JP2006000521A - 医療用器具及び医療用器具への硬質被膜形成方法 - Google Patents
医療用器具及び医療用器具への硬質被膜形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006000521A JP2006000521A JP2004181929A JP2004181929A JP2006000521A JP 2006000521 A JP2006000521 A JP 2006000521A JP 2004181929 A JP2004181929 A JP 2004181929A JP 2004181929 A JP2004181929 A JP 2004181929A JP 2006000521 A JP2006000521 A JP 2006000521A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intermediate layer
- vacuum chamber
- forming
- medical device
- titanium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
【解決手段】 医療用器具2の表面2aの少なくとも生体又は生体患部と接触する部分に、表面2aとの密着力を高める中間層20を介して、硬質被膜であるダイヤモンドライクカーボン膜30を形成する。その中間層20は、シリコン(Si)、タングステン(W)、炭化チタン(TiC)、炭化珪素(SiC)あるいは炭化クロム(CrC)等によって形成する。
【選択図】 図4
Description
また、フッ素を含有したDLC膜を被覆し、被膜表面から深さ0.1μm以内のフッ素濃度が10から20at(原子)%のフッ素付加領域を有することを特徴とする医療用被覆部材に関する開示が下記特許文献2に記載されている。
すなわち、この発明による医療用器具は、医療用器具の表面の少なくとも生体又は生体患部と接触する部分に、該医療用器具の表面との密着力を高める中間層を介して硬質被膜であるDLC膜を形成したものである。
さらにまた、上記中間層を、チタンを主体とする下層と、炭化チタン又は炭化珪素を主体とする中層と、炭素を主体とする上層との3層構造にしてもよい。
ず、十分満足すべき成果が得られた。
造にした方がDLC膜30の密着力を高めることができる。
ここで、この発明による医療用器具及び従来の医療用器具と同様な被膜構成の試験片に対して磨耗試験を行って、その結果を比較して耐磨耗性を評価した。ここで使用した磨耗試験機は、スガ試験機株式会社の商品名NUS−ISO−2の磨耗試験機である。
その磨耗試験の結果は、この発明による被膜構造の試験片92Aでは、被膜の剥離はほとんど発生せず、試験後もDLC膜の表面状態は変化しなかった。これに対して、従来の被膜構造の試験片92Bでは、DLC膜の剥離が発生し、試験片の表面のステンレス鋼が肉眼で観察でき、DLC膜が剥離していることがわかった。
次に、この発明による医療用器具及び従来の医療用器具に相当する各種試料に対して、引っかき試験を行うことによりその被膜の機械的性質(特に耐磨耗性)を評価した。この引っかき試験に使用した測定機は、HEIDON−14型の表面性測定機である。
なお、この図8のグラフは、引っかき荷重を10grから10grずつ増加して加え、そのときの引っかき抵抗値の抵抗力を測定してプロットし、その平均値を直線で近似してグラフ化している。図8のグラフは、縦軸に引っかき抵抗値である抵抗力を示し、横軸に引っかき荷重を示す。そして曲線A、B、C、D、Eがそれぞれ試料(A)から試料(E)の測定結果を示している。
なお、本実施例で示した以外の前記中間層の構造でも同様な結果となった。
次に、図9から図12によって、この発明による医療用器具2の表面2aの少なくとも生体又は生体患部と接触する部分への硬質被膜の形成方法について説明する。まず、医療用器具の表面に前述した中間層20を形成する中間層形成工程について、図9を用いて説明する。
厚0.5μm程度に形成する。
は、発振周波数が13.56MHzの高周波電源69から高周波電力(Radio Frequency Power)を、マッチング回路67を介して印加する。それによって、医療用器具2の周囲にプラズマが発生し、プラズマCVD処理により、医療用器具20上に形成された中間層20(多層の中間層の場合はその上層23)の表面にDLC膜を形成することができる。
2a、112a、122a 表面
20 中間層
21 下層
22 中層
23 上層
30 DLC膜
Claims (14)
- 表面に硬質被膜を形成する医療用器具であって、前記医療用器具の表面の少なくとも生体又は生体患部と接触する部分に、該医療用器具の表面との密着力を高める中間層を介してダイヤモンドライクカーボン膜を形成したことを特徴とする医療用器具。
- 前記中間層が、シリコン、タングステン、炭化チタン、炭化珪素、及び炭化クロムのうちのいずれかによって形成された1層構造であることを特徴とする請求項1に記載の医療用器具。
- 前記中間層が、クロム又はチタンを主体とする下層と、シリコン又はゲルマニウムを主体とする上層とからなる2層構造であることを特徴とする請求項1に記載の医療用器具。
- 前記中間層が、チタンを主体とする下層と、タングステン、炭化タングステン、炭化珪素、及び炭化チタンのうちのいずれかを主体とする上層との2層構造であることを特徴とする請求項1に記載の医療用器具。
- 前記中間層が、チタンを主体とする下層と、炭化チタン又は炭化珪素を主体とする中層と、炭素を主体とする上層との3層構造であることを特徴とする請求項1に記載の医療用器具。
- 前記ダイヤモンドライクカーボン膜は、表面粗さRaが0.2から0.02μmであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の医療用器具。
