比較照合に用いた登録認証情報を示す識別情報を眼判別部に出力し、眼判別部は、登録認証情報の識別情報に対応した眼の左右の別についての眼判別情報を記憶し、眼判別情報と、認証結果判定部から送られた識別情報とにもとづいて、認証結果判定部で複数回認証された被写体の眼が、左右いずれの眼であるかを判別し、順序判定部は、眼判別部で判別された結果にもとづいて、認証結果判定部が認証を行った眼の順序を判定する構成であってもよい。
このような構成によれば、さらに、簡易な構成で、認証を行った眼の順序を判定することのできる生体判別装置を実現することができる。
次に、本発明の生体判別方法は、被写体の眼を複数回撮影する第1のステップと、第1のステップで複数回撮影された被写体の眼が、それぞれ左右いずれの眼であるかを判別する第2のステップと、第2のステップで判別された結果にもとづいて、第1のステップで撮影を行った眼の順序を判定する第3のステップと、第3のステップで判定した、第1のステップで撮影を行った眼の順序にもとづいて、被写体が生体であるか否かを判定する第4のステップを備えたことを特徴としている。
このような方法によれば、撮影部が撮影を行った眼の順序にもとづいて、被写体が生体であるか否かの判定を行うので、偽眼等の生体の眼と同様の構造の偽造物に対しても、効果的に生体判別を行うことのできる生体判別方法を実現することができる。
また、被写体の眼を複数回撮影する第1のステップと、第1のステップで複数回撮影された被写体の眼が、それぞれ左右いずれの眼であるかを判別する第2のステップと、第2のステップの判別結果を用いて、被写体がまばたきした眼を検知する第3のステップと、第3のステップで検知された結果にもとづいて、被写体がまばたきを行った眼の順序を判定する第4のステップと、第4のステップで判定された、被写体がまばたきを行った眼の順序にもとづいて、被写体が生体であるか否かを判定する第5のステップとを備えた方法であってもよい。
このような方法によれば、さらに、被写体に対して、まばたきをさせるという抵抗感の少ない方法により、効果的に生体判別を行うことが可能となる。
以上述べたように、本発明によれば、偽眼等の生体の眼と同様の構造の偽造物に対しても、効果的に生体判別を行うことのできる生体判別装置および認証装置ならびに生体判別方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態における認証装置1について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における認証装置1の構成を示すブロック図である。
図1に示したように、本発明の第1の実施の形態の認証装置1は、被認証者30の眼の近傍に光線を照射する光源部7、被認証者30に対して眼画像の撮影を促すような誘導を行う誘導部31、誘導部31によって誘導された被認証者30の眼画像を撮影する撮影部2、撮影部2で撮影された眼画像の画質判定等を行って、良好と判定された画像を認証処理部17に送る処理(以下、この処理をキャプチャ処理と記す)を行うキャプチャ処理部3、キャプチャ処理部3でキャプチャ処理された画像を用いて所定の方法で虹彩認証処理を行う認証処理部17、認証処理部17の出力にもとづいて、認証を受けた眼が被認証者30の右眼であるか左眼であるかを判別する眼判別部81、眼判別部81で判別された結果にもとづいて被認証者30が生体であるか否かを判定する生体判別部65、認証処理部17における認証結果および生体判別部65における生体判別結果を出力する出力部23、ならびに、光源部7、誘導部31、撮影部2、キャプチャ処理部3および認証処理部17それぞれの動作を制御する制御部6を備える。
光源部7としては、被認証者30の眼のコントラストのよい、鮮明な虹彩画像を撮影するために、眼に対して近赤外波長(約700から1000nm程度の波長)を有する光線を照射することのできる光源を用いることができる。
また、撮影部2の一例としては、撮像素子としてCCDを用いた白黒カメラを用いることができる。本発明の第1の実施の形態における認証装置1における撮影部2に装着されるレンズ系としては、被認証者30の眼の領域を拡大して撮影することのできる望遠レンズを搭載することが望ましい。本発明の第1の実施の形態における認証装置1においては、被認証者30が左右いずれかの眼を撮影部2のレンズ系の画角内に位置させることにより、左右いずれかの眼について、認証処理を行うことができる。
誘導部31としては、後述するように、液晶ディスプレイ等の表示部またはスピーカ等の音声発生部を有し、被認証者30に対して、複数回の認証を促すような構成であればよい。
出力部23としては、例えば、液晶やEL等を用いた公知の表示装置を用いることもできるし、音声で被認証者30に認証結果等を報知することのできるスピーカ等の装置、または、外部に接続された装置に対して認証結果等の情報を送信することのできる通信装置等を各種使用することが可能である。出力部23における表示装置やスピーカ等の装置については、誘導部31のものと共用することもできるし、出力部23および誘導部31それぞれに設けることも可能である。
本発明の第1の実施の形態の認証装置1において、キャプチャ処理部3は、撮影部2から出力された画像からその画像の画質を判定する画質判定部9、および、撮影部2から出力された画像の中に眼とみなされる円形の物体が撮影されているか否かを判定する眼検出部10を有する。
画質判定部9における画質の判定は、例えば、画質のよい鮮鋭な画像には所定の高周波成分の情報量が多いことを利用して、画像を周波数解析し、その所定の高周波成分の情報量を積算して、その積算値が多いほど画質がよいと判定する方法を利用することができるが、本発明はこの方法に限定されるものではない。例えば、画像全体の平均輝度情報を用いて、その平均輝度情報が所定の閾値範囲内にある場合に画質がよいと判定する方法や、他の公知の画質評価方法、またはこれらを組み合わせた方法を用いることができる。
