JP2006243519A - 表示装置およびその駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各画素電極とそれを挟む2本の映像信号線との間の寄生容量を介して映像信号線の電位変化により画素電極電位に生じる変動(クロストーク)が抑制されるように、階調信号Lsigの補正によって各映像信号線に印加すべき電圧を補正する。この補正のために第1〜第4の補正テーブルPd,Pb,Nd,Nbが用意されており、補正量決定部34は、極性信号Ipとサブフレーム期間識別信号Isfに基づきいずれかの補正テーブルを選択し、選択された補正テーブルを参照して、上記2本の映像信号線に印加すべき電圧に対応する自ソース階調および他ソース階調に基づき、階調信号Lsigの補正量ΔLを決定する。
【選択図】図6
Description
各画素形成部は、
対応する交差点を通過する走査信号線に印加される信号に応じて導通状態または遮断状態となるスイッチング素子と、
対応する交差点を通過する映像信号線に前記スイッチング素子を介して接続された画素電極と、
前記複数の画素形成部に共通的に設けられた共通電極と、
前記画素電極と前記共通電極とによって形成される画素容量と、
前記画素容量に保持される電圧に応じて画素を表示する電気光学素子とを含み、
前記駆動制御回路は、各画素形成部の画素電極にスイッチング素子を介して接続される第1の映像信号線に印加すべき映像信号を、当該画素電極との間に寄生容量が形成されるように配置された第2の映像信号線の電位変化による当該画素形成部の画素容量における保持電圧の変動が補償されるように、当該第2の映像信号線の電位を示す情報に基づき補正する信号補正手段を含むことを特徴とする。
前記駆動制御回路は、前記複数の映像信号の電圧が前記共通電極の電位を基準として各サブフレーム期間内で略交流化されるように前記複数の映像信号を生成して前記複数の映像信号線に印加し、
前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号を、前記スイッチング素子が当該導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第2の映像信号線の電位を示す情報に基づき補正することを特徴とする。
前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号を、前記スイッチング素子が当該導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第1および第2の映像信号線の電位を示す情報に基づき補正することを特徴とする。
前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の補正量を、当該映像信号の前記第1の映像信号線への印加時点が前記複数のサブフレーム期間のうちいずれの期間内であるかに応じて変更することを特徴とする。
前記信号補正手段は、
前記補正量を前記第2の映像信号線の電位を示す情報と対応づけて格納している補正テーブルを、前記複数のサブフレームのそれぞれに対して保持しているテーブル記憶手段と、
前記テーブル記憶手段に保持された補正テーブルから、前記映像信号の前記第1の映像信号線への印加時点を含むサブフレーム期間に対する補正テーブルを選択し、当該選択された補正テーブルを参照することにより、前記スイッチング素子が前記導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第2の映像信号線の電位を示す情報に対応する前記補正量を決定する補正量決定手段とを含むことを特徴とする。
前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の補正量を、前記共通電極の電位を基準とする当該映像信号の電圧極性に応じて変更することを特徴とする。
前記信号補正手段は、
前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の補正量を前記第2の映像信号線の電位を示す情報と対応づけて格納している補正テーブルを、前記複数のサブフレームと電圧極性との組み合わせのそれぞれに対して保持しているテーブル記憶手段と、
前記テーブル記憶手段に保持された補正テーブルから、前記映像信号の前記第1の映像信号線への印加時点を含むサブフレーム期間と前記共通電極の電位を基準とする前記映像信号の電圧極性との組み合わせに対する補正テーブルを選択し、当該選択された補正テーブルを参照することにより、前記スイッチング素子が前記導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第2の映像信号線の電位を示す情報に対応する前記補正量を決定する補正量決定手段とを含むことを特徴とする。
