JP2006049382A - 冷却装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】発熱源を効率良く冷却できるとともに、高温となった冷却風を確実に排出できる冷却装置及び冷却装置を有する電子機器を提供する。
【解決手段】この発明の電子機器1は、冷媒流路15の一部と熱的に接触され、冷媒流路および冷媒流路を流れる冷媒に気化熱を生じさせる第1の放熱部14aと、放熱部に冷却風を提供する第1の冷却機構12aと、を含む第1の放熱機構と、冷媒流路の一部と熱的に接触され、第1の放熱機構が位置される平面内でポンプ機構13を第1の放熱機構との間に介在させることが可能な位置に設けられ、冷媒流路および冷媒流路を流れる冷媒に気化熱を生じさせる第2の放熱部14bと、放熱部に冷却風を提供する第2の冷却機構12bと、を含む第2の放熱機構と、を有する。
【選択図】 図3
【解決手段】この発明の電子機器1は、冷媒流路15の一部と熱的に接触され、冷媒流路および冷媒流路を流れる冷媒に気化熱を生じさせる第1の放熱部14aと、放熱部に冷却風を提供する第1の冷却機構12aと、を含む第1の放熱機構と、冷媒流路の一部と熱的に接触され、第1の放熱機構が位置される平面内でポンプ機構13を第1の放熱機構との間に介在させることが可能な位置に設けられ、冷媒流路および冷媒流路を流れる冷媒に気化熱を生じさせる第2の放熱部14bと、放熱部に冷却風を提供する第2の冷却機構12bと、を含む第2の放熱機構と、を有する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、液体冷媒を循環してCPUのような発熱源を冷却する液冷式の冷却装置及び電子機器に関する。
電子機器、例えばポータブルコンピュータに用いられる主制御装置すなわちCPUは、処理速度の高速化や多機能化に伴って、動作中の発熱量が増加している。CPUの温度が高くなり過ぎると、CPUの処理速度が低下したり、CPUの誤動作の可能性があることが知られている。
CPUの放熱性能を高めるため、近年、不凍液あるいは水に代表される液状の冷却媒体(以下、冷媒と示す)を循環させて、CPUから回収した熱を電子機器の外部に放出する冷却装置が組み込まれた電子機器が実用化されている。
上述した冷却装置は、例えばCPUからの熱を受けとる受熱部と、受熱部が受け取った熱を放出する放熱部と、受熱部が受け取った熱を放熱部に案内する冷媒及び冷媒の流路である冷媒通路と、放熱部に冷却風を供給するファン等を含む。
放熱部は、受熱部が受け取った熱により昇温された冷媒が案内される導管、例えばパイプと、パイプ及びパイプを流れる冷媒の温度を低下させる放熱フィンあるいは金属板等を有する。
なお、半導体パッケージすなわち発熱源を内蔵した筐体と接続されたディスプレイユニットに、冷媒が循環される循環経路が設けられ、さらに冷却ファンが設けられた電子機器が既に提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−99356号公報
しかしながら、特許文献1に記載された冷却装置は必ずしも電子機器に要求される放熱量を満足していない。
本発明の目的は、冷却効率の良い冷却装置及び電子機器を得ることにある。
この発明は、発熱源からの熱が伝熱される受熱部を有するとともに冷媒を吐出するポンプユニットと、前記ポンプユニットにより吐出された冷媒が循環する循環流路と、前記循環流路に熱的に接続される第1の放熱部と、前記第1の放熱部に向けて気流を発生する第1の送風部と、を有する第1の放熱機構と、前記循環流路に熱的に接続される第2の放熱部と、前記第2の放熱部に向けて気流を発生する第2の送風部と、を有する第2の放熱機構と、を有することを特徴とする冷却装置を提供するものである。
また、この発明は、発熱源からの熱が伝熱される受熱部を有するとともに冷媒を吐出するポンプユニットと、前記ポンプユニットにより吐出された冷媒が循環する循環流路と、前記循環流路に熱的に接続される第1の放熱部と、前記第1の放熱部に向けて気流を発生する第1の送風部と、を有する第1の放熱機構と、前記循環流路に熱的に接続される第2の放熱部と、前記第2の放熱部に向けて気流を発生する第2の送風部と、を有する第2の放熱機構と、前記第1及び第2の放熱機構とを支持する支持部材と、を有することを特徴とする冷却装置を提供するものである。
また、この発明は、発熱源が内蔵された本体と、この本体に内蔵され、前記発熱源を冷却する冷却装置と、を有し、前記冷却装置は、前記発熱源に熱的に接続される受熱部を有するとともに冷媒を吐出するポンプユニットと、前記ポンプユニットにより吐出された冷媒が循環する循環流路と、前記循環流路に熱的に接続される第1の放熱部と、前記第1の放熱部に向けて気流を発生する第1の送風部と、を有する第1の放熱機構と、前記循環流路に熱的に接続される第2の放熱部と、前記第2の放熱部に向けて気流を発生する第2の送風部と、を有する第2の放熱機構と、を有することを特徴とする電子機器を提供するものである。
本発明によれば冷却効率の良い冷却装置及び電子機器を提供することができる。、
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態が適用される電子機器としてのポータブルコンピュータ1を示している。ポータブルコンピュータ1は、本体ユニット2と表示ユニット3とを有する。
本体ユニット2は、偏平な箱状に形成された筐体4を有している。筐体4の所定の位置には、数字および文字の入力に利用されるキーボード5が設けられている。筐体4は、例えばマグネシウム合金のような金属材料で作られている。筐体4の所定の位置には、図2および図3を用いて以下に説明する冷却装置11が設けられている。
図2は、図1に示したポータブルコンピュータ1を、平面、例えば机の天板111の上に置いた状態で、冷却装置のファンが見えるよう、一部を切断し、切断部を側面から見た状態を示している。
図2に示される通り、筐体4には、表示ユニット3が接続される開閉部すなわち筐体4の後縁4aの側が筐体4の前縁部4bに対して上方となるよう、所定の傾斜が与えられている。
筐体4の後縁4a側には、上述した冷却装置11が収容されている。図2においては、冷却装置11の冷却ファンの一部および冷却ファンと一体的に組み立てられる放熱機構の一部が露出されている。冷却装置11の周囲は、筐体4と独立に形成された冷却部カバー6により覆われている。冷却部カバー6は、筐体4に上述した傾斜を与えるための脚部を兼ねる。
図3は、図2に一部が示されている冷却装置を平面から見た状態を示している。図3に示される通り、冷却装置11は、概ね左右対称に配置された第1および第2の冷却ファン12a,12b、平面から見た状態で第1および第2の冷却ファン12a,12bの間に位置されたポンプユニット13を有している。ポンプユニット13は、平面から見た状態で、少なくともその外形の一部が、例えば第1および第2の冷却ファン12a,12bの中心軸を結ぶ線分Hと交わる位置に設けられている。
個々の冷却ファン12a,12bの回りには、第1および第2の放熱機構すなわち放熱フィン14a,14bが設けられている。このように、冷却ファン12a,12bを概ね左右対称に設けることにより、電子機器及びその冷却装置として複数の冷却ファンを用いる場合に、個々のファンの回転により生じる振動を打ち消すことや、筐体4に不所望な共振が生じることを抑止可能である。
それぞれの放熱フィン14a,14bには、ポンプユニット13と接続され、内部を液状の冷却媒体(以下、冷媒と示す)が循環される導管すなわち冷媒流路15が、効率よく熱伝導可能に設けられている。冷媒流路15は、例えば銅、真鍮、ステンレス鋼製で、断面形状が円筒状もしくは非円筒状に形成された熱伝導に優れたパイプまたはチューブである。なお、ゴム等の柔軟性を有したチューブであっても良いことはいうまでもない。冷媒は、例えば不凍液もしくは水である。
