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JP2005305972A - 記録ヘッド - Google Patents

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JP2005305972A
JP2005305972A JP2004129859A JP2004129859A JP2005305972A JP 2005305972 A JP2005305972 A JP 2005305972A JP 2004129859 A JP2004129859 A JP 2004129859A JP 2004129859 A JP2004129859 A JP 2004129859A JP 2005305972 A JP2005305972 A JP 2005305972A
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Abstract

【課題】インクジェットプリンタを大型化することなく、ノズルのメンテナンス及び保湿を適切に行うことのできる記録ヘッドを提供する。
【解決手段】本体6の記録媒体Pに対向する媒体対向面7にインクを吐出するノズル8,8…を備えてなる記録ヘッド5であって、本体6に、ノズル8,8…のメンテナンスを行うメンテナンス機構としてキャップ部材10及び吸引口19を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録ヘッドに係り、特に、インクジェットプリンタに用いられる記録ヘッド関するものである。
一般に、様々な記録媒体に対して印刷を行うことのできる手段として、インクジェット方式によって画像記録を行うインクジェットプリンタが知られている。インクジェットプリンタは、例えば、インクタンクからインク供給管を介して記録ヘッドにインクを供給し、供給されたインクをピエゾ素子等の圧電素子に電圧を印加することにより記録ヘッドに設けられたノズルから記録媒体に対して吐出させるものであり、記録媒体にインクを浸透若しくは定着させながら記録ヘッドを記録媒体上で移動させることによって、記録媒体上に順次画像を記録するものである。
インクジェット方式の画像記録装置は、従来のフレキソ印刷等のように製版工程を必要としないため少量の印刷にも簡易かつ迅速に対応することができ、需要に応じた印刷が可能であるという長所がある。
しかし、このようなインクジェットプリンタに用いられる記録ヘッドにおいては、連続して記録作業を行った場合に、ノズルから吐出され霧状になったインクがノズル付近に付着、堆積してインクの吐出曲がりの原因となったり、ノズルの目詰まりを引き起こしノズル欠の原因となる等、画像記録に不具合を生じるおそれがある。そのため、正常な画像記録を行うためには、適宜記録ヘッドのメンテナンス動作を行うことが必要となる。
また、インクジェットプリンタの記録ヘッドにおいては、ノズルから吐出されるインクがノズルの内部にメニスカスを形成しており、圧電素子等を動作させることによってインクが順次ノズルから吐出されるようになっている。しかし、ノズル付近が乾燥すると、ノズル内のインクの水分が蒸発し、ノズル内部に形成されたメニスカスが壊れて、正確な吐出を行うことができなくなったり、ノズル内でインクが目詰まりを起こしたりするおそれがある。
そこで、従来は、図6に示すように、記録媒体Pの搬送方向と直交する主走査方向Xに延在して設けられたガイドレール40に沿ってキャリッジ41が往復駆動しつつ画像記録を行うシリアルプリント方式のインクジェットプリンタにおいて、キャリッジ41の移動可能範囲であってプラテン42の設けられている記録領域Bの外側一端はメンテナンス領域Cとされており、プラテン42を挟んでキャリッジ41の移動範囲の他の一端部はホームポジション領域Aとされていた(例えば特許文献1参照)。
メンテナンス領域Cには、記録ヘッド43,43…のノズル(図示せず)のメンテナンスを行うメンテナンスユニット44が設けられている。メンテナンスユニット44には、例えば、ノズルを覆って密閉した状態でノズルからインクを吸引する吸引キャップ45,45…が設けられている。また、吸引キャップ45,45…の一端近傍には、ノズルからインクを予備吐出させた際に吐出されたインクを受ける予備吐出受け皿46が設けられており、この予備吐出受け皿46に隣接してノズルに残留するインクを拭き取るブレード47が設けられている。