前記テーブル記憶手段に保持されている各補正テーブルは、前記補正量を、前記第1の映像信号線の電位を示す情報と前記第2の映像信号線の電位を示す情報との組み合わせに対応づけて格納していることを特徴とする。
前記駆動制御回路は、前記共通電極の電位を基準とする電圧極性が互いに隣接する映像信号線の間で異なるように前記複数の映像信号を生成して前記複数の映像信号線に印加し、
前記テーブル記憶手段に保持されている各補正テーブルは、前記補正量を、前記第1の映像信号線の電位と前記第2の映像信号線の電位との電位差を示す情報に対応づけて格納していることを特徴とする。
前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の電圧を下記の式で定義される補正量ΔV1bに基づき補正することを特徴とする:
ΔV1b=(V2−Vcom)・Csdb/Cpix
ここで、V2は前記スイッチング素子が前記導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第2の映像信号線の電位を表し、Vcomは前記共通電極の電位を表し、Csdbは前記画素電極と前記第2の映像信号線との間に形成される前記寄生容量の値を表し、Cpixは前記画素電極と他の電極との間に形成される総容量の値を表す。
前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の電圧を下記の式で定義される補正量ΔV1に基づき補正することを特徴とする:
ΔV1=(V1−Vcom)・Csda/Cpix+(V2−Vcom)・Csdb/Cpix
ここで、V1およびV2は前記スイッチング素子が前記導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第1および第2の映像信号線の電位をそれぞれ表し、Vcomは前記共通電極の電位を表し、Csdaは前記画素電極と前記第1の映像信号線との間に形成される寄生容量の値を表し、Csdbは前記画素電極と前記第2の映像信号線との間に形成される寄生容量の値を表し、Cpixは前記画素電極と他の電極との間に形成される総容量の値を表す。
前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号を前記明表示期間においてのみ補正することを特徴とする。
前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の電位に相当する階調値が前記第2の映像信号線に印加すべき映像信号の電位に相当する階調値よりも小さい場合には、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の補正を抑止することを特徴とする。
前記駆動制御回路は、
前記複数の走査信号線を駆動するための走査信号線駆動回路と、
前記複数の映像信号線を駆動するための映像信号線駆動回路と、
前記走査信号線駆動回路および前記映像信号線に供給すべき制御信号、ならびに、前記映像信号線駆動回路に供給すべき画像信号を生成する表示制御回路とを含み、
前記映像信号線駆動回路は、前記表示制御回路から供給される前記画像信号に基づき前記複数の映像信号を生成して前記複数の映像信号線に印加し、
前記信号補正手段は、前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号に対し前記保持電圧の変動を補償するための補正が行われるように、前記映像信号線駆動回路に供給すべき前記画像信号を補正することを特徴とする。
前記複数の映像信号線および前記複数の走査信号線を駆動するための駆動制御ステップを備え、
各画素形成部は、
対応する交差点を通過する走査信号線に印加される信号に応じて導通状態または遮断状態となるスイッチング素子と、
対応する交差点を通過する映像信号線に前記スイッチング素子を介して接続された画素電極と、
前記複数の画素形成部に共通的に設けられた共通電極と、
前記画素電極と前記共通電極とによって形成される画素容量と、
前記画素容量に保持される電圧に応じて画素を表示する電気光学素子とを含み、
前記駆動制御ステップは、各画素形成部の画素電極にスイッチング素子を介して接続される第1の映像信号線に印加すべき映像信号を、当該画素電極との間に寄生容量が形成されるように配置された第2の映像信号線の電位変化による当該画素形成部の画素容量における保持電圧の変動が補償されるように、当該第2の映像信号線の電位を示す情報に基づき補正する信号補正ステップを含むことを特徴とする。
前記駆動制御ステップは、前記複数の映像信号の電圧が前記共通電極の電位を基準として各サブフレーム期間内で略交流化されるように前記複数の映像信号を生成して前記複数の映像信号線に印加する映像信号線駆動ステップを含み、
