JP2005343195A - Truck transporting device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、台車を物品の搬送に用いる台車搬送装置に関する。 The present invention relates to a cart transport apparatus that uses a cart for transporting articles.
近年、車両組立工場においては、大掛かりな設備投資を必要としないことに加え、生産変更や工程変更に比較的容易に対応できることから、台車上で組立を行う、いわゆる台車組立方式が多く採用されている。図6は、そのような台車組立方式の組立ラインの一例を示したもので、2つの直線ラインA、Bを一つの搬送ラインLにて閉ループに結び、この搬送ラインL上に配置した多数の台車(組立台車)10を、各直線ラインA、B上に設定した複数の組立工程に順次移動させて、該台車10上で必要な組立を行い、後段の直線ラインBで組立を終えた製品を台車10から搬出した後、空の台車10を前段の直線ラインAの先頭に戻すようにしている。
In recent years, vehicle assembly factories do not require large-scale capital investment, and can cope with production changes and process changes relatively easily. Yes. FIG. 6 shows an example of an assembly line of such a cart assembly system. Two straight lines A and B are connected in a closed loop by one transport line L, and a number of lines arranged on the transport line L are connected. A product in which the carriage (assembly carriage) 10 is sequentially moved to a plurality of assembly steps set on each of the straight lines A and B, the necessary assembly is performed on the
このような台車組立方式の組立ラインにおいて、上記台車10を走行させるための台車搬送装置は、一般には図7および図8に示されるように、台車10として車輪(4輪)11を備えた単純なものを用い、搬送ラインLに沿ってフロア上に敷設したガイドレール12に、台車10の下面にその走行方向に離間して設けた2つのガイドピン(ガイド部材)13を係合させ、台車10を、前記2つのガイドピン13により一定姿勢に維持しながらガイドレール12に沿って走行させる構造となっていた。ここで、台車10に2つのガイドピン13を設けているのは、台車10の姿勢を一定に維持することに加え、搬送ラインLのライン間搬送部L´の両側に設定される湾曲部L″を円滑にカーブ走行させるためである。図8には、前記湾曲部L″を走行中の台車10が示されており、2つのガイドピン13による2点ガイドにより台車10は該湾曲部L″を円滑にカーブ走行できるようになっている。なお、台車10の駆動方式としては、例えば、図7に示されるように、搬送ラインLに沿ってフロアに形成したピット14内に駆動用チェーンコンベヤ15を配設し、このチェーンコンベヤ15に取付けたプッシャ16を前記2つのガイドピン13に係合させて、台車10をけん引するけん引方式が多く採用されている。
In such an assembly line of the bogie assembly system, the bogie transport device for running the
ところで、上記した直線ラインA、Bで組立を行うには、各工程に多くの組付部品を供給する必要があり、このため、例えば、図6に示されるように2つの直線ラインAとBとの間に部品供給用通路Tが設定される場合がある。この場合、上記搬送ラインLのライン間搬送部L´が前記通路Tを横切ることとなり、上記したガイドレール12とガイドピン13とを含む台車搬送装置を用いる場合は、フロア上に突出するガイドレール12が前記通路Tの通行の大きな障害となる。
By the way, in order to assemble with the above-described straight lines A and B, it is necessary to supply many assembly parts to each process. For this reason, for example, as shown in FIG. The part supply passage T may be set between the two. In this case, the inter-line conveyance portion L ′ of the conveyance line L crosses the passage T, and when using the cart conveyance device including the
このため従来は、例えば、通路Tの部分でガイドレール12を分断して、この間はガイドなしで台車10を走行させることを行っていた。しかし、この場合は、ガイドレール12の拘束からガイドピン13が外れるため、台車10の姿勢が変化してしまい、後続のガイドレール12にガイドピン13を円滑に係合させることが困難になる。また、例えば、ガイドレール12を直線ラインA、Bを含む直線部分に限定して、両直線部分の間を半地下に設置したスラットコンベヤにより移送(トラバース)する対策、あるいは両直線部分の間をオーバーヘッドコンベヤに高所移送する対策もあったが、このような対策では、設備が大がかりとなって設置コストが嵩み、その上、固定設備となるため、組立ラインの改造(ライン延長、ライン短縮等)に容易に対応できない。
Therefore, conventionally, for example, the
一方、特許文献1には、図9に示されるように、壁面1に沿って敷設したガイドレール2を通路3の部分で分断すると共に、台車(自走台車)4の側部に台車走行方向に離隔して3組のガイドローラ5、6、7を配設し、これらガイドローラ(ガイド部材)5、6、7の3組の離隔ピッチPをガイドレール2の切断長さWよりも大きいピッチに設定した物品搬送装置(台車搬送装置)が記載されている。この装置によれば、通路3の部分でも、3組のガイドローラ5、6、7のうちの2組がガイドレール2に係合するので、台車4を一定姿勢に維持しながら通路2を横断させることができる。
On the other hand, in
なお、この種の台車搬送装置としては、床面に敷設した走行誘導テープに沿って台車(AGV)を自走させるものもある(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献1に記載された台車搬送装置によれば、台車4が、その走行方向の前後に設けた3組のガイドローラ5、6、7をガイドレール2に係合させて走行するため、図8に示したように搬送ラインLに湾曲部L″が存在する場合に、該湾曲部L″をカーブ走行できず、上記した閉ループに構成される組立ラインへの適用は不可能となる。
However, according to the cart conveyance device described in
また、AGV方式の台車搬送装置によれば、台車に自走および操舵のための様々な機構を装備しなければならないため、台車自体がきわめて高価となり、そのメンテナンスも面倒になって、多数の台車を必要とする場合は、コスト負担が著しく増大する。 In addition, according to the AGV type cart transport device, since the cart must be equipped with various mechanisms for self-propelling and steering, the cart itself is extremely expensive, and its maintenance is troublesome, and many carts are required. Cost is significantly increased.
本発明は、上記した技術的背景に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、大掛かりな設備に頼ることなくかつ搬送ラインのレイアウトに制約を受けることなく、他の通路を障害なしに横断できる台車搬送装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above-described technical background, and the problem is that it does not depend on large-scale equipment and is not restricted by the layout of the transfer line, and without other obstacles. An object of the present invention is to provide a cart transport apparatus that can cross.
上記課題を解決するため、本発明は、台車に設けた2つのガイド部材をガイドレールに係合させて、該台車を前記ガイドレールに沿って一定姿勢で走行させる台車搬送装置であって、前記ガイドレールが台車走行路と交差する通路部分で分断されているものにおいて、前記通路部分を挟んだ台車走行方向の手前側および奥側に、前記ガイドレールと平行にかつ台車走行方向と交差する方向に位置をずらして2本の副ガイドレールを配設し、前記台車には、前記手前側の副ガイドレールに係合可能な少なくとも2つの第1副ガイド部材と前記奥側の副ガイドレールに係合可能な少なくとも2つの第2副ガイド部材とを台車走行方向に位置をずらして設け、前記第1副ガイド部材と前記第2副ガイド部材との相互間で、台車走行方向に対して最前列および最後列となるガイド部材同士の間隔を、前記通路部分の幅よりも大きく設定したことを特徴とする。 In order to solve the above-mentioned problem, the present invention is a cart transport device that engages two guide members provided on a cart with a guide rail, and causes the cart to travel in a constant posture along the guide rail, A direction in which the guide rail is divided by a passage portion intersecting with the carriage travel path, in a direction parallel to the guide rail and intersecting the carriage travel direction, on the near side and the rear side of the carriage running direction across the passage portion. Two sub guide rails are disposed at different positions, and the carriage has at least two first sub guide members engageable with the front side sub guide rail and the back side sub guide rail. At least two second sub-guide members that can be engaged are provided with their positions shifted in the cart traveling direction, and the first sub-guide member and the second sub-guide member are located at the forefront with respect to the cart traveling direction. And the spacing between the guide members to each other as the last column, characterized by being larger than the width of the passage portion.
上記のように構成した台車搬送装置においては、台車走行路と交差する通路部分では、台車に設けた少なくとも2つの第1副ガイド部材と少なくとも2つの第2副ガイド部材との何れ一方が対応する副ガイドレールに交互に係合することで、台車を一定姿勢に維持しながら通路部分を横断させることができる。しかも、副ガイドレールと副ガイド部材とを追加するだけなので、複雑で大掛かりな設備は不要となる。また、台車の走行案内は、従来と同様にガイドレールに対する2つのガイド部材の係合により行うので、搬送ラインに湾曲部があっても、台車を円滑にカーブ走行させることができる。 In the cart conveyance device configured as described above, at a passage portion intersecting with the cart traveling path, one of at least two first sub guide members and at least two second sub guide members provided on the cart corresponds. By alternately engaging the sub guide rails, the passage portion can be traversed while maintaining the carriage in a fixed posture. In addition, since only the auxiliary guide rail and the auxiliary guide member are added, complicated and large-scale equipment is not required. Further, since the traveling guide of the carriage is performed by the engagement of the two guide members with the guide rail as in the conventional case, the carriage can be smoothly curved even if the conveyance line has a curved portion.
本発明に係る台車搬送装置によれば、簡単な部材を追加するだけで、他の通路を無害の状態で横断できるので、その設置に要するコスト負担は大幅に軽減し、設備の改造にも容易に対応できる。また、台車のカーブ走行も自由となるので、搬送ラインのレイアウトの自由度が高まり、例えば、閉ループに構成される組立ラインにも有効に適用できて、その利用価値は著しく増大する。 According to the cart transportation device according to the present invention, it is possible to traverse other passages harmlessly by adding a simple member, so that the cost burden required for the installation is greatly reduced and the facility can be easily modified. It can correspond to. Further, since the carriage can be freely curved, the degree of freedom of the layout of the transfer line is increased. For example, it can be effectively applied to an assembly line configured in a closed loop, and its utility value is remarkably increased.
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図4は、本発明の一つの実施形態としての台車搬送装置を示したものである。本台車搬送装置は、前記図6に示した台車組立方式の組立ラインに適用されるもので、車輪11を有する台車10、ガイドレール12およびガイドピン(ガイド部材)13を含む基本構成は従来と同じであるので、ここでは、前記図7および図8に示した部分と同じ部分に同一符号を付すこととする。
The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
1 to 4 show a cart transport apparatus as one embodiment of the present invention. The present cart transport device is applied to the cart assembly system assembly line shown in FIG. 6, and the basic configuration including the
本実施形態において、上記台車10は、ワークとしての車体を脱着可能に支承する治具(図示略)を上面に配置した矩形の台車本体20の下面に4つの車輪11を設けている。車輪11は、その4輪の全てが前記台車本体20に垂直軸21(図3)を中心に旋回可能に取付けられており、台車10は任意の方向へ自由に走行できるようになっている。上記ガイドレール12は、前記直線ラインAとB(図6)とを閉ループに結ぶ搬送ラインLに沿って設定した台車走行路22のほぼ中心線上に設置されている。ガイドレール12は、ここでは所定の間隙を有して対立する一対のフレーム12aからなっており、台車10側の2つのガイドピン13がこの一対のフレーム12aの間隙に摺動可能に挿入される。一方、前記2つのガイドピン13は、台車10の幅方向の中心線C上に所定の間隔で設置されており、これにより、台車10は、その幅方向の中心でガイドされながらガイドレール12に沿って一定姿勢で搬送方向(台車走行方向)Fへ走行するようになる。