また、ホームポジション領域Aには、保湿ユニット48が設けられている。保湿ユニット48には、例えば、記録ヘッド43,43…に対応する数の保湿キャップ49,49…が備えられており、画像記録動作等を行わないときには記録ヘッド43,43…のノズルを保湿キャップ49,49…に当接させることによって記録ヘッド43,43…のノズルを乾燥等から保護するようになっている。
しかし、近年、インクジェットプリンタの高速化、高画質化が進むに伴い、記録ヘッドの数や記録ヘッドの印字幅が増大する傾向にある。これに伴い、シリアルプリント方式のインクジェットプリンタにおいては、メンテナンスユニット及び保湿ユニットが大型化し、結果として装置が大型化するという問題がある。
また、ラインプリント方式のインクジェットプリンタでは、記録ヘッドが固定されているため、記録領域外にメンテナンスユニットを設けることができず、ロール状の記録媒体に画像記録を行う場合には、記録ヘッドのメンテナンスを適宜行うことができないという問題があった。
そこで、インクを吐出するノズル列の端部にインクを吸引する吸引用のダミーノズルを設けてノズル周辺に付着したインクをワイプ部材でダミーノズル周辺に集めた後にこのダミーノズルから吸引することが行われている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−034666号公報 特開平5−84930号公報
しかしながら、ダミーノズルによる吸引を行うだけでは、ノズルの目詰まりを完全に除去することはできず、別途ノズルの強制吸引等を行うメンテナンスユニットを設ける必要がある。また、ノズルの乾燥を防止するためには、別途記録ヘッドの数に対応して複数の保湿キャップを有するユニットを設ける必要があり、装置が大型化するとの問題がある。
そこで、本発明は以上のような課題を解決すべくなされたものであり、インクジェットプリンタを大型化することなく、ノズルのメンテナンス及び保湿を適切に行うことのできる記録ヘッドを提供することを目的とするものである。
このような問題を解決するため、請求項1に記載されている記録ヘッドは、本体の記録媒体に対向する媒体対向面にインクを吐出するノズルを備えてなる記録ヘッドであって、
前記本体に、前記ノズルのメンテナンスを行うメンテナンス機構を設けたことを特徴としている。
このような構成を有する請求項1に記載の発明は、記録ヘッドに設けられたメンテナンス機構によって、ノズルのメンテナンス動作を行うことができるようになっている。
請求項2に記載されている発明は、請求項1に記載の記録ヘッドにおいて、前記メンテナンス機構は、前記媒体対向面に接する位置と前記媒体対向面から退避する位置との間で移動可能に設けられたキャップ部材と、前記キャップ部材と前記媒体対向面とによって形成される空間内の空気及び前記ノズルから吐出された吐出物を吸引可能な吸引口とを備えたことを特徴としている。
このような構成を有する請求項2に記載の発明は、メンテナンス機構として、記録ヘッドの媒体対向面に接する位置と媒体対向面から退避する位置との間で移動可能であるキャップ部材と吸引口とを備えているので、インクの強制吸引、及びノズルからの予備吐出によるノズルのメンテナンスを行うことができるようになっている。
請求項3に記載されている発明は、請求項2に記載の記録ヘッドにおいて、前記キャップ部材は、前記ノズルに摺接可能な周縁部を有することを特徴としている。
このような構成を有する請求項3に記載の発明は、キャップ部材の周縁部によってノズルをワイプすることによりノズルに付着したインクを除去し得るようなっている。
請求項4に記載されている発明は、請求項2又は請求項3に記載の記録ヘッドにおいて、前記キャップ部材と前記媒体対向面とによって形成される空間内に保湿液を供給する保湿液供給口を設けたことを特徴としている。
このような構成を有する請求項4に記載の発明は、前記キャップ部材と前記媒体対向面とによって形成される空間内に保湿液供給口から保湿液が供給されて、ノズルの保湿が行われるようなっている。
請求項5に記載されている発明は、請求項1に記載の記録ヘッドにおいて、前記メンテナンス機構は、前記媒体対向面に接する位置と前記媒体対向面から退避する位置との間で移動可能に設けられた吸収部材を備えたことを特徴としている。
このような構成を有する請求項5に記載の発明は、吸収部材が記録ヘッドの媒体対向面と媒体対向面から退避する位置との間で移動可能となっているので、吸収部材によってノズルをワイプし、ノズルに付着したインクを除去することができるようなっている。