放熱フィン14a,14bおよび冷媒流路15は、冷却装置11の主要な部分を占める金属製の板状体すなわちマウントベース(支持部材)11aに、例えば半田付けやモールドにより支持されている。放熱フィン14a,14b、冷媒流路15とマウントベース11aとの間には、必要に応じてシリコーングリース等の熱的に両者の接続効率を高める材質が設けられてもよいことはいうまでもない。なお、冷媒流路15がゴム等のチューブの場合は取付金具等で取り付ければ良い。
冷媒流路15のうちポンプユニット13と接続される部分すなわちマウントベース11aから分離してポンプユニット13の吸込部(管)と吐出部(管)と相互に接続される部分15a,15bは、例えばゴム製のあるチューブまたはゴム製のチューブの外周に帯状の金属により覆われ、任意の形状に変形可能なフレキシブル管等が利用される。従って、ポンプユニット13は、冷却装置11の2つの冷却ファン12a,12bの位置に比較して、発熱源に位置に応じた所定の位置に固定可能である。
また、冷媒流路15のうちポンプユニット13と接続される部分15a,15bを変形可能とすることで、発熱体すなわち以下に説明するCPUやICチップと冷却装置11のポンプユニット13とを分離する際の作業性が向上される。
図4は、冷却装置11の放熱機構すなわち第1及び第2の放熱フィン14a,14bとそれぞれの放熱フィンと関連づけて位置される第1及び第2の冷却ファン12a,12bの一例を説明している。なお、それぞれの放熱フィン及び冷却ファンは、実質的に同一の構造であるから、一方を抜き出して説明する。
第1及び第2の放熱フィン14a,14bは、それぞれ、銅、アルミニウム等の熱伝導率の高い材質により円弧状または円環状に形成された放熱体61を有する。放熱体61の円弧または円の概ね中心には、第1及び第2の冷却ファン12a,12bとして冷却風を発生させるための羽根車62が位置されている。それぞれの羽根車62は、詳述しないモータ部により、所定の方向に回転される。なお、放熱体61及び羽根車62は、それぞれ同一の形状であっても、対称の形状であっても構わない。
放熱体61の所定の位置、例えば円弧状または円環状の円筒面部分には、冷媒流路15が近接して、または接触して設けられている。なお、冷媒通路15は、図4(b)に側面方向から見た状態を示すが、放熱体61と接するか、近接される領域においては、放熱体61の幅(径方向の長さ)に沿うように、扁平な断面が与えられている。また、冷媒流路15と放熱体61とは、好ましくは、半田付けやモールドにより熱的に接続される。
ポンプユニット13は、図5に示すように、筐体4の所定の位置に設けられるプリント回路板21に設けられる発熱源としての主制御回路であるCPU22すなわちベース基板23の上方の概ね中央に位置されるICチップ24と、例えばシリコーングリース25や伝熱シート等を介して、熱的に接続されている。ポンプユニット13と第1および第2の冷却ファン13a,13bとは、例えば個々の冷却ファン12a,12bの中心軸を結ぶ線分Hと個々の冷却ファン12a,12bの軸線により規定される平面と平行な方向から見た状態で、ICチップ24の位置に依存して、所定量オフセットされている。すなわち、ポンプユニット13は、例えばマウントベース11aの一方の面に位置される冷却ファン12a,12bと逆の側の面に相当する位置に設けられることも可能である。
ICチップ24は、処理速度の高速化や多機能化に伴い、動作中に多くの熱を発生し、高温となる。従って、ICチップ24を、連続して安定に動作させるためには、冷却(放熱)が不可欠である。冷却の方法としては空冷も可能であるが、発熱量の増大に伴い、循環させた冷媒を介して運ばれる熱を放出させる(冷却する)ことが、高い冷却効果を得るために有益である。
図6は、ポンプユニット13を説明する概略図である。ポンプユニット13は、CPU21すなわちICチップ24により発生される熱を受け取る受熱部として機能するポンプハウジング31を有している。ポンプハウジング31は、ハウジング本体32と、トップカバー33を含む。
