JP2006289260A - 塗布ヘッド - Google Patents
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Abstract
【課題】 塗布ヘッドのスリットの間隔を調整する差動ネジの組み付け作業を簡単化する。
【解決手段】 間隙をあけて対向させて配置されてスリット13を形成する一対のリップ部材11、12と、スリットに連通して設けられた塗布液の流路と、一方のリップ部材の側面にスリットの延在方向に沿わせて形成された切欠き溝15と、この切欠き溝を挟むリップ部材の基部11aと先端部11bとに係合された差動ネジ16とを備え、差動ネジの親ネジの外ネジをリップ部材の基部に貫通して形成されたネジ孔17に螺合し、差動ネジの子ネジ16bの先端に円筒状のナット18を螺合し、このナット18が挿入される穴19をリップ部材の先端部に形成し、穴19に向かって先端部の側面からネジ孔20を形成し、このネジ孔20に止めネジ21をねじ込んで、子ネジ16bをリップ部に固定するように構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 間隙をあけて対向させて配置されてスリット13を形成する一対のリップ部材11、12と、スリットに連通して設けられた塗布液の流路と、一方のリップ部材の側面にスリットの延在方向に沿わせて形成された切欠き溝15と、この切欠き溝を挟むリップ部材の基部11aと先端部11bとに係合された差動ネジ16とを備え、差動ネジの親ネジの外ネジをリップ部材の基部に貫通して形成されたネジ孔17に螺合し、差動ネジの子ネジ16bの先端に円筒状のナット18を螺合し、このナット18が挿入される穴19をリップ部材の先端部に形成し、穴19に向かって先端部の側面からネジ孔20を形成し、このネジ孔20に止めネジ21をねじ込んで、子ネジ16bをリップ部に固定するように構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、板状や帯状の基材の表面に、種々の材料の塗膜を形成する塗布装置に用いる塗布ヘッドに関する。
塗布装置は、例えば、ガラス、金属、紙、樹脂などで形成された板状や帯状の基材の表面に、液晶材料、磁性材、溶融樹脂、塗工液などを塗布して塗膜を形成するものであり、液晶基板や磁気テープなどの製造、あるいは、ビニールシートや発泡シートなどを成形する工程に用いられる。
塗布装置は、例えば、特許文献1に記載されているように、スリットを有する塗布ヘッドを基材の表面に近接又は接触させるとともに相対的に移動させて、スリットから塗布液を流出させて基材の表面に塗膜を形成するように構成される。塗布ヘッドは、例えば、スリットに連通する液溜め室を有し、この液溜め室に液晶材料や磁性材などを溶剤に溶かした塗布液を供給して、スリットから塗布液を流出させるように構成される。。
一般に、塗布装置においては、塗膜を均一な厚さにするために、塗布ヘッドのスリットの間隔を調整する必要がある。そこで、例えば、特許文献1に記載された塗布ヘッドは、図4に示すように、一対のリップ部材1,2を間隙をおいて対向させてスリット3を形成し、一方のリップ部材1にスリット3の延在方向に沿わせて切欠き溝5を設け、この切欠き溝5を挟んでリップ部材1の基部1aと先端部1bに差動ネジ6を螺合し、差動ネジ6を調整してリップ部材1の先端を撓ませることにより、スリット3の隙間を細かく調整する隙間調整機構が設けられている。
この隙間調整機構に用いる差動ネジ6は、図4に示すように、同軸の外ネジと内ネジを有する親ネジ6aの内ネジに子ネジ6bを螺合して形成され、親ネジ6aの外ネジと内ネジは同一方向に螺刻されている。そして、親ネジ6aをリップ部材1の基部1aに貫通させて形成されたネジ孔7に螺合し、子ネジ6bの先端をリップ部材1の先端部1bに形成された穴8に挿入し、リップ部の先端部1bの外側から子ネジ6bの先端に設けられた通孔にピン9を挿入して、子ネジ6bと親ネジ6aの連れ回りを防ぐように構成されている。また、特許文献1には、親ネジと子ネジを一体に形成し、親ネジをリップ部の基部に貫通させて形成されたネジ孔に螺合し、子ネジの先端にナットを螺合し、このナットをリップ部の先端部に形成された穴に挿入し、リップ部の先端部の外側からナットに設けられた通孔にピンを挿入して、子ネジと親ネジの連れ回りを防ぐようにした例も記載されている。