眼検出部10は、眼画像の中から、虹彩や瞳孔等の円形状の物体が撮影されているか否かを判定する。眼検出部10における判定方法としては、例えば撮影部2で撮影された眼画像中に、瞳孔や黒目の部分と推定される丸い領域(例えば、丸くて周辺と比較して輝度の低下した領域)が存在するか否かを、眼画像と所定の大きさの輝度の低い領域を有する画像とのパターンマッチング処理を行う方法や、眼画像の中から瞳孔候補の位置を検出する瞳孔候補検出部と、瞳孔候補の中心座標を中心とし所定の半径を持つ円の円周上における眼画像の輝度の最大値と最小値との差を求める輝度差算出部とを備え、輝度差算出部の出力が所定の閾値以内の場合にその瞳孔候補が瞳孔であると判定する方法等を用いることができる。
認証処理部17は、キャプチャ処理部3から出力された画像から、眼の虹彩の部分を検出する虹彩検出部11、虹彩検出部11で検出された虹彩の部分の画像から所定の方法を用いて認証情報を作成する認証情報作成部19、あらかじめ登録された者の両眼の登録認証情報が記憶されている記憶部21、記憶部21に記憶された登録認証情報と認証情報作成部で作成された認証情報とを比較照合する照合部20、および、照合部20の比較照合結果によって、被認証者30があらかじめ登録された者であるか否かを判定する認証結果判定部22を有する。
本発明の第1の実施の形態の認証装置1においては、記憶部21には、あらかじめ登録された者の両眼の登録認証情報が、登録認証情報毎に識別(ID)情報が付されて記憶されており、照合部20は、認証情報作成部19で作成された認証情報と、記憶部21に記憶された登録認証情報とを比較照合し、その照合結果とともに、比較照合に用いられた登録認証情報のID情報を、認証結果判定部22を通じて眼判別部81に送る。認証結果判定部22は、照合部20において比較照合された結果にもとづいて、被認証者30があらかじめ登録された者であるか否かを判定する。認証結果判定部22は、認証結果を示す情報、すなわち、被認証者30があらかじめ登録された者である場合は「認証可能」を示す情報を出力部23に出力し、被認証者30があらかじめ登録された者でない場合には、「認証不可能」を示す情報を出力部23に出力する。さらに、認証結果判定部22は、認証結果を示す情報、および、認証の際に比較照合に用いられた登録認証情報のID情報を眼判別部81に送る。
なお、認証処理部17の各構成要素、すなわち、虹彩検出部11における虹彩の部分の検出方法、認証情報作成部19における認証情報の作成方法、照合部20における照合方法、および、認証結果判定部22における認証結果の判定方法としては、例えば特許文献1に記載した方法を用いることができるが、本発明はこの方法になんら限定されるものではなく、認証処理部17の機能は、虹彩や網膜、または、顔の特徴点等、他の公知の生体認証処理ブロックを用いて実現することができる。
本発明の第1の実施の形態における認証装置1において、眼判別部81は、認証結果判定部22から送られた、認証結果を示す情報、および、比較照合に用いられた登録認証情報のID情報を用いて、被認証者30が撮影部2により撮影し、認証処理を行った眼が右眼であったのか左眼であったのかを判別する。眼判別部81における被認証者30の眼の判定方法としては、例えば、眼判別部81に、あらかじめ登録認証情報のID情報毎に、右眼、左眼の別を示す眼判別情報25を記憶させておくことにより、撮影および認証に供された被認証者30の眼の左右を判別することができる。図2に、本発明の第1の実施の形態における認証装置1における眼判別情報25の一例を示す。図2に示した例においては、ID情報が「1」から「4」までの登録認証情報が記憶部21に記憶されており、それぞれの眼が右眼であるのか左眼であるのかを示す左右情報が対応付けられて記憶されている。図2に示した眼判別情報25においては、ID情報「1」の登録認証情報は、「右眼」から作成された登録認証情報であり、ID情報「2」の登録認証情報は、「左眼」から作成された登録認証情報であり、ID情報「3」の登録認証情報は、「右眼」から作成された登録認証情報であり、さらに、ID情報「4」の登録認証情報は、「左眼」から作成された登録認証情報であることを示している。このような眼判別情報25を記憶しておくことにより、眼判別部81は、認証結果判定部22から送出される、認証結果が「認証可能」であったときの登録認証情報のID情報を参照することにより、被認証者30が撮影および認証に供した眼が左右いずれであったかを判別することができる。例えば、認証結果判定部22から、ID情報「1」の登録認証情報を用いて「認証可能」である旨の情報が送られてきた場合には、眼判別部81は、被認証者30が、「右眼」を用いて撮影および認証を行ったことを判別することができる。
本発明の第1の実施の形態における生体判別部65は、あらかじめ登録された眼の撮影および認証の順序(以下、登録認証順序と記す)を記憶する順序記憶部62、撮影および認証の都度、眼判別部81から送られる、撮影および認証された被認証者30の眼が左右いずれであるかを示す信号を受け取り、その順序(以下、単に認証順序と記す)と順序記憶部に記憶された登録認証順序とを比較して、一致するか否かを出力する順序判定部63、順序判定部63から出力された、認証順序と登録認証順序とが一致するか否かの情報から、それらの順序が一致する場合には、被認証者30が生体の眼であり、一方、それらの順序が一致しないと判定された場合には、被認証者30が生体の眼ではないと判定し、これらの結果を出力部23に出力する生体判定部64を備える。
