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JP2006060487A - プリントシステム及び撮像装置 - Google Patents

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JP2006060487A JP2004239692A JP2004239692A JP2006060487A JP 2006060487 A JP2006060487 A JP 2006060487A JP 2004239692 A JP2004239692 A JP 2004239692A JP 2004239692 A JP2004239692 A JP 2004239692A JP 2006060487 A JP2006060487 A JP 2006060487A
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Abstract

【課題】 電子ズーム撮影により生じるプリント画像劣化をなくし、使用者にとって使い勝手の良いものとする。
【解決手段】 光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有するデジタルカメラDCと、デジタルカメラDCによって撮像された電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力可能なプリンタ装置1とが接続されている。デジタルカメラDCは、電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム機能を有するとともに、プリンタ装置1の出力画素数に関わる情報に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、静止画を記録するスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置によって撮像された電子情報をプリント出力するのに好適なプリントシステム、撮像装置及びその制御方法、並びにコンピュータプログラムに関する。
従来から印画用紙に感熱型の用紙を用い、主走査方向に配列された複数個の発熱体を選択的に駆動して、用紙を副走査方向に搬送することで、用紙にドットライン状に印画を行うライン熱転写方式のプリンタ装置がある。
近年、入力側としてのデジタルカメラやデジタルビデオカメラ、又は、スキャナ等の画像を扱う入力機器の進歩に伴い、プリント手段として熱転写方式のプリンタ装置も注目されている。
熱転写方式のプリンタ装置が注目される理由としては、インクジェット方式のプリンタ装置では、液滴を飛ばすか飛ばさないか、という2値の選択しかないために、小さな液滴を用紙へ着弾させて、誤差拡散等の手法でみかけの解像度と階調性を得ようとするのに対して、熱転写方式のプリンタでは、一つの画素において制御可能な熱の値を容易に変更できるため、一つの画素に対する階調性が多く取ることができるので、インクジェット方式のプリンタ装置に比べて滑らかで高画質な画像を得ることができるという点が挙げられる。
また、サーマルヘッドの性能や用紙材料の性能も向上しており、仕上がり品位で銀塩写真にも見劣りしない画像プリントを得ることができ、近年のデジタルカメラの進歩に歩調を合わせるように特に自然画像用のプリンタとして注目されている。
また、その一方で、インクジェット方式のプリンタ装置でも液滴の小ドット化等の技術が進み、より高画質なものも登場している。
そこで、こうしたプリンタ装置とデジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置とを直接的に接続したり、一体的に構成したりして、撮影された画像情報をコンピュータ等の画像情報を処理する機器を介すことなくプリント出力するシステムも登場している。こうしたシステムによれば、デジタルカメラやデジタルビデオからの画像情報を簡単に写真的なプリント出力を行うことが可能になり、大変便利である。
これらの一例として、例えば特許文献1には画像入力装置と画像出力装置の接続について開示されている。特許文献1によれば、画像出力装置と画像入力装置とを接続してなる画像入出力システムであって、前記画像出力装置は、前記画像入力装置からの画像信号を受信して出力すると共に、前記画像入力装置に電力を供給する電源部を有し、前記画像出力装置は、前記画像出力装置に画像データを送信し、かつ前記画像出力装置から電源電力の供給を受けるための接続ケーブルにより前記画像出力装置と接続され、前記画像出力装置から電力供給を受けることの可否を判定する判定手段と、電源部とを有し、前記判定手段により、前記画像出力装置から電力供給を受けられると判定された場合は、前記画像出力装置からの電力を用い、電力供給を受けられないと判定された場合は、前記電源部からの電力を用いるというものである。これによれば、画像出力装置から電力の供給が受けられるのでデジタルカメラ等の画像入力装置の電源の残量を気にすることなくプリント出力できるものであり、非常に効果的である。
また、特許文献2には、複合カメラにおけるプリント時の電力省電について開示されている。特許文献2によれば、電子ビューファインダを有し且つ映像情報を記録媒体へ記録する撮影手段と、映像情報を記録紙へプリント出力するプリンタ手段とを一体化した複合カメラであって、上記プリンタ手段が記録紙へ映像情報をプリント出力している間は、上記電子ビューファインダへ電力を供給するのを停止するよう制御する制御手段を設けたものである。これによれば、プリント中は電子ビューファインダへの電力供給をしないので節電に役立つというものであり、非常に効果的である。
