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JP2006154325A - 光学シート類の支持構造およびこの支持構造を備える表示装置 - Google Patents

光学シート類の支持構造およびこの支持構造を備える表示装置 Download PDF

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JP2006154325A JP2004345128A JP2004345128A JP2006154325A JP 2006154325 A JP2006154325 A JP 2006154325A JP 2004345128 A JP2004345128 A JP 2004345128A JP 2004345128 A JP2004345128 A JP 2004345128A JP 2006154325 A JP2006154325 A JP 2006154325A
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Abstract

【課題】 専用アングルを用いることなく光学シート類を支持する支持構造を提供する。
【解決手段】 表示パネル8に入射される光の特性を調整する光学シート類6の四辺の周縁部が、前記表示パネル8を支持するフレーム7と、前記光源4を支持するランプホルダ5との間に挟持されてなるものであり、ランプホルダ5は、それぞれ略L字形状に形成される4つの部材51,52を備え、該部材51,52の先端部どうしが突き合わせて配置されて開口した四辺形に形成されるとともに、開口部の内周面には、前記光源4から発せられた光を反射して表示パネル8に入射させる傾斜状の反射面503が形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学シート類の支持構造およびこの支持構造を備える表示装置に関し、液晶表示装置に好適に適用される光学シートの支持構造およびこの支持構造を備える表示装置に関する。
平型の表示装置のうち、たとえば透過型の液晶表示装置は、表示パネル(すなわち液晶パネル)の背面側に光源を配置し、この光源から発せられる光を透過させることによって、表示パネル上に画像を可視状態に表示する。そして、これら光源と表示パネルの間には、光源から表示パネルに入射する光の特性を調整するために、拡散板、拡散シート、レンズシート、偏光反射フィルムなどの板状あるいはシート状の部材が積み重ねられるように配置される。なお、以下光源と表示パネルとの間に配置されるこれら板状あるいはシート状の部材を、まとめて「光学シート類」と称する。
このような表示装置の光源として一般に用いられる冷陰極管は、水銀を有しているから、不要になった冷陰極管は表示装置から取り外して回収する必要がある。また、故障が生じた場合や冷陰極管の寿命の場合などにおいても、表示装置を分解して冷陰極管の交換する必要が生じることがある。しかしながら光源の冷陰極管は、表示パネルや光学シート類よりも背面側に配置されているから、冷陰極管を取り外すためには、まず表示パネルや光学シート類を取り外さなければならず、また、光学シート類を1枚ずつ取り外す構成では分解作業に手間がかかる。このため、光学シート類を表示装置から容易に取り外すことができる構成が望まれている。
図6は、光学シート類の取り外しが容易な構造を備える従来の表示装置の組み付け構造を模式的に示した分解斜視図である。この図6に示す表示装置101は、平板状に形成されるバックライトアングル102上に反射シート103が布設され、その上に冷陰極管104が配置されてランプホルダ105により保持される。このランプホルダ105は、たとえば合成樹脂材料などにより形成される略棒状の部材であり、バックライトアングル102の短辺に沿って装着されることにより、冷陰極管104の両端が保持される。
そして光学シート類106が専用アングル110によりまとめて支持され、この専用アングル110に支持された状態でランプホルダ105上に配置される。この専用アングル110は、それぞれ開口した四辺形に形成される前面側の部材110aと背面側の部材110bとを備える。これら前面側の部材110aと背面側の部材110bとの間に光学シート類106がまとめて挟持され、前面側の部材110aと背面側の部材110bとがネジなどにより一体に結合されることにより光学シート類106が支持される。この専用アングル110の前面には、開口した四辺形に形成されるフレーム107が配置され、このフレーム107の前面に表示パネル108が配置される。その上から開口した四辺形に形成されるベゼル109を装着して固定する。
