JP2006184104A - 容量センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】 人体から伝播するノイズを容易に除去することができる感圧型の容量センサを提供する。
【解決手段】 複数の列配線22が形成された第1の基板20と、複数の行配線32が構成された第2の基板30とが間隙を設けて対向するよう構成され、前記列配線22及び行配線32により構成されるマトリックス状をなし、外部から加えられる圧力に応じて前記列配線と前記行配線との交差点の容量が変化するセンサ部と、前記列配線と前記行配線との交差点の容量の変化を検出し、該検出結果に基づいて外部から加えられた圧力分布を検出する検出部とを有する感圧型の容量センサであって、 前記第2の基板の前記行配線が形成された面にノイズ検出用行配線50が配置されている。
【選択図】 図5
【解決手段】 複数の列配線22が形成された第1の基板20と、複数の行配線32が構成された第2の基板30とが間隙を設けて対向するよう構成され、前記列配線22及び行配線32により構成されるマトリックス状をなし、外部から加えられる圧力に応じて前記列配線と前記行配線との交差点の容量が変化するセンサ部と、前記列配線と前記行配線との交差点の容量の変化を検出し、該検出結果に基づいて外部から加えられた圧力分布を検出する検出部とを有する感圧型の容量センサであって、 前記第2の基板の前記行配線が形成された面にノイズ検出用行配線50が配置されている。
【選択図】 図5
Description
本発明は、容量センサに係り、特に指紋センサとして使用するに好適な感圧型の容量センサに関する。
微細な凹凸を検出する面圧分布センサは指紋センサなどに応用されている。図17に従来例を示す。同図に示すように、この指紋読取装置(指紋センサ)は、第1の方向に延設された複数列の第1の電極群12と、この第1の電極群12の上に層間絶縁膜13を介して前記第1の方向とは交差する第2の方向に延設された複数列の第2の電極群14と、この第2の電極群14の上に設けられた誘電体からなる表面保護膜15とを有する指紋読み取りセンサと、前記第1の電極12及び前記第2の電極14の何れか一方のそれぞれに順次所定の電圧を印加すると共に、他方に順次電圧を印加して、各電極12,14と前記表面保護膜15に当接した指紋との間の静電容量を測定することにより、当該第1の電極12と前記第2の電極14との交点近傍の前記静電容量の変化を測定する駆動回路18,19とを有している(特許文献1参照)。
特開2001−46359号公報
上述した感圧型の容量センサを使用した指紋読取装置では、指紋採取時に指紋検出部に指を押し当てた際に、指を介して人体から検出部にノイズが混入する。
すなわち、マトリクス状に上下に間隔をあけて配置される駆動配線(列電極)と、検出配線(行配線)とが交差しない部分における検出配線部分と指との間で形成される寄生容量によりノイズが混入するが、このノイズにより、検出精度が低下するという問題がある。
従来のこの種の感圧型の容量センサにあっては、人体から混入するノイズを除去するように構成されていなかった。
すなわち、マトリクス状に上下に間隔をあけて配置される駆動配線(列電極)と、検出配線(行配線)とが交差しない部分における検出配線部分と指との間で形成される寄生容量によりノイズが混入するが、このノイズにより、検出精度が低下するという問題がある。
従来のこの種の感圧型の容量センサにあっては、人体から混入するノイズを除去するように構成されていなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、人体から伝播するノイズを容易に除去することができる感圧型の容量センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、複数の列配線が形成された第1の基板と、複数の行配線が構成された第2の基板とが間隙を設けて対向するよう構成され、前記列配線及び行配線により構成されるマトリックス状をなし、外部から加えられる圧力に応じて前記列配線と前記行配線との交差点の容量が変化するセンサ部と、前記列配線と前記行配線との交差点の容量の変化を検出し、該検出結果に基づいて外部から加えられた圧力分布を検出する検出部とを有する感圧型の容量センサであって、 前記第2の基板の前記行配線が形成された面にノイズ検出用行配線が配置されていることを特徴とする。
上記構成の容量センサでは、複数の列配線が形成された第1の基板と、複数の行配線が構成された第2の基板とが間隙を設けて対向するよう構成され、前記列配線及び行配線によりマトリックス状に構成されるとともに、前記第2の基板の前記行配線が形成された面にノイズ検出用行配線が配置されている。
また、上記容量センサは、センサ部と検出部とを有しており、センサ部は外部から加えられる圧力に応じて前記列配線と前記行配線との交差点の容量の変化を検知し、検出部により、前記列配線と前記行配線との交差点の容量の変化を検出し、該検出結果に基づいて外部から加えられた圧力分布を検出する。
また、上記容量センサは、センサ部と検出部とを有しており、センサ部は外部から加えられる圧力に応じて前記列配線と前記行配線との交差点の容量の変化を検知し、検出部により、前記列配線と前記行配線との交差点の容量の変化を検出し、該検出結果に基づいて外部から加えられた圧力分布を検出する。
したがって、本構成によれば、前記ノイズ検出用行配線の面積を、行配線1本における該行配線が列配線と交差してない部分(隙間部分)の配線面積の総和とほぼ等しくなるように設定することにより、上記容量センサを指紋センサとして使用する場合には、検出対象物である指をセンサ部に当接させた際に、指と上記行配線との間の容量値と、指と前記ノイズ検出用行配線との間の容量値がほぼ等しくなるように、指から前記行配線に伝播するノイズ量と、指から前記ノイズ検出用行配線に伝播するノイズ量がほぼ等しくなる。この結果、後段の検出部における信号処理により各行配線に伝播するノイズ量と、上記ノイズ検出用行配線に伝播するノイズ量との差分をとることにより、人体から伝播するノイズを容易に除去することができる。
また、上記感圧型の容量センサにおいて、前記ノイズ検出用行配線に対向する位置に前記列配線が形成されていないことを特徴とする。
