Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2005320126A - トラックの積荷の検品装置及び検品方法 - Google Patents

トラックの積荷の検品装置及び検品方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005320126A
JP2005320126A JP2004140041A JP2004140041A JP2005320126A JP 2005320126 A JP2005320126 A JP 2005320126A JP 2004140041 A JP2004140041 A JP 2004140041A JP 2004140041 A JP2004140041 A JP 2004140041A JP 2005320126 A JP2005320126 A JP 2005320126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
truck
wireless
tag
antennas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004140041A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4244859B2 (ja
Inventor
Masaaki Iwasaki
雅昭 岩崎
Masaaki Tomizawa
正明 富沢
Shigenori Sakakibara
茂典 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2004140041A priority Critical patent/JP4244859B2/ja
Publication of JP2005320126A publication Critical patent/JP2005320126A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4244859B2 publication Critical patent/JP4244859B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

【課題】 トラックの積荷の輸送中の温度、湿度、加速度などの状態量を管理する。
【解決手段】 トラック1の荷台1aの周囲に配設され個々の荷物2に貼付してある無線ICタグ4の荷物情報を受信するアンテナ5と、それらのアンテナ5に接続されてアンテナ5からの荷物情報を処理する車載制御装置7とを有してなり、上記アンテナ5は前後に複数列に配設されていて、それらのアンテナ5の交信領域12がトラック1の荷台1aの積荷スペースの全部または一部をカバーしている。
【選択図】 図3