この図6に示す構造によれば、光学シート類106は専用アングル110によってまとめて支持され、その状態でランプホルダ105とフレーム107との間に配置される。このため、表示装置101を分解する際には、専用アングル110を取り外すことで光学シート類106をまとめて取り外すことができる。
しかしながら、光学シート類を保持する専用アングルを備える構成では、表示装置の部品点数が増加し、表示装置の重量の増加や製造コストの上昇を招くという問題点を有する。
上記実情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、光源の取り外しや交換が容易な光学シート類の支持構造または表示装置を提供すること、あるいは、専用アングルを用いずに光学シート類を支持することができる光学シート類の支持構造または表示装置を提供することである。
前記課題を解決するため、光源と表示パネルとの間に配置されて光源から表示パネルに入射される光の特性を調整する光学シート類の四辺を、開口した四辺形に形成されて光源を支持する第1の枠体と、開口した四辺形に形成されて表示パネルを支持する第2の枠体との間に挟持することにより、光学シート類を支持する構造とする。
この第1の枠体は、それぞれ略L字形状に形成される4つの部材を備え、これらの部材の先端どうしを突き合わせるように配置することにより、開口した四辺形の枠体に形成される。また、これら略L字形状に形成される部材の先端どうしの間に、さらに略直線棒状に形成される部材を配置することにより開口した四辺形の枠体に形成されるものであってもよい。
また、この第1の枠体の内周面には、光源から発せられる光を反射して表示パネルに入射させる反射面が形成される。
光学シート類は、光源を支持する第1の枠体と、表示パネルを支持する第2の枠体との間に挟持されて支持されるから、光学シート類を支持するための専用アングルが不要になる。このため、部品点数を削減することができ、表示装置の軽量化や、製造コストの削減を図ることができる。
そして、表示装置を分解して光源を取り外す場合において、光学シート類が第1の枠体と第2の枠体との間に支持された状態のままで表示装置から取り外すことができる。言い換えれば、少なくとも光学シート類、第1の枠体及び第2の枠体とを一体的にまとめて取り外すことができ、これにより直ちに光源にアクセスすることができるようになる。したがって、光学シート類を1枚ずつばらけて取り外す必要がなく、冷陰極管の取り外しを容易に行うことができる。
また、光学シート類は、その四辺の周縁部が第1の枠体と第2の枠体との間に挟持されるから、光学シート類の変形が抑制され、第1の枠体と第2の枠体との間から抜け落ちを防止できる。
ここで、第1の枠体は、略L字形状に形成される4個の部材を組み合わせて構成されるものであるが、少なくとも対角に位置する部材どうしは同一形状のものとすることができる。このため、この略L字形状の部材は2種類あればよく、この第1の枠体の製造コストの上昇を抑制することができる。また、第1の枠体を4分割構造とすることにより、各部材の寸法を小さくすることができ、製造コストの低減を図ることができる。
また、第1の枠体を、略L字形状に形成される部材と、その間に配置される略直線棒状に形成される部材とを組み合わせる構成とすれば、各部材の寸法を小さくできるから、製造コストの上昇を抑制することができる。
そして、温度変化により第1の枠体を構成する各部材が寸法変化した場合であっても、各部材どうしの継ぎ目において寸法変化を吸収することができる。
また、従来は、バックライトアングル上のランプホルダが存在しない辺は、反射シートを曲げ起こすことによって、光源からの光を反射させて表示パネルに入射させていたが、第1の枠体に反射面を設けることにより、反射シートを曲げ起こす必要がなくなる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明に係る光学シート類の支持構造を備える表示装置の実施形態を示した図であり、具体的には、本発明に係る光学シート類の支持構造を備える液晶表示装置の組み付け構造を模式的に示した分解斜視図である。なお、以下本発明に係る光学シート類の支持構造、および本発明に係る表示装置を、それぞれ「本構造」、「本表示装置」と称することがある。