- 鉗子、持針器、メス、カテーテル、ガイドワイヤー、ステント、プライヤー、注射針のいずれかに用いることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の医療用器具。
- 医療用器具への硬質被膜形成方法であって、洗浄した医療用器具を真空槽内にセットして排気する工程と、排気した該真空槽内にアルゴンを導入してイオン化し、シリコン、タングステン、炭化チタン、炭化珪素、及び炭化クロムのうちのいずれかをターゲットとするスパッタリング処理によって、前記医療用器具の表面の少なくとも生体又は生体患部と接触する部分に中間層を形成する中間層形成工程と、前記真空槽内のアルゴンを排出して、該真空槽内に炭素を含むガスを導入する工程と、該真空槽内にプラズマを発生させ、プラズマCVD処理によって前記中間層の表面にダイヤモンドライクカーボン膜を形成する工程とを有することを特徴とする医療用器具への硬質被膜形成方法。
- 医療用器具への硬質被膜形成方法であって、洗浄した医療用器具を真空槽内にセットして排気する工程と、排気した該真空槽内にアルゴンを導入してイオン化し、クロム又はチタンをターゲットとするスパッタリング処理によって、前記医療用器具の表面の少なくとも生体又は生体患部と接触する部分にクロム又はチタンを主体とする中間層の下層を形成する第1の中間層形成工程と、該工程に続いて、シリコン又はゲルマニウムをターゲットとするスパッタリング処理によって、前記下層上にシリコン又はゲルマニウムを主体とする中間層の上層を形成する第2の中間層形成工程と、前記真空槽内のアルゴンを排出して、該真空槽内に炭素を含むガスを導入する工程と、該真空槽内にプラズマを発生させ、プラズマCVD処理によって前記中間層の上層の表面にダイヤモンドライクカーボン膜を形成する工程とを有することを特徴とする医療用器具への硬質被膜形成方法。
- 医療用器具への硬質被膜形成方法であって、表面を洗浄した前記医療器具を真空槽内にセットして排気する工程と、排気した該真空槽内にアルゴンを導入してイオン化し、チタ
ンをターゲットとするスパッタリング処理によって、前記医療用器具の表面の少なくとも生体又は生体患部と接触する部分にチタンを主体とする中間層の下層を形成する第1の中間層形成工程と、該工程に続いて、タングステンをターゲットとするスパッタリング処理によって、前記下層上にタングステンを主体とする中間層の上層を形成する第2の中間層形成工程と、前記真空槽内のアルゴンを排出して、該真空槽内に炭素を含むガスを導入する工程と、該真空槽内にプラズマを発生させ、プラズマCVD処理によって前記中間層の上層の表面にダイヤモンドライクカーボン膜を形成する工程とを有することを特徴とする医療用器具への硬質被膜形成方法。 - 医療用器具への硬質被膜形成方法であって、表面を洗浄した前記医療用器具を真空槽内にセットして排気する工程と、排気した該真空槽内にアルゴンを導入してイオン化し、チタンをターゲットとするスパッタリング処理によって、前記医療用器具の表面の少なくとも生体又は生体患部と接触する部分にチタンを主体とする中間層の下層を形成する第1の中間層形成工程と、該工程に続いて、前記真空槽内に炭素を含むガスを導入し、タングステン又はシリコンあるいはチタンをターゲットとする反応スパッタリング処理によって、前記下層上に炭化タングステン又は炭化珪素あるいは炭化チタンを主体とする中間層の上層を形成する第2の中間層形成工程と、前記真空槽内のアルゴンを排出して、該真空槽内に炭素を含むガスを導入する工程と、該真空槽内にプラズマを発生させ、プラズマCVD処理によって前記中間層の上層の表面にダイヤモンドライクカーボン膜を形成する工程とを有することを特徴とする医療用器具への硬質被膜形成方法。
- 医療用器具への硬質被膜形成方法であって、表面を洗浄した前記医療用器具を真空槽内にセットして排気する工程と、排気した該真空槽内にアルゴンを導入してイオン化し、チタンをターゲットとするスパッタリング処理によって、前記医療用器具の表面の少なくとも生体又は生体患部と接触する部分にチタンを主体とする中間層の下層を形成する第1の中間層形成工程と、該工程に続いて、前記真空槽内に炭素を含むガスを導入し、チタン又はシリコンをターゲットとする反応スパッタリング処理によって、前記下層上に炭化チタン又は炭化珪素を主体とする中間層の中層を形成する第2の中間層形成工程と、該工程に続いて、前記ターゲットのチタン又はシリコンのスパッタ量を漸減させて、前記中層上に炭素を主体とする上層を形成する第3の中間層形成工程と、前記真空槽内のアルゴンと炭素を含むガスを排出して、該真空槽内に再び炭素を含むガスを導入する工程と、該真空槽内にプラズマを発生させ、プラズマCVD処理によって前記中間層の上層の表面にダイヤモンドライクカーボン膜を形成する工程とを有することを特徴とする医療用器具への硬質被膜形成方法。
- 前記ダイヤモンドライクカーボン膜を形成する工程の後に、該工程で形成されたダイヤモンドライクカーボン膜の表面をポリシングとラッピングによって仕上げ研磨する工程を有することを特徴とする請求項8から12のいずれかに記載の医療用器具への硬質被膜形成方法。
- 前記仕上げ研磨する工程における前記ポリシングとラッピングを0.1から4μmのダイヤモンドペースト又はアルミナペーストを使用して行うことを特徴とする請求項13に記載の医療用器具への硬質被膜形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004181929A JP4209815B2 (ja) | 2004-06-21 | 2004-06-21 | 医療用器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004181929A JP4209815B2 (ja) | 2004-06-21 | 2004-06-21 | 医療用器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006000521A true JP2006000521A (ja) | 2006-01-05 |