図4の従来例によれば、例えば、親ネジ6aのネジピッチP1=1mm、子ネジ6bのネジピッチP2=0.8mmの場合、親ネジ6aを1回転(前進又は後退)させると、子ネジ6bは親ネジ6aに対して0.8mm移動(後退又は前進)するから、実質的に、子ネジ6bはネジピッチの差分(P1−P2)=0.2mm移動(前進又は後退)する。これにより、スリット4の間隙を細かく調整することができる。
しかし、特許文献1では、差動ネジ6をリップ部1に組み付ける手順について記載されていないが、その組み付け作業に時間がかかったり、煩雑になるおそれがある。
すなわち、図4において、子ネジ6bの先端(又は、他の例の場合はナット)に形成された通孔にピン9を挿入するために、子ネジ6bの先端の通孔の回転角度及び進退方向の位置を、挿入されるピン9の位置に合わせる必要がある。この位置合わせは、例えば、親ネジ6aを回して子ネジ先端を穴8に挿入し、子ネジ先端の通孔の進退方向の位置をピン9の位置に合わせることになる。しかし、このとき子ネジ6bの回転は拘束されていないから、親ネジ6aの前進回転と一緒に回転しながら子ネジ先端が穴8に挿入される。したがって、子ネジ先端の通孔の進退方向の位置がピン9の位置に合ったとしても、子ネジ先端の通孔の回転角度はピン9の位置に合わないことが多い。そこで、子ネジ先端の通孔の回転角度をピン9の位置を合わせるために、子ネジ先端の通孔の回転角度を最大1/2回転(180度)回さなければならない。例えば、親ネジ6aを逆回転して、子ネジ先端の通孔の回転角度を180度回すと、子ネジ先端の通孔の進退方向の位置が、親ネジ6aのネジピッチP1の半分(上記の具体例では、0.5mm)だけ後退する。その結果、子ネジ先端の通孔の回転角度がピン9の位置に合ったとしても、子ネジ先端の通孔の進退方向の位置がピン9の位置から外れてしまう。そこで、子ネジ先端の通孔の回転角度がピン9の位置に合った状態で、今度は、何らかの方法によって子ネジ6bを拘束し、再度、親ネジ6aを前進させて子ネジ先端の通孔の進退方向の位置をピン9の位置に調整する作業が必要になる。このとき、子ネジ先端の進退方向の位置を前進させると、親ネジ6aと子ネジ6bが差動動作するから、例えば、ネジピッチP1の半分(上記例の場合、0.5mm)だけ前進させるために、親ネジ6aを2.5回転する必要がある。
特に、スリットの隙間をさらに細かく調整するようにするために、親ネジ6aのネジピッチP1と子ネジ6bのネジピッチP2の差を小さくすることを要望されることがある。この場合に、例えば、P1=0.85mm、P2=0.8mmに設定すると、親ネジ6aを180度逆回転することにより、子ネジ6bの先端も一緒に0.425mm後退することになる。この後退分を差動動作によって前進させて調整しようとすると、親ネジ6aの回転数は、0.425/(0.85−0.8)=8.5回転になる。したがって、図4の従来例によれば、組み付け作業が煩雑になるとともに、調整に時間がかかり過ぎるという問題がある。特に、スリットの隙間を高精度で調整するために、差動ネジを塗布ヘッドの長手方向に複数設けなければならない場合に問題がある。しかも、調整代を考慮すると、親ネジ6aを必要以上に長くしなければならという問題がある。
本発明は、塗布ヘッドのスリットの間隔を調整する差動ネジの組み付け作業を簡単化することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、間隙をあけて対向させて配置されてスリットを形成する一対のリップ部材と、前記スリットに連通して設けられた塗布液の流路と、一方の前記リップ部材の側面に前記スリットの延在方向に沿わせて形成された切欠き溝と、該切欠き溝を挟む前記リップ部材の基部と先端部とに係合された差動ネジとを備え、前記差動ネジは、円筒の内外面に同一方向に螺刻された外ネジと内ネジを有する親ネジと、該親ネジの内ネジに螺合された子ネジとを有してなる塗布ヘッドにおいて、前記親ネジは、前記リップ部材の前記基部に貫通させて形成されたネジ孔に螺合され、前記子ネジ先端には筒状のナットが螺合され、前記リップ部材の先端部に、前記子ネジ先端の前記筒状のナットが挿入される穴と、該穴に向かって前記先端部の側面から挿入され前記筒状のナットの外周を押圧固定する固定手段とを設けて構成することを特徴とする。