請求項1に記載された発明によれば、記録ヘッドに設けられたメンテナンス機構によってノズルのメンテナンスを行うことができるので、記録ヘッドを所定のメンテナンス領域に移動させることなく適宜メンテナンス動作を行うことができる。このため、シリアルプリント方式のインクジェットプリンタのみならず、記録ヘッドがプリンタ本体に固定されたラインプリント方式のインクジェットプリンタにおいても適切にノズルのメンテナンスを行うことができる。
また、インクジェットプリンタ内部に別途メンテナンスユニット等を備えるメンテナンス領域を確保する必要がない。このため、記録ヘッドが複数化、大型化した場合でも、インクジェットプリンタの装置全体を大型化させることなく適切にメンテナンスを行うことができるという効果を奏する。
請求項2に記載された発明によれば、キャップ部材と媒体対向面との間に密閉された空間を作出するので、この空間内の空気を吸引口から吸引して内部を減圧することにより強制吸引を行うことができる。また、キャップ部材上に予備吐出を行った場合にはノズルから吐出されたインクやごみ等の吐出物を吸引口から吸引して除去することができる。これにより、インクジェットプリンタ内部に別途メンテナンス機構等を備える必要がなく、記録ヘッドが複数化、大型化した場合でも、インクジェットプリンタの装置全体を大型化させることなく適切にメンテナンスを行うことができるという効果を奏する。
請求項2に記載された発明によれば、キャップ部材によってノズルをワイプし表面に付着したインクを除去することが可能である。これにより、インクジェットプリンタ内部に別途メンテナンス機構等を備える必要がなく、記録ヘッドが複数化、大型化した場合でも、インクジェットプリンタの装置全体を大型化させることなく適切にメンテナンスを行うことができるという効果を奏する。
請求項3に記載された発明によれば、メンテナンス機構が保湿機構をも兼ねることができるので、インクジェットプリンタ内部に別途保湿機構を備えるホームポジション領域を設ける必要がない。このため、このため、記録ヘッドが複数化、大型化した場合でも、インクジェットプリンタの装置全体を大型化させることなく適切にノズルの乾燥を防いで高精彩な画像記録を行うことができるという効果を奏する。
請求項4に記載された発明によれば、記録ヘッドに設けられた吸収部材によってノズルに付着したインク又はノズルから予備吐出させたインクを吸収除去してノズルのメンテナンス動作を行うことができる。これにより、インクジェットプリンタ内部に別途メンテナンス機構等を備える必要がなく、記録ヘッドが複数化、大型化した場合でも、インクジェットプリンタの装置全体を大型化させることなく適切にメンテナンスを行うことができるという効果を奏する。
以下、図1から図4を参照しつつ、本発明に係る記録ヘッドの第一実施形態を適用したインクジェットプリンタについて説明する。
まず、図1に示すように、本実施形態において、インクジェットプリンタ1はシリアルプリント方式によるインクジェットプリンタ1であり、このインクジェットプリンタ1には、平板状に形成され記録媒体Pを非記録面から支持するプラテン2が設けられている。記録媒体Pは、図示しない搬送機構によりプラテン2の上面に沿って所定の搬送方向に搬送されるようになっている。
プラテン2の上方には、記録媒体Pの搬送方向に直交する主走査方向Xに延在する棒状のガイドレール3が設けられている。このガイドレール3にはキャリッジ4が支持されており、このキャリッジ4は、図示しない駆動機構によりガイドレール3に沿って主走査方向Xに往復移動するようになっている。
キャリッジ4には、本実施形態におけるインクジェットプリンタ1で使用される各色(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K))に対応した4つの記録ヘッド5,5…が搭載されている。なお、インクジェットプリンタ1で使用されるインクはこれに限定されず、例えば、ライトイエロー(LY)、ライトマゼンタ(LM)、ライトシアン(LC)等の色を使用することもできる。この場合には、各色に対応した記録ヘッド5,5…がキャリッジ4に搭載される。
図1から図3に示すように、各記録ヘッド5は、外形が略直方体状に形成された本体6を有しており、本体6の長手方向が互いに平行となるように主走査方向Xに並んで配置されている。また、各記録ヘッド5の記録媒体Pの記録面に対向する媒体対向面7には、インクを吐出する複数のノズル8,8…が記録ヘッド5の長手方向に直列して形成されたノズルプレート9が配設されている。