上記構成の容量センサでは、前記ノイズ検出用行配線に対向する位置に前記列配線が形成されていないように構成される。
したがって、本構成によれば、ノイズ検出用行配線が列配線と交差することがないため、列配線から信号成分がノイズ検出用行配線に混入しないようにすることができ、上記容量センサを指紋センサとして使用する場合には、指を介して人体から伝播するノイズのみをノイズ検出用行配線を介して検出することができる。それ故、後段の信号処理を行う検出回路の構成を簡単化することができる。
上記構成の容量センサでは、前記ノイズ検出用行配線に対向する位置に前記列配線が形成されていないように構成される。
したがって、本構成によれば、ノイズ検出用行配線が列配線と交差することがないため、列配線から信号成分がノイズ検出用行配線に混入しないようにすることができ、上記容量センサを指紋センサとして使用する場合には、指を介して人体から伝播するノイズのみをノイズ検出用行配線を介して検出することができる。それ故、後段の信号処理を行う検出回路の構成を簡単化することができる。
また、上記感圧型の容量センサにおいて、前記第1の基板は可撓性を有するとともに、該第1の基板の一面を検出対象物の接触面となすことを特徴とする。
上記構成の容量センサでは、前記第1の基板は可撓性を有しており、該第1の基板の一面が検出対象物の接触面となるように構成されている。
したがって、本構成によれば、上記容量センサを指紋センサとして使用する場合には、検出対象物である指の指紋の凹凸に応じて前記第1の基板が変形し、その圧力分布を精度良く検出することができる。
上記構成の容量センサでは、前記第1の基板は可撓性を有しており、該第1の基板の一面が検出対象物の接触面となるように構成されている。
したがって、本構成によれば、上記容量センサを指紋センサとして使用する場合には、検出対象物である指の指紋の凹凸に応じて前記第1の基板が変形し、その圧力分布を精度良く検出することができる。
また、上記感圧型の容量センサにおいて、前記ノイズ検出用行配線の面積が、前記行配線の1本の面積から、この行配線の1本における行配線及び列配線との重なり部分の面積の総和を減算した検出面積であることを特徴とする。
上記容量センサでは、前記ノイズ検出用行配線の面積が、前記行配線の1本の面積から、この行配線の1本における行配線及び列配線との重なり部分の面積の総和を減算した検出面積であるように設定される。
上記容量センサでは、前記ノイズ検出用行配線の面積が、前記行配線の1本の面積から、この行配線の1本における行配線及び列配線との重なり部分の面積の総和を減算した検出面積であるように設定される。
したがって、本構成によれば、上記容量センサを指紋センサとして使用する場合には、指をセンサ部に当接させた際に指紋による第1の基板(フィルム基板)の凹凸の変化にかかわらず、指と上記行配線との間の容量値と、指と上記ノイズ検出用行配線との間の容量値がほぼ等しくなり、指から前記行配線に伝播するノイズ量と、指から前記ノイズ検出用行配線に伝播するノイズ量がほぼ等しくなる。この結果、後段の信号処理により各行配線に伝播するノイズ量と、上記ノイズ検出用行配線に伝播するノイズ量との差分をとることにより、人体から伝播するノイズを容易に除去することができる。
また、上記感圧型の容量センサにおいて、前記ノイズ検出用行配線が前記行配線と同様の形状に形成され、上部にノイズを遮蔽するシールド板が設けられており、該シールド板が、前記第1の基板に設けられるとともに前記ノイズ検出用行配線の検出面積に相当する領域が露出する開口部を有していることを特徴とする。
上記構成の容量センサでは、前記ノイズ検出用行配線が第2の基板上に前記行配線と同様の形状に形成され、また、前記第1の基板には、列配線とともにノイズを遮蔽するシールド板が設けられており、該シールド板は前記ノイズ検出用行配線の検出面積に相当する領域が露出する開口部を有している。
したがって、本構成によれば、さらに、ノイズ検出用行配線の配線幅制約(デザインルール)が、上記行配線(検出線)または、列配線(駆動線)と同一にできるため、コスト制約が少ないという効果が得られる。
上記構成の容量センサでは、前記ノイズ検出用行配線が第2の基板上に前記行配線と同様の形状に形成され、また、前記第1の基板には、列配線とともにノイズを遮蔽するシールド板が設けられており、該シールド板は前記ノイズ検出用行配線の検出面積に相当する領域が露出する開口部を有している。
したがって、本構成によれば、さらに、ノイズ検出用行配線の配線幅制約(デザインルール)が、上記行配線(検出線)または、列配線(駆動線)と同一にできるため、コスト制約が少ないという効果が得られる。
また、上記感圧型の容量センサにおいて、前記行配線と列配線とのマトリックスにおいて、行配線が列配線と重ならない部分の形状と同様になるよう、前記ノイズ用行配線上のシールド板を列配線と同一ピッチの櫛状に形成して、ノイズ用行配線の検出面積に相当する領域が露出するよう構成したことを特徴とする。
上記構成の容量センサでは、前記行配線と列配線とのマトリックスにおいて、行配線が列配線と重ならない部分の形状と同様になるよう、前記ノイズ用行配線上のシールド板を列配線と同一ピッチの櫛状に形成して、ノイズ用行配線の検出面積に相当する領域が露出するよう構成される。
上記構成の容量センサでは、前記行配線と列配線とのマトリックスにおいて、行配線が列配線と重ならない部分の形状と同様になるよう、前記ノイズ用行配線上のシールド板を列配線と同一ピッチの櫛状に形成して、ノイズ用行配線の検出面積に相当する領域が露出するよう構成される。
したがって、本構成によれば、ノイズ検出用行配線と、各行配線とが構造上、酷似するように形成されるために、上記容量センサを指紋センサとして使用する場合には、さらに、センサ部における指が当接する場所付近の第1の基板(フィルム基板)の凹凸の仕方が、センサ部における他の場所における凹凸の仕方と等しくなるため、行配線(検出線)に伝達するノイズ量と、ノイズ検出用行配線に伝達するノイズ量がより近くなり、検出部による信号処理によるノイズ低減効果の向上が図れる。なおかつ、指でセンサ部を押したときの違和感がないという効果も有る。