Description

本発明はトラックによる物流システムの改良に係り、特にトラックに荷物を積み卸しする際に、予定通り荷物が積み卸しされたか否かを確認したり、輸送中の積荷の状況を把握したりするトラックの積荷の検品装置および検品方法に関する。
今日、多量の商品が工場やデポからスーパーマーケット、コンビニエンスストア、小売店などに小口の荷物としてトラックにより配送されており、さらに宅配便の発達にともない家庭から家庭に配送されている。これらの荷物をトラックに積み卸しするときの管理は、荷物に貼付されている伝票とトラックの運転手が持っている控の伝票とを目視により確認することにより行うか、荷物の伝票の内容を口答またはキーボードで入力して配送センタと携帯電話またはMCA(multi-channel access)無線による確認の連絡によって行っていた。
しかし、トラックへの荷物の積み卸し時の荷物の確認を運転手の目視に頼っているため、誤配送、未配送や違う荷物を積み込む可能性がある。誤配送、未配送、違う荷物の積み込みが後で分かった場合には、正規の配送先や元の荷積み場所まで戻ってくる必要があり、輸配送効率の悪化やコストアップにつながる。
かかる問題を解決するため、本願出願人はさきにトラック積み卸し時の検品装置について、特許出願(特願平11−190242)を行った。図1は上記出願の公開公報(特許文献1)に開示されたトラック積み卸し時の検品装置の斜視図である。図2は同じく系統図である。
特開2001−19167
これらの図において、1は荷台1aを有するトラックである。2は荷物であり、図示しないフォークリフトによりパレット2aに乗せて、トラック1に積み込まれる。トラック運転手3は、荷物2を所定の場所に運ぶ。4は無線ICタグである。5は無線ICタグの情報を受信するアンテナである。アンテナ5はトラック荷台1aの荷積み荷卸し口10の周囲、すなわち、左右面および上面(または上下面)に貼付してある。運転手3が積み込み時にパレット2a上の荷物2を荷台1aの所定の場所に運ぶとき、または、荷台1aの所定の場所から荷物2を外部に運ぶときには必ずアンテナ5の付近を通過する。この際、荷物2の無線ICタグ4をアンテナ5に向ってかざす必要はない。
7は車載制御装置でアンテナ5と電線6を介して接続されている。車載制御装置7では、あらかじめ受信しておいた荷物の積み卸し情報をアンテナ5からの情報を比較して、正誤を判断して表示してもよいし、アンテナ5によって得られた情報を、携帯電話、MCA無線等を通じて物流センタ等のホストコンピュータ8に送り、そこで得た正誤の判断情報を再び携帯電話、MCA無線等を通じて受信し表示してもよい。9は無線電波である。
荷物2に貼付されている無線ICタグ4には、固有のID No.が書き込まれており、そのID No.と、荷物の送り先、内容物、発送元、数量などの荷物情報がリンクされている。トラック1の荷積み荷卸し口10に配置してあるアンテナ5は、荷物が通過する際、荷物情報を受信する。アンテナ5で受信された電波の情報はトラック1に載置されている車載制御装置7に送られる。車載制御装置7には、あらかじめ物流センタ等のホストコンピュータ8から荷物の積み卸しデータが送信されていて、車載制御装置7は、そのデータとアンテナ5からの情報を比較して正誤を表示し、もし違っていれば警報を出す。警報を受けた運転手3は荷物2を検査し、誤っていることを確認すればその荷物2の積み卸しを中止し、正しい荷物2を探し出してその積み卸しを行う。また、車載制御装置7にデータをセーブしておかずに、車積制御装置7から、物流センタ等のホストコンピュータ8に蓄積されたデータを携帯電話またはMCA無線により直接呼び出して荷物の正誤を判断するようにしてもよい。
以上述べたように、特許文献1に開示された実施例では、現在の作業が荷積みなのか荷卸しなのか、車載制御装置7または中央制御装置8(ホストコンピュータ)では分からない。したがって、運転手3が現在行っている荷物の積み卸し作業が正確に行われているか否かを判断するのに有効であるが、車載制御装置7またはホストコンピュータ8がそのトラックの積荷の現在の状況を常に把握しているためには必ずしも十分な情報が得られない。
また、たとえば保冷車などでは荷台の内部を適当に仕切って、それぞれについて温度や湿度を別々に、且つ、細かくコントロールしているが、その状況を絶えずモニタリングしていることが求められる。このような要求については、特許文献1に開示された実施例では対応できない。
本発明は従来技術のかかる問題点に鑑み、先の出願の改良のために案出されたものであり、車載制御装置またはホストコンピュータがそのトラックの積荷の現在の状況を常に把握することができるトラックの積荷の検品装置および検品方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1記載発明のトラックの積荷の検品装置は、トラックの荷積み荷卸し口の周囲に配設され個々の荷物に貼付してある無線ICタグの荷物情報を受信するアンテナと、それらのアンテナに接続されてアンテナからの荷物情報を処理する車載制御装置とを有してなり、上記アンテナは前後に少なくとも2列に配設されていて、トラックの積み卸し時に積荷の検品を行うものである。
また、請求項2記載発明のトラックの積荷の検品装置は、トラックの荷台の周囲に配設され個々の荷物に貼付してある無線ICタグの荷物情報を受信するアンテナと、それらのアンテナに接続されてアンテナからの荷物情報を処理する車載制御装置とを有してなり、上記アンテナは前後に複数列に配設されていて、それらのアンテナの交信領域がトラックの荷台の積荷スペースの全部または一部をカバーしているものである。
上記無線ICタグはセンサー機能を有するものであっても良い。
請求項4記載発明のトラックの積荷の検品方法は、トラックの荷積み荷卸し口の周囲に配設され個々の荷物に貼付してある無線ICタグの荷物情報を受信するアンテナと、それらのアンテナに接続されてアンテナからの荷物情報を処理する車載制御装置とを有してなり、上記アンテナは前後に少なくとも2列に配設されていて、トラックの積み卸し時に積荷の検品を行うものである。