前記信号補正ステップでは、前記スイッチング素子が導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号が、前記スイッチング素子が当該導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第2の映像信号線の電位を示す情報に基づき補正されることを特徴とする。
前記信号補正ステップでは、前記スイッチング素子が導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号が、前記スイッチング素子が当該導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第1および第2の映像信号線の電位を示す情報に基づき補正されることを特徴とする。
前記信号補正ステップでは、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の補正量が、当該映像信号の前記第1の映像信号線への印加時点が前記複数のサブフレーム期間のうちいずれの期間内であるかに応じて変更されることを特徴とする。
前記信号補正ステップでは、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の補正量が、前記共通電極の電位を基準とする前記映像信号線の電圧極性に応じて変更されることを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。この液晶表示装置は、表示制御回路200、ソースドライバ(映像信号線駆動回路)300、およびゲートドライバ(走査信号線駆動回路)400からなる駆動制御部と、表示部500とを備えている。表示部500は、複数本(M本)の映像信号線SL(1)〜SL(M)と、複数本(N本)の走査信号線GL(1)〜GL(N)と、それら複数本の映像信号線SL(1)〜SL(M)と複数本の走査信号線GL(1)〜GL(N)との交差点にそれぞれ対応して設けられた複数個(M×N個)の画素形成部を含んでおり(以下、走査信号線GL(n)と映像信号線SL(m)との交差点に対応する画素形成部を参照符号“P(n,m)”で示すものとする。)、図2および図3に示すような構成となっている。ここで、図2は、本実施形態における表示部500の構成を模式的に示し、図3は、この表示部500における画素形成部P(n,m)の等価回路を示している。
図5は、本実施形態における表示制御回路200の構成図である。この表示制御回路200は、タイミング制御部21と、フレーム周波数変換部22と、階調生成部23と、暗表示用LUT25と、明表示用LUT26と、階調補正部30とを備えている。なお、LUTとは、データの変換処理が行われる際に参照される、変換前のデータと変換後のデータとが対応づけられたルックアップテーブル(Look Up Table)のことである。
Bb=Bdat×2 ・・・(1)
これにより、図7(a)、(b)、(c)に示すように、データ信号DATに基づく画像の輝度が明表示輝度に変換される。
Bd=Bdat×2−100 ・・・(2)
これにより、図7(d)、(e)に示すように、データ信号DATに基づく画像の輝度が暗表示輝度に変換される。なお,この図7と数値例は表示原理を説明するための典型的かつ象徴的な例であり,階調表示を滑らかにするなど実際上の要請により,0%,100%に限らずそれぞれ十分暗い輝度,十分明るい輝度を表現しているとして良いし,そのようにしても本発明の効果を損なうことはない。例えば,50%の輝度を表示するに当たって,明表示輝度が90%,暗表示輝度が10%となっていて,その周辺でそれぞれの輝度が順に変化すると考えても全くかまわない。
<3.1 階調補正部の構成>
図6は、本実施形態における階調補正部30の構成を示すブロック図である。この階調補正部30は、1dot遅延部32と、補正量決定部34と、第1〜第4の補正テーブルPd,Pb,Nd,Nbからなる4つの補正テーブルを記憶しているテーブル記憶部36と、加算器38とを備えており、上記階調信号Lsigは、1dot遅延部32および補正量決定部34に入力される。補正量決定部34には、タイミング制御部21からの極性信号Ipおよびサブフレーム期間識別信号Isfも入力される。また、階調補正部30における各部の動作は、タイミング制御部21からの第3の制御信号CLT3によって制御される。