ここで、本発明の第1の実施の形態における認証装置1によって、被認証者30が生体であるか否かを判別することのできる理由について説明する。図3は本発明の第1の実施の形態における認証装置1が生体判別可能である理由について説明するための図である。図3(a)は本発明の第1の実施の形態における認証装置1の順序記憶部62に記憶される登録順序情報70の一例を示す図であり、図3(b)および図3(c)は、それぞれ本発明の第1の実施の形態における認証装置1において、被認証者30から取得された順序情報71,72の一例を示す図である。
本発明の第1の実施の形態における認証装置1においては、あらかじめ、被認証者30が認証を行う眼の順序が定められており、その情報が登録順序情報70として、生体判別部65の順序記憶部62に記憶されている。図3(a)に示した例においては、四回認証を行う必要があり、認証された眼の順序が、一回目から順に、「右」、「左」、「右」、「左」であるときに、被認証者30が生体であると判定する。
本発明の第1の実施の形態の認証装置1における登録順序情報70は、登録を行おうとする被認証者30が、認証装置1に自らの認証情報を登録する際に、自らの希望する登録順序情報を入力することにより、順序記憶部62に記憶させることができる。登録順序情報を入力する方法としては、例えば、これから登録を行おうとする被認証者30が、まず、自らの右眼および左眼の虹彩パターンを撮影して、それぞれの画像から認証情報作成部19で作成された情報が登録認証情報としてID情報を付与されて記憶部21に記憶される。このとき、撮影を行った眼が右眼であるか左眼であるかの情報も、登録認証情報とともに記憶部21に記憶される。後述するように、登録認証情報を識別するためのID情報は、撮影および認証を行った眼が右眼であるか左眼であるかを示す左右情報とともに、眼判別情報25として眼判別部81に記憶される。次に、登録を行おうとする被認証者30は、登録順序情報を登録するために、自ら左眼および右眼いずれかの眼を撮影部2の撮影範囲内に配置させて、自らの希望する順序で撮影し、認証させる。このとき、認証処理部17からの出力によって、眼判別部81は、登録を行おうとする被認証者30が撮影した眼が左眼および右眼のいずれであるのかを判別することができるので、登録を行おうとする被認証者30が撮影および認証を行った順序を示す情報が、登録順序情報70として順序記憶部62に記憶される。
なお、上述した例においては、登録順序情報70の登録方法を、上述したような、登録しようとする被認証者30が、自らの眼を希望する順序で撮影および認証して入力する方法であるとして説明を行ったが、本発明はこの方法に限定されず、例えば、登録を行おうとする被認証者30が、自らの左眼および右眼の虹彩パターンを撮影して、登録認証情報を登録した後に、表示部(図示せず)の表示にしたがって、矢印キー(図示せず)等の入力部を用いて登録順序情報を入力する構成であってもよいことはいうまでもない。いずれの方法においても、撮影および認証を行う順序および回数を、登録を行おうとする被認証者30が決定することができる。
偽眼等の偽造物を用いてなりすましを行おうとする不正な者は、この登録順序情報を知りえないので、たとえ認証結果が「認証可能」となったとしても、順序判定部63で撮影および認証の順序が登録順序情報とは異なると判定されて、その結果、生体判定部64で生体の眼ではないと判定される。
被認証者30は、本発明の第1の実施の形態における認証装置1において、後述する誘導部31の誘導によって、四度の虹彩認証処理を行い、その際、順序判定部63で作成される、認証された眼の順序を示す順序情報71が、順序記憶部62に記憶された登録順序情報70と一致するか否かが順序判定部63において判定され、互いに一致すれば、生体判定部64が被認証者30が生体であり、逆に、互いに一致しない場合には、生体判定部64は被認証者30を生体ではない、すなわちなりすましの可能性が高いと判定する。例えば、登録順序情報70が、図3(a)に示したような、「右」、「左」、「右」、「左」であって、実際に、被認証者30が行った順序情報が、図3(b)に示したような順序情報71であった場合には、登録順序情報70と順序情報71とが互いに一致するので、生体判定部64は、被認証者30が生体であると判断する。一方、実際に被認証者30が、登録認証順序を知らずに、図3(c)に示したような順序情報72(「右」、「右」、「右」、「左」)で撮影および認証を行った場合には、登録順序情報70と順序情報72とが互いに一致しないので、生体判定部64は、たとえ認証処理部17での認証結果が、「認証可能」であったとしても、被認証者30が生体ではないと判断し、その結果を出力部23に出力する。
このように、本発明の第1の実施の形態における認証装置1によれば、あらかじめ定められた登録認証順序と、実際に被認証者30が行う認証順序とが一致する場合にのみ、被認証者30が生体であると判定するので、なりすまし行為を行おうとする不正な者が、あらかじめ定められた登録認証順序を知らない場合には、いかに精巧な偽眼等の偽造物を用いても、認証を受けることができない。
次に、本発明の第1の実施の形態における認証装置1の動作について説明する。
図4は、本発明の第1の実施の形態における認証装置1の動作ステップを示すフローチャートである。図4に示したように、本発明の第1の実施の形態における認証装置1は、まず、制御部6が誘導部31に対して、被認証者30の眼を撮影部2の撮影範囲内に位置させるように位置するような誘導を行う(S1)。
この誘導部31が被認証者30に対して行う誘導の一例について説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態における認証装置1の誘導部31が被認証者30に対して行う誘導の際に表示される誘導情報の一例を示す図である。