JP4209815B2 JP4209815B2 (ja) | 2009-01-14 |
Family
ID=35769405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004181929A Expired - Fee Related JP4209815B2 (ja) | 2004-06-21 | 2004-06-21 | 医療用器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4209815B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007132570A1 (ja) | 2006-05-17 | 2007-11-22 | Toyo Advanced Technologies Co., Ltd. | ダイヤモンド様薄膜を備えた医療器具及びその製造方法 |
JP2009137888A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Hiroshima Univ | インプラント用材料及びその製造方法 |
EP2149383A1 (en) * | 2008-08-01 | 2010-02-03 | Wen-Hung Lin | Double-side coated syringe needle |
JP2010280636A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Tokai Univ | 平滑筋細胞の増殖抑制材料 |
WO2011021566A1 (ja) * | 2009-08-17 | 2011-02-24 | 川澄化学工業株式会社 | 医療器具及び金属製品 |
KR101266344B1 (ko) | 2011-05-12 | 2013-05-22 | 주식회사 엠아이텍 | 스텐트의 제조방법 |
JP5690987B1 (ja) * | 2014-06-20 | 2015-04-01 | 浅尾 高行 | 持針器 |
US9138507B2 (en) | 2009-02-10 | 2015-09-22 | Toyo Advanced Technologies Co., Ltd. | Method for manufacturing an implant material |
JP2017209303A (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 株式会社野村鍍金 | インプラント |
CN109481105A (zh) * | 2018-11-01 | 2019-03-19 | 镁荷津生物科技(上海)有限公司 | 一种具有压应力的表面保护层及制造方法和心血管支架 |
WO2019189777A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 株式会社Provigate | センサチップ、センシング装置、カバー、体液収集デバイス及びセンサ |
-
2004
- 2004-06-21 JP JP2004181929A patent/JP4209815B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7931934B2 (en) | 2006-05-17 | 2011-04-26 | Toyo Advanced Technologies Co., Ltd. | Medical device having diamond-like thin film and method for manufacturing thereof |
WO2007132570A1 (ja) | 2006-05-17 | 2007-11-22 | Toyo Advanced Technologies Co., Ltd. | ダイヤモンド様薄膜を備えた医療器具及びその製造方法 |
JP2009137888A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Hiroshima Univ | インプラント用材料及びその製造方法 |
EP2149383A1 (en) * | 2008-08-01 | 2010-02-03 | Wen-Hung Lin | Double-side coated syringe needle |
US9138507B2 (en) | 2009-02-10 | 2015-09-22 | Toyo Advanced Technologies Co., Ltd. | Method for manufacturing an implant material |
JP2010280636A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Tokai Univ | 平滑筋細胞の増殖抑制材料 |
US8900291B2 (en) | 2009-08-17 | 2014-12-02 | Kawasumi Laboratories, Inc. | Medical instrument and metal product |
WO2011021566A1 (ja) * | 2009-08-17 | 2011-02-24 | 川澄化学工業株式会社 | 医療器具及び金属製品 |
KR101266344B1 (ko) | 2011-05-12 | 2013-05-22 | 주식회사 엠아이텍 | 스텐트의 제조방법 |
JP5690987B1 (ja) * | 2014-06-20 | 2015-04-01 | 浅尾 高行 | 持針器 |