まず、本構造を備える本表示装置の構成の概略について、図1を参照して説明する。本表示装置1は、光源の冷陰極管4と、冷陰極管4から発せられる光を反射させる反射シート3と、冷陰極管4から発せられた光の特性を調整する光学シート類6と、この光学シート類6を通過した光を透過させて画像を可視状態に表示する表示パネル8とを備える。そして、ランプホルダ5とフレーム7を備え、冷陰極管4がランプホルダ5に支持され、表示パネル8がフレーム7に支持されるとともに、光学シート類6がランプホルダ5とフレーム7との間に挟持されて支持される。さらに、平板状に形成されるバックライトアングル2と、開口した四辺形に形成されるベゼル9とを備え、これらバックライトアングル2とベゼル9との間に、反射シート3、冷陰極管4、ランプホルダ5、光学シート類6、フレーム7、表示パネル8が配置される構成を備える。
このような構成を有する表示装置1の組み付け方法は、次の通りである。本明細書においては、ベゼル9が配置される側(図1においては上方側)を本表示装置1の前面側と称し、バックライトアングル2が配置される側(図1においては下方側)を本表示装置1の背面側と称する。
バックライトアングル2の前面側に反射シート3を布設し、その前面側に冷陰極管4を並べて配置し、そこにランプホルダ5を装着する。これにより冷陰極管4がバックライトアングル2上に保持される。さらに、ランプホルダ5の前面側に光学シート類6を載置し、そこへフレーム7を装着し、このフレーム7の前面側に表示パネル8を載置し、さらにベゼル9を装着する。そして、ベゼル9とフレーム7、ベゼル9とランプホルダ5、フレーム7とバックライトアングル2とをそれぞれネジなど(図示せず)により結合する。これにより本表示装置1が組み付けられる。
次いで、本表示装置1を構成する各部材について説明する。図1に示すように、バックライトアングル2は平板状に形成される部材で、たとえば金属板材からプレス加工などにより形成される。反射シート3は表面の反射率が高い平らなシート状の部材で、たとえば合成樹脂材料などから形成される。これらバックライトアングル2および反射シート3と、光源として用いる冷陰極管4は、従来一般に用いられるものが適用できるため、詳細な説明は省略する。
ランプホルダ5は、それぞれ略L字形状に形成される第1の部材51と第2の部材52とを備え、これら第1の部材51と第2の部材52を組み合わせることによって、開口した四辺形に形成される。
図2は、ランプホルダ5を形成する第1の部材51と第2の部材52の構造を模式的に示した外観斜視図であり、それぞれ(a)が第1の部材51を、(b)が第2の部材52を示す。また、図2(c)は、図2(a),(b)に示す第1の部材51あるいは第2の部材52のA−A線断面図である。図2に示すように、第1の部材51および第2の部材52は、それぞれ略L字形状に形成され、前面側には、光学シート類6を支持する支持面501が形成される。そしてこの支持面501の内周面側には、この支持面501に対して所定の傾斜角を有する反射面503が形成される。また、支持面501の外周面側には、前面側に向かって衝立状に突出する立壁502が形成される。
また、第1の部材51と第2の部材52は、ともに先端部が、隣接する他の部材52,51の先端部と互いに連結可能に構成される。具体的には図2に示すように、各部材51,52の一方の先端部(図2(a)において左側に位置する先端部、図2(b)において上側に位置する先端部)には、支持面501および反射面503から一段低い段差面状の重畳部504が形成され、さらにこの重畳部504から係合腕505が延設される。他の先端部(図2(a)において右側に位置する先端部、図2(b)において下側に位置する先端部)には、図2(c)に示すように、係合片506が支持面501の背面側に浮いた状態に架設される。
このほか、第1の部材51および第2の部材52の支持面501の外周縁近傍に、前面に向かって突出するネジ止め部591とベゼル用係合片592とが形成される。このネジ止め部591は、中心にネジ孔が形成される略円筒形状を有する。
これら第1の部材51および第2の部材52は、たとえば合成樹脂材料によりそれぞれ一体に形成される。そして、少なくともそれぞれ反射面503は、光の反射率が高い白色系の色彩であることが好ましい。具体的には、白色のポリカーボネート樹脂などが適用できる。
これら第1の部材51と第2の部材52とを連結するには、第1の部材51と第2の部材52の先端部どうしを突き合わせ、係合腕505を相手方の先端部の支持面501の背面と係合片506の間に挿入するとともに、重畳部504を相手方の先端部の支持面501および反射面503の背面側に重畳させる。これにより、開口した四辺形のランプホルダ5が形成される。この際に、第1の部材どうし、第2の部材どうしが対角に位置するように配置する。
なお、係合腕505は相手方の支持面501の背面と係合片506との間に挿入されるのみであるから、第1の部材51と第2の部材52を連結した状態であっても、係合腕505は挿抜自在に往復動できる。そして、重畳部504が相手方の部材の支持面501登坂斜面503の背面側に重畳しているから、先端部どうしの間に隙間が生じることがない。
図3は、ランプホルダ5の外観斜視図であり、第1の部材51と第2の部材52とが連結された状態を示す。この図3に示すように、ランプホルダ5の前面側には、四辺にわたって支持面501が形成され、この支持面501が立壁502により取り囲まれる形態を有する。また、反射面503は、背面側から前面側に向かって開口面積が大きくなるような傾斜面を形成し、前面側に向けて光を反射させるように構成される。第1の部材51及び第2の部材52は、連結部において挿抜自在に往復動できるから、ランプホルダ5の各辺は、長手方向(すなわち、それぞれ矢印aの方向)に伸縮自在となる。
図4は、本表示装置1のランプホルダ5,フレーム7、ベゼル9のそれぞれの部材の構造と、光学シート類6、表示パネル8を含めた組み付け構造を模式的に示した分解斜視図である。
図4を参照して説明すると、フレーム7は、たとえば金属板材をプレス加工するなどして形成されるものであり、従来一般に用いられるものと略同一の構成を有する。そして、開口した四辺形に形成され、その断面は、外周側が背面側に向かって曲げ起こされた略L字形状に形成される。前面側には、表示パネル8を位置決めして載置するための位置決め片71が曲げ起こされて形成されるほか、ランプホルダ5のベゼル用係合突起592を係合する係合孔74や、ネジ止め部519を挿通するための挿通孔75が形成される。このほか、ベゼル9と結合するためのネジ孔、バックライトアングル2と結合するためのネジ孔などが形成されるが、図では省略してある。
ベゼル9は、たとえば金属板材をプレス加工するなどして形成される部材であり、従来一般に用いられるものと略同一の構成を有する。このベゼル9も開口した四辺形を有し、その断面は、外周面側が背面側に向かって曲げ起こされた略L字形状に形成される。そして、ランプホルダ5のネジ止め部591を挿通するための挿通孔92や、係合突起592を係合するための係合孔93が形成される。このほか、フレーム7と結合するためのネジを通す挿通孔91、フレーム7とバックライトアングル2とを結合するためのネジ孔などが形成されるが、図では省略してある。
なお、フレーム7およびベゼル9に形成される挿通孔75,92や係合孔74,93は、それぞれ辺の長手方向に沿って長い長孔形状を有する。このため、ランプホルダ5のネジ止め部519や係合突起516は、挿通孔75,92内や係合孔74,93内を各辺の長手方向に沿って往復動できる。
表示パネル8は、液晶を挟持した一対の基板と、この液晶の配向状態を制御する駆動回路基板とを備える。この表示パネル8は従来一般の液晶表示パネルが適用できることから、詳細な説明は省略する。
このようなランプホルダ5、光学シート類6、フレーム7、表示パネル8、ベゼル9の組み付け構造の詳細は、次の通りである。
図4に示すように、光学シート類6は、その四辺の周縁部がランプホルダ5の支持面501に載置される。ここで、光学シート類6の周縁部に形成される切り欠61きがランプホルダ5の支持面501の位置決め片507に係合することにより位置決めされる。
そして、光学シート類6が載置されたランプホルダ5にフレーム7が装着されると、ランプホルダ5の立壁502の先端とフレーム7の背面側とが隙間なく当接する。このため、光学シート類6は、その四辺の周縁部がランプホルダ5の支持面501とフレーム7の背面側との間に挟持されるとともに、立壁502に囲まれる形態で支持される。
表示パネル8は、フレーム7の前面側に形成される位置決め片71に囲まれた領域に載置され、その前面側からベゼル9が装着される。そして、ランプホルダ5の係合突起592が、ベゼル9およびフレーム7に形成される係合孔74,93に係合する。また、ネジ止め部591は、挿通孔75,92を貫通してベゼル9の前面側に露出する。この状態で、ベゼル9とフレーム7、ベゼル9とランプホルダ5、フレーム7とバックライトアングル2とをそれぞれ結合する。
ベゼル9とフレーム7はネジ止めにより一体に組み付けられる。これにより、表示パネル8はベゼル9とフレーム7との間に挟持されて支持される。また、フレーム7とバックライトアングル2も、ネジ止めにより一体に組み付けられる。
ベゼル9とランプホルダ5とは、ベゼル9およびフレーム7の挿通孔75,92を貫通してベゼル9の前面に露出するランプホルダ5のネジ止め部519にネジを締結することにより結合する。これにより、光学シート類6がランプホルダ5とフレーム7との間に挟持された状態で支持される。このように、光学シート類6は、その四辺の周縁部がランプホルダ5の支持面501とフレーム7との間に挟持されて支持される。したがって、光学シート類の変形が抑制され、撓み変形によって抜け落ちることを防止できる。