特開平10−243327号公報 特開平9−65182号公報 特開平6−27537号公報
しかしながら、上記従来例ではプリンタ装置とデジタルカメラ等の撮像装置とでシステムを構成したときに、十分な操作性や、小型化、低コスト、高速化等に十分な解決方法を与えるものではなかった。
すなわち、撮影装置であるデジタルカメラ等には、トリミング機能を有しているものが数多く存在する。例えばデジタルズームという名称で、あたかも光学的なズーム倍率が増加したような撮影を可能にするカメラがある。これは実際の光学系の望遠側の位置から更に中央をトリミングして撮影し、それをそのまま切り出したり、撮像素子の有する画素数へ補間拡大したりして、あたかもズーム倍率が上がったように見せるものである。光学系を2倍、3倍程度のズーム比に抑えつつ、こうしたデジタルズームを2倍、3倍と用いることで、あたかも全体では4〜9倍程度のズームの撮影系を有したカメラと同等な撮影を可能にするものであり、装置の小型化、低コスト化を達成しつつ大きな倍率撮影を可能にするという意味で非常に効果あるものである。
特許文献3に開示されたカメラシステムにおいては、分割測光手段を用いて、トリミング撮影モードや特殊撮影モードにそれぞれ対応した最適な露光のプリントを得ることができるカメラで、写真フィルム面上に露光される撮影領域を複数のブロックに分割して測光する分割測光手段と、この分割測光手段の各ブロックにおける測光情報に基づき、撮影時の露出値を演算する露出演算手段と、フルサイズ画面のプリントを行うよう指定するノーマル撮影モードと、フルサイズ画面より狭い領域にトリミングしてプリントを行うよう指定するトリミング撮影モードとを適宜切換える撮影モード設定手段と、上記各ブロックにおける露出情報と、撮影モード設定手段により設定されたトリミング情報とを写真フィルム上の記録媒体に記録する情報記録手段とを具備しており、上記写真フィルムの露光像をプリントする際に、上記写真フィルム上の記録媒体よりトリミング情報及び各ブロックの露出情報を読み込み、上記トリミング情報を基にフィルムの露光像の内のプリントする範囲を設定し、上記露出情報を基にトリミングプリントに最適な露出補正を行うものとされている。これによれば、撮影時に撮影領域に対してトリミングしたプリントを得ようとした場合でも露光が確実に行われるのでプリントされる範囲が適正露光になっているというメリットがあり有効である。
しかしながら、特許文献3等に開示されているカメラシステムで、プリンタ装置の性能や機能等が考慮されておらず、一般的な銀塩サービスのラボ機械の場合とは違って家庭用の撮影装置にダイレクトに接続して用いられるようなプリンタ装置と接続してプリントする場合には、これらのプリンタ装置の性能に見合ったトリミングに関わる撮影装置側、プリンタ装置側の情報が無いと過剰に拡大されて撮影されてしまい、見た目にきれいなプリント結果を得ることができない等の問題点を有していた。
特にデジタルカメラの場合には、撮影される画像の画素が銀塩写真に比べて少ないため、トリミングの量とプリントの能力の関係を考慮して撮影及びプリントしないと、良い結果は得られないという問題点を有していた。例えばデジタルカメラ側のデジタルズームによって撮影された画像の画素数がプリンタ装置側のプリント可能な画素数に対して少なすぎる場合、出力されるプリント印画物は拡大しすぎによる画像劣化が著しいという問題点があった
このように従来の装置では使用者にとって使い勝手の良いプリントシステムが提供できていないという問題点があった。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、電子ズーム撮影により生じるプリント画像劣化をなくし、使用者にとって使い勝手の良いものとすることを目的とする。
本発明のプリントシステムは、光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有する撮像装置と、前記撮像装置によって撮像された電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力可能なプリンタ装置とを備えたプリントシステムであって、前記撮像装置は、電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム手段と、前記プリンタ装置の出力画素数に関わる情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記プリンタ装置の出力画素数に係わる情報に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する制御手段とを備える点に特徴を有する。
本発明の他のプリントシステムは、光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有する撮像装置と、前記撮像装置によって撮像された電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力可能なプリンタ装置とを備えたプリントシステムであって、前記撮像装置は、電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム手段と、プリンタ装置の種類を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたプリンタ装置の種類から選択された種類に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する制御手段とを備える点に特徴を有する。