図5(a)に、ステップS1において誘導部31が被認証者30に対して表示すべき誘導情報の一例を示す。図5(a)に示したように、誘導部31は、被認証者30に対して、全部で何回撮影および認証を行うかを示す情報(例えば、「四回、眼の撮影を行います」)と、これから何回目の認証を行うかを示す情報(例えば、「一回目の撮影を行いますので、眼をカメラに向けてください」)とを誘導情報91として示す。この誘導情報91をみる、または音声によって聞くことによって、被認証者30は、自らの眼を撮影部2の撮影範囲内に配置させる。
図4に戻って、次に、制御部6は、光源部7を点灯させて、被認証者30の眼を照射する(S2)。ステップS1とステップS2との順序はどちらが先になってもよいし、同時に開始されてもよい。
次に、制御部6は撮影部2に被認証者30の眼31を撮影させる(S3)。
次に、制御部6は、キャプチャ処理部3に対して、前述したキャプチャ処理をさせる(S4)。
ステップS4において、キャプチャ処理部3で画像がキャプチャ処理できた場合には、ステップS6に移り、キャプチャ処理できなかった場合には、ステップS3に戻って、制御部6は、撮影部2に対して再度、被写体の撮影を行わせる(S5)。
ステップS5において、キャプチャ処理部3で眼画像のキャプチャ処理が行われたと判定された場合には、虹彩検出部11が、キャプチャ処理部3から送られた画像から虹彩とみなされる部分を検出し、認証情報作成部19による認証情報の作成が行われ、照合部20における記憶部21に記憶された登録認証情報との比較照合処理、および、認証結果判定部22における認証結果の判定処理が行われる(S6)。
認証結果判定部22による認証結果が、被認証者30があらかじめ登録された者として認証できるという結果であった場合には、ステップS8に進み、一方で、被認証者30があらかじめ登録された者であるとして認証できないという結果であった場合には、出力部23は、被認証者30に対してその結果を報知する(S7、S9)。
図6は、本発明の第1の実施の形態における認証装置1の出力部23が被認証者30に対して出力する出力情報の一例を示す図である。図6(a)がステップS9において出力部23から被認証者30に対して出力される出力情報96の一例を示す図であり、認証処理部17における認証結果が「認証不可能」であった場合には、図6(a)に示したように、出力部23から「認証できませんでした」「登録されていません」のようなメッセージが表示される。
図4に戻って、ステップS7において、被認証者30が「認証可能」であると判定された場合には、認証を行った際に用いられた登録認証情報のID情報が眼判別部81に送られて、眼判別部81において、被認証者30が撮影および認証を行った眼が右眼および左眼のいずれであるかが判別される(S8)。
次に、眼判別部81において被認証者30が撮影および認証を行った眼が判別された結果が生体判別部65の順序判定部63に送られて、順序判定部63における認証順序の判定が行われる(S10)。
ステップS10において、順序判定部63は、順序記憶部62に記憶された登録順序情報70から、認証の回数に対応する情報を抽出する。例えば、図3(a)に示した登録順序情報70の場合であって、認証処理が一回目である場合には、「右」を示す情報が抽出される。順序判定部63は、この「右」を示す情報と、実際に眼判別部81から送られてきた、認証を受けたのがいずれの眼であるかを示す情報とを比較する。
順序判定部63で比較された結果が一致する場合には、ステップS12に進み、正しくなかった場合には、その結果は順序判定部63から生体判定部64に送られて、生体判定部64は、被認証者30が生体ではないと判定して、その結果を出力部23から被認証者30に対して出力する(S11、S13)。
図6(b)に、ステップS13において、出力部23から被認証者30に対して出力される出力情報97の一例を示す。図6(b)に示したように、出力部23から被認証者30に対して、「認証できませんでした」、「順番が異なります」という出力情報97を出力して、処理を終了する。
図4に戻って、ステップS11において、順序判定部63によって、眼判別部81から送られた被認証者30が認証を行った眼の情報と、登録順序情報から抽出した眼の情報とが一致すると判定された場合には、順序判定部63はさらに、認証回数が、所定の認証回数(図3(a)に示した例においては、四回)と一致するか否かを判定する(S12)。順序判定部63が、認証回数が一致すると判定した場合には、撮影および認証が完了したとしてステップS15に進み、一致しないと判定した場合には、撮影が完了していないとして、再度、被認証者30の眼画像を撮影するために、ステップS2に戻る(S14)。
ステップS2に戻った場合には、誘導部31は、図5(b)および図5(c)に示したような誘導情報92(「一回目の撮影が終了しました」)および誘導情報93(「四回、眼の撮影を行います」「二回目の撮影を行いますので、眼をカメラに向けてください」)を表示して、被認証者30に対して、一回目の撮影が終わったことと、二回目の撮影を行うことを報知する。
一方、ステップS12において、順序判定部63が、認証回数が所定の認証回数と一致すると判定した場合(図3(a)に示した例においては、四回認証が行われた場合)には、生体判定部64が、被認証者30が生体であると判定し(S15)、その結果を出力部23に出力して、処理を終了する(S16)。
図6(c)に、ステップS16において、出力部23から被認証者30に対して出力される出力情報98の一例を示す。図6(c)に示したように、出力部23から被認証者30に対して、「認証OKです」というような、認証できた旨を報知する出力情報98を出力して、処理を終了する。