請求項5記載発明のトラックの積荷の検品方法は、トラックの荷台の周囲に配設され個々の荷物に貼付してある無線ICタグの荷物情報を受信するアンテナと、それらのアンテナに接続されてアンテナからの荷物情報を処理する車載制御装置とを有してなり、上記アンテナは前後に複数列に配設されていて、それらのアンテナの交信領域がトラックの荷台の積荷スペースの全部または一部をカバーしているものである。
上記無線ICタグはセンサー機能を有するものであっても良い。
次に本発明の作用を説明する。請求項1記載発明のトラックの積荷の検品装置および請求項4記載発明のトラックの積荷の検品方法では、トラックの荷積み荷卸し口の周囲に前後に少なくとも2列にアンテナを配置したので、荷物の積み込みの時には後ろ側の列のアンテナが先に無線ICタグを検知し、前側の列のアンテナが後に無線ICタグを検知する。したがって、車載制御装置またはホストコンピュータはそれが荷物の積み込みであることを認識することができる。逆に、荷物を卸ろすときには、前側の列のアンテナが先に無線ICタグを検知し、後ろ側の列のアンテナが後に無線ICタグを検知する。したがって、車載制御装置またはホストコンピュータはそれが荷物を卸ろしていることを認識する。このように荷積みと荷卸しをコンピュータが認識できることにより積荷管理を完全に自動化することが可能になり、荷積み、荷卸し作業の効率化、迅速化がはかれるとともに、人手入力作業によるミスが無くなる。
また、無線ICタグは小型のアンテナを有しており、そのアンテナは指向性があるので、無線ICタグと交信するアンテナ(路側アンテナ)の指向する方向と無線ICタグのアンテナの指向する方向が大きくずれているとリードライト性能が低下する場合がある。路側アンテナを少なくとも2列に設け、それらの向きを調節することで、積載する荷物の情報の読み取り精度が向上する。
請求項2記載発明のトラックの積荷の検品装置および請求項5記載発明のトラックの積荷の検品方法では、トラックの荷台の周囲に前後に複数列にアンテナを配置し、それらのアンテナの交信領域がトラックの荷台の積荷スペースの全部または一部をカバーするようにしたので、アンテナの交信領域にある荷物の位置をすぐに検知することができ、運転手は容易に取り出すことができる。
さらに、バッテリ内蔵型の無線ICタグに温度、湿度または加速度などのセンサーを組み込んでセンサー機能を持たせ、その情報を無線ICタグのメモリに保存し、定期的に、または、必要に応じて無線通信コントローラがアンテナから受信するようにすれば、輸送中の荷物の温度、湿度または加速度などの状態を車載制御装置またはホストコンピュータが常時認識することができる。なお、荷物には輸送中に温度、湿度または加速度などの状態を常に管理する必要があるものと、そうでないものがあるので、アンテナの交信領域をトラックの荷台の積荷スペースの一部に限って、必要があるものについてはアンテナの交信領域に貯蔵し、そうでないものは交信領域外に貯蔵するようにしてもよい。
以上述べたように、請求項1記載発明のトラックの積荷の検品装置および請求項4記載発明のトラックの積荷の検品方法は荷物の積み卸し毎に、それが荷積みなのか荷卸しなのか、車載制御装置またはホストコンピュータで認識できるので車載制御装置またはホストコンピュータがそのトラックの積荷の現在の状況を常に把握しており、トラック毎の正確な管理が可能になり、積荷管理を完全に自動化することが可能になる。また、請求項2記載発明のトラックの積荷の検品装置および請求項5記載発明のトラックの積荷の検品方法では、アンテナの交信領域にある荷物の位置をすぐに検知することができ、運転手は容易に取り出すことができる。さらに、輸送中の荷物の温度、湿度または加速度などの状態を車載制御装置またはホストコンピュータが常時認識することができ、冷蔵、冷凍食品やショックを嫌う精密機械などの輸送に有効である。
以下、本発明の1実施形態について図面を参照しつつ説明する。図3は本発明のトラックの積荷の検品装置の斜視図であり、(A)は請求項1または請求項4記載発明に関するものであり、(B)は請求項2または請求項5記載発明に関するものである。本図において、図1と共通する部分については同一の符号を付している。図3において、1は荷台1aを有するトラックである。2は荷物であり、図示しないフォークリフトによりパレット2aに乗せて、トラック1に積み込まれる。トラックの運転手は、荷物2を所定の場所に運ぶ。4は無線ICタグである。5は無線ICタグ4の情報を受信するアンテナである。アンテナ5はトラック荷台1aの荷積み荷卸し口10の周囲、すなわち、左右面および上面(または上下面)に貼付してある。
7は車載制御装置でアンテナ5と電線6を介して接続されている。11はトラック1の荷台1aの荷積み荷卸し口10に配設されたディスプレーである。車載制御装置7では、あらかじめ受信しておいた荷物の積み卸し情報をアンテナ5からの情報を比較して、正誤を判断してディスプレー11に表示してもよいし、アンテナ5によって得られた情報を、携帯電話、MCA無線等を通じて物流センタ等に設置されたホストコンピュータに送り、そこで得た正誤の判断情報を再び携帯電話、MCA無線等を通じて受信してディスプレー11に表示してもよい。
請求項1または請求項4記載発明では、図3(A)に示すようにアンテナ5は前後に2列に設けられている。5aは後ろ側の列のアンテナ、5bは前側の列のアンテナである。なお、アンテナ5は3列以上設けても良い。
請求項2または請求項5記載発明では、図3(B)に示すようにアンテナ5は前後に複数列(図には4列示されている。)設けられている。図5は図3(B)に対応してアンテナ5の交信領域と荷台1aの積荷スペースとの関係を示す平面図である。図において、12はアンテナ5の交信領域である。図に示すように、この例ではアンテナ5の交信領域12は互いに重なり合いながら、荷台1aの積荷スペースの全部をカバーしている。また、アンテナ5と車載制御装置7とは電線6を介して並列に接続されている。