図8は、本実施形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の動作を説明するための信号波形図である。既述のように本実施形態では、各フレーム期間が、相対的に低い輝度の表示が行われる暗表示期間TDと相対的に高い輝度の表示が行われる明表示期間TBとからなる2つのサブフレーム期間に分割されている(図4(c))。これに伴い、1つの画素形成部における画素電極電位Vpixは、図8(e)に示すように変化する。すなわち、共通電極電位Vcomを基準とする画素電極電位Vpixすなわち画素液晶への印加電圧(絶対値)は、各フレーム期間Tfi(i=1,2,…)の前半期間である暗表示期間TDでは相対的に低く、後半期間である明表示期間TBでは相対的に高くなる(以下、特に断らない限り、画素電極電位Vpixおよび映像信号線への印加電圧(駆動用映像信号)は、共通電極電位Vcomを基準として電圧極性を考えるものとする)。また、一般に液晶表示装置では交流駆動が必要とされることから、画素電極電位Vpixは、1フレーム期間毎に極性が反転する。さらに本実施形態では、ドット反転駆動方式が採用されているので、同一のフレーム期間においても、映像信号線SL(1)〜SL(M)によってそれへの印加電圧の極性が異なり、かつ、同一の映像信号線に印加される電圧の極性も1水平期間毎に変化する。したがって、映像信号線SL(1)〜SL(M)への印加電圧は、各フレーム期間の前半期間である暗表示期間と後半期間である明表示期間とのいずれに印加されるか、および、正極性か負極性かに応じて、4種類に分類することができる。そこで、図8(e)に示すように、暗表示期間に映像信号線に印加される正極性電圧を「暗表示用正電圧」といい、参照符号“S0+”で示し、明表示期間に映像信号線に印加される正極性電圧を「明表示用正電圧」といい参照符号“S1+”で示し、暗表示期間に映像信号線に印加される負極性電圧を「暗表示用負電圧」といい、参照符号“S0−”で示し、明表示期間に映像信号線に印加される負極性電圧を「明表示用負電圧」といい参照符号“S1−”で示すものとする。
ΔV1a=(Vcom−V1)・Csda/Cpix …(1)
ここで、Cpixは画素電極Epixに接続される総容量であり(Cpix≒Ccl+Ccs)、画素電極電位Vpixは、ΔV1a>0のときは上昇しΔV1a<0のときは低下するように影響される。
ΔV1b=(Vcom−V2)・Csdb/Cpix …(2)
ここで、画素電極電位は、ΔV1b>0のときは上昇しΔV1b<0のときは低下するように影響される。
ΔV(s)=ΔV1a+ΔV1b …(3)
となるので、画素電極Epixの実際の電位RV(V1,V2)は、
RV(V1,V2)=V1+(Vcom−V1)・Csda/Cpix
+(Vcom−V2)・Csdb/Cpix …(4)
となる。ここで、RV(Va,Vb)は、TFT10が導通状態から遮断状態へと変化する時点における自ソースラインSL(m)の電位をVaとし、他ソースラインSL(m+1)の電位をVbとしたときの、画素電極Epixにおける実際の電位(1つのサブフレーム期間での時間的平均値)を示すものとする。
上記式(4)に含まれる画素総容量Cpixは液晶容量(画素容量)Cclを含む。液晶容量Cclは、液晶分子の状態によって変化するので、印加電圧すなわち画素電極電位Vpixと共通電極電位Vcomとの電位差に依存する。しかし、液晶への印加電圧(共通電極電位Vcomを基準とする画素電極電位Vpix)が走査信号の1つのアクティブ期間内すなわち1水平期間内で目標値に達しても、液晶の電気光学素子としての応答時間は1水平期間よりもかなり長い。一方、本実施形態のように、各フレーム期間を前半期間としての暗表示期間TDと後半期間としての明表示期間TBとに分割して駆動する方式の場合には、各フレーム期間の後半になるとすぐに新しい電圧が液晶に印加されるので、寄生容量Csda,Csdbに起因する画素電極電位の変動に対し液晶が電気光学素子として応答する時間的余裕がほとんどない。また、応答の初期に液晶分子に与えられるトルクの方がその後の応答を支配するとも言える。したがって、液晶容量Cclに保持される電圧の更新の際における画素電極Epixへの電圧印加の直前の液晶容量Cclの値に基づいて、その後のソースライン電位変動による画素容量Cclの保持電圧の変動(画素電極電位Vpixの変動)ΔV(s)を考える必要がある。したがって、この変動ΔV(s)は、自ソースラインSL(m)に印加すべき電圧が同じ階調値に対応する電圧であっても、暗表示期間に印加すべき電圧か明表示期間に印加すべき電圧かによって異なる。また本実施形態では、DC補正等の観点から極性毎に各サブフレーム期間TD,TBへの輝度の振り分け(図7)が変更される。したがって、寄生容量Csda,Csdbに起因する画素電極電位Vpixの変動の補償すなわちクロストーク補償のための補正量を、極性情報およびサブフレーム期間情報(フレーム期間の前半か後半か)に応じて変更するのが好ましい。
上記変動ΔV(s)の相殺(クロストークの補償)のための補正精度よりも補正のための構成の簡素化を重視して、従来と同様に図10の補正テーブルのみを使用して補正量ΔLを決定するようにしてもよい。この場合、補正テーブルが1つのみとなり、極性信号Ipおよびサブフレーム期間識別信号Isfに基づく補正テーブルの選択のための構成も不要となる。