このように、本発明の第1の実施の形態における認証装置1によれば、高い信頼性を有する虹彩認証方法を用いて、被認証者30が生体であるか否かを判定することができ、さらに、撮影および認証する眼の順序を用いて生体判別を行うことにより、よりセキュリティ性の高い構成を実現することが可能となる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態における認証装置101の構成について説明する。本発明の第2の実施の形態における認証装置101は、第1の実施の形態に示した認証装置1のように、撮影および認証を行った眼の順序を用いて被認証者30が生体であるか否かを判定する構成であるのとは異なり、認証処理を行った後に、被認証者30に所定の回数まばたきをさせて、そのまばたきを行った眼の順序によって、被認証者30が生体であるか否かを判定する。
図7は、本発明の第2の実施の形態における認証装置101の構成を示すブロック図である。図7に示したように、本発明の第2の実施の形態における認証装置101は、本発明の第1の実施の形態における認証装置1と異なり、撮影部2および撮影部42の二つの撮影部を備え、制御部6の制御により、撮影部2および撮影部42の出力いずれかを切り替えて画質判定部9に出力する切替部12を備える。本発明の第2の実施の形態における認証装置101は、制御部6が切替部12からの出力を33ms周期で切り替えることができるが、本発明はこの周期に限定されるものではない。
また、本発明の第2の実施の形態における眼判別部80は、キャプチャ処理部3の眼検出部10に接続され、キャプチャ処理された眼が左右いずれであるのかを判定して、生体判別部65の順序判定部63に出力する。本発明の第2の実施の形態における眼判別部80は、制御部6によって制御されており、制御部6が切替部12の信号切り替えを行うタイミングを参照することによって、撮影部2および撮影部42のいずれの出力が、現在キャプチャ処理部3から出力されているかを判別することができる。
さらに、本発明の第2の実施の形態における認証装置101は、眼判別部80から出力された、撮影された眼が左右のいずれであるかを示す情報を入力して、被認証者30がいずれの眼をまばたきしているか否かを判定するまばたき検知部26を備えている。本発明の第2の実施の形態におけるまばたき検知部26は、一方の眼からの出力が、所定の時間、例えば、1秒間無かった場合に、その眼が意図的なまばたきによって閉じられているものと判定する。この所定の時間は、短すぎると被認証者30の生理現象によるまばたきを含んで判定してしまうので、被認証者30の意図的なまばたきを選択的に検知できるように、ある程度の時間、例えば0.5秒程度の下限を設けておくことが必要である。また、この所定の時間は、長すぎると、被認証者30の眼がうまく撮影されていない場合もまばたきであると判定されてしまうので、そのような場合を含まないように、例えば3秒程度の上限を設けておくことが必要である。まばたき検知部26で検知された、まばたきで閉じられた眼が左右いずれであるかを示す情報は、生体判別部65の順序判定部63に送られる。
本発明の第2の実施の形態における認証装置101においては、生体判別部65の順序記憶部62が、まばたきで閉じられる眼の順序を登録順序情報70として記憶し、順序判定部63が、まばたき検知部26から出力された、まばたきで閉じられた眼の順序の順序情報と、登録順序情報70とを比較し、一致すれば、生体判定部64が被認証者30が生体であると判定する一方で、不一致であれば、被認証者30が生体ではないと判定する。本発明の第2の実施の形態における認証装置101においては、認証処理を行った後にまばたきを行う回数およびその順序は、登録された被認証者30が、自らの虹彩パターンを撮影して認証装置101に登録を行った際に登録するものとする。
本発明の第2の実施の形態における認証装置101において、登録順序情報70を入力する方法としては、例えば、これから登録を行おうとする被認証者30が、まず、自らの右眼および左眼の虹彩パターンを撮影して、それぞれの画像から認証情報作成部19で作成された情報が登録認証情報として記憶部21に記憶される。次に、登録を行おうとする被認証者30は、登録順序情報70を登録するために、自ら、左眼および右眼を撮影部2および撮影部42によってそれぞれ撮影させながら、自らの希望する順序でまばたきをする。このとき、後述するような、眼判別部80およびまばたき検知部26の機能によって、登録を行おうとする被認証者30がまばたきによって閉じた眼が左眼および右眼のいずれであるのかを判別することができるので、登録を行おうとする被認証者30がまばたきを行った順序を示す情報が、登録順序情報70として順序記憶部62に記憶される。
なお、上述した例においては、登録順序情報70の登録方法を、上述したような、登録しようとする被認証者30が、自らの眼を希望する順序でまばたきして入力する方法であるとして説明を行ったが、本発明はこの方法に限定されず、例えば、登録を行おうとする被認証者30が、自らの左眼および右眼の虹彩パターンを撮影して、登録認証情報を登録した後に、表示部(図示せず)の表示にしたがって、矢印キー(図示せず)等の入力部を用いて登録順序情報70を入力する構成であってもよいことは第1の実施の形態における認証装置1と同じである。いずれの方法においても、まばたきを行う順序および回数を、登録を行おうとする被認証者30が決定することができる。なりすまし行為を行おうとする不正な者は、このまばたきを行う順序および回数を知りえないので、生体ではないと判定され、セキュリティ性の高い構成を実現することができる。