In the present embodiment, the
上記ガイドレール12は、台車走行路22と交差する通路Tの部分で、該通路Tの幅Wの分だけ分断されている。また、台車走行路22上の、前記通路Tに対する手前側部分および奥側部分には、2本の副ガイドレール23、24が敷設されている。この2本の副ガイドレール23、24は、前記ガイドレール12(以下、これを主ガイドレール12という)の両側に、該主ガイドレール12の切断面に一端を揃えて配置されると共に、それぞれの他端が搬送ラインLの湾曲部L″にかからないようにそれぞれの長さが設定されている。一方、台車本体20の下面には、前記手前側の副ガイドレール23(以下、これを第1副ガイドレール23という)に係合可能な2つの第1副ガイドピン25と前記奥側の副ガイドレール22(以下、これを第2副ガイドレール22という)に係合可能な2つの第2副ガイドピン26とが設けられている。第1、第2副ガイドレール23、24は主ガイドレール12と同様に一対のフレーム23a、24aからなっており(図4)、台車10側の各2つの第1、第2副ガイドピン25、26が一対のフレーム23a、24aの間隙に摺動可能に挿入される。
The
上記各2つの副ガイドピン25、26は、前記主ガイドレール12に係合するガイドピン13(以下、これを主ガイドピン13という)が配置された台車中心線Cを間にする平行線C1,C2上に配置されている。これら副ガイドピンのうち、第1副ガイドピン25は台車走行方向Fの後側となる、台車10の左側後部に、第2副ガイドピン26は台車走行方向Fの前側となる、台車10の右側前部にそれぞれ配置されている。また、第1副ガイドピン25と第2副ガイドピン26との相互間において、台車走行方向Fに対して前列となるガイドピン同士の間隔S1並びに後列となるガイドピン同士の間隔S2(図2)が、通路T部分の幅Wよりもわずか大きく設定されている。
Each of the two sub guide pins 25 and 26 is a parallel line C1 having a cart center line C on which a
本実施形態において、台車10の駆動方式としては、前記直線ラインA、B内では前記図7に示したチェーンコンベヤ15による駆動方式をそのまま採用しているが、搬送ラインLの、湾曲部L″を含むライン間搬送部L´では、フリクションローラドライブ方式を採用している。図1中、30は、このフリクションローラドライブ方式の駆動機構を構成するフリクションローラであり、該フリクションローラ30を回転させながら台車本体20の側面に摩擦接触させることで、台車10に推力が付与される。この場合、前記搬送ラインLの湾曲部L″に対応して配置されるフリクションローラ30については、例えば揺動レバー(図示略)に支持させて、常時台車10に接触させるようにし(図1に2点鎖線で示す)、これによりカーブ走行時にも確実に台車10に推力が付与される。
In the present embodiment, as the driving method of the
以下、上記のように構成した台車搬送装置の作用を図5も参照して説明する。
直線ラインAまたはBを通過した台車10は、フリクションローラ30から推力を受けて搬送ラインLの湾曲部L″をカーブ走行しながらライン間搬送部L´に至る(図1)。この時、台車10は、2つの主ガイドピン13を主ガイドレール12に係合させているので、2点ガイドにより該湾曲部L″を円滑にカーブ走行する。台車10が通路Tの直前に達した状態で(図1)、左側後部の2つの第1副ガイドピン25は、第1副ガイドレール23と一直線上に位置決めされており、この状態から台車10が前進すると、2つの第1副ガイドピン25が第1副ガイドレール23を構成する2つのフレーム23aの間隙に入り込む。
Hereinafter, the operation of the cart conveyance device configured as described above will be described with reference to FIG.
The
その後、台車10が前進すると、2つの主ガイドピン13が主ガイドレール12から順次離脱し、遂には図5(1)に示されるように、主ガイドピン13の全てが主ガイドレール12から離脱する。しかし、この段階では、2つの第1副ガイドピン25が第1副ガイドレール23に係合しているので、台車10は、一定姿勢を維持しながら前進する。
Thereafter, when the
続いて、図5(2)に示されるように2つの第1副ガイドピン25のうち、前列の1つが第1副ガイドレール23から離脱する。しかし、第1副ガイドピン25と第2副ガイドピン26とは、前記したように前列に配置されたもの同士の間隔S1(図2)が通路T部分の幅Wよりもわずか大きく設定されているので、前記した前列の第1副ガイドピン25が第1副ガイドレール23から離脱する直前で、第2ガイドピン26の前列に位置するものが第2副ガイドレール24に入り込む。したがって、同図(2)に示されるように台車10が通路Tを完全に跨いだ状態では、後列の第1副ガイドピン25と前列の第2副ガイドピン26とにより台車10がガイドされ、この結果、台車10は、依然として一定姿勢を維持しながら前進を続ける。
Subsequently, as shown in FIG. 5B, one of the front rows of the two first sub guide pins 25 is detached from the first