このように、従来のように光学シート類を支持するために専用アングルが不要となるから、表示装置の軽量化や製造コストの削減を図ることができる。
また、このような構造によれば、ランプホルダ5と、ベゼル9及びフレーム7の結合体の熱膨張率の相違に起因する伸縮量の差を吸収することができる。すなわち、本表示装置1の使用時における冷陰極管4の発熱やその他の原因で表示装置1の内部の温度が上昇すると、ランプホルダ5、ベゼル9やフレーム7などの各部材が熱膨張する。一般に樹脂材料と金属材料との熱膨張率の差が大きいことから、樹脂材料により形成されるランプホルダ5の各辺の伸び量と、金属材料により形成されるベゼル9やフレーム7の各辺の伸び量とに大きな差が生じる。
前述の通り、ランプホルダ5を構成する第1の部材51及び第2の部材52は、それぞれ連結部において辺の長手方向に往復動可能であり、かつ、ネジ止め部519や係合突起516もベゼル9およびフレーム7の辺の長手方向に往復動できる。したがって、第1の部材51および第2の部材52は、互いに連結する相手方の部材や、ベゼル9あるいはフレーム7に干渉あるいは拘束されることなく、伸縮することができる。
このように、略L字形状からなる部材を組み合わせて、それぞれの辺の中間で伸縮自在に連結する構成とすることにより、光学シート類6の四辺を支持して光学シート類6の変形を抑制しつつ、温度変化に起因する各部材の伸縮量の差を吸収することができる。
そして、第1の部材51あるいは第2の部材52が伸縮したとしても、重畳部によりこれらの各部材51,52の間には隙間が生じないから、光学シート類6、ランプホルダ5、反射シートに囲まれた空間への塵埃の侵入や、あるいはこの空間からの光の漏れを防止できる。
また、冷陰極管4から発せられた光は、ランプホルダ5の反射面503で反射して表示パネル8に入射するから、従来のように、反射シートを曲げ起こして反射面を形成する必要(図6参照)がなくなる。
一方、冷陰極管4を取り外すためには、フレーム7とバックライトアングル2との間のネジによる結合を解除すればよい。バックライトアングル2は、フレーム7と結合しているのみであり、ランプホルダ5およびフレーム7はベゼル9に結合している。したがって、フレーム7とバックライトアングル2との間の結合を解除してベゼル9を取り外すと、表示パネル8、フレーム7、光学シート類6及びランプホルダ5が一体的にバックライトアングル2から外れ、直ちに冷陰極管4が露出する。また、光学シート類6はランプホルダ5とフレーム7との間に支持される状態のままであるから、光学シート類6がバラバラになることもない。このように、極めて簡単に冷陰極管4を取り外し可能な状態とすることができる。
本構成は、特にサイズの大きい光学シート類の支持構造として好適に適用できる。すなわち光学シート類はいずれも薄いシート状の部材であるから、サイズが大きくなるに従って自重による撓み変形が生じ、抜け落ちやすくなる。このため、サイズの大きい光学シート類を抜け落ちないように支持するためには、光学シート類の撓み変形を抑制する構造が必要となる。本構造によれば、光学シート類6の四辺がランプホルダ5とフレーム7との間に挟持されるから、光学シート類のサイズが大きくなっても撓み変形の発生を抑制できる。
そして、サイズが大きくなるに従って、温度変化によるランプホルダ5と、ベゼル9やフレーム7の伸縮量の差も大きくなるが、この伸縮量の差は、前述のようにランプホルダ5を構成する第1の部材51と第2の部材52の連結部分において吸収ができる。このように、略L字形状からなる部材を組み合わせてランプホルダ5を形成し、四辺のそれぞれ中間で伸縮自在に連結する構成とすれば、光学シート類6の撓み変形を抑制しつつ、温度変化に起因する各部材の伸縮量の差を吸収することが可能となる。したがって、サイズの大きい光学シート類の支持構造として好適に適用できる。
次いで、第2の実施形態について説明する。図5は、本構造あるいは本表示装置の第2の実施形態に適用されるランプホルダ5’の外観斜視図である。第2の実施形態に適用されるランプホルダ5’は、略L字形状に形成される第1の部材53及び第2の部材54と、略直線棒状に形成される第3の部材55及び第4の部材56とを備える。そして第1の部材53どうし、第2部部材54どうしがそれぞれ対角に配置され、第1の部材53と第2の部材54の間には、それぞれ第3の部材55または第4の部材56が配置される。そして、各部材53,54,55,56の先端部どうしが連結され、これによりランプホルダ5’は、開口した四辺形に形成される。