自ソースラインSL(m)の電位変化による画素電極電位Vpixの変化分ΔV1a(上記式(1))は、階調設定(所望の輝度とソースラインに印加すべき電圧とを関連づける作業)において補償することが可能である。階調設定においてこのような補償が行われる場合には、他ソースラインSL(m+1)の電位変化による画素電極電位Vpixの変化分ΔV1b(上記式(2))、すなわち
ΔV1b=(Vcom−V2)・Csdb/Cpix
にのみ着目し、この変化分ΔV1bが相殺されるように階調信号Lsigの補正量ΔLを決定すればよい。したがって、TFT10が導通状態から遮断状態に変化する時点における他ソースラインSL(m+1)の電位V2を示す情報に基づき、上記式(2)で示される変化分ΔV1bを相殺するように、駆動用映像信号S(m)として自ソースラインSL(m)に印加すべき電圧を補正すればよい(自ソースラインへの印加電圧の補正量ΔVmを(V2−Vcom)・Csdb/Cpixとすればよい)。この場合、図6に示した第1〜第4の補正テーブルPd,Pb,Nd,Nbとして、他ソース階調信号Lsig(B)の値に対して補正量ΔLを与える4つの補正テーブルを用意すればよい(これらの補正テーブルは、他ソース階調信号値をインデックスとする補正テーブルであり、他ソースラインに印加すべき電位を示す情報をインデックスとする補正テーブルと見なすこともできる)。ただし、液晶容量Cclを含む画素総容量Cpixは、液晶容量Cclへの印加電圧に依存し、自ソースラインSL(m)の電圧V1の関数となる。したがって、より精度よく補正するためには、図6に示した第1〜第4の補正テーブルPd,Pb,Nd,Nbとして、自ソース階調信号Lsig(A)の値と他ソース階調信号Lsig(B)の値との組合わせに対して補正量ΔLを与える4つの補正テーブルを用意するのが好ましい。
一般に表示装置においては白表示におけるガンマ(γ)が重要であることから、通常、階調設定は白表示で行われる。白表示では、各色の階調が等しい状態、すなわち自ソース階調信号Lsig(A)の値と他ソース階調信号Lsig(B)の値とが等しい状態となっているので、
ABS(V1−Vcom)=ABS(V2−Vcom) …(5)
となる(ここで“ABS(X)”は値Xの絶対値を示す)。本実施形態では、ドット反転駆動方式が採用されているので、上記式(5)における絶対値記号“ABS”を外すと、
V1−Vcom=−(V2−Vcom) …(6)
となる。上記式(6)を式(4)に代入すると、白表示における画素電極Epixの実際の電位RV(V1,V1)を与える次式が得られる。
RV(V1,V1)=V1+(Vcom−V1)・Csda/Cpix
+(V1−Vcom)・Csdb/Cpix …(7)
通常、自ソースラインSL(m)に印加すべき電圧V1は、自ソースラインSL(m)および他ソースラインSL(m+1)の電位変化による画素電極電位Vpixへの影響を受け入れた上で設定される。すなわち、上記式(7)における変動分(Vcom−V1)・Csda/Cpix+(V1−Vcom)・Csdb/Cpixを相殺するように階調設定が行われる。このような階調設定を前提とした場合、白表示状態では補正の必要はなく所望の電圧が自ソースラインSL(m)に得られる。
ΔVm=RV(V1,V1)−RV(V1,V2)
={(V1−Vcom)−(Vcom−V2)}・Csdb/Cpix …(8)
となる。本実施形態においてドット反転駆動方式が採用されていることを考慮すると、上記式(8)における(V1−Vcom)は自ソース階調信号Lsig(A)の値に対応し、(Vcom−V2)は他ソース階調信号Lsig(B)の値に対応すると見なすことができる。したがって、図6に示した第1〜第4の補正テーブルPd,Pb,Nd,Nbとして、自ソース階調信号Lsig(A)の値と他ソース階調信号Lsig(B)の値との差に対して補正量ΔLを与える4つの補正テーブル(当該差をインデックスとする補正テーブル)を用意すればよい。このようにすれば、第1の構成例に比べ、補正精度は低下するものの、補正テーブルの構成を簡素化することができる。なお、このような補正テーブルは、自ソースラインの電位と他ソースラインの電位との電位差を示す情報をインデックスとするテーブルと見なすことができる。
以上のように本実施形態によれば、1画面分の画像が表示される期間である1フレーム期間は、相対的に暗い画像が表示される暗表示期間と相対的に明るい画像が表示される明表示期間とから構成され、これら暗表示期間と明表示期間とが交互に繰り返される。このため、1画面分の画像の書き換えが行われる際には、暗い画像が挿入されることになる。これにより、人間の視覚に動いている物体の残像が生じなくなり、動きボケが抑制される。
