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JP2006141931A - ウエストのシェープアップフレーム - Google Patents

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JP2006141931A JP2004365033A JP2004365033A JP2006141931A JP 2006141931 A JP2006141931 A JP 2006141931A JP 2004365033 A JP2004365033 A JP 2004365033A JP 2004365033 A JP2004365033 A JP 2004365033A JP 2006141931 A JP2006141931 A JP 2006141931A
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Abstract

【課題】従来のウエストの筋肉を伸張するトレーニング機器では、身体的努力を伴う負担動作を不要としたうえで、ウエストの筋肉を最大限に伸張し、さらに並行して揺動回転捻りを加えることができないものであった。また、他の用途に対応する多様性を確保しているものではなかった。
【解決手段】主要支持部が腰部を支点として支持した時、上背部が床面等に接触しない高さ以上に主要支持部の頂点面を設け、左右の主要支持部の縦断面に曲線部と中央には脊柱保護の溝部分を設け、フレームが体重を支持する剛性を有し、ウエストの筋肉に揺動回転捻りを加える手段と手摺と後頭部を保護する形状変更が可能なクッションマットを設ける構成とした。これにより、身体的努力を伴う負担動作を不要としたうえで、ウエストの筋肉を最大限に伸張し、さらに並行して揺動回転捻りを加えるトレーニングを可能とし、並びに背凭れとしての多様性を確保したウエストのシェープアップフレームを提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、身体的努力を伴う負担動作を不要としたうえで、ウエストの筋肉を最大限に伸張し、さらに並行して揺動回転捻りを加えるトレーニングを可能とし、並びに背凭れとしての多様性を確保したウエストのシェープアップフレームに関する。
従来のウエストの筋肉を伸張して鍛えることができるトレーニング機器には、利用者が座る腰掛台の後端に、下方に向かって大きく湾曲した傾斜部を設け、前傾屈伸運動の後に継続して該傾斜部を利用し、仰臥屈伸運動をするものが有る(例えば、特許文献1参照。)。
以下、上述同様に本発明に係わる従来の技術例を概略図として示した図13から図16について概要を述べる。図13は略全身を支え受けるアーチ型背当台19の上に仰向けになって利用する従来の技術例である。また、図14はL字型ハンドル20の先端部にミニロール背当具21を固着し梃子の原理を利用する従来の技術例である。そして、図15(a)は略全身を支え受けるV字型背当台22の上に仰向けになって利用するV字型タイプの開始時の概略図で、利用者が全身に力を入れて体を弓形に反らすと連結部23が上がり、図15(b)の状態になる従来の技術例である。また、図16はビッグロール背当具25に背部を乗せて利用する従来の技術例である。
特開平10−165538号公報
以上に述べた従来の技術例のウエストの筋肉を伸張して鍛えることができるトレーニング機器において、利用者がさらに満足して利用できる技術を提供するためには、以下に示す第1から第5の全条件を満たすことが望ましい。
上述の第1条件とは、最大限にウエストの筋肉を伸張するトレーニングができる事である。この第1条件を満たすための最良の仰向け体勢をとる要件には、まず、要件1として、背部を床面又はトレーニング機器のフレーム面等に広く接触させない必要がある。その理由は、背部が床面又はトレーニング機器のフレーム面等に広く接触していた場合において、該接触面の抵抗又は摩擦により身体が完全に伸張できない状態になる又は前記状態の体勢となるので、必然的に筋肉も最大限に伸張できなくなるからである。そして、要件2としては、最良かつ適切な小面積の支持面で腰部を支持することを可能とし、且つ、その支持面をなるべく高く位置させる必要がある。この理由は、広い面積を支持し、低い位置の支持面であると、要件1の理由と同様になるからである。前述の要件1と要件2の双方を一致して満たして、この第1条件を満たすことができる。背景技術に例を挙げた特許文献1・図13アーチ型タイプ・図14L字型タイプ・図15V字型タイプ・図16ロール型タイプの全てにおいて、上記の要件1と要件2の双方を一致して満たしているものはない。よって、背景技術に記載した全例は、この第1条件を満たすものではない。
次に、第2条件とは、ウエストの筋肉を最大限に伸張し、さらに並行して揺動回転捻りを加えることができる事である。背景技術に記載した全例は、図13から図16に示す様に全身を弓形に反らす一定方向に対してはウエストの筋肉を一応伸張することはできる(特許文献1も同様)。しかしながら、全身を弓形に反らした体勢と並行して揺動回転捻りを加える手段を有しているものはない。よって、背景技術に記載した全例は、この第2条件を満たすものではない。
次に、第3条件とは、身体的努力を伴う負担動作を不要とし、なるべく短時間で効果を期待できる事である。背景技術に記載した全例は、上記の第1条件を満たすものではないので、1回のトレーニングで、ある程度の効果を期待する為には、相応の時間をかけてトレーニングすることを余儀なくされる。よって、なるべく短時間で効果を期待できるものではない。また、図14L字型タイプはL字型ハンドル20を相応の腕力で反復して引き込む身体的努力を伴う負担動作が必要になり、そして図15V字型タイプでは(b)の体勢を連続してつくる必要がある為に反復して全身に力を入れて体を弓形に反らす当該負担動作が必要となり、また図16ロール型タイプではビッグロール背当具25に背部を乗せるには不安定である為に全身に力を入れてバランスを維持する当該負担動作が必要になる。よって、背景技術に記載した全例は、この第3条件を満たすものではない。
次に、第4条件とは、最大限にウエストの筋肉を伸張して鍛える効果的状態を、全身の力を抜いて持続できる事である。背景技術に記載した全例は、上記の第1条件を満たすものではないので基本的にこの第4条件を満たすものではないが、参考までに上記の第1条件を満たしたものと仮定し、以下に一例を説明する。図14L字型タイプは両手でL字型ハンドル20を引き込んでいる間は体勢を持続できるが、両手の力を抜くと体勢を持続できなくなる。また、図15V字型タイプの(b)の体勢は利用者が全身に力を入れている間は持続できるが、力を抜くと(a)に戻ってしまう。そして、図16ロール型タイプでは、ロールに背中を乗せる体勢を持続する力が必要となり、その力を抜くと体勢を持続できなくなる。よって、何れの場合もこの第4条件を満たすものではない。
次に、第5条件とは、限られた居住空間に常設することが可能なサイズであり且つ多様性を有している事である。背景技術に記載した全例は、例えば、ワンルームマンション等の室内に常設することが可能なサイズであり且つトレーニング目的以外の用途に対応する多様性を有しているものではない。よって、背景技術に記載した全例は、この第5条件を満たすものではない。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、第1に、最大限にウエストの筋肉を伸張するトレーニングができる事。第2に、ウエストの筋肉を最大限に伸張し、さらに並行して揺動回転捻りを加えることができる事。第3に、身体的努力を伴う負担動作を不要とし、なるべく短時間で効果を期待できる事。第4に、最大限にウエストの筋肉を伸張して鍛える効果的状態を、全身の力を抜いて持続できる事。第5に、限られた居住空間に常設することが可能なサイズであり且つ多様性を有している事。以上5つの全条件を包括的に満たしたウエストのシェープアップフレームを実現することを目的とするものである。
そして、本発明は上記目的を達成するために、主要支持部(1)が人体腰部を支点として支持した時点で、上背部が床面とフレーム表面に接触しない所定の高さ以上に主要支持部の頂点面を設け、側面又は主要支持部の頂点面を含む縦断面形状で主要支持部の表面に曲線部分を有し、左右の主要支持部の中央に脊柱と平行する脊柱の幅以上の溝部分を設け、フレームが人体の体重を支持する充分な剛性を有するとともに、フレームが形成する傾斜面が背凭れとしてのベースも兼ねるフレームにおいて、クッションマットの設置により後頭部の安全性を充分に確保できる構成としたものである。
また、第2の解決手段は、前述で説明のフレームにおいて、ウエストの筋肉に揺動回転捻りを加える手段と、フレームの左右両側面に手摺を設けた構成としたものである。
さらに、第3の解決手段は、前述で説明のクッションマットにおいて、クッションマットを連結することにより形状変更を可能とし、またクッションマットの取付位置を微調整する手段を設けた構成としたものである。
上記第1の課題解決手段による作用を図7を引用し説明する。すなわち、利用者は図7(a)の姿勢で後方に背中を滑らせてゆくと、ウエストの筋肉を最大限に伸張し鍛える効果的状態の図7(b)に到達できる。この様に、身体的努力を伴う負担動作を不要として効果的状態に到達し、更にこの状態を全身の力を抜いてリラックスしたまま満足するまで持続することができる。この段階に、上背部が床面又はフレーム面に接触することのない構造となっており、なお主要支持部の曲面形状と脊柱保護の溝部分の相乗効果で腰部を優しく支持することができる。また、フレームの傾斜面が背凭れとして利用できるベースも兼ねるので多様性を確保できる。そして、クッションマットの設置により後頭部の安全性を充分に確保できるので安心して仰向け体勢をとることができる。
また、上記第2の課題解決手段による作用は、効果的状態の図7(b)に続いて、揺動回転ハンドル11cを両手で握り揺動回転させると、ウエストの筋肉に揺動回転捻りを加えることができる図7(c)の最効果的状態になる。該ハンドルを回転させる時に回転摩擦と抵抗が無い構造としているので、容易に揺動回転させることができる。そして、手摺については図7(a)〜(d)を基に説明する。本発明は、基本的に手摺を持たずに開始時(a)・効果的状態(b)・最効果的状態(c)の後に少し腰部を下げると前方フレームが滑り台となり元の体勢に戻ることができる。また、最効果的状態(c)の後に何かを持ちながら元の体勢に戻りたい利用者は、フレーム側面に設けた手摺を利用することができる。この場合、(a)・(b)・(c)・(d)の順序で元の体勢に戻ることができる。この様に元の体勢に戻る時も手摺の利用の有無に関わらず身体的努力を不要として利用できる。
そして、上記第3の課題解決手段による作用は、簾状に連結したクッションマットの形状を、大きく広げた形状と小さく折り曲げた形状に随時変更ができることにより、例えば、図7と図12の様に利用者の目的にあわせた形状に変更ができる。なおさらに、利用者の身長又は体型に応じてクッションマットの取付位置を微調整できる(図11参照)。
上述したように本発明のウエストのシェープアップフレームは、第1に、最大限にウエストの筋肉を伸張するトレーニングができる事。第2に、ウエストの筋肉を最大限に伸張し、さらに並行して揺動回転捻りを加えることができる事。第3に、身体的努力を伴う負担動作を不要とし、なるべく短時間で効果を期待できる事。第4に、最大限にウエストの筋肉を伸張して鍛える効果的状態を、全身の力を抜いて持続できる事。第5に、限られた居住空間に常設することが可能なサイズであり且つ多様性を有している事。以上5つの全条件を包括的に満たしたウエストのシェープアップフレームを提供できる。
発明の実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を図1〜図12に基づいて説明する。
本発明を構成するマテリアルは主に図2において、1は主要支持部で、前方フレーム2a、後方フレーム2b、溝部分3(図4a参照)、手摺取付螺旋孔4、連結管孔4a、連結管5、連結管兼底辺軸管5a、滑り止め部材6、手摺7、手摺用螺旋8、連結管用螺旋8a、小径曲面9、Aタイプマット10a、Bタイプマット10b、マジックテープ付きゴムバンド10c、マジックテープ10d、揺動回転リングケーシング11a、揺動回転リング11b、揺動回転ハンドル11c、揺動回転リングケーシング収納軸11d、揺動回転小径ローラー11e(図6b参照)、取付フック12(図3参照)の以上である。
実施の形態の詳細は、図3に示す取付フック12を連結管孔4aの同一線上にあわせて連結管5を通し連結管用螺旋8aで螺旋固定し、片側の前方フレーム2aと後方フレーム2bの頂点部分が連結される。次に、図2に示す下側2箇所の連結管孔4aに連結管兼底辺軸管5aを通し連結管用螺旋8aで螺旋固定する。そして、もう一方の前方フレーム2aと後方フレーム2bの連結管孔4aに連結管5と連結管兼底辺軸管5aを通し連結管用螺旋8aで螺旋固定すると、左右の主要支持部1の中央に脊柱と平行する脊柱の幅以上の溝部分3が形成され、並びに主要支持部1が腰部を支点として支持した時に上背部が床面26とフレーム表面に接触しない所定の高さ以上に主要支持部1の頂点面が設けられるように形成される。略三角形を形成した左右のフレーム2の手摺取付螺旋孔4に手摺7を手摺用螺旋8で螺旋固定し、左右の後方フレーム2bの表面にマジックテープ10dの片側を固着したものとされている(図4c参照)。
揺動回転リング11bと揺動回転ハンドル11cは固着した構造とされており、その外周を揺動回転リングケーシング11aで覆われている。そして、揺動回転リングケーシング11aと揺動回転リング11bの中間に揺動回転小径ローラー11e(図6b参照)を上下左右の4箇所に設けている為、揺動回転ハンドル11cを回転させる時には、摩擦と抵抗を排除して揺動回転することができる。前述したように、該揺動回転には負荷が掛からないので身体的努力を伴う負担動作には該当しない。そして、揺動回転リングケーシング11aと揺動回転リングケーシング収納軸11dを螺旋固定(図省略)して、ウエスト揺動回転リング11の全体が形成される。そして、連結管兼底辺軸管5aの中に揺動回転リングケーシング収納軸11dの一端を差込み出入自在にフレーム2と一体化される。
また、クッションマット10は、Aタイプマット10aと簾状のBタイプマット10bの2つのマットを連結して形成される。連結したAタイプマット10aとBタイプマット10bの双方の先端部に2本で1セットのマジックテープ付きゴムバンド10cを取付けている。利用形態に応じ、双方のマジックテープ付きゴムバンド10cをつけ合わせることで形状変更が可能となる(図12参照)。また、後方フレーム2bに取付けたマジックテープ10d(図4c参照)とセットであるマジックテープ10dをAタイプマット10aの底面に取付けられている。双方のマジックテープ10dをつけ合わせることで後方フレーム2bにクッションマット10を利用者の身長又は体型にあわせて微調整し設置できる(図11参照)。尚、クッションマット10の素材については後頭部の安全を確保できるものであれば特に指定はない。
次に、フレーム2の素材において、人体の体重を支持するうえで充分な剛性を有していれば特に素材の指定はないが、主要支持部1及びフレーム2の表面部分においては、背部と腰部をスライドさせる為に摩擦の少ない素材が好ましい。なお、主要支持部1の表層部の素材においては、軟質素材又は硬質素材の何れの場合も快適に利用できるので、どちらか一方に限定されるものではない。また、フレーム2を構成する前方フレーム2aと後方フレーム2bを利用して背凭れとして兼用する為に、相応しい斜度に設定されている。
また、滑り止め6はゴム等の素材とされている為、フローリング等に疵をつけることはない。それと、主要支持部1並びにフレーム2は、人体腰部及び背部を支持するので安全性を確保する為に、全体的に小径曲面9により直角面を取った形状とされている。
以下、上記構成の動作を説明する。利用者13は前方フレーム2aに背中をつけて両腕を頭上にあげた姿勢(図7a参照)の状態で、後方に背中を滑らせてゆくと、自然に骨盤部分を前方フレーム側に残したまま、ウエストの筋肉を最大限に伸張させる腰部の最良位置を主要支持部1が支点として支持する(図7b参照)。この体勢時において、利用者13の上背部が床面26と後方フレーム2bの表面に接触することのない構造となっている。上述したように、身体的努力を伴う負担動作を不要として、腹部と側腹部及び背部の筋肉を最大限に伸張し鍛える効果的状態に到達し、そのまま全身の力を抜きリラックスした状態でこの効果的状態を満足するまで持続することができる。また、主要支持部1の縦断面の曲線部分と、脊柱に直行する体重を回避し脊柱を保護する溝部分3の相乗効果で腰部を優しく支持することになる。
上述の効果的状態の図7(b)に続いて、揺動回転ハンドル11cを両手で握り揺動回転させると、ウエストの筋肉に揺動回転捻りを加えることができる図7(c)の最効果的状態になる。この回転をする時、回転摩擦と抵抗が無い構造としているので、利用者の体の許容角度まで揺動回転捻りを加える事が可能で、この許容角度まで到達すると、その反動で逆回転し、反対方向に同等の捻りを加えることができる。また、この揺動回転において背部と後方フレーム2bとの間に隙間空間がある為、揺動回転時に左右の肩が後方フレーム2bに接触しにくい構造となっている。
また、図7(b)及び図7(c)の時点で具体的にどの部分の筋肉が伸張され鍛えられるのかを補足説明する。特に鍛えられる筋肉は図8(a)の腹直筋14と三層構造で形成される側腹部15の筋肉(外層部分の外腹斜筋15a・内層部分の内腹斜筋15b・最深層部分の腹横筋15c)と前鋸筋16と図8(b)の広背筋17である。また、どの方向と角度に筋肉が伸張されるのかを図9に示している。図9に記載の矢印方向に腹直筋14と三層構造で形成される側腹部15の3種類の筋肉と前鋸筋16と広背筋17が腰部を支点として最大限に伸張され、さらに並行して揺動回転捻りが加えられる。なお、この最効果的状態で前記の全ての筋肉は、日常生活及び従来のトレーニング機器では伸ばされたことのない湾曲形に最大限に伸張され、さらに並行して揺動回転捻りを加えられる為、とても効果的な刺激を与えることになる。
さらに、図10において、(a)は下腹部の出た筋肉状態、(b)はバランスのとれた筋肉状態を示しており、下腹部の出た人は腹直筋14と三層構造で形成される側腹部15の筋肉が弛み、皮下脂肪18が厚くなりがちである。反対に、バランスのとれた筋肉状態の人は前記の筋肉が引締まり皮下脂肪18も薄い。このウエストの筋肉の弛みを取る手段として、筋肉を最大限に伸張し、さらに並行して揺動回転捻りを加え効果的な刺激を与えるトレーニングはウエストの筋肉を引締め、最終的に皮下脂肪18を減少させる事になる。
そして、図7(c)の体勢から元の体勢に戻るには、腰部を少し下げると前方フレーム2aが滑り台の役目を果たし自然に元の体勢に戻ることができる。以下に(a)〜(d)は全て図7として説明する。最効果的状態(c)の後に、何かを持ちながら元の体勢に戻りたいという利用者は、手摺7を利用することができる。この場合、開始時(a)・効果的状態(b)・最効果的状態(c)・終了する時(d)の順番で元の体勢に戻ることができる。反対に、開始時に何かを持ちながら効果的状態(b)の体勢になりたい利用者は、同じくこの手摺7を利用することができる。
クッションマット10の形状をAタイプマット10aと簾状のBタイプマット10bの双方のマジックテープ付きゴムバンド10cをつけ合わせるか又は外すことにより、例えば、図7と図12の形状に変更して利用できる。なおさらに、後方フレーム2bに取付けたマジックテープ10dとセットであるAタイプマット10aの底面のマジックテープ10dを任意の位置につけ合わせることができるので、クッションマット10の設置高さの位置を利用者の身長又は体型にあわせて微調整できる(図11参照)。
さらに、トレーニング目的以外の時には、限られた居住空間に常設できるようにウエスト揺動回転リング11を収納して全体サイズを小型化し、背凭れとして利用できる多様性を確保している。以上のように、本実施形態によれば、身体的努力を伴う負担動作を不要としたうえで、ウエストの筋肉を最大限に伸張し、さらに並行して揺動回転捻りを加えるトレーニングを可能とし、並びに背凭れとしての多様性を確保したものである。