また、上記感圧型の容量センサにおいて、前記第1及び第2の基板は、単一の可撓性フィルム基板からなり、該可撓性フィルム基板上に前記列配線及び前記行配線が形成され、前記可撓性フィルム基板を所定位置で屈折することによって前記列配線及び前記行配線が交差することを特徴とする。
上記構成の容量センサでは、前記第1及び第2の基板は、単一の可撓性フィルム基板からなり、該可撓性フィルム基板上に前記列配線及び前記行配線が形成され、前記可撓性フィルム基板を所定位置で屈折することによって前記列配線及び前記行配線が交差するように形成される。
上記構成の容量センサでは、前記第1及び第2の基板は、単一の可撓性フィルム基板からなり、該可撓性フィルム基板上に前記列配線及び前記行配線が形成され、前記可撓性フィルム基板を所定位置で屈折することによって前記列配線及び前記行配線が交差するように形成される。
したがって、本構成によれば、上記容量センサの組立てが容易になり、製造コストを低減することができる。
以上説明したように、本発明によれば、人体から伝播するノイズを容易に除去することができる感圧型の容量センサが得られる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施形態では、感圧型の容量センサを指紋センサに適用する場合を例にとり、説明する。本発明に係る感圧型の容量センサの動作原理について図1乃至図4を参照して説明する。図1に本発明に係る感圧型の容量センサの電気的構成を概念的に示す。同図において、本発明に係る容量センサ1は、列配線DL1〜DLnと、行配線SL1〜SLnと、ノイズ検出用行配線DDと、列配線DL1〜DLnに駆動電圧を供給する駆動回路10と、行配線SL1〜SLnから信号電流を検出する検出回路11とを有している。
また、容量CXは列配線と行配線との間で形成される信号検出用の容量であり、容量CSは行配線における該行配線と列配線と交差しない隙間部分と指紋採取時における指との間に形成される寄生容量である。さらに、容量CNはノイズ検出用行配線DDと指紋採取時における指との間に形成される寄生容量である。
図2は、容量センサ1の断面構造を示している。図2では、列配線DL1〜DLnの各々を列配線22とし、行配線SL1〜SLnを行配線32としている。また、図2ではノイズ検出用行配線については図示してない。
容量センサ1は、フィルム21の一面に複数の列配線22が形成された第1の基板(フィルム基板)20と、複数の行配線32が基台31上に形成された第2の基板30とが間隙を設けて対向するよう構成されている。列配線22及び行配線32はマトリックス状に配置されており、図示してないノイズ検出用行配線は、行配線32が形成されている第2の基板30における基台31上に列配線と交差しないように形成されている。33は絶縁膜である。
容量センサ1は、フィルム21の一面に複数の列配線22が形成された第1の基板(フィルム基板)20と、複数の行配線32が基台31上に形成された第2の基板30とが間隙を設けて対向するよう構成されている。列配線22及び行配線32はマトリックス状に配置されており、図示してないノイズ検出用行配線は、行配線32が形成されている第2の基板30における基台31上に列配線と交差しないように形成されている。33は絶縁膜である。
図3に示すように、容量センサ1の上側に位置する第1の基板(フィルム状基板)20表面に指40を当接させると、指40の指紋の凹凸に応じて加わる外力により第1の基板20が変形し、第1の基板20と、第2の基板30との間隔が変化し、この圧力分布が記列配線と前記行配線との交差点の容量変化として現れ、検出回路11により検出される。
一方、指40を第1の基板に当接触させることにより、人体から容量センサ1にノイズが混入する。図4(a)は、容量センサ1において列配線22と行配線32がマトリックス上に配置されている状態を示しており、図4(b),(c)は図4(a)におけるA−A’切断線による横断面を示している。
図4(b)に示すように指40を第1の基板20のフィルム21に接触させた状態では、列配線22と行配線32との間に信号検出用容量CXが形成されるとともに、指40と行配線32における該行配線32と列配線22とが交差しない部分、すなわち隙間部分との間に寄生容量CSが形成される。
次に図4(c)に示すように指40を第1の基板20上で押圧した状態では、第1の基板20と第2の基板30との間隔が狭まり、列配線22と行配線32との間隔及び指40と行配線32との距離が指40を第1の基板20上に押圧してないときに比して短くなるため、信号検出用容量及び寄生容量は大きくなり、信号検出用容量CX’及び寄生容量CS’となる。したがって、指40を第1の基板20上で押圧した状態では、指40を第1の基板20上に押圧していないときよりも人体から伝播し、混入するノイズ量が大きくなる。
次に図4(c)に示すように指40を第1の基板20上で押圧した状態では、第1の基板20と第2の基板30との間隔が狭まり、列配線22と行配線32との間隔及び指40と行配線32との距離が指40を第1の基板20上に押圧してないときに比して短くなるため、信号検出用容量及び寄生容量は大きくなり、信号検出用容量CX’及び寄生容量CS’となる。したがって、指40を第1の基板20上で押圧した状態では、指40を第1の基板20上に押圧していないときよりも人体から伝播し、混入するノイズ量が大きくなる。
本発明に係る容量センサ1ではノイズ検出用行配線DDを列配線と交差しないように第2の基板30の基台31上に形成しているために、ノイズ検出用行配線により寄生容量CNを介して人体から伝播するノイズのみが検知される。
したがって、ノイズ検出用行配線DDと指40との間で形成される寄生容量CNの総和と一本の行配線と指40との間で形成される寄生容量CSの総和が等しくなるように、例えば、ノイズ検出用行配線の面積が、前記行配線の1本の面積から、この行配線の1本における行配線及び列配線との重なり部分の面積の総和を減算した検出面積であるようにすることにより、検出回路11で各行配線から検出される出力とノイズ検出用配線から出力されるノイズ成分との差分をとることにより、人体から伝播するノイズ成分を除去することができる。