第2の実施形態におけるランプホルダ5’と、第1の実施形態におけるランプホルダ5とは、ランプホルダをL字形状の部材と直線形状の部材を組み合わせてランプホルダを形成するか、ランプホルダをL字形状の部材のみを組み合わせて形成するかが相違するのみであり、これ以外の構成は同一である。すなわち、各部材54,55,56,57とも、一端には重畳部及び係合腕が形成され、他の一端には係合腕と係合する係合片が形成される。これ以外の構成も第1の実施形態におけるランプホルダ5と同一の構成を備えることから、説明は省略する。また、バックライトアングル、光学シート類、フレーム、表示パネル、ベゼルとの組み付け手順及び組み付け構造も第1の実施形態と同一であることから説明は省略する。
このような構成によれば、第1の実施形態において説明したのと略同一の作用効果を奏することができる。なお、L字形状に形成される第1の部材53と第2の部材54とは、同一形状に形成されるものであってもよい。このようにすれば、略L字形状に形成される部材は1種類のみとなり、ランプホルダ5’を構成する部材の種類を減らすことができるから、製造コストの上昇を抑制することができる。
また、図示しないが、四辺の長辺にのみ直線棒状の部材(図5においては第3の部材55)を配置し、短辺には直線棒状の部材を配置しない構成であってもよい。この場合には、短辺は、第1の部材53及び第2の部材54の直線部分を長く設計することにより第1の部材53と第2の部材54とを直接的に連結する構成となる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は前記各実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種種の改変が可能である。たとえば、前記各実施形態においては、ランプホルダ5,5’の反射面503は、支持面501に対して所定の角度を有する傾斜面状に形成される構成を示したが、直角に形成されるものであってもよく、角度が限定されるものではない。
本発明に係る光学シート類の支持構造を備える表示装置の構造を模式的に示した分解斜視図である。 ランプホルダを形成する各部材の構造を示した外観斜視図であり、(a)は第1の部材51、(b)は第2の部材52を示す。 前記第1の部材51と第2の部材52を組み合わせて形成されたランプホルダの外観斜視図である。 ランプホルダ、フレーム、ベゼルの各部材の構造と、これらの部材の組み付け構造を示した斜視図である。 第2の実施形態のランプホルダを示した外観斜視図である。 従来の表示装置の構造を模式的に示した分解斜視図である。
符号の説明
1 表示装置
2 バックライトアングル
3 反射シート
4 冷陰極管
5 ランプホルダ
6 光学シート類
7 フレーム
8 表示パネル部品
9 ベゼル
51 第1の部材
52 第2の部材

Claims (5)

  1. 光源と表示パネルとの間に配置されて光源から表示パネルに入射される光の特性を調整する光学シート類を支持する光学シート類の支持構造であって、該光学シート類の四辺が、開口した四辺形に形成され前記光源を支持する第1の枠体と、開口した四辺形に形成され前記表示パネルを支持する第2の枠体との間に挟持されることにより該光学シート類が支持されることを特徴とする光学シート類の支持構造。
  2. 前記第1の枠体は、それぞれ略L字形状に形成される4つの部材を備え、該部材の先端どうしが突き合わされて配置されることにより開口した四辺形に形成されることを特徴とする請求項1に記載の光学シート類の支持構造。
  3. 前記第1の枠体は、略直線棒状に形成される部材をさらに備え、前記略L字形状に形成される部材の先端どうしの間に該略直線棒状に形成される部材が配置されることにより開口した四辺形に形成されることを特徴とする請求項2に記載の光学シート類の支持構造。
  4. 前記第1の枠体の開口部の内周面には、前記光源から発せられる光を反射して表示パネルに入射させる反射面が形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の光学シート類の支持構造。
  5. 前記請求項1から請求項4のいずれかに記載の光学シート類の支持構造を備えることを特徴とする表示装置。
JP2004345128A 2004-11-30 2004-11-30 光学シート類の支持構造およびこの支持構造を備える表示装置 Pending JP2006154325A (ja)

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