JP2006154870A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ケースと液晶パネルのあいだから表示領域への光漏れを低減し、コントラストの低下を防止することができる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】画像を表示する液晶パネル1と、該液晶パネル1の裏面側に配置されたバックライト2と、画像表示用窓4が形成された、前記液晶パネル1およびバックライト2を収納するためのケース3とからなる液晶表示装置であって、前記画像表示用窓4が形成されたケース3の内側内周部分に光漏洩防止材Aが設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】画像を表示する液晶パネル1と、該液晶パネル1の裏面側に配置されたバックライト2と、画像表示用窓4が形成された、前記液晶パネル1およびバックライト2を収納するためのケース3とからなる液晶表示装置であって、前記画像表示用窓4が形成されたケース3の内側内周部分に光漏洩防止材Aが設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は液晶表示装置に関する。さらに詳しくは、ラップトップやパソコンなどのディスプレイに用いられる透過型の液晶表示装置に関する。
従来の液晶表示装置では、たとえば図5に示すようにバックライト50から照射された光がケース51と液晶パネル52のあいだで反射したのち、液晶表示領域Rに漏れていたので、表示領域Rの周辺部におけるコントラストが低下し、画質が不鮮明になりやすかった。このため、図5に示すように液晶パネル52の端部52aから表示領域Rまでの距離Lを広く設けることで反射光の強度を弱くし、上部フレーム53の画像表示窓54周辺部からの光の漏れによる表示領域Rの周辺部におけるコントラストの低下を防止していた。
ところが、近年の小型化による狭額縁化により前記距離Lを狭くしなければならないため、再び表示領域Rの周辺部でのコントラストの低下が発生するという問題が生じた。
かかる問題の解決策として、特開平4−241319号公報に記載されているように、上部フレームから液晶パネルにかけて遮光性テープを貼着することが考えられる。
しかしながら、前記上部フレームから液晶パネルに遮光性テープを貼着する技術では、該遮光性テープが表示領域内に入り込み、表示領域を狭くする惧れがある。また前記遮光性テープの貼着作業は、液晶パネルをケース内に収納したのち、液晶パネルにキズを付けないように、また液晶パネルに過負荷が掛からないようにしなければならないため、作業性の低下を生じる惧れがある。
本発明は、叙上の事情に鑑み、ケースと液晶パネルのあいだから表示領域への光漏れを低減し、コントラストの低下を防止することができる液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明の液晶表示装置は、画像を表示する液晶パネルと、該液晶パネルの裏面側に配置されたバックライトと、画像表示用窓が形成された、前記液晶パネルおよびバックライトを収納するためのケースとからなる液晶表示装置であって、前記画像表示用窓が形成されたケースと前記液晶パネルとの間に、クッション性を有し、前記バックライトからの光の反射を抑制する、前記ケースとは別部材の光漏洩防止材を、前記光漏洩防止材と前記液晶パネルとの間に隙間を有して、設けたことを特徴としている。
以上説明したとおり、本発明によれば、従来、ケースの内側と液晶パネルとのあいだで反射し液晶パネルの表示領域に漏れ出てきた光をほとんど防止することができ、表示領域のコントラストを向上させることができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の液晶表示装置を説明する。
図1は本発明の液晶表示装置の一実施の形態を示す断面図、図2は本発明の他の実施の形態を示す断面図、図3は本発明のさらに他の実施の形態を示す断面図、図4は本発明のさらなる他の実施の形態を示す断面図である。
図1に示すように、液晶表示装置は、画像を表示する液晶パネル1と、該液晶パネル1の裏面側に配置されたバックライト2と、前記液晶パネル1およびバックライト2を収納し、保持するためのケース3とを基本構成とし、画像表示用窓4が形成されたケース3の上部フレーム5の内壁面6に光漏洩防止材Aが設けられている。
前記光漏洩防止材Aは、光を吸収して光の反射率を抑えるものであれば、とくに限定されないが、たとえば光反射防止膜または光反射防止テープを用いることができる。前記光反射防止膜としては、光学暗箱の内側や天体望遠鏡の鏡筒の内側にスプレーなどで吹き付けられている黒色の塗料などがある。また前記光反射防止テープとしては、光学暗箱の内側や天体望遠鏡の鏡筒の内側に使用されている黒色のベルベット状光吸収体などがある。
前記液晶パネル1としては、薄膜トランジスタが設けられたガラス基板(TFT基板)7と、カラーフィルタが設けられたガラス基板(CF基板)8と、両基板7、8の周辺部を貼り合せるシール材と、両基板7、8のあいだに充填される液晶と、両基板7、8の外側に設けられる偏光板とからなるものを用いることができる。
なお、9は前記液晶パネル1を駆動する回路基板、10は前記液晶パネル1と回路基板9を接続するリード線である。
また前記バックライト2としては、アクリルなどの合成樹脂からなる透明な板状の導光板11と、該導光板11の側面に沿って配置される蛍光灯12、該蛍光灯12および導光板11を囲むように配置される反射板13と、前記導光板11からの光を液晶パネル1側に拡散させる拡散板とからなるものを用いることができる。
本実施の形態では、バックライトから照射された光のうち、液晶パネル1の端子部や、液晶パネル1とバックライト2とのあいだから漏れ出て上部フレーム5の内側部分に照射する光は、光漏洩防止材により光の反射率が数%程度まで抑えられるため、液晶パネル1の表示領域Rへの光の漏れが低減される。これにより、表示領域Rの周辺部におけるコントラストの低下が防止される。