したがって、ノイズ検出用行配線DDと指40との間で形成される寄生容量CNの総和と一本の行配線と指40との間で形成される寄生容量CSの総和が等しくなるように、例えば、ノイズ検出用行配線の面積が、前記行配線の1本の面積から、この行配線の1本における行配線及び列配線との重なり部分の面積の総和を減算した検出面積であるようにすることにより、検出回路11で各行配線から検出される出力とノイズ検出用配線から出力されるノイズ成分との差分をとることにより、人体から伝播するノイズ成分を除去することができる。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る感圧型の容量センサの構造を図5に示す。なお、本発明の要旨は容量センサの構造部分にあるので、本実施形態に限らず、各実施形態において、電気的構成は省略してある。図5(a)は容量センサの第1の基板(フィルム状基板)20側から見た平面図、図5(b)は図5(a)におけるB−B’切断線による断面図である。図2乃至図4に示した容量センサと同一の部材には同一の参照符号を付してある。
本発明の第1実施形態に係る感圧型の容量センサの構造を図5に示す。なお、本発明の要旨は容量センサの構造部分にあるので、本実施形態に限らず、各実施形態において、電気的構成は省略してある。図5(a)は容量センサの第1の基板(フィルム状基板)20側から見た平面図、図5(b)は図5(a)におけるB−B’切断線による断面図である。図2乃至図4に示した容量センサと同一の部材には同一の参照符号を付してある。
本発明の第1実施形態に係る感圧型の容量センサ1は、複数の列配線22が形成された第1の基板20と、複数の行配線32が構成された第2の基板30とがスペーサ45により間隙を設けて対向するよう構成され、列配線22及び行配線32がマトリックス状に配置されている。この列配線22及び行配線32によりマトリックス状に形成された部分はセンサ部を形成している。このセンサ部は、第1の基板20に導電膜で形成されたシールド層23により包囲されている。
このセンサ部では、外部から加えられる圧力に応じて列配線と前記行配線との交差点の容量が変化し、検出部としての検出回路(図示せず)により列配線22と行配線32との交差点の容量の変化を検出し、該検出結果に基づいて外部から加えられた圧力分布を検出するように構成されている。
このセンサ部では、外部から加えられる圧力に応じて列配線と前記行配線との交差点の容量が変化し、検出部としての検出回路(図示せず)により列配線22と行配線32との交差点の容量の変化を検出し、該検出結果に基づいて外部から加えられた圧力分布を検出するように構成されている。
また、第2の基板30の行配線32が形成された面にノイズ検出用行配線50が配置されている。上記構成の容量センサ1では、ノイズ検出用行配線50に対向する位置に列配線22が形成されていないように構成される。
したがって、ノイズ検出用行配線50が列配線22と交差することがないため、列配線22から信号成分がノイズ検出用行配線50に混入しないようにすることができ、上記容量センサを指紋センサとして使用する場合には、指を介して人体から伝播するノイズのみをノイズ検出用行配線50を介して検出することができる。それ故、後段の信号処理を行う検出回路の構成を簡単化することができる。
したがって、ノイズ検出用行配線50が列配線22と交差することがないため、列配線22から信号成分がノイズ検出用行配線50に混入しないようにすることができ、上記容量センサを指紋センサとして使用する場合には、指を介して人体から伝播するノイズのみをノイズ検出用行配線50を介して検出することができる。それ故、後段の信号処理を行う検出回路の構成を簡単化することができる。
上記構成の容量センサ1では、第1の基板20はフィルム21に行配線22が形成されているため、可撓性を有しており、該第1の基板20の一面が検出対象物(例えば、指の指紋)の接触面となるように構成されている。24、33は絶縁膜である。
したがって、上記容量センサ1を指紋センサとして使用する場合には、検出対象物である指の指紋の凹凸に応じて第1の基板20が変形し、その圧力分布を精度良く検出することができる。
したがって、上記容量センサ1を指紋センサとして使用する場合には、検出対象物である指の指紋の凹凸に応じて第1の基板20が変形し、その圧力分布を精度良く検出することができる。
また、上記容量センサ1では、ノイズ検出用行配線50の面積が、行配線32の1本の面積から、この行配線32の1本における行配線及び列配線との重なり部分の面積の総和を減算した検出面積であるように設定される。
したがって、上記容量センサ1を指紋センサとして使用する場合には、指をセンサ部に当接させた際に指紋による第1の基板(フィルム基板)20の凹凸の変化にかかわらず、指と行配線32との間の容量値と、指と上記ノイズ検出用行配線50との間の容量値がほぼ等しくなり、指から行配線32に伝播するノイズ量と、指から前記ノイズ検出用行配線50に伝播するノイズ量がほぼ等しくなる。
したがって、上記容量センサ1を指紋センサとして使用する場合には、指をセンサ部に当接させた際に指紋による第1の基板(フィルム基板)20の凹凸の変化にかかわらず、指と行配線32との間の容量値と、指と上記ノイズ検出用行配線50との間の容量値がほぼ等しくなり、指から行配線32に伝播するノイズ量と、指から前記ノイズ検出用行配線50に伝播するノイズ量がほぼ等しくなる。
この結果、図示してない検出回路により行われる後段の信号処理により各行配線に伝播するノイズ量と、上記ノイズ検出用行配線に伝播するノイズ量との差分をとることにより、人体から伝播するノイズを容易に除去することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る感圧型の容量センサの構造を図6に示す。
図6(a)は容量センサのセンサ部の平面図、図6(b)は、図6(a)におけるC−C’切断線による断面図である。
本発明の第2実施形態に係る容量センサが、第1実施形態に係る容量センサと構成上、異なるのは第1の基板及び第2の基板において、それぞれ列配線、行配線を2つの領域に分割して形成してマトリックス状に配置し、第2の基板30におけるこれら2つの領域の境界部(中央部)に相当する位置に列配線に交差しないようにノイズ検出用行配線50を形成した点であり、その他の構成は同一であるので重複する説明は省略する。