ハウジング本体32は、ICチップ24の全体を覆うことのできる大きさが与えられた偏平な箱形であり、例えばアルミニウム合金のような熱伝導の高い材料で作られている。
ハウジング本体32は、ICチップ24が接触される側と反対側に開放された凹部34を有している。底壁面35の下面すなわち外面は、シリコーングリース25等が介在されることでICチップ24が放出する熱の多くを回収可能な受熱面36として機能する。トップカバー33は、例えば樹脂製で、冷媒に対する耐性を呈し、凹部34と接触されることで、その開口端から冷媒が漏れることのないよう、凹部34を密閉する。
ポンプハウジング31の内部は、リング状の隔壁37によってポンプ室38とリザーブタンク39とに仕切られている。
リザーブタンク39は、冷媒を蓄えるために、ポンプ室38の回りに位置されている。隔壁37は、ハウジング本体32の底壁面35に対して概ね垂直に形成されている。隔壁37には、ポンプ室38とリザーブタンク39との間で冷媒の移動を可能とする通路40が形成されている。
ハウジング本体32には、凹部34に対して外側に向けて、吸込管41と吐出管42が一体に形成されている。吸込管41および吐出管42のそれぞれの一端は、冷媒流路15と接続される。
吸込管41の他の一端は、リザーブタンク39の内部と接続され、通路40と向かい合っている。吸込管41の下流端と通路40との間には、図7に示すように、気液分離用の隙間43が形成されている。隙間43は、ポンプハウジング31の姿勢が変化した場合、すなわちポータブルコンピュータ1の設置場所の角度が変化した場合や、持ち運び時等においても、常にリザーブタンク39に収容されている冷媒の液面下に位置される。
吐出管42の他の一端は、隔壁37を介してポンプ室38と接続されている。
ポンプハウジング31のポンプ室38には、円盤状の羽根車44が収容されている。羽根車44は、その回転中心部に回転軸45を有している。回転軸45は、ハウジング本体32の底壁面35とトップカバー33との間で、回転される。
ポンプハウジング31には、羽根車44を回転させるモータ46が組み込まれている。モータ46は、ロータ47およびステータ48を有する。
ロータ47は、羽根車44の所定の位置、図6の例では、羽根車44の上方に、羽根車44に対して同軸状に固定され、羽根車44とともに、ポンプ室38に収容されている。ロータ47の内側には、複数のN極と複数のS極とが交互に形成されたマグネット49が固定されている。すなわち、羽根車44、ロータ47及びマグネット49は、回転軸45を回転中心として、回転可能である。
ステータ48は、トップカバー33の所定の位置に形成され、ロータ47のマグネット49に対して近接可能に規定された凹所50内に位置されている。従って、ステータ48は、ロータ47の内側に、ロータ47に対して同軸状に位置される。すなわち、ステータ48の周方向の外側部分は、トップカバー33の凹所50を介在させた状態でマグネット49と対向される。このような、ロータ47、ステータ48及びマグネット49の配列により、外輪回転型モータ46が規定される。なお、モータ46すなわちポンプ室38は、ポンプユニット13の中心からずれて形成されている。
トップカバー33の上方には、モータ46を動作させるための駆動回路基板51が設けられている。駆動回路基板51は、ステータ48に、所定の駆動電流を供給可能である。ステータ48には、例えばポータブルコンピュータ1の電源投入と所定の大きさの電流が供給される。ステータ48に電流が供給されることで、ステータ48の周方向に回転磁界が発生され、ロータ47のマグネット49との間で、吸引と反発が交互に繰り返される。この結果、ステータ48とマグネット49との間に、ロータ47の周方向に沿うトルクが発生し、羽根車44が所定方向に回転される。
なお、駆動回路基板51に、モータ46を動作させるための電流を供給する電源ライン52は、モータ46の回転中心すなわち羽根車44の回転軸45及び吸込管41ならびに吐出管42から離れた位置であって、ポンプユニット13の中心からオフセットした位置に接続される。すなわち、駆動回路基板51に所定の電流が供給される際の給電部51aは、ポンプユニット13のポンプ室38、リザーブタンク39、吸込管41ならびに吐出管42等に代表される冷媒が接する領域から、絶縁を高めるために最も距離が離れる位置またはその近傍に位置される。これにより、液体の冷媒を循環させるポンプユニット13の絶縁性すなわち利用者に対する安全性も高めることができる。
トップカバー33には、複数のねじを介してバックプレート53が固定されている。バックプレート53は、ステータ48および駆動回路基板51を遮蔽する。
再び図5を参照すれば、ポンプユニット13は、CPU22のICチップ24に対してその平面部の全域を覆うように位置されて、プリント回路板21上に配置される。ポンプユニット13は、筐体4から、例えばポンプハウジング31の四つの角部に対応する位置に向けて予め形成されたボス部4cに、プリント回路板21とともに固定される。
このようにして、ポンプユニット13およびプリント回路板21が筐体4の所定の位置に固定されるとともに、ポンプユニット13のハウジング本体32の受熱面36がCPU22のICチップ24と確実な熱伝導が可能に熱的に接続される。すなわち、ICチップ24から放出される熱は、ポンプユニット13の外周の金属部分すなわちハウジング本体32の受熱面36に伝達される。
上述したポンプユニット13及び冷却装置11を筐体4に実装する際には、例えば図9に示すように、筐体4の背面に設けられた開口4dに冷却装置11をセットすることで、予め筐体4内の所定の位置に露出されているプリント回路板21のICチップ24の近傍に、ポンプユニット13が位置される。この状態で、ポンプユニット13とICチップ24を、上に説明した通り、筐体4の所定の位置に設けられているボス部4cに固定することで、ポンプユニット13の受熱面36がICチップ24に、確実な放熱が可能に、熱的に接続される。以下、冷却部カバー6を筐体4の所定の位置に固定することで、冷却装置11が実装できる。
なお、冷却装置11のマウントベース11aには、筐体4の剛性や強度を補完する機能が与えられてもよい。
以下、図10により、図9に示した冷媒流路15が見える状態で、冷却装置11の動作の一例を説明する。
ICチップ24からの熱は、ポンプユニット13のハウジング本体32の受熱面33を通じて、ポンプハウジング31に伝達される。ポンプハウジング31に伝達された熱は、ポンプ室38およびリザーブタンク39に満たされている冷媒(液体)に拡散され、吸収される。
ポンプ室38およびリザーブタンク39に満たされている冷媒は、ポータブルコンピュータ1への通電開始(電源投入)と同時に稼働されるモータ46の動作により、常時冷媒流路15内を、循環される。すなわち、駆動回路基板51からステータ48に所定の駆動電流が供給されることで、ロータ47のマグネット49との間にトルクが発生し、ロータ47が羽根車44とともに回転される。これにより、ポンプ室38内の冷媒が加圧され、吐出管42から冷媒流路15に所定流量の冷媒が供給される。冷媒流路15に供給された冷媒は、第1の放熱機構すなわち放熱フィン14aの近傍で第1の冷却ファン12aからの冷却風により冷却される。放熱フィン14aの近傍で冷却された冷媒は,冷媒流路15を通じて第2の放熱機構すなわち放熱フィン14bの近傍で第2の冷却ファン12bからの冷却風により冷却される。
それぞれの冷却ファン12a,12bからの冷却風は、対応する放熱機構すなわち第1及び第2の放熱フィン14a,14bから気化熱を奪い、その結果冷媒流路15を流れる冷媒の温度を低下させたのち、放熱フィン14a,14bのほぼ全周から、図9に示した冷却部カバー6の前後左右の壁に設けられたスリット6aを通じて筐体4及び冷却部カバー6の外部に吹き抜ける。これにより、筐体4あるいは冷却部カバー6の特定な部分に、冷媒を冷却したことにより温度の上昇した不所望な気流すなわち温度の高い冷却風が残留することを低減できる。
すなわち、発熱体であるICチップ24を確実に冷却可能で、ICチップ24の特性が不安定となったり、動作不良が生じることが抑止できる。なお、冷却装置11のそれぞれの放熱フィン14a,14bから気化熱を奪った気流(冷却風)は、筐体4の底部よりも突出した状態の冷却部カバー6を通じて、筐体4の広がり方向に概ね平行に排出される。従って、ポータブルコンピュータ1を、例えば机の天板111(図2参照)のような筐体4の底部と近接する条件下で使用する場合であっても、冷却風の流れが天板111により阻害されて、冷却効率が下がることもない。
第1及び第2の放熱フィン14a,14bの近傍を通過され、順に冷却された冷媒流路15内の冷媒は、ポンプ室38から順次送り出される冷媒による圧力により、ポンプユニット13の隙間43を通って、リザーブタンク39に戻される。これにより、冷媒通路15を流れる冷媒に気泡が生じた場合であっても、その気泡は、リザーブタンク39の内部で冷媒から分離されて除去される。
以下、リザーブタンク39に戻された冷媒は、通路40を通じてポンプ室38に案内され、再び加圧されて冷媒流路15に送り出される。
このようにして、ポンプユニット13の受熱面33で受熱したICチップ24すなわち発熱源からの熱は、ポンプユニット13を介して循環される冷媒により第1及び第2の放熱機構すなわち第1及び第2の放熱フィン14a,14bの近傍において、対応して設けられる冷却ファンからの冷却風により、順次、排熱される。このように、ICチップ24すなわち発熱源の温度は、温度上昇が許容されている所定の範囲内に維持される。なお、冷媒流路15は、放熱効果のある金属製のマウントベース11aに熱的に接続されているので、冷媒流路15を流れる冷媒の温度は、冷媒流路15を循環されている間も所定割合で低下(冷却)される。
なお、本発明は上記実施の形態に特定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施可能である。
例えば、上記実施の形態では放熱フィンおよび冷却ファンは、ポンプユニットの両側に2組としたが、3組以上、設けられてもよい。この場合、例えば3組目の放熱フィン及び冷却ファンは、ポンプユニットと一体に設けられてもよい。
また、放熱フィンに接触または近接される冷媒流路は、放熱フィンの放熱体の内径側や外径側であってもよく、さらに2周以上配列されてもよい。
またさらに、冷媒流路は、任意の位置で繋ぎ目が設けられるものであってもよい。
1…ポータブルコンピュータ、4…筐体、6…冷却部カバー、11…冷却装置、11a…マウントベース(放熱金属体)、12a,12b…冷却ファン(放熱機構)、13…ポンプユニット、14a,14b…放熱機構、15…冷媒流路、21…プリント回路板、22…CPU(発熱源)、24…ICチップ(発熱源)、36…受熱面、38…ポンプ室、39…リザーブタンク、45…回転軸、51…駆動回路基板、51a…給電部、52…電源ライン、61…放熱体、62…羽根車。
Claims (20)
- 発熱源からの熱が伝熱される受熱部を有するとともに冷媒を吐出するポンプユニットと、
前記ポンプユニットにより吐出された冷媒が循環する循環流路と、
前記循環流路に熱的に接続される第1の放熱部と、前記第1の放熱部に向けて気流を発生する第1の送風部と、を有する第1の放熱機構と、
前記循環流路に熱的に接続される第2の放熱部と、前記第2の放熱部に向けて気流を発生する第2の送風部と、を有する第2の放熱機構と、
を有することを特徴とする冷却装置。 - 発熱源からの熱が伝熱される受熱部を有するとともに冷媒を吐出するポンプユニットと、
前記ポンプユニットにより吐出された冷媒が循環する循環流路と、
前記循環流路に熱的に接続される第1の放熱部と、前記第1の放熱部に向けて気流を発生する第1の送風部と、を有する第1の放熱機構と、