JP2017209303A (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 株式会社野村鍍金 | インプラント |
WO2019189777A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 株式会社Provigate | センサチップ、センシング装置、カバー、体液収集デバイス及びセンサ |
JP2019178930A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 株式会社Provigate | センサチップ、センシング装置、カバー、体液収集デバイス及びセンサ |
CN109481105A (zh) * | 2018-11-01 | 2019-03-19 | 镁荷津生物科技(上海)有限公司 | 一种具有压应力的表面保护层及制造方法和心血管支架 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4209815B2 (ja) | 2009-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4918656B2 (ja) | 非晶質硬質炭素皮膜 | |
JP4560964B2 (ja) | 非晶質炭素被覆部材 | |
Choy et al. | Functionally graded diamond-like carbon coatings on metallic substrates | |
JP3057077B1 (ja) | 樹脂成形用金型および樹脂成形用金型への硬質被膜形成方法 | |
CA2651641C (en) | Medical device having diamond-like thin film and method for manufacturing thereof | |
JP4209815B2 (ja) | 医療用器具 | |
JP2007070667A (ja) | ダイヤモンドライクカーボン硬質多層膜成形体およびその製造方法 | |
JP2000119843A (ja) | ダイヤモンドライクカーボン硬質多層膜成形体 | |
JP2009525826A (ja) | かみそり刃のための多層コーティング | |
CN108754450A (zh) | 一种低应力类金刚石多层薄膜及其制备方法 | |
JP2003171758A (ja) | ダイヤモンドライクカーボン硬質多層膜成形体およびその製造方法 | |
WO2015068776A1 (ja) | 基材とdlc膜との間に形成される中間層の形成方法、dlc膜形成方法及び基材とdlc膜との間に形成される中間層 | |
JP3453033B2 (ja) | 被覆部材およびその製造方法 | |
JP4449187B2 (ja) | 薄膜形成方法 | |
JP2004269991A (ja) | 異なる環境において耐摩耗性に優れたダイアモンドライクカーボン多層膜 | |
JP5592626B2 (ja) | 硬質膜の成膜方法および硬質膜 | |
TW201210834A (en) | Coating for a CoCrMo substrate | |
JP3171583B2 (ja) | 樹脂成形用金型および樹脂成形用金型への硬質被膜形成方法 | |
JP5290564B2 (ja) | 炭素質薄膜 | |
JP5212416B2 (ja) | 非晶質炭素被覆部材 | |
Sun et al. | TiN/ZrO2 multilayers synthesized on GCr15 bearing steel using plasma immersion ion implantation and deposition | |
JP2001072986A (ja) | カーボン薄膜被覆を有する摺動部材およびその製造方法 | |
Schauer et al. | Plasma deposition of elastic wear resistant Si–C coatings on nickel-titanium for biomedical applications | |
Wen et al. | The study of composition, structure, mechanical properties and platelet adhesion of Ti–O/TiN gradient films prepared by metal plasma immersion ion implantation and deposition | |
JPH0987847A (ja) | 硬質炭素被膜の形成方法と耐摩耗性部品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070110 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080805 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080925 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080925 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081021 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081023 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4209815 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031 Year of fee payment: 5 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |