JP2006008368A - マルチカーエレベーターの制御方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 単一の昇降路に複数台のエレベーターかごが就役するエレベーターシステムにおいて、乗場呼びに応答して割当てかごを決定する第1のステップと、前記割当てかごがどの昇降路に就役するかごであるかを乗客に表示する第2のステップと、前記乗場呼び発生階にかごが到着したとき、当該到着かごが乗場で待つ乗客の行先階をサービスできるか否かを表示案内する第3のステップとを含むことを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
以下、この発明の第1の実施形態について図1〜図4を用いて説明する。
図1はこの発明の第1の実施形態におけるマルチカーエレベーターの制御装置の機能別全体構成例を示すブロック図である。
なお、一般にマルチカー方式のエレベーターシステムにおいては、例えば、下かごがUP方向に走行中の場合、安全性を考慮して少なくとも上下かごの距離がある程度以上なければ、上かごはDown方向に走行できないように構成されている。
先ず、ステップS100で乗客が図1の乗場釦(UP/DN式)4を押すことにより新規乗場呼びが作成されて登録されると、ステップS101でただちに割当て手段1Bにより適切なかごが割当てかごとして選択され、当該かごの予報表示が行われる。この予報表示は、図1のホールランタン3を点灯することによって行われる。この際注意すべきことは乗客に対して行われる案内表示はホールランタン3の点灯のみであるので、この時点で、乗客にはどの昇降路内のかごが新規呼びに応答するかということのみが示されている。
そのような乗場呼びが存在する場合、ステップS109に示すように、ホールランタン3の予報表示や乗場釦4の点灯を保持し、まだ同じ昇降路内で別のかごが応答することを示しておく。
逆にそのような乗場呼びが存在しない場合は、ステップS110でホールランタン3の予報表示や乗場釦4を消灯し、同じ昇降路内で別のかごは応答しないことを示す。そしてステップS111で到着かごは戸閉し、出発する。
図4(a)において、下かごは1階UP方向、上かごは7階UP方向の乗場呼びに割当てられている場合を例とし、その後、図4(b)において、下かごが1階の乗場呼びに応答した後、7階と10階にかご呼びが発生した場合を想定する。
一般に同じ昇降路内で例えば下かごがUP方向に走行中の場合、安全性を考慮して少なくとも上下かごの距離がある程度以上なければ、上かごはDown方向に走行できないように構成されているのは前述のとおりであり、従って、図4(b)の場合、下かごが上かごより先に7階に到着する。
このとき図3のステップS103〜S105で示したように、ホールランタン3による到着表示とサービス階表示装置6の点灯表示により行先階表示を行う。この場合、下かごは7階UPの乗場呼びに割当てられていないので、例えば残るかご呼び階である10階の表示を行うことになる。
図4(c)は、前記第1の実施形態のように到着かごサービス階(行先階)表示を行わなかった場合を想定した図であるが、この場合、7階UP乗車呼びは本来上かごに割当てられているにも関わらず、下かごが到着したときに全乗客は乗車してしまうことになる。仮に7階から乗車した乗客の行先階が最上階(図では15階)であった場合、当該乗客は途中階での降車を余儀なくさせられる。
前記第1の実施形態の骨子はこのような事態を避けるためのものであり、乗場で到着かごのサービス階(行先階)表示を行うことにより、乗客が乗車すべきか否かを判断できるようにしたものである。
次に、この発明の第2の実施形態について図5〜図7を用いて説明する。
図5はこの発明の第2の実施形態におけるマルチカーエレベーターの制御装置の機能別全体構成例を示すブロック図である。
図5において、マルチカーエレベーター制御装置Bは、複数のかごを効率的に管理制御する群管理制御装置1、それぞれのかごを制御する各台制御装置2、割当てかごの予報及びかごの到着を案内表示するホールランタン3、乗場で行先階を登録するとともに、入力された行先階呼びに対する割当てかごを表示する乗場操作盤50、ホールランタン3や乗場操作盤50などの乗場機器を制御する乗場ステーション51、及び各昇降路名を示す昇降路名板52、昇降路内のどのかごが到着したかを示す到着かご表示装置53から構成されている。
また、図6(b)において、上かごが到着した場合は“上”と表示した到着かご表示装置53がフラッシュするなどして“上かご”が到着したことを示す。
これによって、乗場操作盤50の割当て号機表示とあわせて、各乗客は到着かごが自分の乗車すべきかごか否かを容易に判断できる。
そのような行先階呼びが存在する場合、ステップS205に示すように、ホールランタン3の予報表示を保持し、まだ同じ昇降路で別のかごが応答することを示しておく。
逆にそのような行先階呼びが存在しない場合は、ステップS206でホールランタン3を消灯し、同じ昇降路で別のかごは応答しないことを示す。
自分が応答すべき行先階呼びがなかった場合(ステップS207でNoの場合)は、当然ながらステップS208の手順は必要ない。
そしてステップS209で到着かごは戸開し、乗降の後戸閉し、出発する。
1A 通信手段
1B 割当手段
1C 運転制御手段
2 各台制御手段
3 ホールランタン
4 乗場釦
5 乗場ステーション
7 エレベーターの扉
50 乗場操作盤
50B1 行先階登録釦
50B2 割当て号機表示パネル
51 乗場ステーション
52 昇降路名板
53 到着かご表示装置
Claims (5)
- 単一の昇降路に複数台のエレベーターかごが就役するエレベーターシステムにおいて、
乗場呼びに応答して割当てかごを決定する第1のステップと、前記割当てかごがどの昇降路に就役するかごであるかを乗客に表示する第2のステップと、前記乗場呼び発生階にかごが到着したとき、当該到着かごが乗場で待つ乗客の行先階をサービスできるか否かを表示案内する第3のステップとを含むことを特徴とするマルチカーエレベーターの制御方法。 - 単一の昇降路に複数台のエレベーターかごが就役するエレベーターシステムにおいて、
乗場で行先階を入力できる乗場行先階登録装置から入力された行先階呼びを登録する第1のステップと、前記第1のステップに応答して割当てかごを決定する第2のステップと、前記割当てかごがどの昇降路のどのかごであるかを乗客に表示する第3のステップと、かごが到着した際に、当該かごが昇降路内のどのかごであるかを案内表示する第4のステップとを含むことを特徴とするマルチカーエレベーターの制御方法。 - 単一の昇降路に複数台のエレベーターかごが就役するエレベーターシステムにおいて、乗場呼びに応答して割当てかごを決定する割当て手段と、前記割当てかごがどの昇降路に就役するかごであるかを乗客に表示する昇降路表示案内手段と、当該乗場呼び発生階にかごが到着したとき、当該到着かごが乗場で待つ乗客の行先階をサービスできるか否かを表示案内するサービス階表示装置とを備えたことを特徴とするマルチカーエレベーターの制御装置。
- 単一の昇降路に複数台のエレベーターかごが就役するエレベーターシステムにおいて、乗場で行先階を入力できる乗場行先階登録手段と、前記乗場行先階登録手段から入力された行先階呼びに応答して割当てかごを決定する割当て手段と、前記割当てかごがどの昇降路のどのかごであるかを乗客に表示するかご表示案内手段と、かごが到着した際に、当該かごが昇降路内のどのかごであるかを案内表示する到着かご表示案内手段を備えたことを特徴とするマルチカーエレベーターの制御装置。
- 到着かごが乗場で待つ乗客の行先階をサービスできるか否かを表示案内するサービス階表示装置を備えたことを特徴とする請求項4に記載のマルチカーエレベーターの制御装置。
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