無線ICタグ4には伝送媒体方式として、電磁誘導型と電磁波型等があるが、一般的に電磁誘導型は交信距離が1m以下であるのに対し、電磁波型は交信距離が数mあるので、本発明では電磁波型が適している。また、電源方式として、電池無しで、受信した電波を変調して電源とし、タグの回路を駆動することができるようになっているバッテリレス型と電池つきのバッテリ内蔵型があるが、安価であることや、交信距離が数mでよいので、請求項1または請求項4記載発明ではバッテリレス型が適している。しかし、請求項2または請求項5記載発明では、単に荷物2の位置をすぐに検知するだけでよい場合にはバッテリレス型でよいが、荷物2の輸送中の温度、湿度、加速度などを管理したい場合には、図4(C)に示すように、無線ICタグ4にセンサー機能を持たせたバッテリ内蔵型であるのが好ましい。センサーは温度、湿度、加速度などを検知する。
アンテナ5は指向性が高いアンテナを使用する。指向性が高いアンテナの交信領域は図4(A)に示すように、典型的には回転楕円体状をしており、電磁波型ではこの長軸の長さが数mである。2以上のアンテナの交信領域が重なり合った部分に無線ICタグ4が入ると相互干渉の問題が生ずる。相互干渉による無線ICタグ4の読み取りエラーを防ぐための対策としては、リーダ/ライタアンテナ同士の交信状況を互いに知らせあう同期型、ひとつのリーダ/ライタアンテナが他のリーダ/ライタアンテナをコントロールするマスター/スレーブ型、相互干渉が発生しないようにリーダ/ライタアンテナをマルチプレクサにより制御する切替え型などがある。
ひとつのアンテナ5により複数の無線ICタグ4を同時に読み取る機能をマルチリード機能というが、交信領域に先に入ってきた無線ICタグ4から順番に交信する先入れ先出し機能と、交信領域内にある全ての無線ICタグ4との交信をするマルチアクセス機能がある。本発明ではパレット2aに乗せた荷物2を人手によって所定の場所に運ぶときに、アンテナの交信領域を通す場合には、先入れ先出し機能を持った無線通信コントローラが適しているし、パレット2aに搭載された荷物2を一度に検品する場合にはマルチアクセス機能を持った無線通信コントローラが適している。
図4(B)は解説書などに示される典型的な無線ICタグシステムの構成図である。無線ICタグシステムは、リーダ/ライタとICタグ、リーダ/ライタを制御するための小型コンピュータから構成される。リーダ/ライタは、コントローラとデータ送受信部(RFモジュール)、アンテナにより構成され、ICタグはメモリと送受信部からなるICチップ、およびそれに接続されるアンテナから構成される。小型コンピュータはリーダ/ライタを制御し、ICタグに対してリードやライト処理を行う。無線ICタグ4にセンサー機能を持たせた場合に、センサーが温度、湿度、加速度などの状態量を一定時間ごと、あるいは、所定の閾値を越えたときに検知し、その値を無線ICタグ4内のメモリに保存し、無線通信コントローラは所要時間ごとにそのデータをアンテナ5から受信する。
次に本実施形態の作用を説明する。請求項1または請求項4記載発明のトラックの積荷の検品装置または検品方法では、トラック1の荷積み荷卸し口10の周囲に前後に少なくとも2列にアンテナ5を配置したので、荷物2の積み込みの時には後ろ側の列のアンテナ5aが先に無線ICタグ4を検知し、前側の列のアンテナ5bが後に無線ICタグ4を検知する。したがって、車載制御装置7またはホストコンピュータはそれが荷物の積み込みであることを認識することができる。逆に、荷物2を卸ろすときには、前側の列のアンテナ5bが先に無線ICタグ4を検知し、後ろ側の列のアンテナ5aが後に無線ICタグ4を検知する。したがって、車載制御装置7またはホストコンピュータはそれが荷物を卸ろしていることを認識する。無線ICタグ4は小型のアンテナを有しており、そのアンテナは指向性があるので、無線ICタグ4と交信するアンテナ5(路側アンテナ)の指向する方向と無線ICタグ4のアンテナの指向する方向が大きくずれているとリードライト性能が低下する場合がある。路側アンテナ5を少なくとも2列設け、それらの向きを調節することで、積載する荷物2の情報の読み取り精度が向上する。
請求項2または請求項5記載発明のトラックの積荷の検品装置または検品方法では、トラック1の荷台1aの周囲に前後に複数列にアンテナ5を配置し、図5に示すように、それらのアンテナの交信領域12が互いに重なり合いながら、トラックの荷台1aの積荷スペースの全部をカバーするようにしたので、アンテナ5の交信領域12にある荷物2の位置をすぐに検知することができ、運転手は容易に取り出すことができる。
さらに、図4(C)に示すように、バッテリ内蔵型の無線ICタグ4に温度、湿度または加速度などのセンサーを組み込んでセンサー機能を持たせ、その情報を無線ICタグ4のメモリに保存し、定期的に、または、必要に応じて無線通信コントローラがアンテナ5から受信するようにすれば、輸送中の荷物2の温度、湿度または加速度などの状態を車載制御装置7またはホストコンピュータが常時認識することができる。なお、荷物2には輸送中に温度、湿度または加速度などの状態を常に管理する必要があるものと、そうでないものがあるので、アンテナの交信領域12をトラック1の荷台1aの積荷スペースの一部(たとえば、後ろ半分または前半分)に限って、必要があるものについてはアンテナの交信領域12に貯蔵し、そうでないものは交信領域12外に貯蔵するようにしてもよい。
本発明は以上述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
従来のトラックの積み卸し時の検品装置の斜視図である。 同じく系統図である。 本発明のトラックの積荷の検品装置の斜視図である。(A)は請求項1記載発明に関するものであり、(B)は請求項3記載発明に関するものである。 (A)はアンテナの交信領域を示す図であり、(B)は無線ICタグシステムの構成図であり、(C)はセンサー機能を有する無線ICタグの概念図である。 アンテナの交信領域と荷台の積荷スペースとの関係を示す平面図である。
符号の説明
1 トラック
2 荷物
4 無線ICタグ
5 アンテナ
7 車載制御装置
10 荷積み荷卸し口
11 ディスプレー
12 アンテナの交信領域