さらに、台車10が前進すると、図5(3)に示されるように、2つの第1副ガイドピン25の全てが第1副ガイドレール23から離脱する。しかし、第1副ガイドピン25と第2副ガイドピン26とは、前記したように後列に配置されたもの同士の間隔S2(図2)が通路T部分の幅Wよりもわずか大きく設定されているので、第1副ガイドピン25の全てが第1副ガイドレール23から離脱する直前に、第2副ガイドピン26の後列に位置するものが第2副ガイドレール24に入り込む。すなわち、同図(3)に示されるように2つの第2副ガイドピン26が第2副ガイドレール24に係合し、これにより台車10は、2つの第2副ガイドピン26と第2副ガイドレール24とによりガイドされて、一定姿勢を維持しながら前進を続け、この間、2つの主ガイドピン12が、主ガイドレール12に順次入り込む。その後、第2副ガイドピン26の全てが第2副ガイドレール24から離脱し、以降、主ガイドピン12と主ガイドレール12とによる汎用のガイドで台車10は搬送ラインL上を一定姿勢で走行する。
Further, when the
本実施形態においては、主ガイドレール12および2本の副ガイドレール23、24が台車走行路22上に敷設されると共に、主ガイドレール12に係合する主ガイドピン13と各副ガイドレール23、24に係合する副ガイドピン25、26とが、台車本体20の下面(台車の枠内)に一括して設けられているので、台車走行路22を台車10の幅に合せた必要最小限の幅に設定することができ、スペース的な無駄がない。
In the present embodiment, the
また、2本の副ガイドレール23、24が主ガイドレール12の両側に配置されると共に、該各副ガイドレール23、24に係合する副ガイドピン25、26が前記主ガイドレール12に係合する主ガイドピン13が配列された中心線Cを間にする平行線C1,C2上にそれぞれ配置されているので、既存の主ガイドレール12および主ガイドピン13に全く変更を加える必要がなく、したがって、新設はもちろん改造に要するコスト負担は著しく軽減する。
Two
さらに、搬送ラインLの湾曲部L″を含むライン間搬送部L´では、フリクションローラ30により台車10を走行させるようにしているので、前記ライン間搬送部L´には、チェーンコンベヤ15を配置するためのピット14(図7)が不要になり、組立ラインの改造(ライン延長、ライン短縮等)に容易に対応できる。
Further, since the
ここで、第1、第2副ガイドレール23、24は、上記したように搬送ラインLの湾曲部L″にかからないように配置されているので、各副ガイドレール23に対する各副ガイドピン25、26の係合が台車10のカーブ走行の障害になることはない。したがって、各副ガイドピン25、26は、上記実施形態のごとく2つに限定されず、3つ以上設けてもよいものである。各副ガイドピン25、26の数を増した場合は、通路T部分を横断する際の台車10の走行がより安定する。
Here, since the first and second
なお、上記実施形態においては、主ガイドレール12の両側に2本の副ガイドレール23、24を配置するようにしたが、これら副ガイドレール23、24は主ガイドレール12の片側に配置してもよい。また、上記実施形態においては、主ガイドレール12および2本の副ガイドレール23、24の全てを台車搬送路22上に敷設したが、本発明は、これらガイドレールの全てまたは一部を台車搬送路22の外側に設置してもよいものである。ただし、台車搬送路22の外側に設置した場合は、台車10に側方へ延びる延長部を設けて、該延長部に対応するガイドピン13、25、26を配設する必要がある。
In the above embodiment, the two
また、上記実施形態においては、台車10をガイドするガイド手段として、2つのフレーム12a、25a、26aの間隙にガイドピン13、25、26を挿入させるピンガイド構造を採用したが、このガイド手段の構造は任意であり、例えば、図9に示されるように、ガイドローラ組でガイドレールを挟むローラガイド構造を採用することができることはもちろんである。
In the above embodiment, a pin guide structure in which the guide pins 13, 25, 26 are inserted into the gaps between the two
さらに、上記実施形態においては、搬送ラインL内の湾曲部L″を含むライン間搬送部L´でフリクションローラ30により台車10を走行させるようにしたが、従来と同じく、全搬送ラインLにチェーンコンベヤを配設して、該チェーンコンベヤにより台車10をけん引させるようにしてもよい。また、台車10は、その車輪11の少なくとも1輪を駆動輪として、自走式として構成してもよい。
Furthermore, in the above-described embodiment, the
10 台車
11 車輪
12 主ガイドレール(ガイドレール)
13 主ガイドピン(ガイド部材)
22 台車走行路
23 第1副ガイドレール
24 第2副ガイドレール
25 第1副ガイドピン(第1副ガイド部材)
26 第2副ガイドピン(第2副ガイド部材)
L 搬送ライン
T 通路
10
13 Main guide pin (guide member)
22
26 Second sub guide pin (second sub guide member)
L transfer line T passage
Claims (4)
The cart transportation apparatus according to any one of claims 1 to 3, wherein the cart is an assembly cart that circulates on an assembly line configured in a closed loop.
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