すなわち、子ネジをリップ部に係止させるにあたって、子ネジ先端に螺合された筒状のナットの外周をリップ部の先端部に押圧固定するだけでよく、子ネジ先端の回転角度及び進退方向の位置の制約は受けないから、親ネジのみで子ネジ先端の進退位置を調整できる。しかも、子ネジ先端の回転角度を調整する必要がないから、塗布ヘッドのスリットの間隔を調整する差動ネジの組み付け作業を簡単化して、組み付け時間を大幅に短縮できる。また、親ネジの長さを調整代を見込んだ長さにする必要がない。
上記の場合において、前記固定手段は、先端部の側面から穴に向かって貫通されたネジ孔と、このネジ孔に螺合された止めネジにより構成する。これによれば、塗布ヘッドの分解洗浄時に、差動ネジを取り外して洗浄した後、再度、差動ネジを簡単に組み付けることができる。
また、ナットの外周に溝を形成し、前記固定手段のネジ孔をナットの外周溝に臨ませて、かつ穴の底部方向に向かって傾斜して穿設することができる。これにより、止めネジが外周溝の溝壁に係止されるから、ナットが穴から抜け出るのを防止でき、スリット幅の調整設定の信頼度が向上する。
本発明によれば、塗布ヘッドのスリットの間隔を調整する差動ネジの組み付け作業を簡単化することができる。
以下、本発明を図示実施形態に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1に、本発明の塗布ヘッドに係る一実施形態の主要部の断面図を示す。同図は、塗布ヘッドのリップ部材の一部断面を示しており、基材の塗布幅に応じて、紙面に直角な方向に長手方向を有して形成されている。
(実施形態1)
図1に、本発明の塗布ヘッドに係る一実施形態の主要部の断面図を示す。同図は、塗布ヘッドのリップ部材の一部断面を示しており、基材の塗布幅に応じて、紙面に直角な方向に長手方向を有して形成されている。
図示のように、塗布ヘッドは、一対のリップ部材11、12の先端部(図において下方)を間隙をあけて対向させることによりスリット13が形成されている。このスリット13は、リップ部材12の内部に形成された塗布液の流路の一部を形成する液溜め室14に連通して設けられている。この液溜め室14には、図示していない塗布液供給装置から、塗布液が供給されるようになっている。一対のリップ部材のうちの一方のリップ部材11の側面に、スリット13の全長にわたって、延在方向に沿わせて切欠き溝15が形成されている。この切欠き溝15によって、リップ部材11は、基部11aと先端部11bとに区分されている。そして、基部11aと先端部11bとに渡して差動ネジ16が係合されている。差動ネジ16は、円筒の内外面に同一方向に螺刻された外ネジと内ネジを有する親ネジ16aと、親ネジ16aの内ネジに螺合された子ネジ16bとを有して形成されている。
親ネジ16aの外ネジは、リップ部材の基部11aに貫通させて形成されたネジ孔17に螺合されている。子ネジ16bの先端には、筒状のナット18が螺合されている。また、ナット18は、リップ部材の先端部11bの切欠き溝15に面する部位に、ナット18が挿入される穴19が形成されている。そして、穴19の内周から先端部11bの側面に至るネジ孔20が穿設され、このネジ孔20を挿通して止めネジ21がねじ込まれ、これによってナット18が先端部11bに押圧固定されている。
このように構成されることから、本実施形態によれば、塗布ヘッドの一対のリップ部材11、12により形成されたスリット13の開口先端を、塗膜を形成する対象の基材表面に近接させて、又は接触させて保持し、図示していない塗膜装置により、塗布ヘッドと基材とを相対的に移動させることにより、液溜め室14の塗布液がスリット13を介して流出し、基材の表面に塗膜を形成することができる。