また、本発明の第2の実施の形態における認証装置101においては、認証結果判定部22からは、少なくとも認証結果が出力部23に対して出力されればよく、第1の実施の形態における認証装置1のように、照合部20における比較照合に用いられた登録認証情報のID情報をあわせて出力する必要はない。
本発明の第2の実施の形態における認証装置101は、前述のように、撮影部2および撮影部42を備えており、撮影部2,42それぞれが、被認証者30の右眼および左眼それぞれを撮影することができるように(例えば、撮影部2が右眼を撮影し、撮影部42が左眼を撮影するように)、設置間隔や、撮影画角が調整されている。
他の構成要素については、本発明の第1の実施の形態における認証装置1と同様であるので、その説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態における認証装置101は、第1の実施の形態における認証装置1のように、撮影部2による眼の撮影の都度、認証処理部17における認証処理を行うのではなく、まず、被認証者30の認証処理を行って、「認証可能」の結果が得られた後に、所定の順序で眼をまばたきさせることにより、そのまばたきの順序で被認証者30が生体であるか否かの判定を行うことが可能である。
次に、本発明の第2の実施の形態における認証装置101の動作について説明する。図8は、本発明の第2の実施の形態における認証装置101の動作ステップを示すフローチャートである。
図8に示したように、本発明の第2の実施の形態における認証装置101は、まず、制御部6が誘導部31に対して、被認証者30に、これから撮影および認証を開始することを知らしめるような誘導を行う(S21)。
この誘導部31が被認証者30に対して行う誘導の一例について説明する。図9は、本発明の第2の実施の形態における認証装置101の誘導部31が被認証者30に対して誘導する際に表示される情報の一例を示す図である。
図9(a)に、ステップS21において誘導部31が表示すべき誘導情報の一例を示す。図9(a)に示したように、誘導部31は、被認証者30に対して、これから認証を開始することを示す情報(例えば、「認証を行います」)と、被認証者30に両眼を開かせるための情報(例えば、「両眼を開いてください」)とを誘導情報121として示す。この誘導情報121によって、被認証者30は、自らの両眼を、撮影部2および撮影部42の撮影範囲内にそれぞれ配置させる。なお、被認証者30に対して、自らの眼を撮影部2および撮影部42の撮影範囲内に配置させる方法については、鏡や映像、音声を用いて誘導を行う方法等、公知の方法を用いることが可能である。
次に、制御部6は、光源部7を点灯させて、被認証者30の両眼を照射する(S22)。
次に、制御部6は撮影部2および撮影部42に被認証者30の両眼を撮影させ、制御部6は、切替部12に対して、所定の周期で撮影部2および撮影部42からの出力を切り替えて、キャプチャ処理部3に出力させる(S23)。
次に、制御部6は、キャプチャ処理部3に対して、撮影部2および撮影部42で撮影された画像それぞれに対して、前述したキャプチャ処理をさせる(S24)。
ステップS24において、キャプチャ処理部3で撮影部2および撮影部42で撮影された画像それぞれがキャプチャ処理できた場合には、ステップS27に移り、撮影部2および撮影部42で撮影された画像のいずれかがキャプチャ処理できなかった場合には、再度ステップS23に戻って、制御部6は、撮影部2または撮影部42に対して再度被認証者30の眼の撮影を行わせる(S25)。
ステップS25において、キャプチャ処理部3で撮影部2および撮影部42で撮影された画像それぞれのキャプチャ処理が行われたと判定された場合には、虹彩検出部11が、キャプチャ処理部3から送られた画像から虹彩とみなされる部分を検出し、認証情報作成部19による認証情報の作成が行われ、照合部20における記憶部21に記憶された登録認証情報との比較照合処理、および、認証結果判定部22における認証結果の判定処理が行われる(S27)。
なお、認証結果判定部22による認証結果の判定は、より高いセキュリティ性を実現するために、被認証者30の右眼および左眼がともにあらかじめ登録された者の登録認証情報と一致すると判定された場合に、「認証可能」であると判定することもできるし、使い勝手を向上させるために、被認証者30の右眼または左眼のいずれかがあらかじめ登録された者の登録認証情報と一致すると判定された場合に「認証可能」であると判定することもできる。
ステップS27における認証結果判定部22による認証結果が、被認証者30があらかじめ登録された者として「認証可能」できるという結果であった場合には、ステップS29に進み、一方で、被認証者30があらかじめ登録された者でないとして「認証不可能」であるという結果であった場合には、出力部23は、被認証者30に対してその結果を報知する(S28、S30)。
ステップS30においては、図6(a)に示したような出力情報96(「認証できませんでした」「登録されていません」のようなメッセージ)が、出力部23から被認証者30に対して、映像または音声により通知される。
図8に戻って、ステップS28において、被認証者30が「認証可能」であると判定された場合には、制御部6は、誘導部31に対して、図9(b)に示したような誘導情報122の表示を行い、被認証者30を誘導する(S29)。ステップS29においては、図9(b)に示したように、被認証者30に対して、「認証が完了しました」「まばたきしてください」というような、まばたきを促すようなメッセージを表示する。
次に、制御部6は、撮影部2および撮影部42に対して、まばたきの検知を行うために、被認証者30の両眼の撮影を開始させる(S31)。
次に、キャプチャ処理部3が、撮影部2および撮影部42で撮影された画像それぞれに対して、キャプチャ処理を行う(S32)。
キャプチャ処理部3の眼検出部10からは、キャプチャ処理に成功した旨を示す情報が眼判別部80に送られて、眼判別部80においては、制御部6から切替部12に対して送られる出力の切り替え周期を参照して、キャプチャ処理に成功した画像が右眼のものであるか左眼のものであるかを判別する(S33)。
眼判別部80からの、キャプチャ処理に成功した眼の左右を示す情報は、まばたき検知部26に送られて、まばたき検知部26では、いずれの眼がまばたきで閉じられているかを検知する(S34)。
まばたき検知部26は、前述のように、撮影部2および撮影部42の少なくともいずれかから、所定の時間(例えば、1秒間)、画像がキャプチャできない旨の情報が眼検出部10から送られた場合には、その撮影部に対応する眼が閉じられている、すなわちまばたきされている)ものと判定することもできる。たとえば、前述のように、撮影部2が被認証者30の右眼を撮影し、撮影部42が被認証者30の左眼を撮影するものとして、撮影部2で撮影された画像から所定の時間画像がキャプチャされない場合には、右眼が閉じられているものと判定し、撮影部42で撮影された画像から所定の時間画像がキャプチャされない場合には、左眼が閉じられているものと判定し、さらに、撮影部2および撮影部42で撮影された画像のいずれからも所定の時間画像がキャプチャされない場合には、両眼が閉じられているものと判定する。
眼判別部80による、被認証者30のいずれかの眼が閉じられているかの情報(逆に、いずれの眼が開けられているかの情報であってもよい)は、生体判別部65の順序判定部63に送られて、順序判定部63は、その眼の閉じられている側を示す順序情報があらかじめ順序記憶部62に記憶されている登録順序情報70と一致するか否かを判定する(S35)。
被認証者30が眼を閉じる順序が登録順序情報70と一致する場合には、ステップS37に進み、一致しない場合には、生体判定部64が、被認証者30は生体ではないと判定して、出力部23から、図6(b)に示したような出力情報97を出力する(S38)。
ステップS37では、順序判定部63が、順序記憶部62に記憶された登録順序情報70を参照して、所定の回数まばたきが行われたか否かの判定を行い(S37)、完了していると判定された場合には、ステップS40に進み、一方、完了していないと判定された場合には、ステップS29に戻って、制御部6は、誘導部31に再度被認証者30に対する誘導を開始させる(S39)。
ステップS40においては、生体判定部64が被認証者30が生体であるという判定を行い、その結果(たとえば、図6(c)に示したような出力情報98)を出力部23から被認証者30に対して出力して、処理を終了する(S41)。
このように、本発明の第2の実施の形態における認証装置101を用いれば、被認証者30の両眼を同時に撮影できるとともに、眼画像を用いて信頼性の高い認証処理を行った後に、被認証者30にまばたきをさせて、その順序によって、被認証者30が生体であるか否かを判定することができる。
本発明の第2の実施の形態における認証装置101を用いれば、いわゆるなりすまし行為を行おうとする者は、あらかじめ定められたまばたきの順序を知らないので、いかに精巧な偽眼等の偽造物を用いても、生体であると判定されず、より高いセキュリティ性を実現できることは、第1の実施の形態における認証装置1と同様である。
また、本発明の第2の実施の形態における認証装置101によれば、第1の実施の形態における認証装置1と比較して、被認証者30の眼を撮影して、その都度、キャプチャ処理および認証処理を行うことなく、いったん両眼の認証処理を行った後は、被認証者のキャプチャ処理を行うのみで、認証処理を行わないので、迅速な処理を行うことが可能である。
なお、本発明の第2の実施の形態においては、認証処理を行った後に、まばたき検知を行う構成を示したが、本発明はこの構成に限定されず、例えば、まばたき検知を行った後に、眼画像を用いた認証処理を行う構成であってもよいものである。
また、本発明の実施の形態における認証装置1および認証装置101は、それぞれ虹彩認証処理を行うものとして説明を行ったが、本発明の認証装置は認証処理方法を虹彩認証方法に限定されるものではない。例えば、網膜認証や顔認証等の生体認証方法を適宜用いることができるものである。
以上述べたように、本発明によれば、偽眼等の生体の眼と同様の構造の偽造物に対しても、効果的に生体判別を行うことができるという優れた効果を有するので、被写体が生体であるか否かを判別する生体判別装置、および、被写体の個人認証を行う認証装置、ならびに、被写体が生体であるか否かを判別する生体判別方法等として有用である。
本発明の第1の実施の形態における認証装置の構成を示すブロック図 本発明の第1の実施の形態における眼判別情報の一例を示す図 本発明の第1の実施の形態における認証装置が生体判別可能である理由について説明するための図 本発明の第1の実施の形態における認証装置の動作ステップを示すフローチャート 本発明の第1の実施の形態における認証装置の誘導部が被認証者に対して行う誘導の際に表示される誘導情報の一例を示す図 本発明の第1の実施の形態における認証装置の出力部が被認証者に対して出力する出力情報の一例を示す図 本発明の第2の実施の形態における認証装置の構成を示すブロック図 本発明の第2の実施の形態における認証装置の動作ステップを示すフローチャート 本発明の第2の実施の形態における認証装置の誘導部が被認証者に対して行う誘導の際に表示される誘導情報の一例を示す図
符号の説明
1,101 認証装置
2,42 撮影部
3 キャプチャ処理部
6 制御部
7 光源部
9 画質判定部
10 眼検出部
