JP2006121448A - 電流源回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バイアス回路20が起動した後には、バイアス回路20からスタートアップ回路10への切離し電圧ノードV2に発生したバイアス電圧により、スタートアップ回路10をバイアス回路20から切離すとともに、スタートアップ回路10内で定常的に消費電流が流れないようにする。
【選択図】図1
Description
図5は従来の電流源回路の構成を示す回路図である。図5に示すように、従来の電流源回路1は、基本構成として、電源VDDと接地GNDとの間に、電源VDDの投入時に動作するスタートアップ回路60と、スタートアップ回路60の動作タイミングで起動して電流を流し始めるバイアス回路20とが接続された状態に構成されている。
電源VDDが印加された直後は、バイアス回路20のPMOSトランジスタ21、22とNMOSトランジスタ23、24が遮断状態にある。すなわち、バイアス回路20のカレントミラー回路20aに電流が流れず、バイアス電圧V2bも出力されていない状態にある。
まず、電源VDDが印加されると、直列に接続されたPMOSトランジスタ61とNMOSトランジスタ62によって分圧された制御電圧が制御電圧ノードV3に発生する。この制御電圧ノードV3の制御電圧によってNMOSトランジスタ63が導通状態になり、NMOSトランジスタ23、24のゲート電圧が上昇し、バイアス回路20が起動して電流を流そうとするため、カレントミラー回路20aに電流が流れ始める。
R.Jacob Baker、Harry W.Li、David E.Boyce著、「CMOS Circuit Design,Layout,and Simulation」、John Wiley & Sons Inc、1997、p470−p471
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1の電流源回路を説明する。
以上のように構成された電流源回路1について、その動作を以下に説明する。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の電流源回路を説明する。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3の電流源回路を説明する。
以上のように構成された本実施の形態3の電流源回路1について、その動作を以下に説明する。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4の電流源回路を説明する。
以上のように構成された本実施の形態4の電流源回路1について、その動作を以下に説明する。
10 スタートアップ回路
11 コンデンサ
12〜14 NMOSトランジスタ
20 バイアス回路
20a カレントミラー回路
21、22 PMOSトランジスタ
23、24 NMOSトランジスタ
25 抵抗
30、40、50 スタートアップ回路
41 PMOSトランジスタ
42、43 コンデンサ
44〜46 NMOSトランジスタ
51 PMOSトランジスタ
52 コンデンサ
53、54 PMOSトランジスタ
55 NMOSトランジスタ
56、57 PMOSトランジスタ
60 スタートアップ回路
61 PMOSトランジスタ
62、63 NMOSトランジスタ
VDD 電源
GND 接地
V1 起動電圧ノード
V2 切離し電圧ノード
V3 制御電圧ノード
V4 シフト電圧ノード
V5 電圧ノード
Claims (10)
- 電源と接地との間に、前記電源の投入時に動作するスタートアップ回路と、前記スタートアップ回路の動作タイミングで起動して電流を流し始めるバイアス回路とが接続された電流源回路であって、前記スタートアップ回路は、前記電源投入時に、前記電源に一端が接続されたコンデンサの他端における電源レベルの制御電圧により、前記バイアス回路に電流を流し始めるトリガとなる起動電圧を出力し、前記バイアス回路は、前記スタートアップ回路からの起動電圧をトリガとして電流を流し始め、この電流が流れた後に、前記コンデンサの他端における制御電圧を接地レベルにして、起動電圧を遮断するためのバイアス電圧を出力するよう構成したことを特徴とする電流源回路。
- 電源と接地との間に、前記電源の投入時に動作するスタートアップ回路と、前記スタートアップ回路の動作タイミングで起動して電流を流し始めるバイアス回路とが接続された電流源回路であって、前記スタートアップ回路は、前記電源と制御電圧ノードとの間に接続された第1のコンデンサと、ドレインが前記制御電圧ノードに接続され、ソースが前記接地に接続され、ゲートが前記バイアス回路からバイアス電圧を出力するための切離し電圧ノードに接続された第1のNMOSトランジスタと、ゲートが前記制御電圧ノードに接続され、前記バイアス回路に電流を流し始めるトリガを出力するための起動電圧ノードと前記接地との間にドレイン・ソースパスが形成された第2のNMOSトランジスタとを有し、前記バイアス回路は、カレントミラー回路を形成し、前記スタートアップ回路から前記起動電圧ノードへのトリガにより前記カレントミラー回路の電流を流し始め、前記カレントミラー回路に電流が流れた後に、前記切離し電圧ノードに前記バイアス電圧を出力するよう構成したことを特徴とする電流源回路。