なお、本実施の形態では、前記光漏洩防止材がケースの上部フレームの内壁面における全面に形成されているが、とくにこれに限定されることがなく、少なくともTFT基板と対向する内壁面だけに形成することができる。または図2に示すように、ケース3の上部フレーム5の内壁面6および側部フレーム14の内壁面15に形成することができる。かかる両内壁面6、15に形成することにより、前記実施の形態よりも液晶パネルの表示領域への光の漏れをさらに低減することができる。
また図3に示すように、前記光漏洩防止材Aをケース3の上部フレーム5の内壁面6、側部フレーム14の内壁面15および下部フレーム16の内壁面17にそれぞれ形成することもできる。かかるばあい、光漏洩防止材Aとして光反射防止膜または光反射防止テープを用いることにより、液晶パネルの表示領域への光の漏れを低減するとともに、前記光反射防止膜または光反射防止テープが液晶パネルおよびバックライトを包み込んで、クッションの役割をするため、耐衝撃性および耐振性が付与される。なお、厚さの管理が容易である光反射防止テープを用いるのが好ましい。たとえば前記光反射防止テープにクッションの役割をさせるためには、厚さを通常0.05〜0.5mm程度、好ましくは0.1〜0.3mm程度にする。
なお、図1〜3に示す実施の形態では、上部フレーム5に画像表示用窓4が形成されたケース3は液晶パネル1とバックライト2を覆う形状にされているが、本発明においては、これに限定されるものではなく、たとえば図4に示すように、ケース23は下部フレーム27が一部開いている、または一部しか覆っていないような形状にされていてもよい。かかる液晶表示装置におけるケース23の内側内周部分、たとえば上部フレーム25の内壁面26に光漏洩防止材Aを設けることにより、前記実施の形態と同様に、液晶パネルの表示領域への光の漏れを防止することができる。
1 液晶パネル
2 バックライト
3 ケース
4 画像表示用窓
5 上部フレーム
6、15、17 内壁面
14 側部フレーム
16 下部フレーム
A 光漏洩防止材
2 バックライト
3 ケース
4 画像表示用窓
5 上部フレーム
6、15、17 内壁面
14 側部フレーム
16 下部フレーム
A 光漏洩防止材
Claims (4)
- 画像を表示する液晶パネルと、該液晶パネルの裏面側に配置されたバックライトと、画像表示用窓が形成された、前記液晶パネルおよびバックライトを収納するためのケースとからなる液晶表示装置であって、前記画像表示用窓が形成されたケースと前記液晶パネルとの間に、クッション性を有し、前記バックライトからの光の反射を抑制する、前記ケースとは別部材の光漏洩防止材を、前記光漏洩防止材と前記液晶パネルとの間に隙間を有して、設けたことを特徴とする液晶表示装置。
- 前記ケースの内部と前記画像表示用窓との間を前記隙間が貫通することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記光漏洩防止材の厚さは0.05〜0.5mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置。
- 前記光漏洩防止材が光反射防止膜または光反射防止テープからなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006064321A JP2006154870A (ja) | 2006-03-09 | 2006-03-09 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006064321A JP2006154870A (ja) | 2006-03-09 | 2006-03-09 | 液晶表示装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9046335A Division JPH10239670A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006154870A true JP2006154870A (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=36633147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006064321A Pending JP2006154870A (ja) | 2006-03-09 | 2006-03-09 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006154870A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009116308A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | Samsung Electronics Co Ltd | 表示装置及びこれの組立方法。 |
JP2010117638A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
JP2016050231A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 日立化成株式会社 | 光硬化性樹脂組成物およびそれを用いた光硬化性遮光塗料、液晶表示パネル、液晶表示装置 |
-
2006
- 2006-03-09 JP JP2006064321A patent/JP2006154870A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009116308A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | Samsung Electronics Co Ltd | 表示装置及びこれの組立方法。 |
JP2010117638A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
JP2016050231A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 日立化成株式会社 | 光硬化性樹脂組成物およびそれを用いた光硬化性遮光塗料、液晶表示パネル、液晶表示装置 |
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