スリット13の開口先端のスリット幅dを調整する場合は、親ネジ16を回して子ネジ16bを進退させることにより、子ネジ16bの先端が係止されたリップ部材11の先端部11bが、切欠き溝15によって形成された薄肉部を起点として撓み、スリット13の開口先端のスリット幅dが変わる。このスリット幅dを変えることにより、塗布液の流出量を調整できるので、スリット13の延在方向に沿わせて複数箇所に設けておくことにより、スリット幅dを塗布ヘッドの長さ方向の複数箇所で調整することが可能となり、基材の表面に形成される塗膜の厚みが一様になるように調整することができる。
次に、本実施形態の差動ネジ16をリップ部材11に組み付ける際の手順を、図2を参照して説明する。まず、円筒状のナット18の外径がネジ孔17の内径より小さい場合は、差動ネジ16の子ネジ16b先端に円筒状のナット18を螺合させてから親ネジ16aを基部11aのネジ孔17に螺合させ、ナット18の部分を穴19に十分に挿入させる。また、円筒状のナット18の外径がネジ孔17の内径より大きい場合であって、切欠き溝15の幅がナット18の厚さより大きい場合には、次のような組み付け手順とすることができる。まず、親ネジ16aを基部11aのネジ孔17に螺合させて、子ネジ16bの先端が切欠き溝15に臨む位置まで前進させる。そして、ナット18を子ネジ16bの先端に螺合させ、その後、さらに親ネジ16aを回して前進させ、ナット18の部分を穴19に十分に挿入させる。そして、ネジ孔20に止めネジ21をねじ込んでやることにより、ナット18をリップ部11の先端部11bに押圧固定する。これにより、子ネジ16bがリップ部11に係止されるから、親ネジ16aと子ネジ16bは差動動作可能な状態になる。
このように、本実施形態によれば、子ネジ先端に螺合されたナット18の外周に止めネジ21をねじ込んで、子ネジ16bを先端部11bに固定するようにしているから、子ネジ16bの先端の回転角度及び進退方向の位置は、何ら制約を受けない。そのため、親ネジ16aのみで子ネジ16bの先端の進退位置を調整でき、しかも、子ネジ16bの回転角度には何ら制約がないから、差動ネジ16の組み付け作業が簡単になり、組み付け時間を大幅に短縮できる。また、親ネジ16aの長さを調整代を見込んだ長さにする必要がない。
(実施形態2)
図3に、本発明の塗布ヘッドに係る他の実施形態の主要部の断面図を示す。本実施形態は、円筒状のナット18を穴19に押圧固定する構造が、図1の実施形態と異なる。すなわち、本実施形態のナット18には、円筒状の外周面に沿って溝18aが形成されている。また、止めネジ21がねじ込まれるネジ孔20を先端部11bの側面ではなく、切欠き溝15側にずらした位置から穴19の内面に向けて穿設している。つまり、ネジ孔20がナットの溝18aに臨ませて、かつ穴19の底部方向に向かって傾斜して穿設されている。その結果、止めネジ21をネジ孔20にねじ込むと、止めネジ21の先端がナット18の溝18aの溝壁に当たり、さらにねじ込むと止めネジ21によってナット18が穴19の底面及び内面に強く押しつけられて強固に固定される。特に、止めネジ21が溝18aの溝壁に係止されるから、ナット18が穴19から抜け出るのを防止でき、スリット幅の調整設定の信頼度が向上する。
(実施形態2)
図3に、本発明の塗布ヘッドに係る他の実施形態の主要部の断面図を示す。本実施形態は、円筒状のナット18を穴19に押圧固定する構造が、図1の実施形態と異なる。すなわち、本実施形態のナット18には、円筒状の外周面に沿って溝18aが形成されている。また、止めネジ21がねじ込まれるネジ孔20を先端部11bの側面ではなく、切欠き溝15側にずらした位置から穴19の内面に向けて穿設している。つまり、ネジ孔20がナットの溝18aに臨ませて、かつ穴19の底部方向に向かって傾斜して穿設されている。その結果、止めネジ21をネジ孔20にねじ込むと、止めネジ21の先端がナット18の溝18aの溝壁に当たり、さらにねじ込むと止めネジ21によってナット18が穴19の底面及び内面に強く押しつけられて強固に固定される。特に、止めネジ21が溝18aの溝壁に係止されるから、ナット18が穴19から抜け出るのを防止でき、スリット幅の調整設定の信頼度が向上する。
以上、本発明を一実施形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形を行うことができる。例えば、止めネジ21に代えてノックピンを用いることができる。この場合、ネジ孔20をピン孔に変えるのは言うまでもない。