記録ヘッド5の内部には、インクを随時ノズル8,8…に供給するマニホールド14が設けられている。また、各ノズル8,8…の近傍には、マニホールド14から供給されたインクを各ノズル8,8…から吐出させるためのアクチュエータ35が設けられている。アクチュエータ35は、例えば、図示しない圧電素子の周囲に圧電素子に対して電圧を印加するための電極が設けられたものであり、電極の周囲には、電極がインクと接触することにより電気的ショートが生じることを防止するための保護膜が形成されている。なお、アクチュエータ35の構成はここに例示したものに限定されない。
各記録ヘッド5には、ノズル8,8…のメンテナンスを行うメンテナンス機構としてのキャップ部材10が記録ヘッド5の媒体対向面7を覆うように設けられている。キャップ部材10は、例えば、樹脂等の柔軟性を有する材料によって形成されており、キャップ部材10が記録ヘッド5の媒体対向面7を覆った際にキャップ部材10の周縁部が媒体対向面7に密着するようになっている。
キャップ部材10の両端部にはそれぞれ支軸11,11が設けられており、支軸11,11にはアーム12が取り付けられている。各アーム12の一端はそれぞれ記録ヘッド5の本体6の両端面に設けられたヘッド側支軸13,13に取り付けられている。アーム12は図示しない駆動機構によってヘッド側支軸13,13を支点として図3(a)に示す位置から図3(c)に示す位置まで揺動自在となっており、キャップ部材10はアーム12の揺動に伴って記録ヘッド5の媒体対向面7に沿って移動するようになっている。また、その際、キャップ部材10の両側縁部がノズルプレート9に摺接し、ノズルプレート9の表面に付着したインクをワイプにより除去するようになっている。
また、媒体対向面7の一端であってノズルプレート9の近傍にはノズル8,8…に保湿液を供給する保湿液供給口15が設けられている。保湿液供給口15は保湿液供給管16を介して保湿液を貯留する保湿液タンク18と連通している。なお、保湿液は、例えば、水や、防カビ剤、各種の溶剤等である。
保湿液供給管16の途中には、保湿液タンク18から記録ヘッド5に対する保湿液の流入を制限するための供給弁17が設けられている。供給弁17は、例えば、ソレノイドとダイヤグラム(いずれも図示せず)を備える電磁弁であり、ソレノイドの開閉によってダイヤグラム内に液体が流入又は流出することによって弁の開閉が行われるものである。なお、保湿液の流入を制限するための機構はこれに限定されず、他の構造を有する各種の弁又はその他の各種機構を用いることが可能である。
さらに、媒体対向面7の他の一端であってノズルプレート9の近傍にはノズル8,8…から吐出されたインクの吸引を行うとともに、前記キャップ部材10によって記録ヘッド5の媒体対向面7が覆われた際にキャップ部材10内の空気を吸引して媒体対向面7とキャップ部材10とによって形成された空間内の減圧を行う吸引口19が設けられている。吸引口19は吸引したインクを記録ヘッド5の外に排出するための吸引管20と接続されており、吸引管20の途中には吸引管20内の空気及びインクを吸引するための吸引ポンプ21が設けられている。吸引ポンプ21は、例えば、小型のケミカルポンプ等を用いることができるが、空気及びインクを吸引するのに十分な吸引力を確保できるものであれば足り、他の機構を適用することも可能である。
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、本実施形態において、画像記録時以外のときには、図3(a)に示すように、キャップ部材10が記録ヘッド5の媒体対向面7を覆うように位置し、キャップ部材10の周縁部が媒体対向面7に密着する。このとき、供給弁17が開いて保湿液タンク18から保湿液供給管16内に保湿液が流入し、保湿液供給口15からキャップ部材10と媒体対向面7との間に形成された空間に保湿液が注入される。これにより、ノズルプレート9に形成されたノズル8,8…が保湿液によって保湿され、乾燥から保護される。
インクジェットプリンタ1の画像記録動作が開始されると、吸引ポンプ21が動作することによってキャップ部材10と媒体対向面7との間に注入されている保湿液が吸引口19から吸引される。保湿液がすべて吸引除去されると、図3(b)に示すように、ヘッド側支軸13,13が回転することにより、アーム12が揺動し、図3(c)に示すように、アーム12に支持されたキャップ部材10がノズルプレート9にかからない画像記録動作に影響しない位置まで退避する。
キャップ部材10が所定の位置まで退避すると、記録媒体Pが搬送方向に搬送されるとともに、記録ヘッド5を搭載したキャリッジ4が主走査方向Xに沿って往復移動される。この際、所定の画像情報に基づいて所要の圧電素子に電圧が印加されることによりインク流路が圧迫されてノズル8,8…から所要の色のインクが吐出される。これにより記録媒体Pに所定の画像が記録される。
ノズル8,8…のメンテナンス動作時には、図3(a)に示すように、キャップ部材10が記録ヘッド5,5の媒体対向面7を覆うように位置させ、キャップ部材10の周縁部を媒体対向面7に密着させる。そして、吸引ポンプ21を動作させて吸引口19から空気を吸引する。これにより、キャップ部材10と媒体対向面7との間に形成された空間内が減圧され、各ノズル8,8…からインクが強制的に吸引される。吸引されたインクは空気とともに吸引口19から記録ヘッド5の外に排出される。
次に、すべての圧電素子に所定の電圧を印加することによって各ノズル8,8…からキャップ部材10に対してノズル内に残留するインクやごみ等を予備吐出させ、吸引ポンプ21を動作させることにより吐出されたインク等の吐出物を吸引口19から吸引する。
強制吸引及びインク等の予備吐出が終了すると、吸引ポンプ21による吸引動作を中止して、キャップ部材10と媒体対向面7との間に形成された空間内の減圧状態を解除する。その後、ヘッド側支軸13,13を回転させることにより、図3(b)に示すように、キャップ部材10を記録ヘッド5,5の媒体対向面7に沿って回動させる。この際、キャップ部材10の側縁部がノズルプレート9に摺接し、ノズルプレート9表面のワイプが行われてノズルプレート9表面に付着したインクが除去される。
以上のように、本実施形態においては、記録ヘッド5に設けられたキャップ部材10によってキャップ部材10と媒体対向面7との間に密閉された空間を形成し、インクの強制吸引及びインク等の予備吐出を行わせることができる。また、キャップ部材10の側縁部を用いてノズルプレート9のワイプを行うことも可能となる。これにより、インクジェットプリンタ1に別途メンテナンス機構を設けることなく、適宜ノズル8,8…のメンテナンスを行うことができる。
また、キャップ部材10と媒体対向面7との間に形成された空間に保湿液を注入することによって、ノズル8,8…の保湿を行うことができるので、別途保湿機構を設ける必要がなく、インクジェットプリンタ1の小型化を図ることができる。
なお、本実施形態において、本発明に係る記録ヘッド5を適用したインクジェットプリンタ1は、キャリッジ4に搭載された記録ヘッド5を主走査方向Xに往復移動させるとともに、記録媒体Pを搬送方向に搬送させながら、記録ヘッド5からインクを吐出させて、画像を形成するシリアルヘッド方式のインクジェットプリンタ1としたが、プリンタ本体に固定された記録ヘッド5からインクを吐出させるとともに、記録媒体Pを搬送させて、画像を形成するラインヘッド方式のインクジェットプリンタ1に適用することも可能である。ラインプリント方式のインクジェットプリンタ1は、特にロール状の記録媒体Pに対して画像記録を行う場合に、メンテナンス機構、保湿機構を設けることが困難であるが、本発明に係る記録ヘッド5を用いることにより、適宜ノズル8,8…のメンテナンス及び保湿を行うことが可能となる。
また、本実施形態においては、保湿液を供給する保湿液供給口15と、インク等の吸引を行う吸引口19とをそれぞれ記録ヘッド5の本体6の両端部に設けるものとしたが、保湿液供給口15と吸引口19を設ける位置及びその構成はこれに限定されない。例えば、図4に示すように、本体6の一端部に保湿液供給口と吸引口とを兼ねる開口部22を設けるようにしてもよい。この場合、この開口部22と接続され記録ヘッド5の外部と連通する連通管23の途中にインク等の吸引を行う吸引ポンプ24を設けるとともに、連通管23の途中であって吸引ポンプ24の設けられている位置より記録ヘッド5に近い位置に保湿液を貯留する保湿液タンク25と連通する保湿液供給管26を接続する。そして、この保湿液供給管26と前記連通管23との間に電磁弁等で構成された仕切弁27を設けることにより、連通管23への保湿液の流入を制限できるようにする。このような構成とすることにより、記録ヘッド5内部に設けられる管を少なくすることができ、記録ヘッド5の小型化をはかることが可能となる。
また、本実施形態では、キャップ部材はアームによって揺動自在に設けるのもとしたが、キャップ部材が媒体対向面に接する位置と記録動作に影響しない退避位置との間で移動する機構は、アームを用いたものに限定されず、他の機構を適用することも可能である。
また、記録媒体Pとしては、普通紙、再生紙、光沢紙等の各種紙、各種布地、各種不織布、樹脂、金属、ガラス等の種々の材質からなる記録媒体Pが適用可能である。また、記録媒体Pの形態としては、カットシート状、板状の形態の他、ロール状等の各種形態が適用可能である。
また、本実施形態では、光を照射することなく硬化するインクを使用するものとしたが、インクは必ずしもこれには限定されず、例えば、紫外線を照射することにより硬化する紫外線硬化型インクを用いて画像記録を行うものとしてもよい。紫外線硬化型インクは、重合性モノマーや光重合開始剤等として、ラジカル重合化合物を含むラジカル重合系インクと、カチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インクとに大別され、その両系のインクが本第一の実施形態に用いられるインクとしてそれぞれ適用可能であり、ラジカル重合系インクとカチオン重合系インクとを複合させたハイブリッド型インクを本実施形態に用いられるインクとして適用してもよい。紫外線硬化型インクを用いる場合には、記録ヘッド5,5よりも記録媒体搬送方向Xの下流側に紫外線光源を備える紫外線照射装置を設ける必要があり、この紫外線光源としては、例えば高圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、半導体レーザー、冷陰極管、エキシマーランプ、又はLED(Light Emitting Diode)等を適用することが可能である。また、例えば、電子線、X線、可視光線、赤外線等の電磁波といった紫外線以外の光を照射することにより硬化するインクを適用してもよい。この場合、インクには、紫外線以外の光で重合して硬化する重合性化合物と、紫外線以外の光で重合性化合物同士の重合反応を開始させる光開始剤とが適用される。また、紫外線以外の光で硬化する光硬化型のインクを用いる場合は、紫外線光源に代えて、その光を照射する光源を適用する。
また、本発明による記録ヘッド5は、オンデマンド方式でもコンティニュアス方式でも構わない。また、吐出方式としては、例えば、電気−機械変換方式(例えば、シングルキャビティー型、ダブルキャビティー型、ベンダー型、ピストン型、シェアーモード型、シェアードウォール型等)、電気−熱変換方式(例えば、サーマルインクジェット型、バブルジェット(登録商標)型等)、静電吸引方式(例えば、電界制御型、スリットジェット型等)及び放電方式(例えば、スパークジェット型等)等のうち、いずれの吐出方式を用いても構わない。
その他、本発明が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
次に、本発明に係る記録ヘッドの第二の実施形態について説明する。なお、第二の実施形態はメンテナンス機構の構成についてのみ第一の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特にメンテナンス機構の構成につき説明する。
図5に示すように、本実施形態における記録ヘッド5の本体6の両端面には、第一の実施形態と同様のヘッド側支軸28がそれぞれ設けられている。また、このヘッド側支軸28にはそれぞれアーム29が取り付けられており、アーム29は図示しない駆動機構によってヘッド側支軸28を支点として揺動自在となっている。両アーム29の他端には、記録ヘッドの長手方向に延在するプーリ(図示せず)の支軸30が支持されている。
また、記録ヘッド5の一側面には、ノズルプレート9の長手方向の長さ寸法よりも長い間隔を空けて一対の支持部材31が配置されている。支持部材31には長尺なシート状に形成された吸収部材32が巻回された元巻きローラ33と、吸収部材32を巻き取るための巻き取りローラ34とが回転自在に配設されている。元巻きローラ33から送り出された吸収部材32は前記アーム29に設けられたプーリに掛け渡され、さらにその先端が巻き取りローラ34に固定されている。巻き取りローラ34は図示しない駆動機構によって回転するようになっており、アーム29が図5(a)に示す位置から図5(b)に示す位置まで揺動することにより吸収部材32が元巻きローラ33から送り出された後、アーム29が再度、図5(a)に示す位置に戻った際には、巻き取りローラ34が回転することにより吸収部材32の巻取りを行い、吸収部材32の張力を一定に保つようになっている。このアーム29、吸収部材32、元巻きローラ33、及び巻き取りローラ34によって、本実施形態のメンテナンス機構が構成されている。
ここで、吸収部材32は、ノズルプレートの長手方向の長さ寸法よりも長い幅寸法を有し、例えば、ベルイータ(鐘紡社製商品名)等の親水処理を施した多孔質の樹脂で形成されている。なお、吸収部材32を形成する材料はこれに限定されず、例えば、インク吸収性に優れた不織布等を適用することも可能である。
なお、その他の構成は、第一実施形態のものと同様であるので、同一個所には同一符号を付してその説明を省略する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
画像記録を行う際には、図5(a)に示すように、アーム29が揺動することにより、吸収部材32が画像記録動作に影響しない位置、すなわち、吸収部材32がノズルプレート9にかからない位置まで移動し、退避する。
画像記録動作が終了し、ノズルのメンテナンスを行う際には、アーム29が図5(b)に示す位置まで揺動する。これに伴い、元巻きローラ33から吸収部材32が送り出され、図5(b)に示すようにノズルプレート9が覆われる。吸収部材32によってノズルプレート9が覆われると、すべてのノズルからインクを予備吐出させる。吐出されたインクは吸収部材32によって吸収される。また、巻き取りローラ34によって順次吸収部材32が巻き取られることによって吸収部材32によってノズルプレート9の表面が拭き取られ、ノズルプレート9に付着したインクが除去される。
以上のように、本実施形態においては、記録ヘッド5に設けられた吸収部材32上にインクを予備吐出させるとともに、吸収部材32をノズルプレート9の表面に摺接させることによってノズルプレート9のワイプ動作を行うので、別途メンテナンス機構を設けることなく簡易な構成によって記録ヘッド5のノズルのメンテナンスを行うことができる。
なお、本実施形態では、吸収部材32はアーム29の揺動によって媒体対向面7に接する位置と記録動作に影響しない退避位置との間で移動するようにしたが、吸収部材32が機構は、アーム29を用いたものに限定されず、他の機構を適用することも可能である。
また、本発明が本実施の形態に限られないことは、第一の実施形態と同様である。
本発明に係る記録ヘッドの第一の実施形態を適用したインクジェットプリンタの要部構成を示した正面図である。 本発明に係る記録ヘッドの第一の実施形態の要部構成を示した模式的な断面図である。 図3(a)は、本発明に係る記録ヘッドの第一の実施形態の要部構成を示した模式的な正面図である。図3(b)及び図3(c)は、図3(a)に示す記録ヘッドのアーム及びキャップ部材の動きを表した模式的な正面図である。 本発明に係る記録ヘッドの第一の実施形態の変形例の要部構成を示した模式的な断面図である。 図5(a)は、本発明に係る記録ヘッドの第二の実施形態の要部構成を示した模式的な正面図である。図5(b)は、図5(a)に示す記録ヘッドのアーム及び吸収部材の動きを表した模式的な正面図である。 従来の記録ヘッドを適用したインクジェットプリンタの一例の要部構成を示した正面図である。
符号の説明
5 記録ヘッド
7 媒体対向面
8 ノズル
9 ノズルプレート
10 キャップ部材
12 アーム
15 保湿液供給口
19 吸引口

Claims (5)

  1. 本体の記録媒体に対向する媒体対向面にインクを吐出するノズルを備えてなる記録ヘッドであって、
    前記本体に、前記ノズルのメンテナンスを行うメンテナンス機構を設けたことを特徴とする記録ヘッド。
  2. 前記メンテナンス機構は、前記媒体対向面に接する位置と前記媒体対向面から退避する位置との間で移動可能に設けられたキャップ部材と、前記キャップ部材と前記媒体対向面とによって形成される空間内の空気及び前記ノズルから吐出された吐出物を吸引可能な吸引口とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の記録ヘッド。
  3. 前記キャップ部材は、前記ノズルに摺接可能な周縁部を有することを特徴とする請求項2に記載の記録ヘッド。
  4. 前記キャップ部材と前記媒体対向面とによって形成される空間内に保湿液を供給する保湿液供給口を設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の記録ヘッド。
  5. 前記メンテナンス機構は、前記媒体対向面に接する位置と前記媒体対向面から退避する位置との間で移動可能に設けられた吸収部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の記録ヘッド。
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