11 虹彩検出部
12 切替部
17 認証処理部
19 認証情報作成部
20 照合部
21 記憶部
22 認証結果判定部
23 出力部
25 眼判別情報
26 まばたき検知部
30 被認証者
31 誘導部
62 順序記憶部
63 順序判定部
64 生体判定部
65 生体判別部
70 登録順序情報
71,72 順序情報
80,81 眼判別部
91,92,93,121,122 誘導情報
96,97,98 出力情報

Claims (8)

  1. 被写体の眼を複数回撮影する撮影部と、
    前記撮影部で複数回撮影された前記被写体の眼が、それぞれ左右いずれの眼であるかを判別する眼判別部と、
    前記眼判別部で判別された結果にもとづいて、前記撮影部が撮影を行った眼の順序を判定する順序判定部と、
    前記順序判定部が判定した、前記撮影部が撮影を行った眼の順序にもとづいて、前記被写体が生体であるか否かを判定する生体判定部を備えたことを特徴とする生体判別装置。
  2. 前記眼判別部の判別結果を用いて、前記被写体がまばたきした眼を検知するまばたき検知部を備え、
    前記順序判定部は、前記まばたき検知部で検知された結果にもとづいて、前記被写体がまばたきを行った眼の順序を判定し、
    前記生体判定部は、前記順序判定部が判定した、前記被写体がまばたきを行った眼の順序にもとづいて、前記被写体が生体であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の生体判別装置。
  3. あらかじめ定められた、撮影またはまばたきを行うべき眼の順序を示す順序情報を記憶する順序記憶部を備え、
    前記順序判定部は、前記順序記憶部に記憶された前記順序情報にもとづいて順序の判定を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の生体判別装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の生体判別装置と、
    前記撮影部で撮影された画像の少なくとも虹彩を含む部分から、前記撮影部の撮影の都度、認証情報を作成する認証情報作成部と、
    あらかじめ登録された者の右眼および左眼の登録認証情報を記憶する記憶部と、
    前記認証情報作成部で作成された認証情報と、前記記憶部に記憶された登録認証情報とを比較照合する照合部と、
    前記照合部における比較照合の結果にもとづいて、前記被写体が前記あらかじめ登録された者であると認証できるか否かを判定する認証結果判定部とを備えたことを特徴とする認証装置。
  5. 被写体の眼を複数回撮影する撮影部と、
    前記撮影部で撮影された画像の少なくとも虹彩を含む部分から、前記撮影部の撮影の都度、認証情報を作成する認証情報作成部と、
    あらかじめ登録された者の右眼および左眼の登録認証情報を記憶する記憶部と、
    前記認証情報作成部で作成された認証情報と、前記記憶部に記憶された登録認証情報とを比較照合する照合部と、
    前記照合部における比較照合の結果にもとづいて、前記被写体が前記あらかじめ登録された者であると認証できるか否かを判定する認証結果判定部と、
    前記認証結果判定部で複数回認証された前記被写体の眼が、左右いずれの眼であるかを判別する眼判別部と、
    前記眼判別部で判別された結果にもとづいて、前記認証結果判定部が認証を行った眼の順序を判定する順序判定部と、
    前記順序判定部が判定した、前記認証結果判定部が認証を行った眼の順序にもとづいて、前記被写体が生体であるか否かを判定する生体判定部を備えたことを特徴とする生体判別装置。
  6. 前記記憶部には、前記登録認証情報が識別情報とともに記憶され、
    前記認証結果判定部は、前記照合部が、比較照合に用いた前記登録認証情報を示す前記識別情報を眼判別部に出力し、
    前記眼判別部は、前記登録認証情報の前記識別情報に対応した眼の左右の別についての眼判別情報を記憶し、前記眼判別情報と、前記認証結果判定部から送られた前記識別情報とにもとづいて、前記認証結果判定部で複数回認証された前記被写体の眼が、左右いずれの眼であるかを判別し、前記順序判定部は、前記眼判別部で判別された結果にもとづいて、前記認証結果判定部が認証を行った眼の順序を判定することを特徴とする請求項5に記載の生体判別装置。
  7. 被写体の眼を複数回撮影する第1のステップと、
    前記第1のステップで複数回撮影された前記被写体の眼が、それぞれ左右いずれの眼であるかを判別する第2のステップと、
    前記第2のステップで判別された結果にもとづいて、前記第1のステップで撮影を行った眼の順序を判定する第3のステップと、
    前記第3のステップで判定した、前記第1のステップで撮影を行った眼の順序にもとづいて、前記被写体が生体であるか否かを判定する第4のステップを備えたことを特徴とする生体判別方法。
  8. 被写体の眼を複数回撮影する第1のステップと、
    前記第1のステップで複数回撮影された前記被写体の眼が、それぞれ左右いずれの眼であるかを判別する第2のステップと、
    前記第2のステップの判別結果を用いて、前記被写体がまばたきした眼を検知する第3のステップと、
    前記第3のステップで検知された結果にもとづいて、前記被写体がまばたきを行った眼の順序を判定する第4のステップと、
    前記第4のステップで判定された、前記被写体がまばたきを行った眼の順序にもとづいて、前記被写体が生体であるか否かを判定する第5のステップとを備えたことを特徴とする請求項7に記載の生体判別方法。
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