本発明の撮像装置は、光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有するとともに、プリンタ装置に接続可能な撮像装置であって、電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム手段と、接続するプリンタ装置の出力画素数に関わる情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記プリンタ装置の出力画素数に係わる情報に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する制御手段とを備える点に特徴を有する。
本発明の他の撮像装置は、光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有するとともに、プリンタ装置に接続可能な撮像装置であって、電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム手段と、プリンタ装置の種類を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたプリンタ装置の種類から選択された種類に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する制御手段とを備える点に特徴を有する。
本発明の撮像装置の制御方法は、光学像を電子像信号に変換する撮像手段と、電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム手段と、接続するプリンタ装置の出力画素数に関わる情報を記憶する記憶手段とを有するとともに、プリンタ装置に接続可能な撮像装置を制御する撮像装置の制御方法であって、前記記憶手段に記憶された前記プリンタ装置の出力画素数に係わる情報に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する手順を有する点に特徴を有する。
本発明の他の撮像装置の制御方法は、光学像を電子像信号に変換する撮像手段と、電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム手段と、プリンタ装置の種類を記憶する記憶手段とを有するとともに、プリンタ装置に接続可能な撮像装置を制御する撮像装置の制御方法であって、前記記憶手段に記憶されたプリンタ装置の種類から選択された種類に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する手順を有する点に特徴を有する。
本発明のコンピュータプログラムは、光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有するとともに、プリンタ装置に接続可能な撮像装置に用いられるコンピュータプログラムであって、電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム処理と、記憶手段に記憶された前記プリンタ装置の出力画素数に係わる情報に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する処理とをコンピュータに実行させる点に特徴を有する。
本発明の他のコンピュータプログラムは、光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有するとともに、プリンタ装置に接続可能な撮像装置に用いられるコンピュータプログラムであって、電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム処理と、記憶手段に記憶されたプリンタ装置の種類から選択された種類に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する処理とをコンピュータに実行させる点に特徴を有する。
本発明によれば、プリンタ装置の出力画素数に係わる情報に基づいて、例えば電子ズーム撮影の際に、電子ズーム撮影を制限したり、警告したり、また、電子ズーム撮影された画像をプリント出力する際に、トリミング処理が可能な範囲を制限したりすることにより、電子ズーム撮影により生じるプリント画像劣化を防ぎ、使用者にとって使い勝手の良いものとすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。図4は本実施形態のプリントシステムの全体構成を示す図であり、デジタルカメラDCとプリンタ装置1とがケーブル27を介して接続する。なお、デジタルカメラDCとプリンタ装置1との接続はケーブル27に限られるものではなく、例えば無線通信を行うようにしてもよい。デジタルカメラDCがプリンタ装置1と通信可能な状態であると、所定のプリント実行ボタン(図不示)によってデジタルカメラDCからプリンタ装置1へ必要な情報が通信される。必要な情報としては、デジタルカメラDCとのネゴシエーションの情報や、デジタルカメラDCからのプリントすべき画像情報や画像情報に記録時又は記録後から付加された情報等がある。
本実施形態のプリントシステムでは、プリンタ装置1として昇華型の熱転写方式を採用し、電子的な画像情報を任意なプリント枚数分だけプリント出力することができるものとなっている。
図1は本実施形態のプリンタ装置1の構成を示す側面図である。プリンタ装置1の全体構成について説明すると、装置本体に記録紙Pを積載した用紙カセット2から記録紙Pが給紙ローラ3で一枚ずつ分離給送される。この際、記録紙Pはバネ20によって付勢された押上げ板21によって給紙ローラ3に当接している。そして、給紙ローラ3によって搬送された記録紙Pは搬送ローラ対4で挟持搬送されて記録部を往復可能になっている。
記録部においては、記録紙搬送経路を挟んでプラテンローラ5と記録情報に応じて発熱するサーマルヘッド6とが対向し、インクカセット7に収納される熱溶融性又は熱昇華性インクを塗布したインク層と印画面を保護するために印画面上にオーバーコートされるオーバーコート層をもつインクシート8をサーマルヘッド6によって記録紙Pに押圧するとともに、選択的に加熱することにより、該記録紙Pに所定画像を転写記録し、保護層をオーバーコートする。
上記インクシートは、記録紙Pの印画領域を覆ってそのサイズと略等しいサイズでイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各インク層とオーバーコート(OP)層が並べて設けられたものであり、各層ずつ熱転写しては、記録紙Pを記録開始位置P1に戻し、記録紙P上に順次重ねて転写される。このように、記録紙Pは搬送ローラ対4により、各色インク及びオーバーコート層の数だけ往復される。
この際、各インク層の印画後の記録紙Pは装置本体前方で反転され、用紙カセット前方部及び下部のガイド部を介して装置本体の後方へ導紙される。装置前方で反転されるために印画途中の記録紙Pが外部に出ることによるスペースの無駄や意図せずに触ってしまったというようなことが無く、設置場所の省スペース化等を可能にしている。
しかも用紙カセット2の下部を紙ガイドとして直接利用することによって装置本体の厚さを薄くすることが可能になるとともに、記録紙Pをインクカセット7と用紙カセット2に挟まれた空間を通すことで装置本体の全高を最小限にとどめることが可能となり、小型化を可能にしている。
25は用紙カセット2の用紙搬送ガイド部25であり、装置本体前方から反転されてきた記録紙Pを装置本体後方に反転させる。用紙搬送ガイド部25を用紙カセット2に具備することで装置本体全体の小型化に大きく寄与している。また、26は用紙カセット2の上面は印画されて排紙された記録紙Pのトレイ部分を兼用しており、これも装置本体の小型化に寄与している。23はヘッドカバーA、24はヘッドカバーBであり、用紙カセット2交換時のサーマルヘッド6への接触防止板である。
各インク層の印画終了後に記録紙Pは排紙ローラ1、9a、排出ローラ2、9bへ案内され、装置本体後方から前方に向かって排出され記録動作が終了する。排出ローラ2、9bは記録紙Pの排出動作時のみ圧接するように構成され、印画中にはストレスがかからないように構成されている。なお、装置本体には記録紙Pのガイド部15が構成されており、記録紙Pを導紙している。
15aは搬送路切り替えシートであり、記録紙Pが給紙された後は記録紙Pは排出側の経路に導紙されるようになっている。
また、印画用のサーマルヘッド6はヘッドアーム22に一体的に具備されており、インクカセット7を交換する場合にはインクカセット7の抜き差しに支障ない位置まで退避する。インクカセット7の交換は用紙カセット2を引き抜くと可能になり、この際用紙カセット2の着脱動作に連動してヘッドアーム22は不図示のカム部によって押さえられている状態から用紙カセット2のカム部が退避していくことで上下するように構成されている。
通常の熱転写記録装置ではYMC3色を3回面順次で記録するため、各色の記録先端を正確に合致させる制御が必要となる。このためには、図1に示す搬送ローラ対4で記録紙Pを離さずしっかり挟持し搬送を行う必要があり、記録紙Pの送り方向の端部には記録不可能な余白部が必要となる。これに鑑みて、最終的に、縁のない印画物を容易に得るために、図3に示すように、記録紙Pには記録開始時搬送ローラ対4でしっかり挟持され記録できない余白部分を後で容易に手で切取り可能な様にミシン目12が設けられる。記録紙Pに設けられたミシン目領域にはオーバーコートするものとする。また、左下がり斜線で示す領域は印画領域17であり、ミシン目12を含む領域を印画するように制御される。オーバーコートは略印画される領域であり且つ印画される領域よりやや大きく印画される領域を含むように印画するように制御される。
以下、プリンタ装置1に関して更に詳細に説明すると、搬送ローラ対4はピンチローラ42及びグリップローラ42からなり、グリップローラ41は、図示しないステッピングモータの出力軸が減速機構を介してして直結され、このステッピングモータの回転制御により正逆自在に駆動される。記録紙Pは、搬送ローラ対4によりしっかりと挟持され、往復搬送されるものであるから、記録紙Pもまたステッピングモータの回転制御により正確に位置制御され、搬送駆動される。いま、一例としてサーマルヘッド6による1ライン分の記録ピッチを85μmとし、記録紙Pを1ライン分搬送するためのステッピングモータのステップ数を4ステップとするならば、記録紙Pは、ステッピングモータを4ステップで回転制御することにより、1ライン(すなわち85μm)搬送することができる。図3に示した印画範囲は搬送方向において144mmであるとすると、1694ライン印画可能であり、記録紙Pをこの分搬送するためには、ステッピングモータを6776ステップ分回転させればよい。
図1に示すプリンタ装置1において、給紙ローラ3から給紙ローラ対4を見て、給紙ローラ対4の近傍の位置に記録紙先端検出センサ10が配置され、これにより記録紙の先端を検出し、検出後、搬送ローラ対4で挟持できる範囲で所定ラインを送り停止させる。この位置が前述の記録開始時の位置となる。ここからまず最初のイエロー(Y)からサーマルヘッドを記録情報に応じて発熱駆動し、各色インクの所定画像を記録し、又はオーバーコート(OP)層を転写する。1色が終わると次にこの位置から記録紙を排紙ローラ9bのある方向に戻して搬送し、再び所定のライン数を戻し送り、YMC各色及びオーバーコート層転写を4回繰返す。図1に示すプリンタ装置1においては、記録紙先端検出センサ10と、プラテンローラ5とサーマルヘッド6により記録紙Pを押圧する位置の距離は、装置内部品配置を考慮し、記録紙上の距離で20mmに設定したがこれに限られるものでは無い。
このとき、図3に示す印画物は、各色インクを転写記録し、またオーバーコート層を転写することにより得られる。図2のフローチャートにおいて色インク転写及びオーバーコート層転写シーケンスを説明する。ステップS1において、使用者は不図示のプリントボタンもしくはデジタルカメラDCからの印画指示等によってプリント動作を指示する。
ステップS2において、プリンタ装置1の処理回路18はプリント指示を実行した機器(デジタルカメラDC)との通信を開始し、処理回路18ではプリント指示を実行した機器との間でプリントに必要な諸条件の確認を行う。本実施形態ではプリンタ装置1の出力画素数に係わる情報も伝達し、デジタルカメラDCはこの情報をメモリする。このように、通信を開始したときにデジタルカメラDCが自動的にプリンタ装置1の出力画素数に係わる情報を取得するようにしておけば、使用者はプリンタ装置の出力画素数を気にすることなく自動的に最適な画質でプリント出力することが可能になる。
なお、デジタルカメラDCの機種によっては接続されるプリンタの機種をデジタルカメラDCのメニューの中から選択して特定するように構成されてもよい。この場合は、プリンタ装置1を一度接続する前から、後述するように電子ズーム撮影の制限等を行うことができる。デジタルカメラDCはプリントする画像情報を接続されているプリンタ装置の機種によって最適な色やシャープネス処理を行った後、デジタルカメラDCの画素数とプリンタ装置から出力するプリントサイズにあわせた画素へ補間処理を行ってからプリンタ装置1へ画像情報を送出する。
ステップS3において、プリンタ装置1では、印画準備ができたら給紙ローラ3に連結されたモータを駆動して記録紙Pを給紙開始する。
ステップS4において、記録紙先端検出後、ステッピングモータを所定ステップ分回転させ、印画を開始する。このとき、印画開始位置は、記録紙先端を基準として、12.465mmとした。
ステップS5において、引き続きステッピングモータを4ステップ分回転しながら、サーマルヘッドを発熱駆動し1ライン分の印画を行う。全部で6776ステップ分(1694ライン分)回転させ、印画を終了する。この時の印画終了位置は、記録紙先端を基準として、156.455mmとなる。この際、印画物はミシン目12によって分離可能になっており、すなわち印画動作はミシン目12の若干余白部16側まで印画して、印画されない余白部16を切り離すことで余白部のない印画領域17のみの印画物を得られるようになっている。したがって、印画されたライン数のうち所定の量は実際の印画物には切り取られて印画されない部分があるわけである。
ステップS6において、停止にいたるまでの減速のため、ステッピングモータを10ライン分(40ステップ分)程回転させ、停止させる。
ステップS7において、この状態から、ステッピングモータを逆転駆動し、記録紙Pを印画時と逆方向に搬送し、所定のステップ数(6776ステップ-減速分)だけ戻して、更に減速のため、所定のライン数の10ライン分(40ステップ分)程回転させ、停止させる。
ステップS8において、YMC3色分、3回程繰返し、所望の印画像を記録紙Pに転写記録する。
ステップS9において、更に一回印画面保護の為のオーバーコート層を転写する。
ステップS10において、ステッピングモータを逆転駆動してそのまま排出ローラ2、9bへ導き、排出ローラ2、9bの駆動で用紙を排出して一連の動作を終了させる。
なお、記録紙Pの給紙時に、最初に記録紙先端検出センサ10で検知した記録紙の先端検出信号を基に、ステッピングモータのステップ数と記録紙Pの搬送時における位置関係を把握し、ステッピングモータの回転駆動のステップ数を全印画記録時において管理することにより記録位置管理を行うとしたが、これに限られず、各YMC色及びオーバーコート層の転写記録時において、記録紙先端部に検出センサを設けて記録紙の先端検出を行い、その信号を基準として、ステッピングモータの回転駆動のステップ数を管理することにより、記録位置管理を行う構成としても良い。
また、オーバーコート層の転写は、サーマルヘッドの発熱駆動のON/OFFのみで行うように記述したが、オーバーコートの転写開始時では、徐々に発熱量を増加させ、また、オーバーコートの転写終了時には、徐々に発熱量を減少させることにより得るような制御を加えることも可能である。