上記実施形態では、寄生容量Csdaおよび/またはCsdbに起因する画素電極電位Vpixの変動(クロストーク)を補償するために暗表示期間TDと明表示期間TBの双方において階調信号Lsigが補正されるが、各フレーム期間の前半に相当する暗表示期間TDでのクロストークによる表示画像の輝度への影響は小さい。したがって、上記第1、第3または第4の構成例による補正テーブルを用いる場合において、クロストークによる表示画像の輝度への影響の比較的大きい明表示期間(各フレーム期間の後半)においてのみ、階調信号Lsigを補正するようにしてもよい。このようにすれば、自ソースラインに駆動用映像信号として印加すべき電圧が明表示用正電圧S1+の場合の補正テーブルと、当該印加すべき電圧が明表示用負電圧S1−の場合の補正テーブルとの2つの補正テーブルのみを用意すればよく、階調信号Lsigの補正のための構成を簡素化することができる。
22 …フレーム周波数変換部
23 …階調生成部
25 …暗表示用LUT
26 …明表示用LUT
30 …階調補正部
32 …1dot遅延部
34 …補正量決定部
36 …テーブル記憶部
38 …加算器
Pd,Pb,Nd,Nb …補正テーブル
200 …表示制御回路
300 …ソースドライバ
400 …ゲートドライバ
500 …表示部
Lsig …階調信号
Ccl …液晶容量(画素容量)
Ccs …補助容量
Csda,Csdb …寄生容量
Ecom …共通電極
Epix …画素電極
GL(n) …走査信号線(n=1〜N)
SL(m) …データ号線(m=1〜M)
P(n,m) …画素形成部(n=1〜N、m=1〜M)
Claims (19)
- 表示すべき画像に基づく複数の映像信号を伝達するための複数の映像信号線と、前記複数の映像信号線と交差する複数の走査信号線と、前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差部にそれぞれ対応してマトリクス状に配置された複数の画素形成部と、前記複数の映像信号線および前記複数の走査信号線を駆動するための駆動制御回路とを備え、1画面分の画像が表示される期間であるフレーム期間を相対的に低い輝度の表示が行われるサブフレーム期間である暗表示期間と相対的に高い輝度の表示が行われるサブフレーム期間である明表示期間とを含む複数のサブフレーム期間に分割し、当該複数のサブフレーム期間のそれぞれにおいて前記1画面分の画像の階調に基づいて決定される輝度の表示を行う表示装置であって、
各画素形成部は、
対応する交差点を通過する走査信号線に印加される信号に応じて導通状態または遮断状態となるスイッチング素子と、
対応する交差点を通過する映像信号線に前記スイッチング素子を介して接続された画素電極と、
前記複数の画素形成部に共通的に設けられた共通電極と、
前記画素電極と前記共通電極とによって形成される画素容量と、
前記画素容量に保持される電圧に応じて画素を表示する電気光学素子とを含み、
前記駆動制御回路は、各画素形成部の画素電極にスイッチング素子を介して接続される第1の映像信号線に印加すべき映像信号を、当該画素電極との間に寄生容量が形成されるように配置された第2の映像信号線の電位変化による当該画素形成部の画素容量における保持電圧の変動が補償されるように、当該第2の映像信号線の電位を示す情報に基づき補正する信号補正手段を含むことを特徴とする表示装置。 - 前記駆動制御回路は、前記複数の映像信号の電圧が前記共通電極の電位を基準として各サブフレーム期間内で略交流化されるように前記複数の映像信号を生成して前記複数の映像信号線に印加し、
前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号を、前記スイッチング素子が当該導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第2の映像信号線の電位を示す情報に基づき補正することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。 - 前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号を、前記スイッチング素子が当該導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第1および第2の映像信号線の電位を示す情報に基づき補正することを特徴とする、請求項2に記載の表示装置。
- 前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の補正量を、当該映像信号の前記第1の映像信号線への印加時点が前記複数のサブフレーム期間のうちいずれの期間内であるかに応じて変更することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記信号補正手段は、
