JP2005308328A - 冷凍装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 可燃性冷媒を作動冷媒として使用する冷凍装置(空気調和機を含む)における防爆対策上の問題を改善して簡便な構成で電装品箱を防爆構造とすること。
【解決手段】 室外機のケーシング1内に設けられる電装品箱10を防爆構造とするために、電装品箱10をケーシング1内に対して密閉構造とする。その電装品箱10の温度上昇対策として該電装品箱10に、室外機ファン5によって生起せしめられる空気流Aをエネルギー源(動力源又は熱源)とする強制冷却手段を付設する。
強制冷却手段の第1の具体例としては、室外機ファン5による空気流を動力源とする風車16によって駆動される換気ファン15によって電装品箱10内に外気を送り込む。
また、第2の具体例としては、室外機ファン5によって生起せしめられる空気流Aを冷却熱源するヒートパイプ21によって電装品箱10内を冷却する。
【選択図】 図1
【解決手段】 室外機のケーシング1内に設けられる電装品箱10を防爆構造とするために、電装品箱10をケーシング1内に対して密閉構造とする。その電装品箱10の温度上昇対策として該電装品箱10に、室外機ファン5によって生起せしめられる空気流Aをエネルギー源(動力源又は熱源)とする強制冷却手段を付設する。
強制冷却手段の第1の具体例としては、室外機ファン5による空気流を動力源とする風車16によって駆動される換気ファン15によって電装品箱10内に外気を送り込む。
また、第2の具体例としては、室外機ファン5によって生起せしめられる空気流Aを冷却熱源するヒートパイプ21によって電装品箱10内を冷却する。
【選択図】 図1
Description
本願発明は、可燃性冷媒を作動冷媒とする冷凍装置に関するもので、さらに詳しくは、同冷凍装置の室外機のケーシング内に室外熱交換器と電装品箱とを設ける形式の冷凍装置における防爆対策に関するものである。
プロパン等の可燃性冷媒を作動冷媒として使用する冷凍装置(空気調和機を含む)の場合、電気部品については防爆対策が施す必要がある。電装品箱に電気部品が入っている場合、冷媒回路からの漏洩冷媒が電装品箱に侵入しない構造とすることが求められる。その方法としては、
(1) 電装品箱を密閉構造とする
(2) 冷凍装置運転中は、電装品箱内に非危険場所から、保護エアーを供給する
等が考えられる。
(1) 電装品箱を密閉構造とする
(2) 冷凍装置運転中は、電装品箱内に非危険場所から、保護エアーを供給する
等が考えられる。
その場合、上記(1)の方法では、内部の電気部品の発熱で電装品箱内が高温となり、電気部品の信頼性が低下する。また、(2)の方法では、別途エアポンプを設置して運転する等、外部からのエア供給源の確保が必要となる。
なお、可燃性冷媒を作動冷媒とする空気調和機において、可燃性冷媒の漏洩時における安全対策として、電装品の設置位置を熱交換器の高さよりも上方位とすることを提案した公知例として特開平10−220824がある。
本願発明は、可燃性冷媒を作動冷媒として使用する冷凍装置(空気調和機を含む)における上記のような防爆対策上の問題を改善して簡便な構成で電装品箱を防爆構造とすることを目的としてなされたもので、以下のような手段よりなっている。
すなわち、本願発明の冷凍装置では先ず、室外機のケーシング内に設けられる電装品箱を防爆構造とするために、電装品箱をケーシング内に対して密閉構造とする。そして、その電装品箱の温度上昇対策として該電装品箱に、室外機ファンによって生起せしめられる空気流をエネルギー源(動力源又は熱源)とする強制冷却手段を付設することを基本的特徴とする。
そして、その強制冷却手段の第1の具体例としては、室外機ファンによる空気流を動力源とする風車によって駆動される換気ファンによって電装品箱内に外気を送り込む(電装品箱内は正圧とする)構成が考えられ、第2の具体例としては、室外機ファンによって生起せしめられる空気流を冷却熱源するヒートパイプによって電装品箱内を冷却する構成が考えられる。
本願発明は、上記のように可燃性冷媒を作動冷媒とする冷凍装置において、電装品箱を室外機ケーシング内に対して密閉構造として可燃性冷媒の漏洩にそなえた防爆構造とするとともに、その冷却を室外機ファンによる空気流を動力源又は冷却熱源とする強制冷却手段によって行うようにしたものであるから、特別のエアポンプ等を付加する必要もなく、簡便な構成で電装品箱の防爆対策とすることができる効果がある。
以下、本願発明の好適な実施例を図1に示す第1実施例と図2に示す第2実施例を参照して説明すると、図1及び図2において符号1は冷凍装置(空気調和機)の室外機のケーシングである。ケーシング1内にはプロパン等の可燃性冷媒を圧縮するコンプレッサー2、四路切換弁3、室外熱交換器4、室外機ファン5、ファンモータ6、冷媒調節弁7、利用側熱交換器8、冷媒配管9等の冷凍装置のための基本構成要素のほか、各種電装品11を収容した電装品箱10が設けられている。コンプレッサー2、ファンモータ6、冷媒調節弁7等は電装品箱10内の各種電装品11によって電気的制御を受けるようにされている。図示実施例の冷凍装置では、コンプレッサー2で圧縮された作動冷媒(可燃性冷媒)は、冷媒配管9を通って、冷房運転の場合は室外熱交換器4から利用側熱交換器8の方向へ、暖房運転の場合は、利用側熱交換器8から室外熱交換器4の方向へ流動する。その間、室外機ファン5は室外熱交換器4に空気流Aを供給し、冷房運転の場合は、室外熱交換器4を凝縮器として機能させ、暖房運転の場合は同室外熱交換器4を蒸発器として機能させる。
一方、利用側熱交換器8は、冷房運転時は水配管20を通って供給される水Wを冷却して冷房熱源とし、暖房運転時は水Wを加熱して暖房熱源とする。
続いて、図1の第1実施例の説明にうつると、図1の実施例では電装品箱10に、外気に連通する、ただしケーシング1内に対しては連通しない2本の通気パイプ12,13が設けられている。そして、一方の通気パイプ12内には電装品箱10内に外気を送り込む換気ファン15が内装されている。この換気ファン15は、周囲をシールされた軸14によってケーシング1内側の風車16と連結されており、室外機ファン5の運転によって発生する空気流Aによって風車16が駆動されると、換気ファン15が回転して外気取入管12を通して電装品箱10内に外気Bを送り込むようになっている。電装品箱10内は、この外気Bによって温度上昇を抑制され、電装品箱10内の各種電装品11は適正な温度条件下に維持される。
電装品箱10内に送り込まれた空気Bは、排気管13から排出されるが、この排気管13は、電装品箱10内を正圧状態(ケーシング1内より高圧状態)に維持することができるようにその通路面積が決められている。このようにしておくと、万一、ケーシング1内に作動冷媒が漏洩したとしても、電装品箱10内にその漏洩冷媒が混入することがない。
なお、2本の通気パイプ12,13は、水、塵埃、虫等が侵入しないように、開口部12a,13aを下向きにして開口させ、さらに同開口部12a,13aを虫等侵入防止用のメッシュで蓋をしておくとよい。
次に、図2に示す第2実施例について説明すると、この実施例の冷凍装置では、ケーシング1内と電装品箱10の内部とにまたがってヒートパイプ21が設けられている。このヒートパイプ21は電装品箱10側の部分21Aが電装品箱10内の発熱を吸収する吸熱部として機能し、ケーシング1側の部分21Bが電装品箱10内の熱を室外機ファン5によって発生せしめられる空気流A側へ放熱する放熱部として機能する。これによって電装品箱10内の温度上昇を抑制するようにしている。
1は室外機ケーシング、2はコンプレッサー、3は四路切換弁、4は室外熱交換器、5は室外機ファン、6はファンモータ、7は冷媒調節弁、8は利用側熱交換器、9は冷媒配管、10は電装品箱、11は電装品、12は外気取入管、13は排気管、15は換気ファン、16は風車、20は水配管、21はヒートパイプである。
Claims (3)
- ケーシング(1)内に、可燃性冷媒を作動冷媒とする室外熱交換器(4)と、該室外熱交換器(4)に送風するための室外機ファン(5)と、前記ケーシング(1)内に対して密閉構造とされた箱体内に各種電装品(11)を収容した電装品箱(10)とを設置してなる冷凍装置であって、前記電装品箱(10)には前記室外機ファン(5)による空気流(A)を動力源又は熱源とする強制冷却手段が付設されていることを特徴とする冷凍装置。
- 前記電装品箱(10)に対して該電装品箱(10)内に外気を取り入れる空気取入管(12)が付設されているとともに、前記室外機ファン(5)による空気流(A)を動力源とする風車(16)によって駆動される換気ファン(15)によって前記空気取入管(12)を通して前記電装品箱(10)内に外気を送り込むようにされていることを特徴とする請求項1記載の冷凍装置。
- 前記電装品箱(10)に対して前記室外機ファン(5)による空気流(A)を冷却熱源として該電装品箱(10)内を冷却するヒートパイプ(21)が付設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の冷凍装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2004
- 2004-04-22 JP JP2004126947A patent/JP2005308328A/ja active Pending
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