デジタルカメラDCは撮影後に該デジタルカメラDC内部のメモリに画像情報が保持されているものとする。メモリはコンパクトフラッシュ(登録商標)カードやスマートメデイアといった着脱自由なものが便利である。デジタルカメラDCのモードを設定して、任意の画像を再生させるものとする。画像情報の再生はデジタルカメラDCが具備する液晶表示装置によって随時確認できるので、使用者は撮影された好きな画像情報を任意に呼び出すことが可能である。
図5にはデジタルカメラDCの機能構成を示す。501はレンズである。502はCCD等の撮像素子を有する撮像手段であり、レンズ501を介して結像する光学像を電子像信号に変換する。503は信号処理部であり、撮像手段502から出力される電子像信号を撮影画像データとして処理し、着脱可能な記録媒体504に記録したり、記録媒体504に記録された画像データや撮影直後の撮影画像データ等をモニタ505に出力したりする。
506は全体を司る制御部である。507はデータメモリであり、プリンタ装置1の有する記録画素数の情報等が記録される。508は通信制御部であり、プリンタ装置1との通信はこの通信制御部508を介して行われる。
さて、ここで本発明に関わる内容について図6のフローチャートを用いて説明する。本実施形態のプリンタ装置1は印画領域が約300dpiの印画密度で約102mm×144mmとなっており、画素数としては1205×1694画素になっている。すなわち、この全域をプリント出力するモードであった場合には、デジタルカメラDCの撮影された画素数が1205×1694画素以上あるのであれば、撮影された画素を拡大補間する処理は必要ないので画質を劣化することなくプリント出力することができる。
ここで、本実施形態のデジタルカメラDCが一例として撮像素子が600万画素のカメラであった場合を想定する。この場合、縦横約2000×3000画素がデジタルカメラDCの持つ最大画素になる。
このように画素の多いカメラの場合には、光学的なズームに加えて撮像素子の一部を切り出して電子的にズーミングを可能にしたものが多くある。具体的には光学ズームの望遠側端点から一部を切り出し、切り出された画素数に応じて撮像素子の最大である2000×3000画素に対する比で電子ズーム倍率を表し、あたかも更にズーム比率が上がったようにするわけである。例えば1000×1500画素の部分を切り取ってこれを2000×3000画素に補間してやれば、あたかも2倍のズームをかけたような画像を得ることができるわけである。
しかし、電子ズームを更に高い倍率にすると切り取られる画素は更に小さくなり、例えば本実施形態のカメラの場合は4倍の電子ズームが可能であり、この倍率にすると基の情報として撮像されるのは、約500×1000画素程度になるわけである。
これをデジタルカメラDCのファイル書き出しサイズである2000×3000画素に補間すると、拡大処理しすぎることによる誤差要因になり、この状態の画像をプリント処理しようとすると、この場合2000×3000画素というファイルの画素数はプリント処理には1205×1694画素に縮小処理であるために画質の劣化は最小限ではあるが、最初にデジタルカメラDCがファイルを作成する際に大きく補間拡大処理されているためにその影響によって画質の悪いプリント印画結果になる可能性が高い。
そこで、接続されるプリンタ装置1の出力画素数にあわせて電子ズームされる倍率を制限若しくは警告することで、過剰な拡大処理された画像を印画してしまい、画質の劣化を防ぐようにしてある。
本実施形態においては、まずプリンタ装置1との接続時の通信によって接続されるプリンタ装置1の機種がどういうものなのかを自動的に判別させるか、又は、デジタルカメラDCの表示部からプリンタ装置1の機種を選択して入力かすることによって、デジタルカメラDCはプリンタ装置1の出力画素数を記憶する(ステップS101)。なお、自動的に判別させる方法としては、機器を接続した後のネゴシエーション時に、機種情報、機器ID等を交換し、この情報を基に種類を特定することが考えられるであろう。
デジタルカメラDCにはプリンタ装置1の機種によって決まる所定の電子ズーム倍率の最大値が記憶させてあり、制限をかけるか又は警告表示だけでズームそのものは許可するかを選択可能に構成してあり、使用者の使い方に合わせて設定する(ステップS102、S103)。例えば、制限をかける場合は、プリント出力を予定しているようなときに、自動的に電子ズームが制限されるので撮影に専念することができる。一方、警告を選択する場合は、プリント出力があまり必要でない場合であって電子ズーム撮影を行いたい場合でも撮影が可能となって、かつ、使用者にプリント出力には向いていない撮影であることを知らせることが可能になる。
使用者が電子ズーム撮影を行うと(ステップS104)、デジタルカメラDCはさきほど決めた電子ズーム倍率の制限もしくは制限が無いかわりに警告表示を行うかを判断して使用者に知らしめる(ステップS105、S106、S107)。
本実施形態では、印画される画素サイズとほぼ等倍の撮影基画素になるように制限をかけるように設定してある。すなわち、この場合電子ズーム倍率を2倍とし、基情報が1000×1500画素程度になるようにした。ここで拡大処理もあまり大きくしなければ実際のプリント出力での劣化は最小限になるので、多少の拡大処理になる場合は許容している。
デジタルカメラDCは撮影後に撮影された電子ズーム倍率に応じて補間拡大処理を行って最大の画素サイズに変換した後に、Jpegファイル等のファイル形式でデジタルカメラDC内に保存する(ステップS108)。
ここで、ファイルサイズは電子ズームによって切り取られた画素そのものをJpegファイルで保存し、補間拡大処理を行わないというモードを用意しても良い。この場合はデジタルカメラDCの最大の画素サイズに拡大補間処理していないので、プリンタ装置1に画像が転送される際に再度プリンタ装置1の画素サイズにあわせた縮小処理が不要になり、何度も処理を加えることによる画質の劣化が更に少ないのと、プリンタ用の処理に要する時間を節約できる。
図7は電子ズーム撮影された画像をプリント出力する際のプリント範囲を決めるときの処理動作を説明するためのフローチャートである。デジタルカメラDCとプリンタ装置1とを接続すると、両者のネゴシエーションの通信時にプリンタ装置本体1の有するプリント画素の情報がデジタルカメラDCへ伝達される(ステップS201)。
使用者はプリントしたい画像をデジタルカメラDCの再生を行いながら選択する(ステップS202)。ここでデジタルカメラDCの制御部506はプリンタ装置1の出力画素数と、選択された画像の電子ズームの状態を判定し、もし選択された画像が電子ズーム撮影されていて、かつ、プリンタ装置1の出力画素数よりも電子ズーム撮影時の画素数が少なくなる範囲にはトリミングされないように制限をかける。
ここでトリミングとは、選択した画像の一部を切り抜く動作であり、デジタルカメラDCで画像を選択した際にプリントしたい範囲を任意に切り出してその部分だけを拡大してプリントすることができる機能である。撮影された画像が電子ズームの領域でない場合には撮影画素数がプリンタ装置1の出力画素数を上回っているので撮影画素の一部を切り抜くトリミング処理を行っても十分な画質が得られるので好ましいが、電子ズームされて撮影時にトリミング処理された画像を更にプリント時にトリミングしようとするのをすべて許してしまうと、過剰に拡大処理されて画質の劣化が著しい場合が多いため、本実施形態においては、電子ズーム領域での撮影画像のプリント時にトリミングする領域に制限がかかるように構成されているわけである。本実施形態においては、トリミング範囲の制限は電子ズーム撮影され切り出される基画素情報とプリンタ装置1の出力画素数が0.8倍を割るトリミングは制限するようにしたが、制限する倍率は画質とズーミングの領域から劣化の無い範囲で選べば良い(ステップS203、S204)。
トリミング範囲を設定する場合にはこの作業を行った後(ステップS205)、デジタルカメラDCからプリント指示の入力を行う(ステップS206)。この後デジタルカメラDCの制御部506は指定された範囲の画像に対してプリントのための処理を行いY、M、Cの面データをプリンタ装置1へ送出してプリントを行う(ステップS207)。
なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
プリンタ装置の構成を示す側面図である。 色インク転写及びオーバーコート層転写シーケンスを説明するためのフローチャートである。 記録紙を示す図である。 プリントシステムの全体構成を示す図である。 デジタルカメラの構成を示す図である。 デジタルカメラでの撮影時の処理動作を説明するためのフローチャートである。 電子ズーム撮影された画像をプリント出力する際のプリント範囲を決めるときの処理動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
DC デジタルカメラ
1 プリンタ装置
27 ケーブル
501 レンズ
502 撮像手段
503 信号処理部
504 記録媒体
505 モニタ
506 制御部
507 データメモリ
508 通信制御部

Claims (13)

  1. 光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有する撮像装置と、前記撮像装置によって撮像された電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力可能なプリンタ装置とを備えたプリントシステムであって、
    前記撮像装置は、
    電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム手段と、
    前記プリンタ装置の出力画素数に関わる情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記プリンタ装置の出力画素数に係わる情報に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する制御手段とを備えることを特徴とするプリントシステム。
  2. 前記制御手段は、電子ズーム撮影の際に、その電子ズーム倍率が、前記記憶手段に記憶された前記プリンタ装置の出力画素数に係わる情報に基づいて定められる電子ズーム倍率を超える場合、電子ズーム撮影を制限することを特徴とする請求項1に記載のプリントシステム。
  3. 前記制御手段は、電子ズーム撮影の際に、その電子ズーム倍率が、前記記憶手段に記憶された前記プリンタ装置の出力画素数に係わる情報に基づいて定められる電子ズーム倍率を超える場合、警告を行うことを特徴とする請求項1に記載のプリントシステム。
  4. 電子ズーム撮影の際に、その電子ズーム倍率が、前記記憶手段に記憶された前記プリンタ装置の出力画素数に係わる情報に基づいて定められる電子ズーム倍率を超える場合、電子ズーム撮影を制限するか、警告のみで電子ズーム撮影そのものは許可するかが使用者により選択可能となっていることを特徴とする請求項1に記載のプリントシステム。