前記補正量を前記第2の映像信号線の電位を示す情報と対応づけて格納している補正テーブルを、前記複数のサブフレームのそれぞれに対して保持しているテーブル記憶手段と、
前記テーブル記憶手段に保持された補正テーブルから、前記映像信号の前記第1の映像信号線への印加時点を含むサブフレーム期間に対する補正テーブルを選択し、当該選択された補正テーブルを参照することにより、前記スイッチング素子が前記導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第2の映像信号線の電位を示す情報に対応する前記補正量を決定する補正量決定手段と
を含むことを特徴とする、請求項4に記載の表示装置。 - 前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の補正量を、前記共通電極の電位を基準とする当該映像信号の電圧極性に応じて変更することを特徴とする、請求項4に記載の表示装置。
- 前記信号補正手段は、
前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の補正量を前記第2の映像信号線の電位を示す情報と対応づけて格納している補正テーブルを、前記複数のサブフレームと電圧極性との組み合わせのそれぞれに対して保持しているテーブル記憶手段と、
前記テーブル記憶手段に保持された補正テーブルから、前記映像信号の前記第1の映像信号線への印加時点を含むサブフレーム期間と前記共通電極の電位を基準とする前記映像信号の電圧極性との組み合わせに対する補正テーブルを選択し、当該選択された補正テーブルを参照することにより、前記スイッチング素子が前記導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第2の映像信号線の電位を示す情報に対応する前記補正量を決定する補正量決定手段と
を含むことを特徴とする、請求項6に記載の表示装置。 - 前記テーブル記憶手段に保持されている各補正テーブルは、前記補正量を、前記第1の映像信号線の電位を示す情報と前記第2の映像信号線の電位を示す情報との組み合わせに対応づけて格納していることを特徴とする、請求項5または7に記載の表示装置。
- 前記駆動制御回路は、前記共通電極の電位を基準とする電圧極性が互いに隣接する映像信号線の間で異なるように前記複数の映像信号を生成して前記複数の映像信号線に印加し、
前記テーブル記憶手段に保持されている各補正テーブルは、前記補正量を、前記第1の映像信号線の電位と前記第2の映像信号線の電位との電位差を示す情報に対応づけて格納していることを特徴とする、請求項5または7に記載の表示装置。 - 前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の電圧を下記の式で定義される補正量ΔV1bに基づき補正することを特徴とする、請求項2に記載の表示装置:
ΔV1b=(V2−Vcom)・Csdb/Cpix
ここで、V2は前記スイッチング素子が前記導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第2の映像信号線の電位を表し、Vcomは前記共通電極の電位を表し、Csdbは前記画素電極と前記第2の映像信号線との間に形成される前記寄生容量の値を表し、Cpixは前記画素電極と他の電極との間に形成される総容量の値を表す。 - 前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の電圧を下記の式で定義される補正量ΔV1に基づき補正することを特徴とする、請求項10に記載の表示装置:
ΔV1=(V1−Vcom)・Csda/Cpix+(V2−Vcom)・Csdb/Cpix
ここで、V1およびV2は前記スイッチング素子が前記導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第1および第2の映像信号線の電位をそれぞれ表し、Vcomは前記共通電極の電位を表し、Csdaは前記画素電極と前記第1の映像信号線との間に形成される寄生容量の値を表し、Csdbは前記画素電極と前記第2の映像信号線との間に形成される寄生容量の値を表し、Cpixは前記画素電極と他の電極との間に形成される総容量の値を表す。 - 前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号を前記明表示期間においてのみ補正することを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記信号補正手段は、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の電位に相当する階調値が前記第2の映像信号線に印加すべき映像信号の電位に相当する階調値よりも小さい場合には、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の補正を抑止することを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記駆動制御回路は、