前記循環流路に熱的に接続される第2の放熱部と、前記第2の放熱部に向けて気流を発生する第2の送風部と、を有する第2の放熱機構と、
前記第1及び第2の放熱機構とを支持する支持部材と、
を有することを特徴とする冷却装置。 - 前記ポンプユニットは、前記第1の放熱機構と前記第2の放熱機構との間に配置されることを特徴とする請求項1または2記載の冷却装置。
- 前記ポンプユニットの中心は、前記第1の放熱機構の中心と前記第2の放熱機構の中心とを結ぶ線分と平面方向にオフセットしていることを特徴とする請求項1または2記載の冷却装置。
- 前記ポンプユニットの吐出口の中心は、前記第1の放熱機構の中心と前記第2の放熱機構の中心とを結ぶ線分と垂直方向にオフセットしていることを特徴とする請求項1または2記載の冷却装置。
- 前記冷媒流路は前記第1の放熱部と前記第2の放熱部との間に設けられる第1の流路を有し、前記第1の流路は前記支持部材に支持されることを特徴とする請求項2記載の冷却装置。
- 前記冷媒流路は、前記ポンプユニットと前記第1及び第2の放熱部とを接続する第2の流路とを有し、この前記第2の流路の少なくとも一部は変形可能に形成されていることをを特徴とする請求項6記載の冷却装置。
- 前記支持部材は前記第1の放熱機構及び前記第2の放熱機構より伝熱されることを特徴とする請求項2記載の冷却装置。
- 前記第1及び第2の送付部は前記支持部材に支持されることを特徴とする請求項2に記載の冷却装置。
- 前記第1及び第2の放熱部は、それぞれ複数のフィンを有し、前記第1及び第2の送付部の周囲に設けられることを特徴とする請求項2記載の冷却装置を有する電子機器。
- 発熱源が内蔵された本体と、
この本体に内蔵され、前記発熱源を冷却する冷却装置と、を有し、
前記冷却装置は、
前記発熱源に熱的に接続される受熱部を有するとともに冷媒を吐出するポンプユニットと、
前記ポンプユニットにより吐出された冷媒が循環する循環流路と、
前記循環流路に熱的に接続される第1の放熱部と、前記第1の放熱部に向けて気流を発生する第1の送風部と、を有する第1の放熱機構と、
前記循環流路に熱的に接続される第2の放熱部と、前記第2の放熱部に向けて気流を発生する第2の送風部と、を有する第2の放熱機構と、
を有することを特徴とする電子機器。 - 前記冷却装置は前記第1の放熱機構と前記第2の放熱機構とを支持する支持部材を有することを特徴とする請求項11記載の電子機器。
- 前記ポンプユニットは、前記第1の放熱機構と前記第2の放熱機構との間に配置されることを特徴とする請求項11記載の電子機器。
- 前記ポンプユニットの中心は、前記第1の放熱機構の中心と前記第2の放熱機構の中心とを結ぶ線分と平面方向にオフセットしていることを特徴とする請求項11記載の電子機器。
- 前記ポンプユニットの吐出口の中心は、前記第1の放熱機構の中心と前記第2の放熱機構の中心とを結ぶ線分と垂直方向にオフセットしていることを特徴とする請求項11記載の電子機器。
- 前記冷媒流路は前記第1の放熱部と前記第2の放熱部との間に設けられる第1の流路を有し、前記第1の流路は前記支持部材に支持されることを特徴とする請求項12記載の電子機器。
- 前記冷媒流路は、前記ポンプユニットと前記第1及び第2の放熱部とを接続する第2の流路とを有し、この前記第2の流路の少なくとも一部は弾性変形可能に形成されていることを特徴とする請求項16記載の冷却装置。
- 前記支持部材は前記第1の放熱機構及び前記第2の放熱機構より伝熱されることを特徴とする請求項12記載の冷却装置。
- 前記第1及び第2の放熱部は、それぞれ複数のフィンを有し、前記第1及び第2の送付部の周囲に設けられることを特徴とする請求項12記載の冷却装置を有する電子機器。
- 前記本体は、前記支持部材を支持する支持部を有することを特徴とする請求項12記載の電子機器。
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