  5. 前記制御手段は、電子ズーム撮影された画像をプリント出力する際に、前記記憶手段に記憶された前記プリンタ装置の出力画素数に係わる情報に基づいて、トリミング処理が可能な範囲を制限することを特徴とする請求項1に記載のプリントシステム。
  6. 前記撮像装置と前記プリンタ装置との接続時に、前記プリンタ装置から前記出力画素数に係わる情報を取得する取得手段を備え、
    前記取得手段により取得される前記プリンタ装置の出力画素数に係わる情報が前記記憶手段に記憶されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のプリントシステム。
  7. 光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有する撮像装置と、前記撮像装置によって撮像された電子像信号を記録用紙に視認可能にプリント出力可能なプリンタ装置とを備えたプリントシステムであって、
    前記撮像装置は、
    電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム手段と、
    プリンタ装置の種類を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたプリンタ装置の種類から選択された種類に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する制御手段とを備えることを特徴とするプリントシステム。
  8. 光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有するとともに、プリンタ装置に接続可能な撮像装置であって、
    電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム手段と、
    接続するプリンタ装置の出力画素数に関わる情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記プリンタ装置の出力画素数に係わる情報に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  9. 光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有するとともに、プリンタ装置に接続可能な撮像装置であって、
    電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム手段と、
    プリンタ装置の種類を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたプリンタ装置の種類から選択された種類に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  10. 光学像を電子像信号に変換する撮像手段と、電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム手段と、接続するプリンタ装置の出力画素数に関わる情報を記憶する記憶手段とを有するとともに、プリンタ装置に接続可能な撮像装置を制御する撮像装置の制御方法であって、
    前記記憶手段に記憶された前記プリンタ装置の出力画素数に係わる情報に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する手順を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. 光学像を電子像信号に変換する撮像手段と、電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム手段と、プリンタ装置の種類を記憶する記憶手段とを有するとともに、プリンタ装置に接続可能な撮像装置を制御する撮像装置の制御方法であって、
    前記記憶手段に記憶されたプリンタ装置の種類から選択された種類に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する手順を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. 光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有するとともに、プリンタ装置に接続可能な撮像装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム処理と、
    記憶手段に記憶された前記プリンタ装置の出力画素数に係わる情報に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 光学像を電子像信号に変換する撮像手段を有するとともに、プリンタ装置に接続可能な撮像装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    電子的に画像の一部を切り出して撮影する電子ズーム処理と、
    記憶手段に記憶されたプリンタ装置の種類から選択された種類に基づいて、電子ズーム撮影、及び、電子ズーム撮影された画像のプリント出力のうち少なくともいずれか一方を制御する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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