前記複数の走査信号線を駆動するための走査信号線駆動回路と、
前記複数の映像信号線を駆動するための映像信号線駆動回路と、
前記走査信号線駆動回路および前記映像信号線に供給すべき制御信号、ならびに、前記映像信号線駆動回路に供給すべき画像信号を生成する表示制御回路とを含み、
前記映像信号線駆動回路は、前記表示制御回路から供給される前記画像信号に基づき前記複数の映像信号を生成して前記複数の映像信号線に印加し、
前記信号補正手段は、前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号に対し前記保持電圧の変動を補償するための補正が行われるように、前記映像信号線駆動回路に供給すべき前記画像信号を補正することを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項に記載の表示装置。 - 表示すべき画像に基づく複数の映像信号を伝達するための複数の映像信号線と、前記複数の映像信号線と交差する複数の走査信号線と、前記複数の映像信号線と前記複数の走査信号線との交差部にそれぞれ対応してマトリクス状に配置された複数の画素形成部とを備え、1画面分の画像が表示される期間であるフレーム期間を相対的に低い輝度の表示が行われるサブフレーム期間である暗表示期間と相対的に高い輝度の表示が行われるサブフレーム期間である明表示期間とを含む複数のサブフレーム期間に分割し、当該複数のサブフレーム期間のそれぞれにおいて前記1画面分の画像の階調に基づいて決定される輝度の表示を行う表示装置の駆動方法であって、
前記複数の映像信号線および前記複数の走査信号線を駆動するための駆動制御ステップを備え、
各画素形成部は、
対応する交差点を通過する走査信号線に印加される信号に応じて導通状態または遮断状態となるスイッチング素子と、
対応する交差点を通過する映像信号線に前記スイッチング素子を介して接続された画素電極と、
前記複数の画素形成部に共通的に設けられた共通電極と、
前記画素電極と前記共通電極とによって形成される画素容量と、
前記画素容量に保持される電圧に応じて画素を表示する電気光学素子とを含み、
前記駆動制御ステップは、各画素形成部の画素電極にスイッチング素子を介して接続される第1の映像信号線に印加すべき映像信号を、当該画素電極との間に寄生容量が形成されるように配置された第2の映像信号線の電位変化による当該画素形成部の画素容量における保持電圧の変動が補償されるように、当該第2の映像信号線の電位を示す情報に基づき補正する信号補正ステップを含むことを特徴とする駆動方法。 - 前記駆動制御ステップは、前記複数の映像信号の電圧が前記共通電極の電位を基準として各サブフレーム期間内で略交流化されるように前記複数の映像信号を生成して前記複数の映像信号線に印加する映像信号線駆動ステップを含み、
前記信号補正ステップでは、前記スイッチング素子が導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号が、前記スイッチング素子が当該導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第2の映像信号線の電位を示す情報に基づき補正されることを特徴とする、請求項15に記載の駆動方法。 - 前記信号補正ステップでは、前記スイッチング素子が導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号が、前記スイッチング素子が当該導通状態から遮断状態へと変化する時点における前記第1および第2の映像信号線の電位を示す情報に基づき補正されることを特徴とする、請求項16に記載の駆動方法。
- 前記信号補正ステップでは、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の補正量が、当該映像信号の前記第1の映像信号線への印加時点が前記複数のサブフレーム期間のうちいずれの期間内であるかに応じて変更されることを特徴とする、請求項15から17までのいずれか1項に記載の駆動方法。
- 前記信号補正ステップでは、前記スイッチング素子が前記導通状態のときに前記第1の映像信号線に印加すべき映像信号の補正量が、前記共通電極の電位を基準とする当該映像信号線の電圧極性に応じて変更されることを特徴とする、請求項18に記載の駆動方法。
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