11、12 リップ部材
11a 基部
11b 先端部
13 スリット
14 液溜め室
15 切欠き溝
16 差動ネジ
16a 親ネジ
16b 子ネジ
18 ナット
19 穴
20 ネジ孔
21 止めネジ
11a 基部
11b 先端部
13 スリット
14 液溜め室
15 切欠き溝
16 差動ネジ
16a 親ネジ
16b 子ネジ
18 ナット
19 穴
20 ネジ孔
21 止めネジ
Claims (3)
- 間隙をあけて対向させて配置されてスリットを形成する一対のリップ部材と、前記スリットに連通して設けられた塗布液の流路と、一方の前記リップ部材の側面に前記スリットの延在方向に沿わせて形成された切欠き溝と、該切欠き溝を挟む前記リップ部材の基部と先端部とに係合された差動ネジとを備え、前記差動ネジは、円筒の内外面に同一方向に螺刻された外ネジと内ネジを有する親ネジと、該親ネジの内ネジに螺合された子ネジとを有してなる塗布ヘッドにおいて、
前記親ネジは、前記リップ部材の前記基部に貫通させて形成されたネジ孔に螺合され、前記子ネジ先端には筒状のナットが螺合され、
前記リップ部材の先端部に、前記子ネジ先端の前記筒状のナットが挿入される穴と、該穴に向かって前記先端部の側面から挿入され前記筒状のナットの外周を押圧固定する固定手段とを設けてなることを特徴とする塗布ヘッド。 - 前記固定手段は、前記先端部の側面から前記穴に向かって貫通されたネジ孔と、該ネジ孔に螺合された止めネジであることを特徴とする請求項1に記載の塗布ヘッド。
- 前記ナットの外周に溝が形成され、前記固定手段の前記ネジ孔が前記ナットの外周溝に臨ませて、かつ前記穴の底部方向に向かって傾斜して穿設されていることを特徴とする請求項2に記載の塗布ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005113590A JP2006289260A (ja) | 2005-04-11 | 2005-04-11 | 塗布ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=37410438
Family Applications (1)
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JP2005113590A Pending JP2006289260A (ja) | 2005-04-11 | 2005-04-11 | 塗布ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006289260A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010269305A (ja) * | 2009-05-19 | 2010-12-02 | Naraenanotech Corp | 改善されたスリットダイ用ギャップ調整装置及びこれを具備したスリットダイ及びコーティング装置{AnImprovedGapAdjustingDeviceforSlitDie、andASlitDieandACoatingApparatusHavingtheSame} |
JP2011194291A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Johoku Seikosho:Kk | コーティングダイ |
KR20210033570A (ko) * | 2019-09-18 | 2021-03-29 | 세메스 주식회사 | 슬릿 노즐 및 이를 포함하는 도포 장치 |
WO2022130903A1 (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-23 | 富士フイルム株式会社 | スロットダイ |
-
2005
- 2005-04-11 JP JP2005113590A patent/JP2006289260A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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