次に、本発明の第2実施形態に係る感圧型の容量センサの構造を図6に示す。
図6(a)は容量センサのセンサ部の平面図、図6(b)は、図6(a)におけるC−C’切断線による断面図である。
本発明の第2実施形態に係る容量センサが、第1実施形態に係る容量センサと構成上、異なるのは第1の基板及び第2の基板において、それぞれ列配線、行配線を2つの領域に分割して形成してマトリックス状に配置し、第2の基板30におけるこれら2つの領域の境界部(中央部)に相当する位置に列配線に交差しないようにノイズ検出用行配線50を形成した点であり、その他の構成は同一であるので重複する説明は省略する。
図6において、図5に示した容量センサと同一の構成要素には同一の参照符号を示してある。以下の実施形態でも同様である。図6において、第1の基板20は、図6(a)上、左右に2つの領域に分割され、フィルム21上のそれぞれの領域に列配線22A,22Bが形成されている。
また、第1の基板20の列配線が形成されている側に対向して所定の間隙を設けて配置される第2の基板30には、第1の基板と同様に、左右に2つの領域に分割されて上記列配線22A,22Bとマトリックス状をなすように行配線32A,32Bが形成されている。
また、第1の基板20の列配線が形成されている側に対向して所定の間隙を設けて配置される第2の基板30には、第1の基板と同様に、左右に2つの領域に分割されて上記列配線22A,22Bとマトリックス状をなすように行配線32A,32Bが形成されている。
さらに、第2の基板には、上記2つの領域の境界部にノイズ検出用行配線50が形成されている。このノイズ検出用行配線50の面積は、第1実施形態と同様に行配線32A(または行配線32B)の1本の面積から、この行配線32A(または行配線32B)の1本における行配線32A(または行配線32B)及びこれと交差する列配線22A(または列配線22B)との重なり部分の面積の総和を減算した検出面積であるように設定される。
本実施形態においても第1実施形態と同様の効果が得られる。なお、本実施形態では、列配線及び行配線を2つの領域に分割しているので、各領域に形成された2つの検出回路を設けるか、あるいは単一の検出回路で済ますには、例えば、引き回し配線を多層化することにより実装することができる。
本実施形態においても第1実施形態と同様の効果が得られる。なお、本実施形態では、列配線及び行配線を2つの領域に分割しているので、各領域に形成された2つの検出回路を設けるか、あるいは単一の検出回路で済ますには、例えば、引き回し配線を多層化することにより実装することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る感圧型の容量センサの構造を図7に示す。
図7(a)は容量センサのセンサ部の平面図、図7(b)は、図7(a)におけるD−D’切断線による断面図である。
本発明の第3実施形態に係る容量センサが、第2実施形態に係る容量センサと構成上、異なるのは第1の基板20及び第2の基板30において、それぞれ列配線、行配線を斜め方向の領域を境界領域として2つの領域に分割して形成してマトリックス状に配置し、第2の基板30におけるこれら2つの領域の境界領域に相当する位置に列配線に交差しないようにノイズ検出用行配線60を形成した点であり、その他の構成は同一であるので重複する説明は省略する。
次に、本発明の第3実施形態に係る感圧型の容量センサの構造を図7に示す。
図7(a)は容量センサのセンサ部の平面図、図7(b)は、図7(a)におけるD−D’切断線による断面図である。
本発明の第3実施形態に係る容量センサが、第2実施形態に係る容量センサと構成上、異なるのは第1の基板20及び第2の基板30において、それぞれ列配線、行配線を斜め方向の領域を境界領域として2つの領域に分割して形成してマトリックス状に配置し、第2の基板30におけるこれら2つの領域の境界領域に相当する位置に列配線に交差しないようにノイズ検出用行配線60を形成した点であり、その他の構成は同一であるので重複する説明は省略する。
図7において、第1の基板20は、図7(a)上、斜め方向の領域を境界領域として2つの領域に分割され、フィルム21上のそれぞれの領域に段階的に長さが変化するように列配線22C,22Dが形成されている。
また、第1の基板20の列配線が形成されている側に対向して所定の間隙を設けて配置される第2の基板30には、第1の基板20と同様に、斜め方向の領域を境界領域として2つの領域に分割されて上記列配線22C,22Dとマトリックス状をなすように段階的に長さの異なる行配線32C,32Dが形成されている。
また、第1の基板20の列配線が形成されている側に対向して所定の間隙を設けて配置される第2の基板30には、第1の基板20と同様に、斜め方向の領域を境界領域として2つの領域に分割されて上記列配線22C,22Dとマトリックス状をなすように段階的に長さの異なる行配線32C,32Dが形成されている。
さらに、第2の基板30には、上記2つの領域の境界部にノイズ検出用行配線60が階段状に形成されている。このノイズ検出用行配線50の面積は、第2実施形態、と同様に行配線32C(または行配線32D)の1本の面積から、この行配線32C(または行配線32D)の1本における行配線32C(または行配線32D)及びこれと交差する列配線22C(または列配線22D)との重なり部分の面積の総和を減算した検出面積であるように設定される。
本実施形態においても第2実施形態と同様の効果が得られる。
本実施形態においても第2実施形態と同様の効果が得られる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る感圧型の容量センサの構造を図8に示す。
図8(a)は容量センサのセンサ部の平面図、図8(b)は、図8(a)におけるE−E’切断線による断面図である。
図8に示すように、本発明の第4実施形態に係る感圧型の容量センサ1は、第1実施形態に係る容量センサと同様に、複数の列配線22が形成された第1の基板20と、複数の行配線32が構成された第2の基板30とがスペーサ45により間隙を設けて対向するよう構成され、列配線22及び行配線32がマトリックス状に配置されている。この列配線22及び行配線32によりマトリックス状に形成された部分はセンサ部を形成している。
次に、本発明の第4実施形態に係る感圧型の容量センサの構造を図8に示す。
図8(a)は容量センサのセンサ部の平面図、図8(b)は、図8(a)におけるE−E’切断線による断面図である。
図8に示すように、本発明の第4実施形態に係る感圧型の容量センサ1は、第1実施形態に係る容量センサと同様に、複数の列配線22が形成された第1の基板20と、複数の行配線32が構成された第2の基板30とがスペーサ45により間隙を設けて対向するよう構成され、列配線22及び行配線32がマトリックス状に配置されている。この列配線22及び行配線32によりマトリックス状に形成された部分はセンサ部を形成している。
本発明の第4実施形態に係る容量センサが、第1実施形態に係る容量センサと構成上、異なるのは、ノイズ検出用行配線70が第2の基板30上に行配線32と同様の形状に形成され、また、第1の基板20には、列配線22とともにノイズを遮蔽するシールド板(シールド層)80が設けられており、該シールド板80はノイズ検出用行配線70の検出面積に相当する領域が露出する開口部80Aを有している点であり、他の構成は第1実施形態と同様であるので、重複する説明は省略する。
したがって、本実施形態に係る容量センサによれば、第1実施形態により得られる効果に加えて、ノイズ検出用行配線70の配線幅制約(デザインルール)が、上記行配線(検出線)32または、列配線(駆動線)22と同一にできるため、コスト制約が少ないという効果が得られる。
したがって、本実施形態に係る容量センサによれば、第1実施形態により得られる効果に加えて、ノイズ検出用行配線70の配線幅制約(デザインルール)が、上記行配線(検出線)32または、列配線(駆動線)22と同一にできるため、コスト制約が少ないという効果が得られる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係る感圧型の容量センサの構造を図9に示す。
図9(a)は容量センサのセンサ部の平面図、図9(b)は、図9(a)におけるF−F’切断線による断面図である。
図9に示すように、本発明の第5実施形態に係る感圧型の容量センサ1は、第4実施形態に係る容量センサと同様に、複数の列配線22が形成された第1の基板20と、複数の行配線32が構成された第2の基板30とがスペーサ45により間隙を設けて対向するよう構成され、列配線22及び行配線32がマトリックス状に配置されている。この列配線22及び行配線32によりマトリックス状に形成された部分はセンサ部を形成している。
次に、本発明の第5実施形態に係る感圧型の容量センサの構造を図9に示す。
図9(a)は容量センサのセンサ部の平面図、図9(b)は、図9(a)におけるF−F’切断線による断面図である。
図9に示すように、本発明の第5実施形態に係る感圧型の容量センサ1は、第4実施形態に係る容量センサと同様に、複数の列配線22が形成された第1の基板20と、複数の行配線32が構成された第2の基板30とがスペーサ45により間隙を設けて対向するよう構成され、列配線22及び行配線32がマトリックス状に配置されている。この列配線22及び行配線32によりマトリックス状に形成された部分はセンサ部を形成している。
本発明の第5実施形態に係る容量センサが、第4実施形態に係る容量センサと構成上、異なるのは、行配線32と列配線22とのマトリックスにおいて、行配線32が列配線22と重ならない部分の形状と同様になるよう、ノイズ検出用行配線90上のシールド板(シールド層)100を列配線22と同一ピッチの櫛状に形成して、すなわち、列配線22と同一ピッチの櫛状の凸部100Aを有するように形成することにより、ノイズ検出用行配線90の検出面積に相当する領域が露出するよう構成した点であり、他の構成は第4実施形態と同一であるので、重複する説明は省略する。
したがって、本実施形態に係る容量センサによれば、ノイズ検出用行配線と、各行配線とが構造上、酷似するように形成されるために、上記容量センサを指紋センサとして使用する場合には、第4実施形態により得られる効果に加えて、センサ部における指が当接する場所付近の第2の基板(フィルム基板)の凹凸の仕方が、センサ部における他の場所における凹凸の仕方と等しくなるため、行配線(検出線)に伝達するノイズ量と、ノイズ検出用行配線に伝達するノイズ量がより近くなり、検出部による信号処理によるノイズ低減効果の向上が図れる。なおかつ、指でセンサ部を押したときの違和感がないという効果も有る。
[第6実施形態]
本発明の第6実施形態に係る感圧型の容量センサについて図10乃至図12を参照して説明する。上述した本発明の第1〜第5実施形態に係る感圧型の容量センサでは、列電極が形成される第1の基板20と、行電極及びノイズ検出用行電極が形成される第2の基板30とを別個にするようにしたが、第6実施形態に係る感圧型の容量センサでは、前記第1及び第2の基板は、単一の可撓性フィルム基板200からなり、該可撓性フィルム基板200上に列配線201及び行配線202が形成され、可撓性フィルム基板を所定位置で屈折することによって前記列配線及び前記行配線が交差するように形成したことを特徴としている。
本発明の第6実施形態に係る感圧型の容量センサについて図10乃至図12を参照して説明する。上述した本発明の第1〜第5実施形態に係る感圧型の容量センサでは、列電極が形成される第1の基板20と、行電極及びノイズ検出用行電極が形成される第2の基板30とを別個にするようにしたが、第6実施形態に係る感圧型の容量センサでは、前記第1及び第2の基板は、単一の可撓性フィルム基板200からなり、該可撓性フィルム基板200上に列配線201及び行配線202が形成され、可撓性フィルム基板を所定位置で屈折することによって前記列配線及び前記行配線が交差するように形成したことを特徴としている。
すなわち、図10において、本実施形態に係る容量センサでは、単一の可撓性フィルム基板200を二つの領域200A,200Bに分け、図10上、上側の領域200Aには列配線201が形成され、下側の領域200Bには行配線202及びノイズ検出用行配線210が形成されるとともに、駆動回路及び検出回路を含む回路部220が形成されている。
上記可撓性フィルム基板200は、図12に示すように補強板230の上面にフィルム231を配置したものであり、このフィルム231の上に各配線が形成されている。ここで、図11は、図10におけるA部を拡大した図であり、図12は図11におけるG−G’切断線による断面図である。
上記可撓性フィルム基板200は、図12に示すように補強板230の上面にフィルム231を配置したものであり、このフィルム231の上に各配線が形成されている。ここで、図11は、図10におけるA部を拡大した図であり、図12は図11におけるG−G’切断線による断面図である。
列配線201、行配線は引き出し配線211により、また行配線202及びノイズ検出用行配線210は引き出し配線212により回路部220の入出力端子に接続されている。221は、外部の回路部に接続するための配線である。
このように、列配線201、行配線202及びノイズ検出用行配線210が形成された単一の可撓性フィルム基板200を該可撓性フィルム基板200のほぼ、中央部で屈折させることにより列配線201及び行配線202が交差するように形成することができる。
このように、列配線201、行配線202及びノイズ検出用行配線210が形成された単一の可撓性フィルム基板200を該可撓性フィルム基板200のほぼ、中央部で屈折させることにより列配線201及び行配線202が交差するように形成することができる。
これにより、感圧型の容量センサの組立てが容易になり、製造コストを低減することができる。
また、上記可撓性フィルム基板200を構成する補強板は、金属が望ましく、回路のグランドに接続することが望ましい。
これにより、図12に示すように補強板230と、各配線との間で形成される容量を介して金属の補強板230からノイズが混入するのを防止できる。
金属の補強板230を回路部のグランドに接続しない場合には、図11に示すように、行配線202に補助電極203を設けることが望ましい。
また、上記可撓性フィルム基板200を構成する補強板は、金属が望ましく、回路のグランドに接続することが望ましい。
これにより、図12に示すように補強板230と、各配線との間で形成される容量を介して金属の補強板230からノイズが混入するのを防止できる。
金属の補強板230を回路部のグランドに接続しない場合には、図11に示すように、行配線202に補助電極203を設けることが望ましい。
補助電極203の面積はノイズ検出用行配線とこれに接続されている引き出し配線等の全ての配線の面積から、一本の行配線につき、該行配線と、これに接続されている引き出し線等の全ての面積を減算した値となるようにすることが望ましい。勿論、この補助電極は、センサ部、すなわち容量センサの容量検出領域以外の領域で且つ列配線のない、どこの場所に配置してもよい。例えば、回路部(ICで構成される。)と接続するパッドに設けてもよい。
また、この補助電極の代わりに、引き出し配線の太さを途中で変えたり、引き出し配線を迂回させて配置するようにしてもよい。
また、この補助電極の代わりに、引き出し配線の太さを途中で変えたり、引き出し配線を迂回させて配置するようにしてもよい。
これにより、図12に示す金属の補強板230と各配線との間に形成される容量により、補強板230から各行配線202に混入するノイズ量と、補強板230からノイズ検出用行配線210に混入するノイズ量とが等しくなり、後段の検出回路で容易にノイズを除去することができる。
また、本実施形態においても第1実施形態と同様の効果が得られることは勿論である。
また、本実施形態においても第1実施形態と同様の効果が得られることは勿論である。
次に、本発明の実施形態に係る容量センサの検出回路の構成例について説明する。図13に本発明の実施形態に係る容量センサの検出回路に用いられるカレントコンベア回路を機能的に示す。同図において、カレントコンベア回路300は、入力端子X,Yと、出力端子Z+、Z−の四端子網回路で表される。
このカレントコンベア回路300は、入力端子X、Yに流入する電流をiX,iY入力端子出力端子Z+,Z−に流入する電流をiZ+、iZ−とすると、端子Xに流入する電流は出力端子Z+に流入する電流に等しくなり(iZ+=iX)、しかも入力端子Xの電圧vXは、入力端子Yの電圧vYに等しくなり(vX=vY)、一定となるとともに、入力端子Yには電流が流れない(iY=0)とともに、出力端子Z−からは電流iXが吸い出されるという特性を有している。
このカレントコンベア回路300は、入力端子X、Yに流入する電流をiX,iY入力端子出力端子Z+,Z−に流入する電流をiZ+、iZ−とすると、端子Xに流入する電流は出力端子Z+に流入する電流に等しくなり(iZ+=iX)、しかも入力端子Xの電圧vXは、入力端子Yの電圧vYに等しくなり(vX=vY)、一定となるとともに、入力端子Yには電流が流れない(iY=0)とともに、出力端子Z−からは電流iXが吸い出されるという特性を有している。
このカレントコンベア回路300を容量センサの検出回路に用いた基本構成を図14に示す。同図において、SGは信号源であり、具体的には、列電極を駆動する駆動回路から出力されるパルス信号である。C1、C2は共に列配線と行配線により形成される容量であるが、C1は行配線の検出しようとする1個の容量であり、C2は行配線のそれ以外の容量である。ただし、この例では、ノイズ検出用行配線は考慮してない。C2はC1に比して大きい値であり、列配線の本数をLnとすると、最大で(C1の最大値)×Lnになる。C3は、検出電圧保持用の容量であり、S1、S2はスイッチであり、スイッチS1は指紋検出時以外の状態ではオフ状態にあり、検出時のみオン状態となる。S2は、指紋検出時に残留電荷を放電させるためのリセットスイッチである。
上記構成において、指紋検出時には、スイッチS2をオン状態とし、信号検出用容量C3の残留電荷を放電させた後、スイッチS2をオフ状態とし、次いで、スイッチS1をオン状態とする。ここで、SGよりパルス信号が出力され、信号検出用容量C1を介して指紋の凹凸に応じたレベルの信号が入力されると、カレントコンベア回路の入力端子Xには、検出した信号に応じた電流が流れ込み、この検出電流と同一の電流値の電流が出力端子Z+よりスイッチS1を介して検出電圧保持用容量C3に流れ込み、信号電圧が保持される。
次に、指紋検出時に指と行電極により形成される隙間容量C10、及び指とノイズ検出用行配線との間に形成される寄生容量C11を介してノイズが入力される場合を考慮した、カレントコンベア回路を用いた検出回路の構成例を図15及び図16に示す。これらの図において、NGは、ノイズ発生源であり、具体的には、容量センサのセンサ部に指を当接した際に指から混入するノイズを示している。図15に示した検出回路は、電流モードで動作する検出回路である。図15では、図14の回路構成に加えて、更に別のカレントコンベア回路301を設けている。
ノイズ源NGの出力は、隙間容量C10を介してカレントコンベア回路300の入力端子Xに接続されるとともに、ノイズ検出用行配線の寄生容量C11を介してカレントコンベア回路301の入力端子Xに接続されている。カレントコンベア回路300の出力端子Z+と、カレントコンベア回路301の出力端子Z−は共通接続されている。
ノイズ源NGの出力は、隙間容量C10を介してカレントコンベア回路300の入力端子Xに接続されるとともに、ノイズ検出用行配線の寄生容量C11を介してカレントコンベア回路301の入力端子Xに接続されている。カレントコンベア回路300の出力端子Z+と、カレントコンベア回路301の出力端子Z−は共通接続されている。
図15において、ノイズ源NGから入力されたノイズ電流は、一方は、隙間容量C10を介してカレントコンベア回路300の入力端子Xに流れ込み、他方は、ノイズ検出用行配線の寄生容量C11を介してカレントコンベア回路301の入力端子Xに流れ込む。この結果、カレントコンベア回路300、301の入力端子Xには、同一の電流が流れ込みため、カレントコンベア回路300の出力端子Z+、カレントコンベア回路301の出力端子Z−において、同一の電流値で逆方向に電流が流れるため、検出回路の出力側でノイズが除去される。
次に、カレントコンベア回路を用いた電圧モードで動作する検出回路の構成例を図16に示す。図16に示す検出回路は、図15の回路構成において、カレントコンベア回路301を除去し、ノイズ源NGの出力をノイズ検出用行配線の寄生容量C11を介してカレントコンベア回路300の入力端子Yに接続するようにしたものである。
上記構成において、ノイズ源NGから入力されたノイズ電流は、カレントコンベア回路300の入力端子X側がローインピーダンス状態にあるため、ノイズ電流が流れるが、入力端子Yはハイインピーダンス状態にあるため、電流が流れない状態となり、この結果、ノイズ電流による隙間容量C10の充電電圧と、ノイズ検出用行配線の寄生容量の充電電圧とが互いに逆極性となるため、カレントコンベア回路300の入力側でノイズが除去されることとなる。
すきまよう
上記構成において、ノイズ源NGから入力されたノイズ電流は、カレントコンベア回路300の入力端子X側がローインピーダンス状態にあるため、ノイズ電流が流れるが、入力端子Yはハイインピーダンス状態にあるため、電流が流れない状態となり、この結果、ノイズ電流による隙間容量C10の充電電圧と、ノイズ検出用行配線の寄生容量の充電電圧とが互いに逆極性となるため、カレントコンベア回路300の入力側でノイズが除去されることとなる。
すきまよう
1…容量センサ、10…駆動回路、11…検出回路(検出部)、20…第1の基板、21、231…フィルム、22、22A、22B、22C、22D、201…列配線、23、80、100…シールド層、24、33…絶縁膜、30…第2の基板、31…基台、32、32A、32B、32C、32D、202…行配線、50、60、70、90、210…ノイズ検出用行配線、80A…開口部、203…補助電極、230…補強板
Claims (7)
- 複数の列配線が形成された第1の基板と、複数の行配線が構成された第2の基板とが間隙を設けて対向するよう構成され、前記列配線及び行配線により構成されるマトリックス状をなし、外部から加えられる圧力に応じて前記列配線と前記行配線との交差点の容量が変化するセンサ部と、前記列配線と前記行配線との交差点の容量の変化を検出し、検出結果に基づいて外部から加えられた圧力分布を検出する検出部とを有する感圧型の容量センサであって、
前記第2の基板の前記行配線が形成された面にノイズ検出用行配線が配置されていることを特徴とする感圧型の容量センサ。 - 前記ノイズ検出用行配線に対向する位置に前記列配線が形成されていないことを特徴とする請求項1に記載の感圧型の容量センサ。
- 前記第1の基板は可撓性を有するとともに、該第1の基板の一面を検出対象物の接触面となすことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の感圧型の容量センサ。
- 前記ノイズ検出用行配線の面積が、前記行配線の1本の面積から、この行配線の1本における行配線及び列配線との重なり部分の面積の総和を減算した検出面積であることを特徴とする請求項3に記載の感圧型の容量センサ。
- 前記ノイズ検出用行配線が前記行配線と同様の形状に形成され、上部にノイズを遮蔽するシールド板が設けられており、
該シールド板が、前記第1の基板に設けられるとともに前記ノイズ検出用行配線の検出面積に相当する領域が露出する開口部を有していることを特徴とする請求項4に記載の感圧型の容量センサ。 - 前記行配線と列配線とのマトリックスにおいて、行配線が列配線と重ならない部分の形状と同様になるよう、前記ノイズ用行配線上のシールド板を列配線と同一ピッチの櫛状に形成して、ノイズ用行配線の検出面積に相当する領域が露出するよう構成したことを特徴とする請求項5に記載の感圧型の容量センサ。
- 前記第1及び第2の基板は、単一の可撓性フィルム基板からなり、該可撓性フィルム基板上に前記列配線及び前記行配線が形成され、前記可撓性フィルム基板を所定位置で屈折することによって前記列配線及び前記行配線が交差することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の感圧型の容量センサ。
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