本発明の全体斜視図 本発明の全体分解斜視図 本発明の頂点部の連結方法を示す部分的斜視図 本発明の(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は後面図 本発明を利用可能にする過程(a〜d順)を示す(a)はウエスト揺動回転リングを収納した状態の説明図、(b)はウエスト揺動回転リングを引き出す過程の説明図、(c)はクッションマットを前方フレームから後方フレームに設置する説明図、(d)はクッションマットを広げて本発明を利用可能にする説明図 本発明の(a)はウエスト揺動回転リングを正面から見た説明図、(b)は揺動回転小径ローラーを示す部分拡大図 本発明の利用形態の過程を示す(a)は開始時の説明図、(b)は効果的状態の説明図、(c)はウエストの筋肉に揺動回転捻りを加える最効果的状態の説明図、(d)は手摺を利用して終了する場合の説明図 人体筋肉を示す(a)は前面の筋肉概略図、(b)は後面の筋肉概略図 本発明の効果的状態と最効果的状態における筋肉の伸張方向と角度を矢印で示す説明図 筋肉状態を比較する(a)は下腹部の出た筋肉状態を示す説明図、(b)はバランスのとれた筋肉状態を示す説明図 本発明の(a)はクッションマットの取付位置を高くセットした場合を示す説明図、(b)はクッションマットの取付位置を低くセットした場合を示す説明図 本発明の多様性を示す(a)は前方フレームを背凭れとして利用した場合の説明図、(b)は後方フレームを背凭れとして利用した場合の説明図 従来技術であるアーチ型タイプの概略図 従来技術であるL字型タイプの概略図 従来技術であるV字型タイプの(a)は開始時の概略図、(b)は筋肉伸張状態の概略図 従来技術であるロール型タイプの概略図
符号の説明
1 主要支持部
2 フレーム
2a 前方フレーム
2b 後方フレーム
3 溝部分
4 手摺取付螺旋孔
4a 連結管孔
5 連結管
5a 連結管兼底辺軸管
6 滑り止め部材
7 手摺
8 手摺用螺旋
8a 連結管用螺旋
9 小径曲面
10 クッションマット
10a Aタイプマット
10b Bタイプマット
10c マジックテープ付きゴムバンド
10d マジックテープ
11 ウエスト揺動回転リング
11a 揺動回転リングケーシング
11b 揺動回転リング
11c 揺動回転ハンドル
11d 揺動回転リングケーシング収納軸
11e 揺動回転小径ローラー
12 取付フック
13 利用者
14 腹直筋
15 側腹部
15a 外腹斜筋
15b 内腹斜筋
15c 腹横筋
16 前鋸筋
17 広背筋
18 皮下脂肪
19 略全身を支え受けるアーチ型背当台
20 L字型ハンドル
21 ミニロール背当具
22 略全身を支え受けるV字型背当台
23 連結部
24 基台
25 ビッグロール背当具
26 床面

Claims (3)

  1. 主要支持部(1)が人体腰部を支点として支持した時点で、上背部が床面とフレーム表面に接触しない所定の高さ以上に主要支持部の頂点面を設け、側面又は主要支持部の頂点面を含む縦断面形状で主要支持部の表面に曲線部分を有し、左右の主要支持部の中央に脊柱と平行する脊柱の幅以上の溝部分を設け、フレームが人体の体重を支持する充分な剛性を有するとともに、フレームが形成する傾斜面が背凭れとしてのベースも兼ねるフレームにおいて、クッションマットの設置により後頭部の安全性を充分に確保できることを特徴とするウエストのシェープアップフレーム。
  2. 前述で説明のフレームにおいて、ウエストの筋肉に揺動回転捻りを加える手段と、フレームの左右両側面に手摺を設けたことを特徴とする請求項1に記載のウエストのシェープアップフレーム。
  3. 前述で説明のクッションマットにおいて、クッションマットを連結することにより形状変更を可能とし、またクッションマットの取付位置を微調整する手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のウエストのシェープアップフレーム。
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