- 前記スタートアップ回路は、ドレインとゲートが前記第2のNMOSトランジスタのソースに接続され、ソースが前記接地に接続された第3のNMOSトランジスタを有することを特徴とする請求項2記載の電流源回路。
- 前記スタートアップ回路は、ソースが前記第2のNMOSトランジスタのソースに接続され、ドレインとゲートが前記接地に接続された第1のPMOSトランジスタを有することを特徴とする請求項2記載の電流源回路。
- 前記スタートアップ回路は、アノードが前記第2のNMOSトランジスタのソースに接続され、カソードが前記接地に接続されたダイオードを有することを特徴とする請求項2記載の電流源回路。
- 前記スタートアップ回路は、前記第2のNMOSトランジスタのソースと前記接地との間に接続された抵抗を有することを特徴とする請求項2記載の電流源回路。
- 前記スタートアップ回路は、前記第2のNMOSトランジスタのドレインと前記起動電圧ノードとの間に、ソースが前記第2のNMOSトランジスタのドレインに接続され、ドレインとゲートが前記起動電圧ノードに接続された第3のNMOSトランジスタを有することを特徴とする請求項2記載の電流源回路。
- 電源と接地との間に、前記電源の投入時に動作するスタートアップ回路と、前記スタートアップ回路の動作タイミングで起動して電流を流し始めるバイアス回路とが接続された電流源回路であって、前記スタートアップ回路は、ソースが前記電源に接続され、ゲートとドレインがシフト電圧ノードに接続された第1のPMOSトランジスタと、前記シフト電圧ノードと前記接地との間に接続された第2のコンデンサと、前記電源に一端が接続された第3のコンデンサと、ドレインが前記第3のコンデンサの他端に接続され、ゲートが前記シフト電圧ノードに接続され、ソースが制御電圧ノードに接続された第4のNMOSトランジスタと、ドレインが前記制御電圧ノードに接続され、ゲートが前記バイアス回路からのバイアス電圧を出力するための切離し電圧ノードに接続され、ソースが前記接地に接続された第5のNMOSトランジスタと、ドレインが起動電圧ノードに接続され、ゲートが前記制御電圧ノードに接続され、ソースが前記接地に接続された第6のNMOSトランジスタとを有し、前記バイアス回路は、カレントミラー回路を形成し、前記スタートアップ回路から前記起動電圧ノードへのトリガにより前記カレントミラー回路の電流を流し始め、前記カレントミラー回路に電流が流れた後に、前記切離し電圧ノードに前記バイアス電圧を出力するよう構成したことを特徴とする電流源回路。
- 電源と接地との間に、前記電源の投入時に動作するスタートアップ回路と、前記スタートアップ回路の動作タイミングで起動して電流を流し始めるバイアス回路とが接続された電流源回路であって、前記スタートアップ回路は、ドレインとゲートが前記電源に接続され、ソースがシフト電圧ノードに接続された第7のNMOSトランジスタと、前記シフト電圧ノードと前記接地との間に接続された第2のコンデンサと、前記電源に一端が接続された第3のコンデンサと、ドレインが前記第3のコンデンサの他端に接続され、ゲートが前記シフト電圧ノードに接続され、ソースが制御電圧ノードに接続された第4のNMOSトランジスタと、ドレインが前記制御電圧ノードに接続され、ゲートが前記バイアス回路からのバイアス電圧を出力するための切離し電圧ノードに接続され、ソースが前記接地に接続された第5のNMOSトランジスタと、ドレインが起動電圧ノードに接続され、ゲートが前記制御電圧ノードに接続され、ソースが前記接地に接続された第6のNMOSトランジスタとを有し、前記電源に一端を接続された第3のコンデンサと、前記第3のコンデンサの他端に接続されたドレイン、前記シフト電圧ノードに接続されたゲート、制御電圧ノードに接続されたソースを有する第4のNMOSトランジスタと、前記制御電圧ノードに接続されたドレイン、前記バイアス回路がバイアス電圧等を発生する切離し電圧ノードに接続されたゲート、接地されたソースを有する第5のNMOSトランジスタと、前記バイアス回路に電流を流し始めるトリガを与える前記起動電圧ノードに接続されたドレイン、前記制御電圧ノードに接続されたゲート、接地されたソースを有する第6のNMOSトランジスタとを有し、前記バイアス回路は、カレントミラー回路を形成し、前記スタートアップ回路から前記起動電圧ノードへのトリガにより前記カレントミラー回路の電流を流し始め、前記カレントミラー回路に電流が流れた後に、前記切離し電圧ノードに前記バイアス電圧を出力するよう構成したことを特徴とする電流源回路。
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