Claims (6)

  1. トラックの荷積み荷卸し口の周囲に配設され個々の荷物に貼付してある無線ICタグの荷物情報を受信するアンテナと、それらのアンテナに接続されてアンテナからの荷物情報を処理する車載制御装置とを有してなり、上記アンテナは前後に少なくとも2列に配設されていて、トラックの積み卸し時に積荷の検品を行うことを特徴とするトラックの積荷の検品装置。
  2. トラックの荷台の周囲に配設され個々の荷物に貼付してある無線ICタグの荷物情報を受信するアンテナと、それらのアンテナに接続されてアンテナからの荷物情報を処理する車載制御装置とを有してなり、上記アンテナは前後に複数列に配設されていて、それらのアンテナの交信領域がトラックの荷台の積荷スペースの全部または一部をカバーしていることを特徴とするトラックの積荷の検品装置。
  3. 上記無線ICタグはセンサー機能を有するものである請求項2記載のトラックの積荷の検品装置。
  4. トラックの荷積み荷卸し口の周囲に配設され個々の荷物に貼付してある無線ICタグの荷物情報を受信するアンテナと、それらのアンテナに接続されてアンテナからの荷物情報を処理する車載制御装置とを有してなり、上記アンテナは前後に少なくとも2列に配設されていて、トラックの積み卸し時に積荷の検品を行うことを特徴とするトラックの積荷の検品方法。
  5. トラックの荷台の周囲に配設され個々の荷物に貼付してある無線ICタグの荷物情報を受信するアンテナと、それらのアンテナに接続されてアンテナからの荷物情報を処理する車載制御装置とを有してなり、上記アンテナは前後に複数列に配設されていて、それらのアンテナの交信領域がトラックの荷台の積荷スペースの全部または一部をカバーしていることを特徴とするトラックの積荷の検品方法。
  6. 上記無線ICタグはセンサー機能を有するものである請求項5記載のトラックの積荷の検品方法。
JP2004140041A 2004-05-10 2004-05-10 トラックの積荷の検品装置及び検品方法 Expired - Fee Related JP4244859B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004140041A JP4244859B2 (ja) 2004-05-10 2004-05-10 トラックの積荷の検品装置及び検品方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004140041A JP4244859B2 (ja) 2004-05-10 2004-05-10 トラックの積荷の検品装置及び検品方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005320126A true JP2005320126A (ja) 2005-11-17
JP4244859B2 JP4244859B2 (ja) 2009-03-25

Family

ID=35467680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004140041A Expired - Fee Related JP4244859B2 (ja) 2004-05-10 2004-05-10 トラックの積荷の検品装置及び検品方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4244859B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006087888A1 (ja) * 2005-02-21 2006-08-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 車両用制御装置、車両用制御システム、車両用制御方法及び電子機器
JP2008105731A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Tamura Gakuen 航空機用コンテナ
JP2009133785A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Toshiba Logistics Corp 警報装置付輸送用衝撃測定器
JP2010020455A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> Icタグが保持する情報を認識する装置及び方法
JP2010108148A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Nippon Signal Co Ltd:The リーダライタシステム
JP2019034803A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 矢崎エナジーシステム株式会社 車載器および荷物管理システム
WO2021182510A1 (ja) * 2020-03-11 2021-09-16 いすゞ自動車株式会社 読取システム及び読取方法
JP2021142813A (ja) * 2020-03-11 2021-09-24 いすゞ自動車株式会社 荷台の床構造
JP2021142812A (ja) * 2020-03-11 2021-09-24 いすゞ自動車株式会社 荷台の側壁構造

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7226379B2 (ja) * 2020-03-17 2023-02-21 いすゞ自動車株式会社 読取制御装置及び読取制御方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006087888A1 (ja) * 2005-02-21 2006-08-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 車両用制御装置、車両用制御システム、車両用制御方法及び電子機器
JP2008105731A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Tamura Gakuen 航空機用コンテナ
JP2009133785A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Toshiba Logistics Corp 警報装置付輸送用衝撃測定器
JP2010020455A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> Icタグが保持する情報を認識する装置及び方法
US9949001B2 (en) 2008-07-09 2018-04-17 International Business Machines Corporation Apparatus and method for recognizing information held by an IC tag
JP2010108148A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Nippon Signal Co Ltd:The リーダライタシステム
JP2019034803A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 矢崎エナジーシステム株式会社 車載器および荷物管理システム
JP7020817B2 (ja) 2017-08-10 2022-02-16 矢崎エナジーシステム株式会社 車載器および荷物管理システム
WO2021182510A1 (ja) * 2020-03-11 2021-09-16 いすゞ自動車株式会社 読取システム及び読取方法
JP2021142813A (ja) * 2020-03-11 2021-09-24 いすゞ自動車株式会社 荷台の床構造
JP2021142812A (ja) * 2020-03-11 2021-09-24 いすゞ自動車株式会社 荷台の側壁構造
DE112021001562T5 (de) 2020-03-11 2023-01-05 Isuzu Motors Limited Lesesystem und Verfahren zum Lesen
JP7322757B2 (ja) 2020-03-11 2023-08-08 いすゞ自動車株式会社 荷台の側壁構造
JP7392527B2 (ja) 2020-03-11 2023-12-06 いすゞ自動車株式会社 荷台の床構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP4244859B2 (ja) 2009-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11747432B2 (en) Object tracking method and system
CA3046663C (en) Automatic truck loading and unloading system
US10673948B2 (en) Trailer identification, inspection, and verification using a vehicle gateway
US20110106362A1 (en) Control for an autonomous conveyer vehicle and method for operating an autonomous conveyer vehicle
JP4244859B2 (ja) トラックの積荷の検品装置及び検品方法
KR20170142418A (ko) 운송차량을 이용한 실시간 화물 위치 추적 시스템
JP5058260B2 (ja) 検品システム
JP6780268B2 (ja) 荷物管理装置、荷物管理方法、プログラム
JP5094164B2 (ja) コンテナの搬入出受付システム
JP2001019167A (ja) トラック積み卸し時の検品装置
JP2000122720A (ja) 無人搬送車の検品搬送方法
JPH11246048A (ja) 海上輸送用コンテナ及びこれを陸揚する港湾設備
JP2006069758A (ja) 搬送システム
JPH11240609A (ja) 陸送用コンテナ及びこれを取扱う物流設備
JP2006069729A (ja) 車両積み降ろし荷物検品システム
JPH04173699A (ja) 無線lanシステムにおける誤配送防止装置
JP4300524B2 (ja) トラック積み卸し時の検品装置および検品方法
US20200299064A1 (en) Article transport system
JP2003160229A (ja) 物流管理システム及び印字装置
JP2010235223A (ja) データ管理システム、およびデータ管理方法
JPH10181885A (ja) コンテナ管理装置
JP2005170579A (ja) 情報管理システム
JP2005320127A (ja) トラック積み卸し時の検品装置
WO2019172113A1 (ja) 物品の管理システム、搬送装置
JP7020817B2 (ja) 車載器および荷物管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080423

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081229

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4244859

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140116

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees